JP2013148433A - コンタクトプローブおよびプローブユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ピッチを狭小化し、繰り返しの使用による耐久性および耐熱性が高く、バネ性を有しながら、接触対象間で確実かつ良好な導通を得ることができるコンタクトプローブおよびプローブユニットを提供すること。
【解決手段】一方の基板の電極と接触する第1接触部、他方の基板の電極と接触する第2接触部、第1接触部および第2接触部を接続する接続部からなり、板厚方向に貫通する貫通孔が設けられた導通部と、第1接触部および第2接触部に加わる荷重によって弾性変形する弾性部と、弾性部の接続部との連結側と異なる側の端部に設けられ、第2接触部側と反対方向に突出し、コンタクトプローブを保持するプローブホルダに取り付けられる取付部と、貫通孔内に充填され、少なくとも導通部に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金である導電性材料からなる充填部と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路基板間等の接続に用いられるコンタクトプローブおよびプローブユニットに関するものである。
従来、半導体集積回路や液晶パネルなどの検査対象の導通状態検査や動作特性検査を行う際には、検査対象と検査用信号を出力する信号処理装置との間の電気的な接続を図るために、導電性のコンタクトプローブを複数収容するプローブユニットが用いられる。プローブユニットにおいては、近年の半導体集積回路や液晶パネルの高集積化、微細化の進展に伴い、コンタクトプローブ間のピッチを狭小化することにより、高集積化、微細化された検査対象にも適用可能な技術が進歩してきている。
コンタクトプローブ間のピッチを狭小化する技術として、例えばコンタクトプローブの外部からの荷重に応じて屈曲可能な弾性を備えたワイヤー型のコンタクトプローブに関する技術が知られている。ワイヤー型のコンタクトプローブは、バネを用いたピン型のコンタクトプローブと比較して細径化が容易であるが、荷重が加わった時に撓む方向が揃っていないと、隣接するコンタクトプローブ同士が接触したり被接触体との接触にバラツキが生じたりしてしまうおそれがある。このため、コンタクトプローブにおいては、荷重によって撓む方向を一様に揃えるための様々な工夫が施されている(例えば、特許文献1を参照)。
このうち、特許文献1では、接触体との接触間に湾曲した形状をなしてバネ性を有する複数のコンタクトプローブがテストボードに収容されたプローブユニットが開示されている。このコンタクトプローブでは、バネ性を有する部分が電気信号の導通部分と共通している。
また、特許文献2では、コンタクトプローブに対してゴムまたは樹脂によって形成されるエラストマが設けられたプローブユニットが開示されている。このプローブユニットでは、コンタクトプローブと電極等との接触によってエラストマが弾性変形し、コンタクトプローブと電極との接触状態を維持している。
特開平4−277665号公報 特開2007−17444号公報
しかしながら、特許文献1が開示するコンタクトプローブにおいて、バネ性を確保するにはコンタクトプローブ自体を長くしなければならず、電気抵抗が大きくなって導通性が悪くなるという問題があった。
また、特許文献2が開示するコンタクトプローブでは、バネ性を確保するためにコンタクトプローブ自体を長くする必要はないものの、バネ性の確保のために用いるエラストマが、金属と比して繰り返しの使用による耐久性および耐熱性が低いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ピッチを狭小化し、繰り返しの使用による耐久性および耐熱性が高く、バネ性を有しながら、接触対象間で確実かつ良好な導通を得ることができるコンタクトプローブおよびプローブユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるコンタクトプローブは、異なる基板間を電気的に接続する板状のコンタクトプローブであって、一方の基板の電極と接触する第1接触部、他方の基板の電極と接触する第2接触部、前記第1接触部および前記第2接触部を接続する接続部からなり、板厚方向に貫通する貫通孔が設けられた導通部と、前記第1接触部および前記第2接触部に加わる荷重によって弾性変形する弾性部と、前記弾性部の前記接続部との連結側と異なる側の端部に設けられ、前記第2接触部側と反対方向に突出し、当該コンタクトプローブを保持するプローブホルダに取り付けられる取付部と、前記貫通孔内に充填され、少なくとも前記導通部に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金である導電性材料からなる充填部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるコンタクトプローブは、上記の発明において、前記導電性材料は、ロジウム、銅、銀、金および貴金属合金からなる群から選択されることを特徴とする。
また、本発明にかかるコンタクトプローブは、上記の発明において、前記充填部のうち、外部に露出した部分を覆う複数の板状部材をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるコンタクトプローブは、上記の発明において、前記第1接触部の先端に設けられ、前記導通部が延びる方向に突出する突出部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるコンタクトプローブは、上記の発明において、前記突出部は、少なくとも前記一方の基板の電極と接触する面が、前記導通部に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金で覆われていることを特徴とする。
また、本発明にかかるコンタクトプローブは、上記の発明において、前記弾性部は、前記第1接触部と接する第1の平面と、前記第1の平面と平行であって、前記第2接触部と接する第2の平面との間に位置することを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、板厚が均一な略平板状をなし、異なる基板間を接続するコンタクトプローブと、前記コンタクトプローブを保持するプローブホルダと、を備えたプローブユニットであって、前記コンタクトプローブは、一方の基板の電極と接触する第1接触部、他方の基板の電極と接触する第2接触部、前記第1接触部および前記第2接触部を接続する接続部からなり、板厚方向に貫通する貫通孔が設けられた導通部と、前記第1接触部および前記第2接触部に加わる荷重によって弾性変形する弾性部と、前記弾性部の前記接続部との連結側と異なる側の端部に設けられ、前記第2接触部側と反対方向に突出し、前記プローブホルダに取り付けられる取付部と、前記貫通孔内に充填され、少なくとも前記導通部に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金である導電性材料からなる充填部と、を有し、前記プローブホルダは、前記取付部を挟み込んで保持することを特徴とする。
本発明によれば、略平板状の金属または金属合金からなるプローブであって、電気的導通を行なう部分とバネ性を有する部分とを異なる形状とし、電気的導通を行なう部分において、板厚方向に貫通する貫通孔を設け、この貫通孔に充填され、他の部分と比して電気伝導度の大きい導電性材料からなる充填部を有するものとしたので、ピッチを狭小化し、繰り返しの使用による耐久性および耐熱性が高く、バネ性を有しながら、接触対象間で確実かつ良好な導通を得ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるプローブユニットの構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示すプローブユニットの要部の構成を示す分解斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態にかかるプローブユニットに用いられる半導体集積回路を示す斜視図である。 図4は、図1に示すプローブホルダの構成を示す分解斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態にかかるコンタクトプローブを示す斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態にかかるコンタクトプローブを示す側面図である。 図7は、図1に示すプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図8は、図1に示すプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図9は、図1に示すプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図10は、本発明の実施の形態の変形例1にかかるコンタクトプローブを示す斜視図である。 図11は、図10に示すコンタクトプローブのA−A線断面を示す断面図である。 図12は、本発明の実施の形態の変形例2にかかるコンタクトプローブを示す斜視図である。 図13は、本発明の実施の形態の変形例3にかかるコンタクトプローブの構成を示す斜視図である。 図14は、本発明の実施の形態の変形例4にかかるコンタクトプローブの構成を示す斜視図である。 図15は、本発明の実施の形態の変形例5にかかるコンタクトプローブを示す斜視図である。 図16は、本発明の実施の形態の変形例6にかかるコンタクトプローブを示す斜視図である。 図17は、本発明の実施の形態の変形例7にかかるコンタクトプローブを示す側面図である。 図18は、本発明の実施の形態の変形例8にかかるコンタクトプローブを示す側面図である。 図19は、本発明の実施の形態の変形例9にかかるコンタクトプローブを示す斜視図である。 図20は、本発明の実施の形態の変形例10にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図21は、本発明の実施の形態の変形例11にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。すなわち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態にかかるプローブユニットの構成を示す斜視図である。図2は、図1に示すプローブユニットの要部の構成を示す分解斜視図である。図1,2に示すプローブユニット1は、検査対象物である半導体集積回路100の電気特性検査を行う際に使用する装置であって、半導体集積回路100と半導体集積回路100へ検査用信号を出力する回路基板30との間を電気的に接続する装置である。なお、本実施の形態において、半導体集積回路100は、図3に示すような電極101およびグランド電極102を有するQFN(Quad Flat Non‐leaded Package)であるものとして説明する。
プローブユニット1は、異なる二つの基板である半導体集積回路100および回路基板30の各電極に接触する導電性のコンタクトプローブ20(以下、単に「プローブ20」という)と、複数のプローブ20を所定のパターンにしたがって収容して保持するプローブホルダ10と、プローブホルダ10の底部に当接し、プローブ20を介して半導体集積回路100へ検査用信号を出力する回路基板30とを有する。
回路基板30は、図2に示すように、プローブ20を介して半導体集積回路100へ検査用信号を出力するための電極31およびグランド電極32を有する。電極31およびグランド電極32は、プローブホルダ10に保持されたプローブ20に対応して回路基板30上に配設される。なお、プローブホルダ10と回路基板30とは、ネジ等によって接続されてもよく、接着剤またはシール部材によって接着されてもよい。すなわち、プローブホルダ10と回路基板30との接着形態は、プローブ20と、電極31およびグランド電極32との接触を妨げなければ、如何なる接着形態でもよい。
図4は、プローブホルダ10の構成を示す分解斜視図である。プローブホルダ10は、樹脂、マシナブルセラミックなどの絶縁性材料を用いて形成され、プローブ20を収容する略平板状の収容部材10aと、プローブ20を固定し、収容部材10aと着脱可能な略平板状の固定部材10bと、を有する。
収容部材10aは、複数のプローブ20を収容可能な収容空間が形成された収容部11と、各プローブ20を所定パターンで保持するためのスリット12(収容部)とを有する。スリット12は、グランド電極102に対応して設けられ、プローブホルダ10の上方から半導体集積回路100が近接した際に、各プローブ20が、グランド電極102と接触する位置に形成される。
固定部材10bには、プローブ20を固定して保持するプローブ保持部13が、プローブ20の配設位置に対応して形成されている。プローブ保持部13は、プローブ20を保持して固定する穴部14と、プローブ20の少なくとも第2接触部22を挿通してプローブ20の配設位置がずれないよう保持する挿通部15とを有する。穴部14は、収容部11およびスリット12に挿通されたプローブ20の端部を収容する。また、挿通部15は、収容部11の所定位置にプローブ20の他方の先端部分が位置するようプローブ20を保持する。また、固定部材10bには、グランド電極102に対応してプローブ保持部16が設けられている。プローブ保持部16には、上述した穴部14および挿通部15と同様の構成をなし、スリット12に挿通されるプローブ20を保持する穴部17および挿通部18が形成されている。
図5は、本実施の形態にかかるプローブ20を示す斜視図である。また、図6は、本実施の形態1にかかるプローブ20を示す側面図である。また、図7は、図1に示すプローブユニット1の要部の構成を示す部分断面図である。図5,6に示すプローブ20は、板厚が均一な略平板状であって、先端部で弧状をなす側面を有し、この側面で半導体集積回路100と接触する第1接触部21と、弧状をなす側面を有し、この側面で回路基板30と接触する第2接触部22と、第1接触部21および第2接触部22を接続する帯状の接続部23と、接続部23から延びて、第1接触部21と接する第1の平面Gと、第1の平面Gと平行であって、第2接触部22と接する第2の平面Gとの間に位置し、第1接触部21および第2接触部22に加わる荷重によって弾性変形する弾性部24と、弾性部24の接続部23との連結側と異なる側の端部に設けられ、第2接触部22と反対側に突出してプローブホルダ10に取り付けられる取付部25と、を備える。
プローブ20は、ニッケル、タングステン、パラジウム、金合金等を用いて形成される。なお、弾性を有する金属材料を用いて成形した後、表面に上述した材料でめっき加工を施したものであってもよい。また、プローブ20の使用環境温度の最大値以上の最高使用温度を有する金属材料であれば適用可能である。例えば、使用環境温度の最大値が200℃程度の場合、最高使用温度が200℃以上の耐熱鋼、超合金または電鋳材が挙げられる。この耐熱鋼としては、オーステナイト系ステンレス鋼、合金工具鋼、析出硬化系ステンレス鋼等が挙げられる。また、超合金としては、ニッケル基およびコバルト基をそれぞれ主成分とする合金であるニッケル基超合金、コバルト基超合金およびニッケル−コバルト系超合金等が挙げられる。なお、プローブの使用環境温度の最大値が200℃程度の場合、例えば、融点が600℃以上の金属等を用いることもできる。このような金属の例として、ニッケル系の電鋳材を挙げることができる。ここで、最高使用温度は、加熱に対する線収縮率から求められる量であり、材料の耐熱特性を示す量である。
ここで、プローブ20は、第1接触部21、第2接触部22および接続部23からなる導通部に対して、板厚方向に貫通する貫通孔26を設け、この貫通孔26に充填された導電性材料からなる充填部27を有する。充填部27に用いられる導電性材料は、ロジウム、銅、銀、白金、金や貴金属合金からなる群から選択されることが好ましい。なお、充填部27に用いられる導電性材料は、第1接触部21および第2接触部22、接続部23、弾性部24および取付部25に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金であれば適用可能である。貴金属は、金、銀、白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムなどである。また、充填部27の配設領域が大きいほど、良好な電気的導通を得ることができるため、貫通孔26は、導通部分において取り得る最大の開口を形成することが好ましい。なお、充填部27の外部への露出による酸化を防止するため、用いられる導電性材料がロジウム、銀、白金、金や貴金属合金であることが好ましい。
第2接触部22は、回路基板30と接触する側の外縁が弧状をなし、図7に示すように、プローブホルダ10に保持されて回路基板30の電極31に当接する。ここで、第2接触部22の外縁であって、固定部材10bおよび電極31にそれぞれ当接する接触箇所同士のうち、最短となる接触箇所同士を結ぶ外縁は、R形状をなしている。
弾性部24は、図6に示すように、板厚方向に直交する幅W1が、接続部23の幅W2と比して小さい。このため、弾性部24は、第1接触部21または第2接触部22に加わる荷重に対して他の部分よりも弾性変形を生じやすい。また、弾性部24は、接続部23の湾曲態様と凹凸が逆の湾曲態様で接続部23から延びる。弾性部24は、凹凸が逆の湾曲部分を繰り返してジグザグ状に延びている。弾性部24は、平面G,Gと略直交する方向に往復して、平面G,Gと平行な方向に延びる形状をなす。なお、弾性部24の幅と接続部23の幅との比は、弾性部24が優先的に弾性変形可能であれば、如何なる比であってもよい。
また、弾性部24は、上述したように、第1接触部21と接する第1の平面Gと、第1の平面Gに平行であって、第2接触部22と接する第2の平面Gとの間に位置する。すなわち、弾性部24は、第2の平面Gから、弾性部24の第2の平面Gに最も遠い点までの距離d2が、第1の平面Gと第2の平面Gとの間の距離d1より小さくなるように湾曲されて形成される。これにより、図7に示すように、プローブ20がプローブホルダ10に保持された際に、プローブ20の配設高さが、第1接触部21で最も高くなる。このため、プローブ20の上方から検査対象を近づけた際に、弾性部24と接触することなく、第1接触部21と検査対象を接触させることができる。
取付部25は、略矩形をなして幅方向(第2接触部22と反対側)に突出し、一部が突出方向に沿って切り欠かれている。取付部25は、この切り欠きによって、上述した第1の平面Gに垂直な方向に伸縮可能となる。また、取付部25の突出方向の先端側上端には、平面Gに略垂直な方向に突出する突出部分を有する。なお、取付部25において、第1の平面Gに垂直な方向の距離d3は、図7に示す穴部14の深さより若干大きい程度であることが好ましい。
また、取付部25は、図7に示すように、穴部14に収容された後、穴部14の上方から収容部材10aが載置されることによって、取付部25の突出部分が収容部材10aの底面および穴部14の底部によって挟み込まれる。これにより、プローブ20がプローブホルダ10に保持される。このとき、取付部25は、上述した切り欠き部分が変形して圧縮された状態となっており、プローブホルダ10に保持されたプローブ20の高さ方向(紙面の上下方向)が固定されている。
また、プローブ20がプローブホルダ10に固定された状態において、第2接触部22は、挿通部15に挿通され、挿通部15の壁面に当接している。第2接触部22が挿通部15の壁面に当接することによって、接続部23の傾斜方向が固定される。これにより、第1接触部21の突出方向が決まる。したがって、第2接触部22の挿通部15の壁面に対する当接位置、角度を調節することによって、第1接触部21の突出方向を調節することができる。
図8は、プローブユニット1の要部の構成を示す図であって、第1接触部21または第2接触部22に荷重が加わった状態を示す部分断面図である。図8に示すように、第1接触部21が半導体集積回路100の電極101と接触して荷重が加わると、弾性部24の湾曲部分が弾性変形する。ここで、破線Pは、半導体集積回路100から荷重が加わっていない状態でのプローブ20の位置を示している(図7参照)。
第1接触部21に外部からの荷重が加わると、第1接触部21、第2接触部22(接続部23を含む)は弾性変形することなく、荷重に応じて電極101、電極31と当接しながら移動する。また、弾性部24は、接続部23および第2接触部22を介して伝達される荷重に応じて弾性変形を生ずる。
ここで、プローブ20に流れる電流の大部分は、第1接触部21、接続部23および第2接触部22を流れる。このとき、電流が、電気伝導度の大きい充填部27に優先的に流れることによって、確実かつ良好な導通を得ることができる。
図9は、プローブユニット1の要部の構成を示す部分断面図であって、第1接触部21に荷重が加わる前後の第1接触部21と電極101との接触状態および第2接触部22と電極31との接触状態を説明する図である。まず、図9(a)は、第1接触部21に対して半導体集積回路100の電極101が当接した状態(荷重が加わっていない状態)を示している。この場合の第1接触部21と電極101との接触点をS、第2接触部22と電極31との接触点をCとする。
図9(a)において、半導体集積回路100が図中下方に移動すると、第1接触部21に荷重が加わり、第1接触部21が押し下げられる。この第1接触部21の移動によって第1接触部21の電極101および第2接触部22の電極31との接触点がそれぞれS,Cにずれる(図9(b))。なお、破線Pは、図9(a)に示す荷重が加わっていない状態でのプローブ20の位置を示し、破線Iは、図9(a)に示す半導体集積回路100の位置を示している。
ここで、第1接触部21および第2接触部22は、各電極101,31の形成面に沿って接触点が移動する。このため、各接触部と対応する各電極との摩擦力等が小さく、接触部および電極それぞれの磨耗を抑制することが可能となる。なお、上述したプローブ20の配設および動作は、グランド電極102,32に対応して設けられたプローブ20でも同様である。
上述した実施の形態によれば、略平板状の金属または金属合金からなるプローブ20であって、電気的導通を行なう部分とバネ性を有する部分とを異なる形状とし、電気的導通を行なう部分において、板厚方向に貫通する貫通孔26を設け、この貫通孔26に充填され、他の部分と比して電気伝導度の大きい導電性材料からなる充填部27を有するものとしたので、ピッチを狭小化し、繰り返しの使用による耐久性および耐熱性が高く、バネ性の確保によって電気的な導通経路が長くなることなく、プローブの設計を行なうことができ、確実な電気的導通を行なうとともに、プローブのバネ性を確保することが可能となる。
また、各接触部が電極との接触に対して接触点を移動させるため、接触部と電極との間の摩擦を軽減し、接触部および電極の磨耗を抑制することができる。このとき、第2接触部において、電極と接触する側の端部がR形状をなすことによって、一段と効率よく第2接触部が電極面上を回転することができるため、電極の磨耗を一層抑制することが可能となる。
また、取付部25が固定部材10bの穴部14に保持された場合に、第2接触部22が挿通部15に挿通され、挿通部15の壁面に当接することによって位置決めの効果を有するため、プローブ20をプローブユニット1の所定位置に容易に配設することができる。
また、本実施の形態にかかるプローブ20によれば、取付部25が収容部材10aと穴部14との間で挟み込んで固定されており、プローブ20の交換を行う際、収容部材10aを固定部材10bから取り外し、固定部材10bからプローブ20を抜き差しするのみで容易にプローブの交換を行うことが可能である。
なお、第1接触部21に対して重力以外の外力が加わっていない状態において、第2接触部22の側面が固定部材10bの壁面と当接するものとして説明したが、第2接触部22の電極31側に位置する側の少なくとも一点が固定部材10bと接触していればよい。
また、上述した実施の形態では、プローブ20は、板厚方向に積層される複数の板状部材が、ニッケル、タングステン、パラジウム、金合金等を用いて形成されるものとして説明したが、導通部(第1接触部21aおよび第2接触部22、接続部23)と、弾性部24および取付部25とを異なる材料としてもよい。このとき、導通部に用いられる材料は、弾性部24および取付部25に用いられる材料より電気伝導度が大きいことが好ましい。
上述した実施の形態において、半導体集積回路が外部にリードを有しないQFNであるものとして説明してきたが、リードを有する半導体集積回路(Quad Flat Package:QFP)であってもよい。
また、半導体集積回路において、中央部にグランド電極(グランド電極102)が配設されていない場合、プローブユニットとしてスリット12(穴部17および挿通部18)およびスリット12に配設されるプローブ20を設けない構成としてもよい。
図10は、本実施の形態の変形例1にかかるプローブを示す斜視図である。図11は、図10に示すコンタクトプローブのA−A線断面を示す断面図である。なお、図5等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。変形例1にかかるプローブ20aは、図10,11に示すように、上述したプローブ20に対応する第1部材200に対して両側から外周の形状が同一の板状部材201,202がそれぞれ積層されてなる。上述したプローブ20aでは、図11に示す断面図のように、プローブ20aの内部に充填部27が形成される構成となり、充填部27の外部に露出した部分が板状部材201,202によって覆われる。なお、板状部材201,202は、ニッケル、タングステン、パラジウム、金合金等を用いて形成される。
上述した変形例1によれば、プローブに形成された充填部27を、ニッケル、タングステン、パラジウム、金合金等を用いて形成される板状部材201,202によって被覆するようにしたので、充填部27として用いた導電性材料の酸化を防止することが可能となる。
図12は、本実施の形態の変形例2にかかるコンタクトプローブを示す斜視図である。なお、図5等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図12に示すように、変形例2にかかるプローブ20bは、上述したプローブ20の構成に加え、第1接触部21aの先端に設けられ、導通部(第1接触部21a、第2接触部22および接続部23)が延びる方向に突出する突出部211を有している。なお、突出部211に用いられる材料は、上述した第1接触部21と同様、ニッケル、タングステン、パラジウム、金合金等が用いられる。
上述した変形例2によれば、上述した実施の形態にかかる効果に加えて、突出部211が、第1接触部21aの最大板厚と比して薄くなっているため、突出部211を設けずに電極101と接触させる場合と比して電極に対する接触圧を大きくすることができる。これにより、一段と確実な接触および電気的導通を得ることが可能となる。なお、突出部211の配設位置は、任意に調整可能である。
図13は、本発明の実施の形態の変形例3にかかるコンタクトプローブの構成を示す斜視図である。なお、図5等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。上述した変形例2に対して、変形例1で説明したような充填部27の被覆を行うようにしてもよい。変形例3にかかるプローブ20cは、図13に示すように、上述したプローブ20bに対応する第1部材203に対して両側から外周の形状が同一の板状部材204,205がそれぞれ積層されてなる。なお、板状部材204,205は、ニッケル、タングステン、パラジウム、金合金等を用いて形成される。これにより、上述した変形例2に対して、充填部27として用いた導電性材料の酸化を防止することが可能となる。
また、上述した変形例3に対して、突出部の電極101との接触側の表面が電気伝導度の大きい導電性材料によって被覆されるものであってもよい。図14は、本実施の形態の変形例4にかかるコンタクトプローブの構成を示す斜視図である。変形例4にかかるプローブ20dの第1接触部21bは、図14に示すように、上述した突出部211と同一形状の突出部212を有する。突出部212は、上述した第1接触部21aを構成する板状部材と同一の部材からなり、他の板状部材から延伸された延伸部212aと、延伸部212aの板厚方向の側面(電極101と接触する側の面)を覆う被覆部212bとを有する。被覆部212bは、充填部27と同様、ロジウム、銅、銀、白金、金や貴金属合金からなり、導通部(第1接触部21aおよび第2接触部22、接続部23)、弾性部24および取付部25に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金であれば適用可能である。なお、板状部材204,205を有さない構成であっても適用可能である。
上述した変形例4によれば、第1接触部21b、第2接触部22および接続部23からなる導通部に対して、板厚方向に貫通する貫通孔26を設け、この貫通孔26に充填された導電性材料からなる充填部27を有するとともに、第1接触部21bにおいて、ロジウム、銅、銀、白金、金や貴金属合金等で被覆された突出部212を設けるようにしたので、上述した実施の形態と比して一段と良好な電気的導通を得ることができる。
なお、上述した変形例2〜4において、突出部の配設位置は、任意に調整可能である。また、変形例4にかかる突出部212において、電極101との接触側の表面(被覆部212b)をロジウム、銅、銀、白金、金や貴金属合金等で被覆するものとして説明したが、突出部212全体をそれぞれロジウム、銅、銀、白金、金や貴金属合金等で形成してもよい。
図15は、本実施の形態の変形例5にかかるプローブを示す斜視図である。なお、図5等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図15に示すプローブ20eのように、取付部25aが、湾曲部分を繰り返してジグザグ状をなしてもよい。このジグザグ状によって、上述した第1の平面Gに垂直な方向に伸縮可能となる。
図16は、本実施の形態の変形例6にかかるプローブを示す斜視図である。なお、図5等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図16に示すプローブ20fは、取付部25bが、第2接触部22と反対方向に弧状に突出した形状をなしてもよい。この弧状によって、上述した第1の平面Gに垂直な方向に伸縮可能となる。
図17は、本実施の形態の変形例7にかかるプローブを示す側面図である。なお、図6等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図17に示すプローブ20gは、板厚が均一な略平板状であって、上述した第1接触部21、第2接触部22、接続部23、貫通孔26および充填部27と、接続部23から延び、弧状に湾曲した形状をなして、第1接触部21および第2接触部22に加わる荷重によって弾性変形する弾性部24aと、弾性部24aの接続部23との連結側と異なる側の端部に設けられ、第2接触部22と反対側に突出してプローブホルダ10に取り付けられる取付部25と、を備える。
弾性部24aは、図6に示す弾性部24と同様に、接続部23の幅と比して小さい幅を有する。また、弾性部24aの接続部23側と異なる側の端部側に設けられた取付部25が穴部14に収容されて取り付けられて、プローブ20gがプローブホルダ10に保持される。
弾性部24aは、接続部23の外縁から板面に沿って延伸している。弾性部24aは、図6に示すプローブ20と同様に、第2の平面Gから、弾性部24aの第2の平面Gに最も遠い点までの距離d4が、第1の平面Gと第2の平面Gとの間の距離d1より小さくなるように形成される。
図18は、本実施の形態の変形例8にかかるプローブを示す側面図である。なお、図6等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図18に示すプローブ20hは、板厚が均一な略平板状であって、上述した第1接触部21、第2接触部22、接続部23、貫通孔26および充填部27と、接続部23から延び、湾曲部分を繰り返してジグザグ状をなし、第1接触部21および第2接触部22に加わる荷重によって弾性変形する弾性部24bと、弾性部24bの接続部23との連結側と異なる側の端部に設けられ、第2接触部22と反対側に突出してプローブホルダ10に取り付けられる取付部25と、を備える。
弾性部24bは、図6に示す弾性部24と同様に、接続部23の幅と比して小さい幅を有する。また、弾性部24bの接続部23側と異なる側の端部は、直線状をなして延びており、この直線状部分の先端部が穴部14に差し込んで取り付けられて、プローブ20hがプローブホルダ10に保持される。
弾性部24bは、接続部23の外縁から板面に沿って延伸して形成される。また、弾性部24bは、接続部23の湾曲態様と凹凸が逆の湾曲態様で接続部23から延びる。弾性部24bは、凹凸が逆の湾曲部分を繰り返してジグザグ状に延びている。弾性部24bは、平面G,Gと平行な方向に往復して、平面G,Gと垂直な方向に延びる形状をなす。弾性部24bは、図6に示すプローブ20と同様に、第2の平面Gから、弾性部24bの第2の平面Gに最も遠い点までの距離d5が、第1の平面Gと第2の平面Gとの間の距離d1より小さくなるように湾曲されて形成される。
図19は、本実施の形態の変形例9にかかるプローブを示す斜視図である。なお、図5等で上述したプローブ20と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図19に示すプローブ20iは、板厚が均一な略平板状であって、上述した第1接触部21、第2接触部22、接続部23、貫通孔26および充填部27と、第2接触部22から延び、弧状をなし、第1接触部21および第2接触部22に加わる荷重によって弾性変形する弾性部24cと、弾性部24cの接続部23との連結側と異なる側の端部に設けられ、第2接触部22と反対側に突出してプローブホルダ10に取り付けられる取付部25と、を備える。
プローブ20iは、例えば図7に示すようにプローブ20iがプローブホルダ10に配設された際、第1接触部21の高さより、弾性部24cの高さが高くなる。すなわち、図6等に示した第2の平面Gから、弾性部24cの第2の平面Gに最も遠い点までの距離が、第1の平面Gと第2の平面Gとの間の距離d1より大きくなっている。プローブ20iは、弾性部の高さに制限がない場合、収容部11に収容するプローブに対して適用可能である。
図20は、本実施の形態の変形例10にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。なお、図7等で上述したプローブユニットと同じ構成要素には同じ符号を付してある。変形例10にかかるプローブ20jは、板厚が均一な略平板状であって、上述した第1接触部21、第2接触部22、接続部23、弾性部24、貫通孔26および充填部27と、弾性部24の接続部23との連結側と異なる側の端部に設けられ、プローブホルダ10cに取り付けられる取付部25cと、を備える。プローブ20jは、収容部材10dと固定部材10eとからなるプローブホルダ10cによって保持される。
取付部25cは、弾性部24の端部から延伸されてなる第1取付部25dと、第1取付部25dの延伸方向と垂直な方向(板面の幅方向)に突出する第2取付部25eと、からなる。
固定部材10eには、上述した第1取付部25dを収容する穴部14aが形成されている。プローブ20jは、第1取付部25dがこの穴部14aに収容されるとともに、第2取付部25eが収容部材10dの底面と固定部材10eの上面との間に挟み込まれることによってプローブホルダ10cに保持される。このとき、第1取付部25dの先端から第2取付部25eの突出端部までの距離は、穴部14aの深さ以下であることが好ましい。また、収容部材10dは、プローブ20jが取り付けられた状態において、少なくとも第1接触部21が上面から突出するような板厚となるように形成される。
図21は、本実施の形態の変形例11にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。なお、図7等で上述したプローブユニットと同じ構成要素には同じ符号を付してある。変形例11にかかるプローブ20kは、板厚が均一な略平板状であって、上述した第1接触部21、第2接触部22、接続部23、弾性部24、貫通孔26および充填部27と、弾性部24の接続部23との連結側と異なる側の端部に設けられ、プローブホルダ10fに取り付けられる取付部25fと、を備える。プローブ20kは、上述した収容部材10aと、固定部材10gとからなるプローブホルダ10fおよび回路基板30aによって保持される。また、回路基板30aに形成される電極31aは、上述した回路基板30の電極31と比して外縁側に延伸されている。
固定部材10gは、取付部25fを収容する穴部14bが形成されている。この穴部14bは、固定部材10gの厚さ方向に貫通している。
取付部25fは、弾性部24の端部から延伸された長さが固定部材10gの厚さと同等または若干大きく、第2接触部22と異なる側に略矩形をなして突出している。また、取付部25fは、一部が突出方向に沿って切り欠かれている。取付部25fは、この切り欠きによって、上述した第1の平面Gに垂直な方向に伸縮可能となる。
プローブ20kは、図21に示すように、取付部25fがこの穴部14aに収容された際、取付部25fの端部が固定部材10gを貫通して回路基板30aの電極31aに接触する。プローブ20kは、取付部25fが穴部14bに収容された状態で、収容部材10aと回路基板30a(電極31a)との間に挟み込まれることによって保持される。
上述した変形例11のように、取付部25f側でも回路基板30aの電極31aと接触してもよい。取付部25fと電極31aとの接触によって、万が一、弾性部24に電気信号が流れた場合であっても、信号の反射をなくして損失を防止することができ、特に高周波の信号の場合に有効である。
なお、上述した実施の形態および変形例では、1つの板状部材から形成されるものとして説明したが、2つ以上の板状部材を板厚方向に貼り合わせてなるものであってもよい。また、上述した実施の形態および変形例をそれぞれ組み合わせて構成することも可能である。
以上のように、本発明にかかるコンタクトプローブおよびプローブユニットは、ピッチを狭小化し、繰り返しの使用による耐久性および耐熱性が高く、バネ性を有しながら、接触対象間で確実かつ良好な導通を得る場合に有用である。
1 プローブユニット
10,10c,10f プローブホルダ
10a,10d 収容部材
10b,10e,10g 固定部材
11 収容部
12 スリット
13,16 プローブ保持部
14,17 穴部
15,18 挿通部
20,20a,20b,20c,20d,20e,20f,20g,20h,20i,20j,20k プローブ(コンタクトプローブ)
21,21a,21b 第1接触部
22 第2接触部
23 接続部
24,24a,24b,24c 弾性部
25,25a,25b,25c,25f 取付部
25d 第1取付部
25e 第2取付部
30,30a 回路基板
31,31a,101 電極
32,102 グランド電極
100 半導体集積回路
211,212 突出部
212a 延伸部
212b 被覆部

Claims (7)

  1. 異なる基板間を電気的に接続する板状のコンタクトプローブであって、
    一方の基板の電極と接触する第1接触部、他方の基板の電極と接触する第2接触部、前記第1接触部および前記第2接触部を接続する接続部からなり、板厚方向に貫通する貫通孔が設けられた導通部と、
    前記第1接触部および前記第2接触部に加わる荷重によって弾性変形する弾性部と、
    前記弾性部の前記接続部との連結側と異なる側の端部に設けられ、前記第2接触部側と反対方向に突出し、当該コンタクトプローブを保持するプローブホルダに取り付けられる取付部と、
    前記貫通孔内に充填され、少なくとも前記導通部に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金である導電性材料からなる充填部と、
    を備えたことを特徴とするコンタクトプローブ。
  2. 前記導電性材料は、ロジウム、銅、銀、金および貴金属合金からなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  3. 前記充填部のうち、外部に露出した部分を覆う複数の板状部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のコンタクトプローブ。
  4. 前記第1接触部の先端に設けられ、前記導通部が延びる方向に突出する突出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンタクトプローブ。
  5. 前記突出部は、少なくとも前記一方の基板の電極と接触する面が、前記導通部に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金で覆われていることを特徴とする請求項4に記載のコンタクトプローブ。
  6. 前記弾性部は、前記第1接触部と接する第1の平面と、前記第1の平面と平行であって、前記第2接触部と接する第2の平面との間に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のコンタクトプローブ。
  7. 板厚が均一な略平板状をなし、異なる基板間を接続するコンタクトプローブと、前記コンタクトプローブを保持するプローブホルダと、を備えたプローブユニットであって、
    前記コンタクトプローブは、
    一方の基板の電極と接触する第1接触部、他方の基板の電極と接触する第2接触部、前記第1接触部および前記第2接触部を接続する接続部からなり、板厚方向に貫通する貫通孔が設けられた導通部と、
    前記第1接触部および前記第2接触部に加わる荷重によって弾性変形する弾性部と、
    前記弾性部の前記接続部との連結側と異なる側の端部に設けられ、前記第2接触部側と反対方向に突出し、前記プローブホルダに取り付けられる取付部と、
    前記貫通孔内に充填され、少なくとも前記導通部に用いられる材料より電気伝導度の大きい金属または合金である導電性材料からなる充填部と、
    を有し、
    前記プローブホルダは、前記取付部を挟み込んで保持することを特徴とするプローブユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113030533A (zh) * 2016-06-17 2021-06-25 欧姆龙株式会社 探针和检查单元
WO2022161096A1 (zh) * 2021-01-30 2022-08-04 华为技术有限公司 一种射频测试连接结构

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