JP2013143005A - ショートメッセージ決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話番号に偽装した不適切な決済が実施されてしまうことを防止すること。
【解決手段】携帯電話端末5とのSMSの送受機能を有するとともに、決済機関に接続された決済サーバコンピュータ6bを含むSMS決済システムであって、決済サーバコンピュータ6bは、携帯電話端末5から決済希望の第1SMSを受信したときに、該第1SMSの送信元の携帯電話番号宛に、決済希望の第2SMSの再送信を要求する偽装確認用SMSを返信するとともに、該偽装確認用SMSを返信したことを特定可能な返信特定情報を記憶しておき、携帯電話端末から決済希望のSMSを受信したときに、返信特定情報に基づいて、該SMSが第1SMSであるか偽装確認用SMSに対応する第2SMSであるかを判定し、第2SMSであると判定されたことを条件に、決済する。
【選択図】図7

Description

本発明は、携帯電話端末のショートメッセージ機能を用いて代金決済を行うショートメッセージ決済システムに関する。
現在、携帯電話サービスを提供する各キャリアが提供する携帯電話端末は一般的にショートメッセージサービス(以下、“SMS(Short Massage Service)”と記載する場合がある。)機能を備えている。ここで、キャリアとは、自社で回線網などの通信設備を備えている第一種電気通信事業者に分類される通信事業者のことであり、NTTやKDDIなどがこれにあたる。また、SMSとは、同一キャリアによるサービス提供下にある携帯電話端末間で、電話番号を宛先として指定してメールを送信するサービスである。たとえば、NTT(docomo)はショートメールという名称のSMSを提供しており、KDDI(au)はCメールという名称のSMSを提供している。SMSのメールで送受信可能な文字は半角で100文字程度であり、メールアドレスを指定して送信する電子メール(Eメール)に比べて少ない。しかし、SMSのメールは、携帯電話の通話回線の制御チャンネルを使用してデータが送信されるものであるので、電子メール(Eメール)に比べてリアルタイム性に優れるとともに、相手がメールを受け取ったことを確認することが可能であるので、多数の国で既に実施されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−34928号公報
これらリアルタイム性等のSMSの特徴を利用して、これらSMSを代金の決済サービスに利用することが考えられるが、SMSの場合は、通常の通話と異なり、送信元の携帯電話端末において特定のアプリケーションを使用すること等により、該送信元の携帯電話番号を偽装することが可能であるので、これら送信元の携帯電話番号を他人の携帯電話番号に偽装した不適切な決済が実施されてしまう畏れがあるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、SMSを利用した決済において他人の携帯電話番号に偽装した不適切な決済が実施されてしまうことを防止することのできるショートメッセージ決済システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のショートメッセージ決済システムは、
ショートメッセージサービスを提供するキャリアの携帯電話端末とのショートメッセージの送受機能を有するとともに、決済機関に接続されたサーバであって、ショートメッセージを用いて代金の決済を行う決済サーバコンピュータを含むショートメッセージ決済システムであって、
前記決済サーバコンピュータは、
前記携帯電話端末から決済希望の第1ショートメッセージを受信したときに、該受信した第1ショートメッセージに含まれる送信元の携帯電話番号宛に、決済希望の第2ショートメッセージの再送信を要求する偽装確認用ショートメッセージを返信する偽装確認用ショートメッセージ返信手段と、
前記第1ショートメッセージの送信元の携帯電話番号宛に偽装確認用ショートメッセージを返信したことを特定可能な返信特定情報を記憶する返信特定情報記憶手段と、
前記携帯電話端末から決済希望のショートメッセージを受信したときに、前記返信特定情報記憶手段に記憶されている返信特定情報に基づいて、該ショートメッセージが前記第1ショートメッセージであるか前記偽装確認用ショートメッセージに対応する第2ショートメッセージであるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により第2ショートメッセージであると判定されたことを条件に、前記決済機関に対して決済要求を送信する決済要求送信手段と、
備えることを特徴としている。
この特徴によれば、偽装確認用ショートメッセージが第1ショートメッセージの送信元に送信されるので、決済希望の第1ショートメッセージにおいて送信元が偽装されている場合には、偽装した不正者が使用する携帯電話端末ではなく、偽装された被偽装者が使用する携帯電話端末に対して偽装確認用ショートメッセージが届くことになり、偽装が判明するようになるので、ショートメッセージを利用した決済において他人の携帯電話番号に偽装した不適切な決済が実施されてしまうことを防止することができる。
本発明の請求項2に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項1に記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記決済サーバコンピュータは、前記判定手段により第1ショートメッセージであると判定されたことに応じて当該決済に固有な識別コードを生成する識別コード生成手段を備え、
前記偽装確認用ショートメッセージ返信手段は、前記識別コード生成手段にて生成された識別コードを含むとともに、該識別コードを挿入した第2ショートメッセージの再送信を要求する偽装確認用ショートメッセージを返信し、
前記返信特定情報記憶手段は、前記識別コード生成手段にて生成された識別コードを前記返信特定情報として記憶し、
前記判定手段は、決済希望のショートメッセージを受信したときに、該受信したショートメッセージに含まれる識別コードが前記返信特定情報記憶手段に記憶されていることに基づいて、該ショートメッセージが当該識別コードを含む前記偽装確認用ショートメッセージに対応する第2ショートメッセージであると判定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、識別コードを利用することで、受信した決済希望のショートメッセージが、第1ショートメッセージ或いは偽装確認用ショートメッセージに対応する第2ショートメッセージのいずれであるのかを確実かつ容易に判定できるとともに、個々の決済で異なる識別コードが生成されるため、これら識別コードが盗用または偽装され難くできるので、決済におけるセキュリティを向上できる。
本発明の請求項3に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項1または2に記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記識別コードは、生成されてから所定期間に限り有効とされたワンタイム識別コードである
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定期間に限ってのみ識別コードが有効とされるため、これら識別コードが盗用されて繰返し利用されてしまうことを回避できるので、決済におけるセキュリティを向上できる。
本発明の請求項4に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項1〜3のいずれかに記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記判定手段により第2ショートメッセージであると判定されたことを条件に、該第2ショートメッセージの送信元に対して決済を行うために必要な決済情報の送信を要求する決済情報要求ショートメッセージを送信する決済情報要求ショートメッセージ送信手段を備え、
前記決済要求送信手段は、前記決済情報要求ショートメッセージの受信に応じて前記携帯電話端末から送信される決済情報を含む決済情報ショートメッセージを受信したことを条件に、該決済情報ショートメッセージから抽出した決済情報を含む決済要求を前記決済機関に対して送信する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、偽装確認用ショートメッセージに加えて決済情報要求ショートメッセージが送信され、該決済情報要求ショートメッセージが第2ショートメッセージの送信元に届くことに応じて決済情報を含む決済情報ショートメッセージを受信することによってのみ、決済機関に決済要求を送信して決済が実施されるので、偽装確認用ショートメッセージのみを用いて偽装確認を実施する場合に比較して偽装確認の信頼性を著しく向上することができる。
本発明の請求項5に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項1〜4のいずれかに記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記携帯電話端末とのショートメッセージの送受機能を有するとともに、インターネットに接続されたサーバであって、商品情報を含むショートメッセージを送信する商品情報提供サーバコンピュータをさらに含み、
前記商品情報提供サーバコンピュータは、
前記携帯電話端末から商品を特定可能な商品特定情報を含むショートメッセージを受信するショートメッセージ受信手段と、
前記受信したショートメッセージに含まれる商品特定情報から特定される商品に関する情報を、前記インターネット上の検索エンジンによる検索結果に基づいて取得する商品情報取得手段と、
前記商品情報取得手段にて取得した商品に関する情報を含む商品情報ショートメッセージを作成する商品情報ショートメッセージ作成手段と、
前記商品情報ショートメッセージ作成手段にて作成された商品情報ショートメッセージを、前記商品特定情報を含むショートメッセージの送信元に返信する商品情報ショートメッセージ送信手段と、
を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、携帯電話端末の利用者は、代金の決済を行う前に、興味のある商品に関する情報を、種々の検索エンジンにアクセスして検索を実施しなくても、簡単に入手することができ、利用者の利便性を向上できる。
本発明の請求項6に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項5に記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記キャリアに設置されたショートメッセージサービスサーバと、前記決済サーバコンピュータ並びに前記商品情報提供サーバコンピュータに接続されたゲートウエイサーバコンピュータを含み、
前記決済サーバコンピュータと前記商品情報提供サーバコンピュータには、単一の共通宛先番号が割り当てられており、
前記ゲートウエイサーバコンピュータは、
単一の共通宛先番号が割り当てられた前記決済サーバコンピュータと前記商品情報提供サーバコンピュータを運営する各企業を特定可能な企業特定情報と当該企業に関するキーワードとを対応付けて記憶する企業キーワード記憶手段と、
前記ショートメッセージサービスサーバから前記共通宛先番号宛のショートメッセージを受信したときに、該ショートメッセージ中に含まれるキーワードに対応付けて前記企業キーワード記憶手段に記憶されている企業特定情報から特定される企業を、該ショートメッセージの送信先の企業として特定する送信先特定手段と、
前記送信先特定手段にて特定した企業が運営している前記決済サーバコンピュータまたは前記商品情報提供サーバコンピュータに対して、当該キーワードを含むショートメッセージを送信するショートメッセージ送信手段と、
備えることを特徴としている。
この特徴によれば、商品情報の提供サービスと、代金決済のサービスを行う企業が異なっても、同一の共通宛先番号を使用することができるようになるので、携帯電話端末の利用者は、個々のサービスで個別の電話番号を記憶しておく必要がなく、利用者の利便性を向上できる。
本発明の請求項7に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項6に記載の記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記ゲートウエイサーバコンピュータは、前記携帯電話端末と前記決済サーバコンピュータとの間における1のショートメッセージの送信からの経過時間を特定可能に管理する経過時間管理手段を備え、
前記送信先特定手段は、前記共通宛先番号が割り当てられた前記決済サーバコンピュータを運営する企業のキーワードが含まれていないショートメッセージを受信したときには、前記経過時間管理手段にて特定される1のショートメッセージの送信からの経過時間が所定期間以内であることを条件に、前記決済サーバコンピュータを送信先として決定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1ショートメッセージを送信してからの経過時間が所定期間以内である場合には、決済サーバコンピュータを運営する企業に対応するキーワードが含まれていなくても、第2ショートメッセージや決済情報ショートメッセージの送信先が決済サーバコンピュータを運営する企業として特定されるようになるので、代金の決済を行う場合において携帯電話端末の利用者は、いちいち第2ショートメッセージや決済情報ショートメッセージにキーワードを挿入する必要がないので、携帯電話端末の利用者の利便性を向上することができる。
本発明の請求項8に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項1〜7のいずれかに記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記キャリアが複数であって、
前記ゲートウエイサーバコンピュータは、各キャリアのショートメッセージサービスサーバを介して当該キャリアの携帯電話端末から送信される当該キャリア独自のキャリアプロトコルによるショートメッセージを、少なくとも前記決済サーバコンピュータとの間においてショートメッセージを送受するための所定プロトコルのショートメッセージに変換する第1プロトコル変換処理と、少なくとも前記決済サーバコンピュータから送信されるショートメッセージの送信先となるキャリアを特定し、該特定したキャリアにて使用されている前記キャリアプロトコルに該所定プロトコルのショートメッセージを変換する第2プロトコル変換処理とを実施するプロトコル変換手段を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、各キャリアの携帯電話端末から送信される各キャリアプロトコルによるショートメッセージが所定プロトコルのショートメッセージに変換されて決済サーバコンピュータに送信されるとともに、決済サーバコンピュータから送信される所定プロトコルのショートメッセージが各キャリアプロトコルによるショートメッセージに変換されて送信されるようになるので、決済サーバコンピュータは、各キャリアのキャリアプロトコルのショートメッセージを個別に作成して送信する必要がなく、これらキャリアの種別に無関係に、所定プロトコルのショートメッセージによって、各キャリアの携帯電話端末とショートメッセージを容易に送受することができる。
本発明の請求項9に記載のショートメッセージ決済システムは、請求項8に記載のショートメッセージ決済システムであって、
前記ゲートウエイサーバコンピュータは、前記第1プロトコル変換処理において、前記キャリアプロトコルのショートメッセージに含まれる当該キャリアにおける発信元携帯電話端末の電話番号を、当該電話番号に無関連系な仮想電話番号に置換する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発信元携帯電話端末の電話番号を、決済サーバコンピュータを運営する企業に把握されてしまうことなくショートメッセージを仲介することができるようになるため、例えば、ナンバーポータビリティにより電話番号の重要性が増大する中、企業からの情報流出により、発信元携帯電話端末の電話番号が流出してしまうことを防止することができる。
本発明のショートメッセージシステムが適用された実施例のSMSシステムの構成を示すシステム図である。 (a)は、実施例に用いたゲートウエイデータベースの構成を示す図であり、 (b)は、実施例に用いた振分け用データベースの構成を示す図である。 (a)は、X社用のゲートウエイデータベースを示す図であり、(b)は、Y社用のゲートウエイデータベースを示す図であり、(c)は、消去条件テーブルを示す図である。 実施例に用いたプロトコル変換サーバにて実施されるプロトコル変換処理1の処理内容を示すフロー図である。 実施例に用いたプロトコル変換サーバにて実施されるプロトコル変換処理2の処理内容を示すフロー図である。 実施例におけるX社と携帯電話端末との間におけるSMSのやりとりを示す図である。 実施例におけるY社と携帯電話端末との間におけるSMSのやりとりを示す図である。 実施例に用いたデータ管理サーバにて実施されるゲートウエイデータベース更新処理の処理内容を示す図である。
本発明に係るショートメッセージシステムを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。尚、以下の実施例においては、ショートメッセージの呼称としてSMSを使用する。
図1は、本発明を適用した本実施例のショートメッセージシステムの構成を示すシステム図である。ショートメッセージシステムは、SMSゲートウェイサービスセンタに設置された、プロトコル変換サーバ1と、振分け用データベースやゲートウエイデータベース(GW−DB)を有するデータ管理サーバ2とから構成されていて、SMSゲートウェイサービスセンタには、携帯電話サービスを提供する第一種通信事業者であるキャリアA社、キャリアB社、キャリアC社が接続されているとともに、SMSによる情報提供を行う会社(企業)X社、会社(企業)Y社、会社(企業)Z社等の企業サーバ6(6a,6b,6c)が接続されている。
尚、プロトコル変換サーバ1とデータ管理サーバ2とは、相互にデータを授受可能に接続されており、これら2つのサーバが協調してショートメッセージサービス用ゲートウエイの各機能を提供する。
また、図1においては、キャリアとしてキャリアA社、キャリアB社、キャリアC社の3社のみを表示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらキャリアは少なくとも1社であれば良い。尚、キャリアとしては、簡易携帯電話(PHS)のサービスを提供するキャリアであっても良い。
また、図1においては、会社(企業)X社〜Z社を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら企業は4社以上であっても良い。
各キャリアには、図1に示すように、各キャリアに属する携帯電話端末5(5a,5b,5c)と無線通信を実施する基地局4(4a,4b,4c)を介して、各携帯電話端末5(5a,5b,5c)との間においてSMSの送受を行うSMSサーバ3(3a,3b,3c)が設置されており、同一キャリア内の携帯電話端末5(5a,5b,5c)向けのSMSについては、各キャリアのSMSサーバ3によって振分けがなされて配信され、他のキャリア向けSMSについては、各キャリアのSMSサーバ3(3a,3b,3c)から送信先のキャリアに対応する図示しないキャリアゲートウエイサーバにて、該送信先のキャリアのSMSプロトコルに変換された後、送信先のキャリアのSMSサーバ3(3a,3b,3c)に送信される。
尚、各キャリアのSMSサーバ3(3a,3b,3c)には、SMSを配信するためのデータ、具体的には、当該キャリアに属する携帯電話端末5a,5b,5cの携帯電話番号に対応付けて、SIMデータやロケーションデータ等が記憶されたSMS用データベースが記憶されている。
また、該SMS用データベースには、SMSの送信先の電話番号として企業サーバ6(6a,6b,6c)に割り当てられたサーバ用の特別SMS電話番号(#で始まる少数桁の特別電話番号)も記憶されており、該特別SMS電話番号に対応付けて、当該特別SMS電話番号向けのSMSの送信先がSMSサービスセンタであることを示すデータ、具体的には、プロトコル変換サーバ1のネットワークアドレス等が記憶されている。
よって、各企業サーバ6に割り当てられた単一の特別SMS番号宛のSMSは、各キャリアのプロトコルのまま、プロトコル変換サーバ1に対してSMSサーバ3(3a,3b,3c)からSMSサービスセンタ(プロトコル変換サーバ1)に送信される。
尚、以下の説明で、キャリアA,B,Cを特定しない場合には、携帯電話端末5a,5b,5cを総称して携帯電話端末5と記載する場合があり、同様に、基地局4a,4b,4cを総称して基地局4と記載する場合や、SMSサーバ3a,3b,3cを総称してSMSサーバ3と記載する場合がある。
また、会社X〜Zには、図1に示すように、プロトコル変換サーバ1とデータ通信可能に接続された企業サーバ6(6a,6b,6c)が設置されており、該企業サーバ6(6a,6b,6c)は、プロトコル変換サーバ1との間において、所定のプロトコルであるSMPP(Short message peer-to-peer protocol)にてSMSの送受信を行うSMS機能を備えている。
本実施例のデータ管理サーバ2には、図2(a)に示すように、各キャリアの携帯電話端末5(5a,5b,5c)から送信されるSMSを各企業に振分けるための振分け用データベース(図2(b))と、各企業から送信されるSMSを各キャリアの携帯電話端末5(5a,5b,5c)に振分けるために使用されるゲートウエイデータベース(GW−DB)が記憶されている。
本実施例のゲートウエイデータベース(GW−DB)は、図2(a)に示すように、各会社(企業)毎に個別のデータベースが記憶されている。具体的には、X社用ゲートウエイデータベース(GW−DB)、Y社用ゲートウエイデータベース(GW−DB)、Z社用ゲートウエイデータベース(GW−DB)が記憶されている。
本実施例に用いた振分け用データベースには、図2(b)に示すように、各振分け先の会社(企業)に固有に割り当てられた振分けIDと、当該企業に割り当てられたSMS電話番号(特別SMS電話番号)と、当該会社に関するキーワードと、振分け会社名と、SMSのセッションの有効期限等のデータが、対応付けて記憶されている。
尚、図2(b)に示す例では、グループ会社であるX〜Z社に対して共通の特別SMS電話番号である「#XX1」が割り当てられている。尚、X社は、スーパーやデパートに陳列されている商品に関する商品情報を提供する会社であり、当該会社のキーワードとしては「商品情報」が記憶され、Y社は、商品代金の決済サービスを提供する会社であり、当該会社のキーワードとしては「代金決済」が記憶され、企業Z社は、商品に対するアンケートへの回答により特典を付与する会社であり、当該会社のキーワードとしては「商品アンケート」が記憶されている。
つまり、振分け用データベースにおける「キーワード」としては、各企業が提供する情報やサービスに関係するキーワード、すなわち、各企業に関するキーワードを登録すれば良い。
また、セッション有効期限としては、後述するように、1のSMSのやりとり(送受)が発生した後に携帯電話端末5(5a,5b,5c)から再度SMSを送信する際に、該SMSにキーワードを挿入しなくても先のSMSと同じ企業が送信先として決定される期間が記憶されるようになっている。つまり、各企業により提供する情報の種別やサービスが異なるので、これら提供する情報やサービスの種別に応じたセッション有効期限を設定(記憶)すれば良く、例えば、決済サービスであれば、時間をおいて繰返しSMSが送信される可能性が低いとともに、後述するワンタイムパスコードの有効期限が限られているのでセッション有効期限を比較的短い時間(例えば20秒)を設定する一方、商品情報であれば、商品を見て歩く時間等を加味して、比較的長い時間(例えば180秒)を設定するようにすれば良い。
尚、これらセッション有効期限や、図2(b)に示す20秒や180秒に限らず、Z社の場合のように、「60秒」としたり、或いは、F社の場合のように、「1日」のセッション有効期限としたり、或いは、「1週間」等のセッション有効期限としても良い。
また、本実施例のゲートウエイデータベース(GW−DB)の構成は、図3(a)並びに図3(b)に示すように、携帯電話番号に対応付けて、当該携帯電話番号が付与された携帯電話端末5が属するキャリアの種別(キャリアA、キャリアB、キャリアC)と、当該携帯電話番号が置換される仮想携帯電話番号と、該仮想携帯電話番号の登録日時(時分を含む)、最も直近に当該携帯電話番号の携帯電話端末5(5a,5b,5c)と各企業サーバ6(6a,6b,6c)との間におけるSMSの送受があったことにより、送信先を該ゲートウエイデータベース(GW−DB)が対応する企業と決定する期間であるセッション期限時等のデータが記憶されている。
尚、仮想携帯電話番号は、当該企業のゲートウエイデータベース(GW−DB)において重複しない固有の番号とされていて、携帯電話番号と仮想携帯電話番号とが1対1に対応づけられている。
但し、図3(a)並びに図3(b)において、例えば、「0A0XXXXxxxx」の携帯電話番号の場合を示すように、同一の携帯電話番号「0A0XXXXxxxx」に対して、個々の会社毎に異なる仮想携帯電話番号が記憶されるようになっている。
つまり、各会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)には、同一の携帯電話番号が記憶される場合があるが、これら同一の携帯電話番号に対応する仮想携帯電話番号が、個々の会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)で個別に付与されることで、各会社毎に異なる仮想携帯電話番号が付与、記憶されるようになっている。
また、セッション期限時についても、図2(b)に示す振分け用データベースにおいて各会社毎に個別に設定されたセッション有効期限に基づいて更新される。具体的には、携帯電話番号または仮想携帯電話番号と当該ゲートウエイデータベース(GW−DB)が対応する企業サーバとの間におけるSMSの送受があった場合に、その時点の時刻から振分け用データベースにおける当該会社のセッション有効期限の時間が経過した時点を特定して、該特定した時刻(つまり、その時点の時刻に当該会社のセッション有効期限の時間を加算した時刻)に更新される。
また、データ管理サーバ2には、図3(c)に示す消去条件テーブルが記憶されていて、各会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に記憶されている仮想携帯電話番号が消去される消去条件が、各会社毎に個別に記憶、設定されている。
これら消去条件としては、具体的には、図3(c)に例示すように、仮想携帯電話番号が記憶(登録)されてからの経過時間に関する条件等を設定すれば良く、会社によっては、記憶(登録)された仮想携帯電話番号を消去せずに使用する場合には、例えば会社Z社のように、「消去なし」を記憶するようにすれば良い。
次いで、SMSサーバ3からSMSを受信したことに応じてプロトコル変換サーバ1が実施するプロトコル変換処理1について、図4を用いて説明すると、まず、プロトコル変換処理1においてプロトコル変換サーバ1は、受信したSMSの送信先のSMS電話番号を抽出する(ステップS1)。
そして、抽出したSMS電話番号が振分け対象の特別SMS電話番号であるか否かを判定し、特別SMS電話番号ではない場合には、ステップS6に進む一方、特別SMS電話番号である場合には、ステップS3に進んで、該特別SMS電話番号に対応付けて振分け用データベースに記憶されているキーワードを全て抽出し、該抽出したいずれかのキーワードがSMSに含まれているか否かを判定する。
そして、抽出したいずれかのキーワードがSMSに含まれている場合には、ステップS5に進み、SMSに含まれているキーワードに対応付けて振分け用データベースに記憶されている振分け先会社を当該SMSの送信先として特定してステップS6に進む。
一方、ステップS4の判定において「No」、つまり、抽出したいずれのキーワードもSMSに含まれていない場合には、ステップS11に進み、該特別SMS電話番号に対応付けて振分け用データベースに記憶されている各会社の会社用ゲートウエイデータベース(GW−DB)に、当該SMSの送信元の携帯電話番号に対応付けて記憶されているセッション期限時を全て特定し、特定したセッション期限時のうちで、その時点の時刻が未だ経過していないセッション期限時が有るか否かを判定する(ステップS12)。
その時点の時刻が未だ経過していないセッション期限時が有る場合、つまり、当該特別SMS電話番号の企業サーバ6と当該送信元の携帯電話番号の携帯電話端末5との間において直前にSMSがやりとりされた時点からの経過時間が、当該企業に設定されたセッション有効期限内である場合には、未だ経過していないセッション期限時が登録されている会社用ゲートウエイデータベースが対応する企業を、当該SMSの送信先の企業として特定した後(ステップS13)、ステップS6に進む。
一方、その時点の時刻が全てのセッション期限時を過ぎている場合には、ステップS14に進んで、ステップS3にて抽出した当該特別SMS電話番号に対応付けて振分け用データベースに記憶されている各キーワードの全てを含むエラーSMSを作成し、該作成したエラーSMSを送信元の携帯電話番号に返信して(ステップS15)、当該処理を終了する。
また、前述したステップS6並びにステップS13から移行するステップS6においては、該受信したSMSから、送信元の携帯電話番号を初めとするSMPPに対応する各種データを抽出する。
ついで、ステップS6において抽出した携帯電話番号が、ステップS5またはステップS13で特定した送信先会社のゲートウエイデータベース(GW−DB)に既に記憶されているか否かを判定する(ステップS7)。
具体的には、送信先の会社がX社である場合であれば、X社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に、ステップS6において抽出した携帯電話番号が既に記憶されているか否かを判定する。
そして、抽出した携帯電話番号が既に登録されている場合には、ステップS8に進んで、該登録されている携帯電話番号に対応付けて当該ゲートウエイデータベース(GW−DB)に記憶されている仮想携帯電話番号を抽出する。
そして、ステップS9に進んで、その時点の日時にステップS5またはステップS13にて特定した送信先の会社に対応付けて振分けデータベースに記憶されているセッション有効期限の期間を加えた時点の時刻を特定し、該特定した時刻をセッション期限時に更新記憶するセッション期限時更新処理を実施する。
そして、ステップS8にて抽出した仮想電話番号並びにステップS6にて抽出した各データをSMPPの該当データに当てはめてSMPPデータを生成し、該生成したSMPPデータをステップS5またはステップS13にて特定した送信先の会社に対して送信する(ステップS10)。
一方、抽出した携帯電話番号が、ステップS5またはステップS13で特定した送信先の会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に記憶されていない場合には、ステップS7において「No」と判定されてステップS21に進み、該携帯電話番号に対応付けて、該携帯電話番号に対応する仮想電話番号を記憶する仮想電話番号登録処理を実施する。
この仮想電話番号登録処理においては、まず、当該企業において固有となる仮想電話番号を生成する。これら固有となる仮想電話番号を生成する手法としては、携帯電話番号から、各会社毎に割り当てられた変換ルールに基づいて生成しても良いし、乱数等を用いて任意の番号を生成して、該生成した番号が既に登録されている仮想電話番号と重複しているかを検索して、重複していない(同一の番号の記憶がない)ことが特定されたものを使用すれば良い。
このようにして生成した仮想電話番号を、送信先の会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に携帯電話番号に対応付けて記憶(登録)するとともに、その登録時点の日時データ(時分を含む)やキャリアの種別等の各データを記憶して、ステップS9に進んで、前述したセッション期限時更新処理を実施する。
そしてステップS10に進んで、新たに生成した仮想電話番号並びにステップS6にて抽出した各データをSMPPの該当データに当てはめてSMPPデータを生成した後、該生成したSMPPデータをステップS5にて特定した企業に対して送信する。
これにより、変換されたSMPPデータにおいては、受信したSMSに含まれる携帯電話番号が仮想電話番号に置換されたことになる。
次に、会社サーバ6からSMSを受信したことに応じてプロトコル変換サーバ1が実施するプロトコル変換処理2について、図5を用いて説明すると、まず、プロトコル変換処理2においてプロトコル変換サーバ1は、送信元の会社を特定する(ステップSb1)。
尚、送信元の会社は、受信したSMSデータの送信元のネットワークアドレス等から特定すれば良い。
そして、受信したSMPPデータから送信先の仮想電話番号を初めとする各データを抽出し(ステップSb2)、抽出した仮想電話番号が、送信元の会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に記憶されているか否かを判定する。
仮想電話番号が送信元の会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に記憶されている場合には、ステップSb3で「Yes」と判定されてステップSb4に進み、仮想電話番号に対応するキャリアを特定する。
具体的には、送信元の会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に、仮想電話番号に対応付けて記憶されているキャリア種別を抽出して特定すれば良い。
そして、前述したセッション期限時更新処理を実施して該当するセッション期限時を更新した後(ステップSb4+)、ステップSb2にて抽出した各データを、特定したキャリアのプロトコルに当てはめるとともに、仮想電話番号を、該仮想電話番号に対応付けて記憶されている携帯電話番号に置換して、送信先のキャリアに対応したプロトコルデータを生成した後(Sb5)、該生成したキャリア対応プロトコルデータをステップSb4にて特定したキャリアのSMSサーバ3に対して送信する(ステップSb6)。
尚、ステップSb3において「No」と判定された場合、つまり、仮想電話番号が送信元の会社用のゲートウエイデータベース(GW−DB)に記憶されていない場合には、ステップSb7に進んで、送信元の企業サーバ6に対して、送信先の電話番号が間違いである旨等のメッセージを含むエラーSMSを送信するエラー返信処理を実施して、当該処理を終了する。
これら、プロトコル変換処理1並びにプロトコル変換処理2をプロトコル変換サーバ1が実施することで、携帯電話端末5からX社の企業サーバ6aにSMSが送信されるとともに、X社の企業サーバ6aから携帯電話端末5にSMSが送信される流れについて、図6を用いて説明する。
尚、携帯電話端末5を携行する利用者に対しては、例えば、テレビやラジオや広告等によって、各会社(企業)に割り当てられた特別SMS電話番号とキーワードを告知して周知させるとともに、会社Xの場合には、商品が陳列されている店舗にポスター等により特別SMS電話番号とキーワードを告知するとともに、会社Yの場合には、SMSによる決済が可能な商品に、決済用の商品番号と決済するY社の特別SMS電話番号とキーワード「代金決済」とを表示したPOP等を貼着するようにしておけばよい。
携帯電話端末5の利用者が、例えば、店舗において買い物を実施しているとにきに、興味のある商品を見つけた場合に、該商品の情報、例えば、商品のスペック等の詳細な情報や、メーカーから発表された不具合情報や、該商品を既に購入した人の評価などの評価情報を知りたい場合には、店舗内のポスター等により告知されたX社の特別SMS電話番号に対して、キーワード「商品情報」と、例えば、商品名や、通称、商品コード等を少なくとも1つ含む該商品を特定するための商品特定情報とを含むSMSを送信すると、該特別SMS電話番号宛のSMSは、SMSサーバ3により送信先としてプロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)が特定されて、該プロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)に送信される。
該プロトコル変換サーバ1においては、前述したプロトコル変換処理1が実施されることで、キーワード「商品情報」に対応するX社の企業サーバ6aが送信先として特定されるとともに、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づくSMSが、仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づくSMSに変換されて、該特定されたX社の企業サーバ6aに送信されることで、携帯電話端末5から送信された商品特定情報を含むSMSが、X社に届く。
該SMSの受信に応じてX社の企業サーバ6aにおいては、図6に示すように、該受信したSMSから商品特定情報を抽出し、該抽出した商品特定情報に関する検索情報を、複数の検索エンジンから取得する検索情報取得処理を実施する。
尚、X社の企業サーバ6aは、図1に示すように、インターネット網に接続されており、該インターネット網上の各サーバや複数の検索エンジンにアクセス可能とされており、これら各検索エンジンに対して、抽出した商品特定情報に関する検索要求を出力して検索結果を取得し、該取得した検索結果に基づいて、インターネット網上の各サーバから商品特定情報に関係する種々の情報を取得する検索情報取得処理を実施する。
そして、検索情報取得処理にて取得した商品特定情報に関係する種々の情報を、SMSにおいて送信可能な文字数(例えば、100文字)以内に編集して、商品情報SMSを作成する(商品情報SMS作成処理)。
尚、これら商品情報SMSの編集においては、例えば、検索の結果におけるページ件数数に基づいて、各種の内容に重要度を設定し、100文字の範囲内で、重要度の高い内容から順次、商品情報SMSを作成していくようにすれば良い。
そして、このようにして作成された商品情報SMSが、受信したSMSに含まれる仮想携帯電話番号宛に返信され、該返信された商品情報を含むSMS(商品情報SMS)がプロトコル変換サーバ1に送信される。
尚、本実施例では、SMSの受信に応じて検索情報取得処理を実施するようにしているが、例えば、SMSに必ず商品名や商品コードの入力を必要とするようにしておく場合等にあっては、これら商品名や商品コードに対応する検索情報を予め取得して、対応する商品情報SMSを前もって作成しておき、これら予め作成しておいた商品情報SMSを返信することで、商品情報SMSが返信されるまでの時間を短縮できるようにしても良い。
そして、プロトコル変換サーバ1において前述したプロトコル変換処理2が実施されることで、仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づく商品情報SMSが、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づく商品情報SMSに変換されて、送信先のキャリアに設置されているSMSサーバ3に対して送信される。
SMSサーバ3は、プロトコル変換サーバ1から送信されてきた自身のキャリアプロトコルのSMSの受信に応じて、該SMSに含まれる実の携帯電話番号の携帯電話端末5に対して、該SMSを送信することで、X社の企業サーバ6aからの商品情報SMSが携帯電話端末5に届くようになる。
そして、これら商品情報SMSにて把握した商品情報により、利用者が当該商品を購入しようとする場合において、SMSを使用して商品代金の決済が実施される流れについて、図7を用いて説明する。
尚、商品代金の決済サービスを行うY社の企業サーバ6bには、決済可能な商品の商品コード(同一商品でも、店舗や販売社が違う場合には個別の商品コードが付される)に対応付けて当該商品の商品名と販売価格が記憶された決済商品データベースが記憶されており、商品コードから当該商品の商品名や販売価格(決済金額)を特定できるようになっているとともに、図1に示すように、通信回線を介して決済機関の決済システムに接続されている。
利用者が商品を購入しようとする場合は、前述したように、例えば、当該商品に貼着されているPOPにて告知されているY社の特別SMS電話番号に対して、キーワード「代金決済」と、購入希望の商品の商品コードとを含む決済希望のSMSを送信する。
この特別SMS電話番号宛のSMSは、SMSサーバ3により送信先としてプロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)が特定されて、該プロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)に送信(中継)される。
該プロトコル変換サーバ1においては、前述したプロトコル変換処理1が実施されることで、キーワード「代金決済」に対応するY社の企業サーバ6bが送信先として特定されるとともに、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づくSMSが、仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づくSMSに変換されて、該特定されたY社の企業サーバ6bに送信されることで、携帯電話端末5から送信された決済希望のSMSが、Y社に届く。
該SMSの受信に応じてY社の企業サーバ6bは、図7に示すように、受信したSMSが、決済において最初に受信した第1SMSであるか、後述するワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMS(偽装確認用SMS)の返信に応じて送信されてきた第2SMSであるのか、後述する決済情報SMSであるのかを、受信したSMS中のワンタイムパスコード(OTPC)が含まれているか否か、並びに商品コードを含むか否かに基づいて判定する。
つまり、ワンタイムパスコード(OTPC)を含む場合には第2SMSであると判定し、ワンタイムパスコード(OTPC)を含まない場合には、商品コードを含む場合には第1SMSであると判定し、商品コードも含まない場合には決済情報SMSであると判定する。
尚、受信したSMSに、ワンタイムパスコード(OTPC)も、商品コードも、決済情報も含まれていない場合には、当該SMSの受信を無視する。
受信したSMSが第1SMSであると判定した場合には、該受信した第1SMSに含まれる商品コードが決済商品データベースに登録されているか否かを確認するとともに、該商品コードに対応付けて決済商品データベースに登録されている商品名と販売金額(決済金額)とを特定する。
尚、商品コードが決済商品データベースに登録されていない場合には、商品コードが間違っている旨のメッセージを含むエラーSMSが返信される。
そして、受信したSMSに含まれる仮想携帯電話番号に1対1に対応し、所定時間に限り有効な記号列からなるワンタイムパスコード(OTPC)を生成し、該生成したワンタイムパスコード(OTPC)とその有効期限となる時点の時刻と特定した決済金額とを仮想携帯電話番号に対応付けて一時記憶するとともに、該生成したワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMS(偽装確認用SMS)を、仮想携帯電話番号宛に返信する。
該返信されたワンタイムパスコード(OTPC)と特定された商品名と販売金額とを含むSMS(偽装確認用SMS)はプロトコル変換サーバ1に送信されて、プロトコル変換サーバ1において前述したプロトコル変換処理2が実施されることで、仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づくSMSが、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づくSMSに変換されて、送信先のキャリアに設置されているSMSサーバ3に対して送信される。
SMSサーバ3は、プロトコル変換サーバ1から送信されてきた自身のキャリアプロトコルのSMSの受信に応じて、該SMSに含まれる実の携帯電話番号の携帯電話端末5に対して、該SMSを送信することで、Y社の企業サーバ6bからのSMS(偽装確認用SMS)が携帯電話端末5に届くようになる。
つまり、携帯電話端末5からY社に送信された決済希望のSMS(第1SMS)に含まれる携帯電話番号が偽装された他人の携帯電話番号である場合には、Y社から返信されたワンタイムパスコード(OTPC)と特定された商品名と販売金額とを含むSMSが、他人の携帯電話端末5に届くようになるので、これら偽装された他人が、以下に示すように、再度、決済希望のSMSをY社に送信することはないので、これら携帯電話番号を偽装した不適切な決済が実施されてしまうことを回避することができる。
そして、これらワンタイムパスコード(OTPC)と特定された商品名と販売金額とを含むSMS(偽装確認用SMS)の受信に応じて利用者は、商品名と金額に間違いがないかを確認し、間違いがない場合には、該受信したワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMS(第2SMS)を特別SMS電話番号に対して再度、送信する。この際、送信するSMSには、Y社のキーワード「代金決済」を挿入しなくても、前述したように、セッション有効期限内であれば、プロトコル変換処理1により、送信先がY社と特定されて、当該SMSがY社に送信されるが、当然ながら、Y社のキーワード「代金決済」を挿入するようにしても良い。
このようにして携帯電話端末5から送信されるワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMSは、前述した最初のSMS(第1SMS)と同じく、SMSサーバ3により送信先としてプロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)が特定されて、該プロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)に送信(中継)される。
そして、プロトコル変換サーバ1において前述したプロトコル変換処理1が実施されることで、キーワード「代金決済」が含まれること、或いは、キーワード「代金決済」が含まれていなくてもセッション期限時の範囲内であることで、Y社の企業サーバ6bが送信先として特定され、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づくSMSが仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づくSMSに変換されて、Y社の企業サーバ6bに送信される。
このワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMS(第2SMS)の受信に応じてY社の企業サーバ6bは、前述したように、受信したSMSが第1SMSであるか第2SMSであるかの判定を行って、ワンタイムパスコード(OTPC)が含まれることに基づいて第2SMSであると判定する。
そして、受信したSMS(第2SMS)に含まれるワンタイムパスコード(OTPC)に対応付けて、受信したSMS(第2SMS)に含まれる仮想携帯電話番号が記憶されているとともに、その時点の時刻が該ワンタイムパスコード(OTPC)に対応する有効期限時刻を過ぎていないことを条件に、該ワンタイムパスコード(OTPC)が有効、つまり、該ワンタイムパスコード(OTPC)による送信者確認がOKであると判断して、決済に必要となるクレジットカード番号や電子マネーID等の決済情報の送信を要求する決済情報要求SMSを返信する。
該返信された決済情報要求SMSはプロトコル変換サーバ1に送信されて、プロトコル変換サーバ1において前述したプロトコル変換処理2が再び実施されることで、仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づく決済情報要求SMSが、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づく決済情報要求SMSに変換されて、送信先のキャリアに設置されているSMSサーバ3に対して送信される。
SMSサーバ3は、プロトコル変換サーバ1から送信されてきた自身のキャリアプロトコルの決済情報要求SMSの受信に応じて、該決済情報要求SMSに含まれる実の携帯電話番号の携帯電話端末5に対して、該SMSを送信することで、Y社の企業サーバ6bからの決済情報要求SMSが携帯電話端末5に届く。
この決済情報要求SMSの受信に応じて利用者は、該決済に必要となるクレジットカード番号や電子マネーIDや携帯電話料金からの決済を要求する所定の電話料金決済用の暗証番号等の決済情報を含む決済情報SMSを特別SMS電話番号に対して再度、送信する。この際、送信する決済情報要求SMSには、Y社のキーワード「代金決済」を挿入しなくても、前述したように、セッション有効期限内であれば、プロトコル変換処理1により、送信先がY社と特定されて、当該SMSがY社に送信されるが、当然ながら、Y社のキーワード「代金決済」を挿入するようにしても良い。
このようにして携帯電話端末5から送信される決済情報SMSは、前述した最初のSMSと同じく、SMSサーバ3により送信先としてプロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)が特定されて、該プロトコル変換サーバ1(ゲートウエイセンター)に送信(中継)される。
そして、プロトコル変換サーバ1において前述したプロトコル変換処理1が実施されることで、キーワード「代金決済」が含まれること、或いは、キーワード「代金決済」が含まれていなくてもセッション期限時の範囲内であることで、Y社の企業サーバ6bが送信先として特定され、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づく決済情報SMSが仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づく決済情報SMSに変換されて、Y社の企業サーバ6bに送信される。
この決済情報SMSの受信に応じてY社の企業サーバ6bは、受信した決済情報SMSに含まれる決済情報を抽出するとともに、当該受信した決済情報SMSに含まれる仮想携帯電話番号に対応付けて記憶されている決済金額(販売金額)を特定し、該抽出した決済情報と該特定した決済金額とを含む決済要求を、通信回線を介して決済機関に対して送信することで、該決済情報に基づく決済が可能か否かが決済機関で判断され、決済結果がY社の企業サーバ6bに返信される。
そして、該決済機関からの決済結果の受信に応じてY社の企業サーバ6bは、該受信した決済結果を含む決済結果SMSを作成して、該作成した決済結果SMSを返信する。
尚、これら決済結果SMSの返信に基づいて、一時記憶された仮想携帯電話番号並びに仮想携帯電話番号に対応するワンタイムパスコード(OTPC)等のデータが消去される。
そして、これら返信された決済結果SMSはプロトコル変換サーバ1に送信されて、プロトコル変換サーバ1において前述したプロトコル変換処理2が再び実施されることで、仮想携帯電話番号を含むSMPPに基づく決済結果SMSが、実の携帯電話番号を含むキャリアプロトコルに基づく決済結果SMSに変換されて、送信先のキャリアに設置されているSMSサーバ3に対して送信される。
SMSサーバ3は、プロトコル変換サーバ1から送信されてきた自身のキャリアプロトコルの決済結果SMSの受信に応じて、該決済結果SMSに含まれる実の携帯電話番号の携帯電話端末5に対して、該SMSを送信することで、Y社の企業サーバ6bからの決済結果SMSが携帯電話端末5に届く。
尚、本実施例のデータ管理サーバ2は、所定時間間隔毎に定期的に図8に示すゲートウエイデータベース(GW−DB)更新処理を実施する。
本実施例のゲートウエイデータベース(GW−DB)更新処理においてデータ管理サーバ2は、まず、更新対象のゲートウエイデータベース(GW−DB)に対応する消去条件を特定する(ステップSc1)。
具体的には、更新対象のゲートウエイデータベース(GW−DB)が、X社のゲートウエイデータベース(GW−DB)であれば、図3(c)の消去条件テーブルにおいてX社に対応して記憶されている消去条件を抽出して特定し、Y社のゲートウエイデータベース(GW−DB)であれば、図3(c)の消去条件テーブルにおいてY社に対応して記憶されている消去条件を抽出して特定し、Z社のゲートウエイデータベース(GW−DB)であれば、図3(c)の消去条件テーブルにおいてZ社に対応して記憶されている消去条件を抽出して特定する。
そして、該特定した消去条件を満足する仮想電話番号を、更新対象のゲートウエイデータベース(GW−DB)から全て抽出する(ステップSc2)
次に、消去条件を満足する仮想電話番号が存在するか否か、つまり、抽出した仮想電話番号が有るか否かを判定し、存在する場合には該抽出した仮想電話番号の記憶(登録)を消去する(ステップSc4)一方、抽出した仮想電話番号が無い場合には、ステップSc4を経由することなくステップSc5に進む。
ステップSc5では、全てのゲートウエイデータベース(GW−DB)について当該更新処理を実施したか否かを判定し、実施していなければ、次のゲートウエイデータベース(GW−DB)を更新対象に設定してステップSc1に戻る。
このようにすることで、消去条件を満たした仮想電話番号と当該仮想電話番号に対応する実の携帯電話番号等のデータが、各会社のゲートウエイデータベース(GW−DB)から消去されるようになるため、ゲートウエイデータベース(GW−DB)の記憶に必要となる記憶容量を低減できるとともに、本実施例では、これら消去条件を個々の会社の営業形態に合わせて各会社毎に設定できるようになっているので、無駄に仮想電話番号記憶手段となるゲートウエイデータベース(GW−DB)の記憶容量が消費されてしまうことを回避することができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの消去条件を、全ての会社で同一としても良い。
尚、これら消去条件を満たしていなくても、各ゲートウエイデータベース(GW−DB)のデータは、例えば、各ゲートウエイデータベース(GW−DB)に対応する会社において仮想電話番号等の情報漏洩が発生した場合等において、該会社に対応するゲートウエイデータベース(GW−DB)のデータを全て消去することで、流出した仮想電話番号の不正利用による迷惑SMSを防止することができる。
以上、本実施例によれば、偽装確認用ショートメッセージであるワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMSが決済希望を含む第1ショートメッセージとなる、購入希望の商品の商品コードとを含むSMSの送信元に送信されるので、該商品コードとを含む決済希望のSMSにおいて送信元が偽装されている場合には、偽装した不正者が使用する携帯電話端末5ではなく、偽装された携帯電話番号の正規の利用者(被偽装者)が使用する携帯電話端末5に対して偽装確認用ショートメッセージが届くことになり、偽装が判明するようになるので、SMSを利用した決済において他人の携帯電話番号に偽装した不適切な決済が実施されてしまうことを防止することができる。
また、本実施例によれば、本発明における識別コードとなるワンタイムパスコード(OTPC)を利用することで、受信した決済希望のSMSが、ワンタイムパスコード(OTPC)を含む偽装確認用のSMSに対応するSMS(第2ショートメッセージ)であるのか、それとも偽装確認用のSMSに対応していない最初のSMS(第1ショートメッセージ)のいずれであるのかを確実かつ容易に判定できるとともに、個々の決済で異なるワンタイムパスコード(OTPC)が生成されるため、これらワンタイムパスコード(OTPC)が、ワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMSが送信された利用者の携帯電話端末から盗用されたとしても、該盗用されたワンタイムパスコード(OTPC)を使用して決済を実施することはできないので、これらワンタイムパスコード(OTPC)の盗用または偽装による決済を回避できるので、決済におけるセキュリティを向上できる。
また、本実施例によれば、ワンタイムパスコード(OTPC)は、所定期間に限ってのみ有効とされるため、これらワンタイムパスコード(OTPC)が盗用されて繰返し利用されてしまうことを回避できるので、決済におけるセキュリティを向上できる。
また、本実施例によれば、ワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMS(偽装確認用ショートメッセージ)に加えて決済情報要求SMSが送信され、該決済情報要求SMSがワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMS(偽装確認用ショートメッセージ)の送信元に届くことに応じて決済情報を含む決済情報SMSジを受信することによってのみ、決済機関に決済要求を送信して決済が実施されるので、ワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMS(偽装確認用ショートメッセージ)のみを用いて偽装確認を実施する場合に比較して偽装確認の信頼性を著しく向上することができる。
また、本実施例によれば、携帯電話端末5の携行者(利用者)は、代金の決済を行う前に、興味のある商品に関する情報を、種々の検索エンジンにアクセスして検索を実施しなくても、簡単に入手することができ、携行者(利用者)の利便性を向上できる。
また、本実施例によれば、SMS中に含まれるキーワードによって該SMSの送信先の企業が特定されるようになるので、複数の企、例えば、グループ企業等が共通宛先番号となる同一の特別SMS電話番号を使用することができるようになるので、企業サーバに対して割り当てられる特別SMS電話番号を使用しつつ、より多くの企業が情報の提供やサービスを実施することが可能となる。
つまり、商品情報の提供サービスを行う会社Xと、代金決済のサービスを行う会社Yとが同一の共通宛先番号を使用することができるようになるので、携帯電話端末5の利用者は、個々のサービスで個別の電話番号を記憶しておく必要がなく、利用者の利便性を向上できる。
また、本実施例によれば、SMS中にキーワードが含まれていない場合には、エラーSMSが返信されるので、当該SMSの送信者は、送信したSMSが送信先に届いていないことを迅速に確認することができる。
また、本実施例によれば、SMSの送信者に返信されたエラーSMSには、当該利用者が送信したSMSの特別SMS電話番号に対応する正しいキーワードが含まれているため、該利用者が正しいキーワードを正確に把握することができるようになるので、誤ったキーワードが含まれるSMSが繰返し送信されることによる不都合、例えば、利用者においてSMS送信料が無用に増大してしまうことの発生を大幅に回避することができる。
また、本実施例によれば、1のショートメッセージのやりとりが発生してからの経過期間がセッション有効期限の期間内である場合には、キーワードが含まれていなくても送信先が特定されるようになるので、携帯電話端末5と企業サーバ6との間においてショートメッセージのやりとりが繰返し実施される場合において、携帯電話端末5の利用者は、いちいちショートメッセージにキーワードを挿入する必要がないので、携帯電話端末5の利用者の利便性を向上することができる。
つまり、代金決済において、最初のSMSを送信してからの経過時間が所定期間以内である場合には、企業サーバ6b(決済サーバコンピュータ)を運営する企業に対応するキーワード「代金決済」が含まれていなくても、ワンタイムパスコード(OTPC)を含む第2SMSや決済情報SMSの送信先が企業サーバ6b(決済サーバコンピュータ)であると特定されるようになるので、代金の決済を行う場合において携帯電話端末5の利用者は、いちいち第2SMSや決済情報SMSにキーワード「代金決済」を挿入する必要がないので、携帯電話端末5の利用者の利便性を向上することができる。
尚、本実施例では、企業サーバ6から携帯電話端末5に対してSMSが送信される場合に実施されるプロトコル変換処理2においても、前述したステップS9におけるセッション期限時更新処理が実施されて、セッション期限時が更新されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらセッション期限時更新処理をプロトコル変換処理1のみで実施するようにしても良い。
また、本実施例によれば、振分け用データベースにおいて、各企業毎にセッション有効期限が記憶されていることにより、各企業における情報やサービスの提供形態の違いに応じたセッション有効期限を設定することができるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらセッション有効期限を各会社で共通としても良い。
また、本実施例によれば、キャリアの携帯電話端末5から送信される各キャリアプロトコルによるSMSが所定プロトコルとなるSMPPのSMSに変換されて送信されるとともに、各企業サーバ6から送信されるSMPPのSMSが各キャリアプロトコルによるショートメッセージに変換されて送信されるようになるので、各企業は、各キャリアのキャリアプロトコルのショートメッセージを個別に作成する必要がなく、SMSゲートウェイサービスセンタ(プロトコル変換サーバ1)に接続してSMPPのSMSのみを作成するだけで、各キャリアの携帯電話端末5とショートメッセージを容易に送受することができる。
また、本実施例によれば、プロトコル変換処理1において、携帯電話番号が仮想携帯電話番号に置換されてSMPPのSMSデータが生成されるので、発信元携帯電話端末5の携帯電話番号を個々の会社(企業)に把握されることなくSMSを仲介することができるようになるため、例えば、ナンバーポータビリティにより電話番号の重要性が増大する中、個々の企業からの情報流出により、発信元携帯電話端末の電話番号が流出してしまうことを防止することができる。
また、本実施例によれば、仮想携帯電話番号と携帯電話番号とが対応付けて記憶され、プロトコル変換処理2において、仮想携帯電話番号が実の携帯電話番号に置換されて送信先のキャリアプロトコルのSMSデータが生成されるので、発信元携帯電話端末5の携帯電話番号を個々の企業に把握されてしまうことを防止しつつ、各企業からSMSを送信(返信)することができる。
また、本実施例によれば、各ゲートウエイデータベース(GW−DB)への仮想電話番号の登録が、プロトコル変換1において、携帯電話番号の登録が無いことを条件に自動的に実施されるので、各ゲートウエイデータベース(GW−DB)に各キャリアの携帯電話端末5の携帯電話番号と当該電話番号に対応する仮想電話番号とを予め記憶しておく必要がなく、これらゲートウエイデータベース(GW−DB)に記憶されるデータ容量を必要最小限に低減できるばかりか、これら携帯電話番号と仮想電話番号とを記憶する手間も著しく省くこともできる。
また、本実施例によれば、各会社毎に個別の仮想電話番号を記憶して使用するので、例え各会社から仮想電話番号が流出したとしても、これら各会社において使用している仮想電話番号を無効と(消去)しても、その他の会社において使用している仮想電話番号は、そのまま使用できるので、これら仮想電話番号が流出に伴う被害を低減することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、全てのSMSについて、プロトコル変換において仮想電話番号への置換を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前述した消去条件と同じく、A社については仮想電話番号への置換を実施するが、B社については仮想電話番号への置換を実施しない等のように、個々の会社毎に仮想電話番号への置換を実施・非実施を設定できるようにしても良い。
また、前記実施例では、各会社サーバ6との間のプロトコルを同一のSMPPとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら会社との間のプロトコルをSMPP以外のプロトコルとしても良いし、更には、特定の会社については、他の会社とは個別のプロトコルを使用するようにしても良い。
また、前記実施例では、仮想電話番号の流出があった場合に、該流出した仮想電話番号を無効とする方法として、消去することを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら流出した第1の仮想電話番号に対して新たに第2の仮想電話番号を割り当てて、これら第1の仮想電話番号を第2の仮想電話番号に変更して使用することで、第1の仮想電話番号を無効としつつ、第2の仮想電話番号を使用することで、情報の流出があった会社においても、継続してサービスを提供できるようにしても良い。
また、前記実施例では、X社、Y社、Z社に共通の特別SMS電話番号を割り当てた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらX社、Y社、Z社に個別の特別SMS電話番号を割り当てるようにしても良い。
また、前記実施例では、Y社の企業サーバ6bが、ワンタイムパスコード(OTPC)を含むSMSを返信することで、ワンタイムパスコード(OTPC)を抽出することで、
いずれの携帯電話端末5との決済であるかを容易に特定できる、つまり、個々の決済を容易に識別できるとともに、該SMSが、決済のどの段階におけるSMSであるのかを容易に区別できるようになることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらワンタイムパスコード(OTPC)を含まないSMSを携帯電話端末5に返信するようにしても良い。
また、前記実施例では、各企業サーバ6が複数のキャリアとのSMSの授受を容易に実施できるようにするために、プロトコル変換を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、1のキャリアの携帯電話端末5のみを対象とする場合には、これらプロトコル変換を実施しないようにしても良い。
また、前記実施例では、各企業サーバ6を運営する各会社X〜Zから、携帯電話端末5の実の携帯電話番号が流出してしまうことがないようにするために、仮想携帯電話番号への変換を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら仮想携帯電話番号への変換を実施しないようにしても良い。
また、前記実施例では、代金決済において企業サーバ6bが、決済情報要求SMSを返信して決済情報を個別のSMSにて携帯電話端末5から受信することで、送信元が偽装されていないことを2回に亘って確認することによって、偽装確認の信頼性を著しく向上できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら決済情報をワンタイムパスコード(OTPC)を含む2回目のSMSにて送信することで、決済において携帯電話端末5から送信されるSMSを2つのみとしても良い。
また、前記実施例では、決済サーバコンピュータとなる企業サーバ6bにおいて、受信したSMSが第1SMSであるのか、偽装確認用SMSの送信に対応した第2SMSであるのかの判断をワンタイムパスコード(OTPC)が含まれているか否かにより実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、受信したSMSに商品コードが含まれていれば第1SMSであると識別するとともに、該第1SMSに含まれる送信元の携帯電話番号を、2次SMSの受信対象とする携帯電話番号として所定の有効期間に限り一時的に記憶して、該送信元の携帯電話番号に決済希望のSMSの再送信を要求する偽装確認用SMS(ワンタイムパスコード(OTPC)を含まない)を返信する一方、受信したSMSに商品コードが含まれていなければ、該受信したSMSの送信元の携帯電話番号が、2次SMSの受信対象とする携帯電話番号として記憶されていることを条件に、2次SMSと判定するようにしても良いし、これらの手法と異なる手法によって1次SMSであるか2次SMSであるかの判断を実施するようにしても良い。
1 プロトコル変換サーバ
2 データ管理サーバ
3 SMSサーバ
4 基地局
5 携帯電話端末
6 企業サーバ

Claims (9)

  1. ショートメッセージサービスを提供するキャリアの携帯電話端末とのショートメッセージの送受機能を有するとともに、決済機関に接続されたサーバであって、ショートメッセージを用いて代金の決済を行う決済サーバコンピュータを含むショートメッセージ決済システムであって、
    前記決済サーバコンピュータは、
    前記携帯電話端末から決済希望の第1ショートメッセージを受信したときに、該受信した第1ショートメッセージに含まれる送信元の携帯電話番号宛に、決済希望の第2ショートメッセージの再送信を要求する偽装確認用ショートメッセージを返信する偽装確認用ショートメッセージ返信手段と、
    前記第1ショートメッセージの送信元の携帯電話番号宛に偽装確認用ショートメッセージを返信したことを特定可能な返信特定情報を記憶する返信特定情報記憶手段と、
    前記携帯電話端末から決済希望のショートメッセージを受信したときに、前記返信特定情報記憶手段に記憶されている返信特定情報に基づいて、該ショートメッセージが前記第1ショートメッセージであるか前記偽装確認用ショートメッセージに対応する第2ショートメッセージであるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により第2ショートメッセージであると判定されたことを条件に、前記決済機関に対して決済要求を送信する決済要求送信手段と、
    備えることを特徴とするショートメッセージ決済システム。
  2. 前記決済サーバコンピュータは、前記判定手段により第1ショートメッセージであると判定されたことに応じて当該決済に固有な識別コードを生成する識別コード生成手段を備え、
    前記偽装確認用ショートメッセージ返信手段は、前記識別コード生成手段にて生成された識別コードを含むとともに、該識別コードを挿入した第2ショートメッセージの再送信を要求する偽装確認用ショートメッセージを返信し、
    前記返信特定情報記憶手段は、前記識別コード生成手段にて生成された識別コードを前記返信特定情報として記憶し、
    前記判定手段は、決済希望のショートメッセージを受信したときに、該受信したショートメッセージに含まれる識別コードが前記返信特定情報記憶手段に記憶されていることに基づいて、該ショートメッセージが当該識別コードを含む前記偽装確認用ショートメッセージに対応する第2ショートメッセージであると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のショートメッセージ決済システム。
  3. 前記識別コードは、生成されてから所定期間に限り有効とされたワンタイム識別コードである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のショートメッセージ決済システム。
  4. 前記判定手段により第2ショートメッセージであると判定されたことを条件に、該第2ショートメッセージの送信元に対して決済を行うために必要な決済情報の送信を要求する決済情報要求ショートメッセージを送信する決済情報要求ショートメッセージ送信手段を備え、
    前記決済要求送信手段は、前記決済情報要求ショートメッセージの受信に応じて前記携帯電話端末から送信される決済情報を含む決済情報ショートメッセージを受信したことを条件に、該決済情報ショートメッセージから抽出した決済情報を含む決済要求を前記決済機関に対して送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のショートメッセージ決済システム。
  5. 前記携帯電話端末とのショートメッセージの送受機能を有するとともに、インターネットに接続されたサーバであって、商品情報を含むショートメッセージを送信する商品情報提供サーバコンピュータをさらに含み、
    前記商品情報提供サーバコンピュータは、
    前記携帯電話端末から商品を特定可能な商品特定情報を含むショートメッセージを受信するショートメッセージ受信手段と、
    前記受信したショートメッセージに含まれる商品特定情報から特定される商品に関する情報を、前記インターネット上の検索エンジンによる検索結果に基づいて取得する商品情報取得手段と、
    前記商品情報取得手段にて取得した商品に関する情報を含む商品情報ショートメッセージを作成する商品情報ショートメッセージ作成手段と、
    前記商品情報ショートメッセージ作成手段にて作成された商品情報ショートメッセージを、前記商品特定情報を含むショートメッセージの送信元に返信する商品情報ショートメッセージ送信手段と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のショートメッセージ決済システム。
  6. 前記キャリアに設置されたショートメッセージサービスサーバと、前記決済サーバコンピュータ並びに前記商品情報提供サーバコンピュータに接続されたゲートウエイサーバコンピュータを含み、
    前記決済サーバコンピュータと前記商品情報提供サーバコンピュータには、単一の共通宛先番号が割り当てられており、
    前記ゲートウエイサーバコンピュータは、
    単一の共通宛先番号が割り当てられた前記決済サーバコンピュータと前記商品情報提供サーバコンピュータを運営する各企業を特定可能な企業特定情報と当該企業に関するキーワードとを対応付けて記憶する企業キーワード記憶手段と、
    前記ショートメッセージサービスサーバから前記共通宛先番号宛のショートメッセージを受信したときに、該ショートメッセージ中に含まれるキーワードに対応付けて前記企業キーワード記憶手段に記憶されている企業特定情報から特定される企業を、該ショートメッセージの送信先の企業として特定する送信先特定手段と、
    前記送信先特定手段にて特定した企業が運営している前記決済サーバコンピュータまたは前記商品情報提供サーバコンピュータに対して、当該キーワードを含むショートメッセージを送信するショートメッセージ送信手段と、
    備えることを特徴とする請求項5に記載のショートメッセージ決済システム。
  7. 前記ゲートウエイサーバコンピュータは、前記携帯電話端末と前記決済サーバコンピュータとの間における1のショートメッセージの送信からの経過時間を特定可能に管理する経過時間管理手段を備え、
    前記送信先特定手段は、前記共通宛先番号が割り当てられた前記決済サーバコンピュータを運営する企業のキーワードが含まれていないショートメッセージを受信したときには、前記経過時間管理手段にて特定される1のショートメッセージの送信からの経過時間が所定期間以内であることを条件に、前記決済サーバコンピュータを送信先として決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のショートメッセージ決済システム。
  8. 前記キャリアが複数であって、
    前記ゲートウエイサーバコンピュータは、各キャリアのショートメッセージサービスサーバを介して当該キャリアの携帯電話端末から送信される当該キャリア独自のキャリアプロトコルによるショートメッセージを、少なくとも前記決済サーバコンピュータとの間においてショートメッセージを送受するための所定プロトコルのショートメッセージに変換する第1プロトコル変換処理と、少なくとも前記決済サーバコンピュータから送信されるショートメッセージの送信先となるキャリアを特定し、該特定したキャリアにて使用されている前記キャリアプロトコルに該所定プロトコルのショートメッセージを変換する第2プロトコル変換処理とを実施するプロトコル変換手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のショートメッセージ決済システム。
  9. 前記ゲートウエイサーバコンピュータは、前記第1プロトコル変換処理において、前記キャリアプロトコルのショートメッセージに含まれる当該キャリアにおける発信元携帯電話端末の電話番号を、当該電話番号に無関連系な仮想電話番号に置換する
    ことを特徴とする請求項8に記載のショートメッセージ決済システム。
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