JP2013143056A - 算出装置、コスト算出システム、コスト算出方法及び算出プログラム - Google Patents

算出装置、コスト算出システム、コスト算出方法及び算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3次元モデルにて示された対象物の製造コストの算出に際し、3次元モデルでは表現し難い要素に係る費用を容易にコストに反映させることが可能な算出装置、コスト算出システム、コスト算出方法及び算出プログラムを提供する。
【解決手段】算出装置1は、3次元モデルの表面の表示方法と対象物の表面特性に係るコストを示すコスト情報とを対応付けて記録するコストデータベースDBにアクセスし、製造コストの算出の対象となる対象物のモデル情報にて示される3次元モデルの表面の表示方法に対応付けられたコスト情報を、コストデータベースDBから読み取る。そして、算出装置1は、モデル情報、コスト情報、及びコスト情報に対応する表示方法で示された3次元モデルの表面の範囲に基づいて、対象物の製造コストを算出する。
【選択図】図2

Description

本願は、対象物の製造コストを算出する算出装置、該算出装置を用いたコスト算出システム及びコスト算出方法、並びに前記算出装置を実現するための算出プログラムに関する。
現在、様々な製品の設計に際し、3次元モデルを扱うことが可能な3次元CADシステムが用いられている。また、製品の設計に際しては、製造コストを考慮する必要があるが、製造コストは、製品の形状、加工方法、材料等の様々な条件により変化する。製造コストの低減は、製造者にとって普遍的な課題であり、設計段階から製品の製造コストを意識した開発が求められる。
ところが、前述のように様々な条件により変化する製造コストを設計段階から考慮し、算出することは、材料費、加工費、作業コスト等の諸条件を加味した上で熟練者の知識及び経験をもって行われているという現状がある。
そこで、設計段階の3次元モデルから、容易にコストを算出するシステムの開発が求められている。例えば、特許文献1では、3次元モデルに加えられる加工作業に基づいて、作業コストを見積もるシステムが提案されている。
特開平9−245071号公報
しかしながら、特許文献1に記載しているような3次元モデルに基づいてコストを算出するシステムでは、3次元モデルでは表現し難い要素、例えば、表面の加工法に係る費用をコストに反映させることは容易ではないという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みて成されたものであり、対象物の表面特性を表示方法に対応付けることにより、3次元モデルでは表現し難い表面特性に基づく費用を製造コストの算出に容易に盛り込むことが可能な算出装置、コスト算出システム、コスト算出方法及び算出プログラムの提供を目的とする。
本発明に係る算出装置は、表示部に3次元モデルとして表示される対象物の製造コストを算出する算出装置において、3次元モデルの表面の表示方法と対象物の表面特性に係るコストを示すコスト情報とを対応付けて記録しているコストデータベースにアクセスするアクセス手段と、3次元モデルを示すモデル情報を読み取るモデル情報読取手段と、該モデル情報読取手段にて読み取ったモデル情報にて示される3次元モデルの表面の表示方法に対応付けられたコスト情報を、前記コストデータベースから読み取るコスト情報読取手段と、前記モデル情報読取手段にて読み取ったモデル情報、前記コスト情報読取手段にて読み取ったコスト情報、及び該コスト情報に対応する表示方法で示された3次元モデルの表面の範囲に基づいて、対象物の製造コストを算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る算出装置は、前記表面特性は、表面の加工方法を示す情報を含み、前記コスト情報は、加工方法に係るコストを含むことを特徴とする。
本発明に係る算出装置は、前記算出手段は、前記範囲の大きさに基づいて、加工時間を算出する手段と、算出した加工時間に基づいて製造コストの一部となるコストを算出する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る算出装置は、前記表示方法は、表示色であることを特徴とする。
本発明に係るコスト算出システムは、前述の算出装置と、該算出装置と通信することが可能な処理装置とを備え、該処理装置は、モデル情報を記録する記録部を備え、前記算出装置が備えるモデル情報読取手段は、前記処理装置が備える記録部に記録されているモデル情報を読み取るようにしてあり、前記算出装置は、算出手段が算出した製造コストを示す製造コスト情報を、前記処理装置が備える記録部に記録させる手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係るコスト算出方法は、表示部に3次元モデルとして表示される対象物の製造コストを算出する算出装置を用いたコスト算出方法において、前記算出装置は、3次元モデルを示すモデル情報と、3次元モデルの表面の表示方法及び対象物の表面特性に係るコストを示すコスト情報を対応付けて記録しているコストデータベースに、前記モデル情報にて示される3次元モデルの表面の表示方法に対応付けて記録されているコスト情報と、該コスト情報に対応する表示方法で示された3次元モデルの表面の範囲とに基づいて、対象物の製造コストを算出するステップを実行することを特徴とする。
本発明に係る算出プログラムは、コンピュータに、表示部に3次元モデルとして表示される対象物の製造コストを算出させる算出プログラムにおいて、コンピュータに、3次元モデルを示すモデル情報と、3次元モデルの表面の表示方法及び対象物の表面特性に係るコストを示すコスト情報を対応付けて記録しているコストデータベースに、前記モデル情報にて示される3次元モデルの表面の表示方法に対応付けて記録されているコスト情報と、該コスト情報に対応する表示方法で示された3次元モデルの表面の範囲とに基づいて、対象物の製造コストを算出する手順を実行させることを特徴とする。
本発明では、対象物の表面特性を表示色等の表示方法にて示すことが可能である。
本発明では、対象物の表面特性を表示色等の表示方法にて示した3次元モデルを用いることにより、従来の3次元モデルでは表現し難い、表面特性に基づく加工費用等の費用を製造コストの算出に容易に盛り込むことが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムの構成例を示す概念図である。 本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられる各種装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられるコストデータベースの記録内容の一例を概念的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられるコストデータベースの記録内容の一例を概念的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて処理の対象となる3次元モデルの一例を示す外観図である。 本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられる算出装置のコスト算出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられる処理装置2による出力画像を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る算出装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る算出装置のコスト算出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムの構成例を示す概念図である。図1中1は、サーバコンピュータ等のコンピュータを用いた本発明の算出装置である。算出装置1は、WAN(Wide Area Network )、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network )等の通信網NWに接続されており、通信網NWには、クライアントコンピュータ等のコンピュータを用いた一又は複数台の処理装置2、2、…が接続されている。
夫々の処理装置2、2、…は、一の事業体内の異なるユーザにて使用される。ただし、本発明のコスト算出システムは、様々な展開が可能であり、例えば、ASPサービス等のサービスを提供する事業体が算出装置1を管理し、サービスの提供を受ける事業体が夫々処理装置2、2、…を使用する形態であっても良い。
処理装置2、2、…は、3次元CAD用装置等の3次元モデルに対する処理を実行することが可能な装置であり、ユーザの操作に従って3次元モデルに関する各種処理を実行する。
算出装置1は、処理装置2、2、…を監視し、処理装置2、2、…にて作成された3次元モデルに係る対象物の製造コストの算出について要求があった場合、その対象物の製造コストを算出し、算出した結果を要求元の処理装置2、2、…へ出力する。
図2は、本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられる各種装置の構成例を示すブロック図である。算出装置1は、サーバコンピュータ等のコンピュータを用いて構成され、制御部10、記憶部11、記録部12、通信部13等の各種機構を備えている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit )等の演算機構である。制御部10は、内部通信線を介して算出装置1内のハードウェア各部と接続されており、本発明に係る算出プログラムPRG等の各種プログラムの手順に従って所定の処理を実行する。また、制御部10は、演算に要する各種レジスタ、命令解読回路、演算回路、計数回路、計時回路等の回路を備えている。なお、算出プログラムPRG等の各種プログラムの実行ではなく、各種プログラムによる手順の一部又は全部を実現する一又は複数のVLSI(Very Large Scale Integration)等の回路を組み込み、算出装置1に係る各種機能を実現するようにしても良い。
記憶部11は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性の主記憶機構である。
記録部12は、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記録機構、SSD(Solid State Disk)等の不揮発性半導体記録機構等の不揮発性の補助記録機構である。記録部12には、本発明に係る算出プログラムPRG等の各種プログラム及びデータが記録されている。そして、記録部12に記録されている算出プログラムPRGを、記憶部11に記憶し、制御部10の制御に基づき実行することにより、コンピュータは、本発明のコスト算出方法に係る処理等の各種処理を実行し、算出装置1として機能する。なお、便宜上、記憶部11及び記録部12として分けているが、両者とも各種情報の記録という同様の機能を有するものであり、装置の仕様、運用形態等に応じていずれの機構に記録させるかは、適宜決定することが可能である。
通信部13は、通信網NWに接続するコネクタ、通信回路等のハードウェア、及びドライバ等のソフトウェアを備える通信機構である。
また、記録部12の記録領域の一部は、コストデータベースDB等の各種データベースとして用いられている。そして、制御部10は、必要に応じて記録部12に記録されている各種データベースにアクセスする。なお、算出装置1が備える記録部12以外の外部の記録装置に各種データベースを設け、必要に応じてアクセスするようにしても良い。
コストデータベースDBは、製造コストの算出に要する材料コスト(材料単価)、加工コスト(マシンチャージ)、作業コスト(マンチャージ)等の様々な対象物の製造に係る単価を記録するデータベースである。なお、単価は、対象物を製造する国、地域、事業体等の製造場所条件により異なるため、製造場所条件毎に複数のコストデータベースDBが設けられている。単価情報にて示される単価とは、例えば一の部品の価格を示す場合に限らず、単位数量当たりのコスト、単位時間当たりのコスト等のように、複数の部品、計数できない時間等の所定の単位当たりの価格を示す。
また、加工コスト及び作業コストは、表面特性に係るコストを示す情報としても記録されている。表面特性に係るコストを示す情報とは、対象物の表面に対する加工方法に関するコストの情報である。具体的には、対象物を示す3次元モデルの表示方法と、表面特性とを対応付け、更に表面特性と、表面特性に係る加工方法とを対応付け、更に加工方法に基づく加工に要するコスト単価を示すコスト情報とを対応付けてコストデータベースDBに記録している。
図3及び図4は、本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられるコストデータベースDBの記録内容の一例を概念的に示す説明図である。図3は、コストデータベースDBのうちで、3次元モデルの表示方法と、表面特性とを対応付けた記録内容の一例を概念的に示したものである。図3に示す例では、表示方法として、R(Red )、G(Green )、B(Blue)の刺激値として示す表示色を用いている。なお、図3に示すRGBの刺激値は、256階調で表現した場合における階調値として示している。また、表面特性として、Ra25、Ra1.6G等の記号で示した面粗度を用いている。例えば、図3に示す例では、RGBの各階調値が(215、222、55)の場合、面粗度はRa1.6Gとなる。なお、表示色については、RGBの各階調値での表示形式に限らず、LUV系等の他の座標系に基づく表示形式としても良く、また、256種類の色を定義した色パレットを設定し、各色に対して表面特性を対応付ける等、様々な設定及び定義が可能である。なお、表示色には、明度のみで表現される無彩色をも含む。また、表面特性についても、図3に示す研磨加工による面粗度に限らず、浸炭焼入焼戻加工による表面硬度等の様々な表面特性を対応付けることが可能である。
図4は、コストデータベースDBのうちで、表面特性と、表面特性に係る加工方法とを対応付けた記録内容の一例を概念的に示したものである。図4に示す例では、図3に示した面粗度と、加工種類及び加工速度との関係を示している。例えば、図4に示す例では、面粗度がRa1.6Gの場合、加工種類は、仕上げ加工及び研磨有りで、加工速度が××m/minである。
そして、対象物のうち加工の対象となる部分の大きさと、加工速度との関係から加工に要する加工時間を算出することができる。加工種類毎の加工コスト及び作業コストを示すコスト情報は、コストデータベースDBに記録されていることから、表面処理の加工に係るコストを算出することができる。
なお、ここでは、算出装置1の記録部12にコストデータベースDBを記録し、算出装置1の制御部10から適宜アクセスする形態を示しているが、本発明はこれに限らず、算出装置1からアクセスすることが可能な他の装置にコストデータベースDBを設ける様にしても良い。また、必要であれば、処理装置2にコストデータベースDBを設け、処理装置2のユーザ自身が、自ら使用するコストデータベースDBの設定を行うようにしても良い。
図2に戻り、処理装置2は、ユーザが操作するクライアントコンピュータ等のコンピュータを用いて構成され、制御部20、記憶部21、記録部22、通信部23、入力部24、表示部25等の各種機構を備えている。
制御部20は、装置全体を制御する演算機構である。記憶部21は、揮発性の主記憶機構である。記録部22は、不揮発性の補助記録機構である。通信部23は、通信網NWに接続する通信機構である。
記録部22には、本発明のコスト算出方法にて用いられる処理装置2として機能させるためのプログラム、3次元CADシステムを実現するためのプログラム等の各種コンピュータプログラムが記録されている。
入力部24は、キーボード、マウス、3Dマウス等のハードウェア、及びドライバ等のソフトウェアを備える入力機構である。
表示部25は、モニタ等のハードウェア、及びドライバ等のソフトウェアを備える出力機構である。
次に、本発明のコスト算出システムにて用いられる各種装置の処理について説明する。ユーザは、処理装置2を操作し、3次元CADシステムの処理により、製造コストの算出の対象となる3次元モデルを作成する。そして、ユーザは、作成した3次元モデルに対し、所定の表面特性とすべき範囲を、当該表面特性に対応した表示色となるように操作を行う。なお、ここでいう所定の表面特性とは、コストデータベースDBに記録されている表面特性であり、対応した表示色とは、当該表面特性に対応付けられているRGBの階調値にて示される表示色である。そして、ユーザは、作成した3次元モデルを示す3次元モデル情報を、算出装置1に読み取らせるべく、記録部22に設定された所定のフォルダに格納する操作を行う。なお3次元モデル情報に付随する情報として、適宜必要な変数情報(パラメータ)を設定することも可能である。
図5は、本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて処理の対象となる3次元モデルの一例を示す外観図である。図5に例示する三次元モデルは、直円柱状の2本の円柱体を組み合わせた形状をなしている。第1の円柱体は、第2の円柱体より、半径が小さく、軸方向の長さが長い形状をなしている。2本の円柱体は、中心軸が一致するように組み合わされており、第1の円柱体の両端は、第2の円柱体の両底面から夫々突出している。第2の円柱体の一端側の底面から突出した第1の円柱体の一端側の円柱側面の範囲Aは、面粗度に係る表面加工を要するため、所定の表示色(図面では斜線で表記)で表示されている。また、第2の円柱体の他端側の底面から突出した第1の円柱体の他端側の円柱側面の範囲Bは、ネジ加工を要する範囲である。なお、範囲Bのネジ加工については、3次元モデルでは表示し難いため、加工に係る変数情報等の情報として作成し、モデル情報に付随させる。但し、ネジ加工等の加工についても表面特性の一つとして捉え、表示色を対応付けるようにすることも可能である。
図6は、本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられる算出装置1のコスト算出処理の一例を示すフローチャートである。コスト算出処理とは、処理装置2に記録されたモデル情報に基づいて、対象物の製造コストを算出する処理である。算出装置1は、制御部10の制御により、算出プログラムPRGにて規定された各種処理手順を実行し、コスト算出処理を実行する。即ち、制御部10は、処理装置2の記録部22に設定された所定のフォルダに格納されている3次元モデル情報を読み取る(S101)。
制御部10は、読み取った3次元モデル情報にて示される3次元モデルの形状、大きさ、所定の表示色で示されている範囲等の3次元モデルの特徴を解析する(S102)。ステップS102における3次元モデルの特徴の解析とは、3次元モデルの形状、大きさ、所定の表示色範囲等の要素を処理可能な情報として読み取ることを示す。
制御部10は、3次元モデル情報にて示される3次元モデルの形状及び大きさと、コストデータベースDBに記録されている加工コスト及び作業コストを示すコスト情報に基づいて、形状及び大きさから算出される加工処理に要する第1加工コストを算出する(S103)。ステップS103では、3次元モデルの形状及び大きさから、加工を要する部分の体積を算出し、算出した体積から加工に要する時間を算出する。そして、時間と加工情報による単位時間当たりのコストとの積として第1加工コストを算出する。
また、制御部10は、3次元モデル情報にて示される3次元モデルの表示色に対応する表面特性をコストデータベースDBから読み取る(S104)。ステップS104では、例えば、表示色に係るRGBの階調値に対応付けられたRa25、Ra1.6G等の記号で示される面粗度等の表面特性を読み取る。
さらに、制御部10は、読み取った表面特性に対応する加工方法をコストデータベースDBから読み取る(S105)。ステップS105では、例えば、面粗度等の表面特性に対応付けられた加工種類、加工速度等の情報にて示される加工方法を読み取る。
さらに、制御部10は、3次元モデルで示される対象物のうち所定の表示色で示された範囲と、加工方法とから加工に要する加工時間を算出する(S106)。ステップS106では、所定の表示色で示された範囲の形状及び大きさが、加工時間を算出する対象として考慮される。
さらに、制御部10は、加工時間と、コストデータベースDBに記録されている加工コスト及び作業コストを示すコスト情報とから、当該表示色にて示された範囲についての表面処理の仕上加工処理に要する第2加工コストを算出する(S107)。
また、制御部10は、3次元モデル情報に付随する情報として適宜設定された変数情報と、コストデータベースDBに記録されているコスト情報とから、変数情報にて示される事項についての第3加工コストを算出する(S108)。ステップS108では、変数情報として設定されたネジ、スプラン等の付属品に係る情報、更には、付属品の加工に要するネジサイズ、ネジピッチ、長さ等の加工に係る情報から加工に要する時間及び費用を算出する。更に、加工に要する時間及びコストデータベースDBに記録された単位時間当たりのコストの積として、更に付加すべきコストを算出する。そして、これらの合計として、第3加工コストを算出する。
そして、制御部10は、算出した第1加工コスト、第2加工コスト及び第3加工コストの和として、総加工コストを算出する(S109)。
また、制御部10は、3次元モデル情報等の情報及びコストデータベースDBに記録されている原材料に係るコスト情報から、材料費等の材料コストを算出する(S110)。材料費は、例えば、素材重量と材料単価との積として算出される。素材重量は、モデル情報から算出され、材料単価は、コストデータベースDBから読み取ることにより求められる。なお、材料原価は、ロット数により変動する場合があるので、ロット数に応じて乗ずる係数を予め設定するようにしても良い。
そして、制御部10は、総加工コスト及び材料コストの和として製造コストを算出し、(S111)、算出した製造コストを示す算出結果情報を処理装置2の記録部22に設定された所定のフォルダに記録する(S112)。
処理装置2を操作するユーザは、所定のフォルダに記録された算出結果情報を、適当なアプリケーションプログラムから開くことにより、製造コストの算出結果を確認することが可能である。このようにして算出装置1のコスト算出処理が実行される。
図7は、本発明の実施の形態1に係るコスト算出システムにて用いられる処理装置2による出力画像を示す説明図である。図7は、対象物である部品(駆動軸)の製造コスト(トータルコスト)を示す算出結果情報を、表計算に係るアプリケーションプログラムにより開いた場合の例を示している。図7に示すように、算出結果情報には、対象物の材料コスト(材料費)、各種加工コスト等の内訳が示されており、それらのトータルコストとして、製造コスト(合計原価)が示されている。図7に示した各種加工費のうち、「熱処理費」が図6のフローチャートでステップS107として示される第2加工コストに対応する。即ち、表面特性として、熱処理を示す表示色を三次元モデルに着色して示すことにより、当該表示色で示された範囲を熱処理した場合の加工コスト(第2加工コスト)が、図7に示す例では、「熱処理費」として計上される。
以上のように、本発明の実施の形態1では、算出装置1及び処理装置2、2、…を用いたコスト算出システムにおいて、処理装置2にて作成されたモデル情報等の情報に基づいて、算出装置1がモデル情報にて示される対象物の製造コストを算出する。そして、対象物の表面特性を表示色等の表示方法にて示すことにより、3次元モデルでは表現し難い、表面特性に基づく加工費用等の費用を製造コストの算出に容易に盛り込むことが可能である。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1において、3次元CAD装置を算出装置1として動作させる形態である。なお、実施の形態1と同様の構成については、実施の形態1と同様の符号を付し、実施の形態1を参照するものとし、その詳細な説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る算出装置1の構成例を示すブロック図である。算出装置1は、3次元CAD用装置等のコンピュータを用いて構成され、制御部10、記憶部11、記録部12、入力部14、表示部15等の各種機構を備えている。記録部12には、本発明の算出プログラムPRG、3次元CADシステムを実現するためのプログラム等の各種コンピュータプログラムが記録されている。
また、記録部12の記録領域の一部は、コストデータベースDB等の各種データベースとして用いられる。そして、制御部10は、必要に応じて記録部12に記録されている各種データベースにアクセスする。なお、算出装置1が備える記録部12以外の外部の記録装置に各種データベースを設け、必要に応じてアクセスするようにしても良い。
次に、本発明の算出装置1の処理について説明する。図9は、本発明の実施の形態2に係る算出装置1のコスト算出処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態2に係る算出装置2のコスト算出処理は、実施の形態1のコスト算出処理において、3次元モデル情報を、算出装置1内の記録部12から読み取ること、及び算出した製造コストを示す算出結果情報を算出装置1内の記録部12に記録することが異なる。
算出装置1は、制御部10の制御により、算出プログラムPRGにて規定された各種処理手順を実行し、コスト算出処理を実行する。即ち、制御部10は、記録部12に設定された所定のフォルダに格納されている3次元モデル情報を読み取る(S201)。なお、保存済みの3次元モデル情報ではなく、処理中の3次元モデル情報を読み取るようにしても良く、その場合、記憶部11に記憶された一時的なデータから3次元モデル情報を読み取るようにしても良い。
そして、制御部10は、読み取った3次元モデル情報にて示される3次元モデルの特徴を解析する(S202)。
制御部10は、第1加工コストを算出する(S203)。
また、制御部10は、3次元モデル情報にて示される3次元モデルの表示色に対応する表面特性をコストデータベースDBから読み取り(S204)、読み取った表面特性に対応する加工方法をコストデータベースDBから読み取る(S205)。
さらに、制御部10は、加工に要する時間を算出する(S206)。
そして、制御部10は、加工時間と、コストデータベースDBに記録されている加工コスト及び作業コストを示すコスト情報とから、当該表示色にて示された範囲についての表面処理の仕上加工処理に要する第2加工コストを算出する(S207)。
また、制御部10は、第3加工コストを算出する(S208)。
そして、制御部10は、第1加工コスト、第2加工コスト及び第3加工コストの和として、総加工コストを算出する(S209)。
また、制御部10は、材料コストを算出する(S210)。
そして、制御部10は、総加工コスト及び材料コストの和として製造コストを算出し、(S211)、算出した製造コストを示す算出結果情報を記録部12に設定された所定のフォルダに記録する(S212)。なお、記録部12に記録するのではなく、記憶部11に一時的に記録し、ユーザから所定の操作を受け付けた場合に、記録部12に記録する様にしても良い。
算出装置1を操作するユーザは、所定のフォルダに記録された算出結果情報を、例えば表形式で表示部15に表示させることにより、製造コストの算出結果を確認することが可能である。このようにして算出装置1のコスト算出処理が実行される。
以上のように、本発明の実施の形態2では、算出装置1がスタンドアロンとして用いられるコンピュータであっても、モデル情報に示される対象物の製造コストを算出することが可能である。そして、対象物の表面特性を表示色等の表示方法にて示すことにより、3次元モデルでは表現し難い、表面特性に基づく加工費用等の費用を製造コストの算出に容易に盛り込むことが可能である。
前記実施の形態1及び2は、本発明の無数にある形態の一部を例示したに過ぎず、各種システム構成、ハードウェア構成、ソフトウェアによる情報処理及び処理の対象は、目的、用途等に応じて適宜設計することが可能である。
例えば、前記実施の形態では、表面特性に対応付けた3次元モデルの表面の表示方法として、表面特性に対応付けた表示色を用いる形態を示したが、本発明はこれに限らず、ハッチング、点滅、所定の文字又は画像の貼り付け等の方法を表面特性に対応付けた表示方法とするようにしても良い。
また、夫々異なる表面特性を示す2以上の表示方法を併用し、夫々の表示方法を重畳して表示させることも可能である。例えば、表示色にて加工方法を示し、ハッチングにてその加工の程度を示すことができる。具体的には、特定の表示色にて表示することにより、その表示色にて示される範囲が研磨加工の対象となることを示し、ハッチングの角度、間隔、線種等の表示方法により、その研磨加工による表面の面組度を示すことができる。このような表示を行うことにより、ユーザは、3次元モデルを視認するだけで、対象物の表面特性を把握することができる。
また、表示方法に対応付ける表面特性とは、加工方法だけに限らず、材料、付加物、ねじ切りの方法等の様々な事項を対応付けることも可能である。
1 算出装置
10 制御部
11 記憶部
12 記録部
13 通信部
14 入力部
15 表示部
DB コストデータベース
2 処理装置
20 制御部
21 記憶部
22 記録部
23 通信部
24 入力部
25 表示部
PRG 算出プログラム

Claims (7)

  1. 表示部に3次元モデルとして表示される対象物の製造コストを算出する算出装置において、
    3次元モデルの表面の表示方法と対象物の表面特性に係るコストを示すコスト情報とを対応付けて記録しているコストデータベースにアクセスするアクセス手段と、
    3次元モデルを示すモデル情報を読み取るモデル情報読取手段と、
    該モデル情報読取手段にて読み取ったモデル情報にて示される3次元モデルの表面の表示方法に対応付けられたコスト情報を、前記コストデータベースから読み取るコスト情報読取手段と、
    前記モデル情報読取手段にて読み取ったモデル情報、前記コスト情報読取手段にて読み取ったコスト情報、及び該コスト情報に対応する表示方法で示された3次元モデルの表面の範囲に基づいて、対象物の製造コストを算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする算出装置。
  2. 前記表面特性は、表面の加工方法を示す情報を含み、
    前記コスト情報は、加工方法に係るコストを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の算出装置。
  3. 前記算出手段は、
    前記範囲の大きさに基づいて、加工時間を算出する手段と、
    算出した加工時間に基づいて製造コストの一部となるコストを算出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の算出装置。
  4. 前記表示方法は、表示色であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の算出装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の算出装置と、
    該算出装置と通信することが可能な処理装置と
    を備え、
    該処理装置は、モデル情報を記録する記録部を備え、
    前記算出装置が備えるモデル情報読取手段は、前記処理装置が備える記録部に記録されているモデル情報を読み取るようにしてあり、
    前記算出装置は、算出手段が算出した製造コストを示す製造コスト情報を、前記処理装置が備える記録部に記録させる手段を更に備える
    ことを特徴とするコスト算出システム。
  6. 表示部に3次元モデルとして表示される対象物の製造コストを算出する算出装置を用いたコスト算出方法において、
    前記算出装置は、
    3次元モデルを示すモデル情報と、3次元モデルの表面の表示方法及び対象物の表面特性に係るコストを示すコスト情報を対応付けて記録しているコストデータベースに、前記モデル情報にて示される3次元モデルの表面の表示方法に対応付けて記録されているコスト情報と、該コスト情報に対応する表示方法で示された3次元モデルの表面の範囲とに基づいて、対象物の製造コストを算出するステップ
    を実行することを特徴とするコスト算出方法。
  7. コンピュータに、表示部に3次元モデルとして表示される対象物の製造コストを算出させる算出プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    3次元モデルを示すモデル情報と、3次元モデルの表面の表示方法及び対象物の表面特性に係るコストを示すコスト情報を対応付けて記録しているコストデータベースに、前記モデル情報にて示される3次元モデルの表面の表示方法に対応付けて記録されているコスト情報と、該コスト情報に対応する表示方法で示された3次元モデルの表面の範囲とに基づいて、対象物の製造コストを算出する手順を実行させる
    ことを特徴とする算出プログラム。
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CSND200401459019; 富岡 恒憲: '3次元と図面、最適な情報伝達方法を探る 目的と時間軸が分析の糸口' NIKKEI DIGITAL ENGINEERING 67号, 20030615, p86-91, 日経BP社 *
JPN6015010465; 富岡 恒憲: '3次元と図面、最適な情報伝達方法を探る 目的と時間軸が分析の糸口' NIKKEI DIGITAL ENGINEERING 67号, 20030615, p86-91, 日経BP社 *

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