JP2013150987A - 薬液吐出装置および薬液吐出方法 - Google Patents

薬液吐出装置および薬液吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】薬液の吐出形態を、液状またはムース状に容易かつ自在に変更することのできる、薬液吐出装置および薬液吐出方法を提供すること。
【解決手段】
薬液吐出装置1は、薬液2を収容する容器3と、一端が容器3に挿入され、薬液2を吐出するパイプ11と、パイプ11の他端に対して薬液2の吐出方向上流側に配置され、パイプ11の他端から吐出された薬液2が施工箇所から漏れることを防止するリング部材12とを備え、リング部材12が、パイプ11の途中に挿入されており、パイプ11と別体で形成されており、リング部材12は、その内周側面が、パイプ11の外周側面と接触し、その外周側面が、径方向外側に突出する断面略円形状に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、薬液吐出装置および薬液吐出方法、詳しくは、薬液を液状またはムース状で吐出するための薬液吐出装置および薬液吐出方法に関する。
近年、薬液を泡状で散布するための散布装置が知られている。
例えば、タンク、ポンプおよびコンプレッサが設けられた小形発泡散布装置を用いて、ポンプによってタンク内の薬液を吸引して吐出管に圧送し、次いで、この薬液と、コンプレッサから送気管によって送られた空気とを混合して発泡させて、この泡をノズルから噴出させることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、薬液を、液状で吐出するための吐出装置が知られている。
特開2000−117161号公報
しかるに、薬液は、施工対象に応じて、適宜の施工形態に変更することが望まれている。
そのため、同じ施工現場において、複数の施工対象に対応して、薬液を異なる施工形態で施工したい場合、すなわち、泡状で施工し、さらに、液状で施工したい場合があるところ、上記した特許文献1で提案される小形発泡散布装置において、吐出形態を泡状から液状に変更することは、困難である。
本発明の目的は、薬液の吐出形態を、液状またはムース状に容易かつ自在に変更することのできる、薬液吐出装置および薬液吐出方法を提供することである。
本発明者らは、上記目的を達成するために、薬液の吐出形態を、液状またはムース状に変更することのできる薬液吐出装置および薬液吐出方法について鋭意検討したところ、液用パイプとムース用パイプとにより、吐出形態を、液状またはムース状に容易かつ自在に変更することができる知見を見出し、さらに研究を進めた結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1) 薬液を密閉可能に収容し、気体供給装置と連通する容器と、
一端が前記容器に挿入されるパイプとを備え、
前記パイプは、
前記気体供給装置からの気体の供給により、その他端から、薬液を液状で吐出する液用パイプとなる場合と、
前記気体供給装置からの気体の供給により、その他端から、薬液をムース状で吐出するムース用パイプとなる場合と
が選択可能に設けられていることを特徴とする、薬液吐出装置、
(2) 前記パイプは、一端が薬液に漬からない空中位置に配置される第1パイプと、一端が薬液に漬かる浸漬位置に配置される第2パイプとを備え、
前記第1パイプの他端および前記第2パイプの他端が、それぞれ、気体供給装置との接続または外部との連通に切替可能に設けられており、
前記第1パイプの他端が気体供給装置との接続に切り替えられ、前記第2パイプの他端が外部との連通に切り替えられることによって、前記第2パイプが前記液用パイプとされて、前記第2パイプの他端から、薬液を液状で吐出し、
前記第1パイプの他端が外部との連通に切り替えられ、前記第2パイプの他端が気体供給装置との接続に切り替えられることによって、前記第1パイプが前記ムース用パイプとされて、前記第1パイプの他端から、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(1)に記載の薬液吐出装置、
(3) 前記パイプは、他端が前記気体供給装置と接続される第1パイプと、他端が外部と連通される第2パイプとを備え、
前記第1パイプの一端および前記第2パイプの一端が、それぞれ、薬液に漬かる浸漬位置または薬液に漬からない空中位置に選択可能に設けられており、
前記第1パイプの一端が前記空中位置に配置され、前記第2パイプの一端が前記浸漬位置に配置されることによって、前記第2パイプが前記液用パイプとされて、前記第2パイプの他端から、薬液を液状で吐出し、
前記第1パイプの一端が前記浸漬位置に配置され、前記第2パイプの一端が前記空中位置に配置されることによって、前記第2パイプが前記ムース用パイプとされて、前記第2パイプの他端から、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(1)に記載の薬液吐出装置、
(4) 前記第1パイプおよび前記第2パイプには、
前記第1パイプの他端および第2パイプの他端が、前記気体供給装置との接続と、前記外部との連通とに切替可能に接続される第3バルブが設けられ、
前記第3バルブの切替により、前記第1パイプの他端が前記気体供給装置と接続され、前記第2パイプの他端が外部と連通されることによって、前記第2パイプが前記液用パイプとされて、前記第2パイプから、薬液を液状で吐出し、
前記第3バルブの切替により、前記第1パイプの他端が外部と連通され、前記第2パイプの他端が前記気体供給装置と接続されることによって、前記第1パイプが前記ムース用パイプとされて、前記第1パイプから、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(2)に記載の薬液吐出装置、
(5) 前記第1パイプは、
一端が前記浸漬位置に配置される第1浸漬パイプと、
一端が前記空中位置に配置される第1空中パイプとを備え、
前記第1パイプには、前記第1浸漬パイプおよび前記第1空中パイプのうちいずれか一方と、前記気体供給装置との接続が切替可能に配置される第1バルブが設けられ、
前記第2パイプは、
一端が前記浸漬位置に配置される第2浸漬パイプと、
一端が前記空中位置に配置される第2空中パイプとを備え、
前記第2パイプには、前記第2浸漬パイプおよび前記第2空中パイプのうちいずれか一方と、外部との連通が切替可能に配置される第2バルブが設けられており、
前記第1バルブの切替により、前記第1空中パイプと前記気体供給装置とが接続され、前記第2バルブの切替により、前記第2浸漬パイプと外部とが連通されることによって、前記第2パイプが前記液用パイプとされて、前記第2パイプから、薬液を液状で吐出し、
前記第1バルブの切替により、前記第1浸漬パイプと前記気体供給装置とが接続され、前記第2バルブの切替により、前記第2空中パイプと外部とが連通されることによって、前記第2パイプが前記ムース用パイプとされて、前記第2パイプから、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(3)に記載の薬液吐出装置、
(6) 前記パイプの途中には、
前記パイプの途中において、気体を前記パイプ内に取り込むことなく、薬液を前記パイプ内に通過させることのできる液送り位置と
前記パイプの途中において、気体を前記パイプ内に取り込みながら、薬液を前記パイプ内に通過させることのできるムース送り位置と
を切り替える第4バルブが設けられており、
前記第4バルブの前記液送り位置への切替により、前記パイプが前記液用パイプとされて、前記パイプから、薬液を液状で吐出し、
前記第4バルブの前記ムース送り位置への切替により、前記パイプが前記ムース用パイプとされて、前記パイプから、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(1)に記載の薬液吐出装置、
(7) さらに、前記液用パイプの他端または前記ムース用パイプの他端に対して薬液の吐出方向上流側に配置され、前記液用パイプの他端または前記ムース用パイプの他端から吐出された薬液が施工箇所から漏れることを防止する漏れ防止部材
を備えていることを特徴とする、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の薬液吐出装置、
(8) 薬液を収容する容器と、
一端が前記容器に挿入され、前記薬液を吐出するパイプと、
前記パイプの他端に対して薬液の吐出方向上流側に配置され、前記パイプの他端から吐出された薬液が施工箇所から漏れることを防止する漏れ防止部材と
を備えていることを特徴とする、薬液吐出装置、
(9) 薬液を密閉可能に収容し、気体供給装置と連通する容器と、
一端が前記容器に挿入されるパイプとを備え、
前記パイプは、
前記気体供給装置からの気体の供給により、他端から薬液を液状で吐出する液用パイプである場合と、
前記気体供給装置からの気体の供給により、薬液をムース状で吐出するムース用パイプである場合と
が選択可能に設けられている薬液吐出装置を用いて、
前記液用パイプの他端から、薬液を液状で吐出するか、あるいは、
前記ムース用パイプの他端から、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、薬液吐出方法、
(10) 前記パイプは、一端が薬液に漬からない空中位置に配置される第1パイプと、一端が薬液に漬かる浸漬位置に配置される第2パイプとを備え、
前記第1パイプの他端および前記第2パイプの他端が、それぞれ、気体供給装置との接続または外部との連通に切替可能に設けられており、
前記第1パイプの他端を気体供給装置との接続に切り替え、前記第2パイプの他端を外部との連通に切り替えることによって、前記第2パイプを前記液用パイプとして、前記第2パイプの他端から、薬液を液状で吐出し、
前記第1パイプの他端を外部との連通に切り替え、前記第2パイプの他端を気体供給装置との接続に切り替えることによって、前記第1パイプを前記ムース用パイプとして、前記第1パイプの他端から、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(9)に記載の薬液吐出方法、
(11) 前記パイプは、他端が前記気体供給装置と接続される第1パイプと、他端が外部と連通される第2パイプとを備え、
前記第1パイプの一端および前記第2パイプの一端が、それぞれ、薬液に漬かる浸漬位置または薬液に漬からない空中位置に選択可能に設けられており、
前記第1パイプの一端を前記空中位置に配置し、前記第2パイプの一端を前記浸漬位置に配置することによって、前記第2パイプを前記液用パイプとして、前記第2パイプの他端から、薬液を液状で吐出し、
前記第1パイプの一端を前記浸漬位置に配置し、前記第2パイプの一端を前記空中位置に配置することによって、前記第2パイプを前記ムース用パイプとして、前記第2パイプの他端から、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(9)に記載の薬液吐出方法、
(12) 前記気体供給装置を、前記第1パイプの他端と前記第2パイプの他端との間で取り替えるとともに、
外部を、前記第1パイプの他端と前記第2パイプの他端との間で切り替えることにより、
薬液における液状の吐出とムース状の吐出とを切り替えることを特徴とする、前記(10)に記載の薬液吐出方法、
(13) 前記第1パイプの一端を、前記浸漬位置と前記空中位置との間でスライドさせるとともに、前記第2パイプの一端を、前記浸漬位置と前記空中位置との間でスライドさせることにより、
薬液における液状の吐出とムース状の吐出とを切り替えることを特徴とする、前記(11)に記載の薬液吐出方法、
(14) 前記パイプの途中には、
前記パイプの途中において、気体を前記パイプ内に取り込むことなく、薬液を前記パイプ内に通過させることのできる液送り位置と
前記パイプの途中において、気体を前記パイプ内に取り込みながら、薬液を前記パイプ内に通過させることのできるムース送り位置と
を切り替える第4バルブが設けられており、
前記第4バルブの前記液送り位置への切替により、前記パイプを前記液用パイプとして、前記パイプから、薬液を液状で吐出し、
前記第4バルブの前記ムース送り位置への切替により、前記パイプを前記ムース用パイプとして、前記パイプから、薬液をムース状で吐出することを特徴とする、前記(9)に記載の薬液吐出方法
を提供するものである。
本発明の薬液吐出装置および薬剤吐出方法によれば、薬液を、液用パイプの一端を介して液用パイプの他端から、液状で吐出させることができる。一方、薬液を、ムース用パイプの一端を介してムース用パイプの他端から、ムース状で吐出させることができる。
そのため、液用パイプとムース用パイプとの間で選択的に切り替えることにより、薬液における液状の吐出とムース状の吐出とを、自在に切り替えることができる。
その結果、簡易な構成により、薬液における液状の吐出とムース状の吐出とを、簡単かつ自在に切り替えることができる。
本発明の薬液吐出方法を一実施形態に用いられる、本発明の薬液吐出装置の一実施形態(圧空器およびノズルを取り替える態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示す。 図1に示す薬液吐出装置の第2パイプの後端に設けられるノズルの使用状態の断面図を示す。 図3は、本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第1パイプおよび第2パイプをスライドさせる態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示す。 本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第1バルブおよび第2バルブが設けられる態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示す。 本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第3バルブが設けられる態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示す。 本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第4バルブが設けられる態様)の正断面図であり、パイプが2本のパイプから形成される態様を示す。 本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第4バルブが設けられる態様)の正断面図であり、パイプが1本のパイプから形成される態様を示す。
図1は、本発明の薬液吐出方法の一実施形態に用いられる、本発明の薬液吐出装置の一実施形態(圧空器およびノズルを取り替える態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示し、図2は、図1に示す薬液吐出装置の第2パイプの後端に設けられるノズルの使用状態の断面図を示す。
以下、本発明の薬液吐出方法の一実施形態、および、これに用いられる本発明の薬液吐出装置の一実施形態について、図1および図2を参照して、説明する。
図1において、この薬液吐出装置1は、容器3と、一端としての先端が容器3に挿入されるパイプとしての第1パイプ4および第2パイプ5とを備えている。
容器3は、薬液2を収容する容器本体8と、蓋9とを備えている。
容器本体8は、例えば、上端が開放される有底略丸筒形状に形成されている。また、容器本体8の上部には、容器本体8の口部から下方に向かって拡径する、つまり、内径が大きくなる肩部10が形成されている。肩部10には、容器本体8の厚み方向(あるいは上下方向)を貫通する貫通孔が、第1パイプ4および第2パイプ5に対応して形成されている。
容器3は、容器本体8の口部が、蓋9により被覆されることにより、薬液2を密閉可能に収容している。
第1パイプ4および第2パイプ5は、例えば、樹脂材料や金属材料などから形成されている。
樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ナイロンなどの可撓性の樹脂材料が挙げられる。
金属材料としては、例えば、鉄、ステンレスなどの耐腐食性の金属材料が挙げられる。
第1パイプ4は、その先端が容器3内に挿入されている。具体的には、第1パイプ4の先端は、図1に示すように、後述する液状薬液吐出工程およびムース状薬液吐出工程にわたって、薬液2の液面より上側の位置、すなわち、薬液2に漬からない空中位置に配置されている。
また、第1パイプ4の他端としての後端は、気体供給装置としての圧空器6との接続(図1(a)参照)および外部との連通(図1(b)参照)に切替可能に設けられている。つまり、第1パイプ4の他端としての後端は、圧空器6と接続にされるか、あるいは、ノズル7が接続されて外部と連通されている。
また、第1パイプ4の長手方向途中は、肩部10の貫通孔に、第1パイプ4の長手方向に摺動自在に挿入されながら、固定されている。
第1パイプ4の内径は、例えば、0.5〜10mm、好ましくは、1〜8mmである。
第2パイプ5は、その先端が容器3内に挿入されている。具体的には、第2パイプ5の先端は、図1に示すように、容器3内において、液状薬液吐出工程およびムース状薬液吐出工程にわたって、薬液2の液面より下側の位置、すなわち、薬液2に漬かる浸漬位置に配置されている。
また、第2パイプ5の他端としての後端は、外部との連通(図1(a)参照)および圧空器6との接続(図1(b)参照)に切替可能に設けられている。つまり、第2パイプ5の後端は、ノズル7が接続されることにより外部と連通されるか、あるいは、圧空器6に接続にされている。
また、第2パイプ5の長手方向途中が、肩部10の貫通孔に、第2パイプ5の長手方向に摺動自在に挿入されながら、固定されている。
第2パイプ5の内径は、上記した第1パイプ4の内径と同様である。
圧空器6は、空気や窒素ガス、炭酸ガスなどの気体を、圧力で噴射する装置であって、例えば、ポンプディスペンサ、ガス缶(例えば、空気を噴射するエア缶など)、手動のエアポンプ(例えば、空気入れ)、自動のエアポンプ(例えば、活魚用ポンプ、空気のサンプリングポンプ)、コンプレッサなどが挙げられる。
そして、圧空器6の噴射口は、第1パイプ4の後端または第2パイプ5の後端と接続されて、第1パイプ4の後端と第2パイプ5の後端との間で切替可能に構成されている。これにより、圧空器6は、容器3と連通することによって、圧空器6の噴射口から第1パイプ4または第2パイプ5を介して容器3内に気体を噴射している。
ノズル7は、図2に示すように、長手方向に延びる略直管形状に形成されており、ノズル7の後端部が、第1パイプ4の後端部または第2パイプ5の後端部(図2では、第2パイプの後端部)と接続され、第1パイプ4の後端と第2パイプ5の後端との間で取替可能に構成されている。ノズル7は、第1パイプ4または第2パイプ5から吐出される薬液2を、ノズル7の後端を介してノズル7の先端部から噴射している。
ノズル7の外径DNは、例えば、10mm以下、好ましくは、5mm以下、さらに好ましくは、0.5〜3mmである。
また、ノズル7には、ノズル7の先端部(図2において下端部)に対して、薬液の吐出方向上流側、つまり、後側(図2において上側)、具体的には、ノズル7の先後方向途中に、漏れ防止部材としてのリング部材12が設けられている。
リング部材12は、例えば、弾性材料などから形成されている。弾性材料としては、例えば、ゴムが挙げられ、具体的には、例えば、シリコーンゴム、イソプレンゴム、ニトリルゴム、ポリウレタンゴムなどが挙げられる。
リング部材12は、ノズル7の先後方向途中に挿入され、リング部材12の内周側面がノズル7の外周側面と圧着するように接触している。また、リング部材12の外周側面は、厚み方向中央(図2において上下方向中央)が径方向外側に突出する断面略円形状に形成されている。
リング部材12の寸法は、ノズル7の外径DNおよび適用される施工箇所に応じて適宜選択され、外径(厚み方向中央における外径)DLが、例えば、ノズル7の先後方向途中の外径DN100%とした場合に、例えば、150〜600%、好ましくは、150〜400%であり、具体的には、例えば、2〜30mm、好ましくは、2〜20mmである。また、リング部材12の厚み(厚み方向長さ)は、例えば、1〜30mm、好ましくは、5〜20mmである。
また、ノズル7の先端部の先端縁から、リング部材12の先端縁までの間の間隔Iは、適用される施工箇所に応じて適宜選択され、例えば、5〜500mm、好ましくは、10〜200mmである。
そして、このリング部材12は、後述するように、ノズル7の先端部から吐出された薬液2が施工箇所から漏れることを防止している。
次に、本発明の薬液吐出方法の一実施形態について、説明する。
この方法では、まず、図1に示すように、上記した薬液吐出装置1を用意する。
すなわち、第1パイプ4の先端および第2パイプ5の先端を、容器本体8の肩部10の貫通孔から容器3内にそれぞれ挿入して、第1パイプ4の長手方向途中および第2パイプ5の長手方向途中を肩部10の貫通孔に固定させる。
また、第1パイプ4の後端を、圧空器6の噴射口と接続する。さらに、第2パイプの後端をノズル7の後端と接続するとともに、ノズル7の先後方向途中にリング部材12を挿入する。
次いで、薬液2を、薬液吐出装置1に充填する。
薬液2は、例えば、有効成分を含有する液状の薬剤である。
有効成分としては、薬液2の施工対象に応じて適宜選択され、例えば、防蟻、防虫、防腐、防カビ、防藻のうち、少なくともいずれかの効力を有し、具体的には、例えば、ネオニコチノイド系化合物、ピレスロイド系化合物、有機塩素系化合物、有機リン系化合物、カルバメート系化合物、ピロール系化合物、フェニルピラゾール系化合物、オキサジアジン系化合物、セミカルバゾン系化合物、キチン合成阻害剤、幼若ホルモン様化合物、ホウ素化合物、植物またはその処理物あるいはその誘導体などの防蟻防虫剤の有効成分、例えば、トリアゾール系化合物、有機ヨード系化合物、スルファミド系化合物、ビス4級アンモニウム塩系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、フタロニトリル系化合物、ジチオール系化合物、チオフェン系化合物、チオカルバメート系化合物、ニトリル系化合物、フタルイミド系化合物、ハロアルキルチオ系化合物、ピリジン系化合物、ピリチオン系化合物、ベンゾチアゾール系化合物、トリアジン系化合物、グアニジン系化合物、尿素系化合物、イミダゾール系化合物、イソチアゾリン系化合物、ニトロアルコール系化合物、フェニルウレア系化合物などの防腐防カビ防藻剤の有効成分が挙げられる。これらのうち、好ましくは、防蟻防虫剤の有効成分が挙げられる。
薬液2における有効成分の配合割合は、例えば、0.00001〜50重量%、好ましくは、0.001〜10重量%である。
また、薬液2には、上記した有効成分の他に、増粘剤、分散剤、揺変剤、保湿剤、可塑剤、老化防止剤などの公知の添加剤が、適宜の割合で添加されていてもよい。
薬液2の製剤形態としては、例えば、フロアブル剤、マイクロカプセル剤、担体担持剤、などの懸濁剤、例えば、油剤、乳剤などの液剤などが挙げられる。
薬液2を薬液吐出装置1に充填するには、まず、薬液2を容器本体8に投入し、次いで、蓋9で容器本体8の口部を被覆する。
次いで、この方法では、図1(a)に示すように、圧空器6、ノズル7、第1パイプ4および第2パイプ5を、後述する薬液2の液状での吐出位置(液状薬液吐出位置)にセットする。
圧空器6、ノズル7、第1パイプ4および第2パイプ5を液状薬液吐出位置にセットするには、圧空器6を第1パイプ4の後端に接続し、ノズル7を第2パイプ5の後端に接続した状態で、第1パイプ4および第2パイプ5をスライドさせる。つまり、第1パイプ4の先端を容器3における上方にスライドさせて、第1パイプ4の先端を空中位置に配置させ、また、第2パイプ5の先端を容器3における下方にスライドさせて、第2パイプ5の先端を浸漬位置に配置させる。
なお、第1パイプ4の先端が空中位置にすでに配置されている場合には、第1パイプ4の先端をスライドさせず、また、第2パイプ5の先端が浸漬位置にすでに配置されている場合には、第2パイプ5の先端をスライドさせない。
これにより、第2パイプ5が、薬液2を液状で吐出する液用パイプとなる。
次に、ノズル7を施工箇所にセットする。
施工箇所は、害虫駆除(防蟻防虫)が必要な場所であれば特に限定されず、例えば、図2に示すように、建物における基礎構造部や地下構造部において、シロアリによる食害(穿孔)を生じる被害部分(隙間)24や蟻道(隙間)24が挙げられる。
建物の基礎構造部としては、例えば、基礎、基礎ばり、地中ばり、布石、土台、柱、床束、大引、根がらみ、根太、基礎断熱材などが挙げられる。
建物の地下構造部としては、例えば、建物の地下室部分を構成する柱、床部、外壁、外壁断熱材、内壁、内壁断熱材、間仕切壁、天井、はり(桁)などが挙げられる。
ノズル7を隙間24にセットするには、例えば、ノズル7の先端を隙間24に挿入する。具体的には、ノズル7の先端を、リング部材12が隙間24の入口部25と接触するまで、隙間24の内部に挿入する。これにより、リング部材12の先端面と入口部25の周縁とが当接されて、隙間24の内壁面とノズル7の先側における外周側面との間の隙間24を、リング部材12により封止することができる。
次いで、ノズル7から薬液2を液状で吐出する(液状薬液吐出工程)。
すなわち、ノズル7から薬液2を液状で吐出するには、図1(a)に示すように、圧空器6から第1パイプ4の後端を介して噴射される気体が、第1パイプ4の先端から容器3内に導入される。そうすると、容器3内の気圧(内圧)が上昇して、薬液2が押圧されるため、薬液2を、第2パイプ5の先端を介してノズル7の先端から、液状で吐出させる(図2の破線)。
その後、ノズル7を上記と別の施工箇所にセットする。
別の施工箇所は、例えば、図2に示すように、建物における上部構造部の被害部分(隙間)24や蟻道(隙間)24が挙げられる。
建物の上部構造部としては、例えば、柱、床部、壁部、断熱材、天井、はり(桁)、窓枠、庇、軒、屋根板、棟ばり、壁塀などが挙げられる。
次いで、この方法では、図1(b)に示すように、圧空器6、ノズル7、第1パイプ4および第2パイプ5を、後述する薬液2のムース状での吐出位置(ムース状薬液吐出位置)にセットする。
圧空器6、ノズル7、第1パイプ4および第2パイプ5を、ムース状薬液吐出位置にセットするには、第1パイプ4を空中位置に配置し、第2パイプ5を浸漬位置に配置した状態で、圧空器6を、第1パイプ4の後端から第2パイプ5の後端に取り替えるとともに、ノズル7を、第2パイプの5の後端から第1パイプ4の後端に切り替える。つまり、第1パイプ4および第2パイプ5をスライドさせることなく、圧空器6を、第1パイプ4の後端から第2パイプ5の後端に移動させるとともに、ノズル7を、第2パイプ5の後端から第1パイプ4の後端に移動させる。
これにより、第1パイプ4が、薬液2をムース状で吐出するムース用パイプとなる。
次いで、ノズル7から薬液2をムース状で吐出する(ムース状薬液吐出工程)。
すなわち、ノズル7から薬液2をムース状で吐出するには、図1(b)に示すように、
圧空器6から第2パイプ5の後端を介して噴射される気体が、薬液2中で泡13を生じる。そうすると、薬液2の液面の上側にムース状の薬液(泡13)を生じるため、薬液2(泡13)を、第1パイプ4の先端を介してノズル7の先端から、ムース状で吐出させる(図2の実線)。
一般に、例えば、建物の上部構造部への薬液2の施工では、薬液2をそのまま液状で施工すると、かかる薬液2が液だれし易いことから、建物の居住空間およびその居住者へ影響する場合がある。しかし、薬液2がムース状で吐出されるため、かかる液だれを低減できるので、建物の居住空間およびその居住者への影響を低減させることができる。
そして、この薬液吐出装置1および薬剤吐出方法では、圧空器6、ノズル7、第1パイプ4および第2パイプ5を液状薬液吐出位置にセットして、薬液2を液状で吐出し、または、圧空器6、ノズル7、第1パイプ4および第2パイプ5をムース状薬液吐出位置にセットして、薬液2をムース状で吐出する。
そのため、圧空器6を、第1パイプ4の後端と第2パイプ5の後端との間で取り替えるとともに、ノズル7を、第1パイプ4の後端と第2パイプ5の後端との間で取り替える。
その結果、圧空器6およびノズル7のそれぞれを取り替える簡易な構成により、薬液2における液状の吐出またはムース状の吐出を簡単かつ自在に切り替えることができる。
さらに、液状薬液吐出工程またはムース状薬液吐出工程においては、リング部材12により、液状の薬液2またはムース状の薬液2(泡13)が、隙間24から漏れることを防止することができるので、効率のよい吐出を実現することができる。
なお、上記した図2における説明では、ムース状薬液吐出工程において、ムース状の薬液2を、建物の基礎構造部や地下構造部の隙間24に吐出したが、例えば、図示しないが、すでに施工された固形製剤や粒剤の表面に散布することもできる。このようにすれば、固形製剤や粒剤が広い面積で施工されていても、薬液2がムース状で嵩高いため、固形製剤や粒剤に確実に散布することができる。
また、上記した図1における説明では、容器本体8の肩部10に貫通孔を設け、その貫通孔に第1パイプ4および第2パイプ5を設けたが、例えば、図示しないが、蓋9に貫通孔を設けることもできる。
また、上記した図1および図2における説明では、ノズル7を、所定長さの長手方向長さで形成したが、例えば、図示しないが、ノズル7を長手方向に伸縮自在に形成することもできる。
また、上記した説明では、ノズル7を略直管形状に形成したが、例えば、図示しないが、先細形状、すなわち、略円錐台形状(具体的には、先端に向かって縮径されるテーパ形状)に形成することができる。
また、上記した説明では、リング部材12を、ノズル7に設けたが、例えば、図示しないが、第1パイプ4または第2パイプ5(具体的には、第1パイプ4の後端側部分または第2パイプ5の後端側部分)に設けることもできる。
また、上記した説明では、ムース状薬液吐出工程において、薬液2を、建物の上部構造部の隙間24に施工したが、例えば、図示しないが、建物の基礎構造部あるいは地下構造部、とりわけ、基礎断熱材や外壁断熱材の隙間24に吐出することができる。このような断熱材は、通常、発泡体やガラスウールなどから形成されているため、液状の薬液2が吐出される場合には、薬液2が発泡体の気泡やガラスウールの繊維によって、吐出された箇所において過度に吸収されて、偏って散布される。
しかし、この薬液吐出方法では、ムース状薬液吐出工程において、ムース状の薬液2を吐出する場合には、薬液2は、破泡する前に断熱材の表面全面に行き渡る。そのため、薬液2を断熱材に均一に施工(散布)することができる。
図3は、本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第1パイプおよび第2パイプをスライドさせる態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示し、図4は、本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第1バルブおよび第2バルブが設けられる態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示し、図5は、本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第3バルブが設けられる態様)の正断面図であり、(a)は、薬液を液状で吐出する態様、(b)は、薬液をムース状で吐出する態様を示し、図6および図7は、本発明の薬液吐出装置の他の実施形態(第4バルブが設けられる態様)の正断面図であり、図6は、パイプが2本のパイプから形成される態様、図7は、パイプが1本のパイプから形成される態様を示す。
次に、本発明の薬液吐出装置の他の実施形態について、図3〜図7を参照して、説明する。なお、上記した各部に対応する部材については、以降の図面において同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上記した説明では、圧空器6およびノズル7における第1パイプ4および第2パイプ5の接続の切り替えにより、液状薬液吐出工程からムース状薬液吐出工程へと移行させたが、例えば、図3に示すように、第1パイプ4の先端および第2パイプ5の先端をスライドさせることもできる。
図3において、第1パイプ4の後端は、液状薬液吐出工程およびムース状薬液吐出工程にわたって、圧空器6の噴射口に接続されている。また、第1パイプ4の先端は、容器3内において、浸漬位置または空中位置に選択可能となるように、上下方向に移動自在に配置されている。
また、第2パイプ5の後端は、液状薬液吐出工程およびムース状薬液吐出工程にわたって、ノズル7に接続され、外部と連通されている。また、第2パイプ5の先端は、容器3内において、浸漬位置または空中位置に選択可能となるように、上下方向に移動自在に配置されている。
次に、本発明の薬液吐出方法の他の実施形態について図3を参照して説明する。
この方法では、まず、薬液吐出装置1を用意し、その後、図3(a)に示すように、第1パイプ4および第2パイプ5を、液状薬液吐出位置にセットする。
第1パイプ4および第2パイプ5を液状薬液吐出位置にセットするには、第1パイプ4および第2パイプ5をスライドさせる。つまり、圧空器6およびノズル7を取り替えることなく、第1パイプ4の先端を上方にスライドさせることにより、第1パイプ4の先端を空中位置に配置させ、また、第2パイプ5の先端を下方にスライドさせることにより、第2パイプ5の先端を浸漬位置に配置される。
これにより、第2パイプ5が液用パイプとなる。
その後、ノズル7から薬液2を液状で吐出した(液状薬液吐出工程)後、ノズル7を上記と別の施工箇所にセットし、次いで、図3(b)に示すように、第1パイプ4および第2パイプ5を、ムース状薬液吐出位置にセットする。
第1パイプ4および第2パイプ5をムース状薬液吐出位置にセットするには、第1パイプ4および第2パイプ5をスライドさせる。つまり、圧空器6およびノズル7を取り替えることなく、第1パイプ4(先端が空中位置に配置された第1パイプ4)の先端を下方にスライドさせて、第1パイプ4の先端を空中位置から浸漬位置に配置させ、また、第2パイプ5(先端が浸漬位置に配置された第2パイプ5)の先端を上方にスライドさせて、第2パイプ5の先端を浸漬位置から空中位置に配置させる。
これにより、第1パイプ4がムース用パイプとなる。
次いで、ノズル7から薬液2をムース状で吐出する(ムース状薬液吐出工程)。
そして、この方法では、第1パイプ4の先端および第2パイプ5の先端を空中位置と浸漬位置との間でスライドさせて配置させることにより、薬液2における液状の吐出またはムース状の吐出を自在に切り替えることができる。
また、上記した説明では、第1パイプ4の先端および第2パイプ5の先端を、浸漬位置および空中位置の間でそれぞれスライドさせて、液状薬液吐出位置またはムース状薬液吐出位置にセットし、次いで、液状薬液吐出工程またはムース状薬液吐出工程へ移行したが、例えば、第1パイプ4および第2パイプ5をスライドさせることなく、図4に示すように、バルブ(第1バルブおよび第2バルブ)を用いることができる。
図4において、第1パイプ4は、一端としての先端が浸漬位置に配置される第1浸漬パイプ15と、一端としての先端が空中位置に配置される第1空中パイプ16とを備えている。
また、第1パイプ4には、第1浸漬パイプ15の後端および第1空中パイプ16の後端に第1バルブ19が接続されており、この第1バルブ19と圧空器6とは、上流側補助パイプ22を介して接続されている。
そして、第1バルブ19は、第1浸漬パイプ15および第1空中パイプ16のうちいずれか一方と、圧空器6との接続が切替可能に配置されている。
具体的には、第1バルブ19は、図4において詳細な配管構造を図示しないが、例えば、直管部分と、その直管部分の長手方向中央に接続される分岐管とを備える略T字状の3方コックである。
すなわち、第1バルブ19は、液状薬液吐出工程では、第1空中パイプ16と上流側補助パイプ22との接続に切り替え、ムース状薬液吐出工程では、第1浸漬パイプ15と上流側補助パイプ22との接続に切り替えるように、構成されている。
つまり、第1バルブ19は、液状薬液吐出工程では、第1浸漬パイプ15と上流側補助パイプ22との間を閉鎖して、第1空中パイプ16と上流側補助パイプ22との間を開放し、ムース状薬液吐出工程では、第1空中パイプ16と上流側補助パイプ22との間を閉鎖して、第1浸漬パイプ15と上流側補助パイプ22との間を開放するように、構成されている。
第2パイプ5は、一端としての先端が浸漬位置に配置される第2浸漬パイプ17と、一端としての先端が空中位置に配置される第2空中パイプ18とを備えている。
また、第2パイプ5には、第2浸漬パイプ17の後端および第2空中パイプ18の後端の間に第2バルブ20が設けられ、第2バルブ20とノズル7との間に、下流側補助パイプ23が設けられている。
そして、第2バルブ20は、第2浸漬パイプ17および第2空中パイプ18のうちいずれか一方と、外部との連通が切替可能に配置されている。
具体的には、第2バルブ20は、例えば、図4において詳細な配管構造を図示しないが、例えば、上記した第1バルブ19と同様の接続構造の3方コックである。
すなわち、第2バルブ20は、液状薬液吐出工程では、第2浸漬パイプ17と下流側補助パイプ23との連通に切り替え、ムース状薬液吐出工程では、第2空中パイプ18と下流側補助パイプ23との連通に切り替えるように、構成されている。
つまり、第2バルブ20は、液状薬液吐出工程では、第2空中パイプ18と下流側補助パイプ23との間を閉鎖して、第2浸漬パイプ17と下流側補助パイプ23との間を開放し、ムース状薬液吐出工程では、第2浸漬パイプ17と下流側補助パイプ23との間を閉鎖して、第2空中パイプ18と下流側補助パイプ23との間を開放するように、構成されている。
次に、この薬液吐出装置1を用いる薬液吐出方法について説明する。
この方法では、まず、上記した薬液吐出装置1を用意し、次いで、薬液2を、薬液吐出装置1に充填し、その後、第1パイプ4および第2パイプ5を液状薬液吐出位置にセットする。
具体的には、第1バルブ19の切替により、第1空中パイプ16と圧空器6とを接続するとともに、第2バルブ20の切替により、第2浸漬パイプ17と外部とを連通させる。
その後、ノズル7から薬液2を液状で吐出する(液状薬液吐出工程)。
液状薬液吐出工程では、図4(a)に示すように、圧空器6から、上流側補助パイプ22、第1バルブ19および第1空中パイプ16を介して噴射される気体が、第1空中パイプ16の先端から容器3内に導入される。そうすると、容器3内の気圧(内圧)が上昇して、薬液2が押圧されるため、薬液2を、第2浸漬パイプ17、第2バルブ20および下流側補助パイプ23を介してノズル7の先端から、液状で吐出させる(図2の破線)。
次いで、第1パイプ4および第2パイプ5を、ムース状薬液吐出位置にセットした後、ノズル7を別の施工箇所にセットする。
具体的には、第1バルブ19の切替により、第1浸漬パイプ15と圧空器6とを接続するとともに、第2バルブ20の切替により、第2空中パイプ18と外部とを連通させる。
その後、ノズル7から薬液2をムース状で吐出する(ムース状薬液吐出工程)。
ムース状薬液吐出工程では、図4(b)に示すように、圧空器6から、上流側補助パイプ22、第1バルブ19および第1浸漬パイプ15を介して噴射される気体が、薬液2中で泡13を生じる。そうすると、薬液2の液面の上側にムース状の薬液(泡13)を生じるため、薬液2(泡13)を、第2空中パイプ18、第2バルブ20および下流側補助パイプ23を介してノズル7の先端から、ムース状で吐出させる。
そして、この薬液吐出装置1および薬剤吐出方法では、第1バルブ19および第2バルブ20の切替により、第1パイプ4および第2パイプ5を液状薬液吐出位置とムース状薬液吐出位置との間で簡易に変更できる。そのため、液状薬液吐出工程とムース状薬液吐出工程との間を簡易かつ円滑に移行することができる。
なお、上記した図4に示す薬液吐出装置1において、第1浸漬パイプ15の先端に、エアストーンを接続することもできる。
また、上記した図1の説明では、圧空器6およびノズル7の移動により、圧空器6およびノズル7における第1パイプ4および第2パイプ5の接続を切り替えたが、例えば、圧空器6およびノズル7を移動させることなく、図5に示すように、バルブ(第3バルブ)を用いることができる。
図5において、この薬液吐出装置1では、第1パイプ4の後端および第2パイプ5の後端には、第3バルブ21が設けられている。
第3バルブ21は、4つの口部(第1口部31、第2口部32、第3口部33および第4口部34)を有する4方コックである。
具体的には、図5(a)に示すように、第3バルブ21は、第1口部31および第2口部32間を連通でき、第3口部33および第4口部34間を連通でき、かつ、第1口部31と、第3口部33または第4口部34との間を閉鎖でき、第2口部32と、第3口部33または第4口部34との間を閉鎖できるように、構成されている。
同時に、第3バルブ21は、図5(b)に示すように、第1口部31および第3口部33間を連通でき、第2口部32および第4口部34間を連通でき、かつ、第1口部31と、第2口部32または第4口部34との間を閉鎖でき、第3口部33と、第2口部32または第4口部34との間を閉鎖できるように、構成されている。
また、第1口部31と圧空器6の噴射口との間に、上流側補助パイプ22が設けられ、また、第4口部34とノズル7の後端との間に、下流側補助パイプ23が設けられている。
次に、この薬液吐出装置1を用いる薬液吐出方法について説明する。
この方法では、まず、上記した薬液吐出装置1を用意し、次いで、薬液2を、薬液吐出装置1に充填し、その後、第1パイプ4および第2パイプ5を液状薬液吐出位置にセットする。
具体的には、図5(a)に示すように、第3バルブ21の切替により、第1口部31および第2口部32間を連通させて、第2口部32と第1パイプ4(先端が空中位置に配置される第1パイプ4)の後端とを接続して、これにより、第3バルブ21が、第1パイプ4と上流側補助パイプ22との間を開放して、第1パイプ4の後端と圧空器6とを接続する。
同時に、第3バルブ21の切替により、第3口部33および第4口部34間を連通させて、第3口部33と第2パイプ5(先端が空中位置に配置される第2パイプ5)の後端とを接続し、これにより、第2パイプ5と下流側補助パイプ23との間を開放して、第2パイプ5とノズル7とを接続する。
これにより、第2パイプ5が、液用パイプとなる。
その後、ノズル7から薬液2を液状で吐出する(液状薬液吐出工程)。
液状薬液吐出工程では、図5(a)に示すように、圧空器6から、上流側補助パイプ22、第3バルブ21(第1口部31および第2口部32)および第1パイプ4を介して噴射される気体が、第1パイプ4の先端から容器3内に導入される。そうすると、容器3内の気圧が上昇して、薬液2が押圧されるため、薬液2を、第2パイプ5の先端、第3バルブ21(第3口部33および第4口部34)および下流側補助パイプ23を介してノズル7の先端から、液状で吐出させる(図2の破線)。
次いで、第1パイプ4および第2パイプ5を、ムース状薬液吐出位置にセットした後、ノズル7を別の施工箇所にセットする。
具体的には、図5(b)に示すように、第3バルブ21の切替により、第2口部32および第4口部34間を連通させ、これにより、第1パイプ4と下流側補助パイプ23との間を開放して、第1パイプ4の後端とノズル7とを接続する。
同時に、第3バルブ21の切替により、第3口部33および第1口部31間を連通させ、これにより、第2パイプ5と上流側補助パイプ22との間を開放して、第2パイプ5の後端と圧空器6とを接続する。
これにより、第1パイプ4が、ムース用パイプとなる。
そして、この薬液吐出装置1および薬剤吐出方法では、液状薬液吐出位置では、第3バルブ21の切替によって、第2パイプ5がムース用パイプとなり、ノズル7の先端から、薬液2を液状で吐出させることができる。また、ムース状薬液吐出位置では、第3バルブ21の切替によって、第1パイプ4がムース用パイプとなり、ノズル7の先端から、薬液2をムース状で吐出させることができる。
そのため、第3バルブ21を切り替える簡易な構成でありながら、液状薬液吐出工程とムース状薬液吐出工程との間を簡易かつ円滑に移行することができる。
また、上記した説明では、パイプの先端の浸漬位置および空中位置の変更や、パイプの後端と圧空器および外部との切り替えにより、液用パイプとムース用パイプとを互いに変更させて、薬液における液状の吐出とムース状の吐出とを切り替えたが、例えば、図6および図7に示すように、パイプの途中に、液送り位置とムース送り位置とに切り替えるバルブ(第4バルブ)を設けることもできる。
図6において、パイプ11は、第5パイプ29と第6パイプ30とを備えている。
第5パイプ29および第6パイプ30は、ともに、先端が浸漬位置に配置されている。
また、第6パイプ30には、容器3内で、薬液2の液面より上側において、その途中に、厚み方向(肉厚方向)を貫通する貫通孔27が形成されている。貫通孔27は、第6パイプ30が延びる方向に沿って間隔を隔てて複数穿孔されている。貫通孔27の直径は、例えば、0.1〜2mm、好ましくは、0.5〜1mmであり、各貫通孔27間の間隔は、例えば、1〜20mm、好ましくは、1〜5mmである。
パイプ11には、第5パイプ29の後端および第6パイプ30の後端に、第4バルブ28が接続されており、この第4バルブ28は、下流側補助パイプ23およびノズル7を介して外部と連通している。また、第4バルブ28は、第5パイプ29の後端および第6パイプ30の後端と、外部との連通を切り替えるように構成されている。また、第4バルブ28は、容器3外に配置されている。
また、容器3の肩部10には、気体供給装置としてのポンプ14が、容器3内に連通するように、直接取り付けられている。
ポンプ14は、容器3外に露出する吸入口と、容器3内に臨む噴射口とを備えており、容器3外の空気を、吸入口から取り込み、これを加圧しながら、噴射口から容器3内に噴射するように構成されている。具体的には、ポンプ14としては、例えば、ポンプディスペンサ、コンプレッサなどが挙げられる。
そして、この薬液吐出装置1を用いる、本発明の薬液吐出方法の他の実施形態について説明する。
この方法では、まず、上記した薬液吐出装置1を用意し、その後、パイプ11を液状薬液吐出位置にセットする。つまり、第4バルブ28の切替により、外部と第5パイプ29とを連通させる。すなわち、第1パイプ11を、空気を第5パイプ29内に取り込むことなく、薬液2のみをパイプ11内に通過させることのできる液送り位置にセットする。
これにより、パイプ11が液用パイプとなって、ポンプ14からの空気の噴射により、薬液2をノズル7から液状として吐出する(図6の実線)。
すなわち、ポンプ14の噴射口から噴射される空気によって、容器3内の気圧が上昇して、薬液2が押圧される。そのため、かかる薬液2を、第5パイプ29および下流側補助パイプ23を介して、ノズル7の先端から、液状で吐出する。
次いで、パイプ11をムース状薬液吐出位置にセットする。つまり、第4バルブ28の切替により、外部と第6パイプ30とを連通させる。すなわち、パイプ11を、空気を第6パイプ30内へ、貫通孔27を介して取り込みながら、薬液2をパイプ11内に通過させることのできるムース送り位置にセットする。
これにより、パイプ11がムース用パイプとなって、ポンプ14からの空気の噴射により、薬液2をノズル7からムース状として吐出する(図6の破線)。
すなわち、ポンプ14の噴射口から噴射される空気によって、容器3内の気圧が上昇することにより、薬液2が押圧されるとともに、貫通孔27を介して、容器3内の空気の一部が、第6パイプ30に部分的に取り込まれる。
そして、貫通孔27から取り込まれる空気と、第6パイプ30の先端から搬送され、第6パイプ30内を通過する薬液2とが混合されることにより、第6パイプ30における貫通孔27の下流側および下流側補助パイプ23において、泡(ムース)13を生成し、この泡13をノズル7から吐出する。
そして、この薬液吐出装置1および薬剤吐出方法では、第4バルブ28の切替により、薬液2における液状の吐出とムース状の吐出とを切り替えることができる。そのため、第4バルブ28を切り替える簡易な構成により、薬液2における液状の吐出またはムース状の吐出を簡単かつ自在に切り替えることができる。
なお、上記した説明では、ポンプ14を、容器3の肩部10に設けたが、例えば、破線に示すように、蓋9を兼用させて、容器本体8の口部に配置して、その口部を被覆するように設けることもできる。
また、上記した説明では、パイプ11を、第5パイプ29および第6パイプ30から形成したが、例えば、図7に示すように、1本のパイプとして形成することもできる。
図7において、パイプ11は、1本のパイプとして形成され、そのパイプ11の途中には、容器3内において、貫通孔27が設けられている。
図7において、貫通孔27は、1つの孔として穿孔されている。また、パイプ11には、第4バルブ28が、貫通孔27を開閉自在とするように設けられている。なお、第4バルブ28は、パイプ11内の薬液2の流れを阻害しないように、設けられている。
そして、第4バルブ28を閉状態とすることにより、パイプ11を液状薬液吐出位置にセットする。
これにより、パイプ11が液用パイプとなって、圧空器6からの空気の噴射により、薬液2をノズル7から液状として吐出する(図7の実線)。
すなわち、ポンプ14の噴射口から噴射される空気によって、薬液2が押圧されるため、第4バルブ28により閉状態とされた貫通孔27から空気を取り込むことなく、薬液2を、パイプ11を介して、ノズル7の先端から液状で吐出する。
次いで、第4バルブ28を開状態とすることにより、パイプ11をムース状薬液吐出位置にセットする。
これにより、パイプ11がムース用パイプとなって、ポンプ14からの空気の噴射により、薬液2をノズル7からムース状として吐出する(図7の破線)。
すなわち、第4バルブ28により開状態とされた貫通孔27を介して、ポンプ14の噴射口から噴射される空気の一部が、パイプ11に部分的に取り込まれながら、ポンプ14から噴射される空気によって、薬液2が押圧される。
そして、貫通孔27から取り込まれる空気と、パイプ11の先端から搬送され、パイプ11内を通過する薬液2とが混合されることにより、パイプ11における貫通孔27の下流側において、泡13を生成し、この泡13をノズル7から吐出する。
そして、この薬液吐出装置1および薬剤吐出方法では、1本のパイプ11が設けられる薬液吐出装置1を用いて、第4バルブ28の切替により、薬液2における液状の吐出とムース状の吐出とを切り替えることができる。そのため、1本のパイプ11を用い、かつ、第4バルブ28を切り替える、より一層簡易な構成により、薬液2における液状の吐出またはムース状の吐出をより一層簡単かつ自在に切り替えることができる。
本発明の薬液吐出装置および薬液吐出方法は、例えば、薬液、より具体的には、防蟻防虫剤などの木材保存剤を吐出する防蟻防虫対象に用いられる。とりわけ、複数の防蟻防虫対象に対応して、液状およびムース状で施工する防蟻防虫対象、例えば、建物における隙間などに用いられる。
1 薬液吐出装置
2 薬液
3 容器
4 第1パイプ
5 第2パイプ
6 圧空器
11 パイプ
12 リング部材
15 第1浸漬パイプ
16 第1空中パイプ
17 第2浸漬パイプ
18 第2空中パイプ
19 第1バルブ
20 第2バルブ
21 第3バルブ
24 隙間
28 第4バルブ

Claims (2)

  1. 薬液を収容する容器と、
    一端が前記容器に挿入され、前記薬液を吐出するパイプと、
    前記パイプの他端に対して薬液の吐出方向上流側に配置され、前記パイプの他端から吐出された薬液が施工箇所から漏れることを防止する漏れ防止部材と
    を備え、
    前記漏れ防止部材が、前記パイプの途中に挿入されており、前記パイプと別体で形成されるリング部材であり、
    前記リング部材は、その内周側面が、前記パイプの外周側面と接触し、その外周側面が、径方向外側に突出する断面略円形状に形成されていることを特徴とする、薬液吐出装置。
  2. 請求項1に記載の薬液吐出装置によって、薬液を吐出する薬液吐出方法であって、
    前記リング部材が、施工箇所である隙間の入口部と接触するまで、前記パイプの他端を前記隙間の内部に挿入することによって、前記パイプの他端を前記隙間にセットし、前記隙間の内壁面と前記パイプの他端側における外周側面との間の前記隙間を、前記リング部材により封止する工程、および、
    前記パイプの他端から薬液を吐出す薬液吐出工程
    を備えることを特徴とする、薬液吐出方法。
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