JP2013142864A - 画像形成装置 - Google Patents

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俊彦 堀越
Shinichiro Wakahara
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Kenichi Tamura
健一 田村
Muneharu Kodama
宗晴 兒玉
Shuhei Yatsuhashi
脩平 八ッ橋
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Abstract

【課題】 内部部品の清掃や交換の時期を超えても、記録材に出力された画像にスジが入るなどユーザーが望まない画像を出力しないようにすること。
【解決手段】 画像形成装置は、回収トナーの回収量を測定するとともに、画像形成装置の画像デューティー及び転写効率を基に、回収トナー回収量を予想する。そして、画像形成装置は、当該予想値と当該測定値の数値とを比較し、比較した結果を基に画像形成装置内部部品の清掃、メンテナンス、交換を促す表示を表示させる、又は、画像形成装置内部部品を自動で清掃させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動で内部部品の清掃、メンテナンス、交換を促す表示を行う、又は製品が自動で内部部品を清掃する画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置では、小型化や高画質化が進み、様々な場所や用途で使用されるようになってきている。それにともなって、消耗品の交換作業や部品交換などの保守作業の重要性も高まっている。このような中で、内部部品の清掃や交換の時期は、記録材に出力された画像にスジが入るなど画像で確認する方法が一般的であった。
内部部品として、感光ドラムからトナーを記録材に転写する転写部材、感光ドラムからトナーを中間転写体に転写する1次転写部材、中間転写体からトナーを記録材に転写する2次転写部材、転写部で残ったトナーをクリーニングするクリーニング部材等がある。
また、機械によっては、転写帯電器の自動清掃部を持つものがあり、その場合、所定枚数を通紙後、帯電ワイヤークリーナーが自動でワイヤー上を移動し、清掃する。
しかし、記録材に出力された画像にスジなどが入る画像で確認する方法では、ユーザーが望む画像ではない画像を出力して初めて、内部部品の異常を確認することになる。
また、自動清掃部を持つ画像形成装置においては、ワイヤーの自動清掃は所定枚数を通紙後に行われるものであり、所定枚数に満たない枚数で、帯電器異常が発生した場合、やはりユーザーが望む画像ではない画像を出力して初めて、内部部品の異常を確認する。
そこで、クリーナーの前後にセンサーを持ちクリーナーを通過するトナー量を検知し、クリーニング条件を変更する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、特許で回収トナーBOX内に検知まどA、まどBを持ち、回収トナー量を検知して、回収トナー量が一定量以上になった場合、クリーニング条件を変更する方法が提案されている。
特開2008−15506号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、ユーザーが望む画像ではない画像が出力されるまで、転写部材やクリーニング部材の状態を検知できないという課題があった。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、回収トナーの回収量を測定する測定手段と、画像形成装置の画像デューティー及び転写効率を基に、回収トナーの回収量を予想する予想手段と、前記予想手段による予想値と、前記測定手段による測定値の数値とを比較し、比較した結果を基に制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、回収トナーの回収量をモニターし、回収トナー量が異常変化してきたことを検知すると、操作部に転写部材やクリーニグ部材の清掃/メンテナンス/交換を促す表示を出す。この表示を確認したサービスマンにより転写部材、クリーニング部材が清掃され、転写効率、またはクリーニング性能がよくなり、異常画像が出力されることなく、良好な画像が出力できる画像形成装置を提供できる。または、回収トナー量が異常変化してきたことを検知すると、転写帯電器を自動で清掃し、サービスレスで良好な画像が出力できる画像形成装置を提供できる。
画像形成装置模式図 通紙枚数と回収トナー積載量のグラフ 画像デューティーと回収トナー蓄積高さのグラフ 本発明の実施形態2の画像形成装置の模式図 本発明の実施形態2の画像形成装置の模式図 本発明の実施形態2のブロック図 本発明の実施形態の1例の操作部 本発明の実施形態1のブロック図 本発明の実施形態3の画像形成装置模式図 画像デューティーと回収トナーBOX重量増加量のグラフ 本発明の実施形態1のフローチャート 通紙枚数と回転体回転数のグラフ 本発明の実施形態2のフローチャート 本発明の実施形態3のフローチャート
(第1の実施形態)
図1に一般的な画像形成装置の模式図を示す。給紙カセットに保管されている転写材101は、給紙ローラー102等搬送ローラー(不図示)により、レジローラー103まで搬送される。像担持体としての感光ドラム104は、駆動装置により、矢印方向に回転し、露光装置(不図示)により、感光ドラム104は画像が露光され、現像器(不図示)により、トナーが現像され、トナー像が作像される。レジローラー103まで搬送された転写材101は、作像タイミングに同期し搬送され、転写帯電器105により、トナー像が転写される。トナー像が転写された転写材は、定着器106まで搬送され、熱と圧力により、画像が定着される。
一方、転写帯電器105によるトナーの転写効率は一般に90%と言われ、残りの10%の残トナーは、感光ドラム104の表面に残った状態でクリーニングブレード107まで、移動する。
残トナーはクリーニングブレード107により、ドラム上からクリーニングされ、回収トナーBOX108に保存される。クリーニングブレード107に保存された回収トナーは搬送用スクリュー111により、高さがならされ、ユニット左側に搬送される。回収トナーを110に示す。
本実施形態において、高さセンサー109により、トナーの回収量(回収トナーBOX108内のトナーの蓄積量)が測定される。図2のように横軸に通紙枚数、縦軸に蓄積量(測定値)のグラフを作ると、通常は通紙枚数が増えるにしたがって、回収トナーの蓄積量は増加していく。(図2には画像デューティー5%で一定のときの蓄積量を示す。A枚まで正常に通紙され、A枚以降のグラフの傾きにより、内部部品の異常が診断できる。)
画像デューティー、転写効率、クリーニングユニットの大きさによって、回収トナー堆積高さは変化する。図3に100枚通紙時、転写効率90%、底面積100cm2のクリーニングユニットを用い、画像デューティーを変化させたときの堆積高さのグラフを示す。
これによると、画像デューティー5%の画像を100枚通紙すると、堆積高さは0.6mm高くなることがわかる。画像デューティーが1%だと、高さ変化量は0.12mmである。ここから1枚当たりの変化量は、画像デューティー1%において0.0012mmであることがわかる。
また、パッチ検(濃度検知用パッチ)、レジ検(レジストレーション検知用パッチ)を打った場合は、転写効率は0%であり、すべてクリーナーでクリーニングされる。
画像デューティー1%のパッチ検(A4サイズ、1枚)を打った場合、回収トナー高さの増加量は0.012mmである。(90%の転写効率、1%デューティー、1枚での増加量が0.0012mmから算出)
つまり、回収トナー高さの増加量は、画像デューティーA%、n枚通紙、パッチ検画像B%(A4面積比)、m枚分打たれたとすると、(0.0012×A×n)+(0.012×B×m)[mm]である。
この計算式により、回収トナー高さ増加量が予想される。本実施形態では、回収トナー高さ増加量が予想値の40%より大きい{1.4×((0.0012×A×n)+(0.012×B×m))[mm])と、回収トナー増加量が多く異常であると判断する。
この場合、転写帯電器のワイヤーが汚れて、転写効率が下がっていることが考えられる。このような状態で通紙を続けていると、画像が薄くなり、またスジ状になるなど異常な画像が出力されるようになる。
そこで、本実施形態では、回収トナー増加量が多いと判断した場合、操作部に「転写帯電器を清掃してください」と表示を出す。表示を見たユーザーはサービスマンに表示が出た旨を伝え、それによりサービスマンは転写帯電器を清掃し、転写帯電器を良好な状態にする。
これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
反対に回収トナー高さ増加量が予想値の60%より小さい{0.6×((0.0012×A×n)+(0.012×B×m))[mm]}と、回収トナー増加量が少なく異常であると判断する。
この場合、クリーニグブレードがめくれるなどして、回収トナーが上手くクリーニグできていないことが考えられる。このような状態で通紙を続けていると、クリーニング不良のトナーが次の紙に転写され、画像が濃くスジ状になるなど異常な画像が出力されるようになる。
そこで、本実施形態では、回収トナー増加量の変化が少ないと判断した場合、操作部に「クリーナーを清掃してください」と表示を出す。表示を見たユーザーはサービスマンに表示が出た旨を伝え、それによりサービスマンは、クリーニングブレードを清掃、クリーナーを良好な状態にする。これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
本実施形態において清掃表示を行う表示部において、操作部を活用した例について説明を行う。図7に画像形成装置の操作部を図示する。この操作部は、コピーの値数などを表示する表示部1501、スタートボタン1502、ストップボタン1503、リセットボタン1504、数値入力のための10キー1505、両面か否かを決定する両面キー1506を有する。また、この操作部は、出力紙のサイズを決定するサイズキー1507、濃度キー1508を有する。本実施形態では、この操作部の他の表示を邪魔しない下部表示バー1509に、内部部品の異常と検知した場合、「転写帯電器を清掃してください」もしくは「クリーナーを清掃してください」と表示を行う。
ここで本実施形態の流れを、図11のフローチャート、図8のブロック図を用いて、説明する。
通紙枚数200枚のJOBで、5%画像とパッチ検1枚10%画像を出力した場合とする。1JOB毎に、回収トナー量を判定する。
画像形成装置のコピー、またはプリントが開始されると、画像デューティー算出部1401により画像デューティーが算出され、出力画像か濃度検知用パッチかが判断された後、転写効率判断部1402により転写効率が判別される。
画像デューティーと転写効率から1枚ごとの回収トナーの予想値が算出され(2702)、蓄積部1403により所定枚数(ここでは200枚+パッチ検1枚)蓄積され回収トナー高さが予想される(2703)。JOB終了の200枚+パッチ検1枚分通紙されたところで、実際の回収トナー高さが回収トナー量測定部1405により測定される(2705)。
ここで蓄積部に蓄積された回収トナー量予想高さと、実際の回収トナー高さが比較される(2706)。予想では、トナー高さは、0.0012×5×200+0.012×10×1=1.32mmである。回収トナー異常判別部1406により、回収高さが予想値より40%以上高いか、60%以上低いかが比較される(2707、2709)。そして、40%以上高い場合(1.848m以上の場合)、転写帯電器の異常が考えられるので、表示部1408により、操作部に「転写帯電器を清掃して下さい」と表示を出す(2708)。60%以上低い場合(0.792mm以下の場合)、クリーナーの異常が考えられるので、表示部1408により、操作部にクリーナーを清掃してくださいと表示を出す(2710)。40%以内に入っている(0.793〜1.847mm)場合は、なにも清掃、表示は行わず通紙動作が行われる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では回収トナーの増加減を測距センサーを用いて高さで測定していたが、本発明の第2の実施形態では、回収トナー吐きだし管の下に、回収トナーの重みで回転する回転体を設け、その回転数で回収トナーの増加減を測定する方法を述べる。
例えば、中間転写方式を用いた画像形成装置の場合、図5に示すようにクリーニングはドラム上107と中間転写体上1204の2つがあり、回収トナーも各々あり、それぞれ別で作用する
本実施形態では、ドラムクリーニングの回収トナーBOX108はクリーナーと一体であり、中間転写体の回収トナーBOX1211はクリーナーと別体の構成をとる。
ドラム104上に残ったトナーはドラムクリーニングブレード107によってクリーニングされクリーナーと一体の回収トナーBOX108に蓄積される。
中間転写体1201上に残ったトナーは中間転写体クリーニングブレード1204によってクリーニングされ、搬送スクリューA1205により、装置奥側に搬送され、第2器室に行き、搬送スクリュー搬送スクリューB1207により手前に搬送される。そして、トナーが搬送スクリューC1209により搬送され、落下する。落下した回収トナーは回転体1210を回転させ、回収トナーBOX1211に蓄積される。回転体1210の回転数は常時モニタリングされている。
図12に示すように、回転体の回転数は枚数が増えるに従って、階段状に増加していく。100枚通紙、5%デューティー画像の出力時の回転体の回転数は5回転相当である。5回転として換算すると、1枚通紙、1%デューティー画像の回転数は0.01回転に相当する。回転体の回転数は階段状に変化するので、実際は0または0.25回転である。
中間転写体濃度検知用のパッチの場合は転写効率が100%となるので、1枚分、1%デューティーのパッチ(A4面積比)の場合、0.1回転と換算されるが、実際は0または0.25回転である。本実施形態では換算値±0.25回転を基準として異常判断を行う。
ドラムから中間転写体への転写を1次転写、中間転写体から転写材への転写を2次転写と呼ぶと、ドラムクリーニング部の回収トナーは測距センサー109により測定されおり、第1の実施形態のように出力画像から回収トナー高さが予測される。測距センサー109で測定された高さが、予想値より高いと1次転写部の1次転写ローラー1203が汚れていることが考えられるので、操作部に「1次転写部の転写ローラーを清掃してください」と表示する。これを見たユーザーはサービスマンに表示が出た旨を伝え、それによりサービスマンは1転写ローラーを清掃する。これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
ドラムクリーニング部の回収トナー増加量が少ないとドラムクリーニングブレード107が汚れていたり、めくれていることが考えられる。そこで、ドラムクリーニング部の回収トナー増加量の変化が少ないと判断した場合、操作部に「ドラムクリーナーを清掃してください」と表示を出す。
表示を見たユーザーはサービスマンに表示が出た旨を伝え、それによりサービスマンは、クリーニングブレードを清掃する。これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
また、中間転写体上に残ったトナーは前述したように、回転体1210を回転させ、回収トナーBOX1211に収められる。回転体の回転数が常時モニタリングされており、回転数の増加量が多いと2次転写部の転写帯電器1212が汚れていることが考えられる。そこで、中間転写クリーニング部の回収トナー増加量が多い場合は、2次転写部の転写帯電器を自動清掃する。
図4に2次転写部の転写帯電器1212と分離帯電器の拡大図を示す。転写帯電器、分離帯電器のワイヤー1101を挟む形でワイヤークリーナー1102が具備され、ワイヤークリーナーの台座1105にはらせん状の溝のある軸1104が1本通っており、軸が回転することにより溝が回転し、台座が移動する構成となっている。
軸1104は帯電線清掃モーター1103に接続されている。帯電線清掃モーター1103が時計回りに回転すると、台座は奥方向に移動するように接続され、反時計回りに回転すると手前方向に移動するように接続されている。普段ワイヤークリーナーは手前側の非画像部に設置されており、自動清掃指令が発令されると、帯電線清掃モーターが時計回りに回転し、ワイヤークリーナーが奥方向に移動する。モーターの回転数はちょうど奥側の壁にワイヤークリーナーが到達する距離で計算され、その回転数になると、帯電線清掃モーターは反時計回りに回転し、ワイヤークリーナーが手間方向に移動する。ワイヤークリーナーが非画像部になるまで回転し、クリーニング作業が完了する。これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
中間転写クリーニング部の回収トナー増加量が少ないと中間転写体クリーニングブレード1204が汚れていたり、めくれていることが考えられる。そこで、中間転写クリーニング部の回収トナー増加量の変化が少ないと判断した場合、操作部に「中間転写クリーナーを清掃してください」と表示を出す。
表示を見たユーザーはサービスマンに表示が出た旨を伝え、それによりサービスマンは、クリーニングブレードを清掃する。これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
本実施形態をドラム上回収トナー測定のフローチャートを図11、ブロック図を図8、中間転写体上回収トナー測定時のフローチャートを図13、ブロック図を図6をもとに説明する。
通紙枚数200枚、5%画像を出力した場合とする。1JOB毎に、回収トナー量を判定する。
初めにドラム回収トナーによる制御を説明する。画像形成装置のコピー、またはプリントが開始されると、画像デューティー算出部1401により画像デューティーが算出され、出力画像か濃度検知用パッチかが判断された後、転写効率判断部1402により転写効率が判別される。
画像デューティーと転写効率から1枚ごとの回収トナーの予想値が算出され(2702)、蓄積部1403により所定枚数(ここでは200枚分)蓄積され回収トナー高さが予想される(2703)。JOB終了の200枚分通紙されたところで、回収トナー高さが回収トナー量測定部1405により測定される(2705)。
ここで蓄積部に蓄積された回収トナー量予想高さと、実際の回収トナー高さが比較される(2706)。予想では、トナー高さは、0.0012×5×200=1.2mmである。回収トナー異常判別部1406により、回収高さが予想値より40%高いか、60%低いかが比較される(2707、2709)。40%以上高い場合(1.68m以上の場合)、転写帯電器の異常が考えられるので、表示部1408により、操作部に「転写帯電器を清掃して下さい」と表示を出す(2708)。60%以上低い場合(0.72mm以下の場合)、クリーナーの異常が考えられるので、表示部1408により、操作部にクリーナーを清掃してくださいと表示を出す(2710)。40%以内に入っている(0.72〜1.68mm)場合は、なにも清掃、表示は行わず通紙動作が行われる。
続いて、中間転写体の回収トナーによる制御を説明する。画像形成装置のコピー、またはプリントが開始されると、画像デューティー算出部1401により画像デューティーが算出され、出力画像か濃度検知用パッチかが判断された後、転写効率判断部1402により転写効率が判別される。
画像デューティーと転写効率から1枚ごとの回転体回転数の換算値が算出され(2902)、蓄積部1403により所定枚数(ここでは200枚分)蓄積され回転体回転数が換算される(2903)。JOB終了の200枚分通紙されたところで、実際の回転体回転数が測定部1405により測定される(2905)。
ここで蓄積部に蓄積された回転体回転数の換算値と、実際の回転数が比較される(2706)。予想では、回転数の換算値は、0.01×5×200=10回転である。回収トナー異常判別部1406により、回転体回転数が比較され、40%以上高い場合−0.25回転(換算値±0.25回転で異常と検知するが、今回は0.25回転少ない回転で異常と検知した。つまり13.75回転以上の場合)、転写帯電器の異常が考えられるので、帯電器自動清掃部1407により、帯電器自動で清掃する(2708)。換算値の60%より低い場合+0.25回転(前述のとおり換算値±0.25回転で異常を検知するが、今回は+0.25回転で異常と検知した。つまり7.25回転以下の場合)、クリーナーの異常が考えられるので、表示部1408により、操作部に「クリーナーを清掃してください」と表示を出す(2710)。40%±0.25回転以内に入っている(7.25〜13.75回転)場合は、なにも清掃、表示は行わず通紙動作が行われる。
(第3の実施形態)
また、回収トナーBOXの下に回収トナーBOX重量測定用の重量計を持ち、回収トナーの増加減を回収トナーBOXの重量で測定する方法も考えられる。
重量計は図9のように設置される。ドラム上に残ったトナーはクリーニングブレード1204によりクリーニングされ、第1器室内1602の搬送スクリューA1205により奥側(矢印方向)に搬送され、一部奥側が開いている壁1601の開いている箇所を通り、第2器室1603に移動する。第2器室1603に移動した回収トナーは搬送スクリューB1207により手前側に移動され、スクリュー1209により搬送される。搬送されたトナーは回収トナーBOX内に回収され、重量計により重さが測定される。
回収トナーの量が多くなると重量の増加量が多くなり、転写帯電器1212が汚れていることが考えられる。また回収トナーの量が少なくなると、増加量が少なくなりクリーニングブレードがめくれていることが考えられる。
図10に100枚通紙時、転写効率90%で、画像デューティーを変化させたときの回収トナーBOX重量増加量のグラフを示す。これによると、画像デューティー5%の画像を通紙すると、回収トナーBOX重量増加量は0.3gである。画像デューティーが1%だと、重量増加量は0.06gである。ここから1枚当たりの変化量は、画像デューティー1%において0.00006g(0.6mg)であることがわかる。
またパッチ検(濃度検知用パッチ)、レジ検(レジストレーション検知用パッチ)を打った場合は、転写効率は0%であり、すべてクリーナーでクリーニングされる。
画像デューティー1%のパッチ検(A4サイズ、1枚)を打った場合、回収トナーBOX重量の増加量は6.0mgである。(90%の転写効率、1%デューティー、1枚での増加量が0.6mgから算出)
つまり、回収トナー重量の増加量は、画像デューティーA%、n枚通紙、パッチ検画像B%(A4面積比)、m枚分打たれたとすると、(0.6×A×n)+(6.0×B×m)[mg]である。
この計算式により、回収トナーBOX重量増加量が予想される。本実施形態では、回収トナー高さ増加量が予想値の40%より大きい{1.4×((0.6×A×n)+(6.0×B×m))[mg])と、回収トナー増加量が多く異常であると判断する。
この場合、転写帯電器のワイヤーが汚れて、転写効率が下がっていることが考えられる。このような状態で通紙を続けていると、画像が薄くなり、またスジ状になるなど異常な画像が出力されるようになる。
そこで、本実施形態では、回収トナー増加量が多いと判断した場合、操作部に「転写帯電器を清掃してください」と表示を出す。表示を見たユーザーはサービスマンに表示が出た旨を伝え、それによりサービスマンは転写帯電器を清掃し、転写帯電器を良好な状態にする。これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
反対に回収トナーBOX重量増加量が予想値の60%より小さい{0.6×((0.6×A×n)+(6.0×B×m))[mm])と、回収トナー増加量が少なく異常であると判断する。
この場合、クリーニグブレードがめくれるなどして、回収トナーが上手くクリーニグできていないことが考えられる。このような状態で通紙を続けていると、クリーニング不良のトナーが次の紙に転写され、画像が濃くスジ状になるなど異常な画像が出力されるようになる。
そこで、本実施形態では、回収トナー増加量の変化が少ないと判断した場合、操作部に「クリーナーを清掃してください」と表示を出す。表示を見たユーザーはサービスマンに表示が出た旨を伝え、それによりサービスマンは、クリーニングブレードを清掃し、クリーナーを良好な状態にする。これにより、ユーザーは良好な画像を得る事ができる。
ここで図14のフローチャート、図8のブロック図を用いて、本実施形態を説明する。
通紙枚数200枚のJOBで、5%画像とパッチ検1枚10%画像を出力した場合とする。1JOB毎に、回収トナー量を判定する。
画像形成装置のコピー、またはプリントが開始されると、画像デューティー算出部1401により画像デューティーが算出され、出力画像か濃度検知用パッチかが判断された後、転写効率判断部1402により転写効率が判別される。
画像デューティーと転写効率から1枚ごとの回収トナーの予想値が算出され(2702)、蓄積部1403により所定枚数(ここでは200枚+パッチ検1枚)蓄積され回収トナーBOX重量増加量が予想される(2703)。JOB終了の200枚+パッチ検1枚分通紙されたところで、実際の回収トナーBOX重量増加量が測定部1405により測定される(3005)。
ここで蓄積部に蓄積された回収トナーBOX重量増加量の予想値と、実際の増加量が比較される(2706)。予想では、重量増加量は、0.6×5×200+6.0×10×1=660mgである。回収トナー異常判別部1406により、重量増加量が比較され、40%以上高い場合(924mg以上の場合)、転写帯電器の異常が考えられるので、表示部1408により、操作部に「転写帯電器を清掃してください」と表示を行う(3008)。
60%以上低い場合(396mg以下の場合)、クリーナーの異常が考えられるので、表示部1408により、操作部にクリーナーを清掃してくださいと表示を出す(2710)。40%以内に入っている(396〜924mg)場合は、なにも清掃、表示は行わず通紙動作が行われる。
なお、表示部に表示するメッセージとしては、清掃等のメンテナンスを促す表示をしたが、画像形成装置の内部部品の交換を促すメッセージを表示してもよい。
101 転写材
104 感光ドラム
105 転写帯電器
106 定着器
107 クリーニングブレード
108 クリーニングユニット
109 高さセンサー
110 回収トナー
1101 ワイヤー
1102 ワイヤークリーナー
1103 帯電線清掃モーター
1201 中間転写体
1202 2次転写部
1203 1次帯電ローラー
1204 中間転写体クリーニングブレード
1205 搬送スクリューA
1206 中間転写体クリーナー
1211 回収トナーBOX
1212 転写帯電器
1401 画像デューティー判断部
1402 転写効率判断部
1403 回収トナー量予想部
1404 蓄積部
1405 回収トナー量測定部
1406 回収トナー異常判別部
1407 帯電器自動清掃部
1408 表示部
1501 表示部

Claims (6)

  1. 回収トナーの回収量を測定する測定手段と、
    画像形成装置の画像デューティー及び転写効率を基に、回収トナーの回収量を予想する予想手段と、
    前記予想手段による予想値と、前記測定手段による測定値の数値とを比較し、比較した結果を基に制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記予想手段による予想値を蓄積する蓄積手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、画像形成装置の内部部品の清掃、メンテナンス、又は交換を促す表示を表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、画像形成装置の内部部品を自動で清掃する清掃手段を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置の内部部品は、トナーを転写するための転写手段であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置の内部部品は、像担持体の表面のトナーを清掃するためのクリーニング手段であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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