JP2013147125A - 万能カート - Google Patents

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Abstract

【課題】管理している本を含む商品の出し入れを効率的に行い、複数台の管理についても、その管理スペースが限られた面積で管理できる台車を提供する。
【解決手段】起立フレーム10、基台フレーム20、補助フレーム30、座フレーム40によって全体の主なフレーム構成を形成し、そこに、起立フレーム10の上部に配設し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる書見台50と、書見台50の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となる角物収納部60と、座フレーム40の上に形成され、補助フレーム30側を回動軸41として回動自在とし、回動軸41の後方に形成された跳ね上げ部42が座フレーム40の上部を後方に進行するとき、上方に回動自在とし、上面を平面とした台部70を配設したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、図書館、スーパーマーケット、コンビニ等の店舗で本を含む商品の出し入れ、商品の返却、返品整理に用いられる手押しの万能カートに関するもので、特に、書見台及び台部をステップとして使用できるカートに関するものである。特に、図書館では、混雑した館内で椅子がない場合には、椅子としても、書見台としても使用できる万能カートに関するものである。
周知のように、スーパーマーケット等の店舗で使用されているショッピングカートは、買物客が大量の商品を入れて重くなった買物籠を持ち歩かなくてもよいように、買物かごを載せて運ぶためのカート(手押し車)である。
そして、この種のショッピングカートにおいては、重量の大きい商品を大量に載せた場合、また、子供用座席が設けられているものにおいて子供用座席に子供を載せた場合にも十分に耐えることができる程度の機械的強度及び剛性を有することが要求されており、ショッピングカートの骨格を構成する各種フレームには、機械的強度を考慮して金属製材料が使用されている。
一方、特許文献1は、通路又はその近傍に配置され、それぞれ配置されている位置に応じた位置コードを記憶し、通信時、この記憶した位置コードを無線送信する複数の位置タグと、各位置タグの位置コードと配置位置を示す座標情報を関連付けて記憶したデータベースを設けたサーバと、左右の一方又は両方に指向性アンテナを配置し、通路に沿って移動する移動体装置とからなり、移動体装置は、指向性アンテナを使用して略対向する位置にある位置タグと無線通信を行い、その位置タグの位置コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段が読取った位置コードとこの位置コードの読み取りに使用した指向性アンテナの配置情報をサーバに送信する送信手段と、サーバから座標情報と進行方向を受信し、自己の位置と向きを表示する表示手段を設け、サーバは、移動体装置からの位置コードによりデータベースから対応する座標情報を取得し、この座標情報と読み取りに使用した指向性アンテナの配置情報から移動体装置の座標情報と進行方向を判断する判断手段を備えた移動体管理システムを開示している。
特開2007−108144号公報
特許文献1に記載のショッピングカートは、例えば、店舗におけるショッピングカート、倉庫にけるフォークリフト、図書館における図書搬送カート等のカートの移動を管理する移動体管理システムとして使用することができ、任意の位置におけるカートの向き、位置を確実に把握できる。
しかし、特許文献の技術は、管理している商品のところまで人(操作者M)が行き難い倉庫管理或いは管理すべき商品、部品が非常に多い場合には、効率的であるが、通常のスーパーマーケット、コンビニ、図書館等の店舗で本を含む商品の出し入れを行うには非効率的である。また、特許文献1は商品の返却、返品整理に用いることについては、予測されていない。
そして、特許文献1のカートはその平面面積だけの占有がなされ、複数台保有するとその管理スペースの確保が必要になる。
そこで、本発明は、管理している本を含む商品の出し入れを効率的に行い、複数台の管理についても、その管理スペースが限られた面積で管理できる万能カートの提供を課題とするものである。
請求項1の発明にかかる万能カートは、起立フレーム、基台フレーム、補助フレーム、座フレームによって主な全体フレーム構成を形成し、そこに、前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面部及び前記平面部の下端に形成した滑り止め部からなる書見台と、前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となる角物収納部と、前記座フレームの上に形成され、前記補助フレーム側を回動軸として回動自在とし、前記回動軸の後方に配設され、上方に回動する上面を平面とした台部を跳ね上げ、前記跳ね上げにより前記座フレームの上部を後方に進行するとき動作するものである。
ここで、上記起立フレームは、左右両側に併設されるように対向起立配置され、全体を逆U字状として一体に形成したり、並行する一対の略L字状のフレームとすることができる。
また、上記基台フレームは、前記1対の起立フレームの下部で接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記起立フレームの左右に固着され、その下部に2個以上のキャスタが配設されたものである。ここで、前記前方に略V字状に突設するは、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状に出ていればよく、また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、前方の幅が後方の幅よりも狭いことを意味する。
そして、上記補助フレームは、前記起立フレームの任意の高さから前方に突出し、前記略V字状に突設された基台フレームに下端を接続されたもので、直線的または逆L字状的、弧状的に接続したものである。
更に、上記座フレームは、前記補助フレームから前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記補助フレームの左右に固着されたものである。前記前方に略V字状に突設は、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状であればよく、また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、前方の幅が後方の幅よりも狭いことを意味する。通常、前記基台フレームの形状に略同様の形状にされる。
加えて、上記書見台は、前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面及び前記平面の下端に形成した滑り止めからなる。ここで、所定の角度の平面とは、前方に高く設定してもよいし、後方に高く設定してもよいし、或いは側面に傾斜させてもよい。それに伴い滑り止めの位置が最下部の位置として固定される。
また、上記角物収納部は、前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となっている。ここで、前記底面と背面の交点が最下位置とは、本または箱物等の角物を一時的に格納しやすくしたものである。
そして、上記台部は、前記座フレームの上に形成され、前記補助フレーム側を回動軸として回動自在とし、他の万能カートに直列に整列させるとき、前記回動軸の後方に配設された跳ね上げ部が、前記座フレームの上部を後方に進行するとき、それに合わせて台部が上方に回動させるものである。
請求項2の発明にかかる万能カートは、起立フレーム、基台フレーム、補助フレーム、座フレームによって主な全体フレーム構成を形成し、そこに、前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面部及び前記平面部の下端に形成した滑り止め部からなる書見台と、前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となる角物収納部と、前記座フレームの上に形成され、前記起立フレーム側を回動軸として回動自在とし、前記回動軸の後方に配設され、前記座フレームの上部を後方に進行するとき、跳ね上げ部によって、台部が上方に回動させられるものである。
ここで、上記起立フレームは、左右両側に並行するように対向起立配置され、上部に把持部を設けたものであり、全体を逆U字状としたり、並行する一対の略L字状のフレームとすることができる。
また、上記基台フレームは、前記1対の起立フレームと下部で接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記補助フレームの左右に固着され、その下部に3個以上のキャスタが配設されたものであり、前記前方に略V字状に突設するは、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状に出ていればよく、また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、前方の幅が後方の幅よりも狭いことを意味する。
そして、上記補助フレームは、前記起立フレームの任意の高さから後方に延び、前記略V字状に突設された基台フレームに下部を接続されたもので、直線的または逆L字状的、弧状的に接続したものである。
更に、上記座フレームは、前記起立フレームから前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記起立フレームの左右に固着されたものである。前記前方に略V字状に突設は、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状であればよく、また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、前方の幅が後方の幅よりも狭いことを意味する。通常、前記基台フレームの形状に略同様の形状にされる。
加えて、上記書見台は、前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面及び前記平面の下端に形成した滑り止めからなる。ここで、所定の角度の平面とは、前方に高く設定してもよいし、後方に高く設定してもよいし、或いは側面に傾斜させてもよい。それに伴い滑り止めの位置が最下部の位置として固定される。
また、上記角物収納部は、前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となっている。ここで、前記底面と背面の交点が最下位置とは、本または箱物等の角物を一時的に格納しやすくしたものである。
そして、上記台部は、前記座フレームの上に形成され、前記補助フレーム側を回動軸として回動自在とし、他の万能カートに直列に整列させるとき、前記回動軸の後方に配設され、前記座フレームの上部を後方に進行するとき、それに合わせて跳ね上げ部が台部を上方に回動自在としたものである。
請求項3の発明にかかる万能カートは、更に、前記台部の下に位置する前記座フレームと前記基台フレームとの間に形成され、前記基台フレームに取り付けられ、前記起立フレームに近づくに従ってその高さを上げるように形成した底面を有し、前記台部を開放することにより、収容または取り出しが自在な収容スペースを具備するものである。
ここで、前記起立フレームに近づくに従ってその高さを上げるように形成した底面は、同様の万能カートが重なり会うことが可能なようにしたものであり、隣接する万能カートが重なり合うことができる傾度であればよい。
請求項1の発明の万能カートによれば、起立フレーム、基台フレーム、補助フレーム、座フレームによって全体の主なフレーム構成を形成し、そこに、前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面部及び前記平面部の下端に形成した滑り止め部からなる書見台と、前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となる角物収納部と、前記座フレームの上に形成され、前記補助フレーム側を回動軸として回動自在とし、前記回動軸の後方に配設され、前記座フレームの上部を後方に進行するとき、それに合わせて台部が跳ね上げ部で上方に回動させるものである。
したがって、書見台には頁を開いた本以外にも、商品出しの配置図、店舗内の地図、図書館内の図書の配置図、パソコン等を置くことができる。また、商品の補充の場合には、当該リストを置き、その納品の確認を行うことができる。この書見台は書物を読む意味に限られた書見台ではなく、次に、陳列する商品の一時置きとしても使用できる。
また、角物収納部は書物の一時置きとしては勿論、菓子の箱物等の一時置き、袋物置としても使用できる。特に、図書館では、借り出す本、返却する本を入れて、特定の書庫まで搬送するのにも使用される。
そして、台部には、他に商品出しを行う商品、回収商品、箱物、本等を積載できる。特に、腰掛けとしても、踏み台としても使用でき、2m前後の高さの作業にも向いている。特に、図書館では、書庫の高い位置での本の取出し、収納に利用できる。
請求項2の発明の万能カートによれば、起立フレーム、基台フレーム、補助フレーム、座フレームによって全体の主なフレーム構成を形成し、そこに、前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面部及び前記平面部の下端に形成した滑り止め部からなる書見台と、前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となる角物収納部と、前記座フレームの上に形成され、前記補助フレーム側を回動軸として回動自在とし、前記回動軸の後方に配設され、前記座フレームの上部を後方に進行するとき、それに合わせて台部が跳ね上げ部を上方に回動させるものである。
したがって、書見台には頁を開いた本以外にも、商品出しの配置図、店舗内の地図、図書館内の図書の配置図、パソコン等を置くことができる。また、商品の補充の場合には、当該リストを置き、その納品の確認を行うことができる。この書見台は書物を読む意味に限られた書見台ではなく、次に、陳列する商品の一時置きとしても使用できる。
また、角物収納部は書物の一時置きとしては勿論、菓子の箱物等の一時置き、袋物置としても使用できる。特に、図書館では、借り出す本、返却する本を入れて、特定の書庫まで搬送するのにも使用される。
そして、台部には、他に商品出しを行う商品、回収商品、箱物、本等を積載できる。特に、腰掛けとしても、踏み台としても使用でき、2m前後の高さの作業にも向いている。特に、図書館では、書庫の高い位置での本の取出し、収納に利用できる。
請求項3の発明の万能カートによれば、請求項1または請求項2の構成に更に、前記台部を開放することにより、そこに商品等の物品の収容または取り出しが自在であり、商品の出し入れに使用でき、また、段ボール箱を入れることにより、回収箱としても使用できる収容スペース46となる。特に、図書館等においては、私物置きとして使用できる。
図1は本発明の実施の形態1にかかる万能カートの書見台側から見た全体斜視図である。 図2は本発明の実施の形態1にかかる万能カートの台部側から見た全体斜視図である。 図3は本発明の実施の形態1にかかる万能カートの連結配置状態を示す側面図である。 図4は本発明の実施の形態1にかかる万能カートの側面から見た使用状態を示す側面図(a)及び他の使用状態を示す側面図(b)である。 図5は本発明の実施の形態2にかかる万能カートの書見台側から見た全体斜視図である。 図6は本発明の実施の形態3にかかる万能カートの書見台側から見た全体斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、実施の形態において、各図面の同一の記号及び同一の符号は同一または相当する機能部分を意味し、ここでは重複する詳細な説明を省略する。
また、以下の説明において、構成部材は左右対称に構成されている。なお、通常、操作者Mは把持部19のある方向から押すことになるから、把持部19の方向から見て前後、左右を判断するものとする。
[実施の形態1]
図1乃至図4に示すように、本実施の形態1の万能カート1は、起立フレーム10、基台フレーム20、補助フレーム30、座フレーム40によって全体をアルミニウム製またはスチール製の管材からなる主なフレーム構成となっている。
起立フレーム10は左右両側に併設して対向し、水平面に対して起立して配置され、上部に把持部19を形成したものである。本実施の形態1におれる起立フレーム10は、全体を正面側から見て一体の逆U字状としているが、各々を独立させ並行する2本の略L字状とすることもできるし、略H型に形成することもできる。これらの基本的形状は、それ以外の特定の形状に拘る理由がない。
基台フレーム20は、起立フレーム10の下部で接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向して起立配置された起立フレーム10の左右に溶接等で固着され、その下部に4個上のキャスタ21が配設されている。この基台フレーム20の前方に略V字状に突設した形状とは、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状であればよい。また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、前方の幅が後方の幅よりも狭いことを意味するものである。この前方に略V字状に突設された構造は複数台を重ね合わせるための構造である。
また、キャスタ21は本実施の形態では前側に2個、後側に2個の計4個配設しているが、本発明を実施する場合には、2個以上であればよい。特に、前側に2個または後側に2個とした場合、他の後側の2個または前側の2個は滑り止めの脚足とすることにより、停止させた位置でストッパー機能が働くことになる。3個の場合には、前側に1個、後側に2個とするのが望ましい。基台フレーム20に対するキャスタ21の取付けは、直接的または間接的でも良い。直接的とは、基台フレーム20自体に取付けることを意味し、間接的とは、他の部材を使用するか、起立フレーム10の下部を使用することを意味する。
そして、前記キャスタ21に加わる荷重が、20〜40KGを超えるとストッパーがかかる構造のものを使用することもできる。
補助フレーム30は、起立フレーム10の任意の高さから前方に延び、略V字状に突設された基台フレーム20に下端を接続したもので、直線状に起立フレーム10に接続する方法、または逆L字状的に起立フレーム10の立ち上がりとして接続する方法、弧状的に起立フレーム10の立ち上がりに接続する方法等があり、何れの方法を採用してもよい。この補助フレーム30は、後述する角物収納部60及び台部70の位置決めとして機能する。
座フレーム40は、補助フレーム30から前方に略V字状に突設され、後方端部が対向起立配置された補助フレーム30の左右に固着されたものである。前記前方に略V字状に突設は、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状であればよく、また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、略V字状に突設とは、前方の幅が後方の幅よりも狭いことを意味する。通常、基台フレーム20の形状に略同様の形状にされる。同様の形状とは、必ずしも同一または相似形を意味するものではなく、前方の幅が後方の幅よりも狭いという構成に共通性があるという意味である。この前方に略V字状に突設された構造は複数台を重ね合わせるための構造である。
加えて、書見台50は、起立フレーム10の上部に配設し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる。
書見台50は、起立フレーム10の上部に配設した枠体53に板材を配設することにより、板材の上面に平面部51を形成している。
本実施の形態においては、枠体53は起立フレーム10の上部に溶接されているが、本発明を実施する場合には、枠体53を起立フレーム10の側部または下部、上部の何れかに配設すればよい。
前記書見台の下部に位置する角物収納部60は、直角に形成された底面61及び背面62並びに底面61及び背面62に直角に形成された両端面63,64からなり、底面61と背面62の交点の辺が最下位置となっている。即ち、角物収納部60は、後方及び上方に開口した形態となっている。しかし、本発明を実施する場合には、前方のみまたは後方のみ、または上方のみを開放とすることができる。当然ながら、前方側を開放させるには、図5に示すように、底面61と背面62の交点の辺が最下位置であり、また、後方位置となる。特に、両端面63,64は上部を面取りした形態にしている。この角物収納部60は、起立フレーム10の左右相互間、補助フレーム30の左右相互間に棒材を配設し、その上に取り付けている。
座フレーム40の上に形成された上面を平面とした台部70は、補助フレーム30側を回動軸41として回動自在とし、回動軸41の後方に突出して形成されてなる跳ね上げ部42は、座フレーム40の上部の台部70の先端71が後方に相対移動するとき、台部70を上方に跳ね上げて回動を自在としている。即ち、台部70の先端71の裏面は、前方を薄く、徐々に厚く形成されており、前方の裏面が、後方の裏面よりも高い位置に設定されています。
したがって、床面をキャスタ21が転動すると、基台フレーム20が水平移動し、回動軸41の後方に突出して形成された跳ね上げ部42によって、座フレーム40の上部の台部70の先端71の下側に入り、両者が深く結合する方向に相対移動すると、台部70の先端71の裏面は、前方を薄く、徐々に厚く形成されており、先端71の裏面の前方が床からの距離が高く、徐々に低くなっているから、跳ね上げ部42が上方に回動し、図3のように、基台フレーム20の回動角度が大きくなり、両者の重なり合いを許容する。この重なり合いは、基台フレーム20を維持する枠状に形成し、座フレーム40及び補助フレーム30及び基台フレーム20に溶接した座補助フレーム43と、他の万能カート1の補助フレーム30との当接によって、位置決めされる。
なお、座補助フレーム43は、略ロ字状の枠体とし、座フレーム40の下側及び補助フレーム30の前側及び基台フレーム20の上側にそれぞれ溶接している。また、略ロ字状の枠体は、補助フレーム30と溶接する隅を直角とせず、略斜45度に枠体の座補助フレーム43として面取りを行っており、座フレーム40及び補助フレーム30及び基台フレーム20との機械的強度を増している。
また、基台フレーム20の上側には、前方を低く、後方を高く配置したフレーム網44が配設されている。フレーム網44は線材を折曲し、長方形状の大枠を形成し、その中に長方形状の小枠を配置し、溶接したものであり、その網目である長方形状の小枠の幅は、その上に積載する材料によって決定されるが、標準使用で50〜150mmの間に設定される。また、フレーム網44はメタルラスで形成することもできる。
このフレーム網44は前方が基台フレーム20の前側に溶接され、後方は補助フレーム30間に溶接によって配設した連結バー45の上に溶接している。また、フレーム網44の後端は起立しており、フレーム網44の上に載せたものが後方に落下しないようにしている。
本実施の形態では、フレーム網44の側面が開放されているが、本発明を実施する場合には、フレーム網44と座フレーム40との前方または座フレーム40と基台フレーム20の前方にも落下防止用の線材または網を配設することができる。しかし、本実施例では、所定の箱物を入れることを前提とし、図書館では個人(操作者M)の荷物を入れることを前提としているので、開放としている。
したがって、座フレーム40の上の台部70は、回動軸41を軸芯として回動すると、開口する座フレーム40が現れ、座フレーム40の開口する範囲で収納できる収容空間46が形成される。この収容空間46は台部70を開放する以外に、前方から基台フレーム20と座フレーム40との間に挿入することもできる。
本実施の形態の書見台50は、起立フレーム10の上部に配設し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる。しかし、所定の角度の平面部51は、前方に高く設定してもよいし、後方に高く設定してもよいし、或いは側面に傾斜させてもよい。それに伴い滑り止め部52の位置が最下部の位置として変化する。
このように構成された万能カート1によれば、書見台50には頁を開いた本以外にも、商品出しの配置図、店舗内の地図、図書館内の図書の配置図、パソコン等を置くことができる。また、商品の補充の場合には、当該リストを置き、その納品の確認を行うことができる。この書見台は書物を読む意味に限られた書見台ではなく、次に、陳列する商品の一時置きとしても使用できる。また、角物収納部60は書物の一時置きとしては勿論、菓子の箱物等の一時置き、袋物置としても使用できる。特に、図書館では、借り出す本、返却する本を入れて、特定の書庫まで搬送するのにも使用される。
そして、台部70には、他に商品出しを行う商品、回収商品、箱物、本等を積載できる。特に、腰掛けとしても、踏み台としても使用でき、2m前後の高さの作業にも向いている。特に、図書館では、書庫の高い位置での本の取出し、収納に利用できる。
また、この種の万能カート1によれば、床面をキャスタ21が転動すると、基台フレーム20が水平移動し、回動軸41の後方に突出して形成された跳ね上げ部42が、座フレーム40の上部の台部70の先端71の下側に入り、台部70との重なりが深く結合する方向に相対移動すると、台部70の先端71の裏面は、前方が薄く、徐々に厚く形成されているから、即ち、先端71の裏面の前方が床からの距離が高く、徐々に低くなっているから、跳ね上げ部42が上方に回動し、図3のように、基台フレーム20の回動角度が大きくなり、両者の重なり合いを許容する。この重なり合いは、基台フレーム20を維持する枠状に形成し、座フレーム40及び補助フレーム30及び基台フレーム20に溶接した座補助フレーム43と、他の万能カート1の補助フレーム30との当接によって、位置決めされる。
この状態で万能カート1を複数台重ね合わせて格納すれば、格納スペースを狭くて済むというメリットがある。
[実施の形態2]
図5は本発明の実施の形態2にかかる万能カート1の書見台50側から見た全体斜視図であるが、図5においては、万能カート1の進行方向に対して、書見台50の位置及び角物収納部60の解放側が図1乃至図4に示した実施の形態1とは異なっている。
なお、実施の形態2において、実施の形態1と重複する仔細な説明を省略し、相違点のみを説明する。
図5において、起立フレーム10は左右両側に対向した形状で、水平面に対して起立して配置されたものである。本実施の形態3における起立フレーム10は、全体を正面から見て逆U字状とし、側面から見て略S字状としたものである。本実施の形態の起立フレーム10は垂直部11、その上部から延び、把持部19を設けた水平部12、更に書見台50の平面部51の所定の角度を定める書見角度設定部13を1本のパイプ材を湾曲形成したものである。
書見台50は、所定の角度を定める平面部51の書見角度設定部13に図示しない枠体53を溶接し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる書見台50を形成している。
また、補助フレーム30は実施の形態1のように水平部分を有することなく、上端を起立フレーム10の水平部12に溶接している。また、この実施の形態では、コ字状に形成し、起立フレーム10の垂直部11と水平部12との間の曲がり部分に接合すれば、起立フレーム10の広がりを規制することができる。また、書見台50の枠体53をコ字状に形成した起立フレーム10の中間位置に溶接すれば、機械的強度を増加させることができる。
角物収納部60は、台部70側に開放部を有している。特に、書籍の商品出し、箱物の菓子等の商品出しの際には、前側または後側の解放はそれほど問題ないが、図書館で書籍を数冊抽出し、それを基に調査をする場合には、台部70に腰を下ろし、角物収納部60に並べられた書籍を順次目を通す場合には、台部70側に開放面が存在した方が身近な操作となり利便性が高い。
[実施の形態3]
図6は本発明の実施の形態2にかかる万能カート1の書見台50側から見た全体斜視図であるが、図6においては、万能カート1の進行方向に対して、書見台50の見る方向及び角物収納部60の解放側が図1乃至図4に示した実施の形態とは逆になっている。
なお、実施の形態3において、実施の形態1と重複する仔細な説明を省略し、相違点のみを説明する。
図6において、起立フレーム10は左右両側に併設して対向し、水平面に対して起立して配置されたものである。本実施の形態1におれる起立フレーム10は、全体を正面側から見て逆U字状としているが、各々を独立させ並行する略L字状とすることもできるし、略H型に形成することもできる。この起立フレーム10は、基台フレーム20の端部に溶接されている。この起立フレーム10は、基台フレーム20の端部から所定の距離入った上側に溶接されている。また、その全体形状的には、実施の形態1の起立フレーム10の折曲方向を逆にしたものである。
補助フレーム30は、起立フレーム10の任意の高さから後方に延び、略V字状に突設された基台フレーム20とその下部で接続されたもので、直線状に起立フレーム10に接続する方法、または逆L字状的に起立フレーム10の立ち上がりに接続する方法、弧状的に起立フレーム10の立ち上がりに接続する方法等があり、何れの方法を採用してもよい。この補助フレーム30は、後述する角物収納部60の位置決めとして機能する。この補助フレーム30の上部に把持部19を形成したものである。
補助フレーム30が起立フレーム10と位置が変わっているので、座フレーム40及び座フレーム40の上に形成された台部70は、起立フレーム10側を回動軸41として回動自在とし、回動軸41の後方に突出して形成されてた跳ね上げ部42は、座フレーム40の上部の台部70の先端71が後方に相対移動するとき、台部70を上方に跳ね上げて回動自在としている。即ち、台部70の先端71の裏面は、前方を薄く、徐々に厚く形成されており、前方の裏面が、後方の裏面よりも高い位置に設定されている。
実施の形態3の万能カート1のキャスタ21が床面を転動すると、基台フレーム20が水平移動し、回動軸41の後方に突出形成された跳ね上げ部42は、座フレーム40の上部の台部70の先端71の下側に入り、両者が接近する方向に相対移動すると、台部70の先端71の裏面は、前方を薄く、徐々に厚く形成されており、先端71の裏面の前方が高く、徐々に低くなっているから、跳ね上げ部42が上方に回動し、図3のように、基台フレーム20の回動角度が大きくなり、両者の重なり合いを許容する。この重なり合いは、基台フレーム20を維持する枠状に形成し、座フレーム40及び補助フレーム30及び基台フレーム20に溶接した座補助フレーム43と、他の万能カート1の補助フレーム30との当接によって、位置決めされる。
上記実施の形態1及び実施の形態2の万能カートは、左右両側に対向起立配置された起立フレーム10と、起立フレーム10の下部と接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された起立フレーム10の左右に固着され、その下部に3個以上のキャスタ21が配設された基台フレーム20と、起立フレーム10の任意の高さから前方に延び、略V字状に突設された基台フレーム20に下部が接続された補助フレーム30と、補助フレーム30から前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された補助フレーム30の左右に固着された座フレーム40と、起立フレーム10の上部に配設し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる書見台50と、書見台50の下部に位置し、直角に形成された底面61及び背面62並びに底面61及び背面62に直角に形成された両端面63,64からなり、底面61と背面62の交点が最下位置となる角物収納部60と、座フレーム40の上に形成され、補助フレーム30側を回動軸41として回動自在とし、回動軸41の後方に突出して形成された跳ね上げ部42は、座フレーム40の上部を後方に進行するとき、上方に回動自在とし、上面を略平面とした台部70とを具備するものである。
また、上記実施の形態3の万能カート1は、左右両側に対向起立配置された起立フレーム10と、起立フレーム10の下部と接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された起立フレーム10の左右に固着され、その下部に3個以上のキャスタ21が配設された基台フレーム20と、起立フレーム10の任意の高さから後方に延び、前記略V字状に突設された基台フレーム20に下部が接続された補助フレーム30と、起立フレーム10から前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された起立フレーム10の左右に固着された座フレーム40と、起立フレーム10の上部に配設し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる書見台50と、書見台50の下部に位置し、直角に形成された底面61及び背面62並びに底面61及び背面62に直角に形成された両端面63,64からなり、底面61と背面62の交点が最下位置となる角物収納部60と、座フレーム40の上に形成され、起立フレーム10側を回動軸41として回動自在とし、前記回動軸41の後方に突出して形成された跳ね上げ部42が座フレーム40の上部を後方に進行するとき、上方に回動自在とし、上面を略平面とした台部70とを具備するものである。
したがって、上記実施の形態1乃至実施の形態3の万能カートは、書見台50には頁を開いた本以外にも、商品出しの配置図、店舗内の地図、図書館内の図書の配置図、パソコン等を置くことができる。また、商品の補充の場合には、当該リストを置き、その納品の確認を行うことができる。この書見台50は書物を読む意味に限られた書見台ではなく、次に、陳列する商品の一時置きとしても使用できる。
また、角物収納部60は書物の一時置きとしては勿論、菓子の箱物等の一時置き、袋物置としても使用できる。特に、図書館では、借り出す本、返却する本を入れて、特定の書庫まで搬送するのにも使用される。
そして、台部70には、他に商品出しを行う商品、回収商品、箱物、本等を積載できる。特に、腰掛けとしても、踏み台としても使用でき、2m前後の高さの作業にも向いている。特に、図書館では、書庫の高い位置での本の取出し、収納に利用できる。
更に、実施の形態1の万能カート1は、書見台50が万能カート1を移動させるものの方向から確認される形態であるから、商品出しの配置図、店舗内の地図、図書館内の図書の配置図等の目的対象を明確に表示し、それを確認しながら移動することができる。特に、図書館では、本棚と借り出す本、返却する本の取出し入れが書見台50側であり、角物収納部60の解放側も後方であり、操作者M側であるからその操作性が良い。そして、作業段階に合わせて、書物を台部70の上に載せたり、フレーム網44の上に載せたりすることができる。
更に、実施の形態2及び実施の形態3の万能カート1は、書見台50が万能カート1を移動させるものの方向の反対側にあるから、まとまった商品出しを行う配置図、店舗内の地図、図書館内の図書の配置図等の目的位置で、書物を台部70の上に載せたり、フレーム網44の上に載せたりした商品の出し入れを行うことができる。
また、図書館では、閲覧者(操作者M)に貸し出しを行えば、椅子がなくても、複数の本の調査や、目を通すことができる。
実施の形態1乃至実施の形態3の万能カート1は、更に、台部70を開放することによって得られる収容スペース46により、そこに商品等の物品の収容または取り出しが自在となり、商品の出し入れに使用でき、また、段ボール箱を入れることにより、回収箱としても使用できる。また、特に、図書館等においては、カバン等の私物置きとして使用できる。
実施の形態1及び実施の形態2の発明にかかる万能カート1は、起立フレーム10、基台フレーム20、補助フレーム30、座フレーム40によって全体の主なフレーム構成を形成し、そこに、起立フレーム10の上部に配設し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる書見台50と、書見台50の下部に位置し、直角に形成された底面61及び背面62並びに底面61及び背面62に直角に形成された両端面63,64からなり、底面61と背面62の交点が最下位置となる角物収納部60と、座フレーム40の上に形成され、補助フレーム30側を回動軸41として回動自在とし、回動軸41の後方に突出させるように形成された跳ね上げ部42が、座フレーム40の上部を後方に進行するとき、上方に回動自在とし、上面を平面とした台部70を配設したものである。
ここで、上記実施の形態の起立フレーム10は、左右両側に併設するように対向起立配置され、全体を逆U字状としたり、並行する一対の略L字状のフレームとすることができる。
また、上記実施の形態の基台フレーム20は、1対の起立フレーム10の下部で接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された起立フレーム10の左右に固着され、その下部に3個以上のキャスタ21が配設されたものである。ここで、前方に略V字状に突設するは、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状に出ていればよく、また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、前方の幅が後方の幅よりも狭いものであり、他の万能カート1と重なり合うことができるものであればよい。
そして、上記実施の形態の補助フレーム30は、起立フレーム10の任意の高さから前方に突出し、前記略V字状に突設された基台フレーム20に下端を接続されたもので、直線的または逆L字状的、弧状的に接続したものである。
上記実施の形態の座フレーム40は、補助フレーム30から前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された補助フレーム30の左右に固着されたものである。ここで、前方に略V字状に突設は、尖鋭な突起をいうものではなく、略U字状であればよく、また、略コ字状であってもよい。何れにせよ、前方の幅が後方の幅よりも狭いことを意味する。通常、前記基台フレームの形状に略同様の形状にされ、他の万能カート1と重なり合うことができるものであればよい。
加えて、上記実施の形態の書見台50は、起立フレーム10の上部に配設し、所定の角度の平面部51及び平面部51の下端に形成した滑り止め部52からなる。ここで、所定の角度の平面部51とは、前方に高く設定してもよいし、後方に高く設定してもよいし、或いは側面に傾斜させてもよい。それに伴い滑り止め部52の位置が最下部の位置として固定される。直角に形成された底面61及び背面62並びに底面61及び背面62に直角に形成された両端面63,64からなり、底面61と背面62の交点が最下位置となっている。ここで、底面61と背面62の交点が最下位置とは、本または箱物等の角物を一時的に格納しやすくしたものである。
そして、上記実施の形態の台部70は、座フレーム40の上に形成され、補助フレーム30側を回動軸41として回動自在とし、他の万能カート1に直列に整列させるとき、回動軸41の後方に突出させて形成してなる跳ね上げ部42は、座フレーム40の上部を後方に進行するとき、上方に回動自在としたものである。
ところで、回動軸41の後方に突出させて形成してなる跳ね上げ部42は、台部70の後端を座フレーム40の上部の台部70の先端71の下が輪に入るように設定すれば、台部70を上方に跳ね上げて回動を自在とできるから、跳ね上げ部42は、台部70の後端とすることもできる。
実施の形態1乃至実施の形態3の万能カート1は、図書館、スーパーマーケット、コンビニ等の店舗で本を含む商品の出し入れ、商品の返却、返品整理に用いられる手押しのカートとして使用できる。特に、書見台及び台部を有する万能カートであり、特に、図書館では、混雑した館内で椅子がない場合には、椅子としても、書見台としても使用できる。
1 万能カート
10 起立フレーム
19 把持部
20 基台フレーム
30 補助フレーム
40 座フレーム
42 跳ね上げ部
44 フレーム網
50 書見台
51 平面部
52 滑り止め部
60 角物収納部
70 台部

Claims (3)

  1. 左右両側に対向起立配置された起立フレームと、
    前記起立フレームの下部と接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記起立フレームの左右に固着され、その下部に3個以上のキャスタが配設された基台フレームと、
    前記起立フレームの任意の高さから前方に延び、前記略V字状に突設された基台フレームに下部が接続された補助フレームと、
    前記補助フレームから前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記補助フレームの左右に固着された座フレームと、
    前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面及び前記平面の下端に形成した滑り止めからなる書見台と、
    前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となる角物収納部と、
    前記座フレームの上に形成され、前記補助フレーム側を回動軸として回動自在とし、前記回動軸の後方に形成されてなる跳ね上げ部が前記座フレームの上部を後方に進行するとき、上方に回動自在とし、上面を略平面とした台部と
    を具備することを特徴とする万能カート。
  2. 左右両側に対向起立配置された起立フレームと、
    前記起立フレームの下部と接合されて前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記起立フレームの左右に固着され、その下部に3個以上のキャスタが配設された基台フレームと、
    前記起立フレームの任意の高さから後方に延び、前記略V字状に突設された基台フレームに下部が接続された補助フレームと、
    前記起立フレームから前方に略V字状に突設され、後方が対向起立配置された前記起立フレームの左右に固着された座フレームと、
    前記起立フレームの上部に配設し、所定の角度の平面及び前記平面の下端に形成した滑り止めからなる書見台と、
    前記書見台の下部に位置し、直角に形成された底面及び背面並びに底面及び背面に直角に形成された両端面からなり、前記底面と背面の交点が最下位置となる角物収納部と、
    前記座フレームの上に形成され、前記起立フレーム側を回動軸として回動自在とし、前記回動軸の後方に形成されてなる跳ね上げ部が前記座フレームの上部を後方に進行するとき、上方に回動自在とし、上面を略平面とした台部と
    を具備することを特徴とする万能カート。
  3. 更に、前記台部の下に位置する前記座フレームと前記基台フレームとの間に形成され、前記基台フレームに取り付けられ、前記起立フレームに近づくに従ってその高さを上げるように形成した底面を有し、前記台部を開放することにより、収容または取り出しが自在な収容スペースを具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の万能カート。
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