JP2013142422A - チェーンガイドおよびチェーン伝動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ころ軸受によってタイミングチェーンの移動を案内するチェーンガイドにおいて、ころ軸受の潤滑性の向上を図ることである。
【解決手段】トルク伝達用のタイミングチェーン5の一側部に対向配置されるガイドベース21の対向一対の側板部22で複数のローラ軸31のそれぞれの軸端部を支持する。複数のローラ軸31のそれぞれでチェーン案内用の針状ころ軸受41を回転自在に支持する。針状ころ軸受41の外輪42の両端部に設けられた内向き鍔部46の内径dを保持器43ところ45の接触部の接触円径dより大径とし、かつ、保持器43の端部外径Dより小径として、鍔部46の内径面46aとローラ軸31の外径面31a間に大きな間隙50を確保し、その間隙50から軸受内部に潤滑油を取り入れるようにする。
【選択図】図3

Description

この発明は、チェーンの張力調整用として、あるいは、チェーンの移動案内用として使用されるチェーンガイドおよびそのチェーンガイドを用いたチェーン伝動装置に関する。
クランク軸に取付けた駆動スプロケットとカム軸に取付けた従動スプロケット間にタイミングチェーンを掛け渡したカム軸駆動用のチェーン伝動装置においては、タイミングチェーンの弛み側チェーンの一側方に揺動可能なチェーンガイドを設け、そのチェーンガイドの揺動側端部にチェーンテンショナの調整力を負荷してタイミングチェーンを緊張させ、チェーンの緩みやバタツキを防ぐようにしている。
また、タイミングチェーンの張り側チェーンにチェーンガイドを固定し、その固定のチェーンガイドによってタイミングチェーンの移動を案内してバタつきを抑制するようにしている。
ここで、タイミングチェーンの張力調整用や移動案内用のチェーンガイドとして、タイミングチェーンを滑り接触によって面案内する形式のものが知られているが、タイミングチェーンの移動抵抗が大きく、伝達トルクロスが多いという問題がある。
そのような問題点を解決するため、特許文献1においては、タイミングチェーンの移動方向に長く延びるガイドベースによって曲線状に配置された複数のローラ軸の両端部を支持し、その複数のローラ軸のそれぞれによってころ軸受からなるローラを回転自在に支持し、その複数のローラによりタイミングチェーンを移動自在に支持するようにしたチェーンガイドを提案している。
上記のチェーンガイドにおいては、タイミングチェーンの案内がころ軸受における外輪の転がりによる案内であるため、タイミングチェーンの移動抵抗が小さく、伝達トルクロスが少ないという特徴を有している。
国際公開2010/090139号
ところで、上記特許文献1に記載されたチェーンガイドにおいては、ころ軸受に対する潤滑がタイミングチェーンによって運び込まれる潤滑油のみのため、外輪の転走面に潤滑油が充分に行き渡らず、ピーリング等が発生し、短寿命になるという問題があった。
この発明の課題は、ころ軸受によってタイミングチェーンの移動を案内するチェーンガイドにおいて、ころ軸受に対する潤滑性の向上を図ることである。
上記の課題を解決するために、この発明に係るチェーンガイドにおいては、タイミングチェーンの外周一部に配置されて、そのタイミングチェーンの移動方向に長く延びる側板部を有するガイドベースと、そのガイドベースの側板部により両端部が支持されて、その側板部の長さ方向に間隔をおいて設けられた複数のローラ軸と、その複数のローラ軸のそれぞれに回転自在に支持されたチェーン案内用の複数のローラとからなり、前記ローラがころ軸受とされ、そのころ軸受が、鍔付き外輪内に組み込まれた保持器をころ案内する形式のものとされたチェーンガイドにおいて、前記外輪の軸方向両端に形成された内向き鍔部の内径を、前記保持器ところの接触部の接触円径より大径とし、かつ、保持器の端部外径より小径とした構成を採用したのである。
また、この発明に係るチェーン伝動装置においては、駆動スプロケットと従動スプロケット間にタイミングチェーンを掛け渡し、そのタイミングチェーンの弛み側チェーンの一側部に、タイミングチェーンの移動を案内する揺動可能なチェーンガイドを設け、そのチェーンガイドの揺動側端部にチェーンテンショナの調整力を負荷して、その揺動側端部をタイミングチェーンに押し付けるようにしたチェーン伝動装置において、前記チェーンガイドとして、この発明に係る上記のチェーンガイドを採用したのである。
上記の構成からなるチェーン伝動装置において、タイミングチェーンの張り側チェーンの一側方に、タイミングチェーンの移動を案内する固定のチェーンガイドを設け、その固定のチェーンガイドとして、この発明に係る上記のチェーンガイドを採用することによってタイミングチェーンのバタツキを効果的に抑制することができる。
この発明に係るチェーンガイドにおいては、上記のように、外輪の鍔部内径を保持器ところの接触部の接触円径より大径とし、かつ、保持器の端部外径より小径とすることにより、保持器を抜止めする状態において、鍔部の内径面とローラ軸の外径面間にきわめて大きな間隙を確保することができる。
このため、タイミングチェーンにより運び込まれる潤滑油が外輪の外径面に転移し、その外径面から鍔部の外側面を伝って内周部に流れる潤滑油が上記隙間から軸受内部に入り易くなり、軸受内部を効果的に潤滑することができる。
ここで、外輪の鍔部の内径面を、鍔部の外側面側を大径端とするテーパ面としておくと、鍔部の外側面に伝ってテーパ面の大径端側に至る潤滑油は、そのテーパ面の傾斜に沿って軸受内部に向けて流れることになり、軸受内部に潤滑油を効果的に取り入れることができ、潤滑性をさらに向上させることができる。
また、鍔部の外側面を凸曲面とすると、その外側面を伝う潤滑油が鍔部内径面側に向けて流れ込み易くなり、軸受内部に潤滑油を効果的に取り込むことができる。
さらに、保持器に形成されたころ収容用の複数のポケットの、隣接するポケット間に形成された柱部が、ころのピッチ円径より内側に配置される内柱部と、その内柱部の軸方向両端に連設された傾斜柱部と、その傾斜柱部の軸方向端部に連設されて、ころのピッチ円径より外側に配置される外柱部を有するV字形とされた保持器を採用すると、保持器の両端部は外輪内周の転走面側に近接する配置とされるため、鍔部の内径面とローラ軸の外径面間により大きな間隙を確保することができ、潤滑性をさらに高めることができる。
この発明においては、上記のように、外輪の鍔部内径を保持器ところの接触部の接触円径より大径とし、かつ、保持器の端部外径より小径としたことにより、保持器を抜止めする状態において、鍔部の内径面とローラ軸の外径面間に、タイミングチェーンによって運び込まれる潤滑油の入り込みを容易とするきわめて大きな間隙を確保することができ、軸受内部の潤滑性の向上を図ることができる。
この発明に係るチェーン伝動装置の実施の形態を示す概略図 この発明に係るチェーンガイドの縦断面図 図2のIII−III線に沿った断面図 図3のIV-IV線に沿った断面図 図4の一部を拡大して示す断面図 図3の一部を拡大して示す断面図 針状ころ軸受の他の例を示す断面図 針状ころ軸受のさらに他の例を示す断面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、カム軸駆動用のチェーン伝動装置を示し、クランク軸1の軸端部に取付けられた駆動スプロケット2とカム軸3の軸端部に取付けられた従動スプロケット4間にはタイミングチェーン5が掛け渡されている。
タイミングチェーン5はローラチェーンであっても、サイレントチェーンであってもよい。
クランク軸1は、図1の矢印で示す方向に回転される。そのクランク軸1の回転により、タイミングチェーン5が同図の矢印で示す方向に移動し、そのタイミングチェーン5の弛み側チェーン5aの一側部にチェーンガイドAが設けられている。
チェーンガイドAは、タイミングチェーン5の移動方向に長く延び、その上端部がエンジンブロックから突設する支点軸10により支持されて、その支点軸10を中心に揺動可能とされ、下側の揺動側端部には、チェーンテンショナ11の調整力が負荷されて弛み側チェーン5aに向けて押圧されている。
タイミングチェーン5における張り側チェーン5bの他側部にはチェーンガイドAが設けられている。このチェーンガイドAは、揺動可能なチェーンガイドAと同様に、タイミングチェーン5の移動方向に長く延び、その両端部がエンジンブロックにねじ込まれるボルト12の締め付けにより固定されて、タイミングチェーン5の移動を案内するようになっている。
ここで、揺動可能なチェーンガイドAと固定のチェーンガイドAとは、同一の構成とされて形状のみが相違している。したがって、ここでは、揺動可能なチェーンガイドAの構成について以下に説明し、固定配置のチェーンガイドAについては同一の部分に同一の符号を付して説明を省略する。
図1乃至図3に示すように、チェーンガイドAは、タイミングチェーン5の移動方向に長く延びるガイドベース21と、そのガイドベース21の長さ方向に間隔をおいて設けられた複数のローラ軸31と、その複数のローラ軸31のそれぞれに回転自在に支持されたチェーン案内用の複数のローラ41とからなっている。
ガイドベース21は、対向一対の側板部22間に複数の間隔保持板23を長さ方向に間隔をおいて形成した構成とされており、隣接する間隔保持板23間にはローラ収容空間24が形成されている。
なお、チェーンガイドAにおける側板部22は弓形とされ、一方、チェーンガイドAにおける側板部22は帯板状とされて形状が相違しているが、チェーンガイドAはチェーンガイドAと同様に弓形としてもよい。
上記の構成からなるガイドベース21は、合成樹脂の成形品とされているが、アルミニウム合金やマグネシウム合金等の軽金属を用いて鋳造し、あるいは、ダイカスト成形してもよい。
複数のローラ軸31のそれぞれは、ローラ収容空間24のそれぞれ内部に対して1本ずつの組込みとされており、その両端部が一対の側板部22により支持されて、それぞれの軸中心を結ぶ線が凸形の円弧状線を描く円弧状の配置とされているが、曲線状の配置とされていてもよい。
ローラ軸31は、SUJ2やSC材等の炭素鋼を素材としている。このローラ軸31は、耐摩耗性を向上させるため、熱処理されて硬度が高められている。熱処理として、光輝焼入れ、高周波焼入れ、浸炭焼入れ、あるいは、浸炭窒化焼入れを採用することができる。
複数のローラ41は、複数のローラ軸31のそれぞれによって回転自在に支持されている。図3乃至図6に示すように、ローラ41は、針状ころ軸受からなっている。この針状ころ軸受41は、外輪42内に保持器43を組込み、その保持器43の周方向に間隔をおいて形成された複数のポケット44のそれぞれ内部に針状ころ45を組み込んだ構成とされている。
外輪42は、SPCやSCM等の低炭素鋼を素材とし、絞り成型により形成されてシェル形とされ、熱処理により硬化処理されて表面硬度が高められている。また、外輪42の軸方向の両端には、保持器43を抜止めする内向き鍔部46が形成されている。
外輪42の熱処理として、ここでは、浸炭焼入れや浸炭窒化焼入れを採用しているが、外輪42をSUJ2やSC材等の高炭素鋼で形成して、光輝焼入れし、あるいは、高周波焼入れするようにしてもよい。
保持器43は、鋼板のプレス成形品またはフォーミング品からなる。保持器43に形成されて周方向に並ぶ複数のポケット44の、隣接するポケット44間に形成された柱部47のそれぞれは、図3に示すように、針状ころ45のピッチ円径より内側に配置される内柱部47aと、その内柱部47aの軸方向両端に連設された傾斜柱部47bと、その傾斜柱部47bの軸方向端部に連設されて、針状ころ45のピッチ円径より外側に配置される外柱部47cとで形成されてV字形とされている。
図5に示すように、ポケット44の周方向で対向する一対の側面44aは相反する方向に内方傾斜する傾斜面とされて、ポケット44の保持器外径面側の開口の周方向幅Wが針状ころ45の外径dより大きくされ、また、保持器内径面側の開口の周方向幅Wが針状ころ45の外径dより小さくされている。そして、傾斜柱部47bの一部が針状ころ45のピッチ円径より内径側の外周面で接触案内されている。同図のPは、保持器43と針状ころ45の接触部を示す。
図6に示すように、外輪42の鍔部46の内径dは、保持器43の端部の端部外径Dより小径とされ、かつ、保持器43と針状ころ45の接触部Pの接触円径dより大径とされ、その鍔部46の内径面46aとローラ軸31の外径面31a間に間隙50が形成されている。
なお、針状ころ軸受41に代えて、円筒ころ軸受を採用するようにしてもよい。
実施の形態で示すチェーン伝動装置は上記の構造からなり、駆動スプロケット2と従動スプロケット4間に掛け渡されたタイミングチェーン5の移動によってクランク軸1の回転をカム軸3に伝達するトルク伝達状態において、負荷の変動によりタイミングチェーン5の張力が変化すると、チェーンテンショナ11により、緩みやバタツキが防止される。
クランク軸1の回転をカム軸3に伝達するトルク伝達時、揺動可能なチェーンガイドAおよび固定のチェーンガイドAのそれぞれの針状ころ軸受41の外輪42は、高速移動するタイミングチェーン5との接触により回転し、その外輪42によってタイミングチェーン5は転がり案内される。
このように、タイミングチェーン5は、針状ころ軸受41の外輪42の転がりによって案内されるため、移動抵抗が小さく、タイミングチェーン5はスムーズに移動し、ロスなくトルク伝達されることになる。
クランク軸1からカム軸3へのトルク伝達時、一方向に移動するタイミングチェーン5によって針状ころ軸受41の外輪42外径面上に潤滑油が運び込まれ、鍔部46の外側面に伝って内周部に流れる潤滑油は、鍔部46の内径面46aとローラ軸31の外径面31a間に形成された隙間50から軸受内部に浸入して、軸受を潤滑する。
ここで、鍔部46の内径面46aとローラ軸31の外径面31a間に形成された隙間50が小さい場合、軸受内部に潤滑油を充分に取り入れることができず、外輪42の転走面やころ31の転動面にピーリング等が発生し、短寿命になる。
しかし、実施の形態では、図6に示すように、外輪42の鍔部46の内径dを保持器43ところ31の接触部Pの接触円径dより大径とし、かつ、保持器43の端部外径Dより小径としているため、保持器43を抜止めする状態において、鍔部46の内径面46aとローラ軸31の外径面31a間にきわめて大きな間隙50を確保することができる。
このため、外輪42の外径面から鍔部46の外側面に伝って内周部側に流れ落ちる潤滑油は上記隙間50から軸受内部に入りやすく、その浸入する潤滑油によって軸受内部を効果的に潤滑することができ、針状ころ軸受41の寿命低下を抑制することができる。
図7および図8は、針状ころ軸受41の他の例を示す。図7に示す針状ころ軸受41においては、外輪42の鍔部46の内径面46aを、鍔部46の外側面側を大径端とするテーパ面としている点でのみ図6に示す針状ころ軸受41と相違している。ここで、テーパ面からなる内径面46aの小端径は図6に示す鍔部46の内径dと同径とされている。
図7に示すように、外輪42の鍔部46の内径面46aをテーパ面としておくと、鍔部46の外側面を伝ってテーパ面の大径端側に至る潤滑油は、そのテーパ面の傾斜に沿って軸受内部に向けて流れることになるため、軸受内部に潤滑油を効果的に取り入れることができる。
図8に示す針状ころ軸受41においては、外輪42の鍔部46の外側面46bを凸曲面としている点のみ図7に示す針状ころ軸受41と相違している。図8に示すように、鍔部46の外側面46bを凸曲面とすると、その外側面46bを伝う潤滑油が鍔部46の内径面側に向けて流れ込み易くなり、軸受内部に潤滑油を効果的に取り入れることができる。
チェーンガイド
チェーンガイド
2 駆動スプロケット
4 従動スプロケット
5 タイミングチェーン(チェーン)
21 ガイドベース
22 側板部
31 ローラ軸
31a 外径面
41 針状ころ軸受(ころ軸受)
42 外輪
43 保持器
45 針状ころ(ころ)
46 鍔部
46a 内径面
46b 外側面
47 柱部
47a 内柱部
47b 傾斜柱部
47c 外柱部

Claims (6)

  1. タイミングチェーンの外周一部に配置されて、そのタイミングチェーンの移動方向に長く延びる側板部を有するガイドベースと、そのガイドベースの側板部により両端部が支持されて、その側板部の長さ方向に間隔をおいて設けられた複数のローラ軸と、その複数のローラ軸のそれぞれに回転自在に支持されたチェーン案内用の複数のローラとからなり、前記ローラがころ軸受とされ、そのころ軸受が、鍔付き外輪内に組み込まれた保持器をころ案内する形式のものとされたチェーンガイドにおいて、
    前記外輪の軸方向両端に形成された内向き鍔部の内径を、前記保持器ところの接触部の接触円径より大径とし、かつ、保持器の端部外径より小径としたことを特徴とするチェーンガイド。
  2. 前記外輪の鍔部の内径面が、前記鍔部の外側面側を大径端とするテーパ面とされ、その小径端の内径が、前記保持器ところの接触部の接触円径より大径とされ、かつ、保持器の端部外径より小径とされた請求項1に記載のチェーンガイド。
  3. 前記外輪の鍔部の外側面が、凸曲面とされた請求項1又は2に記載のチェーンガイド。
  4. 前記保持器に形成されたころ収容用の複数のポケットの、隣接するポケット間に形成された柱部が、ころのピッチ円径より内側に配置される内柱部と、その内柱部の軸方向両端に連設された傾斜柱部と、その傾斜柱部の軸方向端部に連設されて、ころのピッチ円径より外側に配置される外柱部を有するV字形とされた請求項1乃至3のいずれかの項に記載のチェーンガイド。
  5. 駆動スプロケットと従動スプロケット間にタイミングチェーンを掛け渡し、そのタイミングチェーンの弛み側チェーンの一側部に、タイミングチェーンの移動を案内する揺動可能なチェーンガイドを設け、そのチェーンガイドの揺動側端部にチェーンテンショナの調整力を負荷して、その揺動側端部をタイミングチェーンに押し付けるようにしたチェーン伝動装置において、
    前記チェーンガイドが、請求項1乃至4のいずれかの項に記載のチェーンガイドからなることを特徴とするチェーン伝動装置。
  6. 前記タイミングチェーンの張り側チェーンの一側方に、タイミングチェーンの移動を案内するチェーンガイドを設けて固定の配置とし、そのチェーンガイドが請求項1乃至4のいずれかの項に記載のチェーンガイドからなる請求項5に記載のチェーン伝動装置。
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