JP2013152641A - 携帯端末及び表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】秘匿コンテンツが存在することを第三者に悟られること無く、正規のユーザのみが簡単な操作によって、秘匿コンテンツの存在確認を可能にし、秘匿コンテンツのロック状態を解除する。
【解決手段】フォルダ管理部は、秘匿コンテンツを保存する領域をフォルダとして管理する。接点位置記憶部は、ユーザ認証を必要とする秘匿コンテンツ若しくは秘匿フォルダに対し、ユーザ認証に必要な認証位置情報と、タッチパネル上の位置とを対応付けて保存する。表示制御部は、表示画面に表示されるフォルダ又はフォルダの一覧を表示するためのアイコンが選択され、表示画面に対する接触状態が維持されたまま接触位置がタッチパネル上を移動した入力操作に応じて、接触位置と認証位置情報との比較によりユーザ認証を行い、ユーザ認証が成功した場合に、選択されたフォルダ又はアイコンに対応する秘匿コンテンツ又は秘匿フォルダを表示画面に表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、任意の可視情報を表示可能な表示画面を有する表示部と、表示画面に対する接触及び接触した位置の検出が可能なタッチパネルと、を含む携帯端末、及び携帯端末の表示制御方法に関する。
例えば、携帯電話機又はスマートフォンのような携帯端末においては、ある種の機能の実行の前に、暗証番号などを用いてユーザを認証することが一般的に行われている。例えば、ユーザ個人のアドレス帳にアクセスする場合、又は課金を伴う新たな通信サービスを開始する場合に、利用者が正規のユーザであるかどうかを確認するために認証を行う。
また、特別な機能を利用する場合でなくても、個人情報を含む秘匿すべき情報にアクセスする場合には、正規のユーザ以外のアクセスを禁止するために、ユーザの認証を必要とする場合もある。例えば、送受信したメールの内容を含むコンテンツ、人物が写っている静止画又は動画のコンテンツ、送受信及び発着信の履歴を保持するコンテンツは、正規のユーザ以外が閲覧できないようにユーザの認証を行う場合がある。
ユーザの認証に関連する従来技術が、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特許文献1においては、処理装置の画面上に見えない複数の隠しボタンが用意してある。これらの隠しボタンをタッチする順番を暗証番号と同じように処理装置が記憶しておく。管理者等が特殊モードへ移行するための操作を行う際に、隠しボタンをタッチする順番のパターンを処理装置が認証し、認証に成功すると特殊モードの操作を許可する。
特許文献2においては、秘匿ファイルを操作する際に、次のような認証を行う。すなわち、升目状に配列された複数のタッチ部を認証用画面に表示し、この認証用画面に対する複数回タッチの順序をパスワードとして利用し認証する。
特開2005−143967号公報 特開2011−164737号公報
しかしながら、例えば正規のユーザ以外が操作できないように端末の動作をロックし、特許文献2のように特別な認証画面を表示すると、秘匿すべき情報が端末上に存在する事実が第三者に気づかれてしまう。つまり、第三者が秘匿情報(秘匿コンテンツ)への不正アクセスの興味を抱くことになりかねない。
特許文献1の認証技術では、操作するボタンが非表示の見えない隠しボタンなので、第三者はこれが認証画面であることに気づきにくい。しかし、見えない隠しボタンをタッチして暗証番号の場合と同等の入力操作を行うことになるので、正規のユーザであっても正しく入力することは困難である。つまり、隠しボタンが存在しない位置をタッチし、違う隠しボタンをタッチする可能性が高く、正しい入力操作は容易でない。
本発明は、上述した従来の事情に鑑みてなされたものであって、秘匿コンテンツが端末上に存在することを第三者に悟られること無く、簡単な操作によって、正規のユーザのみが秘匿コンテンツの存在確認を可能にすると共に、秘匿コンテンツのロック状態を解除することが可能な携帯端末及び表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、任意の可視情報を表示可能な表示画面を有する表示部と、前記表示画面に対する接触及び接触した位置の検出が可能なタッチパネルと、を有する携帯端末であって、秘匿コンテンツを保存する領域をフォルダとして管理するフォルダ管理部と、ユーザ認証を必要とする前記秘匿コンテンツ若しくは秘匿フォルダに対し、前記ユーザ認証に必要な認証位置情報と、前記タッチパネル上の位置とを対応付けて保存する接点位置記憶部と、前記表示画面に表示される前記フォルダ、又は前記フォルダの一覧を表示するためのアイコンが選択され、前記表示画面に対する接触状態が維持されたまま接触位置が前記タッチパネル上を移動した入力操作に応じて、前記接触位置と前記認証位置情報との比較により前記ユーザ認証を行う表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記ユーザ認証が成功した場合に、前記選択された前記フォルダ又は前記アイコンに対応する前記秘匿コンテンツ又は前記秘匿フォルダを前記表示画面に表示する。
この構成により、本発明の携帯端末は、秘匿コンテンツが端末上に存在することを第三者に悟られること無く、簡単な操作によってユーザ認証を行い、秘匿コンテンツの存在確認を可能にすると共に、秘匿コンテンツのロック状態を解除することができる。
また、本発明は、任意の可視情報を表示可能な表示画面を有する表示部と、前記表示画面に対する接触及び接触した位置の検出が可能なタッチパネルと、を有する携帯端末を制御する表示制御方法であって、秘匿コンテンツを保存する領域をフォルダとして管理するステップと、ユーザ認証を必要とする前記秘匿コンテンツ若しくは秘匿フォルダに対し、前記ユーザ認証に必要な認証位置情報と、前記タッチパネル上の位置とを対応付けて保存するステップと、前記表示画面に表示される前記フォルダ、又は前記フォルダの一覧を表示するためのアイコンが選択され、前記表示画面に対する接触状態が維持されたまま接触位置が前記タッチパネル上を移動した入力操作に応じて、前記接触位置と前記認証位置情報との比較により前記ユーザ認証を行うステップと、前記ユーザ認証が成功した場合に前記選択された前記フォルダ又は前記アイコンに対応する前記秘匿コンテンツ又は前記秘匿フォルダを前記表示画面に表示するステップと、を有する。
この構成により、本発明の表示制御方法は、秘匿コンテンツが端末上に存在することを第三者に悟られること無く、簡単な操作によってユーザ認証を行い、秘匿コンテンツの存在確認を可能にすると共に、秘匿コンテンツのロック状態を解除することができる。
本発明によれば、秘匿コンテンツが存在することを第三者に悟られること無く、簡単な操作によって、正規のユーザのみが秘匿コンテンツの存在確認を可能にすると共に、秘匿コンテンツのロック状態を解除することが可能になる。
携帯端末の外観の具体例を示す斜視図 図1に示した携帯端末のハードウェアの構成例を示すブロック図 図1に示した携帯端末における機能上の主要な構成要素を示すブロック図 ロック解除操作の場合の具体的な画面遷移例を示す模式図 認証用接点パターン登録の場合の具体的な画面遷移例を示す模式図 認証用接点パターンデータの構成例(1)を示す模式図 認証用接点パターンデータの構成例(2)を示す模式図 各コンテンツとそれに割り当てられる属性との関連を表すデータテーブルの構成例を示す模式図 ロック解除判定に関する動作を表すフローチャート コンテンツの認証用接点パターンを登録する場合の動作を表すフローチャート 各フォルダと各フォルダに割り当てられる認証用接点パターンのデータとの関連を表すデータテーブルの構成例を示す模式図 フォルダ一覧表示に関する動作を示すフローチャート ロック解除操作の場合の具体的な画面遷移例を示す模式図
本発明に係る携帯端末及び表示制御方法の具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<携帯端末1の構成>
<物理的な構成例>
本実施形態における携帯端末1の外観の具体例が図1に示されている。また、図1に示した携帯端末1のハードウェアの構成例が図2に示されている。
図1に示すように、携帯端末1は矩形の板状の筐体10により構成されている。筐体10の外面には、表示装置140が一体に設けられたタッチパネル130と、音声を出力するスピーカ33と、音声を集音するマイクロフォン34とが設けてある。
タッチパネル130、スピーカ33及びマイクロフォン34は、外部に露出した状態で配置されている。従って、ユーザはタッチパネル130の透明な操作面と重なっている表示装置140の画面を視認しながら、携帯端末1を用いて通話等の操作を行うことができる。
タッチパネル130は、例えば表示装置140の画面上に、表面に接触を検知するための素子が複数配置され、更にその素子上に透明なスクリーンが積層されることにより形成されている。
図2に示すように、携帯端末1は、主制御部30、電源回路部31、タッチパネル制御部32、音声制御部35、通信制御部36、記憶部37及び情報記録媒体38を含む構成である。これらの各部は、共通のバスを介して相互に通信可能に接続されている。
電源回路部31は、電力供給源(バッテリ等)を備え、タッチパネル130上に表示された操作キーの操作入力に従って、携帯端末1の各回路への電源電力の供給をオンオフ制御する。
タッチパネル130は、タッチパネル130の操作面への物体(人の指又は操作ペン等)の接触の有無を検知する機能と、接触を検知した位置を表す信号を出力する機能とを有している。タッチパネル制御部32は、タッチパネル130がタッチパネル130に対する接触が有ったと検知した位置座標を取得して主制御部30に伝送する。
タッチパネル制御部32は、タッチパネル130に接触していた物体が操作面から離れると、接触時に取得した位置座標を消去する。例えばユーザの指がタッチパネル130に接触した状態を維持したまま任意の方向へ移動すると、タッチパネル制御部32は、移動軌跡の始点と終点の接触位置座標を取得して主制御部30に伝送する。
タッチパネル制御部32は、主制御部30の制御に基づいて、様々な表示制御を行う。例えば、タッチパネル制御部32は、文書データ又は画像データ等を扱う機能を有するアプリケーションが実行されている場合には、処理対象の文書データ又は画像データに対応する内容を可視情報として表示装置140の画面に表示する。
タッチパネル130に対する接触入力が行われた場合、タッチパネル130にデータを表示する場合、又は通信が行われる場合に、タッチパネル制御部32はタッチパネル130を制御してタッチパネル130に接続されているバックライト(不図示)の照明を点灯する。
タッチパネル130からの入力が無く、通信も行われずに所定時間が経過すると、タッチパネル制御部32は、タッチパネル130を制御してバックライトの照明を消灯する。更に、タッチパネル制御部32は、タッチパネル130からの入力操作を無効にし、次に入力操作があるまで携帯端末1の機能をスリープ状態にする。
また、タッチパネル制御部32は、表示装置140の動作を制御するための表示制御部として機能してもよい。この場合、タッチパネル制御部32は、主制御部30の制御に基づいて、所定のデータを表示装置140に表示し、タッチパネル130に対する入力操作を受け付ける。
音声制御部35は、主制御部30の制御に基づいて、マイクロフォン34で集音された音声データからアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。音声制御部35は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部30の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ33から音声として出力する。
通信制御部36は、主制御部30の制御に基づいて、基地局(不図示)からアンテナ36Aを介して受信した受信信号を例えばスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部30の指示により、音声制御部35に伝送されてスピーカ33から出力されたり、タッチパネル制御部32に伝送されて表示装置140に表示されたり、又は記憶部37に記憶されたりする。
通信制御部36は、主制御部30の制御に基づいて、データを取得し、このデータに対して例えばスペクトラム拡散処理を行い、基地局(不図示)に対してアンテナ36Aを介して送信する。例えば、通信制御部36は、マイクロフォン34で集音された音声データ、タッチパネル130を介して入力されたデータ、又は記憶部37に記憶されたデータを送信する。
記憶部37は、データの読み出し及び書き込みが自在なメモリ(例えばRAM:Random Access Memory)により構成されている。記憶部37の記憶領域は、一時的なデータの格納場所(ワーク領域)として、主制御部30又は通信制御部36等により用いられる。
情報記録媒体38は、データの読み出しが可能なメモリ(例えばROM:Read Only Memory)又は大量のデータの格納が可能なハードディスク等により構成されている。情報記録媒体38の記憶領域は、プログラム又はデータ等を格納するために用いられる。例えば、本実施形態の機能を実現するために必要な制御用プログラム、ユーザが必要とする様々な機能を実現する複数のアプリケーションプログラム又はアプリケーションプログラムにおいて用いられるデータ等が情報記録媒体38上に保存されている。
主制御部30は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)を主体とする電子回路により構成されている。主制御部30は、携帯端末1の総括的な制御を行うと共に、その他の様々な演算処理又は制御処理等を行う。主制御部30の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェア、プログラムにより実現できる。主制御部30は、情報記録媒体38に保存されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の様々な処理を実現する。
例えば、ユーザがタッチパネル130への接触操作により任意のアプリケーションの起動を指示すると、この入力に従って主制御部30は指示されたアプリケーションを起動する。また、主制御部30はタッチパネル130に対するユーザの接触操作の情報をタッチパネル制御部32から取得し、起動したアプリケーションに与える。
<機能上の構成例>
図1に示す携帯端末1の機能上の主要な構成要素が図3の点線内に示されている。図3に示すように、携帯端末1は、接点取得部101、コンテンツ登録部110、フォルダ管理部としてのコンテンツ本体保存部121、接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122、及び表示制御部としてのコンテンツ表示制御部150を含む構成である。
コンテンツ登録部110は、コンテンツ本体登録部111及びロック解除属性登録部112を含む構成である。コンテンツ表示制御部150は、コンテンツ本体表示部151及びロック解除属性判定部152を含む構成である。
なお、図3に示す接点取得部101、コンテンツ登録部110及びコンテンツ表示制御部150の各機能は、図2に示す主制御部30及びタッチパネル制御部32の処理により実現される。また、図3に示すコンテンツ本体保存部121及びロック解除属性保存部122は、図2に示す記憶部37又は情報記録媒体38上の記憶領域として実現される。
なお、図3に示すコンテンツ本体保存部121は、操作の際にユーザ認証を必要とする任意の秘匿コンテンツを保存する領域をフォルダとして管理するフォルダ管理部である。
また、ロック解除属性保存部122は、秘匿コンテンツのユーザ認証に関連する少なくとも1つの認証位置情報を、タッチパネル130上の位置に対応付けて保存する接点位置記憶部である。
また、コンテンツ表示制御部150は、フォルダを選択するための初回接触位置をタッチパネル130の接触検知により検出した後、接触状態が維持されたまま接触位置がタッチパネル130上を移動した場合に、接触位置と認証位置情報との比較によりユーザ認証を行い、ユーザ認証が成功した場合には、少なくとも対応する秘匿コンテンツを表示する表示制御部である。
図3に示す携帯端末1は、ユーザが操作可能な様々な処理対象オブジェクト(即ちユーザ情報)の画面へ表示する機能を有している。ここで、処理対象オブジェクトの代表例として、次のようなものを想定している。
1.テキストデータとして構成される文章等のコンテンツ
2.写真データのような静止画像のコンテンツ
3.動画像のコンテンツ
4.上記複数種類のデータを組み合わせたコンテンツ
5.個人情報
発着信履歴データ
送受信履歴データ
電子メールの送受信文章データ
6.様々なデータの保存領域を表す表示可能なフォルダ或いはゴミ箱
7.様々な機能に対応付けられた表示可能なアイコンのようなユーザインタフェースオブジェクト
8.様々な機能を有する次に列記するような各機能を実現するアプリケーション自体、或いはアプリケーションが扱うデータ
ブラウザ(ブックマーク、画面メモ、閲覧履歴などを含む)
アドレスブック
連絡先リスト
電子メール
インスタントメッセージング
ワードプロセッシング
キーボードエミュレーション
ウィジェット
JAVA(登録商標)使用可能アプリケーション
暗号化
デジタル権利の管理
音声認識
音声複製
位置特定機能(GPS等)
音楽プレイヤ(MP3又はAACファイルなどを含む)
上記のように、様々な種類の処理対象オブジェクトをユーザ情報として扱うことが可能であるが、便宜上、これらの代表例として図3においては「コンテンツ」として記載してある。これ以降の説明の「コンテンツ」についても、上記のような様々な種類の処理対象オブジェクトに適用できる。
コンテンツ本体保存部121は、例えばユーザが撮影した写真のデータファイル等、コンテンツのデータを保存している。本実施形態の携帯端末1は、コンテンツ本体保存部121に保存するデータに対し、ユーザの個人情報等の秘匿コンテンツへのアクセスを禁止するために、アクセスのロックをかけることができる。
ロック解除属性保存部122は、コンテンツ本体保存部121内に保存されているデータのアクセスのロックを解除するために用いるロック解除属性のデータを、対応するコンテンツのデータと関連付けた状態で保存している。
コンテンツ本体登録部111は、必要に応じて自動的に、或いはユーザの入力操作に従って、所望のコンテンツのデータをコンテンツ本体保存部121に登録するための処理を行う。
ロック解除属性登録部112は、コンテンツを登録する際に、又は既に登録されているコンテンツのデータに対し、ロック解除属性のデータをロック解除属性保存部122に登録するための処理を行う。
コンテンツ本体表示部151は、必要に応じて自動的に、或いはユーザの入力操作に従って、所望のコンテンツのデータをコンテンツ本体保存部121から取得し、表示装置140に出力するための処理を行う。なお、コンテンツ表示制御部150及び接点取得部101は、図2のタッチパネル制御部32に相当する。
ロック解除属性判定部152は、コンテンツ本体表示部151がコンテンツ本体保存部121内に保存されているコンテンツのデータにアクセスする際に、アクセスのロックの有無を識別すると共に、ロック解除属性のデータを判定する。ロックされたコンテンツのデータに対しては、ロック解除属性判定部152がロック解除属性保存部122内に保存されているロック解除属性のデータを参照し、ユーザの入力操作と比較してユーザ認証を行う。ユーザ認証が成功すると、ロック解除属性判定部152は、コンテンツ本体表示部151のアクセスを許可する。
接点取得部101は、ロック解除属性登録部112がロック解除属性のデータの登録処理を行う際に、接点の位置情報を取得する。即ち、接点取得部101は、タッチパネル130に対してユーザが指等で接触操作した場合に、タッチパネル130の接点の位置情報を把握する。
また、ロック解除属性判定部152がロックを解除するためのユーザ認証を行う際にも、接点取得部101がタッチパネル130から接点の位置情報を取得する。接点の位置情報とは、タッチパネル130の操作面と平行な互いに直交する2つの軸(X/Y)方向の位置を表す位置座標であり、ユーザから見て表示画面の横方向及び縦方向の位置を表す。
<ユーザの操作に関する説明>
<ロック解除操作>
ロック解除操作の場合の具体的な画面遷移例が図4に示されている。即ち、ロックされた秘匿コンテンツの表示等を可能にするために、例えば図4に示すような画面(表示装置140の表示内容)を見ながらユーザがロック状態を解除するためのユーザ認証の入力操作を実行する。
図4に示す画面50Aにおいては、フォルダ一覧ウインドウ51の中に5つのオブジェクト51a,51b,51c,51d,51eが表示されている。これらのオブジェクト51a〜51eは、それぞれ5つの異なるフォルダを表している。
例えば、フォルダF1を表すオブジェクト51aは、これに対応付けられたコンテンツ本体保存部121のある記憶領域を表している。また、このフォルダF1自身を画面上に表示するためのアイコンもオブジェクト51aに含まれている。この記憶領域の中には、例えばユーザが撮影した写真のデータファイルなどの任意のコンテンツを必要に応じてユーザが保存することができる。他のフォルダF2〜フォルダF5も同様である。
図4に示す例では、画面50Dに示されているように、コンテンツ53A,53B,53C,53D,53E,53FがフォルダF2の中に保存されている場合を想定している。また、コンテンツ53A〜53Fの中で、53A,53B,53D,53Fは秘匿情報を含まない通常コンテンツであり、53C,53Eは秘匿情報を含む秘匿コンテンツである。
つまり、通常コンテンツであるコンテンツ53A,53B,53D,53Fにアクセスする場合はユーザ認証が不要であるが、秘匿コンテンツ53C,53Eにアクセスするためにはユーザ認証を行って、秘匿コンテンツ53C,53Eへのアクセスのロックを解除する必要がある。
図4に示す例では、画面50Aが表示されている状態で、ユーザがフォルダF2を選択し、その後、画面50Bに示すスライド操作(後述参照)をユーザが行ってユーザ認証を行う場合を想定している。また、そのユーザ認証の結果として、画面50C又は50Dが表示される。
本実施形態においては、画面50Bに示すように、矩形形状の画面50Bの4つの角部に、点線で表したように4つのロック解除判定エリアの領域54A,54B,54C,54Dが設けられている。なお、これらのロック解除判定エリアの領域54A〜54Dは実際には画面に特別な領域として表示されることはなく、ユーザは、視覚的にこれらのロック解除判定エリアの領域54A〜54Dの領域とそれ以外の領域とを区別することはできない。ロック解除判定エリアの領域54A〜54Dは、それぞれ画面の角部を含む箇所に小さい矩形形状の領域として形成されている。
詳細については後述するが、ロック解除、即ちユーザ認証のために用いる情報(ロック解除属性のデータ)は、図4の画面50B中に示したロック解除判定エリアの領域54A〜54Dに相当する位置及びその組み合わせを表す情報として登録される。
例えば、4つのロック解除判定エリアの領域54A→54B→54C→54Dを順番に通過するように移動するパターンを、ロック解除属性のデータとして登録することができる。その場合、画面50B中に点線で示す移動軌跡55のように、ユーザが指等を接触したままタッチパネル130上を移動(スライド操作)することによりユーザ認証をおこなう。つまり、ユーザがフォルダF2の箇所に指等を接触した後、接触状態を維持したまま、タッチパネル130上で4つのロック解除判定エリアの領域54A→54B→54C→54Dを順番に通過するように移動(スライド操作)して、最後に指を操作面から離す(リリースする)。これがロック解除、即ちユーザ認証のための入力操作である。
上記のようなユーザの入力操作によって正しくユーザ認証できた場合は、画面50Dが表示される。また、ユーザ認証に失敗した場合、又はユーザ認証のためのスライド操作をユーザが行わなかった場合は画面50Cが表示される。
図4に示す画面50Dにおいては、前述のフォルダF2に含まれている6個のコンテンツ53A,53B,53C,53D,53E,53Fの全てがコンテンツ一覧ウインドウ52Bの中に表示されている。つまり、通常のコンテンツだけでなく、秘匿情報を含む秘匿コンテンツ53C,53Fが表示される。なお、コンテンツ一覧ウインドウ52Bの中に表示される各コンテンツ53A〜53Fについては、対応する特別な可視パターンを表すアイコン、或いはコンテンツ内容のプレビューとして表示される。
一方、画面50Cにおいては、前述のフォルダF2に含まれている6個のコンテンツ53A〜53Fの中で、通常のコンテンツである4つのコンテンツ53A,53B,53D,53Fのみがコンテンツ一覧ウインドウ52Aの中に表示されている。つまり、ユーザ認証に失敗した場合、又はユーザ認証のためのスライド操作をユーザが行わなかった場合には、秘匿コンテンツ53C,53Eの画面への表示は禁止される。よって、正規ユーザ以外の第三者がフォルダF2を選択する操作をおこなった場合には、通常のコンテンツのみが表示されるため、秘匿コンテンツが端末上に存在することを第三者に悟られない。
<ロック解除属性のデータの登録操作>
ロック解除用のロック解除属性のデータを登録する場合の具体的な画面遷移例が図5に示されている。例えば、秘匿コンテンツをユーザが保存しようとする際に、この秘匿コンテンツが携帯端末1に存在することを第三者に悟られないようにロックしたい場合に図5に示す画面を用いてユーザが入力操作する。
コンテンツを保存するための画面60A(画面例は省略)を表示している状態で、ユーザが所定の操作を行うと次の画面60Bを表示する状態に遷移する。画面60Bにおいて、ユーザは保存対象のコンテンツに対するロック解除属性のデータの登録の有無に関する選択を行うことができる。この画面60B上でユーザがYESボタン61Aを選択すると画面60Cへ遷移し、NOボタン61Bを選択すると画面60Eへ遷移する。
画面60B上でユーザがYESボタン61Aを選択したとき、つまり、ユーザがロック解除属性のデータの登録を指示した時に、ロック解除属性登録部112が指示に従って登録に必要な処理を開始し、最初に画面60Cを表示する。画面60Cを表示している状態において、ユーザは認証用接点パターン(後述参照)におけるロック解除判定エリアの通過回数の値を入力することができる。この通過回数は、図4の画面50Bでユーザ認証のための入力操作をおこなう際にロック解除判定エリアの領域54A〜54Dを通過する回数に相当する。
ここで、ロック解除属性登録部112はユーザの入力操作によって入力されたロック解除判定エリアの通過回数を取得し、次の画面60Dを表示して、認証用接点パターンの入力を受け付ける。また、画面60Dを表示している状態において、画面60Dの4つの角部に、小さい矩形の領域63A,63B,63C,63Dをロック解除判定エリアとしてロック解除属性登録部112が割り当てる。
これらの領域63A〜63Dは、図4の画面50Bに示す4つのロック解除判定エリアの領域54A〜54Dと同じ位置に、同じ大きさで割り当てられる。なお、画面60D上の領域63A〜63Dについては、正規のユーザがロック解除判定エリアの範囲を視認できるように画面上に表示しても良いし、非表示にしても良い。
画面60Dを表示している状態において、ユーザは所望の認証用接点パターンを入力することができ、この入力をロック解除属性登録部112が受け付ける。例えば、ユーザが領域63Aの範囲内を指等でタッチし、接触状態を維持したまま指等を領域63Bに移動し、更に領域63C、領域63Dに順次に移動し、その後で指等を操作面から離す。これにより、4つの領域63A→63B→63C→63Dの順番に合計4回通過する認証用接点パターンが生成される。領域63A〜63Dを通過する順序については、ユーザの意志により自由に決めることができる。また、画面60Cで任意の通過回数の値を入力することにより、任意の通過回数を設定することも可能である。
画面60Dで認証用接点パターンの入力が完了すると、図5の画面60Fが表示され、保存対象のコンテンツは秘匿コンテンツとして登録される。即ち、コンテンツ本体登録部111が保存対象のコンテンツをコンテンツ本体保存部121に保存すると同時に、ロック解除属性登録部112は画面60Dで入力された認証用接点パターンを、ロック解除属性のデータとして同コンテンツに対応付けた状態でロック解除属性保存部122に保存する。
画面60BでユーザがNOボタン61Bを選択した場合、図5の画面60Eが表示され、保存対象のコンテンツは通常コンテンツとして登録される。この場合、コンテンツ本体登録部111は、保存対象のコンテンツにロック解除属性のデータを付加することなく、コンテンツ本体保存部121に保存する。
<認証用接点パターンのデータの具体例>
<構成例(1)>
認証用接点パターンのデータの構成例(1)が図6に示されている。図6に示した例では、3種類の認証用接点パターンPA1,PA2,PA3のデータが登録されている。これらの各認証用接点パターンのデータは、ロック解除判定エリアの通過回数の値と、その通過順序を表す接点位置P01,P02,P03,P04とで構成されている。
例えば、図5に示す画面60Dにおいて、ユーザが、4つの領域63A→63B→63C→63Dを順番に通過するように接触した指等を移動すると、認証用接点パターンPA1のデータが生成される。
認証用接点パターンPA1のデータは、通過回数の値が4であり、接点位置P01,P02,P03,P04が、それぞれA2,A1,A3,A4になっている。この認証用接点パターンPA1のデータは、4カ所のロック解除判定エリアを位置A2→A1→A3→A4を順番に通過することを意味している。ここで、位置A2,A1,A3,A4は、それぞれ図5の画面60Dにおけるロック解除判定エリアの各領域63A,63B,63C,63Dに対応している。
また、認証用接点パターンPA2のデータは、通過回数の値が3であり、接点位置P01,P02,P03,P04が、それぞれA4,A2,A3,指定なし(無効なデータ)になっている。これは3カ所のロック解除判定エリアを位置A4→A2→A3の順番に通過することを意味している。
同様に、認証用接点パターンPA3のデータは、通過回数の値が3であり、接点位置P01,P02,P03,P04が、それぞれA1,A3,A4,指定なしになっている。
つまり、図5に示す画面を用いてユーザが入力操作を行うことにより、ユーザが希望する任意の認証用接点パターンのデータを図6のように生成することができる。この認証用接点パターンのデータは、図3に示すロック解除属性登録部112がユーザの入力操作を読み取って認証用接点パターンのデータを生成し、これをロック解除属性保存部122に保存する。
<構成例(2)>
認証用接点パターンデータの構成例(2)が図7に示されている。図7に示した例では、2種類の認証用接点パターンPA1,PA2が登録されている。
これらの各認証用接点パターンのデータは、ロック解除判定エリアの通過回数の値と、その通過順序を表す接点位置P01,P02,P03,P04とで構成されている。また、それぞれの接点位置の通過回数の値が割り当てられている。
例えば、全通過回数として7を選択した後、図5に示す画面60Dにおいて、ユーザが例えば次のように指の位置を移動すると、図7の認証用接点パターンPA1のデータを生成することができる。
領域63A→(領域63Aの領域外)→領域63A:(位置A2を2回通過)
→領域63B:(位置A1を1回通過)
→領域63C→(領域63Aの領域外)→領域63C→(領域63Cの領域外)→領域63C:(位置A3を3回通過)
→領域63D:(位置A4を1回通過)
→リリース:4つの領域全体において合計7回通過する
この操作により、図7の認証用接点パターンPA1のデータが生成される。つまり、順番に、接点位置P01(領域63A)を2回通過、接点位置P02(領域63B)を1回通過、接点位置P03(領域63C)を3回通過、接点位置P04(領域63D)を1回通過した後にリリースすることを意味するデータである。
同様の操作により、図7に示す認証用接点パターンPA2のデータも生成できる。図7の認証用接点パターンPA2の場合には、全通過回数の値が5であり、接点位置P01,P02,P03,P04が、それぞれA4:1回,A2:2回,A3:2回,指定なし(無効なデータ)になっている。つまり、順番に、接点位置P01(領域63D)を1回通過、接点位置P02(領域63B)を2回通過、接点位置P03(領域63C)を2回通過した後にリリースすることを意味するデータになる。
<登録されるコンテンツのデータの具体例>
各コンテンツとそれに割り当てられるロック解除属性との関連を表すデータテーブルの構成例が図8に示されている。即ち、図5に示す画面に対してユーザが所定の入力操作を行うことにより、コンテンツを登録することができる。この登録の際に、コンテンツの管理を容易にするために、コンテンツ登録部110が図8に示すデータテーブルを作成する。
図8に示すデータテーブルは、登録されたコンテンツ毎に、3種類のデータD11,D12,D13を互いに関連付けて保持している。データD11は対応するコンテンツを特定する情報であり、データD12は認証用接点パターンのデータを表す情報であり、データD13は秘匿属性の有無を表す情報である。
図8において認証用接点パターンのデータD12の内容は、例えば図6に示す認証用接点パターンPA1,PA2,PA3のうちいずれかと対応付けることができる。また、秘匿コンテンツを登録する場合には、この秘匿コンテンツを保護するために秘匿属性を表すデータD13をYESに設定する。保護する必要のない通常コンテンツについては、秘匿属性を表すデータD13をNOに設定する。
例えば、秘匿対象の秘匿コンテンツAを登録する際に、図3に示す各画面60A,60B,60C,60Dでユーザが所定の入力操作を行うと、この秘匿コンテンツAについて、図8に示すデータD11,D12,D13の1組がこのテーブル上に登録される。このテーブルは、ロック解除属性保存部122に保存される。
例えば、図8に示す秘匿コンテンツAにアクセスする場合には、秘匿属性がYESであるためユーザ認証が必要である。ユーザ認証の際には、図4に示す画面60Bに対するユーザの入力操作(ロック解除操作)の内容と、テーブル上のデータD12に登録されている認証用接点パターン(例えば図6のPA1)とをロック解除属性判定部152が比較してロック解除判定をおこなう。
<携帯端末1の動作>
<ロック解除判定>
ロック解除判定に関する動作が図9に示されている。この動作は、コンテンツ表示制御部150及び接点取得部101が実行する。
例えば、図8に示すデータテーブル上で「秘匿属性:YES」が割り当てられた秘匿コンテンツを含むフォルダの内容を図4に示す画面50Dのように表示する場合には、秘匿コンテンツのロックを解除するために図9の動作を実行する。なお、図9の動作は、操作対象のオブジェクト(フォルダ)に対するユーザの入力操作によって、通常コンテンツ又は通常コンテンツ及び秘匿コンテンツを保存しているフォルダの内容を表示する場合を想定した携帯端末1における動作である。但し、図9は、フォルダ以外のオブジェクトを操作する場合にも同様の動作を適用できる。
ステップS101では、ユーザの入力操作によるフォルダのタッチを接点取得部101(タッチパネル制御部32)が検出する。即ち、接点取得部101が、フォルダのオブジェクトが表示されている位置に対してユーザの指等が接触したことを検出する。
ステップS102では、ステップS101でタッチを検出したフォルダの中に、「秘匿属性:YES」のコンテンツ、つまり秘匿コンテンツが含まれているか否かをコンテンツ表示制御部150が識別する。含まれている場合はステップS103に進み、含まれてなければステップS108に進む。
ステップS103では、ステップS101でタッチを検出してからリリース状態(操作面から指が離れた状態)を検出するまでの間に、接触を検出している位置座標が認証用エリアを通過したか否かをロック解除属性判定部152が識別する。認証用エリアとは、予め決められた画面上の領域であり、図4に示す4つのロック解除判定エリアの領域54A,54B,54C,54Dのそれぞれに相当する。
例えば、図4の画面50Bを表示している状態で、ユーザがフォルダF2のオブジェクトの位置を指でタッチし、タッチ状態を維持したまま移動してからリリースした場合に、タッチ位置がリリース前に領域54A〜54Dの各範囲内を通過したか否かを識別する。
少なくとも1つの認証用エリアの通過を検出した場合にはステップS103Bに進み、通過する前にリリースを検出した場合はステップS108に進む。
ステップS103Bでは、ロック解除属性判定部152は、ステップS101でタッチを検出してからリリース状態を検出するまでの経過時間の長さを予め定められた所定時間と比較する。所定時間以内であればステップS104に進み、所定時間を超えた場合はタイムアウトとみなしてステップS108に進む。なお、ステップS103Bの処理は省略しても良い。
ステップS104では、ロック解除属性判定部152がフォルダ選択用接点(初回接点)位置の情報と、認証用エリアの通過順序の情報とを接点取得部101から取得する。フォルダ選択用接点とは、ステップS101で最初にタッチを検出した時の位置であり、例えば図4の画面50Bでタッチにより選択されたフォルダF2のオブジェクトの位置(P001)を意味する。認証用エリアの通過順序の情報とは、最初にタッチを検出した位置からリリースを検出するまでの間のタッチ位置の移動軌跡55が、認証用エリア(の領域54A〜54Dのそれぞれの範囲内)を通過した順番を表す。
例えば、ユーザが一筆書きの要領で、フォルダF1の位置P001から、4カ所の認証用エリア(領域54A〜54D)を順番になぞるようにタッチした指をタッチパネル130上で移動した場合には、次のような情報が通過順序として得られる。
具体的には、
1番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域54Aに対応する情報
2番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域54Bに対応する情報
3番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域54Cに対応する情報、及び
4番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域54Dに対応する情報である。
ステップS105では、ロック解除属性判定部152がユーザ認証のための比較処理を行う。具体的には、ステップS101のタッチにより選択されたフォルダの中に含まれている各コンテンツが「秘匿属性:YES」である場合に、各コンテンツに登録されている認証用接点パターンの内容と、ステップS104で取得した通過順序とを比較する。
選択されたフォルダの中に1つ又は複数の秘匿コンテンツが存在し、且つ比較の結果としていずれかの秘匿コンテンツの認証用接点パターンと一致、すなわちユーザ認証の成功を検出した場合はステップS106に進む。フォルダ内に通常コンテンツのみが存在する場合、又は比較結果がどの秘匿コンテンツの認証用接点パターンの内容とも一致しなかった場合はステップS108に進む。
ステップS106では、ユーザ認証の結果に従ってロック解除属性判定部152が対応する秘匿コンテンツの存在を表す画面表示(例えば対応する秘匿コンテンツのファイルのアイコン又は名称の表示)を可能にする。これにより、コンテンツ本体表示部151は、選択されたフォルダの中に含まれている通常コンテンツと、秘匿コンテンツの両方を表示装置140の画面上に表示することができる。従って、例えば図4に示した画面50Dのような内容がコンテンツ一覧として表示される。
また、図4に示す画面50Dにおいては、秘匿コンテンツ53C及び秘匿コンテンツ53Eに同じ認証用接点パターンを割り当てた場合を想定しているが、秘匿コンテンツ毎に独立した認証用接点パターンを割り当てることもできる。その場合は、ステップS105で一致が検出されたコンテンツ以外の秘匿コンテンツは画面に表示しない。
ステップS107では、ロック解除属性判定部152がステップS105におけるユーザ認証の結果に従って、携帯端末1のロックを解除する。即ち、例えばユーザ認証に成功した秘匿コンテンツが動画である場合には、携帯端末1は、携帯端末1にインストールされているアプリケーションがその動画の内容にアクセスしてそれを再生するための動作を許容する状態に切り替える(ロックの解除)。
なお、ステップS107では秘匿コンテンツに対する認証結果により、現在の使用者が携帯端末1の所有者本人であることが明らかである。従って、ここで秘匿コンテンツへのアクセス許可と同時に、秘匿コンテンツ以外の機能に関するロックを同時に解除しても良い。
例えば、この携帯端末1上に存在するアドレス帳の閲覧機能、メモ帳の閲覧機能、有料サービスへのアクセス機能などを実現する各アプリケーションの動作について、同時に使用制限(ロック)を解除して動作させるように制御しても良い。また、ステップS106とステップS107とは別々の動作として説明しているが、一つのステップとして統合してもよい。
ステップS108では、コンテンツ本体表示部151は、選択されたフォルダの中に含まれている通常コンテンツのみを表示装置140の画面上に表示する。従って、例えば図4に示した画面50Cのような内容がコンテンツ一覧として表示される。
<認証用接点パターンの登録>
コンテンツの認証用接点パターンのデータを登録する場合の動作が図10に示されている。この動作は、コンテンツ登録部110が実行する。すなわち、図5に示す画面に対してユーザが行う登録操作に従って、コンテンツ登録部110はコンテンツのデータをコンテンツ本体保存部121に登録(保存)する。
ステップS1501で、コンテンツの保存の指示を検出すると、ロック解除属性登録部112は、ユーザの入力操作に応じて、ステップS1503で秘匿コンテンツ確認設定のON又はOFFを確認する。秘匿コンテンツ確認設定がなされている場合(ONの場合)にはステップS1505に進み、秘匿コンテンツ確認設定がなされていない場合(OFFの場合)にはステップS1511へ進む。
ステップS1505で、ロック解除属性登録部112が、コンテンツに秘匿属性を設定するか否かを識別する。ロック解除属性登録部112がコンテンツの秘匿属性をYESに設定すると(YESの場合)、ステップS1506に遷移し、ロック解除属性登録部112がコンテンツの秘匿属性をNOに設定すると(NOの場合)、ステップS1511に遷移する。
例えば、図5の画面60BでユーザがYESボタン61Aを選択すると、次のステップS1506に進む。ステップS1506では、ロック解除属性登録部112は、例えば、図5の画面60Cを表示して、認証用接点パターンの通過回数の選択のためのユーザ入力を受け付ける。
ステップS1507では、ロック解除属性登録部112は、選択した秘匿コンテンツのための認証用接点パターンのユーザ入力を受け付ける。例えば、図5の画面60Dを表示し、ユーザのタッチ入力による座標の移動軌跡の各位置と画面角部の領域63A,63B,63C,63Dの位置とを比較し、領域63A〜63Dの各範囲内を通過した順序の情報を取得する。
例えば、4つの領域63A→63B→63C→63Dを順番に通過するようにタッチ位置が移動した場合には、図6に示した認証用接点パターンPA1に対応するデータがステップS1507で得られる。
ステップS1509では、ロック解除属性登録部112は、コンテンツ本体保存部121に登録する秘匿コンテンツに関連付けて、ステップS1507で得られた認証用接点パターンのデータをロック解除属性保存部122に保存する。
ステップS1509の実行により、1つの秘匿コンテンツに対して、例えば図8に示す1組のデータD11,D12,D13がロック解除属性保存部122のデータテーブル上に登録される。また、認証用接点パターンを表すデータD12の実体については、図6に示すPA1,PA2,PA3のようなパターンデータとして保存される。
ステップS1511では、コンテンツ本体登録部111が、ステップS1501で選択されたコンテンツの本体を、コンテンツ本体保存部121に保存する。ここで、ロック解除属性登録部112は、保存するコンテンツと生成したロック解除属性とを関連付ける。つまり、図8に示すテーブルのように、保存する秘匿コンテンツと、認証用接点パターンのデータと、秘匿属性の有無に関する情報とを関連付けて管理する。また、ロック解除属性登録部112は、秘匿コンテンツの識別情報(例えばファイルID、ファイル名)と、認証用接点パターンのデータと、秘匿属性の有無に関する情報とを関連付けて管理してもよい。
<変形例:フォルダの秘匿属性を管理する場合>
<利用するデータの構成例>
各フォルダと各フォルダに割り当てられる認証用接点パターンのデータとの関連を表すデータテーブルの構成例が図11に示されている。即ち、携帯端末1が互いに独立した複数のフォルダを保存している場合には、携帯端末1は、フォルダ自体の隠蔽を可能にするために、各フォルダに秘匿属性を割り当てて管理する。この管理の際に、図11に示すようなデータテーブルを用いる。
図11に示すデータテーブルは、登録されたフォルダ毎に、3種類のデータD21,D22,D23を互いに関連付けて保存している。データD21は対応するフォルダを特定する情報であり、データD22は認証用接点パターンのデータを表す情報であり、データD23は秘匿属性の有無を表す情報である。
図11において認証用接点パターンを表すデータD22の内容は、例えば図6に示す認証用接点パターンPA1,PA2,PA3のうちいずれかと対応付けることができる。また、特定のフォルダの中に隠蔽すべき任意のコンテンツを格納する場合には、このコンテンツを保護するために対応する秘匿フォルダの秘匿属性を表すデータD23をYESに設定する。保護する必要のないコンテンツを格納する通常フォルダについては、秘匿属性を表すデータD23をNOに設定する。
例えば、秘匿対象として秘匿フォルダAの属性を登録する際に、ユーザが所定の入力操作を行うと、この秘匿フォルダAについて、図11に示すデータD21,D22,D23の1組がこのデータテーブル上に登録される。このデータテーブルは、ロック解除属性保存部122に保存される。
例えば、図11に示す秘匿フォルダAにアクセスする場合には、秘匿属性がYESであるためユーザ認証が必要である。ユーザ認証の際には、ユーザの入力操作の内容と、データテーブル上のデータD22に登録されている認証用接点パターン(例えば図6のPA1)とをロック解除属性判定部152が比較する。
<携帯端末1の動作:ロック解除判定>
フォルダ一覧表示に関する動作が図12に示されている。また、図12に示した動作を行う場合の具体的な画面遷移例が図13に示されている。この動作は、図3のコンテンツ表示制御部150及び接点取得部101が実行する。
<前提の説明>
図13に示す表示例においては、携帯端末1上にユーザが操作可能なオブジェクトとして、画面70C中に示す5つのフォルダが存在している場合を想定している。また、これらを管理するために図11に示すデータテーブルが保存されている場合を想定している。5つのフォルダのそれぞれは、任意のオブジェクト(例えばコンテンツなどのデータファイル)を格納可能な独立した領域を表している。なお、フォルダ自体もオブジェクトとして扱うことができる。
ユーザがフォルダ一覧のアイコン71aを操作して携帯端末1に保存されているフォルダの一覧を画面に表示しようとする場合に、表示対象の1つ又は複数のフォルダに事前に秘匿属性が割り当てられている。秘匿属性を有する秘匿フォルダ(74A,74B,74C)を表示する場合にユーザ認証を行うことにより、隠蔽すべき秘匿フォルダ(74A,74B,74C)の存在を第三者に対して隠すことができる。そのために、図12に示すような制御を行う。
なお、秘匿フォルダ(74A,74B,74C)についてユーザ認証を行う場合に用いる認証用接点パターン(図11のデータD32)については、前述の秘匿コンテンツを管理する場合と同様の制御(図10の内容)によりユーザが所望のパターンを登録することができる。
<フローチャートの説明>
ステップS121では、ユーザの入力操作によるフォルダ一覧機能のアイコンのタッチを接点取得部101(タッチパネル制御部32)が検出する。例えば、図13において、画面70A中に表示されているフォルダ一覧のアイコン71aには、フォルダ一覧の表示機能が割り当てられている。つまり、アイコン71をタッチすることにより、フォルダ一覧の表示機能を実行するアプリケーションを起動することができる。このアイコン71に対するタッチ操作を、ステップS121で接点取得部101(タッチパネル制御部32)が検出する。
図12のステップS122以降の動作は、ステップS121で起動したアプリケーションが実行する制御に相当し、図3に示した接点取得部101及びコンテンツ表示制御部150が行う。なお、図3においては代表的な操作対象としてコンテンツを想定しているが、図12の動作においてはコンテンツの代わりにフォルダを操作対象としている。
ステップS122では、携帯端末1に保存されている多数のフォルダの中に、1つ以上の秘匿フォルダが存在するか否かをコンテンツ表示制御部150が識別する。秘匿フォルダとは、秘匿属性がYESのフォルダを意味する。秘匿フォルダが存在する場合はステップS123に進み、通常フォルダだけの場合はステップS129に進む。通常フォルダとは、秘匿属性がNOのフォルダを意味する。
ステップS123では、ステップS121でタッチを検出してからリリース状態(操作面から指が離れた状態)を検出するまでの間に、接触を検出している位置座標が認証用エリアを通過したか否かをロック解除属性判定部152が識別する。認証用エリアとは、予め決められた画面上の領域のことであり、図13に示す4つのロック解除判定エリアの領域72A,72B,72C,72Dのそれぞれに相当する。
例えば、図13の画面70Bを表示している状態で、ユーザがアイコン71のオブジェクトの位置を指でタッチし、タッチ状態を維持したまま移動してからリリースした場合に、タッチ位置がリリース前に領域72A〜72Dの範囲内を通過したか否かを識別する。
少なくとも1つの認証用エリアの通過を検出した場合はステップS124に進み、通過する前にリリースを検出した場合はステップS129に進む。
ステップS124では、ロック解除属性判定部152は、ステップS101でタッチを検出してからリリース状態を検出するまでの経過時間の長さを予め定めた所定時間と比較する。所定時間以内であればステップS125に進み、所定時間を超えた場合はタイムアウトとみなしてステップS129に進む、即ち、ロック解除属性判定部152は、対応する秘匿コンテンツの画面表示を禁止する。
ステップS125では、ロック解除属性判定部152が初回接点の位置情報と、認証用エリアの通過順序の情報とを接点取得部101から取得する。初回接点は、図13の画面70B中のアイコン71の表示位置に相当する。認証用エリアの通過順序の情報とは、最初にタッチを検出した位置からリリースを検出するまでの間のタッチ位置の移動軌跡73が、認証用エリア(領域72A〜72Dのそれぞれの範囲内)を通過した順番を表す。
例えば、ユーザが一筆書きの要領で、アイコン71の位置から、4カ所の認証用エリア(領域72A〜72D)を順番になぞるようにタッチした指を移動した場合には、次のような情報が通過順序として得られる。
具体的には、
1番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域72Aに対応する情報、
2番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域72Bに対応する情報、
3番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域72Cに対応する情報、及び
4番目の通過位置:ロック解除判定エリアの領域72Dに対応する情報である。
ステップS126では、ロック解除属性判定部152が認証のための比較処理を行う。具体的には、一覧表示対象の実際に存在している多数のフォルダの中に、秘匿属性:YESの属性を有する秘匿フォルダがある場合に、各秘匿フォルダに登録されている認証用接点パターンの内容と、ステップS125で取得した通過順序とを比較する。
携帯端末1に保存されている多数のフォルダの中に1つ又は複数の秘匿フォルダがあり、且つ比較の結果として一致、即ちユーザ認証の成功を検出した場合はステップS127に進む。通常フォルダのみが存在する場合、又は比較結果が一致しなかった場合はステップS129に進む。
ステップS127では、ユーザ認証の結果に従ってロック解除属性判定部152が対応する秘匿フォルダの存在を表す画面表示(例えば対応する秘匿フォルダのアイコン又は名称の表示)を可能にする。これにより、コンテンツ本体表示部151は、多数のフォルダの中に含まれている通常フォルダと、秘匿フォルダとの両方を表示装置140の画面上に表示することができる。従って、例えば図13に示した画面70Cのような内容がフォルダ一覧として表示される。
また、図13に示す画面70Cにおいては、秘匿フォルダ74A〜74Cに同じ認証用接点パターンを割り当てた場合を想定しているが、フォルダ毎に独立した認証用接点パターンを割り当てることもできる。その場合は、ステップS126で一致が検出されたフォルダ以外の秘匿フォルダは画面に表示しない。
ステップS128では、ロック解除属性判定部152がステップS126におけるユーザ認証の結果に従って、携帯端末1のロックを解除する。即ち、例えばユーザ認証に成功した秘匿フォルダの中に保存されているコンテンツが動画である場合には、携帯端末1は、携帯端末1にインストールされているアプリケーションがその動画の内容にアクセスしてそれを再生するための動作を許容する状態に切り替える(ロックの解除)。
ステップS129では、コンテンツ本体表示部151は、実在する多数のフォルダの中で、通常フォルダのみを表示装置140の画面上に表示する。従って、例えば図13に示した画面70Dのような内容がフォルダ一覧として表示される。また、ステップS127とステップS128とは別々の動作として説明しているが、一つのステップとして統合してもよい。
上述のように、携帯端末1のユーザは、表示装置140に表示されるフォルダに指で触れてフォルダを選択し、予め定めた認証用接点パターンPA1と一致する位置を通過するように指のタッチ位置を移動することによりユーザ認証を行うことができる。つまり、フォルダ内のコンテンツ等が秘匿属性を有する場合であっても、秘匿フォルダが携帯端末1に存在することを第三者に悟られること無く、簡単な操作でその存在の有無を正規のユーザのみが確認すると共に、アクセスのためのロックを解除することが可能になる。
<複数位置+回数の一致で認証>
前述のように、接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122は、少なくとも1つの秘匿コンテンツ、若しくは少なくとも1つの秘匿フォルダに対して、互いに異なる複数の位置のそれぞれを表す認証位置情報及び通過回数情報(図6、図8の認証用接点パターン)を記憶してもよい。
また、表示制御部としてのロック解除属性判定部152は、ユーザ認証において、接触位置の移動中の接触位置(移動軌跡55)と複数の認証位置情報(ロック解除判定エリアの領域54A〜54Dの位置)との比較により、一致を検出した回数と通過回数情報とに基づきユーザ認証してもよい(S105)。
これにより、ユーザは移動軌跡が画面上の所定の位置を通過するように一筆書きの要領で接触した指を移動するだけで、携帯端末1は、ユーザ認証を行うことができ、秘匿コンテンツ等を表示してロックを解除することが可能になる。
<複数位置の通過順序の一致で認証>
前述のように、接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122は、少なくとも1つの秘匿コンテンツ、若しくは少なくとも1つの秘匿フォルダに対して、互いに異なる複数の位置を表す認証位置情報及び複数の位置の通過順序(図6、図8の認証用接点パターン)を記憶してもよい。
また、表示制御部としてのロック解除属性判定部152は、ユーザ認証において、接触位置のタッチパネル130上を移動中の接触位置(移動軌跡55)と複数の認証位置情報(ロック解除判定エリアの領域54A〜54Dの位置)とを比較する。更に、ロック解除属性判定部152は、接触位置のタッチパネル130上を移動中の接触位置が認証位置情報を通過した順序と接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122に保存されている複数の認証位置の通過順序とに基づき認証してもよい(S105)。
これにより、ユーザは移動軌跡が画面上の所定の位置を通過するように一筆書きの要領で接触した指を移動するだけで、携帯端末1は、ユーザ認証を行うことができ、秘匿コンテンツを表示してロックを解除することが可能になる。特に、所定の位置を通過する順序を変更することにより、多数の認証パターンを利用可能になる。
<フォルダ内のコンテンツ毎に異なる認証を行う>
前述のように、接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122は、フォルダ内の複数の秘匿コンテンツのそれぞれに対して、図8に示す異なる認証位置情報を関連付けて保存する。
また、表示制御部としてのロック解除属性判定部152は、ユーザ認証において、ユーザの入力操作により選択された秘匿コンテンツ毎に、異なる認証位置情報(図8の認証用接点パターン)を用いて認証する。
これにより、携帯端末1は、存在を表示するか及びロックを解除するか否かをコンテンツ毎にユーザが指定することが可能になる。
<フォルダ毎に異なる認証を行う>
前述のように、接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122は、フォルダが複数存在する場合に、図11に示すデータテーブルのように、複数のフォルダのそれぞれに対して、異なる認証位置情報(認証用接点パターンPA1〜PA3)を対応するフォルダに関連付けて保存する。
また、表示制御部としてのロック解除属性判定部152は、ユーザ認証において、ユーザの入力操作により選択されたフォルダ毎に異なる認証位置情報を用いて認証する(S126)。
これにより、携帯端末1は、存在を表示するか及びロックを解除するか否かをフォルダ毎にユーザが指定することが可能になる。
<タイムアウト>
前述のように、表示制御部としてのロック解除属性判定部152は、ユーザ認証において、予め定めた所定時間以内に認証の成功を検出しない場合は認証失敗とみなし、対応する秘匿コンテンツ又は秘匿フォルダの画面表示を禁止する(S103B,S108)。
これにより、携帯端末1は、正規のユーザが事前に登録した認証用接点パターンを知らない第三者の入力操作を正規のユーザの操作と誤認するのを防止できる。即ち、携帯端末1は、正しい認証用接点パターンを知っている正規のユーザであれば、短時間で正しい入力操作ができるので、ユーザ本人と第三者とを時間の長さで区別できる。
<端末操作のロック解除>
前述のように、表示制御部としてのロック解除属性判定部152は、フォルダに対するユーザ操作について、ユーザ認証が成功した場合に、秘匿コンテンツへのアクセス及び秘匿コンテンツを除くユーザ認証を必要とする機能の制限を同時に解除する(S107)。
これにより、ユーザは簡単な入力操作を行うだけで、携帯端末1は、秘匿コンテンツの存在の有無の確認が可能になる。また、携帯端末1は、同時に秘匿コンテンツにアクセスする際のロックを解除できる。
<フォルダ一覧を表示する場合の制御>
前述のように、表示制御部としてのコンテンツ表示制御部150は、秘匿フォルダ、若しくは秘匿フォルダが含まれる複数フォルダの一覧表示がユーザの入力操作により指示された場合に、ユーザの所定の入力操作によりユーザ認証が成功した場合に限り、秘匿フォルダを表示する(S127)。
これにより、ユーザは簡単な入力操作を行うだけで、携帯端末1は、秘匿属性を有するフォルダの存在の有無の確認が可能になる。また、携帯端末1は、同時に秘匿属性を有する秘匿フォルダ内のコンテンツ又は秘匿コンテンツにアクセスする際のロックを解除できる。
<ユーザ操作で位置情報を登録する>
前述のように、携帯端末1は、秘匿コンテンツもしくは対応するフォルダに関連付けられる認証位置情報を、タッチパネル130に対するユーザの入力操作に従って、接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122に登録するロック解除属性登録部112を備える。
これにより、ユーザは所望の認証用接点パターンをコンテンツ等に対応付けて登録することが可能になる。
<ユーザ認証に使う領域を角部などに限定する>
前述のように、ロック解除属性登録部112は、接点取得部101により検出された接触位置が、タッチパネル130の矩形の4つの角部のいずれかに近い所定の領域(図5の領域63A〜63Dの範囲内)と一致した場合に、接点取得部101により検出された接触位置を認証位置情報として、接点位置記憶部としてのロック解除属性保存部122に登録する。
これにより、領域63A〜63Dの範囲を画面上に表示しなくても、ユーザは認証の際に指のタッチ位置が通過すべき領域を容易に把握でき、入力操作が容易になる。また、携帯端末1は、領域63A〜63Dの範囲を画面上に表示する必要がないので、ユーザ認証が必要であることを第三者に悟られる心配がない。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、秘匿コンテンツが存在することを第三者に悟られること無く、正規のユーザのみが簡単な操作によって、秘匿コンテンツの存在確認を可能にし、更に、秘匿コンテンツのロック状態を解除する携帯端末及び表示制御方法として有用である。
1 携帯端末
10 筐体
30 主制御部
31 電源回路部
32 タッチパネル制御部
33 スピーカ
34 マイクロフォン
35 音声制御部
36 通信制御部
36A アンテナ
37 記憶部
38 情報記録媒体
101 接点取得部
110 コンテンツ登録部
111 コンテンツ本体登録部
112 ロック解除属性登録部
121 コンテンツ本体保存部
122 ロック解除属性保存部
130 タッチパネル
140 表示装置
150 コンテンツ表示制御部
151 コンテンツ本体表示部
152 ロック解除属性判定部

Claims (11)

  1. 任意の可視情報を表示可能な表示画面を有する表示部と、前記表示画面に対する接触及び接触した位置の検出が可能なタッチパネルと、を有する携帯端末であって、
    秘匿コンテンツを保存する領域をフォルダとして管理するフォルダ管理部と、
    ユーザ認証を必要とする前記秘匿コンテンツ若しくは秘匿フォルダに対し、前記ユーザ認証に必要な認証位置情報と、前記タッチパネル上の位置とを対応付けて保存する接点位置記憶部と、
    前記表示画面に表示される前記フォルダ、又は前記フォルダの一覧を表示するためのアイコンが選択され、前記表示画面に対する接触状態が維持されたまま接触位置が前記タッチパネル上を移動した入力操作に応じて、前記接触位置と前記認証位置情報との比較により前記ユーザ認証を行う表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    前記ユーザ認証が成功した場合に、前記選択された前記フォルダ又は前記アイコンに対応する前記秘匿コンテンツ又は前記秘匿フォルダを前記表示画面に表示する携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記接点位置記憶部は、
    前記秘匿コンテンツ若しくは前記秘匿フォルダに対して、互いに異なる複数の認証位置を表す認証位置情報、及び前記複数の認証位置の通過順序を保存し、
    前記表示制御部は、
    前記ユーザ認証において、前記接触位置の前記タッチパネル上の前記接触位置と前記複数の認証位置情報とを比較し、前記接触位置の前記タッチパネル上を移動中の前記接触位置が前記認証位置情報を通過した順序と前記接点位置記憶部に保存されている前記複数の認証位置の通過順序とに基づき認証する携帯端末。
  3. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記接点位置記憶部は、
    前記秘匿コンテンツ若しくは前記秘匿フォルダに対して、互いに異なる複数の認証位置を表す認証位置情報、及び通過回数情報を保存し、
    前記表示制御部は、
    前記ユーザ認証において、前記接触位置の前記タッチパネル上の前記接触位置と前記複数の認証位置情報との比較により、一致を検出した前記認証位置情報と前記通過回数情報とに基づき認証する携帯端末。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記接点位置記憶部は、
    前記フォルダ内の複数の秘匿コンテンツに対して、異なる認証位置情報を関連付けて保存し、
    前記表示制御部は、
    前記ユーザ認証において、前記入力操作により選択された前記秘匿コンテンツ毎に異なる認証位置情報を用いて認証する携帯端末。
  5. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記接点位置記憶部は、
    前記フォルダが複数存在する場合に、複数のフォルダに対して、異なる認証位置情報を関連付けて保持し、
    前記表示制御部は、
    前記ユーザ認証において、前記入力操作により選択された前記秘匿フォルダ毎に異なる認証位置情報を用いて認証する携帯端末。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記表示制御部は、
    前記ユーザ認証において、予め定めた所定時間以内に前記ユーザ認証の成功を検出しない場合は認証失敗とみなし、対応する秘匿コンテンツ又は秘匿フォルダの画面表示を禁止する携帯端末。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記表示制御部は、
    前記フォルダに対する前記入力操作について、前記ユーザ認証が成功した場合に、前記秘匿コンテンツへのアクセス及び前記秘匿コンテンツを除くユーザ認証を必要とする機能の制限を同時に解除する携帯端末。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記表示制御部は、
    秘匿属性を有する秘匿フォルダ、若しくは秘匿コンテンツを含む秘匿フォルダが含まれる複数フォルダの一覧表示が指示された場合に、ユーザの所定の入力操作により前記ユーザ認証に成功した場合に限り、前記秘匿フォルダを表示する携帯端末。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記秘匿コンテンツ若しくは前記秘匿フォルダに関連付けられる前記認証位置情報を、前記タッチパネルに対するユーザの入力操作に従って、前記接点位置記憶部に登録するロック解除属性登録部と、を更に備える携帯端末。
  10. 請求項9に記載の携帯端末であって、
    前記ロック解除属性登録部は、
    検出した接触位置が、前記タッチパネルの矩形の4つの角部のうちいずれかに近い所定領域と一致した場合に、前記接触位置を前記認証位置情報として前記接点位置記憶部に登録する携帯端末。
  11. 任意の可視情報を表示可能な表示画面を有する表示部と、前記表示画面に対する接触及び接触した位置の検出が可能なタッチパネルと、を有する携帯端末を制御する表示制御方法であって、
    秘匿コンテンツを保存する領域をフォルダとして管理するステップと、
    ユーザ認証を必要とする前記秘匿コンテンツ若しくは秘匿フォルダに対し、前記ユーザ認証に必要な認証位置情報と、前記タッチパネル上の位置とを対応付けて保存するステップと、
    前記表示画面に表示される前記フォルダ、又は前記フォルダの一覧を表示するためのアイコンが選択され、前記表示画面に対する接触状態が維持されたまま接触位置が前記タッチパネル上を移動した入力操作に応じて、前記接触位置と前記認証位置情報との比較により前記ユーザ認証を行うステップと、
    前記ユーザ認証が成功した場合に前記選択された前記フォルダ又は前記アイコンに対応する前記秘匿コンテンツ又は前記秘匿フォルダを前記表示画面に表示するステップと、
    を有する表示制御方法。
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