JP2013143890A - 非接触電力伝送装置 - Google Patents

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靖史 佐藤
Hideaki Abe
秀明 安倍
Wataru Tanaka
田中  渉
Hiroyuki Yagyu
博之 柳生
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Abstract

【課題】一次コイルを傷付ける等することなく、二次コイルを適正な位置に容易に取り付けることができる非接触電力伝送装置を提供する。
【解決手段】構造物の施工面3の一方向Xに沿って複数個設けられる一次コイル10,10・・・を有した給電ユニット1と、前記一次コイルと電磁結合されることにより受電した電力を負荷23へ供給する二次コイル20を有した受電ユニット2とを備え、前記給電ユニットは、前記一次コイルから間隔を空けて且つ前記一方向に沿って設けられた長尺
の磁性体13を有し、前記受電ユニットは、前記磁性体に引き寄せられ、磁力によって前記施工面に取り付けられる磁石体22を有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、一次コイルを有した給電ユニットと、前記一次コイルと電磁結合されることにより受電した電力を負荷へ供給する二次コイルを有した受電ユニットとを備えた非接触電力伝送装置に関する。
従来より、電磁誘導を利用し金属接点がなくても電力伝送を可能とした非接触電力伝送装置が知られており、すでに携帯電話の充電器等として普及している。
近年では、下記特許文献1に開示されているように住居等の構造物の配電系統として従来のコンセント等の接触式のものに換えて、非接触電力伝送装置を適用することが提案されている。
特開2009−159675号公報
しかしながら、例えば構造物の壁面にこのような非接触電力伝送装置を設け、一次コイルが壁紙等で覆われている場合、一次コイルの設置位置がわかりにくいため、二次コイルを適正な位置に取り付けにくいことが問題となる。またこのように一次コイルの位置が、わかりにくい状況で二次コイルを壁面にネジ固定等すると、磁界を発生する一次コイルを傷付ける等して損傷させてしまうこともある。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、一次コイルを傷付ける等することなく、二次コイルを適正な位置に容易に取り付けることができる非接触電力伝送装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る非接触電力伝送装置は、構造物の施工面の一方向に沿って複数個設けられる一次コイルを有した給電ユニットと、前記一次コイルと電磁結合されることにより受電した電力を負荷へ供給する二次コイルを有した受電ユニットとを備え、前記給電ユニットは、前記一次コイルから間隔を空けて且つ前記一方向に沿って設けられた長尺の磁性体を有し、前記受電ユニットは、前記磁性体に引き寄せられ、磁力によって前記施工面に取り付けられる磁石体を有していることを特徴とする。
本発明において、前記磁性体は、前記一次コイルを挟んでその両側に設けられているようにしてもよい。また本発明において、前記磁性体と前記磁石体とが同幅としてもよい。
本発明に係る非接触電力伝送装置は、上述のような構成としたことで、一次コイルを傷付ける等することがなく、二次コイルを適正な位置に容易に取り付けることができる。
(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る非接触電力伝送装置の壁面への取付状態を示す概略図である。(a)は同非接触電力伝送装置の平面図であり一部断面で示している。(b)は同非接触電力伝送装置の正面図である。 同非接触電力伝送装置の壁面への取付状態を示す概略的斜視図である。 同非接触電力伝送装置の回路構成の一例を示す図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る非接触電力伝送装置Uは、構造物の施工面3の一方向X(図1参照)に沿って複数個設けられる一次コイル10,10・・・を有した給電ユニット1と、一次コイル10,10・・・と電磁結合されることにより受電した電力を負荷23へ供給する二次コイル20を有した受電ユニット2とを備えている。給電ユニット1は、一次コイル10から間隔を空けて且つ一方向Xに沿って設けられた長尺の磁性体13を有している。
受電ユニット2は、磁性体13に引き寄せられ、磁力によって施工面3に取り付けられる磁石体22を有している。
以下、詳しく説明する。なお、ここでは構造物として建物、施工面3として壁面に非接触電力伝送装置1を取り付けた例を説明するが、適用例はこれに限定されず、施工面3を天井面、床面等としてもよい。また負荷23は受電ユニット2に設けられているが、受電ユニット2とは別個に設けたものでもよい。
まずは、給電ユニット1及び受電ユニット2について、それらの主な回路構成の一例を説明する。図3に示す回路図は、DC/DCコンバータとして機能する非接触電力伝送装置Uを示している。
図3に示すように給電ユニット1は、一次コイル10と高周波スイッチング回路12とを備えている。高周波スイッチング回路12は、外部電源Eから入力される直流電力をオンオフしながら交流電力に変換し高周波電力を生成する回路である。そして高周波スイッチング回路12に接続された一次コイル10に交流電力を出力する。一次コイル10は、交流電力が入力されることにより、交流電力の周波数に応じた周波数の交番磁束を発生する。そして一次コイル10は、二次コイル20と電磁結合すると電力を二次コイル20に伝送する。なお、外部電源Eには、商用電力から変換器を通じて直流電力とされた電力が供給される。その他、給電ユニット1は、図示していないが、高周波スイッチング回路12の発振制御、信号検出などの各種制御を実行する制御部等を備えている。
図3に示すように受電ユニット2は、給電ユニット1から交番磁束を受ける二次コイル20と、負荷23と備えている。また受電ユニット2は、二次コイル20が交番磁束を受けることにより二次コイル20に流れる交流電力(誘起電力)を直流電力に変換する整流ダイオードDと平滑コンデンサCとを有した整流回路を備えている。ここに示す整流回路は、二次コイル20から入力された交流電力を直流電力に変換する半波整流回路として構成されている。その他、図示していないが、受電ユニット2は、一次コイル10と二次コイル20とが電磁結合され受電可能になった際に、その旨を報知する報知部を備えていてもよい。報知部は、発光部材で構成され、その点灯により受電ユニット2が適正な位置に取り付けられたことを報知するようにしてもよいし、音声や信号の発信等音による報知でもよい。このように報知部を備えていれば、図1(b)に示すように受電ユニット2が給電ユニット1に対して適正な位置に取り付けられているかを報知部によって容易に確認することができ、取り付けし易い。またこのとき、報知部は、一次コイル10と二次コイル20とが電磁結合されると点灯し、該点灯から一定時間経過後に消灯する発光するようにしてもよい。
負荷23としては、直流電力の供給を受けて動作する機器であれば特に限定されないが、ここでは負荷23として照明機器が接続されている例について図示して説明する。なお、負荷23としては、この他、換気扇、空気清浄機、オーディオ機器などが挙げられる。
その他、受電ユニット2は、図示していないが、負荷23などの各種制御を実行する制御部等を備えている
次に、図1、図2を参照しながら、給電ユニット1と受電ユニット2の構造について説明する。
給電ユニット1を構成する筐体11は、図2に示すように縦長の矩形体で直線状に形成されている。筐体11は、施工面3の一方向Xに沿って形成された凹所に埋め込み設置されている。なお、ここでいう一方向Xは、天井面から床面に向けての縦方向をさしている。よって直交方向Yは、この場合、横方向をさすことになる。
図1(a)において、3aは壁紙、3bは筐体11が埋め込まれる桟材であり、筐体11内には、一次コイル10,10・・・が適宜間隔を空けて複数個設けられている。筐体11を挟んで両側には、同じく給電ユニット1を構成する一対の磁性体13,13が、施工面3の一方向Xに沿って形成された凹所に直線状に埋め込み設置されている。図例の磁性体13は、縦長で長尺な矩形体で形成され、一次コイル10から間隔を空けて且つ一方向Xに沿って筐体11と略平行に設けられている。磁性体13は、強磁性体からなるものであれば、特に限定されないが、例えば鉄等の金属材等が用いられる。磁性体13として金属材を用いた場合は、給電時に発生する電磁的な波動を一対の磁性体13,13によってシールドすることができる。
一次コイル10,10・・・を含む筐体11及び磁性体13,13の前面は、壁紙3aで覆われている。よって、図1(b)及び図2では、給電ユニット1を点線で示しており、給電ユニット1が露出せず、すっきりとした施工面3とすることができ、一次コイル10,10・・・が施工面3上のどこに設けられているか、外側からは視認できない状態となっている。
受電ユニット2は、図1(b)に示すように平面視において円形状からなり、受電ユニット本体2aと、負荷23である照明機器のランプカバー2bとを備えている。受電ユニット本体2aには、二次コイル20の他、磁性体13に引き寄せられ、磁力によって施工面3に取り付けられる磁石体22が設けられている。磁石体22として用いられる磁石の種類は、等方性磁石、異方性磁石等、特に限定されない。また磁石体22の原料もネオジム等、特に限定されないが、磁力が強いものであれば、強固に施工面3に取り付けることができる。
磁石体22は、一次コイル10と二次コイル20とが電磁結合された状態(適正な位置に取り付けられた状態)おいて、一方向Xとは直交方向Yで、且つ一次コイル10の両側外方に対応する位置に設けられている。
磁石体22の形状は、特に限定されず、図例のように円形状の他、矩形状でもよい。また図例のように磁性体13と磁石体22とが同幅(ほぼ同幅)になるようにそれぞれを形成すれば、磁力で引き寄せあう範囲を減らすことでき、給電効率を上げることができる。図1(b)では、磁性体13の幅寸法をd1、磁石体22の幅寸法(この場合、磁石体22が円形なので、直径)をd2で示しており、d1≒d2の関係になる形成することが望ましい。
以上によれば、受電ユニット2を複数ある一次コイル10,10・・・に設置場所に合せて適宜位置合わせをしながら、容易に配設できる。この際、磁性体13と磁石体22との微妙な位置合わせができるので、これらの配置をシビアに設計する必要ない。
また磁石体22は、一次コイル10を避けるように直交方向Yの一次コイル10の両側外方に対応する位置に設けられている。よって給電ユニット1と受電ユニット2とが接合されることによる給電に影響を与えることがなく、また受電ユニット2を取り付けることによって一次コイル10を傷付ける等して損傷させてしまうことを防止できる。
以上の実施形態では、非接触電力伝送装置U、給電ユニット1、受電ユニット2等の構成、形状は図例に限定されず、例えば一次コイル10、10・・・の配設例も図例に限定されない。またここでは、一方向Xとして、天井面から床面に向かう縦方向の例を説明したが、これに限定されず、例えば施工面3を壁面とした場合でも横方向に筐体11を配置し、その横方向を一方向としてもよい。さらに図では、給電ユニット1が施工面3に埋め込み設置され壁紙3aで覆われている例について説明したが、特にこの構成に限定されるものではない。例えば、施工面3上(壁紙3a上)に後付けされるものであってもよい。そして図3に示す整流回路の構成は、交流電力を直流電力に変換する整流回路としての一例に過ぎず、特にこの構成に限定されるものではない。例えば全波整流回路や他の整流回路としてもよい。
U 非接触電力伝送装置
1 給電ユニット
10 一次コイル
13 磁性体
2 受電ユニット
20 二次コイル
22 磁石体
23 負荷
X 一方向

Claims (3)

  1. 構造物の施工面の一方向に沿って複数個設けられる一次コイルを有した給電ユニットと、前記一次コイルと電磁結合されることにより受電した電力を負荷へ供給する二次コイルを有した受電ユニットとを備え、
    前記給電ユニットは、前記一次コイルから間隔を空けて且つ前記一方向に沿って設けられた長尺の磁性体を有し、
    前記受電ユニットは、前記磁性体に引き寄せられ、磁力によって前記施工面に取り付けられる磁石体を有していることを特徴とする非接触電力伝送装置。
  2. 請求項1において、
    前記磁性体は、前記一次コイルを挟んでその両側に設けられていることを特徴とすると非接触電力伝送装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記磁性体と前記磁石体とが同幅であることを特徴とする非接触型電力伝送装置。
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