JP2013154434A - ねじ締め工具 - Google Patents

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Yuzuru Uno
譲 宇野
Eiji Oshima
英司 大島
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Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】吸着パイプの交換時に生じるねじ締め工具の破損を低減することを目的とする。
【解決手段】ねじを保持可能な吸着パイプ20を適宜脱着可能なパイプ軸11と、このパイプ軸11の一端に嵌合可能なガイド軸12とからなり、前記吸着パイプ20、前記パイプ軸11、前記ガイド軸12を連通する通過穴14を形成したねじ締め工具10において、パイプ軸11およびガイド軸12のそれぞれの外周から中心に向かって挿入穴11a,12aを形成し、これら挿入穴11a,12aにピン13を挿入し、パイプ軸11およびガイド軸12を一体に固定してなる。これにより、吸着パイプ20を交換する際、吸着パイプ20に緩め方向のトルクを負荷しても、このトルクを前記ピン13が受けるため、前記パイプ軸11および前記ガイド軸12を一体の状態に保つことができる。よって、吸着パイプ20の交換時にガイド軸12からパイプ軸11が脱落することなく、ねじ締め工具10の破損を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ねじに係合可能なドライバビットを内挿できるねじ締め工具に関する。
従来のねじ締め工具は、ねじを吸引してワークに締結するエア吸引式自動ねじ締め機(図示せず)に搭載されており、特許文献1に示すものが公知となっている。以下に図2を用いて説明する。従来のねじ締め工具50は、中空軸からなるパイプ軸51と、このパイプ軸51と嵌合する取付穴52bを備えたガイド軸52とから構成され、前記パイプ軸51を前記ガイド軸52の取付穴52bに嵌合させるとともに、この嵌合部を接着あるいは圧入によって前記パイプ軸51と前記ガイド軸52とを一体に構成される。また、従来のねじ締め工具50は、図2に示すように前記パイプ軸51の先端部は、めねじが形成されており、このめねじには中空の吸着パイプ20が接続される一方、前記ガイド軸52には、クッションばね32が配されている。これらパイプ軸51、ガイド軸52、吸着パイプ20には、前記ねじに係合可能なドライバビット30と、このドライバビット30に接続されたビットホルダ31とが一体となって内挿されており、ドライバビット30は、その先端が吸着パイプ20の先端から突出しない位置となるように配されている。なお、前記エア吸引式自動ねじ締め機は、その一例が特公平01-25658号公報および再公表特許第WO83/02246号公報に記載されているため、詳細な説明は省略する。
次に、ねじ締め時において、前記ねじ締め工具50は、前記ねじが前記吸着パイプ20の先端から吸引されると、前記ドライバビット30および前記ビットホルダ31とともに下降し、さらに下降を続けると前記吸着パイプ20の先端がワークに当接する。これにより、前記ドライバビット30および前記ビットホルダ31は、前記クッションばね32の作用を受けて下降し、前記吸着パイプ20の先端側へ移動して、ドライバビット30がワークに前記ねじを螺入する。
特開2008-055561号公報
しかしながら、毎回のねじ締め時において、前記吸着パイプ20は、ワークと当接するため、摩耗あるいは破損し易く頻繁に交換される。前記吸着パイプ20を交換する場合は、スパナ等の工具を吸着パイプ20の外周に掛け緩める方向に回転させる。このとき、吸着パイプ20およびこの吸着パイプ20を螺入された前記パイプ軸51には、所定のトルクが付与され、このトルクによって上述の接着あるいは圧入が解かれるため、前記パイプ軸51が前記ガイド軸52から脱落する。このように、従来のねじ締め工具10は、前記吸着パイプ20の交換時に破損する問題があった。
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、前記吸着パイプの交換時に生じる破損を低減できるねじ締め工具の提供を目的とする。この目的を達成するために、本発明は、ねじを内包可能な中空軸からなる吸着パイプを適宜脱着可能なパイプ軸と、このパイプ軸の一端に嵌合可能な筒状のガイド軸と、から構成されるとともに、前記吸着パイプ、前記パイプ軸、前記ガイド軸の軸線を連通する通過穴を形成し、この通過穴に前記ねじと係合可能なドライバビットを内挿可能なねじ締め工具において、前記パイプ軸および前記ガイド軸のそれぞれの外周から中心に向かって挿入穴を形成し、これら挿入穴に筒状のピンを挿入し、前記パイプ軸および前記ガイド軸を一体に固定してなることを特徴とする。
本発明のねじ締め工具10は、前記吸着パイプ20にトルクを負荷しても、このトルクを前記ピン13が受けるため、前記パイプ軸11と前記ガイド軸12とが一体に固定された状態を保ち続けることができる。これにより、前記吸着パイプ20を緩める際、前記パイプ軸11が前記ガイド軸12から離脱することもない。したがって、本発明のねじ締め工具10は、前記吸着パイプ20の交換時に破損することなく、容易に吸着パイプ20を交換できる利点がある。
本発明に係わる一実施例の一部切欠断面図である。 従来のねじ締め工具の一部切欠断面図である。
以下、本発明のねじ締め工具10は、ねじを吸引してワークに締結する前記エア吸引式自動ねじ締め機に搭載されており、図1に基づき以下に説明する。ねじ締め工具10は、中空軸からなるパイプ軸11と、このパイプ軸11の上方に位置しパイプ軸11と嵌合するガイド軸12と、これらパイプ軸11およびガイド軸12に挿通するピン13とから構成される。
前記パイプ軸11は、中空軸から構成されており、その一端の中空穴にはめねじ加工が施される一方、他端には軸線と直交する挿入穴11aが配設される。前記挿入穴11aは、パイプ軸11の外周から中心に向かって設けられており、後述するピン13とほぼ同径に加工されている。
前記ガイド軸12は、前記パイプ軸11よりも大径からなる中空軸で構成される。また、ガイド軸12の下部には、取付穴12bが配設され、この取付穴12bの軸線は、前記ガイド軸12の軸線とほぼ一致しており、この取付穴12bの径は、前記パイプ軸11の外径にほぼ等しく形成される。一方、ガイド軸12の上部には、クッションばね32が配されており、常時ガイド軸12を下方へ付勢するよう構成されている。また、ガイド軸12の下方には、ガイド軸12の軸線に直交しかつガイド軸12の外周から中心に向かって挿入穴12aが配設されており、この挿入穴12aは、前記挿入穴11aとほぼ同径に設定され前記取付穴12bに達するまで加工されている。
前記ピン13は、その材質が鋼材からなり、さらに焼き入れ処理が施されている。
前記パイプ軸11は、その一端が前記ガイド軸12の取付穴12bへ嵌め込まれるとともに、前記挿入穴11aおよび挿入穴12aの位置をそれぞれ一致するように組み込まれ、その後、前記ガイド軸12の外周から前記ピン13が前記挿入穴12aおよび前記挿入穴11aに挿入される。このとき、前記ピン13の外周および前記取付穴12bの内壁面には、嫌気性の接着剤が塗布されているため、所定時間を経過すると前記パイプ軸11および前記ガイド軸12、前記ピン13は、それぞれが一体となって固定され、ねじ締め工具10としてなる。
また、前記ねじ締め工具10の先端には、おねじを備えた吸着パイプ20がねじ込まれて接続される。この吸着パイプ20および前記ねじ締め工具10には、これらの軸線に沿って延びる通過穴14が連通しており、この通過穴14には、前記ドライバビット30およびビットホルダ31とを接続した状態で内挿されている。これらドライバビット30およびビットホルダ31のそれぞれの外周と前記通過穴14の内壁面とには、若干の隙間が設けられており、この隙間に負圧を与えられて前記吸着パイプ20の先端からねじを吸引できる。
このように構成されたねじ締め工具10および前記吸着パイプ20は、ねじ締め時において、前記ねじが前記吸着パイプ20の先端から吸引されると、前記ドライバビット30および前記ビットホルダ31とともに下降し、さらに下降を続けると前記吸着パイプ20の先端がワークに当接する。これにより、前記ドライバビット30および前記ビットホルダ31は、前記クッションばね32の作用を受けて下降し、前記吸着パイプ20の先端側へ移動して、ドライバビット30がワークに前記ねじを螺入する。
ねじ締め時においては、本発明のねじ締め工具10であっても従来と同様に、前記吸着パイプ20がワークと当接するため、当接時に生じる衝撃等により吸着パイプ20の先端部が摩耗したり、破損することには変わりがない。しかし、前記吸着パイプ20の交換する際、吸着パイプ20に緩めるトルクを負荷しても、このトルクは、前記ピン13が前記挿入穴11a,12aに挿入され、パイプ軸11、ガイド軸12、ピン13が一体となっているため、従来生じていたパイプ軸11およびガイド軸12の接着が解かれることを低減できる。したがって、本発明のねじ締め工具10は、前記吸着パイプ20の交換時に頻繁に生じていた前記パイプ軸11が前記ガイド軸12から脱落するような破損を低減できる。なお、本実施例において、前記挿入穴11a,12aは、それぞれ1箇所としているが、これに限定されるものではなく、例えば放射状に複数配してもよい。
10 ねじ締め工具(本発明)
11 パイプ軸(本発明)
11a 挿入穴
12 ガイド軸(本発明)
12a 挿入穴
12b 取付穴(本発明)
13 ピン
14 通過穴
20 吸着パイプ
30 ドライバビット
31 ビットホルダ
32 クッションばね
50 ねじ締め工具(従来)
51 パイプ軸(従来)
52 ガイド軸(従来)
52b 取付穴(従来)

Claims (1)

  1. ねじを内包可能な中空軸からなる吸着パイプを適宜脱着可能なパイプ軸と、このパイプ軸の一端に嵌合可能な筒状のガイド軸と、から構成されるとともに、前記吸着パイプ、前記パイプ軸、前記ガイド軸の軸線を連通する通過穴を形成し、この通過穴に前記ねじと係合可能なドライバビットを内挿可能なねじ締め工具において、
    前記パイプ軸および前記ガイド軸のそれぞれの外周から中心に向かって挿入穴を形成し、これら挿入穴に筒状のピンを挿入し、前記パイプ軸および前記ガイド軸を一体に固定してなることを特徴とするねじ締め工具。
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