JP2013150240A - 電話転送システム、電話転送サーバおよび表示ユニット - Google Patents

電話転送システム、電話転送サーバおよび表示ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で実現可能な電話転送システムを提供することを目的とする。
【解決手段】表示ユニット10は、ユーザBにより押しボタンが押下されると、第1の時計が計測している時刻と表示ユニット10の固有IDとを基に擬似乱数を生成し、生成した擬似乱数を液晶表示部に表示する。電話転送サーバ20は、携帯電話機40からの着信を受けると、携帯電話機40の操作により生成された情報を受信し、前記情報を受信すると、第2の時計が計測している時刻と予め記憶している表示ユニット10の固有IDとを基に擬似乱数を生成し、受信した前記情報が生成された前記擬似乱数と一致するか否かを判断し、一致すると判断された場合に、携帯電話機40を電話機30の電話番号に回線接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、来訪者と通話するための電話転送システムに関する。
携帯電話機の普及により、訪問客は、インターホンを用いなくても、訪問先の家の前に到着したら、自分の携帯電話機から訪問先の固定電話または住人の携帯電話機に電話を掛けて来訪を知らせることができる。
インターホンを用いずに携帯電話機を用いる場合、住人にとっては、確かに訪問客が家の前まで来ているのか判断することは難しい。また、住人の電話番号を知らない訪問客は来訪を知らせることができない。
そこで、インターホンを用いずに携帯電話機を用いる場合、確かに訪問客が家の前まで来ていることが判り、且つ、住人の電話番号を公開しなくとも、訪問客なら誰でも来訪を知らせることが可能であるシステムを構築することが望ましい。
特許文献1には、携帯電話端末を用いたインターホンシステムが開示されている。このシステムは、訪問客が保持している携帯電話端末と、玄関の外に設置された玄関装置と、室内に設置された室内装置と、部屋の住人が保持している携帯電話端末とから構成される。
訪問客は自分の携帯電話端末を玄関装置と接続する。すると、玄関装置は、携帯電話端末から電話番号を読み取り、読み取った電話番号を室内装置に通知する。室内装置は、受け取った電話番号を電話番号データベースと照合することにより訪問客を認証する。そして、認証に成功した場合には、室内装置は、家の住人の携帯電話端末と玄関装置に接続された訪問客の携帯電話端末とを無線接続する。これにより端末間の通信が可能となる。
特開2009−124394号公報
しかし、上記の特許文献1の技術では、各家庭に玄関装置と室内装置とを設置する必要がある。また、玄関装置と室内装置との間および室内装置と家の住人の携帯電話端末との間で通信が必須であるためコストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、より簡易な構成および低コストで、訪問客が家の前まで来ていることを確認することが可能であり、且つ、住人の電話番号を公開する必要が無い電話転送システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、表示ユニットと電話転送サーバとから構成される電話転送システムであって、前記表示ユニットは、時刻を計測する第1の時計と、固有IDを記憶している固有ID記憶部と、前記第1の時計が計測している時刻と前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する第1の擬似乱数生成部と、生成された前記擬似乱数を表示する表示部とを備え、前記電話転送サーバは、時刻を計測する第2の時計と、前記表示ユニットの固有IDおよび前記表示ユニットに関連する電話番号を記憶しているユニット情報記憶部と、電話機から当該電話機の操作により生成された情報を受信する受信部と、前記受信部が前記情報を受信すると、前記第2の時計が計測している時刻と前記ユニット情報記憶部に記憶されている前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する第2の擬似乱数生成部と、受信した前記情報が前記第2の擬似乱数生成部により生成された前記擬似乱数と一致するか否かを判断する判断部と、前記判断部により一致すると判断された場合に、前記電話機を前記表示ユニットに関連する前記電話番号に回線接続する通信制御部とを備えることを特徴とする。
上記の構成によると、表示ユニットの時計が計測している時刻と表示ユニットの固有IDとから生成された有効期限を持つ擬似乱数を用いることで、訪問客が表示ユニットの前に実際に居ることを確認することが可能となる。
また、表示ユニットと電話転送サーバ、および、表示ユニットと電話機との間で通信を行う必要がないため、表示ユニットには通信回路が不要である。表示ユニットは擬似乱数生成を生成して表示するという簡易な構成であるため、低コストで実現可能である。
また、訪問客は電話転送サーバに対して電話をかければよいので、家の住人の電話番号を訪問客に公開する必要が無い。
電話転送システム1の構成を示す図 表示ユニット10の外観図 表示ユニット10の内部構成を示すブロック図 電話転送サーバ20の内部構成を示すブロック図 ユニット情報記憶部に記憶されているデータを示す図 登録IVR処理部に記憶されている音声データを示す図 認証IVR処理部に記憶されている音声データを示す図 電話転送システム1の全体フロー 表示ユニットのフロー 登録IVR処理の詳細フロー 登録IVR処理の詳細フロー 登録IVR処理の詳細フロー 認証IVR処理の詳細フロー 認証IVR処理の詳細フロー 認証IVR処理の詳細フロー SMS(Short Message Service)を利用する変形例のフロー
以下では、本発明に係る電話転送システムの一つの実施形態である電話転送システム1について、図面を参照しながら説明する。
<1.概要>
図1は、電話転送システム1の構成を示す図である。図1に示すように、電話転送システム1は、表示ユニット10、電話転送サーバ20、電話機30、携帯電話機40、公衆電話網50および携帯電話網60から構成される。
表示ユニット10は、ユーザA宅の門扉に設置されている。表示ユニット10には、外部から視認可能な位置に電話転送サーバ20の電話番号が記載されている。電話機30は、ユーザA宅に設置されており公衆電話網50に接続されている固定電話機である。電話転送サーバ20は、通信事業者が保有するものである。携帯電話機40は、ユーザBが保持しており携帯電話網60に接続する携帯電話機である。
ユーザBはユーザA宅を訪問すると、表示ユニット10に記載されている電話番号へ電話を掛ける。すると電話転送サーバ20の音声自動応答サービスに接続する。ユーザBは、音声自動応答サービスの誘導に従い、携帯電話機40のキーを操作しながら表示ユニット10に表示されている各種の情報を入力する。電話転送サーバ20は、ユーザBによって入力された情報を認証し、認証に成功すると、ユーザBが掛けた電話の回線を電話機30に接続する。このようにして、ユーザBは、ユーザAと会話が可能となり、来訪を知らせることができる。
なお、本実施形態では、電話転送サーバ20を保有する通信事業者が表示ユニットを大量に製造および販売することを想定している。ユーザAは、そのうちの一つである表示ユニット10を購入して門扉に設置しているものとする。
<2.構成>
ここでは、表示ユニット10および電話転送サーバ20それぞれの構成について説明する。
<2−1.表示ユニット10の構成>
先ず、図2を用いて表示ユニット10の外観について説明する。
表示ユニット10は、樹脂成型物の筐体内部に、CPU、RAM、ROMを構成する各種半導体部品などが配置されたコンピュータシステムである。筐体の大きさは、一例として縦10cm、横12cm、幅1cm程度である。
図2(a)は、ユーザAが表示ユニット10を購入したときの表示ユニット10の外観を示している。表示ユニット10の主表面(押しボタン12および液晶表示部13が配置されている面)には、「ご用の方へ、電話転送サービスをお使いください。06−1234−5678にお電話いただき、登録番号「」に続けて、押しボタンを押して表示される確認番号をダイヤルしてください。」というメッセージ文字列が記載されている。
このメッセージ文字列には、登録番号記入欄11が含まれているが、ここは当初空欄となっている。ユーザAが、電話機30の電話番号を電話転送サーバ20に登録すると、電話転送サーバ20から登録番号が通知される。ユーザAは、通知された登録番号を、油性ペン等の筆記具を用いて登録番号記入欄11に記入する。
図2(b)は、運用時の表示ユニット10の外観を示している。登録番号記入欄11には、登録番号「1231512334」が記入されている。表示ユニット10は、この状態で、ユーザA宅の玄関先(玄関扉、門扉、外壁など)に設置される。このとき表示ユニット10は容易に取り外せないように固定されることが望ましい。なお、表示ユニット10は、ボタン電池など小型の一次電池を電源として駆動するものであり、商用電源に接続する必要はない。
図2(c)は、押しボタン12が押下されたときの表示ユニット10の外観を示している。押しボタン12が押下されると、液晶表示部13に6桁の確認番号が表示される。確認番号は、押しボタン12が押下される都度ランダムな値が生成される。
続いて、図3を用いて、表示ユニット10の内部構成について説明する。
図3は、表示ユニット10の内部構成を機能的に示す機能ブロック図である。同図に示すように、表示ユニット10は、時計101、時計補正部102、固有ID記憶部103、操作入力部104、擬似乱数生成器105および表示制御部106から構成される。操作入力部104は、図2で説明した押しボタン12を含み、表示制御部106は、図2で説明した液晶表示部13を含む。
時計101は、現在の日時を計測する。具体的に、時計101は、年、月、日、時、分までを計測可能であるとする。
時計補正部102は、標準電波を受信するアンテナを含み、受信した標準電波からタイムコードを復調し、復調されたタイムコードのデータ内容を用いて、時計101が計測している年、月、日、時、分を補正する。
固有ID記憶部103は、不揮発性メモリで構成され、表示ユニット10に割り振られている固有IDを記憶している。固有IDは、表示ユニット10の製造時に生成され、固有ID記憶部103に書き込まれる。上述したように、表示ユニットは、複数個製造されるが、各表示ユニットには、それぞれに異なる固有のIDが割り振られる。表示ユニット10の固有IDは一例として「8701347089」という10桁の数値である。また、固有ID記憶部103に記憶されている情報を外部から読み出すことはできない。そのため、ユーザAおよびユーザBは、固有ID記憶部103に記憶されている固有IDの値を知ることは出来ない。
操作入力部104は、押しボタン12を含み、押しボタン12が押下されたことを検知すると、擬似乱数生成器105に対して、擬似乱数生成を指示する。
擬似乱数生成器105は、操作入力部104から擬似乱数生成の指示を受けると、固有ID記憶部103から固有IDを読み出す。さらに、時計101から現在日時を読み出す。擬似乱数生成器105は、読み出した現在日時の年(2桁)、月(2桁)、日(2桁)、時(2桁)、および分(2桁)の10桁からなる時刻文字列を生成する。
擬似乱数生成器105は、時刻文字列と固有IDとを連結し認証文字列を生成する。擬似乱数生成器105は、認証文字列に擬似乱数生成アルゴリズムを施すことにより、擬似乱数を生成する。擬似乱数生成器105は、擬似乱数生成アルゴリズムの一例として一方向性ハッシュ関数(SHA−1など)を用いる。すなわち、認証文字列を一方向性ハッシュ関数に入力したときに出力される値を擬似乱数として用いる。擬似乱数生成器105は、生成した擬似乱数を、表示制御部106へ出力する。
上述したように、表示ユニット10の固有IDは、ユーザAおよびユーザBから秘匿された情報である。このように、本実施形態では、ユーザから秘匿された情報を基に擬似乱数を生成することにより、擬似乱数生成アルゴリズムを推測されにくいという効果がある。
なお、擬似乱数生成器105で用いる擬似乱数生成アルゴリズムは一方向性ハッシュ関数に限定されない。時計101から読み出される時刻文字列が変化する毎に予測不可能な異なる値が生成されるものであればどのようなアルゴリズムを用いてもよい。
表示制御部106は、液晶表示部13およびタイマーを含む。表示制御部106は、擬似乱数生成器105から擬似乱数を受け取ると、受け取った擬似乱数を確認番号として液晶表示部13に表示する。表示制御部106は、確認番号を表示してからタイマーによる時間の計測を開始し、1分経過後に液晶表示部13の表示を消す。
こうすることで、液晶表示部13による電力消費を抑制することができる。また、上述したように、時計101が1分単位で時刻を計測することを考慮すると、確認番号が有効期限は1分間である。そのため、確認番号を1分以上表示しておく必要はない。また、有効期限が1分間である確認番号を用いることで、ユーザBは、表示ユニット10の前から電話転送サーバ20へ電話を掛けて、確認番号を入力する必要がある。ユーザBが液晶表示部13に表示された確認番号を覚えておき、後で別の場所から電話転送サーバ20へ電話を掛けても、後述する認証IVR処理にて、確認番号の不一致により、ユーザBが掛けた電話がユーザAの電話機30に転送されない可能性が高い。
なお、図示していないが、表示ユニット10には、固有ID以外にも機器番号が割る振られている。上述したように、表示ユニットは、複数個製造されるが、各表示ユニットには、それぞれに異なる固有の機器番号が割り振られる。機器番号は、例えば、紙に記載されて、表示ユニット10本体と共に梱包されていたり、梱包用の箱に記載されていたりすることによりユーザAに通知されるものである。このように、機器番号は固有IDと異なり、ユーザAから見ることができる番号である。表示ユニット10の機器番号は一例として「7183010314」という10桁の数値である。機器番号は、ユーザAが電話機30の電話番号を電話転送サーバ20に登録する際に用いられる。
このように、表示ユニット10は、押しボタン12が押下される都度、表示ユニット10に固有の固有IDとそのときの時刻とに依存した異なる確認番号を液晶表示部13に表示する。また、表示ユニット10は、通信機能を有しておらず、簡易な構成により実現可能である。
<2−2.電話転送サーバ20の構成>
ここでは、図4から図7を用いて、電話転送サーバ20の内部構成について説明する。
図4は、電話転送サーバ20の内部構成を機能的に示す機能ブロック図である。同図に示すように、電話転送サーバ20は、公衆電話網接続部201、ユニット情報記憶部202、登録IVR(Interactive Voice Response)処理部203、認証IVR処理部204、時計205および通話記録部206から構成される。電話転送サーバ20は、具体的には、CPU、ROM、RAM、HDDなどを備えるコンピュータシステムである。
公衆電話網接続部201は、公衆電話網50に接続され、電話機30と携帯電話機40とを回線接続する機能を有する。
ユニット情報記憶部202は、一例としてHDDで構成され、図5(a)に示す機器テーブル210、および、図5(b)に示す登録テーブル220を記憶している。
機器テーブル210は、複数の機器情報が登録されたテーブルである。各機器情報は、図5(a)に示すように、正規に製造された表示ユニットの機器番号と固有IDとから構成される。機器テーブル210は、複数の表示ユニットが製造され、各表示ユニットに機器番号と固有IDとが割り振られた後に、ユニット情報記憶部202に書き込まれたものである。なお、機器番号は、複数の表示ユニットの製造時に、それぞれの表示ユニット毎に異なる固有の値の機器番号が生成される。固有IDも同様に、複数の表示ユニットの製造時に、それぞれの表示ユニット毎に異なる固有の値の固有IDが生成される。機器テーブル210は、後述する登録IVR処理および認証IVR処理で用いられる。
登録テーブル220は、複数の登録情報が登録されたテーブルである。各登録情報は、図5(b)に示すように、機器番号と登録番号と転送先電話番号と時刻補正値とから構成される。各登録情報は、ユーザが自身の電話機の電話番号を転送先電話番号として登録する登録IVR処理を経て生成される。登録テーブル220は、後述する認証IVR処理で用いられる。
登録IVR処理部203は、図4に示すように、音声データ記憶部231、制御部232および読出/書込部233を含む。登録IVR処理部203は、内部に登録IVRプログラムを記憶しており、CPUが、RAM上で登録IVRプログラムを実行することにより、音声データ記憶部231、制御部232および読出/書込部233が連携して登録IVR処理を行う。登録IVR処理とは、電話機30の電話番号を、表示ユニット10の機器番号等と対応付けて登録する処理である。
音声データ記憶部231は、図6に示すように、番号1〜13に対応付けて複数の応答メッセージを記憶している。各応答メッセージは、登録IVR処理で再生するための音声データである。
番号1に対応する応答メッセージは、「こちらは転送サービス登録受付です。発番号通知を有効にして再度お掛け直しください。」である。
番号2に対応する応答メッセージは、「こちらは転送サービス登録受付です。表示ユニットの機器番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号3に対応する応答メッセージは、「機器番号が無効です。表示ユニットの機器番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号4に対応する応答メッセージは、「機器番号が無効です。お手数ですがはじめからやり直してください。」である。
番号5に対応する応答メッセージは、「登録する場合には1を、登録を解除する場合には2を押してください。」である。
番号6に対応する応答メッセージは、「登録番号は「######」です。表示ユニットに記載してください。もう一度確認するときは1を、よろしければシャープを押してください。」である。
番号7に対応する応答メッセージは、「確認のため登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号8に対応する応答メッセージは、「登録番号が間違っています。お手数ですがはじめからやり直してください。」である。
番号9に対応する応答メッセージは、「転送サービスの登録が完了しました。転送サービスを解除する場合には、登録用番号に再度お掛け直しください。ご利用ありがとうございます。」である。
番号10に対応する応答メッセージは、「転送サービスを解除します。登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号11に対応する応答メッセージは、「登録番号が間違っています。登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号12に対応する応答メッセージは、「登録番号が間違っています、お手数ですがはじめからやり直してください。」である。
番号13に対応する応答メッセージは、「転送サービスの解除が完了しました。再度登録する場合は、登録用番号にお掛け直しください。ご利用ありがとうございました。」である。
制御部232は、電話機30から受信するDTMFトーン信号を判断し、その判断結果に応じて、再生すべき応答メッセージを選択する。制御部232は、選択した応答メッセージを音声データ記憶部231から読み出して再生する。また、制御部232は、登録情報を生成し、生成した登録情報を、ユニット情報記憶部202の登録テーブル220に登録する。さらに、制御部232は、既に登録されている登録情報を削除する。
読出/書込部233は、ユニット情報記憶部202からの情報の読み出し、および、ユニット情報記憶部202への情報の書き込みを行う。また、読出/書込部233は、通話記録部206からの情報の読み出し、および、通話記録部206への情報の書き込みを行う。以下では、特に明記していない場合でも、制御部232は、読出/書込部233を介して、ユニット情報記憶部202および通話記録部206との間で情報を読み出したり書き込んだりする。
認証IVR処理部204は、図4に示すように、音声データ記憶部241、制御部242および読出/書込部243を含む。認証IVR処理部204は、内部に認証IVRプログラムを記憶しており、CPUが、RAM上で認証IVRプログラムを実行することにより、音声データ記憶部241、制御部242および読出/書込部243が連携して認証IVR処理を行う。
認証IVR処理とは、携帯電話機40によって入力された情報を用いて、ユーザBが実際にユーザA宅まで来ているのか否かを判断し、ユーザBが実際にユーザA宅まで来ている場合のみ、携帯電話機40と電話機30とを回線接続する処理である。
また、認証IVRプログラムは、表示ユニット10の擬似乱数生成器105が有する擬似乱数生成アルゴリズムと同一のアルゴリズムを含む。
音声データ記憶部241は、図7に示すように、番号1〜10に対応付けて複数の応答メッセージを記憶している。各応答メッセージは、認証IVR処理で再生するための音声データである。
番号1に対応する応答メッセージは、「こちらは転送サービス受付です。発番号通知を有効にして再度お掛け直しください。」である。
番号2に対応する応答メッセージは、「こちらは転送サービス受付です。表示ユニットに記載されている登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号3に対応する応答メッセージは、「登録番号が無効です。表示ユニットに記載されている登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号4に対応する応答メッセージは、「登録番号が無効です。お手数ですがはじめからやり直してください。」である。
番号5に対応する応答メッセージは、「表示ユニットの押しボタンを押してください。液晶表示部に表示されている確認番号を入力し、最後にシャープを押してください。」である。
番号6に対応する応答メッセージは、「確認できませんでした。お手数ですがはじめからやり直してください。」である。
番号7に対応する応答メッセージは、「確認が完了しました。電話を転送しますので、しばらくお待ちください。」である。
番号7´に対応する応答メッセージは、「確認が完了しました。電話を呼び出しますので、しばらくお待ちください。」である。
番号8に対応する応答メッセージは、「転送先は話し中です。お手数ですがはじめからやり直してください。」である。
番号9に対応する応答メッセージは、「1分以内でお話ください。」である。
番号10に対応する応答メッセージは、「転送先がお出になりません。お手数ですがはじめからやり直してください。」である。
なお、本実施形態の音声データ記憶部241は、番号7´に対応する応答メッセージを記憶していることは必須ではない。番号7´に対応する応答メッセージは、後述する変形例(4)のように、電話機30と携帯電話機40とを回線接続する際に、SMS(Short Message Service)を利用する場合に使用する応答メッセージである。
制御部242は、携帯電話機40から受信するDTMFトーン信号を判断し、その判断結果に応じて、再生すべき応答メッセージを選択する。制御部242は、選択した応答メッセージを音声データ記憶部241から読み出して再生する。
読出/書込部243は、ユニット情報記憶部202からの情報の読み出し、および、ユニット情報記憶部202への情報の書き込みを行う。また、読出/書込部243は、通話記録部206からの情報の読み出し、および、通話記録部206への情報の書き込みを行う。以下では、特に明記していない場合でも、制御部242は、読出/書込部233を介して、ユニット情報記憶部202および通話記録部206との間で情報を読み出したり書き込んだりする。
時計205は、現在の日時を計測する。時計205は、表示ユニット10の時計101と同様に、年、月、日、時、分までを計時可能である。
通話記録部206は、一例としてHDDで構成される。通話記録部206は、電話機30から通知された電話番号に対応付けて、電話機30との通話内容を記録する機能を有する。また、通話記録部206は、携帯電話機40から通知された電話番号に対応付けて、携帯電話機40との通話内容を記録する機能を有する。
<3.動作>
ここでは、電話転送システム1の動作について説明する。
<3−1.全体フロー>
図8は、電話転送システム1の全体の処理の流れを示すフローチャートである。なお、表示ユニット10は、通信機能を有しておらず、電話転送サーバ20、電話機30および携帯電話機40とは独立して動作する。そのため、図8には表示ユニット10の動作を記載していない。
電話機30から登録用電話番号(登録IVR処理部203の電話番号)へ発信があると(ステップS1)、電話転送サーバ20は、登録IVR処理を行う(ステップS2)。その後、携帯電話機40から転送用電話番号(認証IVR処理部204の電話番号)へ発信があると(ステップS3)、電話転送サーバ20は、認証IVR処理を行う(ステップS4)。ステップS2の詳細およびステップS4の詳細については後述する。
<3−2.表示ユニット10のフロー>
図9は、表示ユニット10の動作を示すフローチャートである。
操作入力部104は、押しボタン12が押下されたことを検出すると(ステップS11でYES)、擬似乱数生成器105に対し、擬似乱数の生成を指示する。押しボタン12が押下されなければ(ステップS11でNO),表示ユニット10は動作しない。
擬似乱数生成器105は、時計101から現在日時を読み出し、時刻文字列を生成する(ステップS12)。擬似乱数生成器105は、固有ID記憶部103から固有IDを読み出す(ステップS13)。擬似乱数生成器105は、ステップS12で読み出した時刻文字列とステップS13で読み出した固有IDとを連結して認証文字列を生成する(ステップS14)。
擬似乱数生成器105は、ステップS14で生成した認証文字列を一方向性ハッシュ関数の入力値としてハッシュ計算を実行し、擬似乱数を生成する(ステップS15)。擬似乱数生成器105は、ステップS15で生成した擬似乱数を表示制御部106へ出力する。
表示制御部106は、擬似乱数生成器105で生成された擬似乱数を確認番号として、液晶表示部13に表示する(ステップS16)。表示制御部106は、確認番号を表示してから1分後に表示を消す(ステップS17)。その後、表示ユニット10は、ステップS11に戻り処理を続ける。
<3−3.登録IVR処理の詳細フロー>
図10〜図12は、電話転送サーバ20による登録IVR処理の動作(ステップS2の詳細)を示すフローチャートである。
登録IVR処理は、電話機から電話転送サーバ20の登録用電話番号に着信があると開始する。なお、登録用電話番号は、表示ユニット10の機器番号と同様に、紙に記載されて表示ユニット10本体と共に梱包されていてもよいし、電話転送サーバ20を有する通信事業者のホームページ上で公開するなどとしてもよい。
電話機から登録用電話番号に着信があると、公衆電話網接続部201が登録IVR処理部203と電話機とを回線接続する。登録IVR処理部203の制御部232は、当該着信に係る発番号が通知されているか否かを判断する。
発番号が通知されていない場合(ステップS21でNO)、制御部232は、応答メッセージ1を選択し(ステップS22)、音声データ記憶部231から、番号1に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「こちらは転送サービス登録受付です。発番号通知を有効にして再度お掛け直しください。」を再生する(ステップS23)。その後、公衆電話網接続部201は、電話機と接続している回線を切断し、制御部232は、登録IVR処理を終了する(ステップS24)。
発番号が通知されている場合(ステップS21でYES)、制御部232は、応答メッセージ2を選択し(ステップS25)、音声データ記憶部231から、番号2に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「こちらは転送サービス登録受付です。表示ユニットの機器番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS26)。
制御部232は、DTMFトーン信号で機器番号と#(シャープ)とが入力されるのを待ち、機器番号と#とが入力されると、ステップS28へ進む(ステップS27)。機器番号と#とが入力されると、制御部232は、入力された機器番号が、機器テーブル210に登録されているか否かを判断する(ステップS28)。また、制御部232は、判断結果を一時的に内部に保持する。
入力された機器番号が機器テーブル210に登録されていないとの判断が1回目または2回目になされた場合(ステップS28でNO(1〜2回目))、制御部232は、応答メッセージ3を選択する(ステップS29)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号3に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「機器番号が無効です。表示ユニットの機器番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS30)。その後、ステップS27へ戻って処理を続ける。
入力された機器番号が機器テーブル210に登録されていないとの判断が3回目になされた場合(ステップS28でNO(3回目))、制御部232は、応答メッセージ4を選択する(ステップS31)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号4に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「機器番号が無効です。お手数ですがはじめからやり直してください。」を再生する(ステップS32)。その後、公衆電話網接続部201は、電話機と接続している回線を切断し、制御部232は、登録IVR処理を終了する(ステップS33)。
入力された機器番号が機器テーブル210に登録されていると判断された場合(ステップS28でYES)、制御部232は、応答メッセージ5を選択する(ステップS34)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号5に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「登録する場合には1を、登録を解除する場合には2を押してください。」を再生する(ステップS35)。
制御部232は、DTMFトーン信号で数字が入力されるのを待ち、数字が入力されると、ステップS37へ進む(ステップS36)。制御部232は、入力された数字を判断する(ステップS37)。
DTMFトーン信号で1および2以外の数字が入力された場合(ステップS37で1,2以外)、ステップS34へ戻り、処理を続ける。
1が入力された場合(ステップS37で1)、制御部232は、登録テーブル220に未だ登録されていない、10桁の新たな登録番号、すなわち、他の表示ユニットと重複しない固有の値を有する登録番号を生成する(ステップS38)。そして、制御部232は、応答メッセージ6を選択する。制御部232は、音声データ記憶部231から、番号6に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「登録番号は「######」です。表示ユニットに記載してください。もう一度確認するときは1を、よろしければシャープを押してください。」を再生する(ステップS40)。なお、ステップS40の「######」の部分は、ステップS38で生成された10桁の登録番号に対応する音声データを再生する。
制御部232は、DTMFトーン信号で1または#が入力されるのを待ち、1または#が入力されると、ステップS42へ進む(ステップS41)。制御部232は、1が入力されたか、#が入力されたかを判断する(ステップS42)。
1が入力された場合(ステップS42で1)、制御部232は、ステップS39に戻り処理を続ける。
#が入力された場合(ステップS42で#)、制御部232は、応答メッセージ7を選択する(ステップS43)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号7に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「確認のため登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS44)。
その後、制御部232は、DTMFトーン信号で登録番号と#とが入力されるのを待ち(ステップS45)、登録番号と#とが入力されると、ステップS46へ進む。
登録番号と#とが入力されると、制御部232は、入力された登録番号が、ステップS38で生成された登録番号と一致するか否かを判断する(ステップS46)。また、制御部232は、判断結果を一時的に内部に保持する。
入力された登録番号がステップS38で生成された登録番号と一致しないとの判断が1回目または2回目になされた場合(ステップS46でNO(1〜2回目))、制御部232は、ステップS43に戻り、処理を続ける。
入力された登録番号がステップS38で生成された登録番号と一致しないとの判断が3回目になされた場合(ステップS46でNO(3回目))、制御部232は、応答メッセージ8を選択する(ステップS31)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号8に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「登録番号が間違っています。お手数ですがはじめからやり直してください。」を再生する(ステップS48)。その後、公衆電話網接続部201は、電話機と接続している回線を切断し、制御部232は、登録IVR処理を終了する(ステップS52)。
入力された登録番号がステップS38で生成された登録番号と一致すると判断された場合(ステップS46でYES)、制御部232は、登録情報を生成する。
具体的に、電話機30から登録用電話番号に着信があった場合、制御部232は、電話機30で入力された表示ユニット10の機器番号と、ステップS38で生成された登録番号と、着信に係る発番号とを含む登録情報を生成する。すなわち、電話機30の電話番号が「転送先電話番号」となる。また、制御部232は、新たに生成する登録情報の「時刻補正値」の初期値を「0」とする。
制御部232は、生成した登録情報を、ユニット情報記憶部202の登録テーブル220に登録する(ステップS49)。
続いて、制御部232は、応答メッセージ9を選択する(ステップS50)。制御部232は、音声データ記憶部231から、番号9に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「転送サービスの登録が完了しました。転送サービスを解除する場合には、登録用番号に再度お掛け直しください。ご利用ありがとうございます。」を再生する(ステップS51)。その後、公衆電話網接続部201は、電話機と接続している回線を切断し、制御部232は、登録IVR処理を終了する(ステップS52)。
ステップS36にてDTMFトーン信号で数字が入力されるのを待機し、2が入力された場合(ステップS37で1)、認証IVR部203は、登録削除処理を開始する。
制御部232は、応答メッセージ10を選択する(ステップS61)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号10に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「転送サービスを解除します。登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS62)。
制御部232は、DTMFトーン信号で登録番号と#とが入力されるのを待ち、(ステップS63)。
登録番号と#とが入力されると、制御部232は、登録テーブル220を参照し、入力された登録番号と、ステップS27で入力された機器番号とが対応付けられているか否か判断する(ステップS64)。また、制御部232は、判断結果を一時的に内部に保持する。
このとき、制御部232は、着信に係る発番号が登録情報に含まれる転送先電話番号と一致しているか否かの判断は行わない。転送先電話番号として登録されている電話機とは異なる電話機を用いても、登録削除処理が行えるようにするためである。
登録番号と機器番号とが対応付けられていないとの判断が1回目または2回目になされた場合(ステップS64でNO(1〜2回目))、制御部232は、応答メッセージ11を選択する(ステップS65)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号11に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「登録番号が間違っています。登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS66)。その後、制御部232は、ステップS63に戻り、処理を続ける。
登録番号と機器番号とが対応付けられていないとの判断が3回目になされた場合(ステップS64でNO(3回目))、制御部232は、応答メッセージ12を選択する(ステップS67)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号12に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「登録番号が間違っています、お手数ですがはじめからやり直してください。」を再生する(ステップS68)。その後、公衆電話網接続部201は、電話機と接続している回線を切断し、制御部232は、登録IVR処理を終了する(ステップS52)。
登録番号と機器番号とが対応付けられていると判断する場合(ステップS64でYES)、制御部232は、登録テーブル220から、これら登録番号と機器番号とを含む登録情報を削除する(ステップS69)。
その後、制御部232は、応答メッセージ13を選択する(ステップS70)。制御部232は、音声データ記憶部231から番号13に対応する応答メッセージを読み出す。制御部232は、音声データ「転送サービスの解除が完了しました。再度登録する場合は、登録用番号にお掛け直しください。ご利用ありがとうございました。」を再生する(ステップS71)。その後、公衆電話網接続部201は、電話機と接続している回線を切断し、制御部232は、登録IVR処理を終了する(ステップS72)。
<3−4.認証IVR処理の詳細フロー>
図13〜図15は、電話転送サーバ20による認証IVR処理の動作(ステップS4の詳細)を示すフローチャートである。認証IVR処理は、電話機から電話転送サーバ20の認証用電話番号に着信があると開始する。
ここでは、具体的に、ユーザBが保持する携帯電話機40からの着信があった場合について説明する。認証用電話番号は、図2に示すように、表示ユニット10の主表面に記載されている。ユーザBは、表示ユニット10に記載されている認証用電話番号を見て、電話をかけることができる、
なお、認証IVR処理が開始される前に、表示ユニット10には、上述した登録IVR処理で電話転送サーバ20から通知された10桁の登録番号が、ユーザAにより既に記入されているものとする。
携帯電話機40から認証用電話番号に着信があると、公衆電話網接続部201が認証IVR処理部204と携帯電話機40とを回線接続する。認証IVR処理部204の制御部242は、当該着信に係る発番号、すなわち、携帯電話機40の電話番号が通知されているか否かを判断する。
発番号が通知されていない場合(ステップS81でNO)、制御部242は、応答メッセージ1を選択する(ステップS82)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号1に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「こちらは転送サービス受付です。発番号通知を有効にして再度お掛け直しください。」を再生する(ステップS83)。その後、公衆電話網接続部201は、携帯電話機40と接続している回線を切断し、制御部242は、認証IVR処理を終了する(ステップS84)。
発番号が通知されている場合(ステップS81でYES)、制御部242は、応答メッセージ2を選択する(ステップS85)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号2に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「こちらは転送サービス受付です。表示ユニットに記載されている登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS86)。
制御部242は、DTMFトーン信号で登録番号と#とが入力されるのを待ち、登録番号と#とが入力されると、ステップS88へ進む(ステップS87)。
登録番号と#とが入力されると、制御部242は、入力された登録番号が登録テーブル220に登録されているか否か判断する(ステップS88)。また、制御部242は、判断結果を一時的に内部に保持する。
入力された登録番号が、登録テーブル220に登録されていないとの判断が1回目または2回目になされた場合(ステップS88でNO(1〜2回目))、制御部242は、応答メッセージ3を選択する(ステップS89)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号3に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「登録番号が無効です。表示ユニットに記載されている登録番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS90)。その後、制御部242は、ステップS87に戻り、処理を続ける。
入力された登録番号が、登録テーブルに登録されていないとの判断が3回目になさら場合(ステップS88でNO(3回目))、制御部242は、応答メッセージ4を選択する(ステップS91)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号4に対応する応答メッセージを読み出す、制御部242は、音声データ「登録番号が無効です。お手数ですがはじめからやり直してください。」を再生する(ステップS92)。その後、公衆電話網接続部201は、携帯電話機40と接続している回線を切断し、制御部242は、認証IVR処理を終了する(ステップS93)。
入力された登録番号が、登録テーブルに登録されていると判断されると(ステップS88でYES)、制御部242は、応答メッセージ5を選択する(ステップS94)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号5に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「表示ユニットの押しボタンを押してください。液晶表示部に表示されている確認番号を入力し、最後にシャープを押してください。」を再生する(ステップS95)。
表示ユニット10の押しボタン12がユーザBにより押下されると、表示ユニット10の液晶表示部13には確認番号が表示される。
制御部242は、DTMFトーン信号で確認番号と#とが入力されるのを待ち、確認番号と#とが入力されると、ステップS97へ進む(ステップS96)。
制御部242はステップS87で入力された登録番号を用いて、登録テーブル220から当該登録番号を含む登録情報を検索する。制御部242は、検索された登録情報から、機器番号と時刻補正値とを取得する(ステップS97)。
制御部242は、ステップS97で取得した機器番号を用いて、機器テーブル210から当該機器番号を含む機器情報を検索する。制御部242は、検索された機器情報から、固有IDを取得する(ステップS98)。
制御部242は、時計205から現在日時を読み出す(ステップS99)。制御部242は、読み出した現在日時に時刻補正値を加算して補正時刻を生成する(ステップS100)。
例えば、時計205から読み出した現在日時が「12年1月1日12時00分」であり、時刻補正値が「+1」であるとすると、制御部242は、時計205から読み出した現在日時を1分進めて、補正時刻「12年1月1日12時01分」を生成する。
また、例えば、時計205から読み出した現在日時が「12年4月5日20時58分」であり、時刻補正値が「−3」である場合、制御部242は、時計205から読み出した現在日時から3分遅らせ、補正時刻「12年4月5日20時55分」を生成する。
制御部242は、ステップS100で生成した補正時刻に対応する時刻文字列を生成する。さらに、制御部242は、ステップS100で生成した補正時刻の1分前、2分前、3分前、1分後、2分後、3分後のそれぞれの時刻に対応する時刻文字列を生成する(ステップS101)。
例えば、補正時刻が「12年1月1日12時01分」である場合、制御部242は、「1201011158」(3分前)、「1201011159」(2分前)、「1201011200」(1分前)、「1201011201」(補正時刻)、「1201011202」(1分後)、「1201011203」(2分後)、および「1201011204」(3分後)の7個の時刻文字列を生成する。
制御部242は、生成された7個の時刻文字列それぞれについて、時刻文字列とステップS98で取得した固有IDとを連結して7個の認証文字列を生成する(ステップS102)。
続いて、制御部242は、生成された7個の認証文字列それぞれを一方向性ハッシュ関数に入力し、7個の擬似乱数を生成する(ステップS103)。制御部242は、ステップS103で生成した7個の擬似乱数のそれぞれと、ステップS96で受信した確認番号とを比較し、確認番号に一致する擬似乱数があるか否か判断する(ステップS104)。
確認番号に一致する擬似乱数が存在しない場合(ステップS104でNO)、制御部242は、応答メッセージ6を選択する。制御部242は、音声データ記憶部241から番号6に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「確認できませんでした。お手数ですがはじめからやり直してください。」を再生する。その後、公衆電話網接続部201は、携帯電話機40と接続している回線を切断し、制御部242は、認証IVR処理を終了する(ステップS107)。
確認番号に一致する擬似乱数が存在する場合(ステップS104でYES)、制御部242は、その一致する擬似乱数の生成に用いられた時刻文字列と、補正時刻から生成された時文字列とを用いて、新たな時刻補正値を算出する(ステップS108)。そして、制御部242は、算出された時刻補正値を登録テーブル220に上書きする(ステップS109)。
例えば、確認番号に一致する擬似乱数の生成に用いられた時刻文字列が「1201011203」であるとする。また、補正時刻から生成された時刻文字列が「1201011201」であるとする。これは、表示ユニット10の時計101が、電話転送サーバ20の時計205より2分遅れていることを意味する。そこで、制御部242は、時刻補正値として「−2」を生成する。そうすれば、次回の認証IVR処理においては、ステップS100で、表示ユニット10の時計101が2分遅れていることを考慮して補正時刻を算出することができる。
続いて、制御部242は、応答メッセージ7を選択する(ステップS110)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号7に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「確認が完了しました。電話を転送しますので、しばらくお待ちください。」を再生する(ステップS111)。
制御部242は、登録テーブル220に登録されている転送先電話番号、即ち電話機30に発信する(ステップS112)。制御部242は、電話機30であるの状態を判断する(ステップS113)。
電話機30が話し中の場合(ステップS113で話し中)、制御部242は、応答メッセージ8を選択する(ステップS114)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号8に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「転送先は話し中です。お手数ですがはじめからやり直してください。」を再生する(ステップS115)。その後、公衆電話網接続部201は、携帯電話機40と接続している回線を切断し、制御部242は、登録IVR処理を終了する(ステップS116)。
電話機30が応答した場合(ステップS113で応答)、制御部242は、応答メッセージ9を選択する(ステップS117)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号9に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「1分以内でお話ください。」を再生する(ステップS118)。その後、公衆電話網接続部201は、電話機30と携帯電話機40とを回線接続する(ステップS119)。制御部242は、回線接続からの経過時間と通話状態とを監視する(ステップS120)。
通話が完了した場合(ステップS120でYES)、公衆電話網接続部201は、電話機30と携帯電話機40と接続している回線を切断し、制御部242は、認証IVR処理を終了する(ステップS116)。
通話が完了せず、回線接続から1分が経過した場合(ステップS120でNO(1分超え))、公衆電話網接続部201は、電話機30と携帯電話機40とを接続している回線を切断し、制御部242は、認証IVR処理を終了する(ステップS116)。通話が完了せず、回線接続から1分が経過していない場合(ステップS120でNO(1分以内)は、公衆電話網接続部201は、電話機30と携帯電話機40との接続状態を維持する。
電話機30が呼び出し中の場合(ステップS113で呼び出し中)、制御部242は、呼び出し回数を監視する(ステップS121)。呼び出し回数が10回未満の場合(ステップS121で10未満)、制御部242は、ステップS113に戻り処理を続ける。呼び出し回数が10回になると(ステップS121で10回)、制御部242は、応答メッセージ10を選択する(ステップS122)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号10に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「転送先がお出になりません。お手数ですがはじめからやり直してください。」を再生する(ステップS123)。その後、公衆電話網接続部201は、携帯電話機40と接続している回線を切断し、制御部242は、認証IVR処理を終了する(ステップS116)。
<4.変形例>
以上、本発明に係る電話転送システムの実施形態を説明したが、例示した電話転送システム1を以下のように変形することも可能であり、本発明に係る電話転送システムが上記実施形態で示したとおりの電話転送システム1に限られないことは勿論である。
(1)上記実施形態では、電話機30は、公衆電話網50に接続している固定電話機であった。しかし、本発明はこれに限定されず、電話機30は、携帯電話網60に接続されたユーザAの携帯電話機でもよい。携帯電話機の電話番号を転送先電話番号として登録することで、ユーザAが外出している場合であっても、ユーザBは、ユーザAに対して来訪を伝えることが可能となる。また、電話機30は、IP電話網に接続されたIP電話機でもよいし、VoIP機能を備えるパーソナルコンピュータ、タブレット型端末などの端末装置でもよい。
(2)上記実施形態では、ユーザAが電話機30から電話転送サーバ20の登録IVR処理部203へ電話を掛けることにより、転送先電話番号の登録を行った。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、ユーザAが、インターネットに接続可能な端末装置を用いて、電話転送サーバ20を有する通信事業者のホームページ上で各種情報を入力することにより転送先電話番号の登録を行っても良い。
(3)上記実施形態では、認証IVR処理部204の電話番号が表示ユニット10に記載されている構成を有していたが、本発明はこれに限定されない。
(4)上記実施形態の認証IVR処理では、ステップS112において電話転送サーバ20が電話機30へ電話を掛けることにより、電話機30と携帯電話機40とを回線接続する構成を有していた。しかし、本発明はこれに限定されない。
ここでは、図16に示すフローチャートを用いて、SMSを利用して電話機30と携帯電話機40とを回線接続する例について説明する。
電話転送サーバ20は、認証IVR処理のステップS109まで上記実施形態と同様の処理を行う。本変形例では、制御部242は、応答メッセージ7に替えて、応答メッセージ7´を選択する(ステップS131)。制御部242は、音声データ記憶部241から、番号7´に対応する応答メッセージを読み出す。制御部242は、音声データ「確認が完了しました。電話を呼び出しますので、しばらくお待ちください。」を再生する(ステップS132)。
続いて、制御部242は、登録テーブル220に登録されている転送先電話番号を宛先とするショートメッセージを送信する(ステップS133)。ショートメッセージの本文は、例えば、「来客があります。06−1234−5678までお電話ください。」である。ショートメッセージの本文に含まれる電話番号「06−1234−5678」は、認証IVR処理部204の電話番号である。
その後、制御部242は、時間の経過を計測しながら、転送先電話番号からのコールバックを待つ。
コールバックがあると(ステップS134でYES)、制御部242は、応答メッセージ9を選択する(ステップS135)。ステップS136〜ステップS139までの処理は、図15のステップS118〜ステップS116までの処理と同様であるため、説明を省略する。
コールバックが無く(ステップS134でNO)、30秒以内であれば(ステップS140で30秒以内)、制御部242は、ステップS134に戻り、処理を続ける。
コールバックが無く(ステップS134でNO)、30秒を経過した場合(ステップS140で30秒超え)、制御部242は、応答メッセージ10を選択する(ステップS141)。ステップS142〜ステップS139までの処理は、図15のステップS123〜ステップS116と同様であるため、説明を省略する。
(5)上記実施形態では、表示ユニット10は、液晶表示部13を備え、生成した確認番号(擬似乱数)を液晶表示部13に表示する構成を有していた。これにより、ユーザBは、液晶表示部13に表示された確認番号を見て、携帯電話機40のキーを操作することにより確認番号を入力することができる。しかし、本発明はこの構成に限定されない。
表示ユニット10は、液晶表示部13の替わりに、スピーカを備える構成であってもよい。表示ユニット10は、生成した確認番号を表すDTMFトーン信号を前記スピーカから出力してもよい。これにより、ユーザBha,表示ユニット10のスピーカから出力されるDMTFトーン信号を、携帯電話機40のマイクを用いて入力することができる。
また、表示ユニット10は、確認番号を数値ではなく、携帯電話機40で読み取りが可能なバーコードなどで表示してもよい。ユーザBは、携帯電話機40のバーコードリーダで前記バーコードを読み取ったり、携帯電話機40にカメラで前記バーコードを撮影することで、確認番号を入力することができる。この場合、電話転送サーバ20には、携帯電話機40から受信したバーコードのデータから確認番号を再現する機能が必要である。
(6)上記実施形態では、ユーザA宅の玄関先に表示ユニット10を設置することにより、携帯電話機40を保持したユーザBが確かにユーザA宅まで来ていることを確認してから、電話回線を接続する電話転送システム1について説明した。
しかし、本発明に係る電話転送システムは、このような利用方法に限定されないのは勿論である。
例えば、街頭に貼られた宣伝広告用のポスターの近傍や、展示場で展示されている商品の近傍に、「商品についてより詳しい情報が必要な方は、06−1234−5678までお電話ください。」などのメッセージ文字列が記載された表示ユニット10を設置してもよい。そうすると、実際にポスターや商品の前に居る人物からの電話を接続することができる。また、会社の無人の受付や、夜間の無人の交番などに表示ユニット10を設置することも考えられる。
本発明に係る電話転送システムは、ある人物が表示ユニット10の近傍に居ることを確認した上で、電話回線を接続するシステムとして、どのような場面でも利用することが可能である。
本実施形態では、表示ユニット10の前にいるユーザBが自分の携帯電話機40を用いて電話転送サーバ20へ電話を掛けるので、通話料はユーザBが負担することになる。また、電話転送サーバ20は、携帯電話機40に対し、発番号通知を要求する。また、電話転送サーバ20は、通話記録部206を備え、携帯電話機40との通話内容を記録する機能を有する。これらのことから、ユーザBがいたずらに電話転送サーバ20へ電話を掛ける可能性は低いと考えられる。
(7)上記実施形態および上記変形例を適宜組み合わせてもよい。
<5.補足>
以下、更に本発明の一実施形態としての電気錠システムの構成およびその変形例と効果について説明する。
(a)本発明に係る電話転送システムは、表示ユニットと電話転送サーバとから構成され、前記表示ユニットは、時刻を計測する第1の時計と、固有IDを記憶している固有ID記憶部と、前記第1の時計が計測している時刻と前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する第1の擬似乱数生成部と、生成された前記擬似乱数を表示する表示部とを備え、前記電話転送サーバは、時刻を計測する第2の時計と、前記表示ユニットの固有IDおよび前記表示ユニットに関連する電話番号を記憶しているユニット情報記憶部と、電話機から当該電話機の操作により生成された情報を受信する受信部と、前記受信部が前記情報を受信すると、前記第2の時計が計測している時刻と前記ユニット情報記憶部に記憶されている前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する第2の擬似乱数生成部と、受信した前記情報が前記第2の擬似乱数生成部により生成された前記擬似乱数と一致するか否かを判断する判断部と、前記判断部により一致すると判断された場合に、前記電話機を前記表示ユニットに関連する前記電話番号に回線接続する通信制御部とを備えることを特徴とする。
なお、前記受信部は、上記実施形態の公衆電話網接続部201および認証IVR処理部204の機能により実現することができる。前記第2の擬似乱数生成部および判断部は、上記実施形態の認証IVR処理部204の機能により実現することができる。前記通信制御部は、上記実施形態の公衆電話網接続部201および認証IVR処理部204の機能により実現することができる。
この構成によると、表示ユニットの時計が計測している時刻と表示ユニットの固有IDとから生成された有効期限を持つ擬似乱数を用いることで、訪問客が表示ユニットの前に実際に居ることを確認することが可能となる。
また、表示ユニットと電話転送サーバ、および、表示ユニットと電話機との間で通信を行う必要がないため、表示ユニットには通信回路が不要である。表示ユニットは擬似乱数生成を生成して表示するという簡易な構成であるため、低コストで実現可能である。
また、訪問客は電話転送サーバに対して電話をかければよいので、家の住人の電話番号を訪問客に公開する必要が無い。
(b)前記電話転送システムにおいて、前記ユニット情報記憶部は、正当な表示ユニットの機器番号および固有IDを対応付けて記憶しており、前記電話転送サーバは、更に、前記表示ユニットの機器番号および前記表示ユニットに関連する前記電話番号を受信する登録情報受信部と、受信した前記機器番号が前記ユニット情報記憶部に記憶されているか否かを判断する認証部と、前記機器番号が前記ユニット情報記憶部に記憶されている場合、前記表示ユニットに固有の登録番号を生成する登録番号生成部と、生成した前記登録番号および前記電話番号を、前記固有IDに関連付けて前記ユニット情報記憶部に登録する登録部とを備え、前記受信部は、更に、前記電話機の操作により前記登録番号を受信し、前記判断部は、受信した前記登録番号に関連付けられている前記固有IDを前記ユニット情報記憶部から読み出し、読み出した前記固有IDと時刻とを用いて前記判断を行うことを特徴とする。
なお、前記登録情報受信部は、上記実施形態の公衆電話網接続部201および登録IVR処理部203の機能により実現することができる。前記認証部、前記登録番号生成部、および登録部は、上記実施形態の登録IVR処理部203の機能により実現することができる。前記受信部は、上記実施形態の公衆電話網接続部201および登録IVR処理部203の機能により実現することができる。
この構成によると、電話転送サーバは、正当な表示ユニットについてのみ、関連する電話番号を登録することができる。
(c)前記電話転送システムにおいて、前記第2の擬似乱数生成部は、
前記第2の時計が計測している時刻、当該時刻から所定時間前の時刻および当該時刻から所定時間後の時刻のそれぞれと前記固有IDとから、前記第1の擬似乱数生成部と同一のアルゴリズムを用いて複数個の検証候補値を生成し、前記判断部は、生成された前記複数個の検証候補値のうち、受信した前記情報と一致するものがあるか否かを判断し、いずれか一つの検証候補値が受信した前記情報と一致する場合に、受信した前記情報が前記第2の擬似乱数生成部により生成された前記擬似乱数と一致すと判断し、当該検証候補値の基となった時刻の前記第2の時計が計測している時刻からのずれ量を補正値として記録し、前記第2の擬似乱数生成部は、以降の判断において、記録されている前記補正値を用いて前記第2の時計が計測している時刻を補正した補正時刻を基に、複数個の検証候補値を生成することを特徴とする。
本システムでは、表示ユニットと電話転送サーバとで時計を同期させることが重要である。そこで、表示ユニットは標準電波を受信して時計を補正する時刻補正部を有していることが望ましい。しかし、標準電波の受信処理では比較的大きな電力が消費されるので、本発明の表示ユニットのように小型電池で駆動する機器の場合には、時刻補正部を組み込めない場合もある。
そこで、本発明に係る電話転送サーバは、上記の構成を有することにより、表示ユニットとの間で時計が同期していない場合であっても、認証処理を行うことが可能となる。さらに、電話転送サーバは、以後の認証処理では、表示ユニットとの間の時刻のずれを加味した上で、認証処理を実行することが可能となる。
(d)前記電話転送システムにおいて、前記表示ユニットは、更に、ユーザの操作を受け付ける操作部を有し、前記第1の擬似乱数生成部は、前記操作部が操作されると、前記擬似乱数を生成することを特徴とする。
この構成によると、表示ユニットは、ユーザ操作を受け付けたときのみ、擬似乱数の生成および生成された擬似乱数の表示を行うので、無駄な電力を消費せず、表示ユニットの省電力化が実現できる。
(e)前記電話転送システムにおいて、前記通信制御部は、前記ユニット情報記憶部に登録されている前記電話番号に対し電話をかけることにより前記電話機を前記電話番号に回線接続することを特徴とする。
この構成によると、電話転送サーバ自身が電話をかけるので、短時間で回線接続できる可能性が高い。
この場合、電話転送サーバから前記電話番号へかけた電話に係る通話料が電話転送サーバに課金されることになる。そこで、以下のように構成することもできる。
(f)前記電話転送システムにおいて、前記通信制御部は、前記ユニット情報記憶部に登録されている前記電話番号に対し、SMS(Short Message Service)を利用して着信があった旨のメッセージを通知し、前記電話番号からコールバックがあると、前記電話機を前記電話番号に回線接続することを特徴とする。
この構成によると、電話転送サーバから前記電話番号へ電話をかける必要が無いため、電話転送サーバに通話料が課金されることはない。
(g)本発明に係る電話転送サーバは、時刻を計測する時計と、表示ユニットの固有IDおよび前記表示ユニットに関連する電話番号を記憶しているユニット情報記憶部と、電話機から当該電話機の操作により生成された情報を受信する受信部と、前記受信部が前記情報を受信すると、前記時計が計測している時刻と前記ユニット情報記憶部に記憶されている前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する擬似乱数生成部と、時刻と前記ユニット情報記憶部に記憶されている前記固有IDとを基に、受信した前記情報が前記擬似乱数を示すか否かを判断する判断部と、受信した前記情報が前記擬似乱数生成部により生成された前記擬似乱数と一致するか否かを判断する判断部と、前記判断部により一致すると判断された場合に、前記電話機を前記表示ユニットに関連する前記電話番号に回線接続する通信制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によると、電話転送サーバは、時計が計測している時刻と表示ユニットの固有IDとから生成された擬似乱数を用いて前記電話機から受信した情報を認証することで、訪問客が表示ユニットの前に実際に居ることを確認することが可能となる。
また、訪問客は電話転送サーバに対して電話をかければよいので、家の住人の電話番号を訪問客に公開する必要が無い。
(h)本発明に係る表示ユニットは、電話転送システムで用いられる表示ユニットであって、時刻を計測する時計と、固有IDを記憶している固有ID記憶部と、前記時計が計測している時刻と前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する擬似乱数生成部と、生成された前記擬似乱数を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
この構成によると、時計が計測している時刻と表示ユニットの固有IDとから生成された擬似乱数を表示するので、表示された擬似乱数を用いた認証処理を行うことで、訪問客が表示ユニットの前に実際に居ることを確認することが可能となる。また、表示ユニットは通信回路を有しておらず、擬似乱数生成を生成して表示するという簡易な構成であるため、低コストで実現可能である。
1 電話転送システム
10 表示ユニット
12 押しボタン
13 液晶表示部
20 電話転送サーバ
30 電話機
40 携帯電話機
50 公衆電話網
60 携帯電話網
101 時計
102 時計補正部
103 固有ID記憶部
104 操作入力部
105 擬似乱数生成器
106 表示制御部
201 公衆電話網接続部
202 ユニット情報記憶部
203 登録IVR処理部
204 認証IVR処理部
205 時計
206 通話記録部
231 音声データ記憶部
232 制御部
233 読出/書込部
241 音声データ記憶部
242 制御部
243 読出/書込部

Claims (8)

  1. 表示ユニットと電話転送サーバとから構成される電話転送システムであって、
    前記表示ユニットは、
    時刻を計測する第1の時計と、
    固有IDを記憶している固有ID記憶部と、
    前記第1の時計が計測している時刻と前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する第1の擬似乱数生成部と、
    生成された前記擬似乱数を表示する表示部とを備え、
    前記電話転送サーバは、
    時刻を計測する第2の時計と、
    前記表示ユニットの固有IDおよび前記表示ユニットに関連する電話番号を記憶しているユニット情報記憶部と、
    電話機から当該電話機の操作により生成された情報を受信する受信部と、
    前記受信部が前記情報を受信すると、前記第2の時計が計測している時刻と前記ユニット情報記憶部に記憶されている前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する第2の擬似乱数生成部と、
    受信した前記情報が前記第2の擬似乱数生成部により生成された前記擬似乱数と一致するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により一致すると判断された場合に、前記電話機を前記表示ユニットに関連する前記電話番号に回線接続する通信制御部とを備える
    ことを特徴とする電話転送システム。
  2. 前記ユニット情報記憶部は、正当な表示ユニットの機器番号および固有IDを対応付けて記憶しており、
    前記電話転送サーバは、更に、
    前記表示ユニットの機器番号および前記表示ユニットに関連する前記電話番号を受信する登録情報受信部と、
    受信した前記機器番号が前記ユニット情報記憶部に記憶されているか否かを判断する認証部と、
    前記機器番号が前記ユニット情報記憶部に記憶されている場合、前記表示ユニットに固有の登録番号を生成する登録番号生成部と、
    生成した前記登録番号および前記電話番号を、前記固有IDに関連付けて前記ユニット情報記憶部に登録する登録部とを備え、
    前記受信部は、更に、前記電話機の操作により前記登録番号を受信し、
    前記判断部は、受信した前記登録番号に関連付けられている前記固有IDを前記ユニット情報記憶部から読み出し、読み出した前記固有IDと時刻とを用いて前記判断を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話転送システム。
  3. 前記第2の擬似乱数生成部は、
    前記第2の時計が計測している時刻、当該時刻から所定時間前の時刻および当該時刻から所定時間後の時刻のそれぞれと前記固有IDとから、前記第1の擬似乱数生成部と同一のアルゴリズムを用いて複数個の検証候補値を生成し、
    前記判断部は、
    生成された前記複数個の検証候補値のうち、受信した前記情報と一致するものがあるか否かを判断し、
    いずれか一つの検証候補値が受信した前記情報と一致する場合に、受信した前記情報が前記第2の擬似乱数生成部により生成された前記擬似乱数と一致すと判断し、当該検証候補値の基となった時刻の前記第2の時計が計測している時刻からのずれ量を補正値として記録し、
    前記第2の擬似乱数生成部は、以降の判断において、記録されている前記補正値を用いて前記第2の時計が計測している時刻を補正した補正時刻を基に、複数個の検証候補値を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電話転送システム。
  4. 前記表示ユニットは、更に、
    ユーザの操作を受け付ける操作部を有し、
    前記第1の擬似乱数生成部は、前記操作部が操作されると、前記擬似乱数を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電話転送システム。
  5. 前記通信制御部は、
    前記ユニット情報記憶部に登録されている前記電話番号に対し電話をかけることにより前記電話機を前記電話番号に回線接続する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電話転送システム。
  6. 前記通信制御部は、
    前記ユニット情報記憶部に登録されている前記電話番号に対し、SMS(Short Message Service)を利用して着信があった旨のメッセージを通知し、
    前記電話番号からコールバックがあると、前記電話機を前記電話番号に回線接続する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電話転送システム。
  7. 時刻を計測する時計と、
    表示ユニットの固有IDおよび前記表示ユニットに関連する電話番号を記憶しているユニット情報記憶部と、
    電話機から当該電話機の操作により生成された情報を受信する受信部と、
    前記受信部が前記情報を受信すると、前記時計が計測している時刻と前記ユニット情報記憶部に記憶されている前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する擬似乱数生成部と、
    時刻と前記ユニット情報記憶部に記憶されている前記固有IDとを基に、受信した前記情報が前記擬似乱数を示すか否かを判断する判断部と、
    受信した前記情報が前記擬似乱数生成部により生成された前記擬似乱数と一致するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により一致すると判断された場合に、前記電話機を前記表示ユニットに関連する前記電話番号に回線接続する通信制御部とを備える
    ことを特徴とする電話転送サーバ。
  8. 電話転送システムで用いられる表示ユニットであって、
    時刻を計測する時計と、
    固有IDを記憶している固有ID記憶部と、
    前記時計が計測している時刻と前記固有IDとを基に擬似乱数を生成する擬似乱数生成部と、
    生成された前記擬似乱数を表示する表示部と
    を備えることを特徴とする表示ユニット。
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