JP2013158331A - Sweet potato vine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、甘藷(さつまいも)の茎葉(以下、これを「甘藷つる」という)を家畜用飼料として有効に利用するために、これを収穫する作業機(甘藷つる収穫機)に関するものであり、甘藷つるの刈り取り速度(単位時間当たりの刈り取り量)の著しい変動に拘わらず、刈り取られた甘藷つるを中継コンベアによって細断カッターにスムーズかつ確実に送り込むことができるものである。 This invention relates to a working machine (a sweet potato vine harvesting machine) that harvests the stems and leaves of sweet potato (hereinafter referred to as “sweet potato vine”) as an effective feed for livestock, Regardless of significant fluctuations in the cutting speed (the amount of cutting per unit time) of the sweet potato vine, the cut sweet vine can be smoothly and reliably fed to the shredding cutter by the relay conveyor.
甘藷つるを刈り取り細断して収穫する甘藷つる収穫機は既に公知であり(特許文献1,特許文献2)、中継コンベアをベルトコンベア式コンベアで構成したものが特許文献1に記載されており、さらに中継コンベアをローラコンベア式中継コンベアで構成したものが特許文献2に記載されている。
この出願の発明は特許文献2に記載されている従来技術を前提とするものである(以下、これを「前提技術」という)。
上記前提技術の概要は次のとおりである。
A sweet vine harvesting machine that cuts and shreds the sweet potato vine and harvests it is already known (Patent Document 1, Patent Document 2), and a relay conveyor constituted by a belt conveyor type conveyor is described in Patent Document 1, Further,
The invention of this application is based on the prior art described in Patent Document 2 (hereinafter referred to as “premise technology”).
The outline of the base technology is as follows.
車体フレーム1の前方に刈り取り装置のフレーム2が上下動自在に支持されており、当該フレーム2にコンベアフレーム30が上下動自在に支持されている。また、上記フレーム2の前方に左右のスクレーパー10があり、その後方に左右のサイドカッター5があり、当該サイドカッター5の後方(図面上はほぼ横)に掻き上げ装置4がある。
上記コンベアフレーム30の先端に掻き上げ装置4があり、当該掻き上げ装置4の後方に引き上げ搬送コンベア3があり、引き上げ搬送コンベア3の後方にローラコンベア式中継コンベア7がある。
A
There is a scraping device 4 at the tip of the
さらに、上記ローラコンベア式中継コンベア(以下、これを単に「中継コンベア」ということもある)は上方の押し込みコンベアと下方の送りコンベアとによるものであり、送りコンベア72、押し込みコンベア74は共に隣接した2つのコンベアローラによるものである。そして、当該コンベアローラの外周に歯付きの掻き込み爪が多数設けられている。
Further, the roller conveyor type relay conveyor (hereinafter sometimes simply referred to as “relay conveyor”) is composed of an upper pushing conveyor and a lower feeding conveyor, and the
そして、甘藷つるを掻き上げて畝W(図2参照)の中央に掻き寄せる掻き上げ装置4、甘藷つるの根元を引き上げ搬送コンベア3の先端で掴んだ直ぐ後に切断する根切りカッター6、甘藷つるを引っ張って引き寄せながら斜め上方に搬送する引き上げ搬送コンベア3、引き上げ搬送コンベア3から解放された甘藷つるを引き取り、そして細断カッター8に押し込むローラコンベア式中継コンベア7、さらに、甘藷つるを細断する細断カッター8が順に後方に配置されている。
Then, a scraping device 4 that scoops up the sweet potato vine and rakes it to the center of the ridge W (see FIG. 2), a root cutting cutter 6 that pulls up the root of the sweet potato vine and grips it immediately after grabbing it at the tip of the conveyor 3, Pulling up and pulling up, the lifting conveyor 3 that conveys obliquely upward, picking up the sugarcane vines released from the lifting conveyor 3, and roller roller
スクレーパー10、サイドカッター5が掻き上げ装置4の前方(図面上はほぼ横)にあり、まず、甘藷つるがすくい上げられ、次いでサイドカッター5によって畝の両側で切断され、畝毎に切り離されるので、甘藷つるは畝の中央に容易に掻き寄せられ、引き上げ搬送コンベア3の先端に向けて案内される。
また、引き上げ搬送コンベア3の搬送ベルトコンベア31の先端近傍に円盤状の根切りカッター6が配置されていて、搬送ベルトコンベア31の先端に甘藷つるの根元が捕捉された直後に根切りされるように構成されている。
Since the
Further, a disc-shaped root cutting cutter 6 is disposed in the vicinity of the front end of the
甘藷つる収穫機が畝Wを跨いで前進すると、スクレーパー10の先端が畝Wの両側の溝の底に沿って前進し、甘藷つるをすくい上げ、サイドカッター5の高さまで押し上げる。そして、甘藷つるY(図6参照)がサイドカッター5に達したときに同サイドカッター5で切断され、これによって他の畝の甘藷つるから切り離される。
When the sweet potato harvester moves forward across the ridge W, the tip of the
甘藷つるはその下部を搬送ベルトコンベア(又は搬送チェンコンベアでも可)31によって斜め上方に引き上げられるとき、引き寄せられつつ上方の搬送チェンコンベア32に引き込まれる。そして、搬送チェンコンベア32に引き込まれると、その甘藷つるに搬送チエンコンベア32の角33が横から突っ込まれこれで引っかけられて引き上げられる。
以上のように、甘藷つるYはその下部を搬送ベルトコンベア31で把持されて引き上げられ、上方部分を搬送チェンコンベア32で軽く捕捉され、角33に引っかけられて同速度で引き上げられる。したがって、甘藷つるYの上部が下部と一緒に引き上げられ、引き上げ搬送コンベア3の上端まで確実に引き上げられる。
When the lower part of the candy vine is pulled up obliquely upward by a conveyor belt conveyor (or a conveyor chain conveyor) 31, it is drawn into the upper
As described above, the lower part of the candy vine Y is gripped and lifted by the
甘藷つるYは引き上げ搬送コンベア3の上端まで搬送され、当該コンベア3の上端で解放される。そして、甘藷つるYは引き上げ搬送コンベア3の上端で解放されるとそこで停滞するが、このときローラコンベア式中継コンベア7に引き取られ、当該ローラコンベア式中継コンベア7の出口まで搬送され、当該出口から細断カッター8に向けて押し出される。すなわち、引き上げ搬送コンベア3の上端で解放された甘藷つるYは、中継コンベア7の送りコンベア(下方のコンベア)72と押し込みコンベア(上方のコンベア)74によって上下から捕捉され、これらのコンベアローラ72a,72bで上側及び下側から引っかけられて引っ張られ、そして出口から押し出され、これによって、細断カッター8の送りローラ81に積極的に押し込まれることになる。
The sweet potato Y is transported to the upper end of the pulling conveyor 3 and released at the upper end of the conveyor 3. And when the candy vine Y is released at the upper end of the lifting and conveying conveyor 3, it stagnates there, but at this time it is taken up by the roller conveyor
甘藷つるYは柔らかくて巻き付き易いので、直ぐコンベアローラ72a,74aに巻き付いて膨らみ、運転の障害になるが、例えば、コンベアローラ72aに巻き付くとその甘藷つるが隣接する他のコンベアローラ72bの掻き込み歯72Tに接触し、これで切断されてコンベアローラ72aから分離されるので、これが重ねて巻き込まれることはなく、したがって、巻き込まれて膨らんで運転の障害になることはない。押し込みコンベア74の押し込みコンベアローラ74aについても同様である。
それゆえ、引き上げ搬送コンベア3から細断カッター8への中継は円滑、確実になされる。
Since the sweet vine Y is soft and easy to wind, it immediately winds around the
Therefore, the relay from the pulling conveyer 3 to the
〔従来技術における問題点〕
以上が上記前提技術たる従来技術の基本構成であるが、この従来技術は中継コンベア7が下方の送りコンベアと上方の押し込みコンベアとによるローラコンベア式コンベアであり、次のような技術的問題がある。
[Problems in the prior art]
The above is the basic configuration of the prior art, which is the above-mentioned prerequisite technology. In this prior art, the
畝に沿って刈り取って甘藷つるを収穫するとき、単位時間当たりの甘藷つるの刈り取り量が圃場全体に亘って安定していて引き上げ搬送コンベア7の上端から解放される甘藷つるの塊の大きさが比較的に安定していれば、中継コンベア7の先端での取り込み、後方への搬送及び後端からの押し出しはスムーズになされるので格別の問題はない。しかし、実際の圃場では、甘藷つるの繁茂状況は一様ではなく、圃場の如何によりまた同じ圃場内の日照の違いや、肥沃の違いなどのために場所によって甘蔗つるの密度のばらつきが大きく、このために単位時間当たりの甘藷つるYの刈り取り量(刈り取り速度)が大きく異なる。このために、引き上げ搬送コンベア3で搬送される甘藷つるの塊の大きさが、瞬間的に過大になることがあり、反対に過小になることがある。そうすると、中継コンベアへの引き込み、搬送がスムーズになされなくなることがある。
When harvesting sweet vines by cutting along the straw, the amount of sweet potato vines harvested per unit time is stable over the entire field and the size of the sweet potato vine mass released from the upper end of the
すなわち、甘藷つるYの塊が大きすぎると中継コンベア7の入り口で詰まって停滞し、少なすぎると送りコンベア72、上方の押し込みコンベア74に対して浮いてしまってこれら両コンベアによる甘藷つるに対する搬送力がなくなり、中継コンベアで停滞することになる。
That is, if the lump of candy vine Y is too large, it is clogged and stagnated at the entrance of the
圃場での甘藷つるYの粗密の違いが極めて著しい場合は引き上げ搬送コンベア3から中継コンベア7への引き渡しが安定せず、このため中継コンベア7の入り口で停滞し、あるいは中継コンベア内で停滞することがあるのは以上のとおりである。
When the difference in density between the sweet vines Y in the field is extremely significant, the transfer from the lifting and conveying conveyor 3 to the
〔技術的課題〕
そして上記の問題は、甘藷つるの単位時間当たりの刈り取り量が大きく変動するとき、従来技術の中継コンベア7が甘藷つるを安定的に搬送することができなくなるために生じる問題である。
そこでこの発明は、甘藷つるの単位時間当たりの刈り取り量の著しい変動に関わらず中継コンベア7が甘藷つるを確実に引き込み、搬送し、細断カッター8の送りローラ81に送り込めるように、中継コンベアの搬送機構を工夫することをその課題とするものである。
[Technical issues]
The above problem is a problem that occurs when the amount of reaping per unit time of candy vines fluctuates greatly and the
Therefore, the present invention provides a relay conveyor so that the
上記課題解決のための手段は、次の(A)を前提として(イ)〜(ハ)の手段によるものである。
すなわち、
〔前提事項〕
(A)車体フレーム1の前方に刈り取り装置のフレーム2が上下動自在に支持されており、当該フレーム2にコンベアフレーム30が上下動自在に支持されており、
上記フレーム2の前方に左右のスクレーパー10があり、その後方に左右のサイドカッター5があり、当該サイドカッター5の後方に掻き上げ装置4があり、
上記コンベアフレーム30の先端に上記掻き上げ装置4があり、当該掻き上げ装置4の後方に引き上げ搬送コンベア3があり、引き上げ搬送コンベア3の直ぐ後方にローラコンベア式中継コンベア7があり、
また、上記サイドカッター5、上記掻き上げ装置4、引き上げ搬送コンベア3、上記ローラコンベア式中継コンベア7が前後方向に一直線状に配置されており、
上記掻き上げ装置4で掻き上げられ掻き寄せられた甘藷つるの根元を引き上げ搬送コンベア3の先端で掴んだ直ぐ後にこれを切断する根切りカッター6が上記フレーム2の先端部の下方にあり、
上記ローラコンベア式中継コンベア7が下方の送りコンベア72と上方の押し込みコンベア74からなり、上記送りコンベア72が前後複数のコンベアローラによるものであり、また、押し込みコンベア74が前後複数のコンベアローラによるものであり、
上記ローラコンベア式中継コンベア7の直ぐ後方に細断カッター8がある甘藷つる収穫機であること。
The means for solving the above problems are based on the means (a) to (c) on the premise of the following (A).
That is,
[Prerequisites]
(A) The
There are left and
There is the scraping device 4 at the tip of the
The
A root-cutting cutter 6 that cuts the root of the sweet potato picked up by the scraping device 4 and picked up at the tip of the transport conveyor 3 immediately below is cut below the tip of the
The roller conveyor
It is a sweet vine harvesting machine with a shredding
〔特徴事項〕
(イ)上記ローラコンベア式中継コンベアの左右両側に左右一対の縦コンベアローラ73a,73bがあり、
(ロ)上記縦コンベアローラ73a,73bの外周に螺旋状突部73hがあり、当該螺旋状突部73hの螺旋方向が縦ロールの順方向回転で下方へ押し下げる力を生じる方向であり、
(ハ)上記縦コンベアローラ73a、74aによって、ローラコンベア式中継コンベア内の甘藷つるの後方への送りを助勢するとともに下方へのスラスト(押す力)を生じるようになっていること。
[Features]
(A) There are a pair of left and right
(B) There is a
(C) The
甘藷つるYの塊が引き上げ搬送コンベア3でその上端まで搬送され、当該上端で解放されてローラコンベア式中継コンベア7に引き渡される。
上記ローラコンベア式中継コンベア7の送りコンベア72のコンベアローラ72a,72b、押さえ込みコンベア74のコンベアローラ74a,74bは送り方向に回転しているので、引き上げ搬送コンベア3の上端で解放された甘藷つるYの塊は、最先のコンベアローラ72a,74aで取り込まれ、後続のコンベアローラ72b,74bで後方に送られて細断カッター8の引き込みローラ81に向けて押し出される。
The lump of sweet vine vine Y is pulled up and conveyed to the upper end of the conveyor 3, released at the upper end, and delivered to the roller conveyor
Since the
また、縦コンベアローラ73a,73bは送り方向に回転しており、中継搬送コンベア7の搬送路内の甘藷つるの塊の左右側部に作用して後方への送りを助勢する。このとき上記螺旋状突部によるスラスト(押す力)Sによって甘藷つるの塊が下方に押さえられる。したがって、中継コンベア7の入り口に取り込まれた甘藷つるの塊は、縦コンベアローラ73a,73bの螺旋状突部73hによって下方に押されて送りコンベア72のコンベアローラ72a,72bに押しつけられる。
そして、左右の縦コンベアローラ73a,73bによる甘藷つるYの塊に対する下方への押しつけ力が当該塊の大小に関わりなしに甘藷つるYに作用するので、甘藷つるYの塊は常に下方の送りコンベア72のコンベアローラ72a,72bに押しつけられ、下方のコンベアローラ72a,72bによる送りコンベア72の送りが常に甘藷つるに作用する。
Further, the
And since the downward pressing force against the lump of sweet potato vine Y by the left and right
また、送りコンベア72の後方のコンベアローラ72bは付勢バネ(図示略)に抗して下方に可動に構成されており(前提技術と同じ)、また、押さえ込みコンベア74の前方のコンベアローラ74aが付勢バネに抗して上方に可動に構成されている。そして、 甘藷つるの塊が大きすぎるときは前方のコンベアローラ74aが付勢バネに抗して押し上げられる(前提技術と同じ)ので、甘藷つるの塊はさらにスムーズに引き込まれ、また、送りコンベア72の後方にコンベアローラ72bが押し下げられるので、後方にスムーズに送られる。
なお、送りコンベア72、押し込みコンベア74のコンベアローラは前後2つに限られるものではないが、ローラコンベア式中継コンベア7をなるべく短くするには、前後2つであるのが好ましく、3つ以上である必要はない。
Further, the
The number of conveyor rollers of the
次いで、図示の実施例を図1〜図8を参酌して説明する。なお、この実施例の基本構成は上記前提技術と同じである。したがって、この実施例の基本構成についての説明は上記前提技術の説明と大方重複するが、実施例全体を基本構成から説明し、また実施例についての理解の助けとするために数値を用いながら具体的に説明する。 Next, the illustrated embodiment will be described with reference to FIGS. The basic configuration of this embodiment is the same as that of the base technology. Therefore, the description of the basic configuration of this embodiment largely overlaps with the description of the base technology described above, but the entire embodiment will be described from the basic configuration, and specific examples will be given using numerical values in order to help understanding of the embodiment. I will explain it.
図示の実施例の甘藷つる収穫機は、全長4.6m、幅1.6mの作業機であり、左右のクローラ(幅230mm、接地長さ1500mm)で自走するものであり、35馬力のディーゼルエンジンを搭載していて、路面走行における標準走行速度は時速3kmである。この実施例の足周りや作業機周り等の駆動手段は全て油圧駆動式であり、斜板型可変ポンプを駆動源として、走行モータ、搬送装置のコンベアや細断カッター等の個々の作業用モータ、刈り取り装置のフレーム2の昇降用油圧シリンダー(図示略)等で駆動される。
The candy harvester in the illustrated embodiment is a working machine having a total length of 4.6 m and a width of 1.6 m, and is self-propelled by left and right crawlers (width 230 mm, ground contact length 1500 mm). It is equipped with an engine, and the standard traveling speed on the road surface is 3 km / h. In this embodiment, the driving means such as the legs and the working machine are all hydraulically driven, and each working motor such as a traveling motor, a conveyor of a conveying device and a shredding cutter is driven by a swash plate type variable pump as a driving source. It is driven by an elevating hydraulic cylinder (not shown) of the
掻き上げ装置4、サイドカッター5、根切りカッター6、引き上げ搬送コンベア3(搬送ベルトコンベア31及び搬送チェンコンベア32による搬送コンベア)、ローラコンベア式中継コンベア7、細断カッター8の駆動モータは非可変式のものであり、このうち、掻き上げ装置4、引き上げ搬送コンベア3、ローラコンベア式中継コンベア7については操作レバーによってこれを正転、逆転させることができ、駆動速度も加減することができる。また、走行モータは非可変式のものであり、その駆動速度は斜板型可変ポンプを制御することによって調節される。
The drive motors of the scraping device 4, the
駆動油圧回路の油圧は210kg/cm2以下であり、この実施例の作業時の標準前進速度は時速1.5kmであるが、作業状況に応じて適宜加減される。この作業時の前進速度(走行速度)の限界は、実際問題として掻き上げ装置4から細断カッター8までの搬送能力によって大きく左右される。
この実施例の作業能力(甘藷つるの収穫能力)は、甘藷の種類、甘藷つるの密度など種々の条件によって左右されるが、標準的な条件下では、最大稼働で1時間当たりほぼ5トン、標準稼働ではほぼ3トンである。
The hydraulic pressure of the drive hydraulic circuit is 210 kg / cm 2 or less, and the standard forward speed at the time of working in this embodiment is 1.5 km / h, but it is appropriately adjusted according to the working situation. The limit of the forward speed (running speed) at the time of this work is greatly influenced by the conveying ability from the scraping device 4 to the
The working capacity (harvesting capacity of candy vines) in this example depends on various conditions such as the type of candy candy, the density of candy vines, but under standard conditions, the maximum operation is approximately 5 tons per hour, The standard operation is almost 3 tons.
刈り取り装置は先端の掻き上げ装置4、根切りカッター6、引き上げ搬送コンベア3を備えているものであり、この刈り取り装置のフレーム(以下これを単に「フレーム」という)2が、支持軸2pで上下動自在に車体フレーム1に支持されている。そして、当該フレーム2の先端に左右の案内車輪21,21がブラケットを介して取り付けられており、この案内車輪21,21でフレーム2の先端を支持している(図1)。上記案内車輪21は畝W(図2参照)の側面下端を左右から挟んで走行し、これによって刈り取り装置の先端が畝Wを追跡する。上記案内車輪21は、左右それぞれ1つの車輪によるものでも特に問題はないが、この実施例では走行面の凹凸によるフレーム2の先端の上下動を低減するために前後一対の車輪によるものを用いている。この案内車輪21は直径が380mm、幅が150mmである。なお、この案内車輪21,21による案内は、例えば甘藷収穫作業機において知られた事項であり(上記特開2008−193991号公報参照)、畝を追跡して走行する各種の農作業機において周知・慣用の事項である。
The mowing device is provided with a tip scraping device 4, a root cutting cutter 6, and a lifting and conveying conveyor 3. A frame (hereinafter simply referred to as "frame") 2 of the mowing device is vertically moved by a
引き上げ搬送コンベア3のコンベアフレーム30が支持軸3pによって上下動自在にフレーム2に支持されており、また、コンベアフレーム30はクッションのための支持バネ(図示略)を介してフレーム2に支えられている。
上記フレーム2は昇降シリンダーを備えており(図示略)、作業機を転向させるときなどに、昇降レバーを操作することによってフレーム2が引き上げられる。
A
The
〔掻き上げ装置〕
コンベアフレーム30の先端に掻き上げ装置4があり、これは前開きのハの字状に配置された左右の掻き上げベルト41A,41Bによるものである。そして、この掻き上げベルト41A,41Bは後方の駆動プーリ45と前方の従動プーリ46の間に巻きかけられており、側面視において前下がりに傾斜している。なお、この傾斜角度はほぼ38度程度であり、これは畝を下方から上方に緩やかに撫で上げるような角度である。そして、掻き上げベルト41A,41Bの後端が少しの隙間(例えば、80mm)をおいて互いに接近していて、甘藷つるを掻き上げ掻き寄せて、引き上げ搬送コンベア3の先端に案内してその先端に引き込ませるようになっている。
[Scraping device]
There is a scraping device 4 at the tip of the
掻き上げベルト41A,41Bは幅が11mm、厚さが8mmのゴムベルトであり、互いに対向する面に長いひげ41aが一定間隔(約90mm)で突設されている。このひげ41aは比較的堅くて強く、ベルトの搬送面に対して掻き上げ方向と反対方向に傾斜しており、その長さhは80mm、その根元の厚さは14mmである。このひげ41aは、掻き上げベルト41A,41Bが矢印方向に循環することによって若干撓みながら甘藷つるを撫でるようにして掻き上げ、畝Wの中央に向けて掻き寄せる作用を有する。
上記ひげ41aの長さは、上記作用(畝の中央に向けて甘藷つる掻き上げ掻き寄せる作用)を奏する範囲であれば長い必要はない。堅さについても同様である。
The scraping
The length of the
上記掻き上げベルト41A,41Bの循環速度は、作業機の前進速度のほぼ1.5〜2.0倍程度である。これが速すぎても遅すぎても掻き上げ、掻き寄せ効果が不十分になり、極端な場合は甘藷つるをかき集めてこれを引き上げ搬送コンベア3の先端に誘導することができないことになる。
この掻き上げベルト41A,41Bの適切な循環速度は、その傾斜角度の大きさ、ひげ41aの長さ、強さ等と関係し、また畝Wの高さや幅、甘藷の種類、甘藷つるの太さや堅さ等とも関係するので、作業現場においてその駆動モータ(油圧モータ)の駆動速度をバルブ操作で調節できるようにしており、掻き上げベルト41A,41Bの速度を加減してスムーズに掻き上げられるように操作する。
なお、この実施例の掻き上げベルト41A,41Bの標準的な循環速度は秒速で0.6m程度である。
The circulating speed of the
The appropriate circulation speed of the
The standard circulation speed of the
〔引き上げ搬送コンベア〕
引き上げ搬送コンベア3の全長は約850mmであり、傾斜角度θ2は15〜38度である(図3)。引き上げ搬送コンベア3に捕捉された甘藷つるが緩やかに引き上げられる方が引き上げ搬送作業をスムーズにするのに好都合であり、傾斜角度が大きいと搬送抵抗が大きくなって搬送性能が著しく損なわれる。他方、最終的には細断カッター8まで引き上げなければならないので、傾斜角度θ2が小さいと前後方向の長さが著しく長くなる。また、甘藷つる収穫機の全長は短かい方が小型化、軽量化のために好都合である。このことからすれば、引き上げ搬送コンベア3の前後方向の長さはなるべく短かい方が好ましく、傾斜角度θ2は大きい方が好ましいことになる。具体的な機構設計においては以上のことを勘案して、傾斜角度θ2を選定する他はない。
[Pull up conveyor]
The total length of the pulling conveyor 3 is about 850 mm, and the inclination angle θ2 is 15 to 38 degrees (FIG. 3). Gaseous vines picked up by the lifting and transporting conveyor 3 are gently lifted, which is advantageous for smoothing the lifting and transporting work. If the inclination angle is large, the transport resistance increases and the transport performance is significantly impaired. On the other hand, since it must finally be pulled up to the
引き上げ搬送ベルト3の下方の搬送ベルトコンベア31は甘藷つるの根元を掴んで引き上げるものであり、厚さが16mm、幅31wが60mmの一対の搬送平ベルト31A,31Bによるものである(図3、図4参照)。そして、これらの搬送平ベルトは上側の駆動プーリ31dと下側の従動プーリ31fの間に巻き掛けられている。そして、左右の駆動プーリ31d,31dは2つの油圧モータによって互いに反対方向にそれぞれ駆動されており、左右の搬送平ベルト31A,31Bが互いに反対方向に循環し、甘藷つるの根元を挟んでこれを引き上げる。
なお、搬送チエンコンベアは搬送コンベアとして搬送ベルトコンベア31と均等なものであるから、上記搬送ベルトコンベアを搬送チェンコンベアに変更してもよい。
また、搬送ベルトコンベアの搬送路内の甘藷つるに対する掛かりが弱くて滑りを生じるときは、掛かりをよくするための山形の突起をベルトコンベアの把持面に設けるなどの工夫も必要である。
搬送チェンコンベアはコスト低減及び軽量化の点で搬送ベルトコンベアに劣るが、搬送ベルトコンベアよりも強度、耐久性に優れている。
The
In addition, since a conveyance chain conveyor is a thing equivalent to the
In addition, when slippage occurs due to weak engagement with the sweet vine in the transport path of the transport belt conveyor, it is necessary to devise such as providing a chevron protrusion on the gripping surface of the belt conveyor to improve the hook.
The conveyor chain conveyor is inferior to the conveyor belt conveyor in terms of cost reduction and weight reduction, but is superior in strength and durability to the conveyor belt conveyor.
この搬送ベルトコンベア31の搬送速度は甘藷つる収穫機の前進速度の約1.5〜2.0倍程度であり、この実施例の傾斜角度θ2は38度であるから、搬送ベルトコンベア31の水平方向速度は作業機の前進速度の約1.2倍程度になる。
甘藷つるYは搬送ベルトコンベア31にその下部が把持されて後方に引っ張られ、斜め上方に引き上げられる(図6参照)。
The conveyance speed of the
The lower part of the sweet vine Y is gripped by the
引き上げ搬送コンベア3の搬送チェンコンベア32は互いに平行な搬送チェン32A,32Bによるものであり、当該搬送チェンは幅が14mmで、互いに対向する面に一定間隔(約100mm間隔)で角33がある。そしてその駆動チェンスプロケット32d、被駆動チェンスプロケット32fの間に掛け渡されており、左右の駆動チェンスプロケット32d,32dが1つの油圧モータによって歯車を介して反対方向に駆動される。これにより左右の搬送チェン32A,32Bが互いに反対方向に同期して循環し、その間に甘藷つるが引き込まれ、甘藷つるに角33が引っかかってこれを引き上げる。
The
搬送チェン32A,32Bの上記角33は四角な台形形状の突起であり、当該角33の高さは35mmである。その形状は、角錐形状でも円錐形状でもよく、また、円柱形状でも角柱状でもよいが、この実施例における角33のように台形形状であれば、甘藷つるを巻き込んで引きちぎることがない。搬送チェンコンベア32に引き込まれた甘藷つるは上記角33に引っかけられて後方に引っ張られ、斜め上方に引き上げられる。
なお、搬送チェンコンベア32は、甘藷つるが巻き込まれてもスリップして駆動力が低下するようなことはなく安定した駆動がなされる。これに対して、平ベルトによるコンベアを使用した場合は、スリップするなどのために安定した駆動がなされない可能性が高い。
The
The
〔ローラコンベア式中継コンベア〕
引き上げ搬送コンベア3の直ぐ後方にローラコンベア式中継コンベア7がある。そして、引き上げ搬送コンベア3で引き上げられた甘藷つるYはその後端で解放され、その直後に上記ローラコンベア式中継コンベア(中継コンベア)7に引き取られるように、当該ローラコンベア式中継コンベア7と引き上げ搬送コンベア3とが位置決めされている。そして、このローラコンベア式中継コンベア(以下、これを単に「中継コンベア」ともいう)7はハウジングの中に配置された下方の2つの送りコンベア72と上方の押し込みコンベア74とによるものである。そして、上記送りコンベア72は前後2つのコンベアローラ72a,72bによるものであり、上記押し込みコンベア74は前後2つのコンベアローラ74a,74bによるものである。
[Roller conveyor type relay conveyor]
There is a roller conveyor
この中継コンベア7の所期の作用は引き上げ搬送コンベア3から甘藷つるを受け取り、これを細断カッター8の送りローラ81に押し込んで噛み込ませることであり、その全長はなるべく短いことが望ましい。この中継コンベア7の送りコンベア72、押し込みコンベア74を構成するコンベアローラの数は特に制限はないが、2つより3つの方が製造コストは高くなる。これに対して、2つの方が1つのコンベアローラの直径が大きくなり、その軸間距離が長くなるので、構造設計が容易である。他方、3つにすることの利点は余りない。
The intended action of the
上記ハウジング70は、図5に示す断面形状を有するものであり、その入り口、出口は四角形である。そしてその底部71aは斜め下方(前下がり)に傾斜し、天井部71bは斜め上方(前上がり)に傾斜している。このハウジング70の入り口の横幅は230mm、高さは390mmであり、出口の横幅は230mm、高さは145mmであり、前後方向長さは560mmである。そして、底部71aの傾斜角度θ3は30〜45度が適当でありこの実施例で38度である。
The
〔押し込みコンベア〕
押し込みコンベア74の前後のコンベアローラ74a,74bのローラ本体74の長さは222mm、直径は216mmであり、ローラ本体の外周面に半径方向外方に8つの掻き込み爪74Tが設けられている(図5)。当該掻き込み爪74Tは先端に多数の山形(逆V型)の歯74Taを備えており(図5参照)、そのロール外周面からの高さは20mmである。
掻き込み爪72Tは厚さ3mmの板材であり、その歯74Taのピッチは10mmであり、歯自体の高さは10mmである。また、掻き込み爪74Tの全長はロール長さと同じ222mmである。掻き込み爪74Tの先端の回転半径は130mmであり、前後のコンベアローラ74a,74bの軸間距離は282mmである。そして、この例における刃先間の隙間は6mmである。
[Indentation conveyor]
The length of the
The scraping
なお、この実施例では、2つのコンベアローラ74a,74bの掻き込み爪先端の鋸歯状凹凸の歯と谷が組み合わされた状態にある。この場合は、組み合わされた鋸歯状凹凸の刃先と谷の間の隙間をほぼ0mmにしてもよいが、この例では、隣接する山形歯74Ta,74Taの先端間の間隔が6mmになるように軸間距離を設定している。
In this embodiment, the teeth of the serrated irregularities at the tips of the scraping claws of the two
なお、押し込みコンベア74の前方(前後方向前方)のコンベアローラ74aは後方のコンベアローラ74bよりも上方にあって、中継コンベア7の取り込み口を広くしてあり、また、前方のコンベアローラ74aの軸が上下方向の長孔によって上下動自在に支持され、付勢バネ(図示略)によって下方に付勢されている。したがって、甘藷つるの大きな塊に対しては上方に移動して取り込み口が拡大されるのでこれにも十分対応できる。
Note that the
〔送りコンベア〕
押し込みコンベア74は上記のとおりであるが、この実施例では送りコンベア72のコンベアローラ72a,72bの構造及び両ローラ間の関係は、押し込みコンベア74のコンベアローラ74a,74bのそれと同じである。ただし、前方のコンベアローラ74aは後方のコンベアローラ74bよりも上方にあって、中継コンベアの取り込み口をハ字状に前広にしてあり、上下方向に移動可能ではない。
[Feed conveyor]
Although the pushing
〔中継コンベアの搬送速度〕
引き上げ搬送コンベア3の搬送速度は標準で毎秒0.7mであるのに対して、中継コンベア7による搬送速度は標準で毎秒1.0mであり、引き上げ搬送コンベア3の約1.4倍程度である。
中継コンベア7の搬送速度は、掻き込み爪72T,74Tの先端の回転周速度によるものであり、コンベアローラ72a,72b,74a,74bの回転速度の加減調節によって制御される。
[Conveyance speed of relay conveyor]
The transport speed of the lifting conveyor 3 is 0.7 m per second as a standard, whereas the transport speed by the
The conveyance speed of the
引き上げ搬送コンベア3、掻き揚げ装置4、中継コンベア7がローラコンベア式中継コンベアである点などの構成は上記従来技術(特許文献2)と同じであり、ローラコンベア式中継コンベア7が左右の縦コンベアローラ73a,73bによる縦ローラコンベア73を有する点だけが上記従来例と相違する。
次いでこの発明の特徴である上記縦コンベアローラ73a,73bの具体例について説明する。
The configuration of the lifting and conveying conveyor 3, the scraping device 4 and the
Next, specific examples of the
送りコンベア72と押し込みコンベア74によるローラコンベア式中継コンベア7の搬送路の左右両側に縦コンベアローラ73a,73bがあり、当該縦コンベアローラ73a,73bの円筒面に螺旋状突部73hが設けられている。そして、当該螺旋状突部73hの螺旋方向は縦コンベアローラ73a,73bの回転(順方向回転)によって下方へのスラスト(押す力)Sが生じる方向である。
左右の縦コンベアローラ73a,73bの軸間距離は295mmであり、各縦コンベアローラのロール径は100mm、ロール長さは180mmである。そして上記螺旋状突部73hのローラ円筒面からの突出高さは20mmであり、螺旋の傾斜角度はほぼ16度である。
The distance between the axes of the left and right
この実施例における螺旋状突部は線径10mmの鉄鋼線材をロール外周面に溶接したものであるが、細い帯状の鉄鋼板をロール外周に溶接してもよい。
上記螺旋状突部73hの傾斜角度は、縦コンベアローラ73a,73bの回転による上記スラストSの大きさと関係する。そして、このスラストSの大きさは縦コンベアローラの回転速度とも関係する。
他方、縦コンベアローラ73a,73bの最適な回転速度は中継コンベア7の後方への搬送速度との関係で定められるので、これを前提として、最適のスラストが得られるように螺旋状突部の螺旋の角度傾斜を適宜に選択する。そして、螺旋状突部73hによるスラストSが大きすぎると中継コンベア7の搬送に対する抵抗が増大し、小さすぎると縦搬送コンベアによる効果がなくなるので、縦コンベアローラの回転速度を加減することで最適な大きさのスラストが得られるように調整する。
In this embodiment, the helical protrusion is formed by welding a steel wire having a wire diameter of 10 mm to the outer peripheral surface of the roll, but a thin strip steel plate may be welded to the outer periphery of the roll.
The inclination angle of the
On the other hand, since the optimum rotation speed of the
縦コンベアローラ73a,73bはオイルモータ73mにより縦軸73sを介して駆動され、その駆動速度は毎分約300回転であり、このときの縦コンベアローラ73a、73bによる搬送速度はコンベアローラ72a,72bによる搬送速度の約1.0倍、押し込みコンベア74による搬送速度の約1.0倍である。
The
〔細断カッター〕
次いで細断カッター8について説明する。この実施例における細断カッター8の構成は上記従来例の細断カッター8と違いはない。
細断カッター8は、回転羽根82に切断刃が付いている形式のものである。
送りローラ81から供給される被細断物に対して、上記回転羽根82が下方から上方に回転してこれを細断する。そして切断すると同時に細断片を跳ね上げ、回転羽根82による空気流によって搬送する。
甘藷つるは細断カッター8で長さほぼ30mm程度に細断され、シューター110に案内されて後方のホッパー9に投入される。
[Chopping cutter]
Next, the
The
The
The sweet potato vine is cut into a length of about 30 mm by a
〔ホッパー〕
同様にホッパー9は、上記従来例のものとその構成は同じで、容量が1.6m3 のほぼ逆台形状の金属容器であり、車体フレーム1の後部の支柱11の上端に支持軸12によって支持されている。
ホッパー9の容量については、ダンプする頻度、満杯時の重量がおよそ500kgであるなどを勘案して適宜選択すればよいが、作業能率の観点からは少なくとも2.0m3は必要である。
ホッパー9は、これを後方に回転させることによってダンプされる。なお、このための駆動機構については、往復動型油圧シリンダーで駆動するようにすればよい。
〔hopper〕
Similarly, the hopper 9 has the same configuration as that of the above-described conventional example, and is a substantially inverted trapezoidal metal container with a capacity of 1.6 m 3 . It is supported.
The capacity of the hopper 9 may be appropriately selected in consideration of the frequency of dumping and the full weight being about 500 kg, but at least 2.0 m 3 is necessary from the viewpoint of work efficiency.
The hopper 9 is dumped by rotating it backwards. Note that the drive mechanism for this purpose may be driven by a reciprocating hydraulic cylinder.
細断カッター8にはシューター110があり、細断カッター8から吹き上げられた甘藷つるがこのシューター110によって案内されてホッパー9に投入される。シューター110は横方向に旋回自在であり、これによりその向きが変えられる。ホッパー9をダンプするときは、シューター110を旋回させてホッパー9の外側に移動させることで、ホッパー9と干渉することが回避される。
なお、ホッパーに代えて袋を用いることもできる。この場合は、細断された甘藷つるをシューター110で収容袋に投入し、一杯になったらこれを作業機から降ろし、空の袋と入れ替えるようにする。
The
A bag can be used instead of the hopper. In this case, the shredded candy vine is put into the accommodation bag by the
この甘藷つる収穫機は製作コストが低く、収穫作業コストが低いことが優先される。このことからすればできるだけ機構が簡便で耐久性が高く、また全作業を一人で容易に行えることが肝要である。ホッパー方式であれば、この甘藷つる収穫機を走らせて最寄りの収集場所まで運搬してその収集場所でダンプすることができる。したがって、収穫した甘藷つるを積み降ろししたり、積み替えたりする必要がなく、また、甘藷つる収穫作業を一人で容易に行うことができる。以上のような観点から、この実施例のホッパー方式が最も好ましい。 This sweet vine harvesting machine is low in production cost, and priority is given to low harvesting work cost. For this reason, it is important that the mechanism is as simple and durable as possible, and that all operations can be performed easily by one person. If it is a hopper method, this candy vine harvester can be run to the nearest collection place and dumped at that collection place. Therefore, it is not necessary to load and unload the harvested sweet potato vines, and the sweet potato vine harvesting work can be easily performed by one person. From the above viewpoint, the hopper system of this embodiment is most preferable.
〔付加的機構〕
マルチフィルムで畝が覆われているときは、車体フレーム21の後端にショベル120を設け、このショベル120の先端でマルチフィルムの側縁(砂を被せている部分)をすくって掘り起こし、これによってマルチフィルムの回収作業を容易にする必要がある。この実施例の上記ショベル120は小さな鋤のようなもので、畝の高さの違いに応じてその高さ位置を調節できるようになっている。そして、この調節は調節ねじによる無段階方式でも、調節孔による多段方式でもよい。
なお、このショベル120によってマルチフィルムの側縁を浮かしてその回収作業を容易にすることは従来周知の事項である。
(Additional mechanism)
When the bag is covered with multi-film, an
It is a well-known matter in the art that the
1:車体フレーム
2:刈り取り装置のフレーム
2p:支持軸
3:引き上げ搬送コンベア
3p:支持軸
4:掻き上げ装置
5:サイドカッター
6:根切りカッター
7:ローラコンベア式中継コンベア
8:細断カッター
9:ホッパー
10:スクレーパー
11:支柱
12:支持軸
21:案内車輪
30:コンベアフレーム
31:搬送ベルトコンベア
31A,31B:搬送平ベルト
32:搬送チェンコンベア
32A,32B:搬送チェン
33:角
41A,41B:掻き上げベルト
70:ハウジング
71a:底部
72:送りコンベア
72a,72b,74a,74b:コンベアローラ
72T,74T:掻き込み爪
73:縦ローラコンベア
73a,73b:縦コンベアローラ
74:押し込みコンベア
74Ta:山形の歯
81:送りローラ
82:回転羽根
110:シューター
111:旋回軸
120:ショベル
W:畝
Y:甘藷つる
1: body frame 2: mowing
Claims (2)
上記フレーム2の前方に左右のスクレーパー10があり、その後方に左右のサイドカッター5があり、当該サイドカッター5の後方に掻き上げ装置4があり、
上記コンベアフレーム30の先端に上記掻き上げ装置4があり、当該掻き上げ装置4の後方に引き上げ搬送コンベア3があり、
引き上げ搬送コンベア3の直ぐ後方にローラコンベア式中継コンベア7があり、
また、上記サイドカッター5、上記掻き上げ装置4、引き上げ搬送コンベア3、上記ローラコンベア式中継コンベア7が前後方向に一直線状に配置されており、
上記掻き上げ装置4で掻き上げられ掻き寄せられた甘藷つるの根元を引き上げ搬送コンベア3の先端で掴んだ直ぐ後にこれを切断する根切りカッター6が上記フレーム2の先端部の下方にあり、
上記ローラコンベア式中継コンベア7が下方の送りコンベア72と上方の押し込みコンベア74からなり、
上記送りコンベア72が前後複数のコンベアローラ72a,72bによるものであり、押し込みコンベア74が前後複数のコンベアローラ74a,74bによるものであり、
上記ローラコンベア式中継コンベア7の直ぐ後方に細断カッター8がある甘藷つる収穫機において、
上記ローラコンベア式中継コンベアの左右両側に左右一対の縦コンベアローラ73a,73bがあり、
上記縦コンベアローラ73a,73bの外周に螺旋状突部73hがあり、当該螺旋状突部73hの螺旋方向が縦ロールの順方向回転によって下方への押し下げ力を生じる方向であり、
上記縦コンベアローラ73a,74aによって、ローラコンベア式中継コンベア内の甘藷つるの後方への送りを助勢するとともに下方へのスラストを生じるようになっていることを特徴とする甘藷つる収穫機。 A frame 2 of a cutting device is supported in front of the body frame 1 so as to be movable up and down, and a conveyor frame 30 is supported on the frame 2 so as to be movable up and down.
There are left and right scrapers 10 in front of the frame 2, left and right side cutters 5 behind, and a scraping device 4 behind the side cutters 5,
There is the scraping device 4 at the tip of the conveyor frame 30, and there is a pulling conveyor 3 behind the scraping device 4,
There is a roller conveyor type relay conveyor 7 immediately behind the lifting and conveying conveyor 3,
The side cutter 5, the scraping device 4, the lifting and conveying conveyor 3 and the roller conveyor type relay conveyor 7 are arranged in a straight line in the front-rear direction.
A root-cutting cutter 6 that cuts the root of the sweet potato picked up by the scraping device 4 and picked up at the tip of the transport conveyor 3 immediately below is cut below the tip of the frame 2;
The roller conveyor type relay conveyor 7 comprises a lower feed conveyor 72 and an upper push conveyor 74,
The feed conveyor 72 is due to a plurality of front and rear conveyor rollers 72a and 72b, and the push-in conveyor 74 is due to a plurality of front and rear conveyor rollers 74a and 74b.
In the sugarcane vine harvester with the shredding cutter 8 immediately behind the roller conveyor type relay conveyor 7,
There are a pair of left and right vertical conveyor rollers 73a and 73b on the left and right sides of the roller conveyor relay conveyor,
There is a spiral protrusion 73h on the outer periphery of the vertical conveyor rollers 73a, 73b, and the spiral direction of the spiral protrusion 73h is a direction that generates a downward pressing force by the forward rotation of the vertical roll,
A sugarcane vine harvesting machine characterized in that the vertical conveyor rollers 73a and 74a assist in the rearward feeding of the sugarcane vine in the roller conveyor type relay conveyor and generate a downward thrust.
上記押し込みコンベア74が1つの前方のコンベアローラ74aと1つの後方のコンベローラ74bからなり、
上記送りコンベアローラ72の後方のコンベアローラ72bが付勢バネに抗して下方に可動であり、
上記押し込みコンベア74の前方のコンベアローラ74aが付勢バネに抗して上方に可動であることを特徴とする請求項1の甘藷つる収穫機。 The feed conveyor 72 consists of one front conveyor roller 72a and one rear conveyor roller 72b,
The push-in conveyor 74 is composed of one front conveyor roller 74a and one rear conveyor roller 74b.
The conveyor roller 72b behind the feed conveyor roller 72 is movable downward against the biasing spring,
The sweet vine harvesting machine according to claim 1, wherein a conveyor roller (74a) in front of the pushing conveyor (74) is movable upward against an urging spring.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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RU2654355C1 (en) * | 2017-07-07 | 2018-05-17 | Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Федеральный научный агроинженерный центр ВИМ (ФГБНУ ФНАЦ ВИМ) | Adapter for early potato harvest |
JP2022089520A (en) * | 2020-12-04 | 2022-06-16 | 株式会社クボタ | Harvester |
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