JP2013154476A - 印刷装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷物に対する後加工を行いつつ、機密性の高い印刷物のセキュリティを確保する。
【解決手段】シートを取り出すために認証情報を必要とする第1の排紙部と、認証情報を必要としない第2の排紙部のいずれかにシートを出力可能な印刷装置であって、印刷ジョブを受け付ける受付手段と、受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、後処理を実行し、第2の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを実行することによって画像が印刷されたシートに、後処理を実行し、当該シートを前記第2の排紙部に出力するよう制御し、受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、後処理を実行し、第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを認証情報の入力後に印刷が開始される認証後印刷ジョブとして記憶手段に記憶するよう制御することにした。
【選択図】図9

Description

本発明は、印刷装置、その制御方法及びプログラムに関する。特に、機密性が確保された出力先と第三者が利用可能な出力先とが混在する環境において、情報の漏洩を防止する印刷装置、その制御方法及びプログラムに関する。
オフィスやプリント・オン・デマンド(POD)環境下において、印刷装置を使用する場合、情報の漏洩を防止するための配慮が必要である。そのため、印刷装置には、出力物を第三者に見られたり持ち去られたりすることを防止する機能が搭載されている。
情報漏洩を防止する機能としては、一般に、印刷データを印刷装置に送った後に、ユーザから受け付けた認証情報に基づいてユーザを認証した後に印刷を開始する認証後印刷(セキュア印刷、セキュアドプリント)機能が知られている。
また、印刷物を鍵付の出力先に出力することで機密性を確保している印刷装置もある。この場合、印刷装置は、予め印刷データを鍵付の出力先に出力しておく。その後、印刷装置が、ユーザから認証情報を受け付けてユーザを認証すると、当該出力先の電子錠を解錠する。
このように、機密性の高いドキュメント等を印刷する場合、印刷装置は、ユーザが印刷装置の近くにいることを確認してから、印刷の開始や出力先の解錠を行う。それによって、印刷物が放置されたり持ち去られたりすることを防止してセキュリティを高めている。
下記特許文献1では、印刷ジョブの印刷枚数に応じて、認証後印刷と、鍵付の出力先への出力とを切り替える技術が公開されている。この技術によると、印刷枚数が所定枚数以上の印刷ジョブは鍵付の出力先に印刷し、所定枚数以下の印刷ジョブは認証後印刷とすることにより、ユーザの待ち時間を短縮しつつ、セキュリティを高めている。
また、近年は、印刷後の出力物に対し、ステープル、パンチ、折り、製本などの後加工を行う機能を持った印刷装置が存在する。
特開2010−228113号公報
しかしながら、鍵付の出力先を有する印刷装置では多くの場合、施錠された出力先と、非施錠の出力先とが混在している。一般に、複数のユーザが同一の施錠された出力先に出力を行った場合、機密性を確保するためには、出力物が除去されるまでは別のユーザの印刷ジョブを出力することができない。印刷装置の出力先は一定数しかないため、複数のユーザが想定される環境においては、ユーザの待ち時間を短縮するため、機密性の高くない印刷ジョブは非施錠の出力先に出力するよう構成されている。
一方で、ステープル、パンチ、折り、製本などの後加工を行う機能を持つ印刷装置においては、出力物に施す後加工の種類により、出力先が制限されることが多い。これは、インラインフィニッシャの構成と、用紙の搬送経路による制限である。一例として、用紙の搬送経路で下流に位置するフィニッシャで出力物にステープルを施した後で、より上流に位置するスタッカに出力することはできないなどといった制限がある。
この制限に対して、印刷ジョブを生成するアプリケーションやプリンタドライバでは、ステープル、パンチ、折り、製本などの後加工の指定による制限に反する出力先が極力指定されないよう、印刷設定画面が制御されている。
しかしながら、複雑な排他制御ができないアプリケーションや、印刷装置の製造元とは別の製造元が製造したプリンタドライバからデータを受け付ける場合、後加工の指定による制限に反する出力先の指定がされてしまう場合がある。
このように、印刷ジョブで後加工の指定の制限に反する出力先の指定がされた場合、一般には、後加工の指定が優先され、ユーザの指定とは異なる出力先に出力される。これは、出力先の指定より、印刷物の出力体裁に直接影響する後加工の指定の方が重要であるという思想によるものである。
しかしながら、鍵付の出力先を有する印刷装置においては、上述のように、機密性が確保された出力先と第三者が利用可能な出力先とが混在しているため、ユーザの指定と異なる出力先に即座に出力するとセキュリティが低下する可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、印刷物の取り出しに認証が必要な出力先と印刷物の取り出しに認証が必要ではない出力先とが混在している環境において、印刷物に対する後加工を行いつつ、機密性の高い印刷物のセキュリティを確保できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の印刷装置は以下に示す構成を備える。
シートを取り出すために認証情報を必要とする第1の排紙部と、後処理されたシートが排紙され、当該シートを取り出すために認証情報を必要としない第2の排紙部のいずれかにシートを出力可能な印刷装置であって、印刷ジョブを受け付ける受付手段と、受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、後処理を実行するよう指定され、第2の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを実行することによって画像が印刷されたシートに、後処理を実行し、当該シートを前記第2の排紙部に出力するよう制御し、受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、後処理を実行するよう指定され、第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを認証情報の入力後に印刷が開始される認証後印刷ジョブとして記憶手段に記憶するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷物の取り出しに認証が必要な出力先と印刷物の取り出しに認証が必要ではない出力先とが混在している環境において、印刷物に対する後加工を行いつつ、機密性の高い印刷物のセキュリティを確保できる。
本発明の実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す図である。 図1に示した印刷装置の一例を示す図である。 図2に示した印刷装置のコントローラの構成を示すブロック図である。 図3に示した操作部の構成を説明する平面図である。 図3に示したHDDで管理される機器能力情報テーブルを示す図である。 印刷装置が処理する印刷ジョブを階層的に示した図である。 印刷装置が処理対象とする印刷ジョブの印刷設定を示す図である。 図7に示した印刷ジョブの印刷設定を示す図である。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 図3に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 図3に示したプリンタエンジンから出力される通知レポートを示す図である。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 図3に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 図3に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 印刷装置が処理対象とする印刷ジョブの出力結果の一例を示す図である。 印刷装置が管理する機器能力情報テーブルの一例を示す図である。 印刷システムが処理対象とする印刷ジョブの印刷設定を示す図である。 図3に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 図3に示したプリンタエンジンから出力される通知レポートを示す図である。 印刷装置が処理対象とする印刷ジョブの出力結果の一例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す図である。本例は、複数の印刷装置がネットワークを介して相互に通信可能に構成され、かつ、ネットワークに複数のデータ処理装置が接続されている例である。ここで、データ処理装置には、ファイルサーバ、クライアントPC、プリントサーバが含まれ、いずれも印刷装置と通信可能に構成されている。また、印刷装置には、シートを取り出すために認証情報に基づくユーザの認証を必要とする第1の排紙部と、後処理されたシートが排紙され、シートを取り出すために認証情報に基づくユーザの認証を必要としない第2の排紙部とを備えている。本実施形態では、第1の排紙部の例として、鍵付きの排紙部を用いて説明する。
図1に示す印刷システムは、印刷装置10、プリントサーバ20、ファイルサーバ30、及びクライアントPC40を有する。
なお、印刷装置10、プリントサーバ20、ファイルサーバ30、及びクライアントPC40は、LAN,WANなどのネットワーク50を介して通信可能に接続されている。ここで、印刷装置10は、スキャン、プリント、コピーなどの様々な機能を有するMFPとして構成される例である。
プリントサーバ20は、入力された印刷ジョブやネットワーク50を介して接続されている印刷装置10を管理する。プリントサーバ20は、接続されている印刷装置10を管理する。また、プリントサーバ20は、印刷装置10で実行される全ての印刷ジョブの状況を監視するとともに、印刷ジョブの一時停止、設定変更、印刷再開、あるいはジョブの複製、移動、削除などの制御を行う。
ファイルサーバ30は、バリアブル印刷に使用するバリアブルデータに係るデータベース、例えば宛先、住所、氏名などの顧客データからなる顧客データベースを保管する。
クライアントPC40は、アプリケーションファイルの編集や印刷指示を行う機能を有する。また、クライアントPC40は、プリントサーバ20内で管理されている印刷装置10や印刷ジョブの監視や制御を補佐する機能を有する。オペレータはクライアントPC40を利用してジョブのステータスなどを確認することができる。
図2は、図1に示した印刷装置10の一例を示す図である。
図2において、印刷装置10は、印刷装置(印刷装置本体)100と、印刷装置100に着脱可能なインラインフィニッシャ110とから構成されている。
印刷装置100は、スキャナ101、レーザ露光部102、作像部103、感光ドラム104、定着部105、給紙/搬送部106から構成される。
スキャナ101は、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を電気信号に変換して画像データを作成する工程である。
レーザ露光部102は、前記画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)に入射させ、反射走査光として感光ドラム104に照射する。
作像部103は、感光ドラムを回転駆動し、帯電器によって帯電させ、前記レーザ露光部によって感光ドラム104上に形成された潜像をトナーによって現像化し、そのトナー像をシート(用紙)に転写する。その際に転写されずに感光ドラム104上に残った微小トナーを回収するといった一連の電子写真プロセスを実行して作像する。
その際、シートが転写ベルトの所定位置に巻きつき、4回転する間に、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のトナーを持つそれぞれの現像ユニット(現像ステーション)が入れ替わりで順次前述の電子写真プロセスを繰り返し実行する。4回転の後、4色のフルカラートナー像を転写されたシートは、転写ドラムを離れ、定着部105へ搬送される。
定着部105は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、作像部103によってトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
給紙/搬送部106は、シートカセットやペーパーデッキに代表されるシート収納庫(給紙段)を一つ以上持っており、前記プリンタ制御部の指示に応じてシート収納庫に収納された複数のシートの中から一枚分離し、作像部103、定着部105へ搬送する。
シートは作像部の転写ドラムに巻きつけられ、4回転した後に定着部へ搬送される。4回転する間に前述のYMCK各色のトナー像がシートに転写される。また、シートの両面に画像形成する場合は、定着部を通過したシートを再度作像部103へ搬送する搬送経路を通るように制御する。
インラインフィニッシャ110は、印刷装置100に着脱可能な装置であり、印刷装置100により印刷処理されたシートに対して様々な後加工を行うことができる。本実施例では一構成例として、パンチャ111、スタッカ112A、112B、折り機113、フィニッシャ114が印刷装置100に接続されている。
パンチャ111は、印刷装置100により印刷処理されたシートに対し、多穴パンチを行うことができる。多穴パンチとは、パンチャ111に装着されたダイによりシートに穴をあける機能である。多穴パンチの穴数は、穴を開ける装置であるダイを交換することにより任意に変更することができる。
スタッカ112A、112Bは、印刷装置100により印刷処理されたシートを大量に保持することができる。スタッカ112A、112Bには電子錠KEY1,KEY2が備えられている。印刷装置100は、印刷ジョブを指示したユーザから認証情報を受け付け、受け付けた認証情報によってユーザを認証すると、電子錠KEY1,KEY2が解錠される。認証情報は、後述する操作部210からユーザが認証情報を入力する方法でもよいし、印刷装置10が備える不図示のカードリーダー部によって、ユーザが所有するカードからユーザの認証情報を読み取るようにしてもよい。また、その他、ユーザの指紋情報を印刷装置10の不図示の指紋読取部を使って読み取って、その指紋情報として用いてもよいし、ユーザの顔を印刷装置10が備えるカメラによって撮影して、顔を認証情報として用いてもよい。また、これらの認証情報は、ユーザごとに印刷装置10のHDD208に予め登録されており、ユーザが入力した認証情報と比較されて、ユーザの認証が行われるものとする。
折り機113は、印刷装置100により印刷処理されたシートに対し、2つ折りとZ折りを行うことができる。2つ折りとは、シートを1枚ずつ半分に折る折りのことである。Z折りとは、シートを1枚ずつ半分に折り、さらに片側を逆向きに折る折りのことである。2つ折りを行ったシートは、折り機113の下部に備える出力先に出力される。Z折りを行ったシートや折りの行われないシートは、フィニッシャ114に搬送される。
フィニッシャ114は、印刷装置100により印刷処理されたシートに対し、ステープル、2穴パンチ、中綴じ製本を行うことができる。ここで、ステープルとは、複数枚のシートを針で綴じる機能である。2穴パンチとは、シートに2穴の穴をあける機能である。中綴じ製本とは、複数枚のシートの中央付近の2か所を針で綴じて、シートを本のように左右に開く形状に加工する機能である。
フィニッシャ114は、上トレイ114A、下トレイ114B、サドルトレイ114Cの3つの出力先を備える。ステープル、2穴パンチを行ったシートや、中綴じ製本の行われないシートは、上トレイ114A、下トレイ114Bに出力される。中綴じ製本を行ったシートは、サドルトレイ114Cに出力される。
なお、各出力先において実施可能な後加工については、図5で後述する。
図3は、図2に示した印刷装置10のコントロールユニット(コントローラ)の一構成例を示すブロック図である。
図3において、コントロールユニット200は、画像入力デバイスであるスキャナ201や画像出力デバイスであるプリンタエンジン202と接続し、画像データの読み取りやプリント出力のための制御を行う。また、コントロールユニット200は、ネットワーク50や公衆回線204と接続することで、画像情報やデバイス情報をネットワーク50経由で入出力するための制御を行う。
CPU205は、MFP全体を制御するための中央処理装置である。RAM206は、CPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。さらに、207は、ブートROM(ROM)であり、システムのブートプログラムが格納されている。208はハードディスクドライブ(HDD)であり、各種処理のためのシステムソフトウェア及び入力された画像データ等を格納する。操作部I/F209は、画像データ等を表示可能な表示画面を有する操作部210に対するインタフェース部であり、操作部210に対して操作画面データを出力する。
また、209は操作部I/F209で、操作部210から操作者が入力した情報をCPU205に伝える役割をする。211はネットワークインタフェースで、例えばLANカード等で実現され、ネットワーク50に接続して外部装置との間で情報の入出力を行う。212はモデムで、公衆回線204に接続し、外部装置との間で情報の入出力を行う。以上のユニットがシステムバス213上に配置されている。
214はイメージバスI/Fで、システムバス213と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。なお、画像バス215上には、ラスタイメージプロセッサ216、デバイスI/F217、スキャナ画像処理部218、プリンタ画像処理部219、画像編集用画像処理部220、カラーマネージメントモジュール(CMM)230が接続される。
216はラスタイメージプロセッサ(RIP)であり、ページ記述言語(PDL)をラスタイメージに展開する。なお、一般に、RIP処理は、ページ記述言語(PDL)を中間データ(DL)に変換するインタープリット処理と、ラスタイメージに変換するレンダリング処理との二通りの意味で使用される。本実施形態では簡単のため、RIPされたデータはラスタイメージに展開されるものとして説明するが、一旦中間データ(DL)に変換される形態も本発明の対象に含まれることは言うまでもない。デバイスI/F部217は、スキャナ201やプリンタエンジン202とコントロールユニット200とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
また、218はスキャナ画像処理部で、スキャナ201から入力した画像データに対して、補正、加工、編集等の各種処理を行う。219はプリンタ画像処理部で、プリント出力する画像データに対して、プリンタエンジンに応じた補正、解像度変換等の処理を行う。220は画像編集用画像処理部で、画像データの回転や、画像データの圧縮伸長処理等の各種画像処理を行う。230はCMMで、画像データに対して、プロファイルやキャリブレーションデータに基づいた、色変換処理(色空間変換処理ともいう)を施す専用ハードウェアモジュールである。
ここで、プロファイルとは、機器に依存した色空間で表現したカラー画像データを機器に依存しない色空間(例えばLabなど)に変換するための関数のような情報である。また、キャリブレーションデータとは、カラー複合機3におけるスキャナ201やプリンタエンジン202の色再現特性を修正するためのデータである。
図4は、図3に示した操作部210の構成を説明する平面図である。
本例に示す操作部210には、ハードキーによるユーザ操作を受付け可能なキー入力部402、ソフトキー(表示キー)によるユーザ操作を受付可能な表示ユニットの一例としてのタッチパネル部401を有する。
図4において、キー入力部402は、操作部電源スイッチ411を具備する。該操作部電源スイッチ411のユーザ操作に応答し、CPU205は、スタンバイモードとスリープモードを選択的に切り替えるよう制御する。ただし、スタンバイモードは、通常動作状態であり、スリープモードは、ネットワーク印刷やファクシミリなどに備えて割り込み待ち状態でプログラムを停止して、消費電力を抑えている状態である。
CPU205は、該操作部電源スイッチ411のユーザ操作を、システム全体の電源供給を行う主電源スイッチ(不図示)がON状態にて、受付可能に制御する。スタートキー413は、処理対象となるジョブのコピー動作や送信動作等、ユーザにより指示された種類のジョブ処理を印刷装置に開始させる指示をユーザから受付可能にする為のキーである。ストップキー412は、受け付けたジョブの処理を印刷装置に中断させる指示をユーザから受付可能にする為のキーである。
テンキー416は、各種設定の置数の設定をユーザにより実行可能にする為のキーである。クリアキー417は、テンキー416を介してユーザにより設定された置数等の各種パラメータを解除するためのキーである。
リセットキー414は、ユーザにより処理対象のジョブに対して設定された各種設定を全て無効にし、また、設定値をデフォルト状態に戻す指示をユーザから受け付ける為のキーである。ユーザモードキー415は、ユーザごとのシステム設定画面に移行するためのキーである。
図5は、図3に示したHDD208で管理される機器能力情報テーブルの一例を示す図である。本例に示す機器能力情報テーブルでは、出力先名称501と、機器能力情報502と、セキュリティ503とを対応づけて機器能力情報を管理する。
ここで、出力先名称501は、印刷装置10に備えられた出力先の名称である。
機器能力情報502は、各出力先において実施可能な後加工を○もしくは×で示している。機器能力情報502は、後加工なし511、ステープル512、2穴パンチ513、多穴パンチ514、Z折り515、2つ折り516、中綴じ製本517、からなる。
セキュリティ503は、各出力先のセキュリティの強度をHighもしくはLowで示す。本実施形態においては、スタッカ1およびスタッカ2には電子錠が備えられており、印刷ジョブを実行したユーザ以外の第三者は出力物を見たり取り出したりすることができないため、スタッカ1およびスタッカ2のセキュリティはHighである。一方、その他の出力先は同様の機構を備えていないため、セキュリティはLowである。
<印刷装置10が処理対象とする印刷ジョブの印刷設定の一例>
図6は、図1に示した印刷装置10が処理する印刷ジョブ2001、サブセット2003、ページ2002の関係を階層的に示した図である。
図6において、印刷ジョブ2001は、1以上のサブセット2003を持つ。各サブセット2003は、1以上のページ2002を含む。ここで、各サブセット2003に含まれるページ数は必ずしも同じページ数である必要はなく、サブセット2003ごとに異なる場合もある。印刷装置10は、サブセット単位で異なる後加工を施すことが可能である。
図7は、図1に示した印刷装置10が処理対象とする印刷ジョブの印刷設定の一例を示す図である。
図7において、印刷ジョブはページ範囲601からなるサブセットのそれぞれに、指定出力先602と、指定後加工603を設定することが可能である。指定後加工603は、ステープル611、2穴パンチ612、多穴パンチ613、Z折り614、2つ折り615、中綴じ製本616の指定からなる。
この印刷ジョブは、38ページの印刷ジョブであり、1ページ目から5ページ目のサブセットは、スタッカ1に出力するよう設定されている。6ページ目から10ページ目のサブセットは、スタッカ1に出力し、さらに、ステープルして出力するよう設定されている。11ページ目から35ページ目のサブセットは、スタッカ1に出力し、さらに、多穴パンチして出力するよう設定されている。36ページ目から38ページ目のサブセットは、フィニッシャ上トレイに出力し、さらに、2つ折りして出力するよう設定されている。
図8は、図7に示した印刷ジョブの印刷設定をPostScript(PS)で表現したものの一例を示す図である。なお、PostScriptとは、Adobe Systems Incorporatedの米国ならびにその他における商標または登録商標である。
印刷装置10は、クライアントPC40から受信したPostScriptを解析して印刷ジョブとし、図7に示した印刷設定を抽出し、その後の処理に用いる。
<印刷装置10の印刷ジョブ処理>
図9は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した印刷装置10の印刷ジョブ処理例である。なお、各ステップは、CPU205がROM207、HDD208から制御プログラムをRAM206にロードして実行することで実現される。以下、受信した印刷ジョブをページ単位に解析して、排紙先として第1の排紙部が指定され、かつ特定の後処理が指定されている場合の処理を説明する。
S101では、CPU205が、ネットワーク50経由で送られてくる図8で例示した印刷ジョブをネットワークI/F211経由で受信し、HDD208に格納する。そして、S102では、CPU205が、処理対象ページを先頭ページに設定し、S103では、CPU205が、処理対象ページの解析・RIPを行う。
次に、S104では、CPU205が、処理対象ページの印刷設定を図7に例示した形態で抽出する。そして、S105では、CPU205が、処理対象ページの指定出力先602に、指定後加工603で出力可能か否かを判定する。この判定は、図5に例示した機器能力情報テーブルを用い、処理対象ページの指定出力先602が、処理対象ページの指定後加工603を全て実施可能(○)である場合は、指定後加工603で出力可能であると判定することにより行う。
ここで、指定後加工603で可能であるとCPU205が判定した場合(YES)、S106に進み、指定後加工603で出力可能でないとCPU205が判定した場合(NO)、S107に進む。
そして、S106では、CPU205が、出力先を指定出力先602に設定した後、S110に進む。
一方、S107では、CPU205が、代替出力先を選択し、出力先として設定する。ここで、代替出力先には、処理対象ページに設定された後加工を全て実施可能な出力先を選択する。また、該当する出力先が複数存在する場合には、そのうちの1つをCPU205が任意に選択する。さらに、該当する出力先が存在しない場合には、いずれかの出力先をCPU205が任意に選択し、以後の処理では後加工の設定を無視する。
次に、受信した印刷ジョブで指定された特定の後処理に伴い出力先を第2の排紙部に変更するとセキュリティが低下するかどうかを判断して、ジョブ処理を制御する例をステップに基づいて説明する。ここで、第2の排紙部を、図2に示したフィニッシャ114の上トレイ114Aとする場合を例とする。また、第1の排紙部を、鍵付きのスタッカ112A、112Bとする場合を例とする。
次に、S108では、CPU205が、指定出力先602のセキュリティ503がHighか否かを判定する。ここで、指定出力先602のセキュリティ503がHighであるとCPU205が判定した場合(YES)、S109に進み、指定出力先602のセキュリティ503がHighでないとCPU205が判定した場合(NO)、S110に進む。
そして、S109では、CPU205が、代替出力先のセキュリティ503がHighか否かを判定する。ここで、代替出力先のセキュリティ503がHighであるとCPU205が判定した場合(YES)、S110に進み、代替出力先のセキュリティ503がHighでないとCPU205が判定した場合(NO)、S111に進む。
そして、S110では、CPU205が、プリンタエンジン202を用いて、処理対象ページを出力する。
一方、S111では、CPU205が、処理対象ページをHDD208に格納し、認証後に印刷が開始される認証後印刷ジョブ(セキュア印刷ジョブ、セキュアプリントジョブ)として登録する。つまり、CPU205は、受信した印刷ジョブの属性をセキュア印刷ジョブに変更し、受信した印刷ジョブに認証情報を割り当てて記憶手段(HDD208)に登録する。ここで割り当てる認証情報には、その印刷ジョブを送信したユーザが、その印刷ジョブで指定された出力先から印刷物を取り出すために入力する必要がある認証情報と同一のものを用いればよい。具体的な手順として、CPU205は、印刷ジョブを送信したユーザを、その印刷ジョブに付加されたユーザID等に基づいて特定する。そして、CPU205は、特定したユーザIDに対応する認証情報を、HDD208内に記憶された不図示のテーブルに基づいて識別する。そして、S111で、CPU205は、受信した印刷ジョブに、識別した認証情報を割り当てて記憶する。なお、CPU205は、ユーザごとの認証情報ではなく、出力先ごとに予め決められた認証情報を割り当てるようにしてもよい。
また、S111で、既に認証後印刷ジョブとして登録されたページがある場合、CPU205は、該認証後印刷ジョブの末尾に処理対象ページを追加する。なお、S111の終了後、CPU205は、S112に処理を進める。
次に、S112では、CPU205が、印刷ジョブに次のページがあるか否かを判定する。ここで、印刷ジョブに次のページがあるとCPU205が判定した場合(YES)、S113に進み、印刷ジョブに次のページがないとCPU205が判定した場合(NO)、S114に進む。
次に、S113では、CPU205が、処理対象ページを次のページに設定した後、S103に進み、次ページ以降の処理を続行する。
一方、S114では、CPU205が、認証後印刷ジョブが登録されたか否かを判定する。この判定は、印刷ジョブ中で、S111で認証後印刷ジョブとして登録されたページがある場合に、認証後印刷ジョブが登録されたと判定する。ここで、認証後印刷ジョブが登録されたとCPU205が判定した場合(YES)、S115に進み、認証後印刷ジョブが登録されていないとCPU205が判定した場合(NO)、印刷ジョブ処理を終了する。
そして、S115では、CPU205が、認証後印刷ジョブが登録されたことをユーザに通知して、本処理を終了する。なお、通知方法としては、例えば、CPU205が、操作部210に通知画面を表示することにより行う。
図10は、図3に示した操作部210に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、認証後印刷ジョブが登録されたことをユーザに通知するための通知画面の一例である。
この例では、印刷ジョブの一部が認証後印刷ジョブとして登録されたことを通知するメッセージ1101と、通知画面を終了するためのOKボタン1102が操作部210に表示される。
別の方法としては、例えば、CPU205が、プリンタエンジン202を用いて、指定出力先に通知レポートを出力することによって行う。
図11は、図3に示したプリンタエンジン202から出力される通知レポートの一例を示す図である。この例では、印刷ジョブの一部が認証後印刷ジョブとして登録されたことを通知するメッセージがレポートとして出力される場合を示す。以上の処理が終わると、印刷ジョブ処理を終了する。
<印刷装置10の認証後印刷処理>
次に、本実施例における印刷装置10の認証後印刷処理について説明する。
図12は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した印刷装置10の認証後印刷処理例である。なお、各ステップは、CPU205がROM207、HDD208から制御プログラムをRAM206にロードして実行することで実現される。
S201では、CPU205が、操作部210に、S111で記憶手段(HDD208)に登録された認証後印刷ジョブ一覧画面を表示する。
図13は、図3に示した操作部210に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、認証後印刷ジョブ一覧画面の一例を示す。
図13においては、認証後印刷ジョブの一覧1301、登録時刻1302、ジョブ名1303、ユーザ名1304、ステータス1305、印刷時間1306、中止ボタン1307、印刷ボタン1308が操作部210に表示される例を示す。
次に、S202では、CPU205が、操作部210を介して、ユーザの認証後印刷ジョブの印刷指示が行われたか否かを判定する。この判定は、ユーザが、一覧1301から認証後印刷ジョブを選択し、印刷ボタン1308を押下した場合に、認証後印刷ジョブの印刷指示が行われたと判定する。ここで、認証後印刷ジョブの印刷指示が行われたとCPU205が判定した場合(YES)、S203に進み、認証後印刷ジョブの印刷指示が行われていないとCPU205が判定した場合(NO)、S201に進み、ユーザの認証後印刷ジョブの指示を待機する。
そして、S203では、CPU205が、操作部210に、ユーザ認証画面を表示する。
図14は、図3に示した操作部210に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、ユーザ認証画面の一例を示す。
図14においては、メッセージ1401、パスワード入力ボックス1402、中止ボタン1403、OKボタン1404が操作部210に表示される例を示す。
そして、S204では、CPU205が、操作部210を介して、ユーザの認証が行われたか否かを判定する。この判定は、ユーザが、パスワード入力ボックス1402に正しいパスワードを入力し、OKボタン1404を押下した場合に、ユーザの認証が行われたと判定する。ここで、ユーザの認証が行われたとCPU205が判定した場合(YES)、S205に進み、ユーザの認証が行われていないとCPU205が判定した場合(NO)、S203に進み、ユーザの認証を待機する。
そして、S205では、CPU205が、プリンタエンジン202を用いて、認証後印刷ジョブを実行し、当該認証後印刷ジョブの画像に基づいて画像をシートに印刷し、当該シートを、指定された出力先に出力して、本処理を終了する。以上の処理が終わると、認証後印刷処理を終了する。
<印刷装置10が処理対象とする印刷ジョブの出力結果の一例>
図15は、図1に示した印刷装置10が処理対象とする印刷ジョブの出力結果の一例を示す図である。本例は、例示した印刷ジョブの実際の動作と出力結果の一例である。
図15では、ページ範囲1001のページが実際に出力された出力先1002と、該ページが認証後出力ジョブとして登録されたか否かを示す認証後出力1003と、から構成されている例を示す。
図15において、1ページ目から5ページ目のサブセットは、図16において、スタッカ1へ後加工なしで出力するよう指定されたページである。図5に示した機器能力情報テーブルを参照すると、スタッカ1には、後加工なしのシートを出力することが可能(S105でYES)である。
よって、図9に示したS106において、出力先1002は、指定出力先602(スタッカ1)に設定される。また、出力先1002と指定出力先602が同一であり、セキュリティの低下は発生しないことから、S110において、即座に印刷が開始される(認証後出力1003はNO)。
また、6ページ目から10ページ目のサブセットは、図7において、スタッカ1へステープルして出力するよう指定されたページである。図5に示した機器能力情報テーブルを参照すると、スタッカ1には、ステープルしたシートを出力することは不可能(S105でNO)とCPU205は判定する。
よって、S107において、CPU205は、図15に示す出力先1002を、代替出力先(フィニッシャ上トレイ)に設定する。ここで、スタッカ1には電子錠KEY1が備えられているが、フィニッシャ上トレイは、認証情報を知らない第三者が利用可能な出力先である。そのため、指定出力先602のセキュリティ503はHigh(S108でYES)であるが、出力先1002のセキュリティ503はLow(S109でNO)であり、出力先の変更によりセキュリティの低下が発生する。
そのため、該ページの印刷は即座に開始されず、S111において、CPU205は、該ページを認証後印刷ジョブとして登録する(認証後出力1003はYES)。
また、11ページ目から35ページ目のサブセットは、図15において、スタッカ1へ多穴パンチして出力するよう指定されたページである。該ページには、図5に示した機器能力情報テーブルを参照すると、スタッカ1には、多穴パンチしたシートを出力することが可能(S105でYES)である。
よって、S106において、CPU205は、出力先1002を指定出力先602(スタッカ1)に設定する。
また、出力先1002と指定出力先602が同一であり、セキュリティの低下は発生しないことから、S110において、即座に印刷が開始される(認証後出力1003はNO)。
さらに、36ページ目から38ページ目のサブセットは、図15において、フィニッシャ上トレイへ2つ折りして出力するよう指定されたページである。図5に示した機器能力情報テーブルを参照すると、フィニッシャ上トレイには、2つ折りしたシートを出力することは不可能(S105でNO)である。
よって、S107において、CPU205は、出力先1002を代替出力先(折り機)に設定する。
ここで、フィニッシャ上トレイ、折り機ともに、第三者が利用可能な出力先である。そのため、指定出力先602と出力先1002のセキュリティ503はともにLow(S108でNO)であり、出力先の変更によりセキュリティの低下が発生しないことから、S110において、即座に印刷が開始される(認証後出力1003はNO)。
上記実施形態によれば、機密性が確保された出力先への出力が指定されたシートが、シートに施される後加工の制限によって、第三者が利用可能な出力先への出力に変更される場合に、該シートの印刷を中止して認証後印刷に切り替えることができる。
これにより、機密性の高い出力物が見られたり持ち去られたりすることを防止し、セキュリティを向上することができる。
また、セキュリティの低下が発生しないシートの出力は、ユーザの認証を待つことなく、即座に印刷を開始することができる。具体的には、出力先の変更が発生しないシート、第三者が利用可能な出力先への出力が指定されたシート、機密性が確保された出力先に出力されるシートは、ユーザの認証を待つことなく、即座に印刷を開始することができる。これにより、印刷ジョブ中のサブセットもしくはページに対して異なる印刷設定が可能である場合に、ユーザの待ち時間を短縮しつつ、セキュリティを高めることが可能となる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明を実施するための第2実施形態について説明する。本実施形態に示す印刷システムには、システム内に複数の印刷装置10が存在する。ここで、少なくとも1つの印刷装置10は機密性が確保された環境であり、少なくとも1つの印刷装置10は第三者が利用可能である環境において、本発明を適用した例を説明する。なお、第1実施形態と同様のものについては説明を省略する。
<印刷システムの構成>
本実施形態における印刷装置の構成は、第1実施形態において図1、図2を用いて説明したものと同様である。さらに、本実施形態においては、複数の印刷装置10がネットワーク50に接続されており、相互の印刷装置間で印刷ジョブを転送することが可能である。
<機器能力情報テーブルの構成>
図16は、本実施形態を示す印刷装置が管理する機器能力情報テーブルの一例を示す図である。なお、本実施形態では、図1に示した2つの印刷装置10のうち、いずれか一方の印刷装置10をRoom#1(図示しない)に配置し、ユーザの出入り制限される第1の印刷装置と特定される。また、図1に示した2つの印刷装置10のうち、いずれか一方の印刷装置10をRoom#2(図示しない)に配置し、ユーザの出入りが制限されない第2の印刷装置と特定される。以下、本例では、出力先名称1501と、設置場所1502と、機器能力情報1503と、セキュリティ1504とを対応づけたテーブルとして機器能力情報を管理している例である。
図16において、出力先名称1501は、印刷システム内の出力先の名称である。本実施形態においては、印刷システム内に複数の印刷装置10が存在し、それぞれPrinter#1、Printer#2という出力先名称が付けられている。
設置場所1502は、各出力先名称1501の設定場所を示している。本実施例においては、Printer#1はRoom#1に設置されており、Printer#2はRoom#2に設置されている。なお、Room#1は施錠可能な部屋であり、機密性が確保されているが、Room#2は施錠されておらず、第三者が利用可能であるとする。
機器能力情報1503は、各出力先において実施可能な後加工を○もしくは×で示している。機器能力情報1503は、後加工なし1511、ステープル1512、2穴パンチ1513、多穴パンチ1514、Z折り1515、2つ折り1516、中綴じ製本1517、くるみ製本1518、からなる。
セキュリティ1504は、各出力先のセキュリティの強度をHighもしくはLowで示す。本実施例においては、Printer#1は施錠可能なRoom#1に設置されており、印刷ジョブを実行したユーザ以外の第三者は出力物を見たり取り出したりすることができないため、Printer#1のセキュリティはHighである。一方、Printer#2は施錠されていないRoom#2に設置されており、印刷ジョブを実行したユーザ以外の第三者が出力物を見たり取り出したりする可能性があるため、セキュリティはLowである。
<印刷システムが処理対象とする印刷ジョブの印刷設定の一例>
図17は、本実施形態を示す印刷システムが処理対象とする印刷ジョブの印刷設定の一例を示す図である。
図17において、印刷ジョブはページ範囲1601からなるサブセットのそれぞれに、指定出力先1602、指定後加工1603を設定することが可能である。指定後加工1603は、ステープル1611、2穴パンチ1612、多穴パンチ1613、Z折り1614、2つ折り1615、中綴じ製本1616、くるみ製本1607の指定からなる。
この印刷ジョブは、38ページの印刷ジョブであり、全てのサブセットはPrinter#1に出力するよう設定されている。さらに、6ページ目から10ページ目のサブセットは、ステープルして出力するよう設定されている。11ページ目から35ページ目のサブセットは、多穴パンチして出力するよう設定されている。36ページ目から38ページ目のサブセットは、くるみ製本して出力するよう設定されている。
<印刷システムの印刷ジョブ処理、認証後印刷処理>
本実施形態における印刷ジョブ処理、認証後印刷処理は、第1実施形態において図7を用いて説明したものと同様である。ただし、第1実施形態と異なる点として、S115で、CPU205が操作部210に表示する通知画面の一例を図18に示す。
図18は、図3に示した操作部210に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、認証後印刷ジョブが登録されたことをユーザに通知するための通知画面の一例である。
本例では、印刷ジョブの一部がPrinter#2の認証後印刷ジョブとして登録されたことを通知するメッセージ1701と、通知画面を終了するためのOKボタン1702が操作部210に表示される。また、第1実施形態と異なる点として、S115で、CPU205が、プリンタエンジン202を用いて出力する通知レポートの一例を図19に示す。
図19は、図3に示したプリンタエンジン202から出力される通知レポートの一例を示す図である。この例では、印刷ジョブの一部がPrinter#2の認証後印刷ジョブとして登録されたことを通知するメッセージがレポートとして出力される。
<印刷装置10が処理対象とする印刷ジョブの出力結果の一例>
図20は、図1に示した印刷装置10が処理対象とする印刷ジョブの出力結果の一例を示す図である。本例は、例示した印刷ジョブの実際の動作と出力結果の一例である。
図20では、ページ範囲1901のページが実際に出力された出力先1902と、該ページが認証後出力ジョブとして登録されたか否かを示す認証後出力1903と、から構成されている。
1ページ目から5ページ目のサブセットは、図17において、Printer#1へ後加工なしで出力するよう指定されたページである。図16に示す機器能力情報テーブルを参照すると、Printer#1には、後加工なしのシートを出力することが可能(S105でYES)である。
よって、S106において、CPU205は、出力先1002を指定出力先602(Printer#1)に設定する。また、出力先1002と指定出力先602が同一であり、セキュリティの低下は発生しないことから、S110において、即座に印刷が開始される(認証後出力1003はNO)。
一方、6ページ目から10ページ目のサブセットは、図17において、Printer#1へステープルして出力するよう指定されたページである。図16に示す機器能力情報テーブルを参照すると、Printer#1には、ステープルしたシートを出力することが可能(S105でYES)である。
よって、S106において、CPU205は、出力先1002を指定出力先602(Printer#1)に設定する。また、出力先1002と指定出力先602が同一であり、セキュリティの低下は発生しないことから、S110において、即座に印刷が開始される(認証後出力1003はNO)。
また、11ページ目から35ページ目のサブセットは、図17において、Printer#1へ多穴パンチして出力するよう指定されたページである。該ページには、図16に示す機器能力情報テーブルを参照すると、Printer#1には、多穴パンチしたシートを出力することが可能(S105でYES)である。
よって、S106において、CPU205は、出力先1002を指定出力先602(Printer#1)に設定する。また、出力先1002と指定出力先602が同一であり、セキュリティの低下は発生しないことから、S110において、即座に印刷が開始される(認証後出力1003はNO)。
さらに、36ページ目から38ページ目のサブセットは、図17において、Printer#1へくるみ製本して出力するよう指定されたページである。図16に示す機器能力情報テーブルを参照すると、Printer#1には、くるみ製本したシートを出力することは不可能(S105でNO)である。
よって、S107において、CPU205は、出力先1002を代替出力先(Printer#2)に設定し、該ページはPrinter#1からPrinter#2に転送する。
ここで、Printer#1は施錠可能なRoom#1に設置されているが、Printer#2は施錠されていないRoom#2に設置されている。そのため、指定出力先602のセキュリティ503はHigh(S108でYES)であるが、出力先1002のセキュリティ503はLow(S109でNO)であり、出力先の変更によりセキュリティの低下が発生する。
そのため、該ページの印刷は即座に開始されず、S111において、認証後印刷ジョブとして登録される(認証後出力1003はYES)。
本実施形態によれば、機密性が確保された出力先への出力が指定されたシートが、シートに施される後加工の制限によって、第三者が利用可能な出力先への出力に変更される場合に、該シートの印刷を中止して認証後印刷に切り替えることができる。なお、機密性が確保された出力先はPrinter#1のことであり、第三者が利用可能な出力先はPrinter#2のことである。
これにより、機密性の高い出力物に見られたり持ち去られたりすることを防止し、セキュリティを向上することができる。
また、セキュリティの低下が発生しないシートの出力は、ユーザの認証を待つことなく、即座に印刷を開始することができる。
具体的には、出力先の変更が発生しないシート、第三者が利用可能な出力先への出力が指定されたシート、機密性が確保された出力先に出力されるシートは、ユーザの認証を待つことなく、即座に印刷を開始することができる。なお、第三者が利用可能な出力先はPrinter#2のことであり、機密性が確保された出力先はPrinter#1のことである。
これにより、印刷ジョブ中のサブセットもしくはページに対して異なる印刷設定が可能である場合に、ユーザの待ち時間を短縮しつつ、セキュリティを高めることが可能となる。
(その他の実施形態)
上述した実施形態では、複数のサブセットを含む印刷ジョブを印刷装置10が実行する場合について説明したが、サブセットという単位を持たない印刷ジョブを印刷装置10が実行する場合について上記の実施形態の制御を実行してもよい。サブセットという単位を持たない印刷ジョブとは、図6に示すジョブ2001と、単数または複数のページ2003で構成される印刷ジョブである。このような印刷ジョブを、図9や、図12に示す方法で実行してもよい。それによって、サブセットという単位を持たない印刷ジョブに対しても本発明の処理を適用することができる。例えば、ユーザによって、印刷ジョブに含まれる複数のページの排紙先としてスタッカ1が指定され、複数のページに基づいて画像が印刷されたシートに対してステープルを実行するよう指定されたとする。印刷装置10は、このような印刷ジョブを受信して実行する場合に、印刷装置10の構成上、ステイプルしたものをスタッカ1に排紙できないので、当該印刷ジョブを認証後印刷ジョブとしてHDD208に登録する。そして、その後、印刷装置10は、当該認証後印刷ジョブを、図12に示す手順で印刷する。
なお、上述した実施形態では、第1の排紙部として、シートを取り出すために認証情報に基づくユーザの認証を必要とする排紙部を例に説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、第1の排紙部が、物理的な鍵を使って施錠可能な排紙部であってもよい。このとき、認証情報を用いる例と同様に、第1の排紙部が、シートの取り出しを制限可能な排紙部となり、第2の排紙部がシートの取り出しを制限できない排紙部となる。その場合、印刷装置10が、各排紙部について、物理的な鍵を使って施錠可能な排紙部か否かを示す情報をHDD208に記憶しておき、それに従って、印刷装置10は、上記の実施例に示す制御を行えばよい。
以上、各実施形態について示した構成を、例えばシステム、装置、方法、プログラム、もしくは記憶媒体等の実施態様をとることも可能である。具体的には、例えば複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
10 印刷装置
110 インラインフィニッシャ
114 フィニッシャ

Claims (8)

  1. シートを取り出すために認証情報を必要とする第1の排紙部と、後処理されたシートが排紙され、当該シートを取り出すために認証情報を必要としない第2の排紙部のいずれかにシートを出力可能な印刷装置であって、
    印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第2の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを実行することによって画像が印刷されたシートに、前記後処理を実行し、当該シートを前記第2の排紙部に出力するよう制御し、
    前記受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを認証情報による認証後に印刷が開始される認証後印刷ジョブとして記憶手段に記憶するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御手段は、前記認証後印刷ジョブとして前記印刷ジョブが前記記憶手段に記憶された後、前記認証情報をユーザから受け付けたことに従って、当該印刷ジョブを実行することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記記憶手段に前記認証後印刷ジョブとして前記印刷ジョブが記憶されたことを通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷ジョブは、複数のサブセットで構成され、当該複数のサブセットに含まれるサブセットごとに、出力先の指定と後処理の指定が可能な印刷ジョブであり、
    前記制御手段は、前記複数のサブセットに含まれるサブセットが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第2の排紙部に出力するよう指定されているサブセットである場合に、当該印刷ジョブを実行することによって画像が印刷されたシートに、前記後処理を実行し、当該シートを前記第2の排紙部に出力するよう制御し、前記複数のサブセットに含まれるサブセットが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第1の排紙部に出力するよう指定されているサブセットである場合に、当該サブセットを認証情報による認証後に印刷が開始されるサブセットとして記憶手段に記憶するよう制御することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. シートの取り出しを制限可能な第1の排紙部と、後処理されたシートが排紙される第2の排紙部のいずれかにシートを出力可能な印刷装置であって、
    印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを実行することによって画像が印刷されたシートに、前記後処理を実行し、当該シートを前記第2の排紙部に出力するよう制御し、
    前記受付手段によって受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを認証情報による認証後に印刷が開始される認証後印刷ジョブとして記憶手段に記憶するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  6. シートを取り出すために認証情報を必要とする第1の排紙部と、後処理されたシートが排紙され、当該シートを取り出すために認証情報を必要としない第2の排紙部のいずれかにシートを出力可能な印刷装置の制御方法であって、
    印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第2の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを実行することによって画像が印刷されたシートに、前記後処理を実行し、当該シートを前記第2の排紙部に出力するよう制御し、
    前記受付工程で受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを認証情報による認証後に印刷が開始される認証後印刷ジョブとして記憶手段に記憶するよう制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. シートの取り出しを制限可能な第1の排紙部と、後処理されたシートが排紙される第2の排紙部のいずれかにシートを出力可能な印刷装置の制御方法であって、
    印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを実行することによって画像が印刷されたシートに、前記後処理を実行し、当該シートを前記第2の排紙部に出力するよう制御し、
    前記受付工程で受け付けた印刷ジョブが、前記後処理を実行するよう指定され、前記第1の排紙部に出力するよう指定されている印刷ジョブである場合に、当該印刷ジョブを認証情報による認証後に印刷が開始される認証後印刷ジョブとして記憶手段に記憶するよう制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  8. 請求項6または7に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2012014377A 2012-01-26 2012-01-26 印刷装置、その制御方法及びプログラム Pending JP2013154476A (ja)

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