JP2015219777A - 制御装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人の存在位置に関する情報を、個人特定リスクを低減した状態で利用提供できる。
【解決手段】制御装置10において、変換部12は、取得部11で取得した位置データ群と、記憶部13に記憶した複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、各位置データの存在位置とエリア位置が一致する少なくも1つの抽象化パターンを特定する。そして、利用可能パターン特定部14は、取得部11で取得した位置データ群に基づいて、変換部12で特定した各抽象化パターンについてエリア位置と存在位置が重なる個人IDの数がk(kは2以上の自然数である設定値)個以上であるか否かを判定する。そして、利用可能パターン特定部14は、k個以上であると判定した抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
近年、情報漏洩の問題及び個人情報保護法の制定等により、個人情報の取り扱いが問題となっている。個人情報は、公的機関のみならず、種々の企業によって収集されている。例えば、商品又はサービスを購入する消費者(以下では、「個人」と呼ぶことがある)が商品又はサービスを購入する際に、会員登録することがある。この会員登録時には、通常、個人の氏名、年齢、性別、住所、及びメールアドレス等のデータが、個人に割り振られた個人IDと対応づけられた状態で、企業のシステムに登録(記憶)される。すなわち、企業のシステムは、「個人情報データ」を記憶しておく。ここで、「個人情報データ」は、例えば、氏名、年齢、性別、住所、メールアドレス、及び個人IDを含む。さらに、企業のシステムは、個人情報データが既に登録されている個人が商品又はサービスを購入する度に、その個人のIDに対応づけて、購入された商品又はサービスに関する情報を記憶する。これにより、企業は、収集した個人情報データを用いて、企業活動に利用することができる。
一方で、例えば、個人情報データを収集した第1の企業以外の第2の企業が、その個人情報データを利用することを望むことがある。すなわち、データ収集主体とデータ利用主体とが異なる可能性がある。しかしながら、個人情報保護の観点から、個人の許可を得ること無しに、個人情報データそのものを提供することはできない。そこで、個人情報データを、個人を特定できない状態のデータ(以下では、「匿名化データ」と呼ぶことがある)に変換し、匿名化データを利用することが考えられている。
特開2003−196391号公報
コンピュータセキュリティシンポジウム2009 (CSS2009) 論文集、page 1-6,"k-匿名性の確率的指標への拡張とその適用例",2011-10-12
ところで、例えば個人が携帯している通信端末から得られる、個人の「存在位置」に関する情報も「個人情報」として扱われる。また、個人の「存在位置」に関する情報は、マーケティング等に利用可能な有用情報である。通常、存在位置データは、GPX(GPS eXchange Format)やKML(Keyhole Markup Language)等の形式で扱われる。このため、存在位置データのままではデータ利用主体が利用し難く、利用容易な形式でデータ利用主体に提供されることが望まれている。
一方、存在位置データが個人を特定できるレベルでデータ利用主体に提供されると、例えば存在位置データが悪用され、個人がストーカーに合う等の被害を受ける恐れがある。
従って、個人の「存在位置」に係る匿名化データが、個人を特定されるリスク(つまり、「個人特定リスク」)が十分低減されたレベルで利用提供されることが望まれている。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、第1に、存在位置データを利用容易なデータに加工できる、制御装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。また、第2に、個人の存在位置に関する情報を、個人特定リスクを低減した状態で利用提供できる、制御装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
開示の態様では、制御装置は、取得部と、記憶部と、第1の特定部とを有する。前記取得部は、各位置データが個人IDと前記個人IDに対応する個人が存在する存在位置に関する情報との組合せを含み且つ複数の個人の位置データを含む、位置データ群を取得する。前記記憶部は、各抽象化パターンがエリアの識別情報とエリア位置との組合せを含む、複数の抽象化パターンを記憶する。前記第1の特定部は、前記取得部で取得した位置データ群と、前記記憶部に記憶した複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、前記各位置データの存在位置とエリア位置が重なる少なくも1つの抽象化パターンを特定する。
開示の態様によれば、存在位置データを利用容易なデータに加工できる。また、個人の存在位置に関する情報を、個人特定リスクを低減した状態で利用提供できる。
図1は、実施例1の制御装置の一例を示すブロック図である。 図2は、抽象化パターンの説明に供する図である。 図3は、抽象化パターンテーブルの一例を示す図である。 図4は、実施例1の制御装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、位置データ群の説明に供する図である。 図6は、抽象化パターンの特定の説明に供する図である。 図7は、利用可能パターンの特定の説明に供する図である。 図8は、実施例2の制御装置の一例を示すブロック図である。 図9は、或る期間に対応するカウントテーブルの一例を示す図である。 図10は、行動パターンの特定の説明に供する図である。 図11は、実施例3の制御装置の一例を示すブロック図である。 図12は、実施例4の制御装置の一例を示すブロック図である。 図13は、制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する制御装置、制御方法、及び制御プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する制御装置、制御方法、及び制御プログラムが限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[制御装置の構成例]
図1は、実施例1の制御装置の一例を示すブロック図である。図1において、制御装置10は、取得部11と、変換部12と、記憶部13と、利用可能パターン特定部14とを有する。
取得部11は、「位置データ群」を取得する。各位置データは、個人IDと当該個人IDに対応する個人が存在する存在位置に関する情報との組合せを含む。また、取得された「位置データ群」は、複数の個人の位置データを含む。各位置データは、例えば、個人IDに対応する個人が携帯する通信端末から報告されたものである。
記憶部13は、複数の「抽象化パターン」を記憶している。ここでの各抽象化パターンは、エリアの識別情報(例えば、エリア名称)とエリア位置との組合せを含む。各抽象化パターンは、例えば、「抽象化パターンテーブル」に各エントリとして記憶されている。
図2は、抽象化パターンの説明に供する図である。図2には、西新宿周辺の地図が示されている。図2に示すエリアA1〜エリアA5は、それぞれ抽象化パターンに対応する。例えば、エリアA1の名称は「西新宿駅」であり、エリアA2の名称は「東京医大病院」であり、エリアA3の名称は「ベルサール新宿」であり、エリアA4の名称は「西新宿中学」であり、エリアA5の名称は「西新宿8丁目」である。
図3は、抽象化パターンテーブルの一例を示す図である。抽象化パターンテーブルは、複数のパターン番号と、各パターン番号に対応する抽象化パターン、つまり、エリア名称及びエリア位置の組合せとを対応づけて記憶している。図3において、エリア位置は、エリアが矩形状に設定された時の対向する2頂点の緯度及び経度によって規定されている。ここで、1つの地点とエリア位置が一致する(重なる)抽象化パターンは、複数存在してもよい。
図1の説明に戻り、変換部12は、取得部11で取得した位置データ群と、記憶部13に記憶した複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、各位置データの存在位置とエリア位置が一致する少なくも1つの抽象化パターンを特定する。すなわち、変換部12は、緯度及び経度で規定される1点を表す位置データを、当該位置データの示す位置を含むエリアに抽象化(つまり、匿名化)している。
利用可能パターン特定部14は、変換部12で特定した各抽象化パターンについて「匿名要件」を満たすか否かを判定し、「匿名要件」を満たすと判定した抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定する。ここで、「匿名要件」は、k−匿名性、l−多様性、Pk−匿名性、及び、t−近似性(t−closenss)の少なくとも1つを含む。「k−匿名性」とは、同じ属性を持つ個人がk人以上いる状態をいう。また、「l−多様性」とは、属性の組合せが少なくともl通り以上ある状態をいう。また、「Pk−匿名性」とは、個人情報データから個人を1/k以上の確率で当てることができない状態をいう。また、「t−近似性」とは、対象属性の分布における距離と全属性の分布における距離とがt以下である状態をいう。
例えば、「匿名要件」がk−匿名性のみに基づく場合、「匿名要件」は、「抽象化パターンについてエリア位置と存在位置が重なる個人IDの数がk(kは2以上の自然数である設定値)個以上であること」である。すなわち、利用可能パターン特定部14は、取得部11で取得した位置データ群に基づいて、変換部12で特定した各抽象化パターンについてエリア位置と存在位置が重なる個人IDの数がk(kは2以上の自然数である設定値)個以上であるか否かを判定する。そして、利用可能パターン特定部14は、k個以上であると判定した抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定する。すなわち、利用可能パターン特定部14は、k−匿名性を満たす抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定している。以下では、「匿名要件」がk−匿名性であることを前提に説明する。
[制御装置の動作例]
以上の構成を有する制御装置の処理動作の一例について説明する。図4は、実施例1の制御装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。
取得部11は、位置データ群を取得する(ステップS101)。
図5は、位置データ群の説明に供する図である。図5において、位置データ群は、複数の個人(個人ID)の位置データを含む。また、図5において、各位置データは、個人IDと、時刻と、当該時刻において個人IDに対応する個人が存在する存在位置に関する情報との組合せを含む。
図4の説明に戻り、変換部12は、取得部11で取得した位置データ群と、記憶部13に記憶した複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、各位置データの存在位置とエリア位置が一致する少なくも1つの抽象化パターンを特定する(ステップS102)。例えば、図5における、個人IDが「006」,時刻が「11:12」,存在位置「35.70674,139.69508」である位置データは、図6に示すように、例えば、抽象化パターン「西新宿駅」,「青梅街道」,「丸の内線」,「新宿区」のそれぞれと位置が重なる。従って、この例では、変換部12は、個人IDが「006」,時刻が「11:12」,存在位置「35.70674,139.69508」である位置データについて、抽象化パターン「西新宿駅」,「青梅街道」,「丸の内線」,「新宿区」を特定する。このような特定処理が、取得部11で取得した各位置データについて行われる。図6は、抽象化パターンの特定の説明に供する図である。
利用可能パターン特定部14は、取得部11で取得した位置データ群に基づいて、変換部12で特定した各抽象化パターンについてエリア位置と存在位置が重なる個人IDの数がk(kは2以上の自然数である設定値)個以上であるか否かを判定し、k個以上であると判定した抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定する(ステップS103)。すなわち、利用可能パターン特定部14は、特定した各抽象化パターンについてk―匿名性を満たすか否かを判定し、k−匿名性を満たした抽象化パターンを特定する(ステップS103)。
ここで、図7に示すように、ステップS102で特定された抽象化パターンが、抽象化パターン「西新宿駅」,「青梅街道」,「丸の内線」,「新宿区」であったとする。そして、抽象化パターン「西新宿駅」,「青梅街道」,「丸の内線」,「新宿区」の各々に対応する個人IDの個数(つまり、人数)が、それぞれ「100」,「50」,「7」,「5」であったとする。そして、kの値を「10」とする。この場合、個別IDの個数が10以上である抽象化パターン「西新宿駅」,「青梅街道」が、利用可能パターンとして特定される。一方、抽象化パターン「丸の内線」,「新宿区」は、利用可能パターンとはされない。図7は、利用可能パターンの特定の説明に供する図である。
以上のように本実施例によれば、制御装置10において、変換部12(第1の特定部)は、取得部11で取得した位置データ群と、記憶部13に記憶した複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、各位置データの存在位置とエリア位置が一致する少なくも1つの抽象化パターンを特定する。各位置データは、個人IDと当該個人IDに対応する個人が存在する存在位置に関する情報との組合せを含む。また、取得された「位置データ群」は、複数の個人の位置データを含む。また、各抽象化パターンは、エリアの識別情報(例えば、エリア名称)とエリア位置との組合せを含む。
この制御装置10の構成により、存在位置データを利用容易なデータ(つまり、抽象化パターン)に加工できる。すなわち、個人の存在位置に関する情報を意味のあるエリアの情報に抽象化(匿名化)することができる。
また、制御装置10において、利用可能パターン特定部14(第2の特定部)は、取得部11で取得した位置データ群に基づいて、変換部12で特定した各抽象化パターンについてエリア位置と存在位置が重なる個人IDの数がk(kは2以上の自然数である設定値)個以上であるか否かを判定する。そして、利用可能パターン特定部14は、k個以上であると判定した抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定する。
この制御装置10の構成により、k−匿名性を満たす抽象化パターンのみを利用可能パターンとすることができるので、個人特定リスクが十分に低減された抽象化パターンのみを利用可能パターンとすることができる。この利用可能パターンに対応する位置データを提供対象とすることで、個人の存在位置に関する情報を、個人特定リスクを低減した状態で利用提供することができる。なお、上記の通り、k−匿名性に限らず、「匿名要件」として、l−多様性、Pk−匿名性、及び、t−近似性を用いることもできる。
[実施例2]
実施例2は、実施例1で特定された利用可能パターンに基づいて、行動パターンを特定する処理等に関する。
図8は、実施例2の制御装置の一例を示すブロック図である。図8において、制御装置20は、存在エリア特定部21と、行動パターン特定部22とを有する。
取得部11では、複数の期間の各々について位置データ群が取得されている。
そして、存在エリア特定部21は、取得部11で取得した位置データ群のうちの、利用可能パターン特定部14で特定した利用可能パターンのエリア位置と存在位置が一致する位置データの数を、利用可能パターンのエリアと個人IDとの各組合せについて期間毎にカウントする。このカウント処理には、「カウントテーブル」が用いられてもよい。図9は、或る期間に対応するカウントテーブルの一例を示す図である。そして、存在エリア特定部21は、カウントした数に基づいて、期間毎に各個人IDに対応する個人が存在したエリアを特定する。例えば、存在エリア特定部21は、或る期間に対応するカウントテーブルにおいて、或る個人IDに対応する利用可能パターンのうちで、カウント値が最も大きい利用可能パターンに対応するエリアを、その或る個人IDに対応する個人が存在したエリアとして特定する。図9のカウントテーブルでは、個人ID「001」の個人の存在エリアは、「西新宿中学」である。
行動パターン特定部22は、各個人IDについて存在エリア特定部21で特定したエリアを時間軸で並べたパターンと一致する他の抽象化パターン(つまり、行動パターン候補)を、他の利用可能パターン(つまり、行動パターン)として特定する。ここで、記憶部13は、各他の抽象化パターン(つまり、行動パターン候補)が複数のエリアの識別情報と各エリアに対応づけられた移動順序とを含む、複数の他の抽象化パターンを、例えば、「行動パターン候補テーブル」に記憶している。
例えば、図10に示すように、個人ID「001」に対応する個人の存在したエリアは、期間「11時」では、「西新宿駅前」であり、期間「12時」では、「東京医大病院」である。また、個人ID「002」に対応する個人の存在したエリアは、期間「11時」では、「東京医大病院」であり、期間「12時」では、「ベルサール新宿」である。例えば、「行動パターン候補テーブル」に、行動パターン候補「西新宿イベント参加:(移動順序1:「東京医大病院」、移動順序2「ベルサール新宿」)」というエントリがある場合、個人ID「002」に対応する個人がとった行動パターンは、「西新宿イベント参加」として特定される。図10は、行動パターンの特定の説明に供する図である。
以上のように本実施例によれば、制御装置20において、存在エリア特定部21は、位置データ群のうちの利用可能パターンのエリア位置と存在位置が一致する位置データの数を、利用可能パターンのエリアと個人IDとの各組合せについて期間毎にカウントする。
この制御装置20の構成により、エリア分析が容易な形式の情報を得ることができる。
また、存在エリア特定部21は、カウントした数に基づいて、期間毎に各個人IDに対応する個人が存在したエリアを特定する。
この制御装置20の構成により、個人の行動パターン分析に利用可能な情報を得ることができる。
また、制御装置20において、行動パターン特定部22は、各個人IDについて存在エリア特定部21で特定したエリアを時間軸で並べたパターンと一致する他の抽象化パターン(つまり、行動パターン候補)を、他の利用可能パターン(つまり、行動パターン)として特定する。
この制御装置20の構成により、k−匿名性を満たした抽象化パターン(つまり、利用可能パターン)に基づいて、行動パターン(つまり、他の利用可能パターン)を特定できるので、個人特定リスクが十分に低減された行動パターン候補のみを他の利用可能パターンとすることができる。この他の利用可能パターンに対応する位置データを提供対象とすることで、個人の存在位置に関する情報を、個人特定リスクを低減した状態で利用提供することができる。
なお、利用可能パターン特定部14における処理を行うこと無しに、存在エリア特定部21が、変換部12で特定された抽象化パターンのエリア位置と存在位置が一致する位置データの数を、利用可能パターンのエリアと個人IDとの各組合せについて期間毎にカウントし、カウント数に基づいて、期間毎に各個人IDに対応する個人が存在したエリアを特定してもよい。そして、行動パターン特定部22は、各個人IDについて存在エリア特定部21で特定したエリアを時間軸で並べたパターンと一致する他の抽象化パターン(つまり、行動パターン候補)を特定し、特定した他の抽象化パターンのうちでk−匿名性を満たすもののみを、他の利用可能パターンにしてもよい。こうすることによっても、k−匿名性を満たす他の抽象化パターン(つまり、行動パターン候補)のみを他の利用可能パターンとすることができる。
[実施例3]
実施例3は、実施例1又は実施例2で特定された利用可能パターン又は他の利用可能パターンに対応する位置データを、利用対象データとして決定する処理に関する。
図11は、実施例3の制御装置の一例を示すブロック図である。図11において、制御装置30は、決定部31と、出力制御部32とを有する。
決定部31は、利用可能パターン特定部14で特定された利用可能パターン又は行動パターン特定部22で特定された他の利用可能パターンに対応する位置データが「利用要件」を満たしている場合、その位置データを「利用対象データ」として決定する。
「利用要件」のパラメータには、例えば、位置データの利用者候補が事前に指定してきた、「k−匿名性の最低目標値」が含まれてもよい。すなわち、利用可能パターン又は他の利用可能パターンであっても、k−匿名性の値が、利用者候補が指定した「k−匿名性の最低目標値」より小さい場合、その利用可能パターン又は他の利用可能パターンに対応する位置データは、その利用者候補に対しては利用対象データとはされない。つまり、「利用可能パターン(又は他の利用可能パターン)のk−匿名性の値が、利用者候補が指定したk−匿名性の最低目標値以上であること」が、「利用要件」となる。
また、「利用要件」のパラメータには、例えば、利用可能パターン(又は他の利用可能パターン)の「価値」が含まれてもよい。この「価値」は、例えば、制御装置30が有する価値算出部(図示せず)によって、利用可能パターン(又は他の利用可能パターン)のエリアについての、インターネットにおけるアクセス数又はクリック数等に基づいて、算出される。
また、「利用要件」のパラメータには、位置データの利用者候補が事前に指定してきた「利用希望パターン」が含まれていてもよい。すなわち、「利用希望パターンと対応する位置データであること」が、「利用要件」となる。
出力制御部32は、決定部31で決定された利用対象データに対応する「利用者の利用態様」に応じた「情報」の出力制御を行う。
例えば、利用者が利用態様として「広告配信」を事前に指定してきている場合、出力制御部32は、決定部31で決定された利用対象データ(つまり、位置データ)に対応する個人に対して、その利用者から事前に取得している情報(例えば、広告及びクーポン等)を報知する制御を行う。
また、例えば、利用者が利用態様として「匿名化データの配信」を事前に指定してきている場合、出力制御部32は、その利用者の端末に対して利用対象データを送信する。
以上のように本実施例によれば、制御装置30において、利用可能パターン特定部14で特定された利用可能パターン又は行動パターン特定部22で特定された他の利用可能パターンに対応する位置データが「利用要件」を満たしている場合、その位置データを「利用対象データ」として決定する。
この制御装置30の構成により、k−匿名性に加えて利用要件を満たした位置データのみを利用対象データとすることができるので、位置データ利用における、個人及び利用者等のリスクを低減させることができる。
[実施例4]
実施例4は、実施例1又は実施例2で特定された利用可能パターン又は他の利用可能パターンに対応する位置データを、オークション形式で利用対象データとして決定する処理に関する。
図12は、実施例4の制御装置の一例を示すブロック図である。図12において、制御装置40は、オークション制御部41を有する。
オークション制御部41は、利用可能パターン特定部14で特定された利用可能パターン及び行動パターン特定部22で特定された他の利用可能パターンを、オークション対象の情報として利用者候補に公開する制御を行う。例えば、オークション制御部41は、利用者候補の端末からアクセスされると、「公開テーブル」を利用者候補の端末に表示させる制御を行う。「公開テーブル」は、例えば、項目として、「利用可能パターン(他の利用可能パターンを含む)」と、「利用可能パターンの番号」と、「k−匿名性の値」とを含む。
そして、オークション制御部41は、公開した各利用可能パターン(つまり、各オークション対象)に対する入札を受け付ける入札受付処理を行い、各オークション対象について最も入札額の高い利用者候補にそのオークション対象を落札させる。
そして、オークション制御部41は、落札されたオークション対象に対応する、利用可能パターン又は他の利用可能パターンに対応する位置データが「利用要件」を満たしている場合、その位置データを、利用対象データとして決定する。ここで、オークション制御部41の「利用要件」としては、実施例3で説明したものを用いることができる。
そして、出力制御部32は、オークション制御部41で決定された利用対象データに対応する「利用者の利用態様」に応じた「情報」の出力制御を行う。
以上のように本実施例によれば、制御装置40において、オークション制御部41は、利用可能パターン特定部14で特定された利用可能パターン及び行動パターン特定部22で特定された他の利用可能パターンをに関する情報をオークション対象の情報として利用者候補に公開し、オークション対象を利用者候補に落札させる。
この制御装置40の構成により、k−匿名性を満たしている、利用可能パターン及び他の利用可能パターンのみをオークション対象として公開することができるので、オークションにおける個人特定リスクを低減することができる。
[他の実施例]
実施例1から実施例4で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1から実施例4の制御装置は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図13は、制御装置のハードウェア構成例を示す図である。図13に示すように、制御装置100は、プロセッサ101と、メモリ102と、IF103を有する。
プロセッサ101の一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ102の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1から実施例4の制御装置で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを制御装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、変換部12と、記憶部13と、利用可能パターン特定部14と、存在エリア特定部21と、行動パターン特定部22と、決定部31と、出力制御部32と、オークション制御部41とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ102に記録され、各プログラムがプロセッサ101で実行されてもよい。また、記憶部13は、メモリ102によって実現される。また、取得部11は、IF103によって実現される。
10,20,30,40 制御装置
11 取得部
12 変換部
13 記憶部
14 利用可能パターン特定部
21 存在エリア特定部
22 行動パターン特定部
31 決定部
32 出力制御部
41 オークション制御部

Claims (10)

  1. 各位置データが個人IDと前記個人IDに対応する個人が存在する存在位置に関する情報との組合せを含み且つ複数の個人の位置データを含む、位置データ群を取得する取得部と、
    各抽象化パターンがエリアの識別情報とエリア位置との組合せを含む、複数の抽象化パターンを記憶する記憶部と、
    前記取得部で取得した位置データ群と、前記記憶部に記憶した複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、前記各位置データの存在位置とエリア位置が重なる少なくも1つの抽象化パターンを特定する第1の特定部と、
    を具備することを特徴とする制御装置。
  2. 前記第1の特定部で特定した各抽象化パターンについて匿名要件を満たすか否かを判定し、匿名要件を満たすと判定した抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定する第2の特定部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記匿名要件は、k−匿名性、l−多様性、Pk−匿名性、及び、t−近似性の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記第2の特定部は、前記取得部で取得した位置データ群に基づいて、前記匿名要件として、前記第1の特定部で特定した各抽象化パターンについてエリア位置と存在位置が重なる個人IDの数がk(kは2以上の自然数である設定値)個以上であるか否かを判定し、前記k個以上であると判定した抽象化パターンを、利用可能パターンとして特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記取得部は、複数の期間の各々について前記位置データ群を取得し、
    前記制御装置は、前記位置データ群のうちの前記利用可能パターンのエリア位置と存在位置が一致する位置データの数を、前記利用可能パターンのエリアと個人IDとの各組合せについて期間毎にカウントし、前記カウントした数に基づいて、前記期間毎に各個人IDに対応する個人が存在したエリアを特定する第3の特定部をさらに具備する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記記憶部は、各他の抽象化パターンが複数のエリアの識別情報と各エリアに対応づけられた移動順序とを含む、複数の他の抽象化パターンを記憶し、
    前記制御装置は、各個人IDについて前記第3の特定部で特定したエリアを時間軸で並べたパターンと一致する前記他の抽象化パターンを、他の利用可能パターンとして特定する第4の特定部をさらに具備する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記利用可能パターン又は前記他の利用可能パターンに対応する位置データが利用要件を満たしている場合、前記利用要件を満たした位置データを、利用対象データとして決定する決定部を、さらに具備することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記利用可能パターン及び前記他の利用可能パターンの少なくとも一方に関する情報をオークション対象の情報として利用者候補に公開し、前記オークション対象を前記利用者候補に落札させ、前記落札されたオークション対象に対応する位置データが利用要件を満たしている場合、前記利用要件を満たした位置データを、利用対象データとして決定するオークション制御部を、さらに具備することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  9. 各位置データが個人IDと前記個人IDに対応する個人が存在する存在位置に関する情報との組合せを含み且つ複数の個人の位置データを含む、位置データ群を取得し、
    前記取得部で取得した位置データ群と、記憶部に記憶した、各抽象化パターンがエリアの識別情報とエリア位置との組合せを含む複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、前記各位置データの存在位置とエリア位置が重なる少なくも1つの抽象化パターンを特定する、
    ことを特徴とする制御方法。
  10. 各位置データが個人IDと前記個人IDに対応する個人が存在する存在位置に関する情報との組合せを含み且つ複数の個人の位置データを含む、位置データ群を取得し、
    前記取得部で取得した位置データ群と、記憶部に記憶した、各抽象化パターンがエリアの識別情報とエリア位置との組合せを含む複数の抽象化パターンとに基づいて、各位置データについて、前記各位置データの存在位置とエリア位置が重なる少なくも1つの抽象化パターンを特定する、
    処理を、コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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