JP2013150872A - 棚受及びこれを用いた陳列棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】 棚受の係合フックを支柱の係合孔に係合した場合に、棚受が外れることを防止する。
【解決手段】 棚受部材11と、支柱31の係合孔32と棚受の係合フック12との間に生じる隙間に差し込む差し込み突部24を備えた棚受抜け止め具21と、からなる棚受10において、差し込み突部24は、後端部に棚受の板厚の間隔をおき、かつ後端部を越える所要長さの一対のガイド片25が設けられ、棚受部材11には係合フック12が設けられ、係合フック12の内、上辺に棚板が載置されない係合フック12の上辺に一致する高さにおいて棚受部材11の前端方向に凹入する切り欠き部凹部18が設けられ、上辺の先端に抜け止め突起19が設けられ、棚受抜け止め具21の差し込み突部24を切り欠き凹部18に収納し、ガイド片25を切り欠き凹部18の両側面に接触させ、突起19に差し込み突部24の先端を当接させて棚受抜け止め具21の抜け止めを図る。
【選択図】 図10

Description

この発明は、店舗等に設置される陳列棚の棚受及び陳列棚に関するものである。
店舗等に設置される陳列棚の棚受構造は、通常、一対の支柱の前面に上下方向に一定間隔をおいて係合孔が形成され、棚受の後端部に設けられた逆L形の係合フックを前記係合孔に挿入し、これを係合孔下端に落とし込んで係合する構造が採られていた(特許文献1、2参照)。
しかし、前記の棚受構造によると、係合フックと係合孔上端との間に必ず隙間が生じるため、棚受に何らかの外力が作用して持ち上げられると、その隙間を通って係合フックが抜け出し棚受が支柱から抜け落ちるおそれがあった。
このため、棚受の外れを防止する構造が種々提案されている。その一つとして、棚板より上位にある支柱の係合孔に抑え金具を係合し、その抑え金具に下向きにねじ込まれた抑えネジを操作してそのネジ頭を棚板上面に押し当てるようにしたものがある(特許文献1参照)。ネジ頭を棚板に押し当てることによる反力で抑え金具が支柱に強く係合され、棚板とともに棚受が外れて抜け落ちるのが防止される。
その他の構成として、棚受自体の抜け落ちを防止すべく、棚受の後端部にバネで付勢された係合突起を出没自在に組み込み、その係合突起を前記バネの弾性により係合孔の間の隙間に差し込むことにより、棚受の外れて抜け落ちることを防止するようにしているものがある(特許文献2参照)。
特開2008−136536号公報 特開平11−332663号公報
前記特許文献1に開示された構造は、抑え金具によって棚板を抑えることにより、棚板と棚受が外れて落下することを同時に防止できる便利さがある。しかし、そのために特別の構造をもった抑え金具が必要となる。
特許文献2に開示された構造は、棚受自体に係合突起が組み込まれているので棚受の包装、搬送等の取り扱いに便利である。また、棚受を支柱に係合させると同時に係合突起が係合孔の隙間にワンタッチで差し込まれるので作業性もよい。しかし、係合突起とバネを収納するための凹部を棚受の側面にプレス加工を施して設ける必要があり、また、その凹部に収納した係合突起とバネの逸脱を防止するために蓋部材を取り付ける必要があるなど、棚受の構造が複雑になる問題がある。
一般的に、係合孔に生じる隙間に起因する棚受の抜け落ちを防止する簡便な方法として、その隙間に楔を差し込むことが考えられる。この場合、楔を差し込む位置は作業のし易さから考えて、最上段の係合フックと係合孔との間に生じる隙間が選択される。それより下段の隙間は支柱の前面に開放されていないので楔を差し込むことは困難である。しかし、最上段の隙間に楔を差し込んだ場合は、その楔の後端部が棚受上に突き出すので棚板と干渉する問題がある。また、デザイン的にも優れたものとは言えない。このようなことから、楔を差し込む方法は、簡便な方法ではあるが実際的でない。
そこで、この発明は、独立した簡易な構造の棚受抜け止め具及びその棚受抜け止め具を棚受部材に組み合わせて構成される棚受により、棚受取り付けの作業性の向上を図り、併せて棚受構造の簡素化を図ることを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明に係る棚受は、棚受部材と、支柱の係合孔に挿入係合された棚受の係合フックとの間に生じる隙間に差し込む差し込み突部を備えた棚受抜け止め具と、の組み合わせからなる棚受において、前記差し込み突部は、差し込み側となる前端部の反対側の後端部に前記棚受の板厚の間隔をおき、かつ前記後端部を越える所要長さの一対のガイド片が対向状に設けられ、前記棚受部材には支柱側となる後端辺から支柱側に突き出した複数の係合フックが設けられ、前記係合フックの内、上辺に棚板が載置されない係合フックの上辺に一致する高さにおいて棚受部材の前端方向に凹入する取付け用の切り欠き部凹部が設けられ、支柱側に突き出した前記切り欠き凹部が設けられた上辺の先端に抜け止め突起が設けられ、前記棚受抜け止め具の差し込み突部を前記切り欠き凹部にその前端部側が棚受部材後方に突き出すように収納し、前記一対のガイド片を該切り欠き凹部の両側面に接触させ、前記抜け止め突起に前記差し込み突部の先端を当接させて前記棚受抜け止め具の抜け止めを図るように構成したものである。
前記構成の棚受抜け止め具は、係合フックの上辺に一致する高さにおいて取付け用の切り欠き凹部が設けられた棚受部材と組み合わせて使用される。その切り欠き凹部に差し込み突部を収納するとともに、一対のガイド片を切り欠き凹部の両側面に接触させて取り付けられる。係合孔に挿入した係合フックを下方に落とし込んだのち、棚受抜け止め具を作業者の手によって支柱方向にスライドさせることにより、差し込み突部を係合孔の隙間に差し込む。これにより、前記隙間に起因して棚受が外れる問題が解消される。
なお、前記差し込み突部の前記後端部と前記一対のガイド片に囲まれた部分に弾性体が組み込まれた構成をとった場合は、係合フックの下方への落とし込みと同時にその弾性によって自動的に差し込み突部が隙間に差し込まれる。
また、この発明の陳列棚は、複数の係合孔を有する支柱と、前記支柱の係合孔に挿入係合される複数の係合フックが設けられた棚受部材と、上記に記載の棚受抜け止め具と、を備える陳列棚において、前記棚受部材には支柱側となる後端辺から支柱側に突き出した複数の係合フックが設けられ、前記係合フックの内、上辺に棚板が載置されない係合フックの上辺に一致する高さにおいて棚受部材の前端方向に凹入する取付け用の切り欠き部凹部が設けられ、前記棚受抜け止め具の差し込み突部を前記切り欠き凹部にその前端部側が棚受部材後方に突き出すように収納し、前記一対のガイド片を該切り欠き凹部の両側面に接触させて取り付け、前記支柱の係合孔に前記係合フックを挿入係合し、前記棚受の係合フックと前記係合孔の間に生じる隙間に前記差し込み突部が挿入されることを特徴とする。
この発明は、差し込み部材に設けた一対のガイド片が、棚受後端部の両側面に接することにより、差し込み部材に設けた差し込み突部の姿勢が正確に定まり、また、ガイド片に指を掛けて差し込み突部を係合孔の隙間に差し込むことができる便利さがある。このため、前記隙間が中間部や下段部の係合フックの上辺に設けられた場合でも差し込みが可能となる。
また、前記の棚受抜け止め具と組み合わされる棚受部材として、係合フックの上辺と同じ高さに切り欠き凹部を設けたものが必要となるが、その切り欠き凹部は、係合フック等と同時に打ち抜いて形成することができ、加工コストを低く抑えることができる。
前記棚受け抜け止め具に弾性体を収納しこれを前記の棚受部材と組み合わせにより構成された棚受においては、前記ガイド片が棚受後端部の切り欠き凹部の両側開放面を閉塞するため、内部に収納された弾性部材の逸脱を防止することができ、棚受の側面に凹部を形成する必要がなく、また、その凹部を閉塞する蓋部材も不要であり、棚受の構造が簡単になる。
この発明の第一実施形態の棚受部材の一部を省略した側面図である。 同上の一部拡大側面図である。 この発明の第一実施形態における棚受部材の他の例の一部を省略した拡大側面図である。 この発明の第一実施形態の棚受抜け止め具を示し、(a)は平面図、(b)は同上の正面図である。 この発明の第一実施形態の棚受抜け止め具を示し、(c)は側面図、(d)は(c)のd−d線の断面図である。 この発明の第一実施形態の棚受抜け止め具の一部を切欠いた斜視図である。 この発明の第一実施形態の組み立て時の一部を省略した分解断面図である。 この発明の第一実施形態の組み立て途中の一部を省略した断面図である。 この発明の第一実施形態の組み立て途中の一部を省略した断面図である。 この発明の第一実施形態の組み立て完了後の一部を省略した断面図である。 この発明の第二実施形態の棚受の一部を省略した拡大側面図である。 この発明の第二実施形態の棚受抜け止め具を示し、(a)は平面図、(b)は同上の正面図、(c)は同上の側面図、(d)は(c)図のd−d線の断面図である。 この発明の第二実施形態の棚受抜け止め具の一部を切欠いて省略した斜視図である。 この発明の第二実施形態の組み立て途中の一部を省略した断面図である。 この発明の第二実施形態の組み立て途中の一部を省略した断面図である。 この発明の第二実施形態の組み立て途中の一部を省略した断面図である。 この発明の第二実施形態の組み立て完了後の一部を省略した断面図である。 この発明の第三実施形態の棚受抜け止め具の一部を切欠いて省略した斜視図である。 この発明の第三実施形態の組み立て途中の一部を省略した断面図である。 この発明の第三実施形態の組み立て完了後の一部を省略した断面図である。 この発明の第三実施形態の棚受抜け止め具の他の例の一部を切欠いて省略した斜視図である。 この発明の第三実施形態の他の例の断面図である。
以下、この発明を実施するための形態を添付図面に基づいて説明する。
[第一実施形態]
図1から図3は、第一実施形態の棚受部材11を示している。この棚受部材11は、後述するように、棚受抜け止め具21と組み合わされて棚受10を構成する(図7、図8参照)。
棚受部材11は金属板製のものであり、後端辺13に支柱31(図8参照)の係合孔32に対応した係合フック12が上下に一定間隔をおいて2か所に設けられた、いわゆる2つ爪タイプである。
前記の係合フック12は後端辺13から逆L形に後方へ突き出した形状をなしている。逆L形の形状であることにより、後端辺13と係合フック12の間に下方に開放された係合凹部14が形成される。ここで、後端辺13は、支柱31と当接する辺全体をいう。
図2に拡大して示したように、係合凹部14は、棚受部材11の前端側の内側前辺15と、これに対向した内側後辺16を有する。内側前辺15は、後端辺13より若干の寸法aだけ内方(棚受部材11の前端方向)に凹入している。内側後辺16と後端辺13の間の寸法bは、支柱31の係合孔32部分の板厚に合致する大きさに設定されているので、係合凹部14の幅(a+b)は、支柱31の板厚よりaだけ大きく形成される。
上下2か所の係合フック12、12のうち、棚板が載置されない下方の係合フック12の上辺17と一致する高さにおいて、後端辺13に、後端辺13から棚受部材11の前端方向に向かって長さL3の範囲で棚受部材11の板厚方向に打ち抜かれた切り欠き凹部18が設けられる。切り欠き凹部18の下辺18aと係合フック12の上辺17の高さは一致する。この棚受部材11の上方の係合フック12の上辺には、棚板が載置される。
また、下側の係合フック12の支柱31側に突き出した上辺17の先端に抜け止め突起19が設けられる。この突起19の高さは、切り欠き凹部18に組み込まれる棚受抜け止め具21(図7参照)の着脱に支障を来さない程度で、その抜け出しを防止するのに必要な高さに設定される。前記の切り欠き凹部18と抜け止め突起19は、係合フック12などと同時に平面的に打ち抜き、またはレーザ加工により形成される。
前記の各係合フック12の下辺12aは、棚受部材11の上辺等の水平基準に対して一定の傾斜角θを有し、係合孔32への挿入が容易であるようにしている。
なお、図示を省略しているが、棚受部材11にはその上辺に載置した棚を安定させるための支持片が設けられる場合がある。
棚受部材11としては、図3に示したように、係合フック12を上下3個所に設けた3つ爪タイプのものでもよい。図3においては切り欠き凹部18及び抜け止め突起19を中間の係合フック12の上辺17と同じ高さに形成したものを示しているが、下部の係合フック12の上辺17と同じ高さに形成したものであってもよい。
次に、棚受抜け止め具21について、図4ないし図6に基づいて説明する。
棚受抜け止め具21は、長方体の差し込み突部24とその一端部に一体に設けられた一対のガイド片25、25とからなる。差し込み突部24のガイド片25、25が一体化された方の端部を後端部、その反対側の差し込み側となる端部を前端部と称する。差し込み突部24は、支柱31の係合孔32(図10参照)を貫通し得る長さL1(図4(a)参照)とガイド片25との連結部分の長さL2を合わせた長さをもつように形成される。また、その幅Wは、前述の棚受部材11の板厚に等しい大きさに形成される。
また、前記差し込み突部24の高さH(図4(b)参照)は、係合孔32に係合フック12を挿入し落とし込んだ際に、係合孔32の上部に生じる隙間33の上下方向の大きさS(図10参照)に実質的に等しい大きさに形成される。
前記差し込み突部24の長さL2の範囲において、該差し込み突部24の幅Wで対向した両側面に前記の一対のガイド片25の前端部(前端辺26側)が連結一体化される。各ガイド片25は、前記幅Wの間隔をおいて対向し、その前端部は差し込み突部24の後端部を越えてその長さ方向に延びている。
各ガイド片25の前端辺26は、差し込み突部24の高さHをもった側面の上下に突き出す上下方向の高さH1を有し(図4(b)参照)、その前端辺26から後端方向(図4(a)(b)の右方向)に先細り状に延び、全体として鋤形をなしている。ガイド片25の長さL4(図4(a)参照)は切り欠き凹部18の長さL3(図2参照)を若干超える大きさであり、また前端辺26の上下方向の高さH1は該切り欠き凹部18の高さ(上下方向の開口幅)より大きく形成される。したがって、ガイド片25は切り欠き凹部18の全体をその両側面からカバーすることができる。
各ガイド片25の対向面間において、前記差し込み突部24の端面には、バネ受け凹部27が設けられる(図5(d)、図6参照)。バネ受け凹部27の底部27aにはバネ受け突起28が形成される。バネ受け凹部27の直径は、差し込み突部24の幅Wより大きく形成されているため、バネ受け凹部27の一部が各ガイド片25の対向面に達している(図5(c)参照)。
このため、各ガイド片25の対向面には、バネ受け凹部27の円弧面に連続した円弧面が形成され、全体として円形のバネ受け凹部27が形成される。ガイド片25に形成された円弧面は長さ方向に見た場合、その後端まで連続しており、バネ受け凹部27の底面から後端に達する浅い円弧状断面をもったバネ溝29となっている(図4(d)、図6参照)。
前記のバネ受け凹部27において、バネ受け突起28の周りに弾性体(図示の場合はコイルバネ23)の一端部が挿入され、コイルバネ23はバネ受け突起28に装着される(図7参照)。コイルバネ23の他端部は、ガイド片25の間において両側のバネ溝29に部分的に嵌った状態でガイド片25の後端まで達する。
なお、前記各ガイド片25の外側面には、その長さ方向の途中において、山形に隆起した指掛け突起30が設けられる(図4、図5、図6参照)。
以上説明した棚受部材11に棚受抜け止め具21を組み合わせることにより、棚受10(図7から図10参照)が構成される。その棚受10の構成は以下の通りである。即ち、図7に示したように、棚受抜け止め具21の左右のガイド片25の外側面に形成された指掛け突起30に指を掛けてつまみ、棚受部材11の切り欠き凹部18の開放端から該棚受部材11の両側面にガイド片25を接触させつつ、棚受抜け止め具21を差し込む。
その差し込みによってコイルバネ23が切り欠き凹部18の内部に押し込まれて圧縮され、差し込み突部24の一端部が切り欠き凹部18の開放端に挿入される。差し込み突部24を一定以上押し込んでから指先を離すと、棚受抜け止め具21全体がコイルバネ23のバネ力により押し戻され、その差し込み突部24の前端が抜け止め突起19の内側に係合する。これによって、棚受抜け止め具21が棚受部材11に一体に組み合わされ、棚受10が構成される(図8参照)。この状態で、ガイド片25の前端辺26の位置は棚受部材11の後端辺13と一致する位置関係にある。
また、前記の組み合わせ状態において、各ガイド片25は棚受部材11の切り欠き凹部18の開放された両側面を挟んでその全体をカバーするため、内部の差し込み突部24の姿勢が安定し、コイルバネ23の逸脱が防止される。
前記の棚受10において、棚受部材11の両側面からその厚さ方向に突き出すのは、ガイド片25の厚さ分だけであり、包装や輸送においてその突き出し量が支障になることが避けられる。
棚受け抜け止め具21を棚受部材11に組み合わせる作業は工場で行ってもよいが、簡単な作業であるので棚の組み立て現場において行ってもよい。
次に、前記の棚受10を支柱31に組み付ける手順を説明する。まず、前記の棚受10を支柱31の係合孔32に係合させるべく、図8に示したように、各係合フック12を対応した係合孔32に挿入すると、差し込み突部24の先端が係合孔32上部の支柱31の前面に当たる。
前記の状態から棚受10を支柱31の方向に押し込むと、図9に示したように、各係合フック12の内側後辺16から先端の部分が係合孔32を貫通し、後端辺13が支柱31の前面に当接することにより棚受10が規制される。係合フック12が係合孔32を通過する際、棚受部材11の上下位置が多少不正確であっても、下辺12aの傾斜面が係合孔32の下端に当たることにより、棚受10の上下位置が修正される。
後端辺13が支柱31の前面に当接した図9の状態から、棚受10に下向きの力を加えると、図10に示したように、係合フック12が係合孔32に落とし込まれ、係合凹部14が係合孔32の下端の板厚部分の前後面に係合する。係合凹部14の幅は、支柱31の板厚bよりaだけ大きいので(図2参照)、押し下げる際の摺接範囲が減少する。このため、棚受10を軽く押し下げることができる。係合フック12は、係合凹部14の内側後辺16と後端辺13との間の嵌合により係合される。
係合フック12が落とし込まれ係合孔32に係合すると、これと同時に、棚受抜け止め具21の差し込み突部24が支柱31の前面から外れ、自由になるので、コイルバネ23の弾性によって棚受抜け止め具21全体が棚受部材11に対して相対的に移動し、差し込み突部24が係合孔32の上部に存在する大きさSの隙間33に貫通される。棚受抜け止め具21は、差し込み突部24の先端が抜け止め突起19に対しその内側から当たって規制され安定状態となる。このとき、ガイド片25の前端辺26は棚受10の後端辺13と一致し、同時に支柱31の前面に当たる。
前記差し込み突部24の高さHを隙間33の大きさSと実質的に一致する大きさに設定しておくことにより、棚受10に外力が作用しても係合フック12が係合孔31の内部で上方へ移動することが規制される。これにより、棚受10のガタツキや外れが防止される。
また、差し込み突部24の幅Wを係合孔32の幅に合致する大きさに設定しておくことにより、棚受部材11の板厚方向へのガタツキも防止することができる。
上記のように、支柱31に棚受10を取り付けた後、棚受け部材11の上方に棚40を載置し、陳列棚が構成される。この棚受10においては、棚受け抜け止め具21は、下側の係合フック12の上方に位置する箇所に取り付けられており、棚受10の上面側には、棚受け抜け止め具21は位置しない。この結果、棚受10の支柱31側の近傍まで棚板40を載置することができる。
なお、棚受10を外す際は、前記と逆の手順により、差し込み突部24の先端を押し込んで隙間33から反対方向に抜き出し、棚受10を上方に移動させてから係合フック12を係合孔32から外す。
[第二実施形態]
次に、図11から図18に基づいて、第二実施形態について説明する。この場合の棚受部材11の構造は基本的には前記の第一実施形態の場合と共通するが、相違する部分は、図11に示したように、切り欠き凹部18の開放端部分の下辺18aと上辺18bに、それぞれ開放端を狭めるように相互に突き出した抜け止め突起19a、19bを設けた点である。これらの抜け止め突起19a、19bの突き出し高さは、棚受抜け止め具21の着脱に支障を来さない程度で、その抜け出しを防止するのに必要な高さに設定される。その他の構成は第一実施形態の場合と同様である。
また、棚受抜け止め具21の構造も基本的には第一実施形態の場合と共通するが、図12及び図13に示したように、前記の抜け止め突起19a、19bに対応した部分が相違している。
即ち、この場合の差し込み突部24の長さL2の部分(図12(a)参照)において、バネ受け突起28を挟んでその上下に一対の弾性片35、35が後方に突き出して設けられる。これらの弾性片35は、その板厚を適当に選定することにより上下方向への弾性変形が可能なように形成される。
各弾性片35の先端部外面(上部の弾性部35はその上面、下部の弾性部35はその下面)にそれぞれ小突起36が設けられる(図12(d)参照)。前記弾性片35、35の間の空所がバネ受け凹部27となる。バネ受け凹部27の幅はガイド片25相互間の間隔より小さく形成され、コイルバネ23の径もその間隔より小さいので、ガイド片25の内面に前記のようなバネ溝29は形成されていない。その他の構成は第一実施形態の棚受抜け止め具21の場合と同様である。
前記の棚受部材11と棚受抜け止め具21の組み合わせによって構成される棚受10の構造は、以下の通りである。即ち、図14に示したように、予め棚受抜け止め具21のバネ受け凹部27にコイルバネ23を挿入し、そのコイルバネ23の内端部をバネ受け突起28の周りに装着する。そのうえで、左右のガイド片25の外側面の指掛け突起30に指を掛けてつまみ、棚受部材11の切り欠き凹部14の開放から該棚受部材11の両側面に沿わせガイド片25によってガイドしつつ差し込む。
その差し込み時に小突起36が抜け止め突起19a、19bに当たりこれを乗り越える際に弾性片35、35が相互に接近するように弾性変形し、抜け止め突起19a、19bの部分を越えて押し込まれる。これによってコイルバネ23が切り欠き凹部18の内部で圧縮される。差し込み突部24を一定以上押し込んでから指を離すと、棚受抜け止め具21がコイルバネ23の弾性によって押し戻され、弾性片35、35の小突起36、36がそれぞれ抜け止め突起19a、19bにその内側から係合し、棚受抜け止め具21が棚受部材11と一体に組み合わされる。その組み合わせによって棚受10が構成される(図15参照)。
前記の組み合わせ状態において、各ガイド片25の前端辺26は棚受部材11の後端辺13と一致する。また、各ガイド片25が棚受部材11の切り欠き凹部18の両側面をカバーすることにより、内部のコイルバネ23の逸脱が防止され、差し込み突部24の姿勢も安定する。
前記の棚受10を支柱31の係合孔32に係合させ手順は、図15から図17に示したとおりであり、基本的には第一実施形態の場合と同様である。図17に示したように、棚受抜け止め具21の差し込み突部24が係合孔32の上部に存在する大きさSの隙間33に挿通され、弾性部35の小突起36が抜け止め突起19a、19bに当たって安定状態となる。このとき、ガイド片25の前端辺26は棚受部材11の後端辺13と一致し、同時に支柱31の前面に当たる。
この実施形態においても、図17に示すように、支柱31に棚受10を取り付けた後、棚受け部材11の上方に棚40を載置し、陳列棚が構成される。この棚受10においては、棚受け抜け止め具21は、下側の係合フック12の上方に位置する箇所に取り付けられており、棚受10の上面側には、棚受け抜け止め具21は位置しない。この結果、棚受10の支柱31側の近傍まで棚板40を載置することができる。
前記差し込み突部24の高さHを隙間33の大きさSと実質上一致する大きさに設定しておくことにより、外力が作用しても係合フック12が係合孔31の内部で上方へ移動することが規制されるので、ガタツキや外れが防止される。
また、差し込み突部24の幅Wを係合孔32の幅に合致する大きさに設定しておくことにより、棚受部材11の板厚方向へのガタツキも防止することができる。
なお、第二実施形態の棚受抜け止め具21のように、差し込み突部24の一端部に設けた弾性片35の小突起35を抜け止め突起19a、19bに係合させて抜け止めを図る構造は、差し込み部材21を切り欠き凹部18に挿入する際に力を要するが、一旦係合したのちは抜け出し難い利点がある。このため、振動その他の外力が作用しても棚受10が外れ難く安定性が高い利点がある。
[第三実施形態]
前記の第一実施形態及び第二実施形態においては、いずれも棚受抜け止め具21に弾性体としてのコイルバネ23を組み合わせた構造である。コイルばね23は、棚受10を支柱31に係合させる際に、係合フック12を係合孔32に落とし込んだ際に該コイルバネ23の弾性によって棚受抜け止め具21が自動的に隙間33に挿入される便利さがある。
しかし、コイルバネ23を省略して、人の指先で棚受抜け止め具21をスライドさせ、差し込み突部24を隙間33に挿入するようにしてもよい。
図18〜図22示した第三実施形態の棚受抜け止め具21は、第一実施形態のもの(図6参照)を変形しコイルバネ23を省略したものであり、差し込み突部24の後端部を端部側と同様の長方体に形成し、その両側面にガイド片25、25を一体に設けたものである。
この棚受抜け止め具21は、第一実施形態の場合と同様に、棚受部材11の切り欠き凹部18にその差し込み突部24を収納し、その両側面をガイド片25によってカバーした状態に組み合わせることにより棚受10が構成される(図19参照)。
図19に示したように、係合フック12を支柱31の係合孔32に差し込んだのち下方へ落とし込んでも、差し込み突部24が自動的に移動することはない。したがって、組立作業者がその指先でガイド片25、25の外側面の指掛け突起30をつまんで支柱31側へスライドさせ、差し込み突部24を隙間33に差し込む必要がある。
その他の例として、図22に示したように、前記の第二実施形態のもの(図13参照)から、コイルバネ23及びその支持構造を省略した構造をとることもできるが、この場合も前記と同様のことが言える。また、隙間33に差し込み突部24が差し込まれることにより棚受10が外れ難くなる作用効果も前記の第一及び第二実施形態の場合と同様である。
なお、図22に示したように、差し込み突部24の高さHは、ガイド片25の前端辺26に近い部分は隙間33の大きさSに一致するように形成し、その部分から前端の方向に至るに従い小さくなるように楔角αが付与された構成をとることができる。この構成によると、いわゆる楔効果により、強く隙間33に差し込まれ抜け難くなり、コイルバネ23を省略したことによる抜け易さを補うことができる。差し込み突部24に楔角αを付与する構成は、前記の第一及び第二実施形態のようにコイルバネ23を用いる場合にも採用することができる。
10 棚受
11 棚受部材
12 係合フック
12a 下辺
13 後端辺
14 係合凹部
15 内側前辺
16 内側後辺
17 上辺
18 切り欠き凹部
18a 下辺
18b 上辺
19、19a、19b 抜け止め突起
21 棚受抜け止め具
23 コイルバネ
24 差し込み突部
25 ガイド片
26 前端辺
27 バネ受け凹部
28 バネ受け突起
29 バネ溝
30 指掛け突起
31 支柱
32 係合孔
33 隙間
35 弾性片
36 小突起
40 棚板

Claims (9)

  1. 棚受部材と、支柱の係合孔に挿入係合された棚受の係合フックとの間に生じる隙間に差し込む差し込み突部を備えた棚受抜け止め具と、の組み合わせからなる棚受において、
    前記差し込み突部は、差し込み側となる前端部の反対側の後端部に前記棚受の板厚の間隔をおき、かつ前記後端部を越える所要長さの一対のガイド片が対向状に設けられ、
    前記棚受部材には支柱側となる後端辺から支柱側に突き出した複数の係合フックが設けられ、前記係合フックの内、上辺に棚板が載置されない係合フックの上辺に一致する高さにおいて棚受部材の前端方向に凹入する取付け用の切り欠き部凹部が設けられ、支柱側に突き出した前記切り欠き凹部が設けられた上辺の先端に抜け止め突起が設けられ、
    前記棚受抜け止め具の差し込み突部を前記切り欠き凹部にその前端部側が棚受部材後方に突き出すように収納し、前記一対のガイド片を該切り欠き凹部の両側面に接触させ、前記抜け止め突起に前記差し込み突部の先端を当接させて前記棚受抜け止め具の抜け止めを図ることを特徴とする棚受。
  2. 前記差し込み突部の前記後端部と前記一対のガイド片に囲まれた部分に弾性体が組み込まれたことを特徴とする請求項1に記載の棚受。
  3. 前記弾性体は、コイルバネからなり、前記各ガイド片の対向面間において、前記差し込み突部の端面には、一部が前記各ガイド片の対向面に達するバネ受け凹部が設けられ、このバネ受け凹部の底部にはバネ受け突起が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の棚受。
  4. 前記差し込み突部の前端部側は、前記ガイド片から前記隙間を貫通し得る所定の長さL1だけ前方に突き出し、その突き出した部分の高さHは前記係合孔の隙間の上下方向の長さSに実質的に等しく形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚受。
  5. 前記差し込み突部の後端部側の高さは、前記ガイド片に近い部分が前記の高さHに形成され、その部分から前端方向に至るに従い小さくなる楔角が付与されたことを特徴とする請求項4に記載の棚受。
  6. 前記ガイド片は、棚受部材に設けられた取付け用の切り欠き凹部をカバーし得る大きさに形成されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の棚受。
  7. 前記ガイド片の前記差し込み突部側の前端辺は、前記差し込み突部の上下に突き出す上下方向の高さを有し、前記棚受部材の後端辺と一致する位置関係にあることを特徴とする請求項6に記載の棚受。
  8. 前記ガイド片の外側面に指掛け突起が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の棚受。
  9. 複数の係合孔を有する支柱と、棚受部材と、支柱の係合孔に挿入係合された棚受の係合フックとの間に生じる隙間に差し込む差し込み突部を備えた棚受抜け止め具と、の組み合わせからなる請求項1から請求項8に記載の棚受と、を備える陳列棚において、
    前記棚受部材には支柱側となる後端辺から支柱側に突き出した複数の係合フックが設けられ、前記係合フックの内、上辺に棚板が載置されない係合フックの上辺に一致する高さにおいて棚受部材の前端方向に凹入する取付け用の切り欠き部凹部が設けられ、前記棚受抜け止め具の差し込み突部を前記切り欠き凹部にその前端部側が棚受部材後方に突き出すように収納し、前記一対のガイド片を該切り欠き凹部の両側面に接触させて取り付け、前記支柱の係合孔に前記係合フックを挿入係合し、前記棚受の係合フックと前記係合孔の間に生じる隙間に前記差し込み突部が挿入されることを特徴とする陳列棚。
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