JP2013156910A - 情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置情報に基づく様々なデータ抽出を可能とすることのできる情報処理システム及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】
第1のエリア内の位置を示す位置情報と、第1のエリアとは異なる第2のエリア内の位置を示す位置情報とを異なる時刻に送信した携帯端末200のデータを抽出するデータ抽出部117と、第1のエリア内の位置を示す位置情報と第2のエリア内の位置を示す位置情報とを送信した携帯端末200に係る情報を出力するデータ出力部119とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明に係るいくつかの態様は、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
近年、例えばGPS(Global Positioning System)から位置情報を取得する機能等を有する携帯端末が普及しており、この機能を利用して、様々なサービスが考えられている。例えば特許文献1には、移動体の位置情報を時系列で取り出すと共に、対象エリアの領域をメッシュ状に分割し、移動体の位置情報に対応するメッシュを判定した上で、当該メッシュについて人の滞在時間の計算や非立入り領域であるか否かの決定等を行う装置等が開示されている。
特開2011−012930号公報
ところで、駅や遊園地、商業施設等といったターゲットに対し、どのようなユーザが利用しているのかや、どのくらいの数のユーザが利用しているのかといった統計的な情報を知りたい場合がある。このような情報を得るためには、例えば、携帯端末から受信した位置情報から、適宜データを抽出及び集計して情報を作成することが考えられる。
ここで、特許文献1記載の手法は、特定のメッシュへの立ち入りの有無を、当該メッシュに対応する位置情報を検出したか否かに応じて判別している。しかしながら、単一のメッシュに対応する位置情報を確認するだけでは、位置に応じた様々なデータ抽出を行うことが難しかった。例えば、あるターゲットに惹きつけられたユーザを抽出したい場合等に、そのターゲットの性質によっては、十分なデータが抽出できないことがある。
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、位置情報に基づく様々なデータ抽出を可能とすることのできる情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的の1つとする。
本発明の情報処理システムは、第1のエリア内の位置を示す位置情報と、前記第1のエリアとは異なる第2のエリア内の位置を示す位置情報とを異なる時刻に送信した携帯端末のデータを抽出する抽出手段と、前記第1のエリア内の位置を示す位置情報と前記第2のエリア内の位置を示す位置情報とを送信した前記携帯端末に係る情報を出力する出力手段とを備える。
本発明の情報処理方法は、情報処理システムが、第1のエリア内の位置を示す位置情報と、前記第1のエリアとは異なる第2のエリア内の位置を示す位置情報とを異なる時刻に送信した携帯端末のデータを抽出するステップと、前記第1のエリア内の位置を示す位置情報と前記第2のエリア内の位置を示す位置情報とを送信した前記携帯端末に係る情報を出力するステップとを行う。
尚、本発明において、「部」や「手段」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、位置情報に基づく様々なデータ抽出を可能とすることのできる情報処理システム及び情報処理方法を提供することができる。
本発明の実施形態における情報処理サーバを含む通信システムの構成を示す図である。 図1に示した情報処理サーバのデータ抽出方法を説明するための図である。 図1に示した情報処理サーバを含む通信システムの機能構成を示す図である。 図1に示した情報処理サーバのソフトウェアの機能構成を示す図である。 図1に示した情報処理サーバの位置履歴情報の具体例を示す図である。 図1に示した情報処理サーバのターゲット情報の具体例を示す図である。 図1に示した通信システムに含まれる携帯端末の処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示した情報処理サーバの処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示した情報処理サーバのデータ抽出方法の他の例を説明するための図である。 図1に示した情報処理サーバのデータ抽出方法の他の例を説明するための図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の説明及び参照する図面の記載において、同一又は類似の構成には、それぞれ同一又は類似の符号が付されている。
(実施形態)
図1乃至図8は、本発明の実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、以下の流れに沿って本実施形態を説明する。まず「1」で実施形態全体の概要を示す。その上で、「2」でシステム全体の構成を、「3」でソフトウェア構成を、「4」でデータベースの構成を説明する。「5」では、処理の流れを説明する。最後に、「6」以降で、本実施形態に係る効果や他の実施形態等を説明する。
(1 概要)
(1.1 システム概要)
図1は、情報処理システムである情報処理サーバ100が含まれる通信システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1は、情報処理サーバ100、携帯端末200(以下、携帯端末200A乃至200D、後述する携帯端末200A乃至200Nを総称して携帯端末200と呼ぶ。)を含んでいる。情報処理サーバ100及び携帯端末200は、それぞれ公衆網Nに接続されている。
ここで、通信システム1は、情報処理サーバ100が携帯端末200から位置情報を受信し、この位置情報に基づいてターゲットTの利用者等に係る統計データ等のデータ(ここでは、レポートRとしている)を作成して出力するシステムである。
携帯端末200は、図示しないユーザが持ち運び自在な可搬性の情報処理装置である。携帯端末200はそれぞれ、例えばGPS(Global Positioning System)等により断続的に位置情報を取得して、情報処理サーバ100へ送信することが可能である。携帯端末200の具体例としては、例えば携帯電話(いわゆるスマートフォンであるか、フィーチャーフォンであるかは問わない)、ノートPC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistance)等が考えられる。
ここで、携帯端末200が情報処理サーバ100に位置情報を送信する間隔としては、例えば5分間隔や10分間隔等が考えられるが、これに限られるものではない。以下、携帯端末200は5分間隔で位置情報を送信するものとして説明する。
情報処理サーバ100は、携帯端末200から位置情報を受信し、当該位置情報に基づき、ターゲットTを利用した利用者の数や後述するターゲットTに関連する者の数、ターゲットTの利用者がどこから来ているかやどこに勤務しているか等の統計データを作成して、レポートRとして出力する。尚、レポートRの出力方法としては、例えば電子データとして記憶媒体に記録したり、通信により他の情報処理装置に送信したり、或いは印刷したり、表示装置に表示したりといった形態が考えられる。
ここで、ターゲットTは、例えば駅や遊園地、商業施設といった施設の他、公園の中の特定の位置等であることも考えられる。以下、ターゲットTが駅である場合を例に説明する。
また、ターゲットTの利用者には、例えば駅から電車に乗ったり駅で電車から降りたりといった乗降客の他、駅周辺の商業施設に入ったユーザ等の、ターゲットTの周辺施設の利用者をも含む。つまり、ターゲットTの利用者の数は、周辺施設も含めたターゲットTの集客力に相当する。一方、ターゲットTである駅を単に通過する電車に乗っているユーザ(駅で乗降しないユーザ)は、当該ターゲットTの集客力とは関係ないと考えられるため、利用者には含まれない。
他にも、例えばターゲットTに惹きつけられているが、ターゲットT(若しくはその近辺)の位置若しくは近辺には近づかないユーザを抽出したい場合も考えられる。例えば、タワーや花火等を少し離れた距離から眺めているユーザは、ターゲットTに惹きつけられて、ターゲットTを見やすい位置にはいるが、ターゲットTと同じ位置若しくは近辺に来る可能性は低い。このような、上記のターゲットT(若しくはその周辺施設)を利用する利用者のみならず、ターゲットTに惹きつけられたユーザをも含む概念を、以下「ターゲットTに関連する者」と呼ぶことがある。ターゲットTに惹きつけられたユーザ(但し、ターゲットTの近傍には近づかないユーザ)の抽出方法については、主に「7 他の実施形態」の中で説明する。
ここで従来、特定のメッシュへの立ち入りの有無を、当該メッシュに対応する位置情報を検出したか否かに応じて判別する手法があった。しかしながら、ターゲットの属するメッシュ内で検出された位置情報は当該ターゲットを利用等したユーザのものとは限らず、単にターゲット周辺を通過したユーザの位置情報に過ぎない可能性もある。よって、より詳細なデータ抽出手法により作成した精度の高いデータが望まれている。
そこで、情報処理サーバ100は、ターゲットTが属するメッシュ領域Mに含まれる位置情報を携帯端末200から受信すると共に、それに続けて、ターゲットTが属するエリアAに含まれる位置情報を携帯端末200から受信した場合に、当該携帯端末200を、ターゲットTの利用者が保有する端末だと判定して、レポートRの統計データに反映させる。このような2段階の位置情報の判定により、ターゲットTの性質に応じた高い精度のデータ抽出が可能となる。以下、図2を参照しながらこの詳細について説明する。
(1.2 データ抽出の概要)
図2は、情報処理サーバ100による、ターゲットTに関連する者(ここでは、例えばターゲットTの利用者)が保有する携帯端末200と判定するデータの抽出方法を説明するための図である。図2の例では、ターゲットTは電車の駅である「那珂野駅」であるものとする。
メッシュ領域Mは、ターゲットTである「那珂野駅」が属するエリアである。ここで、メッシュ領域Mは、緯度経度に基づいて地図を分割して得られる複数の分割領域である。尚、本実施形態では、メッシュ領域Mは一辺500mの正方形の領域であるものとして説明するが、これに限られるものではなく、仕様や設計に応じて適宜メッシュ領域Mの分割領域の形状やサイズを設定することができる。例えば、メッシュ領域Mの形状は、四角形、六角形、ひし形等の多角形や、円等の曲線で囲まれた領域とすることができる。また例えば、ユーザが頻繁に滞在するエリアを特定したい場合はメッシュ領域Mのサイズを大きく設定し、一方、ユーザが頻繁に訪れる店などを特定したい場合はメッシュ領域Mのサイズを小さく設定することができる。またメッシュ領域Mのサイズは一定でなくてもよい。例えば、都市部のメッシュ領域Mはより小さく(細かく)するようにしてもよい。また、人口統計情報によって地域毎にメッシュ領域Mのサイズを変えたり(例えば人口が多い地域のメッシュ領域Mは小さくする。)、市区町村の分類、宅地種別、日常圏の情報などに基づいてサイズを設定したりしてもよい。
メッシュ領域Mは比較的狭い領域であるので、この中の位置情報を送信した携帯端末200を保有するユーザは、ターゲットTに十分近づいたものと判別することができる。しかしながら、メッシュ領域M内の1回の位置検出をもって、ターゲットTである那珂野駅の利用者と判断することはできない。なぜならば、電車に乗っているユーザが那珂野駅を利用せずにそのまま電車に乗り続ける場合(那珂野駅を通過する場合)には、当該ユーザの携帯端末200は、メッシュ領域M内の位置情報を送信したとしても、それは単に電車が那珂野駅に停車又は周辺を通過しているだけであり、ターゲットTである那珂野駅を利用しているとは言えないからである。
よって、情報処理サーバ100は、位置情報にかかる判別を、メッシュ領域M内の位置に係る位置情報と、それに続くエリアA内の位置に係る位置情報との2回の位置検出により利用者の携帯端末200を特定することで、利用者に係るデータ抽出の精度を上げるようにしている。
エリアAは、ターゲットTを含む、メッシュ領域Mとは異なる大きさの領域である。ここでは、エリアAはターゲットTの位置から半径1km(1000m)の円状の領域であり、メッシュ領域Mを包含している。ここで、たとえば歩行者の平均歩行速度を80m/分と考えれば、携帯端末200が位置情報を送信する間隔(5分)の間に、歩行者は400m進む。自転車(ここでは、モータを備えない自転車や電動アシスト自転車等の人力を必要とする自転車をいい、原動機付自転車は除くものとする)の速度がこの倍の160m/分だとすると、自転車の進む距離は800mである。つまり、エリアAは、位置情報の送信間隔の間に、ユーザが歩行若しくは自転車でターゲットTから平均的に移動可能なエリアよりも広い。これにより、例えば位置情報送信時刻である時刻tにおいて位置Xであったユーザが、その次の位置情報送信時刻である時刻t+1(例えば、時刻tの5分後)に徒歩若しくは自転車で移動して到達する位置Yは、エリアA内にほぼ収まると考えられる。
つまり、ターゲットTである那珂野駅の利用者(例えば、那珂野駅から降りた利用者)が徒歩若しくは自転車で移動する場合には、当該利用者の携帯端末200から那珂野駅の利用時にメッシュ領域M内の位置(例えば位置X)に係る位置情報を受信したとしても、それに続いて受信する(例えば5分後の)位置情報の位置はメッシュ領域M外となる可能性が高い。そのため、連続する2回の位置情報を両方メッシュ領域Mで判定すると、抽出できない利用者がでる。
しかしながら、2回目の位置情報の位置もエリアAには収まる可能性が高い。よって、本実施形態に係る情報処理サーバ100は、大きさの異なるメッシュ領域M及びエリアAの2つのエリアを判別の基準に使用することで、メッシュ領域Mのみを基準に利用者を判別する場合よりも、高い精度で利用者を抽出することを可能としている。
一方、電車の平均走行速度を600m/分だとすると、携帯端末200が位置情報を送信する間隔の間に進む距離は3kmである。これは、エリアAの半径である1kmよりも長い。つまり、電車に乗ったユーザが保有する携帯端末200からメッシュ領域M内の位置情報を1回受信したとしても、次に当該携帯端末200から受信する位置情報にかかる位置(例えば位置Z)は、エリアA外となる可能性が極めて高い。つまり、メッシュ領域M及びエリアAの2つを用いてデータ抽出を行えば、電車に乗ってただ通過しただけのユーザに係る位置情報はデータ抽出の対象外とすることができるので、利用者判定の精度が向上する。
また、エリアAのみを利用者判定に用いることも考えられるが、エリアAの外縁部はターゲットTから遠すぎるので、エリアA内の位置検出のみをもってターゲットTの利用者と判断するよりは、メッシュ領域Mをも併用することで、ターゲットTの利用者としての抽出の精度を上げることが可能となる。
このように、大きさの異なる2つのエリアを用いて連続する2回の位置情報の判定を行うことにより、例えば電車や自動車等の高速の乗り物(ここでは、電車、自動車、原動機付自転車を含むバイク等の、主に動力に人力を必要としない乗り物をいう。「輸送用移動体」ともいう。)で通りかかっただけのユーザ等を抽出対象外とすることができ、ターゲットTの純粋な利用者と考えられるユーザのみを抽出してデータを作成することができる。
尚、本実施形態ではメッシュ領域MやエリアAとして平面情報のみを考慮しているが、これに限られるものではなく、例えば3次元情報をも使用して、携帯端末200がターゲットTの利用者が保有するものであるか否かを判別するようにしても良い。
また、本実施形態では、連続する2回の位置情報に基づいてユーザを抽出しているが、これに限るものではなく、例えば5回置きに送信された位置情報や、例えば30分等の所定時間内に送信された位置情報のうちの2つの位置情報等に基づいてユーザを抽出するようにしても良い。
(2 システム構成)
以下、図3を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の機能構成を説明する。図3は、本実施形態に係る通信システム1の機能構成を示す図である。前述の通り、本実施形態に係る通信システム1は、情報処理サーバ100及び携帯端末200を含む。以下、これらの構成について説明する。
情報処理サーバ100は、前述の通り、携帯端末200から位置情報を受信すると共に、当該位置情報が示す位置がターゲットTの属するメッシュ領域MやエリアAに属するか否かを判別することで、ターゲットTの利用者にかかる統計データ等であるレポートRを作成する。
情報処理サーバ100は、制御部110、通信部120、及びデータベース(DB)140を含む。尚、情報処理サーバ100の機能は、2以上の情報処理装置(サーバも含む)を組み合わせた情報処理システムとして実現することも可能である。
制御部110は、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)111及びメモリ113を含む。制御部110では、メモリ113に記憶されたプログラム(ソフトウェア)を格納し、CPU111上で当該プログラムを実行することにより、情報処理サーバ100における各種処理を制御する。例えば、通信部120で受信した携帯端末200の位置情報を位置履歴情報141としてDB140に記録したり、位置情報が示す位置がメッシュ領域MやエリアAに属するか否かを判別したり、ターゲットTの利用者にかかる統計データを作成したりといった処理を行う。これらの機能処理については、図4等を参照しながら後述する。
通信部120は、携帯端末200と通信するための通信インタフェースである。通信部120は、例えば、携帯端末200からの位置情報の受信等を行う。
DB140は、例えば記憶装置上に構成される情報管理モジュールであり、位置履歴情報141や、ターゲットTの位置等にかかるターゲット情報143等を記憶する。ここで、位置履歴情報141は、それぞれの携帯端末200から受信した緯度や経度にかかる位置情報が、時刻や端末IDと対応付けて管理される情報である。位置履歴情報141の具体例は、図5を参照しながら後述する。また、ターゲット情報143についても、図6を参照しながら後述する。
次に、携帯端末200の構成を説明する。携帯端末200は、図3に示すように、主制御部210、無線通信部220、入力部230、表示部240、及びセンサ250を含む。
主制御部210は、携帯端末200における各種処理を制御し、CPU211及びメモリ213(揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含む。)を含む。主制御部210では、メモリ213の記憶領域に各種アプリケーション等のプログラムを格納したり、CPU211が当該アプリケーション等のプログラムを実行したりすることにより、携帯端末200が有する各種機能を実現することができる。より具体的には、主制御部210は、GPS受信機253により取得できる位置情報を、無線通信部220を用いて例えば5分間隔等で定期的に情報処理サーバ100へ送信する。
無線通信部220は、公衆網Nを介して他の情報処理装置との間でデータを送受信することができる。先述の通り、位置情報の情報処理サーバ100への送信は無線通信部220により行われる。
入力部230は、携帯端末200に対するユーザからの入力を受け付ける装置であり、入力キーやタッチパネル等を含む。尚、入力部230は、ユーザからの音声を受け付けて入力情報として主制御部210へ出力する機能を有しても良い。表示部240は、各種情報を表示してユーザに提示するための、例えばディスプレイ装置である。
センサ250は、携帯端末200のユーザの移動状態に応じて変化する検出信号等を出力し、例えば、加速度センサ251やGPS受信機253を含む。具体的には、センサ250から出力される検出信号には、加速度センサ251から出力される加速度を示す加速度情報や、GPS受信機253から出力される携帯端末200の現在位置を示す位置情報が含まれる。尚、位置情報には、高度に係る情報を含んでも良い。
(3 ソフトウェアの機能)
次に、図4を参照しながら、情報処理サーバ100のソフトウェアの機能構成を説明する。図4は、情報処理サーバ100の制御部110上で動作するソフトウェアの構成を模式的に示す機能ブロック図である。
制御部110で動作するソフトウェアは、位置情報受信部115、データ抽出部117、及びデータ出力部119を含む。
位置情報受信部115は、各携帯端末200から、それぞれの携帯端末200が取得した位置情報を定期的に(断続的に)通信部120を介して受信し、それをDB140上の位置履歴情報141として登録する。尚、位置情報の取得方法については、位置情報受信部115が携帯端末200に位置情報の送信要求を出し、それに対する応答として携帯端末200が位置情報を送信する形であるか、若しくは携帯端末200が自発的に(情報処理サーバ100側からの要求なしに)位置情報を送信する形であるかは問わない。本実施形態では、携帯端末200が自発的に位置情報を送信するものとして説明する。
データ抽出部117は、データ出力部119が作成する統計データ(例えば、レポートR)を生成する際の元となるデータ(例えば、ターゲットTの利用者とみなすことのできるユーザの携帯端末200のデータ)を、位置履歴情報141から抽出する。データ抽出部117はデータ抽出に際し、読込部117AによりDB140から位置履歴情報141を読込んだ上で、当該位置履歴情報141に含まれる位置情報に対して、エリア判定部117Bを用いて、ターゲットTの属するメッシュ領域M若しくはエリアA内を示す位置情報であるか否かを判定することにより、条件に合致するデータを抽出する。
エリア判定部117Bは、携帯端末200から受信した位置情報が示す位置が、ターゲットTが属するメッシュ領域MやエリアAの領域に含まれるか否かを判別する。より具体的には、エリア判定部117Bは、ターゲット情報143から取得可能なターゲットTの座標位置が属するメッシュ領域Mを特定すると共に、携帯端末200から受信したある時刻tの位置情報が示す位置(t)がメッシュ領域Mに属するか否かを判別する。もし時刻tの位置情報が示す位置(t)がメッシュ領域Mに属する場合には、それに続く時刻t+1(時刻tの直近にその携帯端末200が位置情報を送信した時刻であり、例えば、時刻tの5分後)に、その携帯端末200から受信した位置情報が示す位置(t+1)がエリアAに属する場合には、当該携帯端末200の保有者をターゲットTの利用者とみなすことが可能である。
尚、エリア判定部117Bによる位置情報とメッシュ領域Mとの比較処理、及び位置情報とエリアAとの比較処理は、実装上、1つのモジュールで行っても、複数のモジュールで行っても構わない。
また、上記では位置(t)がメッシュ領域Mに属するか否か及び位置(t+1)がエリアAに属するか否かについて判別する場合を例に説明したがこれに限るものではなく、例えば位置(t)がメッシュ領域Mに属するか否か及び位置(t−1)がエリアAに属するか否かについて判別するようにしても良い。この点、「7 他の実施形態」の中でも説明する。
データ出力部119は、データ抽出部117により抽出された、ターゲットTの利用者とみなすことのできる携帯端末200のデータを集計して、例えばレポートR等の出力データを作成する。このとき、例えばユーザから統計データの対象期間が指定されている場合には、データ抽出部117は、位置履歴情報141から当該期間の位置情報を抽出した上で、上述のエリア判定処理を行って対象となる携帯端末200のデータを特定し、データ出力部119は、当該データに基づき、例えばターゲットTの利用者数や利用者の勤務地の分布等の統計的なデータを作成する。尚、利用者の勤務地等の情報は、例えば、ユーザの勤務地等が登録されているDBを参照したり、或いは位置情報の履歴の解析したりすることで特定することが可能である。
尚、図3や図4には明示的に示していないが、データ出力部119が作成する統計データの対象期間(例えば、1月から12月までの1年間、1月の1ヶ月間、平日、休日、日毎の推移、等)やターゲットTの指定等を入力するための入力インタフェースや入力処理部を情報処理サーバ100や制御部110が備える。
(4 データベースの具体例)
次に、情報処理サーバ100のデータベース140が管理する位置履歴情報141及びターゲット情報143の具体例を図5及び図6を参照しながら説明する。
(4.1 位置履歴情報の具体例)
図5は、データベース140が管理する位置履歴情報141の具体例を示す図である。位置履歴情報141は、上述の通り、携帯端末200が随時送信する位置情報を、位置情報受信部115がDB140に逐次登録することにより更新される。
図5の位置履歴情報141の例では、各携帯端末200に対して一意に割り当てられる端末IDと、その端末IDの位置情報(緯度経度)と、当該位置情報を測位した時刻等とが対応付けて管理されている。
よって、ある携帯端末200の位置情報の履歴を把握したい場合には、位置履歴情報141で管理されるデータのうち、当該携帯端末200の端末IDの位置情報を、測位時刻順に並べればよい。
(4.2 ターゲット情報の具体例)
図6は、データベース140が管理するターゲット情報143の具体例を示す図である。ターゲット情報143は、例えば、利用者等の統計データが欲しいユーザが、対象となるターゲットTの情報として入力し、DB140に登録するものである。或いは、主要なターゲットTのターゲット情報143は、予め情報処理サーバ100の管理者等がDB140に登録するようにしても良い。
ターゲットTの情報として、ターゲット情報143は、名称及び位置情報を含む。図6の例では、ターゲットTに係る2点の位置座標(緯度経度)を登録するようにしている。この2点は、例えば、ターゲットTを四角形に近似した場合に、互いに対向する2点(例えば、ターゲットTが北西、北東、東南、南西に頂点を持つ四角形と近似できる場合には、北西の角と南東の角、又は北東の角と南西の角)に対応する。この場合、ターゲットTを含むエリアAの中心点は、例えばこの2点の中心点として定めることができる。
しかしながら、ターゲットTの位置座標の指定方法はこれに限るものではなく、ターゲットTの領域が多角形等の場合に、領域を規定する全ての角の座標を指定して登録できるようにしても良い。
(5 処理の流れ)
以下、図7及び図8を参照しながら、通信システム1における処理の流れを説明する。尚、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行することができ、また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行することもでき、便宜上複数に分けて記載されているステップを1ステップとして実行することもできる。
(5.1 携帯端末の処理の流れ)
図7は、位置情報の送信にかかる携帯端末200の処理の流れを示すフローチャートである。まず、携帯端末200は、GPS受信機253等を使用して、現在位置に係る位置情報を取得する(S701)。その上で、携帯端末200は、現在時刻(測位時刻に対応)と、S701で測位した位置情報と、自身の端末ID等とを含むデータを無線通信部220から情報処理サーバ100へと送信する(S703)。
携帯端末200は、位置情報取得にかかる処理が終了しない限り(S705のNo)、S701及びS703のGPSからの位置情報の取得及び送信を、断続的に(例えば5分間隔で)繰り返す。尚、携帯端末200が移動していない場合(例えば、加速度センサ251が移動を検出していない場合)には、位置情報を送信しないように実装しても良い。
(5.2 情報処理サーバの処理の流れ)
次に、図8を参照して、情報処理サーバ100の処理の流れを説明する。図8は、情報処理サーバ100の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部110は、データ出力部119が出力する統計データの対象となるターゲットTに関するターゲット情報143をDB140に登録する(S801)。また、制御部110は、データ出力部119が出力する統計データの対象となる対象期間を設定する(S803)。このターゲット情報143や対象期間は、例えばユーザから入力装置を介して入力されたり、或いは情報処理サーバ100の管理者から入力されたりすることが考えられる。尚、S801及びS803の入力順序はこの順番でなくともよく、逆順でも良い。
ターゲットT及び対象期間が設定された後、データ抽出部117はこの設定内容に従って、位置履歴情報141から、対象期間内に携帯端末200から送信された、ターゲットTが含まれるメッシュ領域M内の位置を示す位置情報を含むデータを全て抽出する(S805)。
そして、データ抽出部117は、抽出されたデータを送信(時刻tとする)した携帯端末200の中から、当該データ(位置情報)に続いて、エリアA内の位置を示す位置情報を送信(時刻tの次の位置情報の送信時刻である時刻t+1)した携帯端末200を、全て抽出する(S807)。つまり、データ抽出部117は、S805及びS807により、対象期間中に、メッシュ領域M内を示す位置情報及びエリアA内を示す位置情報を連続して送信した携帯端末200を特定する。
データ出力部119は、S807でデータ抽出部117が特定した携帯端末200群のデータに基づき、各種統計データを作成して(S809)それを出力する(S811)。作成する統計データとしては、例えばターゲットTの利用者数や、利用者の居住地の分布、勤務先の分布、目的地の分布等が考えられる(尚ここで、居住地や勤務地は、位置情報の履歴を一定期間以上取得することにより推定することが可能である)。この他にも、例えば携帯端末200の所有者の個人情報と照らしあわせば、ターゲットTの利用者の性別比や、年齢層等の統計データを作成することも可能である。
(6 本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の情報処理サーバ100は、ターゲットTの属するメッシュ領域M内を示す位置情報と、エリアA内を示す位置情報とを連続して送信した携帯端末200を抽出して、データを作成する。大きさの異なるメッシュ領域M及びエリアAの2つのエリアを用いて携帯端末200のデータを抽出することにより、ターゲットTの性質に応じた、ターゲットTに関連する者のデータを作成することが可能となる。特に、電車の駅やバス停といった施設は、利用者の滞在時間が短いため、ターゲットTの周辺位置を特定可能な程度に狭いエリアであるメッシュ領域Mと、それよりも広いエリアであるエリアA(ターゲットTからの最遠位置は、位置情報の受信間隔の間に徒歩や自転車で移動する距離(携帯端末200から位置情報を受信する間隔に歩行者の平均歩行速度や自転車の平均速度を乗じた距離)よりも長い)とを併用することで、駅から徒歩や自転車で移動する人々を捕捉することが可能となる。尚、駅やバス停で降りて車やバスに乗り換えるユーザも考えられるが、その場合には、車やバスを一定時間待つ場合が多いと考えられるので、このようなユーザも、本手法で捕捉できる可能性が高い。
また、エリアAのターゲットTからの最遠位置を、位置情報の受信間隔の間に電車や車で移動する距離(携帯端末200から位置情報を受信する間隔に電車の平均運行速度や車の平均速度を乗じた距離)よりも短くすることで、単に車や電車でターゲットTの周辺を通過しただけのユーザを排除することが可能となる。
(7 他の実施形態)
(1)上記実施形態では、メッシュ領域Mに属する位置情報に続けてエリアAに属する位置情報を受信したか否かを判別している。例えば、ターゲットTである駅から電車に乗る利用者について考えると、このような利用者は電車を待つ待ち時間を必要とすることが多いために、2回目の位置情報の位置もメッシュ領域M内となっている可能性が高いと考えられるので、上記実施形態でも捕捉できる可能性は高いと考えられる。
しかしながら、上記実施形態とは別の手法として、例えば、エリアAに属する位置情報を受信した後に、それに続けてメッシュ領域Mに属する位置情報を受信したか否かを判別することも考えられる(上記実施形態において、位置(t)と位置(t−1)がそれぞれメッシュ領域MとエリアAとに属するか否かを判別する場合に対応。)。このように実装すると、例えば駅やバス停であるターゲットTから電車やバスに乗る利用者等を抽出する精度を高めることが可能だと考えられる。
(2)上記実施形態では、メッシュ領域MとエリアAとが包含関係にある場合を例に説明を行ったが、これに限られるものではなく、図9に例を示すように、メッシュ領域MとエリアAとが包含関係にない場合も考えられる。図面の上側を北とした場合、図9の例は、ターゲットTである那珂野駅を含むメッシュ領域Mと、同じく那珂野駅を含むが、鉄道線よりも北側のエリアAとを位置情報と比較することによりにデータを抽出する場合を示している。図9の例に示したメッシュ領域M及びエリアAでデータ抽出を行うと、ターゲットTの利用後、北口方向に移動した利用者の統計データを作成することが可能となる。より具体的には、時刻tで位置Aにいたユーザが時刻t+1に位置Bに移動した利用者はデータ抽出対象となるが、時刻t+1に位置C(南口方向)に移動した利用者はデータ抽出対象外となる。
このように、作成したい統計データに応じて、メッシュ領域M及びエリアAを種々設定することが可能である。
(3)上記実施形態では、エリアAのターゲットTからの最遠位置を、位置情報の受信間隔の間に徒歩や自転車で移動する距離よりも長く、位置情報の受信間隔の間に電車や車で移動する距離よりも短くする場合を例に説明したが、これに限られるものではなく、ターゲットTの利用者が使用すると想定できる移動手段等に応じて、適宜ターゲットTからエリアAの最遠位置までの距離を変更することが可能である。例えば、自転車の使用者を除外すべくエリアAの半径を短くしたり、自動車の使用者を入れるべく半径を長くしたりすることも考えられる。
(4)上記実施形態では、ユーザを抽出するためのメッシュ領域M及びエリアAの双方がターゲットTを含む場合を例に説明を行ったが、これに限るものではない。例えば、ターゲットTに惹きつけられたユーザを抽出する場合には、図10に示すように、ターゲットTを含まない2つのエリアA1及びA2を用いて、ターゲットTに関連する者に係る位置情報を抽出するようにしても良い。
図10は、ターゲットTに惹きつけられたユーザの保有する携帯端末と判定するデータの抽出方法を説明するための図である。この例では、ターゲットTは例えば、ライトアップされたタワーであることを想定しているが、これに限られるものではなく、ある程度離れた距離から眺めるものであれば、例えば花火や高層ビル等であることが考えられる。
図10の例では、ターゲットTの周りを周状に囲うエリアA1とエリアA2とを示している。ここで、このエリアA1及びA2は、例えば情報処理サーバ100の管理者がレポートRを作成するためにデータを抽出する際に、ターゲットTと併せて、エリアA1及びA2の半径(内径及び外径)をそれぞれ指定することにより設定される領域である。尚、ここでは、エリアA1及びA2の形状をそれぞれ周状の領域であるものとして説明するがこれに限られるものではなく、また、エリアの設定方法も半径の指定以外の方法であっても良い。
エリアA1は、例えば上記実施形態のメッシュ領域Mに対応する領域であり、ターゲットTに惹きつけられたユーザとみなすことのできる、ターゲットTを眺めるのに好適な距離離れた領域である。一方、エリアA2はターゲットTを眺めた後、携帯端末200の位置情報の送信間隔の間に、ユーザが例えば徒歩等で移動可能な領域に相当する。
図10の例であれば、例えば、エリアA1内の位置Xに対応する位置情報とエリアA2内の位置Yに対応する位置情報とを連続して送信した携帯端末の保有者を、ターゲットTに惹きつけられたユーザとして、情報処理サーバ100のデータ抽出部117が抽出することが考えられる。
尚、図10の例では、エリアA1とエリアA2とが包含関係にあるがこれに限られるものではなく、上記実施形態のように、必ずしも包含関係になくとも良い。
(8 付記事項)
尚、前述の各実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
100・・・情報処理サーバ、110・・・制御部、111・:・・CPU、113・・・メモリ、115・・・位置情報受信部、117・・・データ抽出部、117A・・・エリア判定部、119・・・データ抽出部、120・・・通信部、140・・・データベース(DB)、141・・・位置履歴情報、143・・・ターゲット情報、200・・・携帯端末

Claims (5)

  1. 第1のエリア内の位置を示す位置情報と、前記第1のエリアとは異なる第2のエリア内の位置を示す位置情報とを異なる時刻に送信した携帯端末のデータを抽出する抽出手段と、
    前記第1のエリア内の位置を示す位置情報と前記第2のエリア内の位置を示す位置情報とを送信した前記携帯端末に係る情報を出力する出力手段と
    を備える、情報処理システム。
  2. 前記第1のエリアはターゲットの位置を含み、
    前記出力手段は、前記第1のエリア内の位置を示す位置情報と前記第2のエリア内の位置を示す位置情報とを送信した前記携帯端末に係る情報を出力する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記第1のエリア及び前記第2のエリアは前記ターゲットの位置を含む、
    請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記ターゲット位置から前記第2のエリアの最遠位置までの距離は、前記ターゲットの位置から前記第1のエリアの最遠位置までの距離よりも長い、
    請求項2又は請求項3記載の情報処理システム。
  5. 情報処理システムが、
    第1のエリア内の位置を示す位置情報と、前記第1のエリアとは異なる第2のエリア内の位置を示す位置情報とを異なる時刻に送信した携帯端末のデータを抽出するステップと、
    前記第1のエリア内の位置を示す位置情報と前記第2のエリア内の位置を示す位置情報とを送信した前記携帯端末に係る情報を出力するステップと
    を行う、情報処理方法。
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