JP2013151148A - 携帯式ラベル印字貼付機、携帯式ラベル印字貼付機のインキローラー交換方法 - Google Patents

携帯式ラベル印字貼付機、携帯式ラベル印字貼付機のインキローラー交換方法 Download PDF

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JP2013151148A JP2012173745A JP2012173745A JP2013151148A JP 2013151148 A JP2013151148 A JP 2013151148A JP 2012173745 A JP2012173745 A JP 2012173745A JP 2012173745 A JP2012173745 A JP 2012173745A JP 2013151148 A JP2013151148 A JP 2013151148A
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Abstract

【課題】インキローラーの交換作業に伴う作業者の手および貼付機自体の汚れを防止するとともに、インキローラーの取扱いが容易かつ簡便である携帯式ラベル印字貼付機及びインキローラー交換方法を提供することを課題とする。
【解決手段】インキローラー取付け部8(取付けベース32)の先端にインキローラーブラケット33を着脱可能に保持することに着目したもので、印字器6の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部8(取付けベース32)と、このインキローラー取付け部8(取付けベース32)の先端に取り付けられるインキローラー7と、このインキローラー取付け部8(取付けベース32)から前記インキローラー7を着脱可能とするインキローラー着脱機構39と、を具備することを特徴とする携帯式ラベル印字貼付機である。
【選択図】図6

Description

本発明は携帯式ラベル印字貼付機および携帯式ラベル印字貼付機に用いられるインキローラー取り付け方法に関するもので、特に印字器に対してインキを供給するためのインキローラーを交換する必要がある携帯式ラベル印字貼付機に用いられるインキローラー着脱機構およびインキローラーの交換方法に関するものである。
従来の携帯式ラベル印字貼付機は、帯状の台紙(剥離紙)に複数枚のラベルを仮着したラベル連続体を装填し、このラベル連続体を移送し、印字し、台紙からラベルを剥離し、所定の物品に貼り付けるものであるが、印字器によるスタンプ印字のためのインキローラーを必要とし、このインキローラーの交換ないし取付け、取り外し作業が面倒であるという問題がある。
従来のインキローラー交換機構としては、貼付機本体の前方からインキローラーをそのホルダーごと取り外してインキローラーを交換するようなものもあるがインキローラー若しくはそのホルダーを手で直接扱わなければならず、インキによる手などの汚れを気にせずに、その交換作業をすばやく行うことは困難であるという問題があった。
なお、特許文献1のような技術も開発されているが、インキローラーによる手の汚れおよび貼付機自体の汚れを防止することは困難であった。
実用新案登録第3008003号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、インキローラー取付け部の先端に、インキローラーを軸支するインキローラーブラケットを、着脱可能に保持することによって、インキローラーの取扱いが容易かつ簡便である携帯式ラベル印字貼付機及びインキローラーの交換方法を提供することを課題とする。
また本発明は、インキローラーの交換作業に伴う作業者の手および貼付機自体の汚れを防止可能な携帯式ラベル印字貼付機、インキローラーの交換方法を提供することを課題とする。
また本発明は、インキローラーのインキによる手や貼付機に対する汚れの付着を気にすることなく、インキローラーの交換作業を確実かつ迅速に実行可能な携帯式ラベル印字貼付機及びインキローラー交換方法を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機であって、所定量のインキが充填されたインキローラーと、このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出するとともに回転可能に支持するインキローラーブラケットと、先端に前記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、前記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、前記インキローラー取付け部から前記インキローラーブラケットを着脱可能とするインキローラー着脱機構と、を具備し、前記インキローラー着脱機構は、外方向へ向かって突出したロック部と、前記ロック部を内方向へ押圧するときに操作される押圧部と、を有することを特徴とする携帯式ラベル印字貼付機である。
また、ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機であって、所定量のインキが充填されたインキローラーと、このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出するとともに回転可能に支持するインキローラーブラケットと、先端に上記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、上記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、上記インキローラー取付け部から上記インキローラーブラケットを着脱可能とするインキローラー着脱機構と、を具備し、上記インキローラー着脱機構は、上記インキローラー取付け部の先端に位置し、上記インキローラー取付け部の先端幅方向の両側面に設けられる弾性状の板バネと、この板バネに設けられ上記板バネを内方向へ押圧する押圧部と、上記板バネの他端に設けられるとともに外方向へ向かって突出したロック部と、を有することを特徴とする携帯式ラベル印字貼付機。
また、上記インキローラーは、少なくとも表面の一部が露出するように上記インキローラーブラケットの内部に支持軸を介して軸支されていること、を特徴とする。
また、上記インキローラーブラケットは、上記ロック部が係合する孔が上記インキローラーの幅方向の両側面に形成されていることを特徴とする。
また、ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機であって、所定量のインキが充填されたインキローラーと、このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出するとともに回転可能に支持するインキローラーブラケットと、先端に前記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、前記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、前記インキローラー取付け部から前記インキローラーブラケットを着脱可能とするインキローラー着脱機構と、を具備し、前記インキローラー着脱機構は、前記インキローラーブラケットの前記インキローラー取付け部に近い側の先端に位置し、前記インキローラーブラケットの先端幅方向の両側面の少なくとも一方に設けられた弾性状の板バネと、この板バネに設けられ前記板バネを内方向へ押圧するときに操作される押圧部と、前記板バネの他端に設けられるとともに外方向へ向かって突出したロック部と、を有することを特徴とする携帯式ラベル印字貼付機である。
また、前記インキローラーは、少なくとも表面の一部が露出するように前記インキローラーブラケットの内部に支持軸を介して軸支されていること、を特徴とする。
また、前記インキローラーブラケットは、前記ロック部が係合する孔が前記インキローラーの幅方向の両側面に形成されていることを特徴とする。
また、ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機に用いられるインキローラーの交換方法であって、所定量のインキが充填されたインキローラーと、このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出し、かつ回転可能に支持し、上記インキローラーの幅方向両側面に孔が形成されたインキローラーブラケットと、先端に上記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、上記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、を有し、上記インキローラー取付け部の先端幅方向の両側面に設けられる弾性状の板バネと、この板バネの一端に設けられ上記板バネを内方向へ押圧する押圧部と、上記板バネの他端に設けられるとともに外方向へ向かって突出したロック部と、を有し、上記ロック部を上記孔へ係合又は解除すこと、を特徴とするインキローラー交換方法。
上記のように本発明による携帯式ラベル印字貼付機、インキローラーの交換方法においては、インキローラーブラケット又は取付けベースに左右一対の孔を形成し、この孔に取付けベース側又はインキローラーブラケット側の板バネに形成したロック部を係合させることによって、ユーザーが直接インキローラーに触れることなく、携帯式ラベル印字貼付機のインキローラーを交換することが出来るので、ユーザーの手やラベル貼付機本体を汚すことがない。
また、ユーザーは自分の手や携帯式ラベル印字貼付機がインキによって汚れることを注意する必要が無くなるので、インキローラーの交換作業を迅速に行うことが出来る。
本発明の実施の形態に係る携帯式ラベル印字貼付機1の概略側面図である。 同上、ローラー取付け部8およびカバー2の斜視図である。 (A−1)は取付けベース32の正面図、(A−2)は同側面図であり、(B−1)はインキローラーブラケット33の正面図、(B−2)は同側面図である。 本発明の実施の形態に係る携帯ラベル貼付機1の概略側面図であり、カバー2が開いた状態を示す図である。 (A)は取付けベース32にインキローラーブラケット33が取り付けられた状態を示す図であり、(B)は押圧部41を押圧した場合の板バネ42を示す図である。 取付けベース32からインキローラーブラケット33が取り外された状態を示す図である。 第2実施形態の携帯式ラベル印字貼付機のインキローラーブラケット133を取付けベース132の先端と共に示した図である。 取付けベース132からインキローラーブラケット133が取り外された状態を示す概略斜視図である。
次に、本発明の実施の形態による携帯式ラベル印字貼付機およびインキローラー交換方法を図1乃至図6にもとづき説明する。
(第1実施形態)
図1は、携帯式ラベル印字貼付機1の概略側面図であり、携帯式ラベル印字貼付機1は、貼付機前部カバー2と、操作部3と、ラベル保持部4と、ラベル移送部5と、印字器6と、インキローラー7を備えたインキローラーブラケット33(後述)と、インキローラー取付け部8と、ラベル剥離部9と、ラベル貼付部10と、を有する。
貼付機前部カバー2は、貼り付けローラー31の軸心31A(図1)を中心に回動可能に携帯式ラベル印字貼付機1に取り付けられ、貼付機前部カバー2の一端には、インキローラー取付け部8を揺動可能に取り付けるためのベース支持部材26を有している。(後述)
操作部3は、たとえばレバー部材としてこれを形成し、作業者が携帯式ラベル印字貼付機1の本体側板と一体形成するグリップ11とともに握持および握持開放するように操作するもので、レバー軸12のまわりにこれを回動操作することにより、ラベル移送部5、印字器6およびインキローラー7(インキローラー取付け部8)を稼働させる。
ラベル保持部4は、帯状のラベル連続体13をロール状にした状態で保持する。
ラベル連続体13は、帯状の台紙13Aに複数枚のラベル13Bを仮着したものである。
ラベル移送部5は、操作部3に連結した連結駆動部14と、連結駆動部14により回転駆動する移送ローラー15と、を有する。
移送ローラー15がラベル連続体13(台紙13A)と係合し、操作部3の操作により移送ローラー15が間欠回転駆動してラベル保持部4からラベル連続体13を繰り出して移送する。
印字器6は、操作部3の先端部に形成した左右一対のヨーク16においてこれを挟持してあって、操作部3の握持操作により、インキローラー7が印字器6のスタンプ用活字17にインキを供給塗布し、プラテン18の上を移送されてくるラベル連続体13(ラベル13B)にスタンプ印字する。
インキローラー7は円筒状のスポンジから成り、所定のインキが充填されるとともに、インキローラー取付け部8にインキローラーブラケット33を介して取り付けられており、印字器6に対してインキを供給塗布する。
ラベル剥離部9は、左右一対の携帯式ラベル印字貼付機1の側板にまたがった転向ピン30を有し、移送部5の動作にともなってラベル連続体13のラベル13Bを台紙13Aから剥離して、剥離したラベル13Bをラベル貼付部10の下方に位置させる。
ラベル貼付部10は、貼付けローラー31を有し、ラベル剥離部9から剥離されたラベル13Bを所定の物品に貼り付け可能とする。
携帯式ラベル印字貼付機1は、その非操作時には、貼付機前部カバー2が印字貼付機1の左右一対の本体側板(図示せず)と係合し、貼付機前部カバー2が印字器6に近接し、インキローラー7が印字器6のスタンプ用活字17の下部に位置する閉位置にあり(図1)、ラベル13Bを所定の物品に貼り付けるには、まず、携帯式ラベル印字貼付機1の操作部3およびグリップ11を一緒に握持して操作部3をレバー軸12の周りに時計方向に操作すると、印字器6が同じく時計方向にプラテン18の方向に向かって移動し、インキローラー7がスタンプ用活字17にインキを塗布し、プラテン18上のラベル連続体13(ラベル13B)に印字を行う。
次に、操作部3の握持を開放することにより、ラベル移送部5において連結駆動部14が移送ローラー15を図1中反時計方向に回転駆動し、ラベル連続体13を下流側に移送するとともに、ラベル連続体13の台紙13Aのみをラベル剥離部9の転向ピン30において転向させ、台紙13Aからラベル13Bを剥離する。
この状態で、操作者が携帯式ラベル印字貼付機1全体を所定の物品に向かって打ち出すように操作し、ラベル貼付部10の貼付ローラー31によりラベル13Bを所定の物品に貼り付けることができる。
図2は、インキローラー取付け部8にインキローラーブラケット33が取付けられた状態の斜視図である。
インキローラー取付け部8は、取付けベース32とその先端インキローラー着脱機構39(図5、図6)と、を有し、インキローラーブラケット33はインキローラー着脱機構39によって着脱可能に保持されている。
また、取付けベース32は、貼付機前部カバー2の一端に設けられたベース支持部材26に、このベース支持部材26に設けられた揺動軸27を中心に揺動可能に支持され、貼付機前部カバー2と取付けベース32の間に設けるコイルバネ25により、貼付機前部カバー2が図1に示す位置にあるとき、ローラー取付け部8(取付けベース32)を印字器6方向(図1中時計方向)に付勢して、取付けベース32に連結されたインキローラーブラケット33のインキローラー7を印字器6のスタンプ用活字17の下方部に位置させるとともに、操作部3の握持操作にともなう印字器6すなわちヨーク16の下降動作により、印字器6から図1中反時計方向にこれを揺動可能とする。
インキローラー7は、携帯式ラベル印字貼付機1の左右一対の本体側板(図示せず)の間に位置して、インキローラー取付け部8のインキローラーブラケット33にこれを回転可能かつ着脱可能に取付ける。
インキローラー7は、特に図2に示すように、インキを充填しているスポンジ製のインキローラー7と、このインキローラー7の両端に位置する一対の支持フランジ20と、この支持フランジ20から延出する一対の支持軸19と、を有し、一対の支持軸19の各々の自由端近傍が、インキローラーブラケット33の軸受部35に回転自在かつ着脱可能に軸支され、インキローラー7を取付ける。
インキローラーブラケット33は上部から下部にかけて筒状に形成され、上部は取付けベース32側との着脱のため空洞となり、対する下部はインキローラー7の表面の一部が外部へ露出するように同じく空洞となっている。また、インキローラー7をその内部へ支持軸19によって回転自在かつ着脱可能に取付けるもので、可撓性素材からなる左右一対のアーム23と、インキローラー7の取付け後幅方向における両側面にはインキローラー着脱機構39を着脱するための孔40が左右一対に形成されている。
次にインキローラー着脱機構39について図3を用いて説明する。
図3(A−1)はインキローラー着脱機構39を備えた取付けベース32の正面図であり、同(A−2)は同側面図である。図3(B−1)はインキローラーブラケット33の正面図であり、同(B−2)は同側面図である。
図3(A−1、A−2)に示すように、取付けベース32の左右対称に設けられたインキローラー着脱機構39は、取付けベース32の側面先端から下方向に突出するように板バネ42を有し、板バネ42の一端には押圧部41を設け、他端にはフック状のロック部43が設けられており、取付けベース32の側面の押圧部41の前後近傍には切欠き部44が上方向に向かって形成されているので、押圧部41を押圧することによって板バネ42に設けられたロック部43が取付けベース32の内側方向へ弾性運動する。
図3(B−1、B−2)に示すように、インキローラー7は外周面支持フランジ20を介してインキローラーブラケット33に形成された軸受部35に支持軸19が回転可能に軸支されることによって取り付けられている。
また、インキローラーブラケット33の両側面には後述するロック部43が係合される孔40が左右一対に形成されている。
こうした構成の携帯式ラベル印字貼付機1において、携帯式ラベル印字貼付機1のインキローラーブラケット33の交換作業について以下図4乃至図6を用いて説明する。
図4は、携帯式ラベル印字貼付機1の概略側面図であり、前部カバー2が開いた状態の概略側面図である。
取付けベース32からインキローラー7を取り外すには、まず、前部カバー2と印字貼付機1の本体側板(図示せず)との係合を解除し、前部カバー2を貼り付けローラー31の軸心31Aを中心に回転させ、前部カバー2が印字器6から離間し、インキローラー7が露出した開位置に移動させる(図4)(カバー部開工程)。
この状態においては未だ、図5(A)に示すように、インキローラー取付け部8において取付けベース32にインキローラー7すなわちインキローラーブラケット33が装着されている。したがって、インキローラーブラケット33に左右対称に形成された孔40に、取付けベース32側の板バネ42に形成されたロック部43が係合されているので、取付けベース32にインキローラーブラケット33が、装着された状態となっている。
ロック部43が孔40に係合されている状態から、図5(B)に示すように、押圧部41を内方向に押圧することによって、押圧部41及び連結する板バネ42が押圧方向(ブラケット内側方向)へ弾性運動する。板バネ42が弾性運動することによってロック部43が孔40から解放され、取付けベース32からインキローラーブラケット33が取り外し可能となる。
取付けベース32とインキローラーブラケット33との連結が解かれた状態で、図5(B)に示す矢印方向へ取付けベース32とインキローラーブラケット33とを離反する方向へ移動させると、図6に示すようにインキローラーブラケット33が取り外される。
これにより、ユーザーは取付けベース32側の押圧部41を押圧することによって、インキローラー7に直接触れることなくインキローラーブラケット33ごと取り外しが出来るので手を汚すことなく、極めて容易にかつ確実にインキローラー7を取り外し又は交換することが出来る。
なお、インキローラー7を新たに取付けベース32へ取付ける際には、上記の手順を遡ればよく、取付け作業においても、取付けベース32側の押圧部41を押圧し板バネ42をインキローラーブラケット33の上部から下方向へ挿入しつつ押圧を解除することにより、取付けベース32側(板バネ42側)のロック部43が孔40へ係合することで、取付けベース32にインキローラーブラケット33を取り付けることが出来る。
これにより、ユーザーの手を汚すことなくインキローラー7を取付けベース32に取り付けることが出来る。
(第2実施形態)
第2実施形態は、インキローラー着脱機構139がインキローラーブラケット133に設けられている他は、第1実施形態と同様な形態をしている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図7は、第2実施形態の携帯式ラベル印字貼付機のインキローラーブラケット133を取付けベース132の先端と共に示した図である。図7(A−1)は、取付けベース132の正面図である。図7(A−2)は、取付けベース132の側面図である。図7(B−1)は、インキローラーブラケット133の正面図である。図7(B−2)は、インキローラーブラケット133の側面図である。
図8は、取付けベース132からインキローラーブラケット133が取り外された状態を示す概略斜視図である。
第2実施形態のインキローラーブラケット133には、第1実施形態と同様に、インキローラー107が取り付けられている。インキローラー107は、インキを充填しているスポンジ製のインキローラー107と、このインキローラー107の両端に位置する一対の支持フランジ120と、この支持フランジ120から延出する一対の支持軸119と、を有している。一対の支持軸119の各々の自由端近傍は、インキローラーブラケット133の軸受部135に回転自在かつ着脱可能に軸支持されている。よって、インキローラー107は、インキローラーブラケット133に対して回転自在な状態で取り付けられている。
また、インキローラーブラケット133は、インキローラー着脱機構139を備えている。インキローラー着脱機構139は、インキローラーブラケット133の取付けベース132側に、左右対称に設けられている。インキローラー着脱機構139は、押圧部141と、板バネ142と、ロック部143と、切欠き部144と、を有している。
押圧部141は、板バネ142の一端(根元側)に設けられている。押圧部141は、ロック部143を内方向へ押圧するときに操作される。
板バネ142は、インキローラーブラケット133の先端幅方向の両側面に設けられた弾性変形可能な板バネである。板バネ142は、インキローラーブラケット133の側面先端から図中の上方向に突出するように形成されている。
ロック部143は、押圧部141が設けられている板バネ142の一端(根元側)とは反対側である他端(先端側)に設けられている。ロック部143は、外方向へ向かって突出して形成されている。このロック部143は、後述する孔140と係合する。
切欠き部144は、インキローラーブラケット133の側面の押圧部141の前後(図7(B−2)における左右)近傍に、図中の上方向に向かって開放した形状に形成されている。この切欠き部144は、板バネ142の腕長さを実質的に長くして、板バネ142を撓みやすくする。なお、板バネ142の弾性変形が容易な場合には、この切欠き部144を省略してもよい。
上述した構成により、インキローラー着脱機構139は、押圧部141が押圧操作されることによって、板バネ142が弾性変形して、ロック部143がインキローラーブラケット133の内側方向へ移動可能である。
取付けベース132の両側面には、インキローラー着脱機構139を着脱するための孔140が左右一対に形成されている。
携帯式ラベル印字貼付機の使用状態においては、ロック部143が孔140に係合しており、インキローラーブラケット133は、取付けベース132に取り付けられている。
取付けベース132に対して、インキローラー107が取り付けられたインキローラーブラケット133を着脱得する方法は、インキローラー着脱機構139がインキローラーブラケット133側に設けられている点が異なるものの、第1実施形態の場合と同様にして行うことができる。
ここで、第2実施形態では、インキローラー着脱機構139がインキローラーブラケット133側に設けられていることにより、第1実施形態よりも、より簡単にインキローラーブラケット133の着脱を行うことができる。以下、この点を、インキローラーブラケット133(33)の取り外しの場合を例に具体的に説明する。第1実施形態では、一方の手(例えば、右手)を使って、押圧部41を押圧しながら、他方の手(例えば、左手)を使って、インキローラーブラケット33を引き抜くという作業が必要であった。これに対して、第2実施形態では、一方の手(例えば、右手)で押圧部141を押圧しながら、そのまま、インキローラーブラケット133を引き抜くことができる。よって、片手でインキローラーブラケット133の取り外しを行える。なお、インキローラーブラケット133(33)を装着する場合についても、第2実施形態では、取り外し作業の場合と同様に、片手で作業を行える。
以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態よりもさらに簡単にインキローラー107をインキローラーブラケット133ごと取り外し、及び、取り付けを行える。この着脱作業において、ユーザーは、インキローラー107に直接触れる必要がなく、手を汚すことなく、さらに簡単かつ確実にインキローラー107の着脱作業を行うことが出来る。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
各実施形態において、携帯式ラベル印字貼付機は、ラベルを台紙から剥離して、物品に貼り付けるものである例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、携帯式ラベル印字貼付機は、台紙のない、台紙なしラベル(ノンセパラベル(登録商標))に印字を行って物品に貼り付ける形態であってもよい。
各実施形態において、両側面に板バネが形成されている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、板バネは、両側面のうちの一方のみに設けられていてもよい。この場合、他方の側面には、インキローラー取付け部とインキローラーブラケットとが係合する係合部を設ければよい。
各実施形態において、インキローラー着脱機構は、ロック部が形成された板バネを利用してロック部を孔に係合させた状態を保つ例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、インキローラー着脱機構は、ロック部及び押圧部を有した可動部材と、この可動部材を付勢するコイルバネ等の付勢部材とをさらに有する形態とし、この付勢部材の付勢力によって、ロック部を孔に係合させた状態を保つようにしてもよい。この場合にも、押圧部を押圧操作することにより、インキローラーに直接触れることなく、インキローラーをインキローラーブラケットごと簡単に着脱することが出来る。
なお、各実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 携帯式ラベル印字貼付機
2 貼付機前部カバー
3 操作部
4 ラベル保持部
5 ラベル移送部
6 印字器
7 インキローラー
8 インキローラー取付け部
9 ラベル剥離部
10 ラベル貼付け部
11 ブリップ
12 レバー軸
13 ラベル連続体
13A 台紙
13B ラベル
14 連結駆動部
15 移送ローラー
16 ヨーク
17 スタンプ用活字
18 プラテン
19 支持軸
20 支持フランジ
23 アーム
25 コイルバネ
26 ベース支持部材
27 搖動軸
30 転向ピン
31 貼付けローラー
31A 軸心
32 取付けベース
33 インキローラーブラケット
35 軸受部
39 インキローラー着脱機構
40 孔
41 押圧部
42 板バネ
43 ロック部
44 切欠き部
45 インキローラーブラケット
107 インキローラー
119 支持軸
120 支持フランジ
132 取付けベース
133 インキローラーブラケット
135 軸受部
139 インキローラー着脱機構
140 孔
141 押圧部
142 板バネ
143 ロック部
144 切欠き部

Claims (8)

  1. ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機であって、
    所定量のインキが充填されたインキローラーと、
    このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出するとともに回転可能に支持するインキローラーブラケットと、
    先端に前記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、前記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、
    前記インキローラー取付け部から前記インキローラーブラケットを着脱可能とするインキローラー着脱機構と、を具備し、
    前記インキローラー着脱機構は、外方向へ向かって突出したロック部と、前記ロック部を内方向へ押圧するときに操作される押圧部と、を有することを特徴とする携帯式ラベル印字貼付機。
  2. ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機であって、
    所定量のインキが充填されたインキローラーと、
    このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出するとともに回転可能に支持するインキローラーブラケットと、
    先端に前記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、前記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、
    前記インキローラー取付け部から前記インキローラーブラケットを着脱可能とするインキローラー着脱機構と、を具備し、
    前記インキローラー着脱機構は、前記インキローラー取付け部の先端に位置し、前記インキローラー取付け部の先端幅方向の両側面の少なくとも一方に設けられた弾性状の板バネと、この板バネに設けられ前記板バネを内方向へ押圧するときに操作される押圧部と、前記板バネの他端に設けられるとともに外方向へ向かって突出したロック部と、を有することを特徴とする携帯式ラベル印字貼付機。
  3. 前記インキローラーは、少なくとも表面の一部が露出するように前記インキローラーブラケットの内部に支持軸を介して軸支されていること、を特徴とする請求項2記載の携帯式ラベル印字貼付機。
  4. 前記インキローラーブラケットは、前記ロック部が係合する孔が前記インキローラーの幅方向の両側面に形成されていることを特徴とする請求項3記載の携帯式ラベル印字貼付機。
  5. ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機であって、
    所定量のインキが充填されたインキローラーと、
    このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出するとともに回転可能に支持するインキローラーブラケットと、
    先端に前記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、前記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、
    前記インキローラー取付け部から前記インキローラーブラケットを着脱可能とするインキローラー着脱機構と、を具備し、
    前記インキローラー着脱機構は、前記インキローラーブラケットの前記インキローラー取付け部に近い側の先端に位置し、前記インキローラーブラケットの先端幅方向の両側面の少なくとも一方に設けられた弾性状の板バネと、この板バネに設けられ前記板バネを内方向へ押圧するときに操作される押圧部と、前記板バネの他端に設けられるとともに外方向へ向かって突出したロック部と、を有することを特徴とする携帯式ラベル印字貼付機。
  6. 前記インキローラーは、少なくとも表面の一部が露出するように前記インキローラーブラケットの内部に支持軸を介して軸支されていること、を特徴とする請求項5記載の携帯式ラベル印字貼付機。
  7. 前記インキローラーブラケットは、前記ロック部が係合する孔が前記インキローラーの幅方向の両側面に形成されていることを特徴とする請求項6記載の携帯式ラベル印字貼付機。
  8. ラベル連続体のラベルに印字器を用いて印字し、このラベルを物品に貼付するための携帯式ラベル印字貼付機に用いられるインキローラーの交換方法であって、
    所定量のインキが充填されたインキローラーと、
    このインキローラーの表面の少なくとも一部が外部に露出し、かつ回転可能に支持し、前記インキローラーの幅方向両側面に孔が形成されたインキローラーブラケットと、
    先端に前記インキローラーブラケットを着脱可能に取り付けるとともに、前記印字器の印字動作に応じて搖動可能なインキローラー取付け部と、を有し、前記インキローラー取付け部の先端幅方向の両側面の少なくとも一方に設けられる弾性状の板バネと、この板バネの一端に設けられ前記板バネを内方向へ押圧するときに操作される押圧部と、前記板バネの他端に設けられるとともに外方向へ向かって突出したロック部と、を有し、前記ロック部を前記孔へ係合又は解除すこと、を特徴とするインキローラー交換方法。
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