JP2013155481A - 建物基礎傾斜復旧工法および建物基礎構造 - Google Patents

建物基礎傾斜復旧工法および建物基礎構造 Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術に比べて、より簡易に、傾斜した建物基礎を復旧する。
【解決手段】 パイプ20内に台座ピース25を挿入して反力板13上に配置し、リフトアップ治具30を床版2上部からパイプ20に固定し、ロッド孔37〜39にロッド41を挿通させ、ロッド41先端を台座ピース25の上面に当接させ、リフトアップ治具30にジャッキ45を装着し、ジャッキ45の伸長力をロッド41,台座ピース25を介して反力板13に伝達し、反力板13からの反力によりリフトアップ治具30を上昇させる結果、床版2を上昇させ、床版2下面に生じた隙間50にグラウト51を注入し、グラウト51の硬化後、リフトアップ治具30の固定を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、家屋等の建物基礎が不同沈下等により傾斜が生じた場合に復旧する工法および本工法が適用可能な建物基礎構造に関する。
一般に、家屋の基礎として布基礎やベタ基礎が用いられる。ベタ基礎は、面全体で家屋を支持するため、布基礎に比べ、不同沈下対策として有利である。また、湿気対策の点でもベタ基礎は有利である。
建物基礎は不同沈下等により傾斜に係る課題を有する。不同沈下の原因として、基礎地盤の圧密沈下、盛土の圧縮、降雨浸透による盛土の流失、切盛境界での不同沈下などが挙げられる。これらは、長い時間が経過した後、発生するため、施工段階での対応は困難である。
また、地震動や液状化または津波なども建物基礎傾斜の要因となる。これらの要因も発生時期が不明であり施工段階での対応は困難である。
建物基礎が僅かでも傾斜すると、扉や窓の開閉に支障が出たり、物の転がり、居住者の心理的負担が発生し、建物本体に被害がない場合でも、継続的な居住が困難になる。
ところで、近年は、住宅を社会ストックとして高品質化していく動きがある。高品質住宅(長期優良住宅)を長期的に居住可能とするためにも、簡易な復旧工法が求められている。
特許文献1に復旧工法の一例が記載されている。建物基礎周辺を掘削し、建物基礎周辺に支持杭を打ち、支持杭にブラケットを設け、ブラケットにジャッキを装着する。ジャッキが建物基礎を下方から押し上げることにより、傾斜した建物基礎を復旧する。このように、ジャッキを建物基礎の下方に設置する工法が一般的である。なお、特許文献1では、布基礎を対象にしているが、ベタ基礎であっても同様である。
特開平10−2115号公報
しかしながら、従来技術のようなジャッキを建物基礎の下方に設置する工法では、建物基礎周辺の掘削や支持杭打設、埋戻しといった工程が必要であり、さらに簡易な復旧方法が求められている。
本発明は上記課題を解決するものであり、従来技術に比べて、より簡易に傾斜した建物基礎を復旧する工法を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決する本発明は、建物基礎である床版に生じた傾斜を復旧する工法であって、リフトアップ治具を、床版内部に埋設されたパイプに、床版上部から固定し、前記リフトアップ治具のロッド孔および前記パイプにロッドを挿通させ、前記リフトアップ治具にジャッキを装着し、該ジャッキの伸長力を前記ロッドを介して床版下部に予め設置されている反力板に伝達し、前記反力板からの反力により、前記リフトアップ治具を上昇させるとともに、前記リフトアップ治具に固定された床版を上昇させ、前記床版下面に生じた隙間にグラウトを注入し、前記グラウトの硬化後、リフトアップ治具の固定を解除する建物基礎傾斜復旧工法である。
リフトアップ治具を床版上部からパイプに固定するため、ジャッキを建物基礎の下方に設置する従来工法のように掘削や埋戻しといった工程が不要であり、従来技術に比べて、より簡易に、傾斜した建物基礎を復旧できる。
(2)本発明の建物基礎傾斜復旧工法において、さらに好ましくは、前記リフトアップ治具を固定する前に、前記パイプ内に台座ピースを挿入して、前記反力板上に配置し、前記ロッド先端を台座ピースの上面に当接させ、前記ジャッキの伸長力を前記ロッドおよび前記台座ピースを介して前記反力板に伝達する。
(3)本発明の建物基礎傾斜復旧工法において、さらに好ましくは、前記台座ピースの高さ方向長は、前記床版の上昇量より長い。
台座ピースを用いず、ロッドを反力板に直接に当接させても、リフトアップはできるが、ロッドの埋め殺しに係る課題が発生し、簡易性に係る効果を損なうだけでなく、再度のリフトアップはできない。
台座ピースを用いることにより、ロッド先端がグラウトに埋め殺されることはなく、容易にロッドを回収できる。再度リフトアップするときは、埋め殺された台座ピースが反力板として機能する。このように、何度でもリフトアップ可能である。
(4)本発明の建物基礎傾斜復旧工法において、さらに好ましくは、前記床版は、予め、基礎立上り部より外周に拡張されて設置され、前記パイプは、前記外周部に埋設されている。
リフトアップ治具は外周部に取り付けられるため、建物内部に入ることなくリフトアップできる。そのため、施工中も居住を継続できる。
(5)上記課題を解決する本発明は、建物基礎である床版に傾斜が生じた場合でも復旧可能な建物基礎構造であって、床版内部に埋設され、リフトアップ治具を床版上部から固定し、かつ、該リフトアップ治具に装着されたジャッキの伸長力を伝達するロッドを挿通可能に配置されたパイプと、床版下部であって、前記パイプに対向する位置に設置される反力板とを備える。
このような構成を備えた建物基礎構造により、より簡易に、傾斜した建物基礎を復旧できる。
本発明によれば、従来技術に比べて、より簡易に、傾斜した建物基礎を復旧できる。
建物基礎構造およびリフトアップ治具の構成図である。 図2Aはリフトアップ治具の正面図、図2Bは断面図、図2Cは下面図である。 リフトアップの概念図である。 リフトアップ治具取付の動作説明図である。 ジャッキ伸長の動作説明図である。 リフトアップ後の動作説明図である。 動作完了図である。 プレキャスト版の配列図である。 部分的な地盤沈下が生じた場合の概念図である。 一般的なベタ基礎を示す参考例である。
〜構成〜
図1は、本実施形態にかかる建物基礎構造の構成およびリフトアップ治具の構成について説明図である。建物基礎1は、床版2と基礎立上り部3とから構成される。
床版1は、例えば、およそ10m×10m×150mmの一枚の板である。現場施工でもよいが、図8に示すように、複数のプレキャスト版を配列させ、継手26により、1枚の床版を形成してもよい(後述)。
基礎立ち上り部3は、床版2から鉛直方向に立ち上がって形成され、建物本体を支持する。
一般的なベタ基礎においては、基礎立上り部が床版端部から立ち上がっている(図10参照)。これに対し、本実施形態においては、床版2が基礎立上り部3より外周に拡張されて、外周部4が形成されている。
床版2には、グラウト孔5が形成されている。
床版2は、砕石基礎11上に設置されている。砕石基礎11にはH型鋼12(例えばH200×200)が、パイプ20に対向する位置に埋設されており、H型鋼12の上側フランジ13は反力板として機能する。
パイプ20は、床版の外周部4に埋設され、床版上面と床版下面とを連通させる。パイプ20内周面には、リフトアップ治具30を固定可能とする雌ねじ21が設けられている。パイプ20外周面には、リフトアップ時にパイプ20が床版2から抜けることを防止する抜け防止部材22が設けられている。尚、パイプ20の上面は床版2上面より面取り分、下げた位置とする。
リフトアップ治具30およびそれに付随する構成について説明する。図2Aはリフトアップ治具の正面図、図2Bは断面図、図2Cは下面図である。
リフトアップ治具30は、本体部31と軸部32から構成される。
本体部31は、略正方形状の上面板33および下面板34と長方形状の2枚の側面板35から形成された筐体である。本体部31内には、上面版33と下面板34と平行するロックナット係止板36が側面板35に接合されている。ロックナット係止板36および下面板34には、ロッド41が挿通可能なロッド孔37,38が設けられている。
軸部32は下面板34下部に一体として設けられた柱状体である。軸部32内部には、ロッド41が挿通可能なロッド孔39が設けられている。軸部32外周面には、リフトアップ治具30をパイプ20に固定する雄ねじ40が設けられている。
ロッド41はジャッキ45の伸長力を反力板13に伝達するものであり、ロッド41頭部にはジャッキ受42が設けられている。ロッド41中部の外周部には、雄ねじ43が設けられており、雄ねじ43にはロックナット44が螺合される。ロッド41は、ロッド孔37,38,39を挿通するように、リフトアップ治具30内に配置される。
ジャッキ45は、上面板33とジャッキ受42の間に介挿されることで、リフトアップ治具30に装着される。ジャッキ45は油圧ジャッキが好ましいが、機械式でもよい。
リフトアップ時には、台座ピース25がパイプ20に挿入され、反力板13上に設置される。台座ピース25は、例えば、厚さ30mmの円板であり、台座ピース25を積層することにより、総厚がリフトアップ量より大きくなるように調整できる。
〜施工時動作〜
建物基礎構造の施工方法の一例を説明する。
建設場所において砕石を敷均し転圧し、砕石基礎11を整成する。その際に、床版外周部4に対応する位置にH型鋼12をロの字型に埋設する。
砕石基礎整成後、5000×1750×150mmのプレキャスト版を2×6に配列し、プレキャスト版同士を継手26により結合し、1枚の板とする(図8参照)。
床版2にはインサートが埋設されており、鉄筋を取り付けて基礎立ち上り部3を現場施工する。
〜リフトアップ動作〜
図3はリフトアップの概念図である。建物基礎1の不同沈下等により床版2に傾斜が生じた場合、リフトアップにより床版2が水平となるように復旧する。
図8の例では、床版2の四辺において計20ポイントのパイプ20が埋設されており、各ポイントにおいてリフトアップが可能である。したがって、各ポイントにおいてレベル測量を行い、リフトアップ量を算出する。以下、任意のポイントにおいて50mmリフトアップする場合の動作について説明する。
図4は、リフトアップ治具取付の動作説明図である。リフトアップに先立って、台座ピース25をパイプ20に挿入し、反力板13上に設置する。リフトアップ量50mmより多くなるように、台座ピース25を2つ積層させる(30mm×2=60mm)。
リフトアップ治具30の雄ねじ40とパイプ20の雌ねじ21とを螺合させ、リフトアップ治具30を床版2上部からパイプ20に固定する。ロッド41をパイプ20に挿通させ、台座ピース25の上面に当接させる。
ジャッキ45を上面板33とジャッキ受42の間に介挿して、リフトアップ治具30に装着する。
図5は、ジャッキ伸長の動作説明図である。ジャッキ45のシャフトを50mm伸長させる。ジャッキ45の伸長力はロッド41,台座ピース25を介して反力板13に伝達される。反力板13からの反力は、リフトアップ治具30を50mm上昇させる。この時、リフトアップ治具30と床版2はパイプ20を介して固定されているため、床版2が50mm上昇する。
図6は、リフトアップ後の動作説明図である。ロックナット44をロックナット係止板36に当接するまで移動させる。これにより、リフトアップ状態を保持したままジャッキ45を取り外すことができる。すなわち、床版2の自重は、ロックナット44、ロッド41、台座ピース25、反力板13を介して砕石基礎11に伝達される。
リフトアップにより、床版2下面には隙間50が生じる。隙間50を充填するように、グラウト孔5よりグラウト51を注入する。グラウト注入時には、グラウト流失を防止するため、床版2端部にシール材52を設ける。
図7は、動作完了図である。グラウトの硬化を確認後、ロックナット44による係止および雄ねじ43との雌ねじ21との螺合を解除し、リフトアップ治具30を取り外す。パイプ20開口部に保護キャップ53を取り付ける。
複数のポイントでリフトアップをおこない、床版2が水平となるように復旧する(図3参照)。
〜効果〜
リフトアップ動作で説明したように、本実施形態では、リフトアップ治具30を床版2の上部から取り付けており(図4参照)、ジャッキを建物基礎の下方に設置する従来工法のように掘削や埋戻しといった工程が不要である。また、砕石基礎11に埋設されたH型鋼12により反力を確保できるため、支持杭打設も不要である。
このように、従来技術に比べて、より簡易に、傾斜した建物基礎を復旧できる。
なお、通常時には、H型鋼12は継手26の補強として機能する。すなわち、床版2に曲げモーメントが作用する場合、その一部をH型鋼12が負担する。
本実施形態では、ポイント(パイプ20埋設位置)が床版外周部4に設けられており、建物内部に入ることなくリフトアップできる。そのため、施工中も居住を継続できる。
ところで、台座ピース25を用いず、ロッド41を直接に反力板13に当接させても、リフトアップはできる。
ただし、台座ピース25を用いない場合、新たな課題が発生する。すなわち、グラウト注入時にもロッド41が床版2の自重を支持しているため、ロッド41は必須である。この状態でグラウトを注入すると、ロッド41先端がグラウト51に埋め殺される。ロッド41が床版2上面から飛び出た状態では、居住に支障が出るため、床版2上面にて切断する。
このように、台座ピース25を用いない場合は、切断工程が追加され、本実施形態の簡易性に係る効果を損なうだけでなく、パイプ20内に切断されたロッド41が残るため、再度のリフトアップはできない。
いわゆる長期優良住宅は100年間の継続的な居住を目標としており、100年の間に複数回リフトアップする可能性もある。
本実施形態では、台座ピース25を用いることにより、台座ピース25がグラウト51に埋め殺されるが、ロッド41先端がグラウト51に埋め殺されることはない(図6参照)。動作完了後、容易にロッド41を回収できる。また、再度リフトアップするときは、埋め殺された台座ピース25が反力板として機能する。このように、本実施形態では、何度でもリフトアップ可能である。
〜その他〜
本実施形態では、床版外周部4に設けられたポイント(パイプ20埋設位置)においてリフトアップを行う為、床版2に大きなモーメントが作用する。床版の剛性が低い場合、床版が変形するため、精度よくリフトアップができない。したがって、床版の剛性が高い方が好ましい。
本実施形態では、トラス配筋によるプレキャスト版とコッター式継手を用いることで、安価に高い剛性を実現している。その結果、本実施形態の建物基礎構造は不同沈下の影響を受けにくくなっている。
図9は、部分的な地盤沈下が生じた場合の概念図である。本実施形態の床版2は剛性が高いため、小さな地盤沈下であればその影響を受けない。すなわち傾斜に係る課題自体が生じにくい。
本実施形態では、床版外周部4にポイント(パイプ20埋設位置)を設けており(図8参照)、建物外での施工を想定している。建物内の施工が可能な場合は、基礎立上り部3より内側にポイント(パイプ20埋設位置)を設けてもよい。
本実施形態では、リフトアップ治具30と床版2との固定は、雄ねじ40と雌ねじ21の螺合構造によりなされるが、他の固定構造でもよい。
本願発明は、本実施形態に限定されるものでなく、技術思想の範囲で種々の変形が可能である。
1 建物基礎
2 床版
3 基礎立上り部
4 外周部
5 グラウト孔
11 砕石基礎
12 H型鋼
13 フランジ(反力板)
20 パイプ
21 雌ねじ
22 抜け防止部材
25 台座ピース
26 継手
30 リフトアップ治具
31 本体部
32 軸部
33 上面板
34 下面板
35 側面板
36 ロックナット係止板
37,38,39 ロッド孔
40 雄ねじ
41 ロッド
42 ジャッキ受
43 雄ねじ
44 ロックナット
45 ジャッキ
50 隙間
51 グラウト
52 シール材
53 保護キャップ

Claims (5)

  1. 建物基礎である床版に生じた傾斜を復旧する工法であって、
    リフトアップ治具を、床版内部に埋設されたパイプに、床版上部から固定し、
    前記リフトアップ治具のロッド孔および前記パイプにロッドを挿通させ、
    前記リフトアップ治具にジャッキを装着し、該ジャッキの伸長力を前記ロッドを介して床版下部に予め設置されている反力板に伝達し、
    前記反力板からの反力により、前記リフトアップ治具を上昇させるとともに、前記リフトアップ治具に固定された床版を上昇させ、
    前記床版下面に生じた隙間にグラウトを注入し、
    前記グラウトの硬化後、リフトアップ治具の固定を解除する
    ことを特徴とする建物基礎傾斜復旧工法。
  2. 前記リフトアップ治具を固定する前に、前記パイプ内に台座ピースを挿入して、前記反力板上に配置し、
    前記ロッド先端を台座ピースの上面に当接させ、
    前記ジャッキの伸長力を前記ロッドおよび前記台座ピースを介して前記反力板に伝達する
    ことを特徴とする請求項1記載の建物基礎傾斜復旧工法。
  3. 前記台座ピースの高さ方向長は、前記床版の上昇量より長い
    ことを特徴とする請求項2記載の建物基礎傾斜復旧工法。
  4. 前記床版は、予め、基礎立上り部より外周に拡張されて設置され、
    前記パイプは、前記外周部に埋設されている
    ことを特徴とする請求項1記載の建物基礎傾斜復旧工法。
  5. 建物基礎である床版に傾斜が生じた場合でも復旧可能な建物基礎構造であって、
    床版内部に埋設され、リフトアップ治具を床版上部から固定し、かつ、該リフトアップ治具に装着されたジャッキの伸長力を伝達するロッドを挿通可能に配置されたパイプと、
    床版下部であって、前記パイプに対向する位置に設置される反力板
    とを備えることを特徴とする建物基礎構造。
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