JP2013142997A - 画像処理プログラムおよび画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像に対し、同じ画像処理を実行するのに要する計算時間を短縮することができる画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】本発明の画像処理プログラムは、第1画像処理ステップと、第2画像処理ステップとをコンピュータに実行させる。第1画像処理ステップは、第1画像および第2画像のうちの第1画像から、画像処理のパラメータを算出しつつ、そのパラメータを用いて、第1画像に対しその画像処理を実行するステップである。第2画像処理ステップは、上記パラメータを用いて、第2画像に対し上記画像処理を実行するステップである。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理プログラムおよび画像処理装置に関する。
従来より、複数の画像に対し、同じ画像処理を実行することが望まれる場合がある。例えば、特許文献1では、動画に含まれる画像の振れを補正するべく、各時刻の画像から各時刻での画像処理のパラメータを算出し、各時刻での画像処理のパラメータを用いて、各時刻の画像を補正する技術が開示されている。
特開2010−10798号公報
しかしながら、特許文献1では、同じ画像処理の実行の対象である複数の画像について、別々に画像処理のパラメータが算出される。なお、本明細書において、同じ画像処理とは、同じアルゴリズムで実現される画像処理を意味し、異なるパラメータが用いられる場合を含むものとする。そうすると、複数の画像に対する画像処理の計算時間が膨大になる虞がある。この問題は、画像処理のパラメータの算出が高負荷な処理である場合に、特に顕著になる。
本発明は、複数の画像に対し、同じ画像処理を実行するのに要する計算時間を短縮することができる画像処理プログラムおよび画像処理装置を提供することを目的とする。
第1観点に係る画像処理プログラムは、第1画像処理ステップと、第2画像処理ステップとをコンピュータに実行させる。第1画像処理ステップは、第1画像および第2画像のうちの第1画像から、画像処理のパラメータを算出しつつ、そのパラメータを用いて、第1画像に対しその画像処理を実行するステップである。第2画像処理ステップは、上記パラメータを用いて、第2画像に対し上記画像処理を実行するステップである。
ここでは、第1画像および第2画像に対し、同じ画像処理が実行される。そして、第1画像および第2画像のうちの第1画像のみから、両画像に対する画像処理に用いられるパラメータが算出される。言い換えると、第1画像から第1画像に対する画像処理用に算出されたパラメータが、第2画像に対する画像処理に流用される。なお、パラメータを流用する態様としては、第1画像から算出されたパラメータをそのまま第2画像に対する画像処理に用いる態様や、第1画像から算出されたパラメータを微調整して第2画像に対する画像処理に用いる態様等が考えられる。つまり、第2画像に対する画像処理用にパラメータを算出する処理が省略又は簡略化される。従って、複数の画像に対し、同じ画像処理を実行するのに要する計算時間が短縮される。
第2観点に係る画像処理プログラムは、第1観点に係る画像処理プログラムであって、第1画像および第2画像は、同じタイムライン上の画像である。
多くの場合、同じタイムラインに属する少なくとも一部の複数の画像に対しては、同じパラメータを用いて同じ画像処理を実行することが適切となり得る。それらの画像は、似通った条件下で撮影された可能性が高いからである。ここでは、同じタイムライン上の第1画像および第2画像に対し、同じパラメータを用いて同じ画像処理を実行可能である。従って、画像処理を高速化しつつ、適切な画像を得ることができる。
第3観点に係る画像処理プログラムは、第1観点に係る画像処理プログラムであって、第1画像および第2画像は、異なるタイムライン上の画像である。
異なるタイムラインに属する複数の画像に対し、同じパラメータを用いて同じ画像処理を実行することが適切となる場合がある。例えば、それらの画像が、同じ場所に設置された同じカメラによって撮影された場合などである。ここでは、異なるタイムライン上の第1画像および第2画像に対し、同じパラメータを用いて同じ画像処理を実行可能である。従って、画像処理を高速化しつつ、適切な画像を得ることができる。
第4観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第3観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、上記パラメータは、ボケ具合を含む。上記画像処理は、エッジを強調する処理を含む。
ここでは、第1画像から推定された第1画像のボケ具合を用いて、第1画像だけでなく、第2画像のエッジを強調する処理が実行される。ボケ具合とは、例えば、点拡がり関数(PSF)として表される。ボケ具合は、焦点ボケであれば、カメラのレンズの特性に依存するパラメータである。従って、第1画像および第2画像が同じカメラで撮影された画像であれば、第1画像から推定されたボケ具合を、第2画像に適用し得る。ここでは、撮影に使用されたカメラが同じである等、似通った条件下で撮影された複数の画像に対するエッジ強調処理を高速化しつつ、適切な画像を得ることができる。
第5観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第4観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、上記パラメータは、ノイズ情報、歪曲収差情報および周辺光量情報の少なくとも1つを含む。上記画像処理は、ノイズを除去する処理、ノイズを付加する処理、歪曲収差を補正する処理および周辺光量を補正する処理の少なくとも1つを含む。
ここでは、第1画像から推定された第1画像のノイズ情報、歪曲収差情報および周辺光量情報の少なくとも1つを用いて、第1画像だけでなく、第2画像のノイズを除去する処理、ノイズを付加する処理、歪曲収差を補正する処理および周辺光量を補正する処理の少なくとも1つが実行される。ノイズ情報、歪曲収差情報および周辺光量情報は、カメラ、撮影時刻、撮影場所等の撮影条件に依存するパラメータである。従って、似通った条件下で撮影された複数の画像に対するノイズ除去処理、歪曲収差補正処理および周辺光量補正処理を高速化しつつ、適切な画像を得ることができる。
第6観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第5観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、指示受付ステップをさらにコンピュータに実行させる。指示受付ステップは、第1画像および第2画像に対し、上記画像処理を実行する指示を受け付けるステップである。第1画像処理ステップは、上記指示に応じて、上記パラメータを算出しつつ、第1画像に対し上記画像処理を実行するステップである。第2画像処理ステップは、上記パラメータが算出されたことに応じて、第2画像に対し上記画像処理を実行するステップである。
ここでは、ユーザが画像処理の実行を指示すると、自動的に画像処理のパラメータが算出され、自動的に第1画像および第2画像が画像処理される。従って、画像処理を指示した後、画像処理が完了するまでのユーザの待ち時間が短縮される。
第7観点に係る画像処理装置は、第1画像処理部と、第2画像処理部とを備える。第1画像処理部は、第1画像および第2画像のうちの第1画像から、画像処理のパラメータを算出しつつ、そのパラメータを用いて、第1画像に対しその画像処理を実行する。第2画像処理部は、上記パラメータを用いて、第2画像に対し上記画像処理を実行する。
ここでは、第1画像および第2画像に対し、同じ画像処理が実行される。そして、第1画像および第2画像のうちの第1画像のみから、両画像に対する画像処理に用いられるパラメータが算出される。言い換えると、第1画像から第1画像に対する画像処理用に算出されたパラメータが、第2画像に対する画像処理に流用される。なお、パラメータを流用する態様としては、第1画像から算出されたパラメータをそのまま第2画像に対する画像処理に用いる態様や、第1画像から算出されたパラメータを微調整して第2画像に対する画像処理に用いる態様等が考えられる。つまり、第2画像に対する画像処理用にパラメータを算出する処理が省略又は簡略化される。従って、複数の画像に対し、同じ画像処理を実行するのに要する計算時間が短縮される。
本発明によれば、第1画像から第1画像に対する画像処理用に算出されたパラメータが、第2画像に対する画像処理に流用される。つまり、第2画像に対する画像処理用にパラメータを算出する処理が省略又は簡略化される。従って、複数の画像に対し、同じ画像処理を実行するのに要する計算時間が短縮される。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。 画像データが取り込まれる前の基本画面の図である。 画像データが取り込まれた後の基本画面の図である。 確認ウィンドウを示す図である。 選択フレーム群に対するボケ補正処理のフローチャート。 各フレームに対するボケ補正処理のフローチャート。 変形例に係る各フレームに対するボケ補正処理のフローチャート。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像処理プログラムおよび画像処理装置について説明する。
<1.画像処理装置の概要>
図1に示す画像処理装置1は、本発明に係る画像処理装置の一実施形態である。画像処理装置1は、汎用のパーソナルコンピュータである。画像処理装置1には、本発明に係る画像処理プログラムの一実施形態である画像処理プログラム2がインストールされている。画像処理プログラム2は、動画および静止画に対する画像処理を支援するためのアプリケーションソフトウェアである。画像処理プログラム2は、画像処理装置1に後述する動作に含まれるステップを実行させる。
画像処理装置1は、ディスプレイ10、入力部20、記憶部30および制御部40を有する。ディスプレイ10と、入力部20と、記憶部30と、制御部40とは、互いにバス線5で接続されており、相互に通信可能である。本実施形態では、ディスプレイ10は、液晶ディスプレイである。入力部20は、マウスおよびキーボート等から構成される。記憶部30は、ハードディスク等から構成される。制御部40は、CPU、ROMおよびRAM等から構成される。
ディスプレイ10は、後述する画面等をユーザに対し表示する。入力部20は、画像処理装置1に対するユーザからの操作を受け付ける。
画像処理プログラム2は、記憶部30内に格納されている。記憶部30内には、ソフトウェア管理領域50が確保されている。ソフトウェア管理領域50は、画像処理プログラム2が使用する領域である。ソフトウェア管理領域50内には、オリジナル画像領域51および加工ファイル領域52が確保されている。各領域51,52の役割については、後述する。
制御部40は、記憶部30内に格納されている画像処理プログラム2を読み出して実行することにより、仮想的に画像処理部41および指示受付部42として動作する。各部41,42の動作については、後述する。
<2.画像処理装置の構成および動作の詳細>
制御部40は、ユーザが入力部20を介して所定の操作を行ったことを検知すると、画像処理プログラム2を起動する。画像処理プログラム2が起動されると、基本画面W1(図2参照)がディスプレイ10上に表示される。なお、制御部40は、ディスプレイ10上に表示される画面、ウィンドウ、ボタンその他の全ての要素の表示を制御する。
<2−1.画像データの取り込み>
基本画面W1は、オリジナル画像領域51への画像データの取り込みの命令をユーザから受け付ける。オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データは、後述する画像処理の対象になる。制御部40は、静止画ファイル又は動画ファイルから、オリジナル画像領域51へ画像データを取り込む。なお、本明細書において、静止画ファイルとは、静止画形式のデータファイルであり、動画ファイルとは、動画形式のデータファイルである。
静止画ファイルから画像データを取り込む場合、ユーザは、入力部20を操作することにより、1の静止画ファイルを指定するか、又は1のフォルダを指定する。前者の場合、制御部40は、その静止画ファイルの記憶部30内のアドレスパスおよびファイル名をユーザに入力させる。後者の場合、制御部40は、そのフォルダの記憶部30内のアドレスパスおよびフォルダ名をユーザに入力させる。その後、制御部40は、指定された1の静止画ファイル又は指定された1のフォルダ内の全ての静止画ファイルを、オリジナル画像領域51に静止画ファイル群として保存する。なお、本明細書において、「群」という場合には、その要素数は複数とは限らず、1つであってもよい。
一方、動画ファイルから画像データを取り込む場合、ユーザは、入力部20を操作することにより、1の動画ファイルの記憶部30内のアドレスパスおよびファイル名を入力する。制御部40は、ユーザが動画ファイルを指定したことを検知すると、基本画面W1上に動画取込みウィンドウ(図示されない)を重ねて表示させる。動画取込みウィンドウは、指定された動画ファイルの全タイムラインのうち、任意の長さのタイムラインの選択をユーザから受け付ける。制御部40は、ユーザが入力部20を介して任意の長さのタイムラインの選択を行ったことを検知すると、その選択に対応する静止画ファイル群を生成する。この静止画ファイル群は、ユーザの選択に係るタイムラインの動画に含まれるフレーム群に1対1で対応する。その後、制御部40は、この静止画ファイル群をオリジナル画像領域51に保存する。
従って、本実施形態では、後述する画像処理の対象は、動画ファイルではなく、静止画ファイルである。静止画ファイルは、オリジナル画像領域51へファイル単位、フォルダ単位、あるいは動画ファイルの全部又は一部のタイムライン単位で取り込まれる。
<2−2.静止画ファイル群の再生>
オリジナル画像領域51へ静止画ファイル群が取り込まれると、制御部40は、基本画面W1上に表示ウィンドウW2(図3参照)を重ねて表示させる。表示ウィンドウW2は、オリジナル画像領域51への静止画ファイル群の取り込み動作の数だけ、表示される。
表示ウィンドウW2内には、まず、オリジナル画像領域51へ取り込まれた静止画ファイル群に含まれる1の静止画ファイル(例えば、タイムライン上で先頭のフレームに対応する静止画ファイル)が表示される。なお、制御部40は、静止画ファイル群が動画ファイルに由来するものではなく、静止画ファイルに由来するものであっても、静止画ファイル群に含まれる静止画ファイルをタイムラインに沿って配列されているものと認識する。配列は、ファイルの属性(ファイル名、作成日時、更新日時等)から自動的に判断される。
後述するとおり、表示ウィンドウW2内に表示されるフレームは、ユーザの操作を受けて切り替わる。制御部40は、表示ウィンドウW2内に現在表示されているフレームの識別情報をリアルタイムに管理する。
制御部40は、表示ウィンドウW2内で、その表示ウィンドウW2に対応する静止画ファイル群を、動画として再生可能である。図3に示すとおり、制御部40は、基本画面W1上に、ウィンドウ選択プルダウンメニューT1、再生ボタンT2、コマ送りボタンT3、コマ戻しボタンT4およびタイムラインバーT5を表示する。
表示ウィンドウW2が複数存在する場合であっても、アクティブな表示ウィンドウW2は1つである。ウィンドウ選択プルダウンメニューT1は、どの表示ウィンドウW2をアクティブとするかの選択をユーザから受け付ける。以下、アクティブな表示ウィンドウW2に対応する静止画ファイル群を、アクティブファイル群と呼ぶ。また、アクティブな表示ウィンドウW2内に現在表示されているフレームを、アクティブ表示フレームと呼ぶ。
再生ボタンT2は、アクティブファイル群の動画としての再生の命令をユーザから受け付ける。制御部40は、ユーザが入力部20を介して再生ボタンT2を押下したことを検知すると、アクティブな表示ウィンドウW2内に、アクティブファイル群のフレームをタイムラインに沿って順次コマ送りの形式で表示させる。なお、再生は、再生ボタンT2が押下された時点のアクティブ表示フレームから開始する。また、再生ボタンT2は、再生の停止の命令をユーザから受け付ける。制御部40は、再生中にユーザが入力部20を介して再生ボタンT2を押下したことを検知すると、アクティブな表示ウィンドウW2内の表示を、その時点のアクティブ表示フレームに固定する。
コマ送りボタンT3、コマ戻しボタンT4はそれぞれ、アクティブ表示フレームを、アクティブファイル群のタイムラインに沿って1つ後、1つ前のフレームへ切り替える命令をユーザから受け付ける。
タイムラインバーT5は、アクティブファイル群のタイムラインを図式的に表す。タイムラインバーT5は、そのバーが延びる方向に、アクティブファイル群のフレーム数で等分に分割されている。タイムラインバーT5上の左からn番目の分割領域は、アクティブファイル群のタイムライン上でn番目のフレームに対応する(nは、自然数)。
図3に示すように、タイムラインバーT5は、選択フレーム群に対応する分割領域A1と、非選択フレーム群に対応する分割領域A2とを異なる態様で表示する。選択フレーム群とは、アクティブファイル群のタイムライン上で現在選択されている区間に対応するフレーム群である。非選択フレーム群とは、アクティブファイル群のタイムライン上で現在選択されていない区間に対応するフレーム群である。本実施形態では、領域A1は、薄いトーンの色で表示され、領域A2は、濃いトーンの色で表示される。
タイムラインバーT5は、アクティブファイル群のタイムライン上の任意の区間の選択をユーザから受け付ける。選択される区間は、連続区間であっても、不連続区間であってもよい。言い換えると、ユーザは、入力部20を介してタイムラインバーT5を操作することにより、アクティブファイル群の全フレームの中から、任意のフレームを任意の数だけ選択することができる。具体的には、ユーザは、タイムラインバーT5上で選択したいフレームに対応する分割領域を選択する。分割領域は、同時に複数選択が可能である。画像処理部41は、選択フレーム群を後述される画像処理の対象として認識する。なお、ユーザによりタイムラインバーT5上の分割領域が選択される度に、アクティブ表示フレームは、最新に選択された分割領域に対応するフレームに切り替わる。
<2−3.画像処理>
以下、選択フレーム群に対する画像処理について説明する。
画像処理部41は、ノイズ除去、ノイズ付加、シャープネス、明るさ/コントラスト/彩度調整、画像解像度、回転、文字/矢印/モザイクの付加、歪曲収差補正、周辺光量補正、ボケ補正などの複数の画像処理モジュールを実行可能である。画像処理モジュールは、画像処理プログラム2に組み込まれている。
指示受付部42は、画像処理を実行する指示をユーザから受け付ける。ユーザは、入力部20を介して基本画面W1を操作することにより、画像処理モジュールの中から任意のものを、任意の順番に、任意の回数だけ選択することが可能である。必要であれば、ユーザは、画像処理モジュールの選択に併せて、その画像処理モジュールの実行時に用いられるパラメータを入力する。画像処理部41は、ユーザが画像処理モジュールを1つ選択したことを指示受付部42が検知する度に、選択フレーム群に対しその画像処理モジュールを実行する。なお、選択フレーム群に対し画像処理モジュールを実行するとは、選択フレーム群に含まれる各フレームに対しその画像処理モジュールを実行することである。
フレームに対し画像処理モジュールが1回、2回、3回,・・・と、順次実行されてゆくにつれて、そのフレームは、第1次、第2次、第3次,・・・と、順次加工されてゆく。第0次フレームは、オリジナル画像領域51に保存されている静止画ファイルに対応する。第(m+1)次フレームは、第m次フレームに対し画像処理モジュールを1回実行した後の静止画ファイルに対応する(mは、0以上の整数)。画像処理モジュールが順次実行されてゆくにつれて、第1次以降のフレームに対応する静止画ファイルが順次生成される。これらの静止画ファイルは、加工ファイル領域52内にそれぞれ別のファイルとして保存される。
<2−3−1.ボケ補正>
以下、ボケ補正の画像処理(以下、ボケ補正処理)の詳細について説明する。上記のとおり、指示受付部42は、ボケ補正処理を実行する指示をユーザから受け付ける。画像処理部41は、ユーザによるボケ補正処理の実行の指示に応じて、選択フレーム群に対し、図5に示すボケ補正処理を開始する。
具体的には、制御部40は、ユーザが入力部20を介して基本画面W1上で所定の操作を行ったことを検知すると、基本画面W1上に確認ウィンドウW3(図4参照)を重ねて表示させる。ボケ補正処理に含まれる、後述するステップS22およびステップS23に係る処理は、高負荷の処理である。従って、ボケ補正処理が開始すると、他の処理が滞る可能性がある。確認ウィンドウW3は、ユーザに対しボケ補正処理に時間がかかる旨の警告を表示し、それでもボケ補正処理を実行するか否かをユーザに確認するウィンドウである。
確認ウィンドウW3は、実行ボタンB1およびキャンセルボタンB2を表示する。指示受付部42は、実行ボタンB1を介し、ボケ補正処理を実行する指示をユーザから受け付ける。指示受付部42は、キャンセルボタンB2を介し、ボケ補正処理の実行をキャンセルする指示をユーザから受け付ける。画像処理部41は、ユーザが入力部20を介して実行ボタンB1を押したことを指示受付部42が検知すると、図5に示すボケ補正処理を開始する。
具体的には、画像処理部41は、選択フレーム群に含まれる全フレームについて、ステップS2の処理を順次実行する。ステップS2の処理は、ボケ補正の画像処理モジュールを実行する処理である。ステップS2に先行するステップS1では、ステップS2の処理の対象となるフレーム(以下、対象フレーム)として、選択フレーム群に含まれるフレームであって、未だステップS2の処理を経ていないフレームの中から、タイムラインに沿って先頭のフレームが1枚選択される。従って、図5に示すボケ補正処理では、ステップS1およびステップS2の処理がK回実行される(Kは、1以上の整数)。なお、Kとは、選択フレーム群に含まれるフレーム数である。
L回目のステップS2の実行時、すなわち、対象フレームがL枚目のフレームである時、画像処理部41は、第L画像処理部41−Lとして動作する(Lは、自然数)。L枚目のフレームとは、L回目のステップS1で選択されるフレームである。
図6は、図5のステップS2の処理の詳細を示す。まず、ステップS21では、第L画像処理部41−Lは、対象フレームが1枚目のフレームであるか否かを判断する。第L画像処理部41−Lは、対象フレームが1枚目のフレームであると判断した場合には、処理をステップS22に進め、そうでない場合には、ステップS22をスキップし、処理をステップS23に進める。ステップS22では、パラメータ算出ルーチンが実行され、ステップS23では、ボケ補正ルーチンが実行される。パラメータ算出ルーチンおよびボケ補正ルーチンは、ボケ補正の画像処理モジュールの実行時に、サブルーチンとして呼び出される。パラメータ算出ルーチンおよびボケ補正ルーチンのプログラムは、画像処理プログラム2に組み込まれている。
ステップS22のパラメータ算出ルーチンでは、ステップS23のボケ補正ルーチンで用いられるパラメータが算出される。本実施形態では、ボケ補正ルーチンのパラメータとして、点拡がり関数(PSF)が算出される。
図5および図6から分かるように、ステップS23のボケ補正ルーチンは、選択フレーム群に含まれる各フレームに対して実行されるが、ステップS22のパラメータ算出ルーチンは、選択フレーム群に含まれる全フレームのうち、1枚目のフレームに対してのみ実行される。つまり、画像処理部41−1のみがPSFを算出し、画像処理部41−2,41−3,・・・はPSFを算出しない。従って、ボケ補正ルーチンを繰り返し実行するに当たり、選択フレーム群に含まれる各フレームについてPSFが必要になるものの、PSFは、1回しか算出されない。そこで、本実施形態では、ボケ補正ルーチンの実行時において、後述するとおり、1枚目のフレームのPSFが、選択フレーム群に含まれる残りのフレームのPSFとして流用される。
本実施形態では、PSFは、以下のように算出される。PSFは、対象フレームの焦点ボケを近似する関数であり、本実施形態では、ガウス分布に従うものとして以下のようにモデル化されている。
h(x,y)=(1/2πσ)exp{−(x+y)/2σ} (式1)
ただし、h(x,y)は、PSFであり、x,yは、対象フレームの空間領域の直交座標系であり、πは、円周率であり、σは、標準偏差である。標準偏差σは、画像のボケ具合を表すパラメータである。なお、式1から分かるように、PSFを算出するとは、PSFのモデル式の未知の係数である標準偏差σを算出することに等しい。標準偏差σの算出の方法としては、様々なものが公知であるが、例えば、対象フレームに含まれるエッジ部分の輝度値の変化幅から推定する等、当業者が任意のものを適宜選択し得る。なお、ステップS22でのPSFの算出時には、選択フレーム群に含まれる全フレームのうち、対象フレームのみが参照され、残りのフレームは、参照されない。
ステップS23のボケ補正ルーチンは、対象フレームに含まれるボケを改善し、エッジを強調する処理である。ステップS23では、第L画像処理部41−Lは、ステップS22で算出されたPSF(より正確には、本実施形態では、標準偏差σ)を用いて、対象フレームに対し、ボケ補正ルーチンを実行する。つまり、第L画像処理部41−Lは、PSFからボケる前の対象フレームを推定する。具体的には、本実施形態では、第L画像処理部41−Lは、対象フレームg(x,y)のフーリエ変換後のフレームG(u,v)を、PSFであるh(x,y)のフーリエ変換後の関数H(u,v)の逆数である逆フィルタHinv(u,v)に通し、逆フィルタHinv(u,v)を通過したフレームF(u,v)を逆フーリエ変換することにより、ボケの改善された原フレームf(x,y)を生成する。なお、u,vは、対象フレームの周波数領域の直交座標系である。本アルゴリズムは、以下の式2に基づく。
F(u,v)=Hinv(u,v)G(u,v) (式2)
以上の態様で、選択フレーム群に含まれる全フレームについて、ステップS2の処理が終了すると、図5に示すボケ補正処理が完了する。
<3.用途>
上記のとおり、画像処理プログラム2は、静止画又は動画ファイルのどちらから画像データを取り込もうとも、その後、画像データを静止画ファイル群として管理する。従って、画像処理プログラム2は、同じタイムラインの中の任意のフレームを任意に画像処理したいというユーザの要望に容易に応えることができる。また、画像処理プログラム2は、静止画ファイル群を動画として再生する機能を有している。その結果、画像データが画像処理プログラム2内で静止画ファイル群として取り扱われようとも、ユーザは、その画像データを動画として認識することができる。従って、画像処理プログラム2は、動画の解析や編集等を行う場面で特に有用である。
画像処理プログラム2は、多種多様な動画に対する画像処理を取り扱うことができるが、例えば、警察等の機関が事件の捜査のために防犯カメラの監視映像を解析するのにも利用され得る。例えば、防犯カメラの監視映像の中に、容疑者が捕えられている場合がある。しかし、通常、防犯カメラのピントが被写体(容疑者)に合っていることは少なく、必要とされる映像は、不鮮明に写っている場合が多い。本実施形態に係るボケ補正の機能は、防犯カメラの監視映像に含まれる、焦点ボケ等が生じている不鮮明な画像群を高速に鮮明化するのに特に有用である。
<4.特徴>
<4−1>
上記実施形態では、画像処理部41は、選択フレーム群に含まれる全フレームのうちの1枚目のフレームから、ボケ補正ルーチンのパラメータである点拡がり関数(PSF)を算出しつつ、そのPSFを用いて、1枚目のフレームに対しボケ補正ルーチンを実行する。また、画像処理部41は、同じPSFを用いて、選択フレーム群に含まれる1枚目以降のフレームに対してもボケ補正ルーチンを実行する。
すなわち、選択フレーム群に含まれる全フレームのうちの1枚目のフレームのみから、全フレームに共通のPSFが算出される。言い換えると、1枚目のフレームから1枚目のフレームに対するボケ補正ルーチン用に算出されたPSFが、2枚目以降のフレームに対するボケ補正ルーチンのPSFとしてそのまま用いられる。つまり、2枚目以降のフレームから2枚目以降のフレームに対するボケ補正ルーチン用にPSFを算出する処理が省略される。従って、複数のフレームに対し、同じボケ補正ルーチンを実行するのに要する計算時間が短縮される。
<4−2>
画像のボケ具合は、焦点ボケ等、カメラのレンズの特性に依存し得る。従って、同じカメラで撮影されたフレームであれば、あるフレームから推定されたボケ具合を、別のフレームに適用し得る。上記実施形態では、選択フレーム群に含まれる1枚目のフレームから推定された1枚目のフレームのボケ具合を用いて、1枚目のフレームだけでなく、2枚目以降のフレームに対してもボケ補正ルーチンが実行される。従って、ユーザは、撮影に使用されたカメラが同じである等、似通った条件下で撮影された複数のフレームを選択フレーム群として選択することにより、それらのフレームに対するボケ補正処理を高速化しつつ、ボケの改善された適切な画像を得ることができる。
<4−3>
多くの場合、同じタイムラインに属する少なくとも一部の複数のフレームに対しては、同じパラメータを用いて同じ画像処理を実行することが適切となり得る。それらのフレームは、似通った条件下で撮影された可能性が高いからである。上記実施形態では、同じタイムライン上の複数のフレームを含む選択フレーム群に対し、同じPSFを用いてボケ補正ルーチンを実行可能である。従って、ボケ補正処理を高速化しつつ、ボケの改善された適切な画像を得ることができる。
<5.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。
<5−1>
ステップS22では、パラメータが、選択フレーム群に含まれる全フレームのうち、タイムライン上で先頭のフレームから算出されるようになっていたが、先頭以外のフレームから算出されるようにしてもよい。例えば、パラメータの算出の基礎となるフレームを、ユーザが任意に指定できるようにしてもよいし、先頭以外のフレームが選択され得る所定のアルゴリズムに従って、自動的に決定してもよい。
<5−2>
ステップS22では、パラメータが、選択フレーム群に含まれる全フレームのうち、1枚のフレームのみから算出されるようになっていたが、2枚以上のフレームから算出されるようにしてもよい。例えば、選択フレーム群に含まれる全フレームのうち、タイムライン上で1枚目と2枚目のフレームのみからパラメータを算出し、そのパラメータを、1枚目と2枚目のフレームだけでなく、3枚目以降のフレームのボケ補正ルーチンで流用するようにしてもよい。
<5−3>
上記実施形態では、選択フレーム群に含まれる全フレームに対するステップS23の処理が、シーケンス処理されるようになっていたが、並列処理されるようにしてもよい。例えば、ステップS22でパラメータが算出されたことに応じて、画像処理部41−1,41−2,・・・が、それぞれ異なるフレームに対し、ステップS23の処理を並列に実行するようにしてもよい。
<5−4>
上記実施形態では、画像処理モジュールの実行の対象である選択フレーム群を、同じタイムライン上のフレームのみから選択可能であったが、異なるタイムライン上のフレームからも選択可能にしてもよい。
一般に、異なるタイムラインに属する複数のフレームに対し、同じパラメータを用いて同じ画像処理を実行することが適切となる場合がある。例えば、それらのフレームが、同じ場所に設置された同じカメラによって撮影された場合などである。本変形例では、異なるタイムラインに属する複数のフレームを含む選択フレーム群に対し、同じPSFを用いてボケ補正ルーチンを実行可能である。従って、ボケ補正処理を高速化しつつ、ボケの改善された適切な画像を得ることができる。
<5−5>
上記実施形態では、複数のフレームに対するボケ補正ルーチンで用いられるパラメータとして、PSFの標準偏差σが算出されたが、ボケ具合を表す別のパラメータが算出されてもよい。例えば、PSFをガウス関数以外でモデル化し、そのモデルに含まれる別の変数を算出するようにしてもよい。あるいは、ボケ具合を表すパラメータとして、PSF以外の指標を算出するようにしてもよい。
<5−6>
上記実施形態では、ステップS22で算出されたパラメータを複数のフレーム間で共用するステップS23の画像処理として、ボケ補正ルーチンが実行されたが、他の画像処理が実行されてもよい。なお、ステップS23の画像処理が変われば、ステップS22で算出されるべきパラメータも変わることは言うまでもない。
例えば、ステップS23で、ノイズを除去する処理又はノイズを付加する処理を実行し、ステップS22で、選択フレーム群のうちの特定のフレームから、ノイズ除去フィルタ又はノイズ付加フィルタ等のノイズ情報(パラメータ)を算出してもよい。
あるいは、ステップS23で、歪曲収差を補正する処理を実行し、ステップS22で、選択フレーム群のうちの特定のフレームから、歪曲率等の歪曲収差の程度を表す情報(パラメータ)を算出してもよい。
あるいは、ステップS23で、周辺光量を補正する処理を実行し、ステップS22で、選択フレーム群のうちの特定のフレームから、画角等の周辺光量の程度に影響を与える情報(パラメータ)を算出してもよい。
<5−7>
上記実施形態では、選択フレーム群に含まれる全フレームのうちの1枚目のフレームから算出されたパラメータが、1枚目のフレームのパラメータとしてだけでなく、残りのフレームのパラメータとしてもそのまま用いられるようになっていた。しかし、1枚目のフレームのパラメータを残りのフレームに対する画像処理に流用する方法は、これに限られない。例えば、残りのフレームに対する画像処理時に、1枚目のフレームから算出されたパラメータを、残りのフレームのパラメータとしてより適切になるよう、残りのフレームの情報を用いて微調整してもよい。本変形例では、残りのフレームのパラメータを算出する処理が簡略化され、全フレームに対し同じ画像処理を実行するのに要する計算時間が短縮される。本変形例を上記実施形態のステップS2に適用する場合、例えば、図6に示すステップS2の処理は、図7に示すように変更され得る。すなわち、1枚目のフレーム以外のフレームに対しては、パラメータを一から算出するステップS22の代わりに、既にステップS22で算出済みのパラメータを微調整するステップS24を実行するように変更され得る。
<5−8>
上記実施形態では、オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データは、全て静止画ファイルとして保存されるようになっていた。しかしながら、オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データを、動画ファイルとして保存するようにしてもよい。オリジナル画像領域51内の画像データの形式を静止画形式とするか動画形式とするかは、ユーザが選択できるようにしてもよいし、取り込み元の画像データの形式等に応じて自動的に決定されるようにしてもよい。
さらに、その後、動画ファイルに対して画像処理が施される場合には、その画像処理後の画像データも動画ファイルの形式で保存するようにしてもよい。
1 画像処理装置(コンピュータ)
2 画像処理プログラム
41 画像処理部
41−L 第L画像処理部
42 指示受付部

Claims (7)

  1. 第1画像および第2画像のうちの前記第1画像から、画像処理のパラメータを算出しつつ、前記パラメータを用いて、前記第1画像に対し前記画像処理を実行するステップと、
    前記パラメータを用いて、前記第2画像に対し前記画像処理を実行するステップと
    をコンピュータに実行させる、
    画像処理プログラム。
  2. 前記第1画像および前記第2画像は、同じタイムライン上の画像である、
    請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 前記第1画像および前記第2画像は、異なるタイムライン上の画像である、
    請求項1に記載の画像処理プログラム。
  4. 前記パラメータは、ボケ具合を含み、
    前記画像処理は、エッジを強調する処理を含む、
    請求項1から3のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  5. 前記パラメータは、ノイズ情報、歪曲収差情報および周辺光量情報の少なくとも1つを含み、
    前記画像処理は、ノイズを除去する処理、ノイズを付加する処理、歪曲収差を補正する処理および周辺光量を補正する処理の少なくとも1つを含む、
    請求項1から4のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  6. 前記第1画像および前記第2画像に対し、前記画像処理を実行する指示を受け付けるステップ
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記第1画像に対し前記画像処理を実行するステップは、前記指示に応じて、前記パラメータを算出しつつ、前記第1画像に対し前記画像処理を実行するステップであり、
    前記第2画像に対し前記画像処理を実行するステップは、前記パラメータが算出されたことに応じて、前記第2画像に対し前記画像処理を実行するステップである、
    請求項1から5のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  7. 第1画像および第2画像のうちの前記第1画像から、画像処理のパラメータを算出しつつ、前記パラメータを用いて、前記第1画像に対し前記画像処理を実行する第1画像処理部と、
    前記パラメータを用いて、前記第2画像に対し前記画像処理を実行する第2画像処理部と
    を備える、
    画像処理装置。
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