JP2013149671A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ESDサージに強い半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、半導体基板中に形成された活性領域(2)を含む。第1拡散領域(12)および第2拡散領域(11)は活性領域の表面に形成されている。ゲート電極(14)は、第1および第2拡散領域との間の半導体基板の上方に形成されている。第1配線(27a)は、第1拡散領域の上方に形成され、第1拡散領域およびパッドと電気的に接続されたている。2つの第2配線(27b)は、第1配線の両外側において第1拡散領域の上方に形成され、第1配線から独立しており、第1拡散領域および内部回路と電気的に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
半導体チップの入力パッド、出力パッド、入出力パッドにESD(Electro Static Discharge)サージが印加されることがある。このESDサージから、半導体チップの内部の回路を保護するために、パッドと内部回路の間にESD保護素子が設けられる。ESD保護素子として、例えばMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)が用いられる。
ESD保護用NMOSFETは、ESDサージが印加された時、その寄生NPNトランジスタが動作することでESDサージをグランドへ流し、内部回路を保護する。この寄生NPNトランジスタを均一に動作させるためには、複数のMOSFETのレイアウトがポイントの1つになる。寄生NPNトランジスタを可能な限り均一に動作させてESDサージのエネルギーを効率良く分散させるために、MOSFETのレイアウトを対称且つ均等的なパターンにすることが望ましい。ESD保護用のMOSFETのレイアウトが不均一であると、MOSFET領域のうちの一部の寄生NPNトランジスタが先に動作を始めてしまい、この部分にESDサージのエネルギーが集中してしまうことでESD保護素子用MOSFETが破壊されてしまう。
また、保護素子用MOSFETだけでは内部回路がESDによって破壊されることを守れない場合に、保護素子用MOSFETと直列に保護抵抗を入れることはよく使用されている技術である。ただし保護回路を増やすことは、通常の回路動作のパフォーマンスを悪化させ、チップサイズを大きくしてしまうデメリットが生じてしまう。
特開平6−302765号公報
ESDサージに強い半導体装置を提供しようとするものである。
一実施形態による半導体装置は、半導体基板中に形成された活性領域を含む。第1拡散領域および第2拡散領域は活性領域の表面に形成されている。ゲート電極は、第1および第2拡散領域との間の半導体基板の上方に形成されている。第1配線は、第1拡散領域の上方に形成され、第1拡散領域およびパッドと電気的に接続されたている。2つの第2配線は、第1配線の両外側において第1拡散領域の上方に形成され、第1配線から独立しており、第1拡散領域および内部回路と電気的に接続されている。
第1実施形態に係る半導体装置のレイアウトを例示している。 第1実施形態に係る半導体装置の断面を示している。 第1実施形態に係る半導体装置のパッド−保護MOS−内部回路の接続イメージ図を例示している。 第1実施形態に係る半導体装置の等価回路を示している。 第2実施形態に係る半導体装置のレイアウトを例示している。
実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断されるべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。実施形態の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置のレイアウトを例示している。図2は、図1のII−II´線に沿った断面を示している。図1および図2に示されるように、例えば基板1中のウェル4の表面に活性領域2が形成されている。活性領域2は、STI(shallow trench isolation)3によって囲まれることによって区画されている。活性領域2は、後述のソース領域11と、ドレイン領域12(ドレイン領域12a、12b、低濃度拡散領域16の組)に分けられる。
ウェル4の表面には、例えばn型の複数のMOSFET10が形成されている。MOSFET10は、半導体装置の保護素子としての機能を担う。複数のMOSFET10はx方向に沿って並んでいる。MOSFET10は、n型のソース領域11、n型のドレイン領域12、ゲート絶縁膜13、ゲート電極14を含んでいる。ゲート絶縁膜13はウェル4の表面上に形成されている。ゲート電極14は、例えば導電性のポリシリコンからなり、ゲート絶縁膜13上に形成され、基板1の表面に沿ってy方向に延びている。ソース領域11およびドレイン領域12は、ゲート電極14の下方のチャネル領域を挟み、ウェル4の表面に形成されている。隣接するMOSFET10は、それらの間のソース領域11またはドレイン領域12を共有する。ウェル4の表面のチャネル領域の両側には、n型の低濃度拡散領域16が形成されている。低濃度拡散領域16は、ソース領域11またはドレイン領域12と接続されており、ソース領域11およびドレイン領域12より低い不純物濃度を有する。ゲート電極14の側面上には、絶縁材料からなるサイドウォール17が形成されている。
ソース領域11およびドレイン領域12の表面およびゲート電極14の上面にはシリサイド21が形成されている。シリサイド21は、サリサイド(self-aligned silicide)であってもよい。シリサイド21は、シリコンと高融点金属(Ti、Co、Ni)との金属化合物であり、ソース領域11、ドレイン領域12は、シリサイド21を介してコンタクトプラグ22と接続されている。シリサイド21によって、ソース領域11およびドレイン領域12とコンタクトプラグ22との間の抵抗を低下させることができる。コンタクトプラグ22は、y方向に沿って、間隔を有して並んでいる。ゲート電極14もその上のシリサイド21を介してコンタクトプラグ(図示せず)と接続されている。
シリサイド21は、一部が分断されることがある。図1および図2はそのような例を示している。これは、シリサイド21による高抵抗化効果が望まれない部分でシリサイド21を形成しないことを目的としている。シリサイド21の非形成領域を形成するために、シリサイド21の形成が望まれない領域のウェル4の上方には、例えばパターニングされた膜からなるシリサイドブロック23が形成されている。シリサイドブロック23は、y方向に沿って延びている。例として、シリサイドブロック23は、2つのゲート電極14の間で2つ形成されている。2つのシリサイドブロック23は、コンタクトプラグ22の列を挟んでいる。シリサイドブロック23は、ソース領域11およびドレイン領域12の形成のためのイオン注入を阻害する。この結果、シリサイドブロック23の下方において、ドレイン領域12は、分断されている。以下の記述では、分断されたドレイン領域12のゲート電極14と隣接する部分をドレイン領域12aとして引用し、ドレイン領域12aに挟まれた部分をドレイン領域12bとして引用する。ドレイン領域12の分断は、y方向に沿って延びている。また、シリサイドブロック23は、シリサイド21の形成のための金属のスパッタリングも阻止する。このため、シリサイドブロック23の下方では、シリサイド21は形成されていない。シリサイドブロック23の下方には、低濃度拡散領域16がドレイン領域12a、12b同士を接続するように形成されている。こうして、ドレイン領域のうちのシリサイドブロック23の下方の部分は、低濃度拡散領域16により実現される。すなわち、ドレイン領域12は、ドレイン領域12a、12b、およびシリサイドブロック23の下方の低濃度拡散領域16の組から構成される。
ソース領域11の上方には、配線26がy方向に沿って延びている。配線26は、x方向に関しては、隣接する2つのゲート電極14の間の領域にわたって分断せずに広がっている。配線26は、y方向に沿って分断されることなく、例えば活性領域2の両端近傍に達する。配線26は、ソース領域11上のコンタクトプラグ22と接続されている。配線26は、M1層により実現されている。M1層は、ウェル4の表面から1層目の金属層である。
ドレイン領域12a、12bの上方にもM1配線により実現された配線27が形成されている。配線27は、x方向に関しては、隣接する2つのゲート電極14の間の領域にわたって分断せずに広がっている。また、配線27は、y方向に沿って延び、かつx方向に沿って2か所で分断されている。この結果、配線27は、1つの第1部分27aと2つの第2部分27bを含んでいる。配線の第1部分27aは配線27のうちの中央の部分であり、配線の第2部分27bは配線27のうちの両端の部分である。以下の記述では、配線の第1部分27a、第2部分27bを、それぞれ、中央部27aおよび端部27bと称する場合がある。配線27の中央部27aは、配線27の端部27bの面積より大きい面積を有することが好ましい。配線27の中央部27aと端部27bとの境界は、配線27のy方向の中央に関して線対称であることが好ましい。端部27bは、例えば活性領域2の両端近傍に達する。配線27(中央部27a、端部27b)は、ドレイン領域12b上のコンタクトプラグ22と接続されている。上記のように、配線27の中央部27aは、配線27の端部27bの面積より大きい面積を有することが好ましい。この結果、中央部27aと接続されるコンタクトプラグの個数を端部27bと接続されるコンタクトプラグよりも多くすることができる。典型例として、通常、コンタクトプラグ22の面積は、ほぼ同じだからである。したがって、中央部27aと接続されるコンタクトプラグの総面積は、端部27bと接続されるコンタクトプラグの総面積より大きい。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置のパッド−保護MOSFET−内部回路の接続イメージ図を例示している。より具体的には、図3は、図1のレイアウトより上方のレイアウトを主に示している。図3に示されるように、配線26、27(27a、27b)の上方には、配線31がx方向に沿って延びている。配線31は、例えばM2層により実現される。M2層は、M1層の上方の金属層である。配線31の下面は、ビアプラグ32の一端と接続されている。ビアプラグ32の他端は、配線26と接続されている。配線31は接地されている。
また、M2配線により配線34が構成されている。配線34は、配線27の中央部27aの上方においてx方向に沿って延びている。配線34の下面は、ビアプラグ35の一端と接続されている。ビアプラグ35の他端は、配線27の中央部27aと接続されている。配線34の上方には、M3配線により配線37が構成されている。M3層は、M2層の上方の金属層である。配線37は、プラグ(図示せず)を介して配線34と接続され、かつパッド38と接続されている。パッド37は、半導体装置の入力パッド、出力パッド、または入出力パッドである。
また、M2配線により、配線41が構成されている。配線41は、配線27の端部27bの上方においてx方向に沿って延びている。配線42同士は電気的に接続されている。配線41の下面は、ビアプラグ42の一端と接続されている。ビアプラグ42の他端は、配線27の端部27bと接続されている。配線41の上方には、M3配線により配線43が構成されている。配線43は、プラグ(図示せず)を介して配線41と接続され、内部回路(図示せず)と電気的に接続されている。内部回路は、半導体装置の機能を実現するための種々の任意の回路である。
図4は、第1実施形態に係る半導体装置の等価回路を示している。図4に示されるように、パッド38は、MOSFET10の電流経路の一端と電気的に接続されている。各MOSFET10の他端は、自身のゲートに電気的に接続されるとともに、接地されている。パッド38とMOSFET10の一端との接続ノードAは、図1の配線27の中央部27aに対応する。一方、内部回路44の入力(または出力)は、図1の配線27の端部27bに対応する。上記のように、配線27は、中央部27aと端部27bとに分離されている。このため、接続ノードAと、内部回路44の入力(または出力)との間は、配線27によって電気的に接続されていない。代わりに、中央部27aと端部27bとの間の電気経路は、ドレイン領域12a、12bにより実現される。この領域は、金属配線に比べ抵抗値が高い。このことが、図4では、接続ノードAと、内部回路44の入力(または出力)との間の抵抗51として表現されている。この抵抗51によって、パッド38に入力されたESDサージは、MOSFET10へと流れやすくなっている。すなわち、パッド38に入力されたESDサージは、内部回路44に到達する前に必ずMOSFET10を経由させられる。ESDサージのような過剰な電流は、MOSFET10を経由後にグランドに流出するため、このような過剰な電流が内部回路に到達することが防止される。抵抗51値は、分離の距離を調節することによって調節することができる。また、抵抗51の値の調節は、中央部27aの端のコンタクトプラグ22と、端部27bの端のコンタクトプラグ22との間の距離で行うこともできる。このような2つの部分27a、27bの境界のコンタクトプラグ22間の距離が抵抗51の値を決定するからである。通常、3つの部分27a、27bには可能な限り多くのコンタクトプラグが配置されるが、距離の調節のためにコンタクトプラグ22の数が調節される(減らされる)。
なお、ここまでの説明では、配線27の分断は、y方向の中央に関して線対称となっている。この結果、パッド38と内部回路44の入力(または出力)との間の複数の電気的な経路は同じとなっている。しかしながら、このような電気的な経路を等しくするために、配線27のレイアウト(例えば分断の位置)が必ずしも線対称であることは必須ではない。少なくとも、配線37が2か所で分断され、中央部27aがパッド38と電気的に接続され、端部27bが内部回路44の入力(または出力)と接続されていれば、電気的な経路を実質的に等しくすることができる。
以上説明したように、第1実施形態に係る半導体装置によれば、パッド38とMOSFET10との接続ノードAと、内部回路44の入力(または出力)とは、一部、配線27ではなくドレイン領域12a、12bにより電気的に接続されている。このため、接続ノードAと、内部回路44の入力(または出力)との間は高い値の抵抗により接続される。この抵抗によって、ESDサージを、内部回路44に到達する前に必ずMOSFET10を経由させることができ、MOSFET10によるESDサージからの内部回路44の保護機能をより確実に発動させることができる。
また、第1実施形態に係る半導体装置によれば、配線37は2か所で分断され、中央部27aがパッド38と電気的に接続され、端部27bが内部回路44の入力(または出力)と接続されている。この結果、パッド38から内部回路44への複数の電気的接続(電気経路)が同様になる。すなわち、図4から明らかなように、複数の接続ノードAはいずれも、抵抗51を介して内部回路44の入力(または出力)と接続される。このため、パッド38から内部回路44への複数の電気経路の配線抵抗が少なくとも実質的には等しくなるので、一部の経路にESDサージが集中することは防止される。一方、第1実施形態とは異なり、例えばパッドから保護素子への経路、パッドから内部回路の初段のゲートの配置および配線によってはパッドから内部回路へ至る経路のうちで配線抵抗の低い箇所が形成され得る。すると、この箇所をサージ電流が流れることによってMOSFET10の寄生NPNトランジスタが動作する前に内部回路が破壊されてしまう可能性がある。
内部回路44の入力(または出力)へのESDサージの流入を防ぐために、内部回路44の入力(または出力)の一部を例えばポリシリコンで形成することも行われる。しかし、この技術によると、内部回路44中の信号の応答が悪化し得る。その対策として、MOSFET10のゲート幅を大きくすることが考えられる。しかしながら、このことはMOSFET10の面積の増大を招く。これに対して、第1実施形態に係る半導体装置によれば、抵抗51が、配線27の分断により実現されているので、分断しない構造と比べて面積の増加は生じない。なお、第1実施形態に内部回路44の入力(または出力)に抵抗を挿入する技術を組み合わせることが排除されるものではない。
第1実施形態の構造を、パッド28と内部回路44との間とは別の箇所に応用することも可能である。例えば、内部回路44中のプルアップ回路またはプルダウン回路に適用することができる。すなわち、これらの回路のMOSFETのドレイン領域に電気的に接続される配線が、第1実施形態に従って分断される。このような組み合わせによれば、プルアップ回路またはプルダウン回路中のトランジスタの面積を小さくすることができる。また、出力バッファ回路のMOSFETのドレイン領域に電気的に接続される配線を、第1実施形態に従って分断することもできる。このような組み合わせによれば、出力バッファ回路の面積を維持したままで出力の波形をなまらせることができる。また、何らかのMOSFETのソース/ドレイン領域に電気的に接続される配線を、第1実施形態に従って分断することによって、対応する信号の応答を遅くさせ、また波形のヒゲを除去する効果を得られる。さらに、リングオシレータ中のMOSFETのソース/ドレイン領域に電気的に接続される配線を第1実施形態に従って分断し、分断による抵抗値分を見込んで設計することでブロックサイズを縮小することが可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態は、シリサイドブロックの形状が第1実施形態と異なる。
図5は、第2実施形態に係る半導体装置のレイアウトを例示している。図5に示されるように、第1実施形態の構造に加え、配線27の分断部(中央部27aと端部27bとの間)の下方に、x方向に沿ってシリサイドブロック23bが形成されている。シリサイドブロック23bは、両端においてシリサイドブロック23と接続されている。シリサイドブロック23bが形成されていることに基づいて、シリサイドブロック23bの下方においてドレイン領域12は、x方向に沿って分断されている。すなわち、シリサイドブロック23bの下方では、ドレイン領域12bは形成されておらず、代わりに低濃度拡散領域16が形成されて、ドレイン領域12b同士を接続する。このような構造に対応して、シリサイドブロック23bの下方には、やはりシリサイド21は形成されていない。この構造は、図2のドレイン領域12aとドレイン領域12bとの間の構造と同じである。すなわち、シリサイドブロック23および23bの下方では、シリサイドブロック23および23bに沿ってドレイン領域12bおよびシリサイド21は形成されていない。このシリサイド21が形成されていないことに基づいて、ドレイン領域12b同士の間の抵抗値は、第1実施形態における抵抗値より高い。ここまで説明した構造以外の構造については、第1実施形態と同じであり、第1実施形態について記述した事項が全て適用される。
第2実施形態に係る半導体装置によれば、第1実施形態と同様に、パッド38とMOSFET10との接続ノードAと、内部回路44の入力(または出力)とは、一部、ドレイン領域12a、12bに電気的に接続されている。また、第1実施形態と同じく、配線37は2か所で分断され、中央部27aがパッド38と電気的に接続され、端部27bが内部回路44の入力(または出力)と接続されている。このため、第1実施形態と同じ効果を得られる。さらに、第2実施形態によれば、配線27の分断箇所を電気的に接続する低濃度拡散領域16には、シリサイド21が形成されていない。このため、この領域の抵抗値を高くすることができる。第2実施形態によれば、抵抗51の値を制御するためのパラメータの選択肢は多い。
各実施形態は、上記のものに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の実施形態が抽出され得る。例えば、上記各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が実施形態として抽出され得る。
1…基板、2…活性領域、3…STI、4…ウェル、10…MOSFET、11…ソース領域、12…ドレイン領域、13…ゲート絶縁膜、14…ゲート電極、16…低濃度拡散領域、17…サイドウォール、21…シリサイド、22…コンタクトプラグ、23、23b…シリサイドブロック、26、27、31、34、37、41、43…配線、27a…配線の第1(中央)部分、27b…配線の第2(端)部分、32、35、42…ビアプラグ、38…パッド、44…内部回路、51…抵抗。

Claims (4)

  1. 半導体基板中に形成された活性領域と、
    前記活性領域の表面に形成された第1拡散領域および第2拡散領域と、
    前記第1および第2拡散領域との間の前記半導体基板の上方に形成されたゲート電極と、
    前記第1拡散領域の上方に形成され、前記第1拡散領域およびパッドと電気的に接続された第1配線と、
    前記第1配線の両外側において前記第1拡散領域の上方に形成され、前記第1配線から独立しており、前記第1拡散領域および内部回路と電気的に接続された2つの第2配線と、
    を具備することを特徴とする、半導体装置。
  2. 前記第1配線は、前記第2配線より大きい面積を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1配線と前記2つの第2配線のレイアウトは、前記第1配線の中央に関して線対称である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1配線と少なくとも1つの前記第2配線との間の下方の前記半導体基板の表面にはシリサイドが形成されていない、
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
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