JP2008095362A - 鉄骨ラーメン構造体構築工法およびこの工法により基礎が構築された農業用温室 - Google Patents
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Abstract
【課題】 施工が容易で安価なうえ公的な安全基準や指針に適合する鉄骨ラーメン構造体構築工法およびこの工法による柱脚固定基礎を備えた農業用温室を提供する。
【解決手段】 所要の間隔をおいた柱立設位置にそれぞれ鋼管杭3をその上部を地盤面より所定長張出させて打ち込んで各鋼管杭3の開口端から地盤面より下方にわたる鋼管杭3内部に柱脚埋込空間5を形成し、次いで、この柱脚埋込空間5内に柱脚2aを差込んでその中心位置と高さを調整したうえ、前記柱脚埋込空間5に充填硬化材5aを充填してその硬化により柱2を安全基準に適合した基礎4と剛接合させるとともに、基礎4に剛接合された柱2と剛接合される梁10により各柱2を連結して鉄骨ラーメン構造体を構築する鉄骨ラーメン構造体構築工法、および、この鉄骨ラーメン構造体用構築工法により構築された鉄骨ラーメン構造体の頂部に屋根組を組み付けた農業用温室。
【選択図】 図1
【解決手段】 所要の間隔をおいた柱立設位置にそれぞれ鋼管杭3をその上部を地盤面より所定長張出させて打ち込んで各鋼管杭3の開口端から地盤面より下方にわたる鋼管杭3内部に柱脚埋込空間5を形成し、次いで、この柱脚埋込空間5内に柱脚2aを差込んでその中心位置と高さを調整したうえ、前記柱脚埋込空間5に充填硬化材5aを充填してその硬化により柱2を安全基準に適合した基礎4と剛接合させるとともに、基礎4に剛接合された柱2と剛接合される梁10により各柱2を連結して鉄骨ラーメン構造体を構築する鉄骨ラーメン構造体構築工法、および、この鉄骨ラーメン構造体用構築工法により構築された鉄骨ラーメン構造体の頂部に屋根組を組み付けた農業用温室。
【選択図】 図1
Description
本発明は温室などの園芸用農業施設や、駐車場上屋などの骨格体を構築するのに適した鉄骨ラーメン構造体構築工法およびこの工法により基礎が構築された農業用温室に関するものである。
従来、温室やハウスの農業施設園芸用等の建築物の柱は、鉄筋コンクリートの基礎に柱をピン接合するのが一般的である。このようなピン接合を行う基礎として杭を使用することも考えられ、杭を傾斜させて打ち込み該杭の上端をコンクリートからなるヘッド部で結束したものもある(例えば、特許文献1参照)。このように基礎に柱をピン接合した図20に示されるような軸組構造体や、図21に示されるような大屋根型の軸組構造体では、風や地震により曲げモーメントが大きくなり、軸組構造体を現状以上に軽く、且つ安くすることは難しい。
この曲げモーメントを小さくするには、軸組構造体の柱脚を固定して曲げモーメントを負担させることが考えられる。このためには通常柱脚を鉄筋コンクリートで巻いて基礎に固定するか、アンカーボルトを増やしてベースプレート(鉄板)を充分に厚いものにしなければならない。また、基礎が転倒しないように地中梁で連結するか、充分に大きな独立基礎にすることが必要になる。これらのためには大量の掘削、土の処理、鉄筋工事、型枠工事、コンクリート工事等全てが大掛かりとなり使用材料、手間、施工時間が増し建築費用が大幅に上昇するという問題がある。
特開2002−30679号公報
本発明は、施工が容易で安価なうえ公的な安全基準や指針に適合する基礎を有する構築物を構築することができる鉄骨ラーメン構造体構築工法およびこの工法により基礎が構築された農業用温室を提供することを目的とするものである。
前記のような課題を解決した本発明は、所要の間隔をおいた柱立設位置にそれぞれ鋼管杭をその上部を地盤面より所定長張出させて打ち込んで各鋼管杭の開口端から地盤面より下方にわたる鋼管杭内部に柱脚埋込空間を形成し、次いで、この柱脚埋込空間内に柱脚を差込んでその中心位置と高さを調整したうえ、前記柱脚埋込空間に充填硬化材を充填してその硬化により柱を安全基準に適合した基礎と剛接合させるとともに、基礎に剛接合された柱と剛接合される梁により各柱を連結して鉄骨ラーメン構造体を構築する鉄骨ラーメン構造体構築工法と、このような鉄骨ラーメン構造体構築工法により基礎が構築された鉄骨ラーメン構造体の頂部に屋根組を組み付けた農業用温室とよりなるものである。なお、このような鉄骨ラーメン構造体構築工法、および、農業用温室において、柱として、柱脚に位置決め用の治具が取り付けられたものを用いて、この治具の下面と鋼管杭の開口端との当接により柱脚の中心位置の調整と差込深さの調整が行なわれるようにしたり、剛接合される柱と基礎とに押込止手段と抜止手段とを設けておくことがより好ましい。
本発明は、前記したような構成としたので、施工が容易で安価なうえ公的な安全基準や指針に適合する基礎を有する園芸用農業施設を構築することができる。しかも、所要の間隔をおいて立設しようとする柱立設位置にそれぞれ鋼管杭をその上部が地盤面より所定長張出させて打ち込んで構築されるから、従来の基礎のように掘削作業、鉄筋作業、型枠作業、コンクリート作業等が不要になり施工作業の簡易化、施工時間の大幅な短縮、使用材料の低減等と相俟って構築費用を大幅に削減できるものとなる。
また、柱脚埋込空間にセメント系の硬化剤を充填硬化させて柱を基礎に剛接合させるとともに、柱と剛接合される梁により各柱を連結した鉄骨ラーメン構造体を構築するものとしたから、曲げモーメントは軽減され鋼材使用量を削減できるうえに軽量化により地震にも強いものとなる。
さらに、鋼管杭を円筒管とし、柱を角筒管としておけば、地盤面に打ち込まれる鋼管杭が柱立設位置とずれが生じた際、角部がある角形同士より位置補正の自由度を大きくすることができるうえに、角形の梁と柱との連結が容易となる。
さらにまた、柱として、柱脚に位置決め用の治具が取り付けられたものを用いれば、この治具の下面と鋼管杭の開口端との当接により柱脚の中心位置の調整と差込深さの調整が行なわれるので、その後における柱の中心位置と高さの調整作業が簡単且つ精度の高いものとなる。
また、剛接合される柱と基礎とに押込止手段と抜止手段とを設けておけば、柱と基礎とを一体化するセメントなどの充填硬化材中に押込止手段と抜止手段とは埋設されるので、柱および充填硬化材にかかる下向の力(圧縮荷重)や上向きの力(引き抜き荷重)や水平方向の力および回転モーメントを的確に受け止めることができ、より強固な剛接合とすることができる。
そして、建築地域の気象条件や土質に応じて鋼管杭の打ち込み深さを調整することにより、安全基準や指針に適合する引き抜き荷重や圧縮荷重を有する安全性の高い鉄骨ラーメン構造体を得ることができる。
また、前記したような鉄骨ラーメン構造体構築工法により基礎が構築された鉄骨ラーメン構造体の頂部に屋根組を組み付けた農業用温室は、施工が容易で安価に提供できるうえに充分な強度を有したものとなり、風害などによる影響がなくて長期耐用できるものとなり、農作物のコストダウンにも寄与する利点がある。
次に本発明の鉄骨ラーメン構造体構築工法を図16,図17に示した農業用温室における鉄骨ラーメン構造体1を構築する場合について、図面を参考にしながら詳細に説明する。
図1において、2、3は鉄骨ラーメン構造体1の柱およびその柱脚を差し込む鋼管杭であり、鋼管杭3は基礎4となる。図示する実施形態では、鋼管杭3を全長が2000mm、で内径が220mm、肉厚が6mm程度の円筒管とし、柱2を全長が5000mm、で一辺が70mm、肉厚が2、5mm程度の角筒管としている。そして、このような鉄骨ラーメン構造体1を構築するには、先ず、図1に示されるように、所要の間隔をおいて設定された柱立設位置にそれぞれ鋼管杭3をその上部が地盤面より所定長、例えば、200mm程度だけ張出させて打ち込んで、各鋼管杭3の開口端と地盤面より下方の200mm程度の部分にわたる鋼管杭内部が約350mm長の柱脚2aが嵌挿される柱脚埋込空間5が形成される。この柱脚埋込空間5は鋼管杭3を打ち込む際、土の粘性により自然に形成されるが、土質により柱脚埋込空間5が形成されにくい場合は、後から内部の土を取り除いて形成してもよいことは言うまでもない。また、基礎4となる鋼管杭3の打込み深さは地域における風速や積雪量等の気象条件や土質に応じて設定され安全基準に適合する強度を有するものとする。
図1において、2、3は鉄骨ラーメン構造体1の柱およびその柱脚を差し込む鋼管杭であり、鋼管杭3は基礎4となる。図示する実施形態では、鋼管杭3を全長が2000mm、で内径が220mm、肉厚が6mm程度の円筒管とし、柱2を全長が5000mm、で一辺が70mm、肉厚が2、5mm程度の角筒管としている。そして、このような鉄骨ラーメン構造体1を構築するには、先ず、図1に示されるように、所要の間隔をおいて設定された柱立設位置にそれぞれ鋼管杭3をその上部が地盤面より所定長、例えば、200mm程度だけ張出させて打ち込んで、各鋼管杭3の開口端と地盤面より下方の200mm程度の部分にわたる鋼管杭内部が約350mm長の柱脚2aが嵌挿される柱脚埋込空間5が形成される。この柱脚埋込空間5は鋼管杭3を打ち込む際、土の粘性により自然に形成されるが、土質により柱脚埋込空間5が形成されにくい場合は、後から内部の土を取り除いて形成してもよいことは言うまでもない。また、基礎4となる鋼管杭3の打込み深さは地域における風速や積雪量等の気象条件や土質に応じて設定され安全基準に適合する強度を有するものとする。
また、図1、2に示されるように鋼管杭3の上部、実施形態では上端から約400mmの位置には鋼管杭3の軸方向と直交させて管内を貫通する押込止手段3aとしての鉄筋を架設してあり、押込止手段3aは柱脚体2やセメントなどの充填硬化材5aにかかる下向きの力(圧縮荷重)を鋼管杭3に伝えて受け止めるためのものである。
このようにして図3に示されるような鋼管杭3が立設されたら、各鋼管杭3の開口部天端に柱2の立設位置を墨出しするとともに柱2に墨出しを行う。柱2への墨出し位置は柱脚2aの下端から350mmが柱脚埋込空間5内に嵌挿されるように設定した場合、治具6の高さ50mmをプラスした400mmの位置となる。これは地盤面から200mmの鋼管杭3の高さに50mmをプラスしたものである。このため鋼管杭3が基準より20mm浅く打ち込まれた場合は、鋼管杭3は地盤面から180mmの高さになるため350mmプラス50mmプラス20mmの位置に墨出しが行われる。また、治具6の高さに応じて50mmという値が変わることはいうまでもない。
続いて、図6に示されるように、柱脚2aの墨出し線Lに治具6の上縁が一致するようにして治具6をクランプして柱脚2aに取り付ける。この治具6の取り付けは図5に示されるように、対をなす断面L型のクランプ金6aを連結するボルトとナットとよりなる締め付け具6bを弛めてクランプ金6aを分離したうえ、各クランプ金6aの上端を墨出し線L位置に一致させて柱2の柱脚2aを挟み込み、締め付け具6bのボルトを各クランプ金6aに挿通させた後、ボルトにナットを螺着して治具6を柱脚2aに取り付ける。
また、柱2の柱脚2aには抜止手段8となる抜止ピン8aを複数箇所貫通して配設する。この抜止ピン8aは鋼管杭3の内径より若干短いものとしてこれを所定間隔下に位相を異ならせて柱脚2aに対して遊動自在に嵌挿させたものであり、こうすることにより柱2の中心線と鋼管杭3との中心線がずれても各抜止ピン8aは遊動されて柱脚埋込空間5内に配置されることとなる。
この抜止ピン8aは後記するように柱脚埋込空間5内に柱2の柱脚2aを差し込んだうえ柱脚埋込空間5内にセメントやモルタルなどの充填硬化材5aを充填して硬化させたとき、鋼管杭3の上端近くにねじ込み固定された同じく抜止手段8としてのボルト・ナット8bおよび前記した鋼管杭3に架設された押込止手段3aとしての鉄筋とともに、柱2や充填硬化材に加わる上下・水平方向および回転モーメントを鋼管杭3に伝えて受け止められることとなる。
そして、鋼管杭3の柱脚埋込空間5に柱2の柱脚2aを差し込めば、図10に示されるように、柱2の柱脚2aにクランプされた治具6はその下面を位置決め面6cとして鋼管杭3の天端に当接されて柱2の地盤面からの高さが設定される。これと同時に図11に示されるように、柱2の中心線を鋼管杭3の天端の墨出し線Lと一致させる。これは鋼管杭3は打ち込まれた際の打ち込み位置が設計位置より若干のずれることがあるので、そのずれを鋼管杭3の天端に当接されている治具6を動かして柱2の位置補正を行う。なお、この補正移動時に柱2の柱脚2aに嵌挿されている抜止ピン8aは自由に遊動するので補正移動時に邪魔となることはない。
そして、各柱2が正確に柱脚埋込空間5内に配置されたら、該柱脚埋込空間5内セメントなどの充填硬化材5aを充填してこれを硬化させれば、柱2と基礎4とは剛接合される。この剛接合は柱2が抜止手段8の抜止ピン8aを介して充填硬化材5aであるコンクリート中に埋設一体化され、一方、コンクリートは鋼管杭3の上端近くにねじ込み固定された抜止手段8のボルト・ナット8bと一体化され、さらに、押込止手段3aの鉄筋はコンクリート中に埋設一体化されるので、柱2にかかる上下・水平方向および回転モーメントは鋼管杭3により的確に受け止められることとなる。
このようにして図12に示されるように各柱2が基礎4に一体化されたら、図16、17に示されるように各柱2を梁10により縦横に連結する。間口側の前後端に配置される柱2はその三周面にブラケットを介して3本の梁10がピン接合され、間口以外に立設される各柱2にはその四周面にブラケットを介して4本の梁10がピン接合されることとなる。
次に、17に示されるように間口側の前後端に配置される柱2の上端付近三周面にブラケットを介して3本の吊方丈11の上端がピン接合され、間口側の前後端以外の柱2には4本の吊方丈11の上端が柱2の上端付近四周面にブラケットを介してピン接合される。また、各吊方丈11の下端は3本または4本の各梁10にピン接合される。なお、図16に示されるように側壁の側柱には吊方状11は取り付けないものとする。
さらに、各柱2とピン接合される3本の梁10あるいは4本の梁10は2本の火打ち梁12または4本の火打ち梁12とピン接合される。このように各柱2を連結する梁10を吊方丈11や火打ち梁12によりピン接合することにより、柱2は梁10と剛接合されて鉄骨ラーメン構造体1が構築される。さらに該鉄骨ラーメン構造体1に屋根組を組み付けることにより農業用温室が構築される。
このように安全基準に適合する各基礎4と剛接合された各柱2を連結する梁10を吊方杖11により吊下げて垂直方向の剛接合を確保するとともに、火打ち梁12により水平方向の剛接合を確保した鉄骨ラーメン構造体1は図20、21に示されるピン接合のものと比較し、図18、19に示されるように曲げモーメントが軽減し、使用材料を低減でき、且つ安全基準や指針に適合する引き抜き荷重や圧縮荷重に耐えるものとなり、台風や強風あるいは地震に強いものとなる。
1 鉄骨ラーメン構造体
2 柱
2a 柱脚
3 鋼管杭
3a 押込止手段
4 基礎
5 柱脚埋込空間
5a 充填硬化材
6 位置決め用の治具
8 抜止手段
10 梁
2 柱
2a 柱脚
3 鋼管杭
3a 押込止手段
4 基礎
5 柱脚埋込空間
5a 充填硬化材
6 位置決め用の治具
8 抜止手段
10 梁
Claims (5)
- 所要の間隔をおいた柱立設位置にそれぞれ鋼管杭をその上部を地盤面より所定長張出させて打ち込んで各鋼管杭の開口端から地盤面より下方にわたる鋼管杭内部に柱脚埋込空間を形成し、次いで、この柱脚埋込空間内に柱脚を差込んでその中心位置と高さを調整したうえ、前記柱脚埋込空間に充填硬化材を充填してその硬化により柱を安全基準に適合した基礎と剛接合させるとともに、基礎に剛接合された柱と剛接合される梁により各柱を連結して鉄骨ラーメン構造体を構築することを特徴とする鉄骨ラーメン構造体構築工法。
- 鋼管杭が円筒管であり、柱が角筒管であることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨ラーメン構造体構築工法。
- 柱として、その柱脚に位置決め用の治具が取り付けられたものを用いて、この治具の下面と鋼管杭の開口端との当接により柱脚の中心位置の調整と差込深さの調整が行なわれるようにしたことを請求項1または2に記載の鉄骨ラーメン構造体構築工法。
- 剛接合される柱と基礎とに、押込止手段と抜止手段とが設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鉄骨ラーメン構造体構築工法。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の鉄骨ラーメン構造体構築工法により基礎が構築された鉄骨ラーメン構造体の頂部に屋根組を組み付けたことを特徴とする農業用温室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277475A JP2008095362A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 鉄骨ラーメン構造体構築工法およびこの工法により基礎が構築された農業用温室 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168810A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Seibu Koken:Kk | 建屋基礎の施工法及び建屋基礎の施工用ジョイント盤 |
EP2430909A1 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-21 | Beheer 141 B.V. | Greenhouse |
KR101587459B1 (ko) * | 2015-06-30 | 2016-01-21 | 주식회사 티에스팜 | 온실용 기초시공방법 및 온실 시공방법 |
JP2018087482A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | ファン ウンシク | クロスバーを含んだ基礎構造物施工方法 |
-
2006
- 2006-10-11 JP JP2006277475A patent/JP2008095362A/ja not_active Withdrawn
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NL2005377C2 (nl) * | 2010-09-21 | 2012-03-22 | Beheer 141 B V | Warenhuis. |
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