JP2013155276A - インクセットおよびこれを用いた印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録物における高Duty部と低Duty部の光沢感の差異が抑制され、記録画像全体してみたときの光沢感が実質的に均一なものとすることができるインクセットを提供する。
【解決手段】着色剤及び樹脂を含む第1インクと、着色剤及び樹脂を含む第2インクと、を備えるインクセットであって、前記第1インクは、前記第2インクと実質的に同一の色相角を有し、かつ、同一Dutyにおける、前記第1インクで形成される画像の20°光沢度G1及び前記第2インクで形成される画像の20°光沢度G2の関係が、G1>G2である、インクセット。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクセット、及びこれらを用いた印刷方法に関する。詳細には、光沢ムラが低減された記録物を得ることができるインクセット、及びこれを用いた印刷方法に関する。
インクジェット印刷方法は、インク小滴を飛翔させ、記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法である。近年のインクジェット記録技術の革新的な進歩により、銀塩写真やオフセット印刷に代表される高精細印刷の分野にまでインクジェット印刷方法が用いられるようになっている。それに伴い、銀塩写真やオフセット印刷の分野で用いられてきた印画紙やアート紙等に匹敵する高光沢性を有するインクジェット記録媒体が開発されている。このような高光沢インクジェット記録用記録媒体としては、紙やフィルム等の基材上にシリカ等の多孔質顔料を含有するインク受容層を設けたものが主流となっている。
高光沢インクジェット記録用記録媒体に画像を記録する際に用いられるインクとしては、水、色材、および樹脂等を含有させた水系インク組成物が一般的である。色材としては、染料又は顔料を用いることができるが、耐光性、耐ガス性、耐水性、及び耐湿性等の耐候性の点で顔料が優れているので、近年その需要が高まってきており、顔料の特性を活かした顔料インク組成物の開発が進められている。また、記録媒体への顔料の定着性を向上させるために樹脂を含有する水系顔料インク組成物が使用されている。
しかしながら、記録物には、Dutyの高い記録領域、Dutyの低い記録領域が存在する。このため、樹脂を含有する顔料インク組成物を用いて記録する場合には、高Duty記録領域には多くのインク滴を付着させるので、樹脂の付着量が多くなるのに対し、低デューティー記録領域はインク滴の付着量が少なくなるので、樹脂の付着量も少なくなる。すなわち、高Duty記録領域は樹脂の付着量が多いために高光沢となるのに対し、低Duty記録領域は低光沢となる。このように、樹脂の付着量の差異によって光沢感に差異が発生し、光沢ムラとして記録物品質に反映される。こうした光沢ムラは、特に、高光沢インクジェット記録用記録媒体において問題となっている。
また、着色剤として顔料を含むインク組成物を用いた従来のインクジェット印刷方法でも、デューティーの高低によって、得られる印刷画像の光沢度に大きな変化が生じるという現象、即ち、デューティーを変化させたときに取り得る印字画像の光沢度の最大値と最小値との比(最大値/最小値)が大きくなるという現象が起こっていた。特に、インク組成物中の顔料の種類や、インク組成物における顔料濃度によっては、この光沢度比の大きさが顕著となるものもあった。
また、同一Dutyであっても、インク組成物の種類によっては光沢ムラが生じる場合があった。例えば、色相が異なる2種以上のカラーインク組成物を備えるインクセットを用いる場合、各々のカラーインク組成物に含有される顔料の種類および濃度によっては、画像の光沢度ムラが顕著となるものもあった。
上述の課題を解消するものとして、クリアインク、およびこれを用いる印刷方法が提案されている。例えば、特許文献1には、記録領域における単位面積当たりの顔料インクの付着量とクリアインク組成物の付着量を調整することによって、均一な光沢性を有する記録物を得る技術が開示されている。
特開2007−276482号公報
しかし、この技術は記録物全体でカラーインクとクリアインクとのインク付着量の合計を高Duty部に揃えることで、記録後の前記記録媒体の記録表面全体の光沢性が実質的に均一にするため、インクの消費量が多く、その結果コストアップするなどの問題があった。また、前記記録媒体全体のインク付着量が増えるため、排紙後の乾燥性が低下するなどの問題があった。
したがって、本発明の目的は、上述の課題を解決するためになされたものであり、インクを多量に消費量することなく、記録物における高Duty部と低Duty部の光沢感の差異が抑制され、記録画像全体してみたときの光沢感が実質的に均一なものとすることができるインクセット及びこれを用いた記録方法を提供することであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)
着色剤及び樹脂を含む第1インクと、着色剤及び樹脂を含む第2インクと、を備えるインクセットであって、
前記第1インクは、前記第2インクと実質的に同一の色相角を有し、かつ、
同一Dutyにおける、前記第1インクで形成される画像の20°光沢度G1及び前記第2インクで形成される画像の20°光沢度G2の関係が、G1>G2である、インクセット。
本適用例によれば、同一Dutyにおける記録画像の20°光沢度G1及びG2が異なる二種のインクを備えるため、記録画像におけるDutyに応じて前記二種のインク組成物の吐出量を調整することができる。
(適用例2)
40%Dutyにおいて、G1−G2≧10である、請求項1に記載のインクセット。
本適用例によれば、記録画像における高Duty部と低Duty部の光沢感の差異をより一層低減することが可能であり、記録画像全体としてみたときの光沢性をより均一に近づけることができる。
(適用例3)
前記第1インクは、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを少なくとも含み、かつ、
前記第2インクは、シアンインク、マゼンタインク又はイエローインクの少なくとも1種を含む、
適用例1又は2に記載のインクセット。
本適用例によれば、種々のカラー画像について、上述の効果を得ることができる。
(適用例4)
適用例1〜3のいずれか一例に記載のインクセットを吐出して記録媒体に記録するインクジェット印刷方法であって、
記録後の前記記録媒体の記録表面全体における光沢性が実質的に均一になるように、前記第1インク及び第2インクの吐出量を互いに調整することを特徴とするインクジェット印刷方法。
本適用例によれば、一種類のインクのみを用いて記録する場合よりも、光沢度の諧調がより多くなるため、記録画像全体してみたときの光沢感が実質的に均一なものとすることができる。
(適用例5)
一方のインクのDutyに応じて、もう一方のインクのDutyを調整することを特徴とする、請求項4に記載のインクジェット印刷方法。
本適用例によれば、一種類のインクのみを用いて記録する場合よりも、光沢度の諧調がより多くなるため、記録画像全体してみたときの光沢感がより均一なものとすることができる。
(適用例6)
第1インクのDutyが低いときには第2インクのDutyを多くし、第1インクのDutyが高いときには第2インクのDutyを少なくする、請求項5に記載のインクジェット印刷方法。
本適用例によれば、一種類のインクのみを用いて記録する場合よりも、光沢度の諧調がより多くなるため、記録画像全体してみたときの光沢感がより一層均一なものとすることができる。
印刷システムの構成を示すブロック図。 プリンタードライバー110における印刷データ生成処理を示すフローチャート。 カラーインクの光沢度とDutyとの関係を示した図。
以下、本発明のインクセット、およびこれを用いた印刷方法について、これらの好ましい実施形態に基づいて説明する。以下に説明する実施の形態は、本発明の一例を説明するものである。また、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形例も含む。
<定義>
本明細書中において、「Duty」とは、下記式(1)で算出される値である。
Duty(%)={実印字ドット数/(縦解像度×横解像度)}×100 …(1)
(式中、「実印字ドット数」は単位面積当たりの実印字ドット数であり、「縦解像度」および「横解像度」はそれぞれ単位面積当たりの解像度である。)
本実施形態によるインクセットにおいて、「実質的に同一の色相角を有する」とは、第1及び第2のカラーインクによって記録媒体上に記録された各々の記録画像の色相角∠H°の差が30°以内であることを意味する。前記色相角∠H°は、CIELAB色空間において定義され、∠H°=tan-1(b*/a*)+180(a*<0の場合)、又は∠H°=tan-1(b*/a*)+360(a*>0の場合)により求められる。a*及びb*は、CIELAB色空間において定義される知覚色度指数を表す。
色相角は、カラーインクの種類によって決定されるものであり、例えば、シアンインクの色相角は230〜260°であり、マゼンタインクの色相角は330〜360°であり、イエローインクの色相角は80〜110°である。
<インクセット>
本実施形態によるインクセットは、着色剤及び樹脂を含む第1のカラーインクと、着色剤及び樹脂を含む第2のカラーインクと、を備えるインクセットであって、前記第1のカラーインクは、前記第2のカラーインクと実質的に同一の色相角を有するものである。さらに、同一Dutyにおける、前記第1のカラーインクで形成される画像の20°光沢度G1及び前記第2のカラーインクで形成される画像の20°光沢度G2の関係が、G1>G2である、インクセットである。なお、本明細書において、20°光沢度は、単に“光沢度”ということもある。
上記したG1及びG2の関係式が満たされるDutyは、特に制限されないが、[720×720dpi、ドットサイズが21ngのとき、Duty40(%)]においてG1−G2≧10となることが好ましい。上記の関係を満たすことで、より一層光沢ムラが抑制され、光沢性が実質的に均一な印刷画像を得ることができる。
第1及び第2のカラーインクに含まれる顔料及び樹脂の種類は、上記の色相角の条件を満たす限り特に限定されず、同一であっても、異なっていても良い。以下、第1及び第2のカラーインクに含まれる成分について詳述する。
(着色剤)
着色剤として顔料を用いる場合における顔料の分散形態は、特に限定されないが、表面処理を施した顔料または分散剤を利用した顔料のいずれかを用いることが好ましい。表面処理を施した顔料とは、物理的処理または化学的処理によって顔料表面に親水性基(カルボキシル基、スルホン酸基等)を、直接または間接的に結合させて水性溶媒中に分散可能としたものである(以下、「自己分散型顔料」とも言う)。分散剤を利用した顔料とは、界面活性剤又は樹脂により顔料を分散させたものであり(以下、「ポリマー分散型顔料」とも言う)、前記界面活性剤及び前記樹脂はいずれも公知の物質を使用することが可能である。また、「ポリマー分散型顔料」の中には、樹脂により被覆された顔料も含まれる。樹脂により被覆された顔料とは、酸析法、転相乳化法、ミニエマルション重合法などにより得ることができる。
顔料としては、無機顔料および有機顔料を使用することができ、それぞれ単独または複数種混合して用いることができる。前記無機顔料としては、例えば、酸化チタンおよび酸化鉄の他に、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法等の公知の方法によって製造されたカーボンブラックが使用できる。また、前記有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等を含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料等)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート等)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック等が使用できる。
顔料の具体例は、本発明による顔料分散液を用いて得ようとするインク組成物の種類(色)に応じて適宜挙げられる。例えば、イエローインク組成物用の顔料としては、C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、109、110、114、128、129、138、139、147、150、151、154、155、180、185等が挙げられ、これらの1種または2種以上が用いられる。これらのうち、特にC.I.ピグメントイエロー74、110、128および147からなる群から選ばれる1種または2種以上を用いることが好ましい。また、マゼンタインク組成物用の顔料としては、例えば、C.I.ピグメントレッド5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、168、184、202、209;C.I.ピグメントバイオレット19等が挙げられ、これらの1種または2種以上が用いられる。これらのうち、特にC.I.ピグメントレッド122、202、209およびC.I.ピグメントバイオレット19からなる群から選ばれる1種または2種以上を用いることが好ましい。また、シアンインク組成物用の顔料としては、例えば、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15:2、15:3、15:4、15:34、16、22、60;C.I.バットブルー4、60等が挙げられ、これらの1種または2種以上が用いられる。これらのうち、特にC.I.ピグメントブルー15:3および/または15:4を用いることが好ましく、とりわけ、C.I.ピグメントブルー15:3を用いることが好ましい。また、ブラックインク組成物用の顔料としては、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、酸化鉄顔料等の無機顔料;アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料等が挙げられる。
(樹脂)
本実施形態に用いられる顔料インク組成物は、樹脂を含む。前記樹脂は、特に制限されるものではなく、例えば、顔料の分散剤としての樹脂、および顔料の耐擦性向上等を目的とする添加剤としての樹脂などが挙げられる。
本発明によるインク組成物は、顔料を分散させるための分散剤として、疎水性モノマーと親水性モノマーとの共重合樹脂を含むことができる。これら共重合樹脂は、顔料に吸着して分散性を向上させる。
疎水性モノマーの具体例としては、たとえばメチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリレート、iso−プロピルアクリレート、iso−プロピルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、sec−ブチルアクリレート、sec−ブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレート、tert−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、n−オクチルアクリレート、n−オクチルメタクリレート、iso−オクチルアクリレート、iso−オクチルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、デシルアクリレート、デシルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ジメチルアミノエチルアクリレート、2−ジメチルアミノエチルメタクリレート、2−ジエチルアミノエチルアクリレート、2−ジエチルアミノエチルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルアクリレート、アリルメタクリレート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、フェニルアクリレート、フエニルメタクリレート、ノニルフェニルアクリレート、ノニルフェニルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシクロペンテニルメタクリレート、ボルニルアクリレート、ボルニルメタクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、グリセロールアクリレート、グリセロールメタクリレート、スチレン、メチルスチレン、ビニルトルエン等を挙げることができる。これらは、単独でまたは2種以上を混合して用いてもよい。
親水性モノマーの具体例としては、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等を挙げることができる。
前記疎水性モノマーと親水性モノマーとの共重合樹脂は、カラー画像の光沢性、ブロンズ防止、およびインク組成物の保存安定性を両立するとともに一層光沢性に優れたカラー画像を形成できる観点からは、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合樹脂、スチレン−メチルスチレン−(メタ)アクリル酸共重合樹脂、またはスチレン−マレイン酸共重合樹脂、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂、またはスチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂の少なくともいずれかであることが好ましい。
前記共重合樹脂は、スチレンと、アクリル酸またはアクリル酸のエステルと、を反応して得られる重合体を含む樹脂(スチレン−アクリル酸樹脂)であってもよい。あるいは、前記共重合樹脂は、アクリル酸系水溶性樹脂であってもよい。またはこれらのナトリウム、カリウム、アンモニウム等の塩であってもよい。
これら共重合樹脂の含有量は、カラー画像の光沢性、ブロンズ防止、およびインク組成物の保存安定性を両立するとともに一層光沢性に優れたカラー画像を形成できる観点からは、前記顔料100質量%に対して、好ましくは10〜50質量%であり、一層好ましくは10〜35質量%である。
本実施形態に用いられる顔料インク組成物は、添加剤としての樹脂を含んでいてもよい。前記添加剤は、印刷物の耐擦性等を向上させることを目的とした定着剤が例示できる。定着剤としては、例えば、スチレンアクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、またはそれらの二種類以上が共重合されたものが挙げられる。
(界面活性剤)
また、本発明によるインク組成物は、顔料を分散させるための分散剤として、界面活性剤を含むことができる。分散剤として好ましい界面活性剤の例としては、脂肪酸塩類、高級アルキルジカルボン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩類、高級アルキルスルホン酸塩、高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物、スルホ琥珀酸エステル塩、ナフテン酸塩、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類などの陰イオン界面活性剤;脂肪酸アミン塩、第四アンモニウム塩、スルホニウム塩、ホスホニウムなどの陽イオン界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類などの非イオン性界面活性剤等を挙げることができる。上記した界面活性剤はインク組成物に添加されることで、界面活性剤としての機能をも果たすことは言うまでもない。
(水、その他の成分)
本実施形態によるインクは、上記した特定のアルコール溶剤、その他の各種添加剤を含有するとともに、溶媒として水を含有する。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水または超純水を用いることが好ましい。特に、これらの水を、紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌処理した水は、長期間に亘ってカビやバクテリアの発生が防止されるので好ましい。
<印刷システム>
続いて、本実施の形態に係る印刷制御装置を備えた印刷システムの一具体例について説明する。かかる印刷制御装置は、画像データとインク量データ(Duty)との関係を表す光沢変換関係を用いて、印刷対象となる前記画像データを前記インク量データに変換する光沢変換部と、前記インク量データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成部と、を備えた印刷制御装置であって、前記光沢変換関係は、前記画像データの光沢度の大きさを表現するための、Dutyと光沢度との関係を正比例関係とするために補正された、Dutyとインクのインク量データとの関係であることを特徴としている。
(印刷システムの構成)
本印刷システムは、印刷制御装置と、モニターと、プリンターと、を含む。図1は、本実施の形態に係る印刷制御装置が組み込まれた印刷システムの構成を示すブロック図である。コンピューター100は、印刷制御装置として機能する。コンピューター100には、モニター20と、印刷部として機能するプリンター30と、が接続されている。コンピューター100では、アプリケーションプログラム102とビデオドライバー101とプリンタードライバー110とが動作している。
アプリケーションプログラム102は、画像データの編集用プログラムであり、ビデオドライバー101を介して画像データをモニター20に表示する。画像データは、本実施の形態における印刷対象データである。
このアプリケーションプログラム102が印刷命令を発すると、プリンタードライバー110が、画像データをアプリケーションプログラム102から受け取り、これをプリンター30に供給する印刷データFNLに変換する。
プリンタードライバー110の内部には、解像度変換部111と、光沢変換部115と、ハーフトーン処理部117と、データ配列部119と、光沢変換関係としてのルックアップテーブル(以下、「LUT」ともいう)114と、が備えられている。
解像度変換部111は、アプリケーションプログラム102が扱っている画像データの解像度、すなわち、単位長さ当たりの画素数をプリンタードライバー110が扱うことができる解像度に変換する機能を有する。
光沢変換部115は、LUTを参照しつつ、複数の画素で構成される単位面積毎に光沢変換を行う。光沢変換では、光沢度データを、プリンター30に備えられたインクのインク量データに変換する。光沢変換されたインク量データは、例えば、Duty100%から0%までの階調を有している。
本実施形態によれば、LUT114は、印刷対象となる画像データの種類に応じて最適な光沢変換関係となるように複数種備えられる。すなわち、第1インクのみを使用するLUT、第2インクのみを使用するLUT、第1インク及び第2インクを使用するLUT等を備えることで、記録媒体に記録された記録画像の記録表面における光沢ムラが抑制され、好ましくは、実質的に均一な光沢性を有する記録画像を得ることができる。この場合には、ユーザーが手動でLUTを選択できるようにしても良いし、プリンタードライバー110の内部に画像データの種類を判別する画像解析部を備えることで、自動的に最適なLUTを選択できるようにしてもよい。前記画像解析部は、画像データを解析し、光沢ムラが抑制される(好ましくは光沢性が実質的に均一となる)ように、最適なLUTを選択する。
なお、第1インク及び第2インクを使用するLUTは、複数種であってもよい。すなわち、印刷画像の光沢ムラが抑制され、好ましくは光沢性が実質的に均一となるように、第1インク及び第2インクの吐出量を調節することができるようになる。また、吐出量の調節は、一方のインクのDutyに応じて、もう一方のインクのDutyを調整することができる。
LUT114は、コンピューター100のハードディスクやCD−ROM等の外部記憶装置から読み込むことができる。または、プリンター30内のROMに記憶しておき、これから読み込むようにしてもよい。なお、光沢変換関係は本実施の形態ではLUTで実現されているが、それに限らず関数などで実現されていてもよい。
ハーフトーン処理部117は、インク量データに対してハーフトーン処理を実行することによって、ドットの形成状態を示すドットデータを生成する。データ配列部119は、ハーフトーン処理で作成されたドットデータを、プリンター30に転送すべきデータ順に並べ替え、最終的な印刷データFNLとして出力する。なお、この印刷データFNLには、副走査送り量に関するデータも含まれている。本実施の形態では、ハーフトーン処理部117とデータ配列部119が印刷データ生成部の機能を実現する。
プリンター30は、前述したインクすべてを印刷データFNLに従って吐出することによって、印刷媒体上にインクドットを形成する。なお、本実施の形態のプリンター30は画像処理を行っていないが、プリンタードライバー110内で行われる処理の全部または一部をプリンター30で行うようにしてもよい。
1.2.印刷制御手段
図2は、プリンタードライバー110における印刷データ生成処理を示すフローチャートである。アプリケーションプログラム102が印刷命令を発すると、プリンタードライバー110が画像データをアプリケーションプログラム102から受け取り、印刷データ生成処理を実行する。
まず、プリンタードライバー110の解像度変換部111は、画像データを解像度変換する(ステップS100)。読み込んだ画像データの解像度が印刷解像度よりも低い場合は、隣接する画素間に補間演算を行って新たな画像データを設定することで、より高い解像度に変換する。逆に、読み込んだ画像データの解像度が印刷解像度よりも高い場合は、隣接する画素間から一定の割合で画像データを間引くことによって、より低い解像度に変換する。解像度変換部111では、読み込んだ画像データに対して適切な割合で画像データを生成あるいは間引くことによって、読み込んだ解像度を印刷解像度に変換する処理を行う。
次に、光沢変換部115は、LUT114を用いて、光沢変換処理を行う(ステップS110)。ここで、光沢変換処理とは、光沢度の大きさによって表現された画像データを、インクのインク量データに変換する処理である。以下、画像データの光沢度の大きさを再現する際のLUTについて、詳細に説明する。
図3は、第1インク及び第2インクの光沢度とDutyとの関係を示した図であり、本実施形態の一例として、イエローインクを用いた場合である。図3における光沢度は、光沢度計(コニカミノルタ社製、形式「MULTI Gloss 268」)を用いて入射角20°の光沢度を測定した値である。
本実施形態によれば、印刷対象となる画像データの種類に応じて、最適な光沢変換関係となるように複数種のLUTが用意される。備えられるすなわち、第1インクのみを使用するLUT、第2インクのみを使用するLUT、第1インク及び第2インクを使用するLUT等を備えることで、記録媒体に記録された記録画像の記録表面における光沢ムラが抑制され、好ましくは、実質的に均一な光沢性を有する記録画像を得ることができる。この場合には、ユーザーが手動でLUTを選択できるようにしても良いし、プリンタードライバー110の内部に画像データの種類を判別する画像解析部を備えることで、自動的に最適なLUTを選択できるようにしてもよい。前記画像解析部は、画像データを解析し、光沢ムラが抑制される(好ましくは光沢性が実質的に均一となる)ように、最適なLUTを選択する。
なお、第1インク及び第2インクを使用するLUTは、複数種であってもよい。すなわち、印刷画像の光沢ムラが抑制され、好ましくは光沢性が実質的に均一となるように、第1インク及び第2インクのDutyを調節することができるようになる。
吐出量の調節は、一方のインクのDutyに応じて、もう一方のインクのDutyを調整することができ、例えば、第1インクのDutyが低いときには第2インクのDutyを多くし、第1インクのDutyが高いときには第2インクのDutyを少なくすることができる。
以上のLUTに基づいて光沢度変換処理がなされたら、ハーフトーン処理部117は、ステップS110で求めたインク量の階調値に対してハーフトーン処理を行う(ステップS120)。データ配列部119は、ハーフトーン処理された多階調データを、プリンター30に転送すべきデータ順に並べ替え、最終的な印刷データFNLとして出力する(ステップS130)。
印刷データFNLを受信したプリンター30は、印刷データFNLに基づいて印刷処理を実行して、画像データにおける光沢度が正確に再現された金属光沢画像を記録媒体上に記録する。
2.印刷方法
本実施形態に係る印刷方法は、上述した印刷制御装置により制御された印刷方法であって、上述した第1インクと第2インクとを備えるインクセットにより形成される。第1インクとしては、特に限定されないが、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを少なくとも含むことが好ましい。また、第2インクとしては、特に限定されないが、シアンインク、マゼンタインク又はイエローインクの少なくとも1種を含むことが好ましい。
本実施形態に係る印刷方法によれば、例えば、第1インクとして、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを、第2インクとしてイエローインクを備えるインクセットとすることができる。例えば人物写真を表現する場合、イエローインクは、明度が高く、人肌に低Dutyで用いられることが多く、シアンインク、マゼンタインクは、頭髪に高Dutyで用いられる事が多い。記録画像の光沢ムラが生じやすいため、第2インクとしてイエローインクを備えることで上記の課題を解決することができ、さらに、インクセットとしてのインクの数を少なくすることが可能となる。
また、本実施形態に係る印刷方法によれば、例えば、第1インクとして、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを、第2インクとしてシアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを備えるインクセットとすることができる。このようにすることで、種々の画像データに対応することが可能となり、光沢ムラが抑制され、好ましくは光沢性が実質的に均一な印刷画像を得ることができる。
(1)インクの調製
下記の各組成からなるインク組成物を調整し、インクセットとした。各インク組成物の調製は下記の手順で行った。すなわち、顔料と分散剤と水とを混合して、サンドミル(安川製作所製)中で、ガラスビーズ[直径=1.7mm;混合物の1.5倍量(重量質量)]と共に2時間分散させた。その後、ガラスビーズを取り除き、顔料分散液を調製した。
次いで、顔料及び分散剤以外の配合成分を混合してインク溶媒とし、上記の顔料分散液を攪拌しながら、前記インク溶媒を徐々に滴下して、常温で20分間攪拌した。5μmのメンプランフィルターで濾過して、インクジェット記録用インク組成物とした。
以下に各インク組成物の配合成分を示す。
(K1)ブラックインク組成物1
カーボンブラックMA7(三菱化学(株)) 2質量%
スチレン・アクリル酸共重合体(分散剤) 1質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 15質量%
イオン交換水 残量
(C1)シアンインク組成物1
C.I.ピグメントブルー15:3 2質量%
スチレン・アクリル酸共重合体(分散剤) 1質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 15質量%
イオン交換水 残量
(C2)シアンインク組成物2
C.I.ピグメントブルー15:3 2質量%
スチレン・アクリル酸共重合体(分散剤) 2質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 12質量%
イオン交換水 残量
(M1)マゼンタインク組成物1
C.I.ピグメントレッド122 3質量%
スチレン・アクリル酸共重合体(分散剤) 1質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 5質量%
ジエチレングリコール 5質量%
イオン交換水 残量
(M2)マゼンタインク組成物2
C.I.ピグメントレッド122 3質量%
スチレン・アクリル酸共重合体(分散剤) 2質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 5質量%
ジエチレングリコール 3質量%
イオン交換水 残量
(Y1)イエローインク組成物1
C.I.ピグメントイエロー74 3.5質量%
スチレン・アクリル酸共重合体(分散剤) 1質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 15質量%
イオン交換水 残量
(Y2)イエローインク組成物2
C.I.ピグメントイエロー74 3.5質量%
スチレン・アクリル酸共重合体(分散剤) 2質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 12質量%
イオン交換水 残量
(2)インクセット及び光沢感の評価1
前記(K1)〜(Y2)までの各インク組成物を組み合わせて、表1に示すインクセットを作成した。
Figure 2013155276
表1に示した各インクセットについて、インクジェットプリンター(セイコーエプソン製;PM900C)を用いてPM写真用紙(セイコーエプソン製)に解像度720×720dpi、ドットサイズが21ngで、表2に示す印字パターンを形成した。得られた画像についてMulti Gloss 268(コニカミノルタ社製)を用いて20°光沢度を測定した。
Figure 2013155276
上記によって得られた結果を表3に示す。表3のように実施例1では、印刷パターン間の光沢度の最大差が小さくなった。
Figure 2013155276
さらに、全印刷パターンの光沢度平均が比較例2よりも高く、印刷物の光沢性が高い状態で維持される。
加えて、前記インクセットについて、前記インクジェットプリンターを用いて、画像「ISO/JIS−SCID(高精細カラーディジタル標準画像データ)N−1(人物画像)(財団法人 日本規格協会)」を形成し、目視で比較したところ、特に人肌と頭髪の光沢度ムラが低減した。
(3)インクセット及び光沢感の評価2
前記(K1)〜(Y2)までの各インク組成物を組み合わせて、表4に示すインクセットを作成した。
Figure 2013155276
表4に示した各インクセットについて、インクジェットプリンター(セイコーエプソン製;PM900C)を用いてPM写真用紙(セイコーエプソン製)に解像度720×720dpi、ドットサイズが21ngで、表5に示す印字パターンを形成した。得られた画像について、光沢度計Multi Gloss 268(コニカミノルタ社製)を用いて20°光沢度を測定した。
Figure 2013155276
上記によって得られた結果を表6に示す。表6のように実施例2では、印刷パターン間の光沢度の最大差が小さくなった。
Figure 2013155276
さらに、全印刷パターンの光沢度平均が比較例1の光沢度に近く、印刷物の光沢性が高い状態で維持される。
加えて、前記インクセットについて、前記インクジェットプリンターを用いて、画像「ISO/JIS−SCID(高精細カラーディジタル標準画像データ)N−1(人物画像)(財団法人 日本規格協会)」を形成し、目視で比較したところ、実施例1から、さらに光沢度ムラが低減した。

Claims (6)

  1. 着色剤及び樹脂を含む第1インクと、着色剤及び樹脂を含む第2インクと、を備えるインクセットであって、
    前記第1インクは、前記第2インクと実質的に同一の色相角を有し、かつ、
    同一Dutyにおける、前記第1インクで形成される画像の20°光沢度G1及び前記第2インクで形成される画像の20°光沢度G2の関係が、G1>G2である、インクセット。
  2. 40%Dutyにおいて、G1−G2≧10である、請求項1に記載のインクセット。
  3. 前記第1インクは、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを少なくとも含み、かつ、
    前記第2インクは、シアンインク、マゼンタインク又はイエローインクの少なくとも1種を含む、請求項1又は2に記載のインクセット。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクセットを吐出して記録媒体に記録するインクジェット印刷方法であって、
    記録後の前記記録媒体の記録表面全体における光沢性が実質的に均一になるように、前記第1インク及び第2インクの吐出量を互いに調整することを特徴とするインクジェット印刷方法。
  5. 一方のインクのDutyに応じて、もう一方のインクのDutyを調整することを特徴とする、請求項4に記載のインクジェット印刷方法。
  6. 第1インクのDutyが低いときには第2インクのDutyを多くし、第1インクのDutyが高いときには第2インクのDutyを少なくする、請求項5に記載のインクジェット印刷方法。
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