JP2013147979A - エンジン及びエンジン作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は温度上昇の懸念がなく、空気量を絞る絞り弁の設計自由度が高くて燃費が良い回転数規制手段を有するエンジン及びエンジン作業機を提供する。
【解決手段】
スロットル弁を有するダイヤフラム気化器と、ダイヤフラム気化器の吸入口38に接続され、外気を吸入する外気吸入口48を有する負圧室と、ダイヤフラム気化器の大気室と負圧室とを接続する負圧通路に接続される負圧口40を有し、負圧室に発生する負圧がダイヤフラム気化器のダイヤフラムに作用するよう構成されたエンジンにおいて、外気吸入口48にスロットル弁と独立して操作可能な絞り弁43を設けた。絞り弁43はソレノイド41によって電気的に駆動され、その駆動を制御する制御回路46はクリーナボックス30内に収容される。
【選択図】図2

Description

本発明は主に刈払機、送風機などの携帯型のエンジン及びエンジン作業機に関し、特に動力源となるエンジンの回転数を任意に設定する回転数規制手段を提供することにある。
刈払機やチェンソー等の小型の作業機には、動力源として小型のエンジンが広く用いられている。図10は従来のエンジン作業機101の一例である刈払機の外観図である。図10に示すように、小型の2サイクルエンジンを搭載したエンジン作業機101は、パイプ状のメインパイプ104に図示しない駆動軸を通し、この駆動軸をメインパイプ104の一端に設けたエンジンにて回転させることで、メインパイプ104の他端に設けた回転刃112を回転させる。回転刃112の近傍には、刈り払った草の飛散防止のための飛散防御カバー113が設けられる。エンジン作業機101は図示しない肩掛け用吊りベルト等で携帯されるもので、メインパイプ104の長手中央部付近に作業者が操作するための正面視略U字状を呈するハンドル108が取り付けられる。ハンドル108の両端部にはグリップ部109が設けられ、エンジン作業機101の回転数は一方のグリップ部109に取り付けられたスロットルレバー110により作業者により制御される。スロットルレバー110の操作は、ワイヤー145によってエンジンの気化器に伝達される。
刈払機、送風機などの携帯型作業機における作業には、エンジンの最大出力を必要とする重作業から、小さな出力で十分な軽作業まで多種多様な状況がある。作業者はそれらの作業状況に合わせてエンジン出力および回転数を調整するため、気化器のスロットル弁の開度を随時操作する必要がある。この操作は作業者にとっては煩わしく、疲労を増大させる原因となっている。これを解消する技術として、常時はエンジン出力および回転数を一定以下に抑え、必要な時だけ作業者に代わってエンジン出力および回転数を増大させるような回転数規制手段が提案されている。特許文献1では、エンジン本体と気化器との間にインシュレータを設けたエンジン作業機において、インシュレータの混合気通路を遮断することによってエンジンの回転を制限する回転数規制手段を設けることが提案されている。この回転数規制手段によれば、気化器と無関係にエンジンへの混合気の供給を遮断できるので、気化器による制御とは独立して実施することができる。その他の回転数規制手段として、特許文献2に記載のような、気化器のチョーク弁をアクチュエータによって開閉するものがある。この従来技術によれば、エンジンが過回転した場合にアクチュエータによってチョーク弁の開度を閉じることでエンジンに供給される混合気を濃くすることでエンジンの燃焼を悪化させ、エンジン回転数を規制することができる。
特許第3858111号公報 特開平3−249361号公報
特許文献1による回転数規制手段では、インシュレータはエンジン運転中には内部を混合気が流動しているため、燃料の気化や吸入空気による強制空冷効果によりほとんど温度上昇することがないが、エンジンが停止して内部の混合気の流動が停止すると前述の冷却効果が一切なくなる。これは刈払機、送風機などの携帯型作業機の動力源として用いられるエンジンにおいては駆動軸の冷却ファンによって強制空冷を行うのが一般的であるため、エンジンの停止時には冷却風も停止し、エンジンの冷却が自然空冷のみとなるからである。従って、エンジンの残留熱によってインシュレータには温度上昇が発生し、この温度上昇からインシュレータに設けた遮断体および駆動体を保護しなければならず、回転数規制手段の熱対策が必要になる。インシュレータは熱伝導率が小さな材質で製造されるものの、それでもエンジン近傍では100℃前後まで温度上昇することも少なくない。さらに、遮断体の形状はインシュレータの内部形状に合わせる必要があり、その配置はエンジンから気化器間の数十mm(一般的には20〜30mm程度)の範囲に限られるため、設計自由度が少なく容易に十分な熱対策が実施できない。
一方、特許文献2に記載の回転数規制手段では、エンジン回転数を規制するほど混合気を濃くすることになり、シリンダ内部に供給される燃料が大幅に増大し燃費が悪化してしまうという問題があった。エンジン回転数を抑えるために無駄に燃料を消費することは、省エネルギーの観点から好ましいものではない。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、気化器側の制御とは独立して作動させることができる回転数規制手段を有するエンジン及びエンジン作業機を提供することにある。
本発明の他の目的は、エンジン停止時の温度上昇の影響を心配する必要がなく、絞り弁等の回転数規制手段の設計自由度が高いエンジン及びエンジン作業機を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、燃費を悪化させることなく効果的にエンジンの回転数を規制することができるエンジン及びエンジン作業機を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、スロットル弁を有し、大気圧を検知して燃料流量を調整するダイヤフラムが収納される大気室を有するダイヤフラム気化器と、ダイヤフラム気化器の吸入口に接続され、外気を吸入する外気吸入口を有して負圧室と、大気室と負圧室を接続する負圧通路を有し、負圧室に発生する負圧がダイヤフラムに作用するよう構成されたエンジンにおいて、外気吸入口にスロットル弁と無関係に開閉制御可能な絞り弁を設けた。この負圧室は外気を吸入する外気吸入口を有するクリーナボックス内に形成すると良い。
本発明の他の特徴によれば、絞り弁はスロットル弁とは非連動に操作される。クリーナボックスにはフィルタエレメントが収容され、負圧通路は、フィルタエレメントと外気吸入口の間の負圧室に開口するように接続され、絞り弁は負圧室に設けられる。負圧室内に絞り弁の開閉を行う駆動手段を設け、駆動手段を電力によって動作させる。駆動手段はソレノイドであり、ソレノイドのプランジャの先端に弁手段を設けて、プランジャが一端側に位置する際に弁手段が外気吸入口を閉鎖するように構成し、プランジャが他端側に位置する際に弁手段が外気吸入口を開放するように構成した。また、駆動手段が外気の吸入経路に露出しないように、クリーナボックス内に仕切り板を設けた。ソレノイドの駆動制御を行う制御手段はクリーナボックスの内部に収容すると良い。
本発明のさらに他の特徴によれば、エンジンの回転数を検出する検出器を設け、制御手段は回転数が所定の制限値を超えたらソレノイドを駆動して外気吸入口を閉鎖し、回転数が所定の復帰値を下回ったらソレノイドを駆動して外気吸入口を開放し、これらの外気吸入口の開閉を繰り返すことによりエンジンの回転数を制御する。
請求項1によれば、負圧室に発生する負圧がダイヤフラムに作用するよう構成されたエンジンにおいて、外気吸入口に開閉制御可能な絞り弁を設けたので、絞り弁の温度上昇の懸念がなく、しかも燃費を悪化させることなく、エンジンの回転数を規制することが可能となる。また、気化器とは無関係にエンジンの回転数規制手段を実現できるので、従来のエンジン本体と気化器を改造することなく本発明を実施できる。
請求項2によれば負圧室は、外気を吸入する外気吸入口を有するクリーナボックスに形成されるので、クリーナボックスの形状を変更するだけで容易に本発明を実施できる。
請求項3によれば絞り弁は、スロットル弁とは非連動に操作されるので、気化器の作動と独立してきめ細かな制御が可能となる。
請求項4によれば、絞り弁はクリーナボックス内の負圧室に設けられるので、エンジン運転状況によらず絞り弁の温度上昇を防止することができる。
請求項5によれば、絞り弁の開閉を行う駆動手段を設け、駆動手段は電力によって動作するので、作業者が一切操作することなく絞り弁を動作させることができ、使い勝手が大幅に向上する。
請求項6によれば、駆動手段としてソレノイドにより弁手段を制御するので、絞り弁を閉じて負圧室内の負圧がエンジンの吸気負圧によって増大した際に、ダイヤフラムに負圧を作用させることができ、エンジンへの燃料流量を調整することができる。
請求項7の発明によれば、駆動手段が外気の吸入経路に露出しないように、クリーナボックス内に仕切り板を設けたので、負圧室内にはエンジンから燃料と潤滑油が混合された混合燃料を含む混合気が吹き返すことが発生したとしても、駆動手段および動作回路が汚損することを防止できる。
請求項8の発明によれば、ソレノイドの駆動制御を行う制御手段をクリーナボックス内に収容するので、動作回路を設けるための別室などを設ける必要なく、エンジンをコンパクトに構成できる。
請求項9の発明によれば、エンジンの回転数を検出する検出器を設け、制御手段がソレノイドを駆動して外気吸入口の開閉を繰り返すことによりエンジンの回転数を制御するので、エンジン回転数を電子的に高精度に制御することができる。
請求項10の発明によれば、請求項1から9のいずれか一項に記載のエンジンを備えたエンジン作業機としたので、エンジンの回転制御が容易で使い易いエンジン作業機を実現できる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例によるエンジン作業機1の側面図である。 本発明の実施例によるエンジン作業機1の側面図であって、クリーナカバー32を取り外した状態を示す図である(絞り弁43が閉じている時)。 図2のクリーナボディ31の内部を示す拡大図である(絞り弁43が開いている時)。 図2のA−A部の断面図であって、負圧通路を説明するための図である。 図3のB−B部の断面図であって、絞り弁43が開いている時の動作を説明するための図である。 図3のB−B部の断面図であって、絞り弁43が閉じている時の動作を説明するための図である。 絞り弁43を駆動するための回路構成を示すブロック図である。 本実施例における絞り弁43の開閉制御例を示す図である(その1)。 本実施例における絞り弁43の開閉制御例を示す図である(その2)。 従来のエンジン作業機101の全体形状を示す斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は本発明の実施例に係るエンジン作業機1を刈払機に適用した例の側面図である。エンジン作業機1の基本構成は図10で説明した従来のエンジン作業機101と同様であるので、本実施例では改良が加えられたエンジン部分について特に説明する。エンジン作業機1において、樹脂製のボリュートケース3に図示しないエンジンが収容され、エンジンの左側側部には図示しない気化器が設けられる。気化器には、空気中の粉塵を濾過するエアクリーナを介して燃焼用の空気が吸引されるが、エアクリーナは所定の閉空間を有するクリーナボックス30内に収容される。ボリュートケース3の下方には、エンジンを稼働させるための燃料を貯蔵する燃料タンク27が設けられる。燃料タンク27は、例えばプラスチック等の高分子樹脂の一体成形で製造されるもので、外部から燃料の残量が目視できるように半透明の材料にて製造すると良い。本実施例では2サイクルのエンジンを用いるため、潤滑のためのオイルを所定比率にて混合した混合油を燃料タンク27に収容し、開口部には燃料キャップ28が設けられる。
図示しないエンジンは、シリンダ(図示せず)が鉛直方向に配置され、シリンダ内で図示しないピストンが鉛直方向に往復運動する。シリンダが取り付けられる図示しないクランクケースは、ボリュートケース3の後方側によって保持され、シリンダ部分は上部カバー5によって覆われる。エンジン作業機1の前方の出力軸には出力伝達機構(図示せず)が設けられ、ボリュートケース3の前方側は駆動軸(図示せず)を覆うように先を絞った筒状であって前方側に延びるような形状に形成される。ボリュートケース3の先端付近には、図示しない駆動軸を取り付けるための円筒形の内部形状を有する取付部3aが形成され、ボリュートケース3の下側にはエンジン作業機1を床等に置く際の支えとなる複数の脚部3bが形成される。
クリーナボックス30は、後述するエアクリーナによって効果的な濾過を行うと共に、吸入音を十分低減できるようにするための所定の空間(エアクリーナ室)を画定するもので、エンジンの排気量に応じて十分大きい容積をもつ形状とされる。クリーナボックス30のクリーナカバー32は、クリーナノブ33によって開閉可能に固定される。作業者は、クリーナノブ33を緩めてクリーナカバー32を取り外すことによってエアクリーナ室の内部にアクセスすることができる。ボリュートケース3の後端側には、図示しないリコイルスタータが設けられる。リコイルスタータは公知のものを用いることができ、牽引ひもを巻回するリールをクラッチを介してエンジンのクランク軸に連結し、この牽引ひもを引くことによってエンジンを始動する手動式のスタータである。リコイルスタータはスタータカバー7によって覆われ、スタータカバー7には牽引ひもの先端に接続されるスタータノブ19が設けられる。
図2は本発明の実施例によるエンジン作業機1の側面図であって、クリーナカバー32を取り外した状態を示す図である。エアクリーナ室を画定するためのクリーナボックス30は、主にクリーナボディ31とその開口を覆うクリーナカバー32によって構成され、その内部はエアクリーナ室であるとともに、後述するダイヤフラム気化器の動作のための負圧室となっている。図示しないエンジンの吸気口には、後述するダイヤフラム気化器が取り付けられ、その吸入口38がエアクリーナ室に開口する。クリーナボディ31は2本のボルト37a、37bによってダイヤフラム気化器と共にインシュレータに取り付けられる。クリーナカバー32はクリーナノブ33の雄ねじ部を、クリーナボディ31に設けられたネジボス36の雌ねじ部に締め付けることによって取り付けられる。クリーナボディ31にはダイヤフラム気化器50と接続される吸入口38、エンジン作業機1の吸入空気を取り入れるための外気吸入口48が設けられる。吸入口38の周囲にはフィルタエレメント39が設けられる。本実施例の構成では負圧室にフィルタエレメント39を設けることで、フィルタエレメント39を設けるための別室などが必要なく、エンジン作業機1全体をコンパクトにできる。
外気吸入口48は上下に細長い略長方形に形成され、絞り弁43によってその開口が開閉可能なように構成される。絞り弁43は外気吸入口48を覆うため、外気吸入口48に対応した略長方形の形状に形成されるものであって、ダイヤフラム気化器より大気側に設けられるエアクリーナ室の負圧室内に設置される。絞り弁43は駆動手段であるソレノイド41に接続され、ソレノイド41の駆動によって外気吸入口48の開状態、閉状態を制御できる。絞り弁43は戻しバネ(後述)によって開位置となるよう付勢され、ソレノイド41が動作すると図2に示すように閉位置に移動し、外気吸入口48を閉じるよう動作する。絞り弁43のストロークは規制部44および47によって設定される。規制部44は閉状態の絞り弁43の位置を規制し、規制部47は開状態の絞り弁43の位置を規制する。ソレノイド41は、プランジャの動作方向が前後方向となるようにソレノイド収納室42に収納される。エアクリーナ室の下方付近には、後述する負圧通路を接続するための負圧口40が設けられる。ソレノイド41は、制御手段によって電気的に制御され、制御手段を搭載する制御回路46はエアクリーナ室の上部に配置される。さらに、クリーナボディ31の一部には制御回路46を収容すると共に、エアクリーナ室に流れる吸入空気と隔離するために仕切り板31aが形成される。
図3は本発明の実施例によるエアクリーナ室の部分拡大図であり、図2の状態から絞り弁43が開いた状態を示す側面図である。図の状態ではソレノイド41に流していた電流を遮断することによりプランジャの先端に取り付けられた絞り弁43が戻しバネ61の作用により規制部47に当接するまで前方に移動する。規制部47はクリーナボディ31の内壁側に突出する3本のリブであり、クリーナボディ31と一体成形で構成される。この絞り弁43の移動によってクリーナボディ31の外気吸入口48が開口し、クリーナボディ31の内部空間(後述する負圧室55)が外気と連通することになる。絞り弁43は側面視で横にしたT字状の形状をしており、上下に細長い略長方形の部分43aが外気吸入口48に対応する形状をしており、外気吸入口48を閉鎖する弁の役割を果たす。絞り弁43の略長方形の部分43aの上下方向ほぼ中央部から後方側には取付アーム43bが延びてソレノイド41のプランジャの先端に取り付けられる。取付アーム43bの後端部分には絞り弁43の後方側への移動を制限するためであって規制部44と当接するフランジ部43cが形成される。尚、フランジ部43c付近はプランジャの先端を嵌め込むことが可能なように円筒形の形状とされるが、フランジ部43cより先端側のT字状の形状部分たる略長方形の部分43aと取付アーム43bは平板状の形状とすると良い。
図4は図2のA−A部の断面図であって、負圧通路を説明するための図である。エンジンのシリンダにはインシュレータ25が取り付けられ、インシュレータ25の端部にダイヤフラム気化器50が取り付けられる。ダイヤフラム気化器50には、クリーナを収容してエアクリーナ室を画定するためのクリーナボディ31が取り付けられる。クリーナボディ31の負圧口40はクリーナボディ31の背面(ダイヤフラム気化器50側)まで突出する円筒状の通路であり、これに負圧通路49が接続される。負圧通路49は、例えばゴムチューブにて構成できるが、その他の任意の管路や、開口部を2つ有する閉鎖空間で形成しても、その他の圧力伝達媒体や圧力伝達構造で構成しても良い。ダイヤフラム気化器50はピストンの上下動の背圧による圧力でダイヤフラム54を振動させ、燃料供給部57から燃料を供給することにより燃料と空気の混合気をインシュレータ25を介してシリンダ内に送り込む。負圧通路49はダイヤフラム気化器50におけるダイヤフラム54を収納する大気室59と負圧室55を接続するものであって、大気室カバー53に形成される開口部53aと負圧口40を接続するチューブで構成できる。ここで負圧室とは、絞り弁43が閉じた際にダイヤフラム気化器50の吸入口38内とほぼ同一の圧力(負圧)となる部屋であって、本実施例ではクリーナボックス30内に配置される。しかしながら本実施例の構成だけに限られずに、フィルタエレメント39の風上側に別途負圧室を独立に形成してそこに絞り弁を設けても良いし、フィルタエレメント39の風下側に別途負圧室を構成してそこに絞り弁を設けるようにしても良い。しかしながら、負圧室において絞り弁で開閉される以外の(大きな)開口部があると負圧にならないので、負圧を形成できるような閉空間とすることが重要である。
ダイヤフラム気化器50には通路断面積が小さいベンチュリ部58が形成され、そのエアクリーナ側にバタフライ式のチョーク弁51が設けられる。チョーク弁51のシリンダ側にはバタフライ式のスロットル弁52が設けられ、燃料供給部57はベンチュリ部58近傍に設けられる。ダイヤフラム気化器50においては、ベンチュリ部58とダイヤフラム54の差圧によって燃料流量が調節されるので、ダイヤフラム54に負圧が作用すると、ベンチュリ部58とダイヤフラム54が検知する圧力の差が小さくなるため、燃料流量を低減することができる。
クリーナボディ31はフィルタエレメント39の上部側に仕切り板31aが設けられ、仕切り板31aの上側は制御回路46を収容するための閉空間が形成される。本実施例では制御回路46の詳細を図示していないが、この空間内に回路基板を設けて電気回路を搭載するとよい。また、ソレノイド41を駆動する電源となるバッテリ、例えばリチウムイオン二次電池も搭載するように構成しても良い。フィルタエレメント39の下方向には外気吸入口48が設けられる。外気吸入口48はクリーナボディ31の内壁31bから負圧室55側(内側)に突出する断面が略長方形の筒状の通路であり、通路の端部には絞り弁43が位置することにより外気吸入口48の負圧室55への開口を閉鎖できるように構成される。クリーナボディ31の開口部はクリーナカバー32の内側壁面には、フィルタエレメント39を押さえるためのリブ32aが設けられる。
次に、本実施例における回転数規制手段の動作について、図5および図6を用いて説明する。図5および図6は図3のB−B部の断面図であって、図5は絞り弁43が開いている時の動作の説明図であり、図6は絞り弁43が閉じている時の動作の説明図である。図5は作業者が図示しないスロットルノブを操作し、スロットル弁52が全開となっている状態である。この時、外気吸入口48は開いている状態なので、吸入空気は矢印60のように外気吸入口48から負圧室55に流入し、矢印61のようにフィルタエレメント39を通過して矢印62のようにダイヤフラム気化器50の内部に流入する。ダイヤフラム気化器50の内部では、チョーク弁51及びスロットル弁52の円盤は流入空気の流れと平行とされるので、チョーク弁51及びスロットル弁52による空気抵抗が最小状態となる。この際、ダイヤフラム気化器50内においては、ベンチュリ部58において通路断面積が小さくなっているため、この部分で負圧が増大する。この負圧とダイヤフラム54が検知する圧力との圧力差によって調整された燃料が、矢印63のように燃料供給部57より供給され、この供給によって生成された混合気が矢印64、65のようにシリンダ内に供給される。
図6においては、ソレノイド41に電力を供給することにより絞り弁43を図2のように閉鎖状態とする。図6の状態では絞り弁43が閉じているため、空気量についても絞り弁43が閉じることによって低減することができ、ダイヤフラム気化器50に吸入する空気はほぼ無い状態となる。また、ダイヤフラム気化器50においてチョーク弁51とスロットル弁52が両方とも全開の状態であるので、エンジンの吸気負圧が絞り弁43まで阻害されることなく負圧室55に作用する。図4で示したように負圧室55は負圧通路49によって大気室59と接続されているので、ダイヤフラム54にもエンジンの吸気負圧が作用することになる。このため、ベンチュリ部58における圧力とダイヤフラム54が検知する圧力の差がほぼ等しくなるため、燃料供給部57から吸入通路内への燃料の供給をほぼ遮断できる状態となる。従って、エンジンの運転に必要な混合気の供給を確実に遮断できるので、本実施例の構成ではソレノイド41を駆動することによってエンジンの回転数を低下させ、規制することが可能となる。
本実施例では、絞り弁43、ソレノイド41、制御回路46を含んで構成される回転数規制手段をクリーナボックス30の内部に配置したので、エンジンの運転状態によらずこれらの回転数規制手段が温度上昇することを防止できる。また、ベンチュリ部58における圧力とダイヤフラム54が検知する圧力の差がほぼ等しくなるため、燃料供給部57からの燃料の供給はほぼない状態を作り出すことができるため、燃費を悪化させることなくエンジンの回転数の規制が可能となる。さらに、外気吸入口48は負圧室55のどこに配置してもよく、その形状にも制限がないため、絞り弁43の配置およびその形状の設計自由度が極めて高い。
図7は絞り弁43を駆動するための回路構成を示すブロック図である。クリーナボックス30の内部に収容される制御回路46は、バッテリ29から供給される電力を所定のタイミングにてソレノイド41に供給することにより、絞り弁43の開閉制御を行う。絞り弁43を開閉するタイミングは、イグニッションコイル26から得られる信号によって制御回路46が検出する。制御回路46は、エンジンが所定の回転数を超えたらソレノイド41に通電することにより、絞り弁43が外気吸入口48を閉鎖するため上述したように燃料供給部57からの燃料の供給を停止することによりエンジンの回転数の上昇を抑えることができる。バッテリ29をエンジン作業機1のどこに配置するかは任意であり、バッテリ29を用いる替わりに小型の発電機を設け、発電された電力によりソレノイドを駆動するように構成しても良い。
図8は、本実施例においてエンジン回転数を所定の上限値に保つように制御する方法である。図8(1)において、エンジン回転数81が上昇して時間tにおいて矢印82のように所定の制限回転数(例えば10,000rpm)に到達したら、制御回路46は図8(2)のようにソレノイド41をOFF状態(ソレノイド41に通電していない状態で絞り弁43が開状態)から、ON状態(ソレノイド41に通電している状態で絞り弁43が閉状態)に切り替える。すると、エンジンへの燃料の供給が遮断されるので、エンジン回転数が徐々に低下する。時間tにおいて矢印83に示すように所定の復帰回転数(例えば9,500rpm)に到達したら、ソレノイド41への通電を解除する。すると、絞り弁43は戻しバネ61の作用により元の状態(図3のような状態)に戻ることにより、再び外気吸入口48が開口する。すると再びゆっくりとエンジン回転数が上昇し、時間tにて再び所定の制限回転数に到達する。そして同様して時間t〜t、t〜tで再びソレノイド41に通電することにより外気吸入口48を閉じて、エンジンへの燃料の供給が遮断する。このような制御を繰り返すことによりエンジンは10000rpm付近でほぼ定速にて回転することになる。この際、時間t〜t、t〜t、t〜tの間ではエンジンに燃料が供給されない状態となるので、燃料の消費を抑えることできる。以上のように、本実施例の開閉制御が可能な外気吸入口48とダイヤフラム気化器50を用いてエンジンの回転数を制御することで、エンジンのきめ細かな制御を行うことができる。
図9は、本実施例においてエンジン回転数の不慮の上昇、つまり過回転を防止するようにした制御を行う方法である。図9(1)において、エンジン回転数91が上昇して時間t11において矢印92において上限回転数(例えば13,000rpm)に到達したら、制御回路46は図9(2)のようにソレノイド41をOFF状態(ソレノイド41に通電していない状態で絞り弁43が開状態)から、ON状態(ソレノイド41に通電している状態で絞り弁43が閉状態)に切り替える。すると、エンジンへの燃料の供給が遮断されるので、エンジン回転数が低下する。時間t12において矢印93に示すように所定の復帰回転数(例えば10,000rpm)に到達したら、ソレノイド41への通電を解除する。すると、絞り弁43は戻しバネ61の作用により元の状態(図3のような状態)に戻ることにより、再び外気吸入口48が開口し、継続していたスロットル弁によるエンジン回転数の制御を行うことができる。以上のように、本実施例の回転数規制手段では、許容上限回転数を超えた場合に瞬時に回転数を低下させることができ、しかもその制御はスロットル弁による回転制御とは独立して電子的に行うことができるので、応答性が良く信頼性の高い回転数制御を実現したエンジン作業機を実現できる。
以上説明したように、本実施例のエンジン作業機においては、温度上昇の懸念がなく、空気量を絞る絞り弁の設計自由度が極めて高く、しかも燃費が良い回転数規制手段を実現することができる。また、フィルタエレメント39を収容する負圧室55に回転数規制手段を収容したため、エンジン11全体をコンパクトに構成することができる。また、エンジン11から負圧室55に混合気が吹き返してきた場合でも、制御回路46は仕切り板60によって隔離した空間に配置され、ソレノイド41はソレノイド収納室42内に隔離して収容されることにより汚損から保護することができる。尚、絞り弁43をソレノイド41のプランジャに取り付けたT字状の形状としたが、この形状の自由度が極めて高いため、円形などに限定されずに長方形やその他の形状にすることも可能であり、これによって小さいストロークのソレノイド41であっても比較的大きい外気吸入口48を遮断することが可能となるので、ソレノイド41を小型化することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば上述の実施例では絞り弁43は全閉又は全閉のいずれかの位置に移動させたが、全閉させないで開口面積を小さくするような開口面積を可変させる制御を行っても良い。また、絞り弁を動作させる駆動手段はソレノイドだけに限られずに、モータ、その他の任意の電磁絞り弁43、電気制御式の開閉手段、空気の圧力を利用した空圧源を用いても良い。さらに、フィルタエレメント39によって囲まれる空間に吸入口38と共に負圧口40を開口させるような配置としても良い。
1 エンジン作業機 3 ボリュートケース
3a 取付部 3b 脚部
5 上部カバー 7 スタータカバー
11 エンジン 19 スタータノブ
25 インシュレータ 26 イグニッションコイル
27 燃料タンク 28 燃料キャップ
29 バッテリ 30 クリーナボックス
31 クリーナボディ 31a 仕切り板
31b 内壁 32 クリーナカバー
32a リブ 33 クリーナノブ
34 チョークレバー 36 ネジボス
37a、37b ボルト 38 吸入口
39 フィルタエレメント 40 負圧口
41 ソレノイド 42 ソレノイド収納室
43 絞り弁 43a 略長方形の部分
43b 取付アーム 43c フランジ部
44 規制部 46 制御回路
47 規制部 48 外気吸入口
49 負圧通路 50 ダイヤフラム気化器
51 チョーク弁 52 スロットル弁
53 大気室カバー 53a 開口部
54 ダイヤフラム 55 負圧室
57 燃料供給部 58 ベンチュリ部
59 大気室 60 仕切り板
61 バネ 81、91 エンジン回転数
101 エンジン作業機 103 簿リュートケース
104 メインパイプ 105 シリンダカバー
108 ハンドル 109 グリップ部
110 スロットルレバー 112 回転刃
113 飛散防御カバー 145 ワイヤー

Claims (10)

  1. スロットル弁を有し、大気圧を検知して燃料流量を調整するダイヤフラムが収納される大気室を有するダイヤフラム気化器と、
    前記ダイヤフラム気化器の吸入口及び外気を吸入する外気吸入口と連通する負圧室と、
    前記大気室と前記負圧室を接続する負圧通路を有し、
    前記負圧室に発生する負圧がダイヤフラムに作用するよう構成されたエンジンにおいて、
    前記外気吸入口に開閉制御可能な絞り弁を設けたことを特徴とするエンジン。
  2. 前記負圧室は、外気を吸入する外気吸入口を有するクリーナボックスに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記絞り弁は、前記スロットル弁とは非連動に操作されることを特徴とする請求項2に記載のエンジン。
  4. 前記クリーナボックスにはフィルタエレメントが収容され、
    前記負圧通路は、前記フィルタエレメントと前記外気吸入口の間の負圧室に開口するように接続され、
    前記絞り弁は前記負圧室に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載のエンジン。
  5. 前記絞り弁の開閉を行う駆動手段を設け、前記駆動手段は電力によって動作することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のエンジン。
  6. 前記駆動手段はソレノイドであり、
    前記ソレノイドのプランジャの先端に弁手段を設けて、前記プランジャが一端側に位置する際に前記弁手段が前記外気吸入口を閉鎖し、前記プランジャが他端側に位置する際に前記弁手段が前記外気吸入口を開放することを特徴とする請求項5に記載のエンジン。
  7. 前記駆動手段が前記外気の吸入経路に露出しないように、前記クリーナボックス内に仕切り板を設けたことを特徴とする請求項6に記載のエンジン。
  8. 前記ソレノイドの駆動制御を行う制御手段を前記クリーナボックスに収容することを特徴とする請求項6又は7に記載のエンジン。
  9. 前記エンジンの回転数を検出する検出器を設け、
    前記制御手段は、前記回転数が所定の制限値を超えたら前記ソレノイドを駆動して前記外気吸入口を閉鎖し、前記回転数が所定の復帰値を下回ったら前記ソレノイドを駆動して前記外気吸入口を開放し、これらの前記外気吸入口の開閉を繰り返すことによりエンジンの回転数を制御することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載のエンジン。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のエンジンを備えたことを特徴とするエンジン作業機。
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