JP2013157444A - 不揮発性抵抗変化素子、書込み方法、および不揮発性メモリ - Google Patents

不揮発性抵抗変化素子、書込み方法、および不揮発性メモリ Download PDF

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ジィエジィ 陳
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Abstract

【課題】動作ばらつきを抑えることを可能にする。
【解決手段】本実施形態による不揮発性抵抗変化素子は、第1電極と、金属元素を有する第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた可変抵抗層と、前記可変抵抗層の対向する少なくとも一対の側面に設けられた絶縁膜と、前記可変抵抗層の対向する前記少なくとも一対の側面に前記絶縁膜を挟んで設けられた第3電極と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本実施形態は、不揮発性抵抗変化素子、書込み方法、および不揮発性メモリに関する。
近年、ReRAM(Resistive Random Access Memory)に代表される二端子の不揮発性抵抗変化素子の開発が盛んに行われている。この不揮発性抵抗変化素子は、低電圧動作、高速スイッチング動作および微細化が可能である。このため、上記不揮発性抵抗変化素子は、フローティングゲート型NANDフラッシュメモリ等の既存製品の置き換えが可能な次世代の大容量記憶装置として有力視されている。しかし、この不揮発性抵抗変化素子においては、動作特性のばらつきが大きいという問題がある。
また、制御ゲートを有する三端子の不揮発性抵抗変化素子が知られている。しかし、この三端子の不揮発性抵抗変化素子においても、動作特性のばらつきを抑制することができていない。
特開2010−153591号公報
本実施形態は、動作特性のばらつきを抑制することのできる不揮発性抵抗変化素子、書込み方法、および不揮発性メモリを提供する。
本実施形態による不揮発性抵抗変化素子は、第1電極と、金属元素を有する第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた可変抵抗層と、前記可変抵抗層の対向する少なくとも一対の側面に設けられた絶縁膜と、前記可変抵抗層の対向する前記少なくとも一対の側面に前記絶縁膜を挟んで設けられた第3電極と、を備えていることを特徴とする。
図1(a)、1(b)は、第1実施形態による不揮発性抵抗変化素子を示す図。 図2(a)、2(b)は、第3電極に制御電圧を印加しない場合の不揮発性抵抗変化素子の抵抗状態の変化を示す図。 図3(a)、3(b)は、第3電極に制御電圧を印加した場合の不揮発性抵抗変化素子の抵抗状態の変化を示す図。 図4(a)、4(b)は、第1実施形態の不揮発性抵抗変化素子の書込み、読出しおよび消去の波形を示す図。 図5(a)、5(b)、5(c)はシミュレーションに用いた不揮発性抵抗変化素子の形状を示す図。 シミュレーション結果を示す図。 第1実施形態の第1変形例による不揮発性抵抗変化素子を説明する断面図。 書込み方法の手順を示すフローチャート。 書込み時におけるプログラム電圧および制御電圧のレベルを示す図。 制御電圧が第1印加方法で印加される場合における制御電圧およびプログラム電圧の波形図。 制御電圧が第2印加方法で印加される場合における制御電圧およびプログラム電圧の波形図。 図12(a)、12(b)は、第1実施形態の不揮発性抵抗変化素子の製造工程を示す斜視図。 図13(a)、13(b)は、第1実施形態の不揮発性抵抗変化素子の製造工程を示す斜視図。 図14(a)、14(b)は、第1実施形態の不揮発性抵抗変化素子の製造工程を示す斜視図。 第1実施形態の不揮発性抵抗変化素子の製造工程を示す斜視図。 図16(a)、16(b)は、第1実施形態の不揮発性抵抗変化素子の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の第2変形例による不揮発性抵抗変化素子を説明する断面図。 第1実施形態の第3変形例による不揮発性抵抗変化素子を説明する断面図。 第2実施形態の不揮発性メモリを示す斜視図。 第3実施形態の不揮発性メモリを示す平面図。 第3実施形態による不揮発性メモリのメモリセルを示す断面図。 第3実施形態による不揮発性メモリの書込みを行う場合の電圧設定を示す図。 第3実施形態による不揮発性メモリの読み出しを行う場合の電圧設定を示す図。 第3実施形態による不揮発性メモリの消去を行う場合の電圧設定を示す図。
以下に、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態による不揮発性抵抗変化素子(以下、抵抗変化素子ともいう)を図1(a)、1(b)に示す。図1(a)は第1実施形態の抵抗変化素子1の縦断面図であり、図1(b)は図1(a)に示す切断面A−Aで切断した断面図である。この実施形態の抵抗変化素子1は、第1電極11上に可変抵抗層12が設けられ、この可変抵抗層12上に第2電極13が設けられた構成を有している。可変抵抗層12と第2電極13の平面形状は同一であり、例えば四角形となっている。すなわち、第2電極13は可変抵抗層12を挟んで第1電極11に対向するように設けられている。また、可変抵抗層12および第2電極13の側面と、可変抵抗層12が設けられている領域を除く第1電極11の上面上には、絶縁膜14が形成されている。そして、可変抵抗層12の側部には、絶縁膜14をその間に挟んで可変抵抗層12を取り囲むように第3電極15が設けられている。なお、第3電極15の厚さは少なくとも可変抵抗層12と層厚と同じかまたは厚くなるように構成される。第3電極13は絶縁膜13によって第1電極11および第2電極13とは電気的に絶縁される。
第1電極11は、導電率の高い半導体材料で形成される。例えば、不純物がドープされたシリコンを用いることができる。この不純物がドープされたシリコンは、高濃度にボロン、ヒ素、またはリン等の不純物が注入されたシリコンを熱処理によって上記不純物を活性化させて形成することができる。なお、第1電極11は、非晶質半導体であってもよいし、多結晶半導体であってもよいし、単結晶半導体であってもよい。
第2電極13は金属元素を含む材料である。例えば、Ag、Au、Ti、Ni、Co、Al、Fe、Cr、Cu、W、Hf、Ta、Pt、Ru、Zr、およびIrの金属元素を含む単体金属、上記金属元素のうちの少なくとも1つを含む合金、上記金属元素のうちの少なくとも1つを含む窒化物、炭化物、あるいはカルコゲナイドの材料などを用いることができる。
第3電極15は金属材料または導電率の高い半導体材料で形成される。例えば、Ti、Hf、Zr、Ta、Al、W、Ti、Coなど絶縁膜14に拡散しにくい金属材料、または不純物がドープされたポリシリコンを用いることができる。
可変抵抗層12は、半導体材料から形成され、この半導体材料としては、例えば、Si、Ge、SiGe、GaAs、InP、GaP、GaInAsP、GaN、SiCなどを用いることができる。また、非晶質半導体であってもよいし、多結晶半導体であってもよいし、単結晶半導体であってもよい。また、半導体材料にN(窒素)またはO(酸素)が添加されていてもよい。
可変抵抗層12は、第2電極13に含まれる金属元素が出入りすることで高抵抗状態と低抵抗状態が可逆的に変化することが可能である。すなわち、可変抵抗層12は、第1電極11に第2電極13よりも低い電圧を印加することで、第2電極13から金属元素が可変抵抗層12に供給されて導電性フィラメントが可変抵抗層12に形成される。これにより、可変抵抗層12は、高抵抗状態から低抵抗状態に変化する。また、第2電極13に第1電極11よりも低い電圧を印加することで、可変抵抗層12に形成された導電性フィラメントを構成する金属元素が第2電極13に回収され、可変抵抗層12に形成された導電性フィラメントが消滅する。これにより、可変抵抗層12は低抵抗状態から高低抵抗状態に変化する。
第3電極15は制御ゲートとして、可変抵抗層12における導電性フィラメントの形状を制御する。すなわち、第3電極15は制御ゲートとして、可変抵抗層12の側面を取り囲むように設けられているので、第3電極15に印加された制御電圧により、第2電極13から供給される金属元素は第2電極13から第1電極11までの移動ルートが制御されて、可変抵抗層12に形成される導電性フィラメントの形状が一定になり、高抵抗状態から低抵抗状態に変化するときのばらつきを抑えることができる。なお、第3電極15に印加される制御電圧は、導電性フィラメントを形成する際の第1電極に印加される電圧よりも高く、第2電極に印加される電圧よりも低い電圧であってかつ可変抵抗層12の抵抗状態に影響を与えない電圧とする。第3電極15に印加される制御電圧は、第2電極13に含まれる金属元素により異なる。例えば、第2電極13がAgを含む電極の場合、2.5V以下の電圧が用いられる。
第1実施形態による抵抗変化素子1のオン状態を図2(a)に示し、オフ状態を図2(b)に示す。この場合、第3電極15には電圧を印加しないものとする。抵抗変化素子1が図1(a)に示す状態にあるものとする。このとき、第1電極11に対して正となる電圧を第2電極13に印加することにより、第2電極13の金属元素がイオン化され、金属イオンが可変抵抗層12に拡散するとともに、第1電極11を介して電子が可変抵抗層12に供給される。そして、可変抵抗層12において、金属イオンと電子とが結合することにより、第2電極13の金属元素からなる導電性フィラメント16が形成され、可変抵抗層12が高抵抗状態から低抵抗状態にセットされる(図2(a)参照)。すなわち、抵抗変化素子1は、オン状態に設定される。
この図2(a)に示す状態から、第1電極11に対して負となる電圧を第2電極13に印加すると、図2(b)に示すように、第1電極11を介してホールが可変抵抗層12に供給されることで、可変抵抗層12内で導電性フィラメント16の金属元素がイオン化される。そして、その金属イオンが第2電極13に回収され、可変抵抗層12内で導電性フィラメント16が消滅されることで、可変抵抗層12が高抵抗状態にリセットされる。すなわち、抵抗変化素子1は、オフ状態に設定される。
図2(b)に示す状態において第1電極11に対して正となる電圧を第2電極13に再度印加すると、図2(a)に示すように、可変抵抗層12に導電性フィラメント16が再度形成される。すなわち、図2(a)に示す状態と図2(b)に示す状態とは可逆的に制御可能となる。図2(a)、2(b)に示す状態は、第3電極15に制御電圧が印加されていないため、導電性フィラメント16の形状にばらつきが生じ、これにより抵抗変化素子1の動作がばらつく。
次に、第1実施形態による抵抗変化素子1の動作ばらつきを抑制する方法について説明する。
上述したように、可変抵抗層12において、第2電極13から供給される金属元素が第1電極11まで拡散して導電性フィラメント16を形成するか、第1電極11に到達する導電性フィラメント16が消滅するかは、第1電極11に対して第2電極13に印加される電圧によって決まる。導電性フィラメント16の形成は基本的に可変抵抗層12における電界によって制御される。すなわち、第3電極15に電圧を印加することにより、可変抵抗層12に生じる電界を制御し抵抗変化素子1の動作ばらつきを抑えることが実現できる。
第1実施形態による抵抗変化素子1のオン状態を図3(a)に示し、オフ状態を図3(b)に示す。この場合、第3電極15に電圧が印加されている。
抵抗変化素子1が図1(a)に示す状態にあるものとする。このとき、第1電極11に対して正となる電圧を第2電極13に印加する同時に、第3電極15に制御電圧を印加することより、イオン化された第2電極13の金属元素が可変抵抗層12の中央部付近に位置するように制限されて拡散するとともに、第1電極11を介して電子が可変抵抗層12に供給される。そして、可変抵抗層12において、金属イオンと電子とが結合することにより、第2電極13の金属元素からなる導電性フィラメント16が形成され、可変抵抗層12が高抵抗状態から低抵抗状態にセットされる。すなわち、可変抵抗層12の側面を取り囲んでいる第3電極15に電圧を印加することにより、導電性フィラメント16の形成される領域が可変抵抗層12の中央部付近に制限されるので、抵抗変化素子1の動作ばらつきを抑えることができる。
この図3(a)に示す状態において、第1電極11に対して負となる電圧を第2電極13に印加すると、図3(b)に示すように、第1電極11からホールが可変抵抗層12に供給されることで、可変抵抗層12内で導電性フィラメント16の金属元素がイオン化され金属イオンとなる。そして、その金属イオンが第2電極13に回収されることにより、可変抵抗層12内で第1電極11に到達する導電性フィラメント16が消滅する。これにより、可変抵抗層12が高抵抗状態にリセットされる。
図3(b)に示す状態において、第3電極15に制御電圧を印加したまま、第1電極11に対して正となる電圧を第2電極13に再度印加すると、図3(a)に示すように、可変抵抗層12の中央部付近に第1電極11に到達する導電性フィラメント16が再度形成される。すなわち、図3(a)に示す状態と図3(b)に示す状態とは可逆的に制御可能となる。
以上説明したように、第3電極15に制御電圧を印加することにより、導電性フィラメント16の形成途中にイオン化された金属元素が動いて導電性フィラメントの形成ルートに影響を与えるので、導電性フィラメント16の断面形状を制御することができる。
次に、第1実施形態による抵抗変化素子1の書込み、読出し、データ消去時における電圧の印加方法を図4(a)、4(b)を参照して説明する。図4(a)は、第3電極(制御ゲート)15に電圧を印加しない場合の波形図であり、図4(b)は第3電極(制御ゲート)15に電圧を印加する場合の波形図である。
図4(a)に示すように、書込み時は、第1電極11に印加される電圧V1を0Vとし、第2電極13に印加される電圧V2を書込み電圧(プログラム電圧ともいう)Vset(例えば、6V)とする。これにより、図2(a)に示すように可変抵抗層12にはおけるイオン化された金属元素からなる導電性フィラメント16が形成される。しかし、イオン化された金属元素の動くルートがばらつき、動作特性がばらつく。なお、書込み電圧Vsetの印加時間は例えば50nsとする。
図4(a)に示すように、読出し時は、第1電極11に印加される電圧V1を0Vとし、第2電極13に印加される電圧V2を読出し電圧Vread(例えば、2V)とする。なお、読出し電圧Vreadの印加時間は例えば50nsとする。
また、図4(a)に示すように、データ消去時は、第1電極11に印加される電圧V1を消去電圧Vreset(例えば、4V)とし、第2電極13に印加される電圧V2を0Vとする。なお、消去電圧Vrsetの印加時間は例えば50nsとする。
一方、第3電極15に電圧を印加する場合は、書込み時に行い、他の動作時は、図4(a)に示す場合と同様である。書込み時は、図4(b)に示すように、第3電極15に制御電圧Vgateが印加された後に、第2電極13に書込み電圧Vsetを印加する。制御電圧Vgateは書込み電圧Vsetよりも低く、書込み電圧Vsetの0.1〜0.8倍である。図4(b)においては、制御電圧Vgateを印加して50ns後に書込み電圧Vsetを第2電極に印加し、50ns経過後に、第2電極13に印加する電圧V2を0Vとし、その50ns後に第3電極15に印加する電圧V3を0Vとしている。図4(b)に示すように、制御電圧Vgateが印加される前に書込み電圧Vsetを印加する必要はなく、制御電圧Vgateが印加されている間に印加されるように構成すればよい。すなわち、制御電圧Vgateが第3電極15に印加された後、書込み電圧Vsetを第2電極13に印加すると、書込み電圧が印加されることにより第2電極13から発生したイオン金属は、制御電圧Vgateの影響を受けて可変抵抗層12の中央部付近が通り道となり、第1電極11に到達する導電性フィラメント16を形成する。
第3電極15に印加する制御電圧Vgateは書込み電圧Vsetが第2電極13に印加される前に印加するほうが好ましいが、制御電圧Vgateと書込み電圧Vsetの印加タイミングが同時であってもよい。なお、第3電極15に印加される制御電圧Vgateは読出し動作および消去動作の際に、第3電極15に印加してもかまわない。
次に、第1実施形態による抵抗変化素子において、書込み動作時に第3電極15に制御電圧を印加することにより、導電性フィラメントの形状のばらつきが抑制されることをシミュレーションによって確かめた。このシミュレーションに用いた抵抗変化素子1の形状を図5(a)、5(b)、5(c)に示す。図5(a)は抵抗変化素子1を示す斜視図、図5(b)は図5(a)に示すX−Z平面21で切断した断面図、図5(c)は図5(a)に示すY−Z平面22で切断した断面図である。このシミュレーションに用いた抵抗変化素子1の寸法は、絶縁膜14の厚さが3nm、可変抵抗層12の縦、横、高さがそれぞれ10nmとした(図5(b)、5(c))。
抵抗変化素子1のシミュレーション結果を図6(a)、6(b)に示す。図6(a)は可変抵抗層12のY−Z平面内におけるポテンシャルのシミュレーション結果を示す図、図6(b)は可変抵抗層12内におけるポテンシャル分布のシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーション結果は、可変抵抗層12の中心に1個のクーロン電荷を置いて、第3電極15に2Vの制御電圧を印加させた状態で、TCAD(Technology Computer Aided Design)を用いてシミュレーションした結果である。図6(b)に示すように、可変抵抗層12の周辺が高く、中央部に近づくにつれて低くなり、中心に近づきにつれて高くなるポテンシャル分布を有している。可変抵抗層12の中心のポテンシャルが高くなっているのは、可変抵抗層12の中心に1個のクーロン電荷を置いているためである。したがって、可変抵抗層12の中心に1個のクーロン電荷を置かなければ、可変抵抗層12の周辺が高く、中央部に近づくにつれて低くなるポテンシャル分布を有している。
この図6(a)、6(b)に示すシミュレーション結果に基づいて、第3電極15に制御電圧を印加することにより抵抗変化素子の動作ばらつきを抑制することが可能であることを説明する。
制御電圧を第3電極15に印加せずに、書込み電圧を第2電極13に印加すると、可変抵抗層12内において、第2電極13からイオン化された金属元素が第1電極11まで縦方向(X軸方向)に拡散するが横方向(Y−Z面方向)にも拡散する。イオン化された金属元素の横方法の拡散はばらばらとなり、第2電極13から第1電極11までに抵抗変化層12に形成される導電性フィラメント16のY−Z面における断面形状は深さ方向(X軸方向)により異なる。したがって、制御電圧を第3電極に印加しないで、リセット動作(データ消去動作)を行った後に、セット動作(書込み動作)を行うことを繰り返すと、セット動作を行う毎に導電性フィラメント16の形成ルートと、その横断面形状が変化する。これが、抵抗変化素子に動作ばらつきが生じる本質な原因の一つであると考えられる。横方向の拡散を制限して、可変抵抗層12の中央部に拡散するようにすれば、導電性フィラメント16の形成ルートと断面形状を制御することができ、動作ばらつきを抑えることが可能となると、本発明者達は考えた。そこで、可変抵抗層12の側面に、絶縁膜14を介して可変抵抗層12を取り囲むように第3電極15を設け、この第3電極15に制御電圧を印加すれば、可変抵抗層12においては、周辺ポテンシャルより中央部付近のポテンシャルが低くなる。イオン化された金属元素はポテンシャルが低い場所に拡散しやすいので、可変抵抗層12の低いポテンシャルを有する中央部にイオン化された金属元素が集中する。しかし、横方向のポテンシャルが高いため、横方向にはイオン化された金属元素は拡散しにくくなる。このため、導電性フィラメントの形成ルートおよび断面形状にばらつきが生じるのを抑制することが可能となり、動作ばらつきを抑えることができる。
なお、本実施形態では、第3電極15は図1(b)に示すように、可変抵抗層12の側面に、絶縁膜14を介して可変抵抗層12を取り囲むように設けられていた。しかし、上述の説明からわかるように、図7に示す第1変形例のように、可変抵抗層12の対向する1対の側面に絶縁膜14を介して一対の第3電極15を設けるように、抵抗変化素子を形成しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、図7は図1(a)に示す切断面A−Aで切断した断面を示している。
次に、第1実施形態による可変抵抗素子1の書込み方法について、図8乃至図11を参照して説明する。図8は、書込み方法の手順を示すフローチャートである。まず、制御電圧を第3電極15に印加する(S1)。続いて第2電極13にプログラム電圧を印加し、書込みを行う(S2)。書込み後、第3電極15に印加する制御電圧を0Vにする(S3)。書込みが正常に行われたか否かを確かめるためのベリファイ動作を行う(S4)。このベリファイ動作は、第2電極13に読出し電圧を印加して読出しを行い、読出し結果に基づいて、書込みが正常に行われたか否かを確認する。書込みが正常に行われている場合には、書込みを終了する。書込みが正常に行われなかった場合は、プログラム電圧を増加させる(S5)。このとき、制御電圧を増加させずに行ってもよいし、増加させてもよい。その後、手順S1に戻り、上述した手順を繰り返す。
プログラム電圧の増加レベルを図9に示す。また、図9には、プログラム電圧を増加させたときに、制御電圧を増加させずに行う第1印加方法、制御電圧を増加させる第2印加方法を示す制御電圧のレベルを示している。なお、図9においては、ベリファイ動作を考慮していないので、プログラム電圧および制御電圧は増加するレベルを示している。実際のプログラム電圧および制御電圧の波形は図10または図11に示すようになる。なお、図10は制御電圧が第1印加方法によって印加される場合の波形図であり、図11は制御電圧が第2印加方法によって印加される場合の波形図である。図10および図11に示すように、プログラム電圧および制御電圧がともに立ち下がったところでベリファイ動作を行っている。
次に、第1実施形態の抵抗変化素子1の製造方法について図12(a)乃至図16(b)を参照して説明する。なお、この製造方法においては、第1電極11としp型シリコン、第2電極13として銀(Ag)、第3電極15としてタングステン(W)、可変抵抗層12としてアモルファスシリコンを用いた場合を例にとって説明する。
図12(a)に示すように、シリコン単結晶基板10にBイオンを注入し、その後、活性化アニールを施したp型Si領域を第1電極11とする。なお、イオンを注入していない領域は基板10とする。続いて、例えば化学気相成長法(以下、CVDともいう)を用いて可変抵抗層12となるアモルファスシリコンをp型Si領域11上に堆積する。
次に、リソグラフィー技術を用いてp型Si領域上に図示しないフォトレジストからなるレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして、例えばドライエッチングを用いてアモルファスシリコンとp型シリコン領域をパターニングし、可変抵抗層12および第1電極11を形成する(図12(b))。
次に、上記レジストパターンを除去した後、図13(a)に示すように、例えばCVDを用いて犠牲層30となる酸化膜を堆積し、その後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)を用いて酸化膜の上面を平坦化処理する。その後、図13(b)に示すように、例えばCVDを用いて、第2電極13となるAg層を可変抵抗層12上に堆積する。
続いて、リソグラフィー技術を用いてAg層上に図示しないフォトレジストからなるレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして、例えばドライエッチングを用いて、Ag層をパターニングして第2電極13を形成する(図14(a))。その後、ドライエッチングを用いて犠牲層30と可変抵抗層12をパターニングする(図14(b))。
次に、図15に示すように、例えばウェットエッチングを用いて、第2電極13下の犠牲層30をエッチングする。
次に、例えばCVDを用いて、絶縁膜14となるSiN或いは酸化膜を第2電極13の上面および側面、可変抵抗層12の側面、露出している第1電極11の上面を覆うように堆積する(図15(a))。
次に、第2電極13の上面に形成された絶縁膜14上に、リソグラフィー技術を用いて図示しないフォトレジストからなるレジストパターンを形成する。その後、例えばCVDを用いて、第3電極15となるW膜を堆積し、上記レジストパターンを除去することにより、抵抗変化層12の側面に、絶縁膜14を介して、抵抗変化層12の側面を取り囲むように、Wからなる第3電極が形成される。これにより、第1実施形態の抵抗変化素子1が完成する。
以上、説明したように、第1実施形態によれば、動作特性のばらつきを抑制することができる。
(第2変形例)
次に、第1実施形態の第2変形例による抵抗変化素子を図17に示す。この第2変形例による抵抗変化素子においては、図1に示す第1実施形態と異なり、第3電極15が可変抵抗層12の側面だけでなく、第2電極13の側面および上面に、絶縁膜14を介して設けられている。なお、第3電極15を覆うように層間絶縁膜19が設けられている。
このように、第3電極15が第2電極の側面にも絶縁膜14を介して設けられているので、可変抵抗層12の側面を完全に覆うことが可能となり、導電性フィラメントの形成をより精度よく行うことができ、動作特性のばらつきをより抑制することができる。
この第2変形例も第1実施形態と同様に、動作特性のばらつきを抑制することができる。
(第3変形例)
次に、第1実施形態の第3変形例による抵抗変化素子を図18に示す。この第3変形例による抵抗変化素子においては、図1に示す第1実施形態と異なり、可変抵抗層12が第3電極15に絶縁膜14を介して取り囲まれているだけでなく、第3電極15の上面にも絶縁膜14を介して設けられている。そして、この可変抵抗層12上に第2電極13が設けられている。この第2電極は、第1電極11の延在する方向と略直交する方向に延在している。
この第3変形例の可変抵抗素子は、第2電極13と第3電極15の距離が離れるので、両者のカップリングや耐圧等の影響が少なくなり、電圧制御の制約が緩くなる。
また、この第3変形例の可変抵抗素子は、後述するクロスポイント型の不揮発性メモリを構成するメモリセルに用いる場合には、第1電極および第2電極にそれぞれ接続する配線を設けなくともよい。この場合、第1電極および第2電極がそれぞれ配線を兼用することになる。
この第3変形例も第1実施形態と同様に、動作特性のばらつきを抑制することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態による不揮発性メモリについて図19を参照して説明する。第2実施形態の不揮発性メモリは、メモリセルが図1に示す第1実施形態の抵抗変化素子1であるクロスポイント型の不揮発性メモリであり、メモリセルアレイ40を図19に示す。すなわち、この第2実施形態の不揮発性メモリは、図17に示すように、基板10の上に、第1方向(Y軸方向)に延在する第1電極11が複数個、並列に配置されている。また、第1方向と直交する第2方向(Z軸方向)に延在する第2電極13が複数個、並列に配置されている。すなわち、第1電極11と第2電極13は交差するように配置される。第1電極11と第2電極13との交差領域に、第1電極11と第2電極13に挟まれるように、可変抵抗層12が設けられている。各可変抵抗層12の側面に、図示しない絶縁膜を介して、可変抵抗層12の側面を取り囲むように、第3電極15が設けられている。この第3電極15は、メモリセル毎に分離するように設けても良いし、複数のメモリセルに対して共有される構成であってもよい。
この第2実施形態の不揮発性メモリも、第1実施形態と同様に、動作特性のばらつきを抑制することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態の不揮発性メモリについて図20乃至図24を参照して説明する。この第3実施形態の不揮発性メモリは、図20に示すように、メモリセルアレイ50と、制御部61と、制御部63と、パット部64と、制御部65とを備えている。メモリセルアレイ50は、列方向に延在し行方向に並列に配置された複数の第1配線51と、行方向に延在し列方向に並列に配置された複数の第2配線53と、第1配線51と第2配線53との交差領域に設けられた抵抗変化素子(図示せず)を備えている。第1配線51と第2配線53との交差領域に設けられるメモリセルの断面を図21に示す。図21に示すように、第1配線51と第2配線53との間に設けられた抵抗変化素子は、第1実施形態の抵抗変化素子1であって、第1電極11が第1配線51に接続され、第2電極13が第2配線53に接続された構成となっている。なお、第3実施形態において、第1配線51を第1電極11が兼用し、第2配線53を第2電極13が兼用した構成が第2実施形態の不揮発性メモリである。
図21に示す抵抗変化素子1の第3電極15は、パット部64に電気的に接続される。なお、パット部64は、図20においては、1個であるが、第3配線の必要な数に応じて複数個設けることができる。
制御部61は、複数の第1配線51のうちの一つを選択し、選択した第1配線に、書込み、読み出し、またはデータ消去用の電圧を印加する。制御部63は、複数の第2配線53のうちの一つを選択し、選択した第2配線に、書込み、読み出し、またはデータ消去用の電圧を印加する。制御部65は、パット部64を介して第3配線に制御電圧を印加する。
第3実施形態の不揮発性メモリの選択セルの書き込み時の電圧設定方法について図22を参照して説明する。まず、選択セルの書き込みを行う場合、選択された列の第1配線51にセット電圧Vsetを制御部61によって印加し、非選択の列の第1配線51にセット電圧Vsetの1/2の電圧を制御部61によって印加する。また、選択された行の第2配線53に0Vを印加し、非選択の行の第2配線53にセット電圧Vsetの1/2の電圧を印加する。ここで、選択したメモリセルに書き込み時におけるばらつきを抑えるために、行選択を行う制御部63および列選択を行う制御部61から電圧印加する前に、制御部64によってパット部64を介して制御ゲート(第3電極15)に電圧Vgを印加する。
この結果、選択された列および選択された行で指定された選択セルにはセット電圧Vsetが印加され、書き込みが行われる。なお、制御ゲートに印加される制御電圧Vgにより、書き込みのばらつきを抑える。一方、非選択列および選択行で指定される半選択セルにはセット電圧Vsetの1/2の電圧が印加され、書き込みが禁止される。また、選択列および非選択行で指定される半選択セルにはセット電圧Vsetの1/2の電圧が印加され、書き込みが禁止される。また、非選択列および非選択行で指定される非選択セルには0Vが印加され、書き込みが行われない。
第3実施形態の不揮発性メモリにおける選択セルの読み出し時の電圧設定方法について図23を参照して説明する。選択セルの読み出しを行う場合、選択列の第1配線51にリード電圧Vreadの1/2の電圧を印加し、非選択列の第1配線51に0Vを印加する。また、選択行の第2配線53にリード電圧Vreadの−1/2の電圧を印加し、非選択行の第2配線53に0Vを印加する。ここで、制御ゲートには電圧を印加しない。
この結果、選択列および選択行で指定される選択セルにはリード電圧Vreadが印加され、読み出しが行われる。一方、非選択列および選択行で指定される半選択セルにはリード電圧Vreadの−1/2の電圧が印加され、読み出しが禁止される。また、選択列および非選択行で指定される半選択セルにはリード電圧Vreadの1/2の電圧が印加され、読み出しが禁止される。また、非選択列および非選択行で指定される非選択セルには0Vが印加され、読み出しが行われない。
第3実施形態の不揮発性メモリにおける選択セルの消去時の電圧設定方法について図24を参照して説明する。選択セルの消去を行う場合、選択列の第1配線51にリセット電圧Vresetを印加し、非選択列の第1配線51にリセット電圧Vresetの1/2の電圧を印加する。また、選択行の第2配線53に0Vを印加し、非選択行の第2配線53にリセット電圧Vresetの1/2の電圧を印加する。ここで、制御ゲートに電圧を印加しない。
この結果、選択列および選択行で指定される選択セルにはリセット電圧Vresetが印加され、消去が行われる。一方、非選択列および選択行で指定される半選択セルにはリセット電圧Vresetの1/2の電圧が印加され、消去が禁止される。また、選択列および非選択行で指定される半選択セルにはリセット電圧Vresetの1/2の電圧が印加され、消去が禁止される。また、非選択列および非選択行で指定される非選択セルには0Vが印加され、消去が行われない。
以上説明したように、第3実施形態の不揮発性メモリによれば、第1実施形態と同様に、動作特性のばらつきを抑制することができる。
なお、第3実施形態で説明した書込み、読み出し、データ消去の電圧設定を第2実施形態も不揮発性メモリにも適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 抵抗変化素子
10 基板
11 第1電極
12 可変抵抗層
13 第2電極
14 絶縁膜
15 第3電極
16 導電性フィラメント
30 犠牲層
40 メモリセルアレイ
50 メモリセルアレイ
51 第1配線
53 第2はい線
61 制御部
63 制御部
64 パット部
65 制御部

Claims (5)

  1. 第1電極と、
    金属元素を有する第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた可変抵抗層と、
    前記可変抵抗層の対向する少なくとも一対の側面に設けられた絶縁膜と、
    前記可変抵抗層の対向する前記少なくとも一対の側面に前記絶縁膜を挟んで設けられた第3電極と、
    を備えていることを特徴とする不揮発性抵抗変化素子。
  2. 前記絶縁膜は前記可変抵抗層の側面を取り囲むように設けられ、前記第3電極は、前記絶縁膜を挟んで前記可変抵抗層の側面を取り囲むように設けられていることを特徴とする請求項1記載の不揮発性抵抗変化素子。
  3. 請求項1または2記載の不揮発性抵抗変化素子の書込み方法であって、
    書込み時に第3電極に制御電圧を印加した後に、前記第1電極に書込み電圧を印加することを特徴とする書込み方法。
  4. 書込み動作は前記書込み電圧の印加とベリファイ動作とを交互に繰り返して行い、前記書込み電圧は前記ベリファイ動作を行う毎に増加させるとともに、前記制御電極は前記ベリファイ動作を行う毎に増加させることを特徴とする請求項3記載の書込み方法。
  5. 請求項1または2記載の不揮発性抵抗変化素子であるメモリセルが複数個、マトリクス状に配列され、前記複数のメモリセルのそれぞれの第3電極が共有されていることを特徴とする不揮発性メモリ。
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