JP2013144941A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロッカアームとカムとの摺接部を良好に潤滑できると共に、エンジン各部へ供給される潤滑オイルの油圧を十分に確保できること。
【解決手段】カム29、34の回転によりロッカアーム31、36を揺動させることでバルブ20、21を開閉駆動する内燃機関の動弁装置において、ロッカシャフト30、35には、内側にオイル通路51が形成されると共に、このオイル通路に連通するオイル吐出口52が径方向に形成され、ロッカアーム31、36には軸受部54に、オイル吐出口からの潤滑オイル50をロッカアーム31、36とカム29、34との摺接部40側へ噴射可能とするオイル噴射口53が形成され、オイル噴射口53とオイル吐出口52は、ロッカアーム31、36がカム29、34のベースサークル部55と摺接するときに相互に重ならず、ロッカアームがカムのノーズ部56と摺接して押し下げられるときに相互に重なるよう構成されたものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、カムの回転によりロッカアームを揺動させることでバルブ(吸気バルブ、排気バルブ)を開閉駆動する内燃機関の動弁装置に関する。
従来から、ロッカアームとカムとの摺接部を潤滑するために、ロッカアームの軸受部にオイル噴射口が形成され、ロッカシャフトのオイル通路内の潤滑オイルを上記オイル噴射口から噴射するものが知られている(特許文献1参照)。
実開昭59−116509号公報
しかしながら、上記特許文献1では、オイル噴射口がロッカシャフトのオイル通路と常時連通しているので、潤滑オイルの油圧制御が困難であった。特に、エンジンの低速回転域においてはオイルポンプの回転数が低く、従って潤滑オイルの油圧が低くなるので、ロッカアームのオイル噴射口から潤滑オイルが常時噴射されることで油圧不足が発生し、エンジン各部へ潤滑オイルを良好に供給できなくなる恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、ロッカアームとカムとの摺接部を良好に潤滑できると共に、エンジン各部へ供給される潤滑オイルの油圧を十分に確保できる内燃機関の動弁装置を提供することにある。
本発明は、シリンダヘッドに形成される吸気ポート、排気ポートを開閉するバルブと、カムシャフトに回転一体に設けられたカムと、ロッカシャフトに揺動自在に支持されたロッカアームとを備え、前記カムの回転により前記ロッカアームを揺動させることで前記バルブを開閉駆動する内燃機関の動弁装置において、前記ロッカシャフトは、その内側に軸方向に延びるオイル通路と、このオイル通路に連通して前記ロッカシャフトの径方向に延出するオイル吐出口とを備え、前記ロッカアームは、前記ロッカシャフトに支持される軸受部を備え、この軸受部には、前記オイル吐出口からの潤滑オイルを前記ロッカアームと前記カムとの摺接部側へ噴射可能とするオイル噴射口が形成され、前記オイル噴射口と前記オイル吐出口は、少なくとも、前記ロッカアームが前記カムのベースサークル部と摺接するときには相互に重ならず、前記ロッカアームが前記カムのノーズ部と摺接して所定の押し下げ状態となるときに相互に重なるよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、ロッカアームのオイル噴射口とロッカシャフトのオイル吐出口は、ロッカアームがカムのノーズ部と摺接して所定の押し下げ状態となるときに相互に重なり、従って、潤滑オイルをオイル噴射口からロッカアームとカムとの摺接部側へ噴射することができるので、この摺接部を良好に潤滑できる。
また、ロッカアームのオイル噴射口とロッカシャフトのオイル吐出口は、ロッカアームがカムのベースサークル部と摺接してロッカアームが押し下げられていないときには相互に重ならず、従って、オイル噴射口からの潤滑オイルの流出が抑制されるので、この間にエンジン各部へ供給される潤滑オイルの油圧を十分に確保できる。
本発明に係る内燃機関の動弁装置における一実施形態を示す断面図。 図1のカムによりロッカアームが押し下げられていないときにおけるカム、ロッカアーム及びバルブの位置関係を示す作動図。 図1のカムによるロッカアームの最大押し下げ時におけるカム、ロッカアーム及びバルブの位置関係を示す作動図。 図1のロッカシャフトとピンとの関係を示し、(A)がピンの係合前状態を示す斜視図、(B)がピンの係合状態を示す斜視図。 図1のロッカシャフトを示す斜視図。 図5のVI−VI線に沿って切断した切断面を示すロッカシャフトの部分斜視図。 図1のロッカアームを示す斜視図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るエンジンの動弁装置における一実施形態を示す断面図である。この図1に示すエンジン10は、例えば自動二輪車に搭載されたエンジンであり、そのシリンダヘッド11及びヘッドカバー12内に動弁装置、本実施形態ではDOHC式の動弁装置14を備える。
つまり、図1に示すように、エンジン10のシリンダヘッド11は、シリンダブロック13との間に形成された燃焼室15と、この燃焼室15に連通された吸気ポート16と、燃焼室15に連通された排気ポート17と、を有する。吸気ポート16及び排気ポート17は、燃焼室15との接続部分のそれぞれにバルブシート18、19を備える。動弁装置14は、吸気ポート16に設けられた吸気バルブ20と、排気ポート17に設けられた2つの排気バルブ21とをそれぞれ開閉駆動するものである。
吸気バルブ20は吸気ポート16を開閉させる。この吸気バルブ20は、傘形状の弁体22と、この弁体22の中心から略上方に向かって延設されたバルブステム23とを備える。一方、シリンダヘッド11は、バルブステム23が摺動自在に挿通されるステムガイド24を備える。
また、排気バルブ21は排気ポート17を開閉させる。この排気バルブ21は、傘状の弁体25と、この弁体25の中心から略上方に向かって延設されたバルブステム26とを備える。一方、シリンダヘッド11は、バルブステム26が摺動自在に挿通されるステムガイド27を備える。
動弁装置14は、前記吸気バルブ20と、シリンダヘッド11に回転自在に軸支された吸気側カムシャフト28と、この吸気側カムシャフト28に回転一体に設けられた吸気側カム29と、シリンダヘッド11に固定状態で支持された吸気側ロッカシャフト30と、この吸気側ロッカシャフト30に揺動自在に軸支された吸気側ロッカアーム31と、吸気バルブ20を閉じる方向に付勢させる吸気側バルブスプリング32とを備えてなり、吸気側カム29の回転により、吸気側ロッカアーム31を吸気側カム29のカムプロフィールに従って吸気側ロッカシャフト30を中心に揺動させることで、吸気バルブ20を開閉駆動する。
更に、動弁装置14は、前記排気バルブ21と、シリンダヘッド11に回転自在に軸支された排気側カムシャフト33と、この排気側カムシャフト33に回転一体に設けられた排気側カム34と、シリンダヘッド11に固定状態で支持された排気側ロッカシャフト35と、この排気側ロッカシャフト35に揺動自在に軸支された排気側ロッカアーム36と、排気バルブ21を閉じる方向に付勢する排気側バルブスプリング37とを備えてなり、排気側カム34の回転により、排気側ロッカアーム36を排気側カム34のカムプロフィールに従って排気側ロッカシャフト35を中心に揺動させることで、排気バルブ21を開閉駆動する。
吸気バルブ20と排気バルブ21は、吸気側カムシャフト28及び排気側カムシャフト33の軸線方向から見て逆V字形状に配置される。更に、これらの吸気バルブ20と排気バルブ21とのバルブ挟み角θを2等分するバルブ挟み角中心線38は、吸気側カムシャフト28及び排気側カムシャフト33の軸線方向から見て、シリンダヘッド11のシリンダ軸線39よりも排気側(排気側カムシャフト33側)へ角度αだけ偏倚して設定されている。
吸気側カムシャフト28は、吸気バルブ20の上方に位置付けられ、シリンダヘッド11及びヘッドカバー12によって回転自在に軸支される。この吸気側カムシャフト28の軸心は、吸気バルブ20のバルブステム23の略延長線上に配置される。
また、排気側カムシャフト33は、排気バルブ21の上方に位置付けられ、シリンダヘッド11及びヘッドカバー12によって回転自在に軸支される。この排気側カムシャフト33の軸心は、排気バルブ21のバルブステム26の略延長線上に配置される。これらの吸気側カムシャフト28及び排気側カムシャフト33は、相互の軸心が略平行になるよう配置される。
吸気側ロッカシャフト30は、吸気側カムシャフト28の軸線方向から見て、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40に対し、吸気側カム29の回転方向P(図2、図3)の上流側に配置される。更に、吸気側ロッカシャフト30は、図1に示すように、吸気側カムシャフト28の軸線方向から見て、この吸気側カムシャフト28よりもシリンダ軸線39に近い側に配置される。
一方、排気側ロッカシャフト35は、排気側カムシャフト33の軸線方向から見て、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40に対し、排気側カム34の回転方向P(図2、図3)の上流側に配置される。更に排気側ロッカシャフト35は、図1に示すように、排気側カムシャフト33の軸線方向から見て、この排気側カムシャフト33よりもシリンダ軸線39から遠い側に配置されている。
また、吸気側ロッカシャフト30及び排気側ロッカシャフト35には、図4(A)に示すように側面に切欠溝41が形成される。また、図1に示すように、シリンダヘッド11にはピン42が挿通され、このピン42が図4(B)に示すように切欠溝41に係合することで、吸気側ロッカアーム31の揺動運動によっても吸気側ロッカシャフト30の回転が阻止され、且つ排気側ロッカアーム36の揺動運動によっても排気側ロッカシャフト35の回転が阻止されて、これらの吸気側ロッカシャフト30及び排気側ロッカシャフト35はシリンダヘッド11に固定状態で保持される。
吸気側ロッカアーム31は、図1〜図3に示すように、吸気側カム29のカム面29Aと吸気バルブ20のバルブステム23の上端部との間に、シム43を介して挟まれた片持ち式のロッカアームである。また、排気側ロッカアーム36も、排気側カム34のカム面34Aと、排気バルブ21のバルブステム26の上端部との間に、シム43を介して挟まれた片持ち式のロッカアームである。
このように吸気側ロッカアーム31及び排気側ロッカアーム36はいわゆるフィンガーフォロア・タイプのロッカアームであり、吸気側ロッカシャフト30が、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40よりも吸気側カム29の回転方向P上流側に配置され、また、排気側ロッカシャフト35が、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40よりも排気側カム34の回転方向P上流側に配置されることで、トレーリング式に揺動することになる。
これにより、吸気側ロッカアーム31及び排気側ロッカアーム36には、それぞれ吸気側カム29、排気側カム34の回転によって先端側へ向かう引張り荷重が作用することになり、吸気側ロッカシャフト30、排気側ロッカシャフト35から逃げる動作になるため、これらの吸気側ロッカシャフト30、排気側ロッカシャフト35に作用する荷重が低減される。
また、吸気側バルブスプリング32は、図1に示すように、吸気バルブ20のバルブステム23の上端部に設けられたリテーナ44とシリンダヘッド11の座面45との間に介装され、リテーナ44を介して吸気バルブ20を閉じる方向に付勢する。吸気バルブ20の弁体22は、吸気側バルブスプリング32の付勢力によってバルブシート18に押圧され、吸気ポート16を閉じる。
一方、排気側バルブスプリング37は、排気バルブ21のバルブステム26の上端部に設けられたリテーナ44とシリンダヘッド11の座面45との間に介装され、リテーナ44を介して排気バルブ21を閉じる方向に付勢する。排気バルブ21の弁体25は、排気側バルブスプリング37の付勢力によってバルブシート19に押圧され、排気ポート17を閉じる。
上述のように、動弁装置14は、吸気バルブ20に対応して設けられた吸気側カム29及び吸気側ロッカアーム31を用い、吸気側カム29の回転により吸気側ロッカアーム31を揺動運動させることで、吸気バルブ20を開閉動作させる。更に、動弁装置14は、排気バルブ21に対応して設けられた排気側カム34及び排気側ロッカアーム36を用い、排気側カム34の回転により排気側ロッカアーム36を揺動運動させることで排気バルブ21を開閉動作させる。
さて、このような動弁装置14では、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40、及び排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40が潤滑オイル50(図3)によって潤滑される。この潤滑を実施するために、吸気側ロッカシャフト30及び排気側ロッカシャフト35にオイル通路51及びオイル吐出口52が形成され、吸気側ロッカアーム31及び排気側ロッカアーム36にオイル噴射口53が形成されている。
つまり、図2、図5及び図6に示すように、吸気側ロッカシャフト30及び排気側ロッカシャフト35は中空形状に形成され、内側に軸方向に延びるオイル通路51を備える。即ち、吸気側ロッカシャフト30及び排気側ロッカシャフト35の内部空間がオイル通路51として構成され、このオイル通路51に潤滑オイル50が供給される。
また、吸気側ロッカシャフト30には、吸気側ロッカアーム31の配設位置にオイル吐出口52が、吸気側ロッカシャフト30の径方向に延出して貫通し、オイル通路51に連通して形成される。更に排気側ロッカシャフト35には、排気側ロッカアーム36の配設位置にオイル吐出口52が、排気側ロッカシャフト35の径方向に延出して貫通し、オイル通路51に連通して形成される。
図2、図3及び図7に示すように、吸気側ロッカアーム31は、吸気側ロッカシャフト30に支持される軸受部54を備え、この軸受部54には、吸気側ロッカシャフト30のオイル吐出口52からの潤滑オイル50を、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40へ噴射可能とするオイル噴射口53が形成されている。この吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53は、吸気側ロッカアーム31の長手方向に略沿って形成されると共に、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40に対し、吸気側カム29の回転方向Pにおける上流側のカム面29Aに潤滑オイル50を噴射すべく指向される。
排気側ロッカアーム36は、排気側ロッカシャフト35に支持される軸受部54を備え、この軸受部54には、排気側ロッカシャフト35のオイル吐出口52からの潤滑オイル50を、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40側へ噴射可能とするオイル噴射口53が形成されている。この排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53は、排気側ロッカアーム36の長手方向に略沿って形成されると共に、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40に対し、排気側カム34の回転方向Pにおける上流側のカム面34Aに潤滑オイル50を噴射すべく指向される。
上述の吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53と吸気側ロッカシャフト30のオイル吐出口52は、少なくとも、吸気側ロッカアーム31が吸気側カム29のベースサークル部55と摺接して押し下げられていないときには相互に重ならず(図2)、吸気側ロッカアーム31が吸気側カム29のノーズ部56と摺接して所定の押し下げ状態となるときに相互に重なる(図3)よう構成される。オイル噴射口53とオイル吐出口52が相互に重なることで、オイル通路51内の潤滑オイル50が、オイル吐出口52を経てオイル噴射口53から噴射される。
ここで、吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53と吸気側ロッカシャフト30のオイル吐出口52は、吸気側ロッカアーム31が吸気側カム29のノーズ部56により最も押し下げられているときに、相互に重なる面積が最大となるように構成されて、オイル噴射口53からの潤滑オイル50の噴射量が最大になることが好ましい。
また、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53と排気側ロッカシャフト35のオイル吐出口52は、少なくとも、排気側ロッカアーム36が排気側カム34のベースサークル部55と摺接して押し下げられていないときには相互に重ならず(図2)、排気側ロッカアーム36が排気側カム34のノーズ部56と摺接して所定の押し下げ状態となるときに相互に重なる(図3)よう構成される。オイル噴射口53とオイル吐出口52が相互に重なることで、オイル通路51内の潤滑オイル50が、オイル吐出口52を経てオイル噴射口53から噴射される。
ここで、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53と排気側ロッカシャフト35のオイル吐出口52は、排気側ロッカアーム36が排気側カム34のノーズ部56により最も押し下げられているときに、相互に重なる面積が最大になるよう構成されて、オイル噴射口53からの潤滑オイル50の噴射量が最大になることが好ましい。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(8)を奏する。
(1)吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53と吸気側ロッカシャフト30のオイル吐出口52は、吸気側ロッカアーム31が吸気側カム29のノーズ部56と摺接して所定の押し下げ状態となるときに相互に重なり、また、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53と排気側ロッカシャフト35のオイル吐出口52は、排気側ロッカアーム36が排気側カム34のノーズ部56と摺接して所定の押し下げ状態となるときに相互に重なるよう構成されている。従って、潤滑オイル50をオイル噴射口53から、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40側へ、また排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40側へそれぞれ噴射することができるので、これらの摺接部40を良好に潤滑できる。
特に、吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53と吸気側ロッカシャフト30のオイル吐出口52は、吸気側ロッカアーム31が吸気側カム29のノーズ部56により最も押し下げられているときに、相互に重なる面積が最大になるよう構成され、また、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53と排気側ロッカシャフト35のオイル吐出口52は、排気側ロッカアーム36が排気側カム34のノーズ部56により最も押し下げられているときに、相互に重なる面積が最大になるよう構成されている。このため、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40における潤滑が最も必要なとき、また、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40における潤滑が最も必要なときに、これらの摺接部40へ潤滑オイル50を効果的に増加して供給することができる。
(2)吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53と吸気側ロッカシャフト30のオイル吐出口52は、吸気側ロッカアーム31が吸気側カム29のベースサークル部55と摺接して吸気側ロッカアーム31が押し下げられていないときには、相互に重ならないよう構成され、また、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53と排気側ロッカシャフト35のオイル吐出口52は、排気側ロッカアーム36が排気側カム34のベースサークル部55と摺接して排気側ロッカアーム36が押し下げられていないときには、相互に重ならないよう構成されている。これらのことから、オイル吐出口53からの潤滑オイル50の流出が抑制されるので、この間にエンジン10の各部へ供給される潤滑オイル50の油圧を十分に確保できる。
特に、クランクシャフトの回転により駆動されるオイルポンプ(共に図示せず)の回転数が低いエンジン10の低速回転域における潤滑オイル50の油圧の低下を防止できるので、このエンジン10の低速回転域でエンジン10の各部を良好に潤滑できる。
(3)吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53は、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40に対し、吸気側カム29の回転方向Pにおける上流側のカム面29Aに潤滑オイル50を噴射すべく指向され、また、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53は、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40に対し、排気側カム34の回転方向Pにおける上流側のカム面34Aに潤滑オイル50を噴射すべく指向されている。このため、吸気側カム29、排気側カム34のノーズ部56におけるリフト側部分(押し下げ側部分)57のカム面29A、34Aに付着した潤滑オイル50が、吸気側カム29、排気側カム34の回転により摺接部40に巻き込まれて、この摺接部40に潤滑皮膜が形成され易くなるので、この摺接部40の潤滑性を向上させることができる。
(4)吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53が吸気側ロッカアーム31のアーム長手方向に略沿って形成されたので、吸気側カム29による吸気側ロッカアーム31の最大押し下げ時である最大バルブリフトの少し手前の状態において、吸気側カム29のノーズ部56におけるリフト側部分57のカム面29Aに向けて、吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53から潤滑オイル50を的確に噴射できる。また、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53が排気側ロッカアーム36のアーム長手方向に略沿って形成されたので、排気側カム34による排気側ロッカアーム36の最大押し下げ時である最大バルブリフトの少し手前の状態において、排気側カム34のノーズ部56におけるリフト側部分57のカム面34Aに向けて、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53から潤滑オイル50を的確に噴射できる。これらの結果、最大バルブリフト状態において、カム面29A、34Aに潤滑油膜を確実に形成することができる。
また、同様に、吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53が吸気側ロッカアーム31のアーム長手方向に略沿って形成されたので、吸気側カム29の最大バルブリフト状態において、吸気側カム29と吸気側ロッカアーム31との摺接部40における接線方向58に略沿って、吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53から潤滑オイル50を噴射することができる。また、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53が排気側ロッカアーム36のアーム長手方向に略沿って形成されたので、排気側カム34の最大バルブリフト状態において、排気側カム34と排気側ロッカアーム36との摺接部40における接線方向58に略沿って、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53から潤滑オイル50を噴射することができる。これらの結果、上記摺接部40に大荷重が作用するときに、この摺接部40の潤滑性を向上させることができる。
(5)吸気側ロッカシャフト30が、吸気側カムシャフト28の軸線方向から見て、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40に対し、吸気側カム29の回転方向Pの上流側に配置されている。このため、吸気側ロッカアーム31の軸受部54に形成されるオイル噴射口53を、吸気側ロッカアーム31と吸気側カム29との摺接部40に対して、吸気側カム29の回転方向Pにおける上流側のカム面29Aに容易に指向させることができる。同様に、排気側ロッカシャフト35が、排気側カムシャフト33の軸線方向から見て、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40に対し、排気側カム34の回転方向Pの上流側に配置されている。このため、排気側ロッカアーム36の軸受部54に形成されるオイル噴射口53を、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40に対して、排気側カム34の回転方向Pにおける上流側のカム面34Aに容易に指向させることができる。
(6)吸気側ロッカアーム31は、吸気側カム29のカム面29Aと吸気バルブ20のバルブステム23の上端部との間に挟まれた片持ち式のロッカアームであり、また、排気側ロッカアーム36は、排気側カム34のカム面34Aと排気バルブ21のバルブステム26の上端部との間に挟まれた片持ち式のロッカアームであり、共にいわゆるフィンガーフォロア・タイプのロッカアームとして構成されている。
従って、吸気側カム29の回転により吸気側ロッカアーム31を、排気側カム34の回転により排気側ロッカアーム36を、それぞれトレーリング式に揺動させることができる。このため、吸気側ロッカアーム31の先端側へ向かう引張り荷重を吸気側ロッカアーム31に、また、排気側ロッカアーム36の先端側へ向かう引張り荷重を排気側ロッカアーム36にそれぞれ作用させて、吸気側ロッカシャフト30、排気側ロッカシャフト35への荷重の入力を低減できる。
ここで、吸気側ロッカアーム31、排気側ロッカアーム36をトレーリング式ではなくリーディング式にした場合には、吸気側カム29の回転によって、吸気側カム29のノーズ部56が吸気側ロッカアーム31に先端側から軸受部54側へ押し込む方向の圧縮荷重を作用させ、また、排気側カム34の回転によって、排気側カム34のノーズ部56が排気側ロッカアーム36に先端側から軸受部54側へ押し込む方向の圧縮荷重を作用させることになる。このため、吸気側ロッカシャフト30、排気側ロッカシャフト35に作用する曲げ荷重が増大してしまう。
これに対し、本実施形態では、吸気側ロッカアーム31、排気側ロッカアーム36が上述のようにトレーリング式に揺動するので、吸気側ロッカシャフト30、排気側ロッカシャフト35に作用する荷重を低減でき、これらの吸気側ロッカシャフト30、排気側ロッカシャフト35に生ずる曲げモーメントを低減できる。
(7)吸気バルブ20と排気バルブ21とのバルブ挟み角中心線38が、吸気側カムシャフト28、排気側カムシャフト33の軸線方向から見て、シリンダヘッド11のシリンダ軸線39よりも排気側(排気側カムシャフト33側)に偏倚して設定されている。このため、排気側の動弁部品(特に排気側ロッカシャフト35、排気側ロッカアーム36及び排気側バルブスプリング37)を、吸気側の動弁部品(特に吸気側ロッカシャフト30、吸気側ロッカアーム31及び吸気側バルブスプリング32)よりも低位置に配置することができる。
この結果、排気側ロッカアーム36と排気側カム34との摺接部40を潤滑した後の潤滑オイル50を、排気側カム34の回転により掻き落して、排気バルブ21のバルブステム26の上端部付近へ供給することができる。この排気バルブ21は排気ガスに晒されて高温になるため、排気バルブ21のバルブステム26上端部に潤滑オイル50が供給されることで、この排気バルブ21を効果的に冷却することができる。
(8)吸気側カムシャフト28の軸線方向から見て、吸気側ロッカシャフト30が吸気側カムシャフト28よりもシリンダヘッド11のシリンダ軸線39に近い側に配置されたので、シリンダヘッド11における吸気ポート16を直線形状に容易に形成できる。この結果、この吸気ポート16による吸気の充填効率を向上させることができる。
以上実施形態について説明してきたが、本発明は、上述のような実施形態の具体的構成に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
例えば、本実施形態では、吸気側ロッカアーム31が吸気側カム29により最も押し下げされたときに、吸気側ロッカアーム31のオイル噴射口53と、吸気側ロッカシャフト30のオイル吐出口52との相互に重なる面積が最大になるよう設定され、また、排気側ロッカアーム36が排気側カム34により最も押し下げされたときに、排気側ロッカアーム36のオイル噴射口53と排気側ロッカシャフト35のオイル吐出口52との相互に重なる面積が最大になるよう設定されるものを述べた。これに対し、上記オイル噴射口53と上記オイル吐出口52とが相互に重なる最大面積のタイミングを、吸気側ロッカシャフト30、排気側ロッカシャフト35におけるオイル吐出口52の位置を変更することで任意に変更するようにしてもよい。これにより、潤滑の必要性に応じて潤滑オイル50の供給量を効果的に調整することができる。
10 エンジン
11 シリンダヘッド
16 吸気ポート
17 排気ポート
20 吸気バルブ
21 排気バルブ
23、26 バルブステム
28 吸気側カムシャフト
29 吸気側カム
29A、34A カム面
30 吸気側ロッカシャフト
31 吸気側ロッカアーム
33 排気側カムシャフト
34 排気側カム
35 排気側ロッカシャフト
36 排気側ロッカアーム
38 バルブ挟み角中心線
39 シリンダ軸線
40 摺接部
50 潤滑オイル
51 オイル通路
52 オイル吐出口
53 オイル噴射口
54 軸受部
55 ベースサークル部
56 ノーズ部
P 回転方向
θ バルブ挟み角

Claims (8)

  1. シリンダヘッドに形成される吸気ポート、排気ポートを開閉するバルブと、カムシャフトに回転一体に設けられたカムと、ロッカシャフトに揺動自在に支持されたロッカアームとを備え、前記カムの回転により前記ロッカアームを揺動させることで前記バルブを開閉駆動する内燃機関の動弁装置において、
    前記ロッカシャフトは、その内側に軸方向に延びるオイル通路と、このオイル通路に連通して前記ロッカシャフトの径方向に延出するオイル吐出口とを備え、
    前記ロッカアームは、前記ロッカシャフトに支持される軸受部を備え、この軸受部には、前記オイル吐出口からの潤滑オイルを前記ロッカアームと前記カムとの摺接部側へ噴射可能とするオイル噴射口が形成され、
    前記オイル噴射口と前記オイル吐出口は、少なくとも、前記ロッカアームが前記カムのベースサークル部と摺接するときには相互に重ならず、前記ロッカアームが前記カムのノーズ部と摺接して所定の押し下げ状態となるときに相互に重なるよう構成されたことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. 前記ロッカアームのオイル噴射口と前記ロッカシャフトのオイル吐出口は、前記ロッカアームがカムのノーズ部により最も押し下げられたときに、相互に重なる面積が最大になるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の動弁装置。
  3. 前記ロッカアームのオイル噴射口は、前記ロッカアームとカムとの摺接部に対し、前記カムの回転方向上流側のカム面に潤滑オイルを噴射すべく指向されたことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の動弁装置。
  4. 前記ロッカシャフトは、カムシャフトの軸線方向から見て、前記ロッカアームとカムとの摺接部に対し、前記カムの回転方向上流側に配置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の内燃機関の動弁装置。
  5. 前記ロッカアームは、前記カムのカム面と前記バルブのバルブステム上端との間に挟まれた片持ち式のロッカアームであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の内燃機関の動弁装置。
  6. 前記ロッカアームのオイル噴射口は、前記ロッカアームのアーム長手方向に略沿って形成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の内燃機関の動弁装置。
  7. 前記バルブは、吸気ポートを開閉する吸気バルブと排気ポートを開閉する排気バルブであり、これらの吸気バルブと排気バルブとのバルブ挟み角中心線が、カムシャフトの軸線方向から見て、シリンダヘッドのシリンダ軸線よりも排気側に偏倚して設定されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の内燃機関の動弁装置。
  8. 前記バルブは、吸気ポートを開閉する吸気バルブと排気ポートを開閉する排気バルブであり、前記吸気バルブに対応して吸気側カム及び吸気側ロッカアームが設けられ、前記排気バルブに対応して排気側カム及び排気側ロッカアームが設けられ、
    前記吸気側カムと回転一体の吸気側カムシャフトの軸線方向から見て、前記吸気側ロッカアームを支持する吸気側ロッカシャフトが、前記吸気側カムシャフトよりもシリンダヘッドのシリンダ軸線に近い側に配置されると共に、
    前記排気側カムと回転一体の排気側カムシャフトの軸線方向から見て、前記排気側ロッカアームを支持する排気側ロッカシャフトが、前記排気側カムシャフトよりも前記シリンダ軸線から遠い側に配置されたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の内燃機関の動弁装置。
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