JP2013142013A - 原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿搬送装置において原稿やシートを給紙する際に発生する斜め送りを抑制する。
【解決手段】ガイド部材52の固定位置を決める位置決めレール54と、ガイド部材52に設けた被ガイド部52aを間に入れる一対の摺動レール53を、シート50の送り方向下流側でガイド部材52との間でなす角度θsが鋭角となるように斜めに配置する。ガイド部材52の被ガイド部52aは、ガイド部材52に対して角度θだけ傾けて設ける。このように傾けると、位置決めのための凹凸部60の1ピッチpが従来機と同等の条件でも、ガイド部材52の固定位置精度を、「ピッチ幅p×sinθ」と細分化することができ、シート束50の縁とガイド部材52の隙間を小さくし、それによりシート50の斜行を抑制できる。
【選択図】図9

Description

本発明は、原稿搬送装置、これを用いた画像読取装置、同じく画像形成装置に関する。
原稿搬送装置において原稿やシート(本願において、特に必要が無ければ単に「シート」と記載する。)を給紙する際に発生する斜め送りは、シート呼出時のコロ駆動時に発生する。これは、呼出コロや底板の傾き等に起因しており、部品精度だけでは解決できない。そこでシートを搬送する際の斜行抑制のサポートとしてガイド部材を用いることが既に知られている。
従来機で用いられているガイド部材は、シート幅にあわせて搬送方向に対し直角な方向に摺動可能とし、シート束あるいは原稿束(本願において、特に必要が無ければ単に「シート束」と記載する。)の縁に押し付けることで斜行の発生を抑制するものである。ところが、ガイド部材を設けても、ガイド部材の位置固定精度が低い等の原因で、用紙束との隙間ができ、斜行が発生することがあり得る。そこで、弾性体によりシート束を押さえる方式が提案され、採用されているが、シートの縁とガイド部材の隙間が大きくなると、弾性体によるシートの縁の押さえ距離の範囲が広くなり、そのことでシートの縁押さえ力が大きくなり、呼出コロによる搬送ができなくなる等の不具合が考えられる状態になる。
例えば特許文献1には、小サイズの記録シートを搬送するにあたり、ガイド部材でシートを規制する際に搬送を妨げずかつ斜行を防止する構成とするために、ガイド部材に補助位置規制部材を設け、この補助位置規制部材でシート縁を可動式のリブや弾性部材で複数個所押さえ、斜行を抑制する(シートの縁と補助位置規制部材の隙間を無くす)技術が開示されている。
前記特許文献1の技術では、ガイド部材の固定位置精度を向上させ、シートの縁とガイド部材の隙間を小さくする必要があるが、従来の方式では固定部材を小さくするため、この強度が低下し、頻繁に使用される部分ではガイド部材の破損や耐久性の低下することがある。
そこで本発明においては、ガイド部材の固定位置精度を向上させ、シートの縁とガイド部材の隙間を小さくすることで効率的に斜め送りを抑制し、かつ固定部材の強度低下による破損や耐久性低下を抑制することを目的とする。
本発明の原稿搬送装置は、原稿台上に載せたシートの送り方向あるいはシート束からのシートの送り方向に沿う一の縁に沿って平行に位置を固定し、前記シートあるいはシート束の前記一の縁を突き当てる突き当て部と、前記シートあるいはシート束の前記一の縁と平行な他の縁に沿って位置し、該他の縁をガイドするガイド部材と、前記シートあるいはシート束の幅方向における前記ガイド部材の位置を可変とするとともに、前記シートあるいはシート束の幅寸法に合わせた位置で固定する位置決め部材とを備え、前記位置決め部材と前記ガイド部材の位置を可変しかつ固定するために両部材が凹凸係合部をそれぞれ有し、前記位置決め部材を、前記シートの送り方向下流側で前記ガイド部材との間でなす角度が鋭角となるように斜めに配置したことを特徴とする。
本発明によれば、シート束の縁とガイド部材の隙間を小さくでき、そのため斜行を抑制できる。
本発明の実施対象となる被読取原稿処理装置(ADF)の断面図 同制御ブロック図 同制御ブロック図 従来機で採用されていたガイド部材の構成例を示す図 図4の構成で生じ得る問題を示す概念図 従来機で採用されていたガイド部材の構成例を図6に示す 位置決めレール及び位置決め部材の構造例を示す図 本発明の実施形態1に係る位置決めレール及び位置決め部材の構造例を示す図 本発明の実施形態1の作用を示す図 本発明の実施形態2に係る構成を示す概念図
本発明は、ガイド部材の固定位置精度を向上(細分化)させ、シート束の縁とガイド部材の隙間を小さくし、それにより斜行を抑制する。ガイド部材の固定強度は従来機と同等とし、耐久性も満足する。すなわち、ガイド部材の大きさを変えることなく、大サイズシートのさらに後端側の縁を規制することで斜行を低減させる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態は、後述する図8に示すように、ガイド部材摺動方向をシートの搬送方向に対し搬送下流側に大きくなるよう傾け、さらに位置固定材も同様の角度だけ傾ける。これによりガイド部材の位置固定精度を固定部材の1ピッチよりsinθだけ細分化することを可能とする。
本実施形態は、被読取原稿を固定の読取装置部に搬送し、所定の速度で搬送しながら画像読取を行う装置に用いる被読取原稿処理装置(以下ADFと言う。)に関するものである。その基本的な構成、動作、作用の一例を、本装置の断面図である(図1)及び制御ブロック図(図2、図3)を基に説明する。
図1に示すように、本実施形態のADFは、被読取原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた原稿束から一枚毎原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿を一次突当整合するとともに整合後の原稿を引き出し搬送する働きをするレジスト部C、搬送される原稿をターンさせて原稿面を読み取り側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の表面画像をコンタクトガラス21の下方より読み取りを行わせる第1読取搬送部E、読取後の原稿の裏面画像を読み取る第2読取搬送部F、表裏の読取が完了した原稿を機外に排出する排紙部G、読取完了後の原稿を積載保持するスタック部H、これら搬送動作の駆動を行う駆動部101〜105、さらに、一連の動作を制御するコントローラ部100、とから構成されている。
読取を行う原稿束1をセットするのは、可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上で、原稿面を上向きの状態でセットする。さらに原稿束1の幅方向を図示しないサイドガイドによって搬送方向と直行する方向の位置決めを行う。原稿のセットはセットフィラー4、セットセンサ5により検知され、インターフェース(I/F)107により本体制御部111に送信される。さらに原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ30又は31(反射型センサ又は、原稿1枚にても検知可能なアクチュエーター・タイプのセンサが用いられる)により原稿の搬送方向長さの概略が判定される(少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置が必要である。)。
可動原稿テーブル3は底板上昇モータ105により図に示すa、b方向に上下動可能な構成になっていて、原稿がセットされた事を前記セットフィラー4、セットセンサ5により検知すると底板上昇モータ105を正転させて原稿束の最上がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる。ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101によりカム機構で図に示すc、d方向に動作すると共に、可動原稿テーブル3が上昇し、可動原稿テーブル3上の原稿上面により押されてc方向に上がりテーブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となっている。本体操作部108よりプリントキーが押下され、本体制御部111からI/F107を介してADF制御部100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転によりピックアップローラ7が回転駆動され、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。
給紙ベルト9は給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動され、リバースローラ10は給紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿とその下の原稿を分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。
さらに詳しく説明すると、リバースローラ10は給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9との直接接している時、又は原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト9の回転につられて反時計方向につれ回りし、万が一、原稿が2枚以上給紙ベルト9とリバースローラ10の間に進入した時は連れ回り力がトルクリミッターのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送が防止される。給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によってさらに送られ、突き当てセンサ11によって先端が検知されさらに進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる、その後前出の突き当てセンサ11の検知から所定量定められた距離だけ送られ、結果的には、プルアウトローラ12に所定量の撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることにより、給紙ベルト9の駆動が停止する。この時、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラを原稿上面から退避させ原稿を給紙ベルトの搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ12の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ12は、前記スキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ14まで搬送するためのローラで、給紙モータ102の逆転により駆動される。またこの時(給紙モータ102逆転時)、プルアウトローラ12と中間ローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されていない。原稿幅センサ13は奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さは原稿の先端後端を突き当てセンサ11で読み取ることによりモータパルスから原稿の長さを検知する。プルアウトローラ12及び中間ローラ14の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第1読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して原稿を読取部へ送り込む処理時間の短縮が図られている。
原稿先端が読取入口センサ15により検出されると、読取入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原稿先端が進入前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするために減速を開始すると同時に、読取モータ103を正転駆動して読取入口ローラ16、読み取り出口ローラ23、CIS出口ローラ27を駆動する。原稿の先端をレジストセンサ17にて検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取位置20の手前で一時停止すると共に、本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読み取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は、読取位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立ち上がるように増速されて搬送される。読取モータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が、第1読取部を原稿後端が抜けるまで送信される。
片面原稿読み取りの場合には、第1読取搬送部Eを通過した原稿は第2読み取り部を経て排紙部Gへ搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ24による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない様に制御される。
両面原稿読み取りの場合には、排紙センサ24にて原稿先端を検知してから読み取りモータのパルスカウントにより第2読取部25に原稿先端が到達するタイミングで第2読取部25に対してDF制御部100から副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が読み取り部を原稿後端が抜けるまで送信される。第2読取ローラ26は第2読み取り部における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読み取り部におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。
以下、本実施形態の動作について従来の例と比較参照しつつ説明する。これらの図において、50はシートあるいはシート束、51は呼び出しコロ(図1のピックアップローラ7に対応する要素)、52はガイド部材、53はガイド部材の摺動レール、54はレール状の位置決め部材、55は位置決めレール(ただし、爪部分)、56は位置決め部材差込部、57は原稿台(図1の原稿テーブル2に対応する要素)、58は分離コロ(図1のリバースローラ10に対応する要素)、59はシートあるいはシート束の奥側の縁を突き当てる突き当て部である。
原稿台57上におけるシート50の積載面のシート送り方向の端縁と呼出コロ51の軸線は、部品精度に起因して、完全に並行させ得ることは難しい。そのため、呼出コロ51でシート50を呼び出す際、図4に示すように、呼出コロ51を中心とした回転力Rが生じ、これがシート50に掛かる。この回転力Rによりシート50が呼出コロ51を中心として回転することで、シート50の斜行(図4(B)参照)が生じる。このシート50の回転を抑制するため、従来機ではシート50の縁を押さえるガイド部材52を一対設けている。ただしガイド部材52とシート50の間に隙間aがあると、シート50はやはり呼出コロ51を中心に回転し、ガイド部材52と当たる位置までシート50が傾く(傾き角度はθa)。この対策として、図5で示すように隙間a>隙間bとなるようにすることでシート50の傾き角度はθa>θb(θa:隙間aの時の傾き角度、θb:隙間bの時の傾き角度)とすることはできる。
従来機で採用されていたガイド構造の構成例を図6に示す。従来機では、ガイド部材52をのせる原稿台57、ガイド部材52の移動方向を決める一対の摺動レール53、ガイド部材52の固定位置を決める位置決め部材54、位置決め部材54によりガイド部材52を固定するための位置決めレール55から構成してある。ガイド部材52に対して摺動レール53と位置決め部材54は直交している(すなわちシートあるいはシート束50の仮想の幅方向に沿うように設けてある。)。またガイド部材52には、一対の摺動レール53の間に位置させる被ガイド部52aが設けてある。
そしてガイド部材52を移動させる時には、位置決め部材54のロックを解除して位置決めレール55から取り外し(図6(A)では紙面上方へ移動させる。また図6(B)では紙面左側へ移動させる。)、摺動レール53と被ガイド部52aを利用し、シート50の縁にあわせるように一対のガイド部材52を移動させてセットし、その後に位置決め部材54をガイド部材52の穴へ押し込むことで位置決めレール55の位置を固定し、それによってガイド部材52の位置を固定する構成になっている。
位置決めレール55は、図7に示すように、ノコギリ状もしくは山状の凹凸部60を備えた溝61を有しており、溝61は、ガイド部材52のシート50の縁を規制する面に対し平行となっている。このため、ガイド部材52の位置決め精度は、図7の凹凸部60の1ピッチ(例として、ピッチをp
mmとして以下説明する。)。このピッチpmmを小さくすることで、ガイド部材52の固定位置を細分化でき、図4に示した隙間aをなくし、あるいはごく小さく抑えることが可能となるが、図7に示した爪係り量cは小さくなる。すると、特に摺動回数が多いガイド部材52ではこの部分が破損しやすくなり、耐久性にも劣ることとなる。なお、図7(B)は、図7(A)の矢印B部の拡大図である。
本発明の実施形態1に係る構造例を図8に示す。図示のように本発明の実施形態では位置決め部材と摺動レール53を、シート50の送り方向下流側でガイド部材52との間でなす角度θsが鋭角となるように斜めに配置してある。またガイド部材52の被ガイド部52aは、ガイド部材52に対して角度θ(角度θsとほぼ同じ)だけ傾けて設けてある。
すなわち、上述のように各要素を傾けることで、凹凸部60の1ピッチpが従来機と同等の条件でも、ガイド部材52の固定位置精度を、「ピッチ幅p×sinθ」と細分化することができるようにしてある。例えば、傾け角度θを45度にすれば、ガイド部材52の位置決め精度はピッチa×sin45°=0.7×p
mmとなり、傾け角度θを30度にすると、位置決め精度は同様に計算して0.5×a mmとなる。このようにガイド部材52の固定位置精度を向上(細分化)させ、シート束50の縁とガイド部材52の隙間を小さくし、それによりシート50の斜行を抑制するのである。
なお、その他の基本的な作用は従来機と同様である。なお、図示の例ではガイド部材52をシート50の一方側だけに設け、ガイド部材52が位置決めされた状態ではシートあるいはシート束は奥側の縁が突き当て部59に突き当たって突き当て部59側も位置決めされるようになっているが、本発明はこれに限定されず、ガイド部材52をシート50の両側に設けても良いことは勿論である。
また、位置決め部材54と摺動レール53の傾き角度θsと被ガイド部52aの傾き角度θの若干の差を利用し、図9で示すように、被ガイド部52aの先端側と基端側(ガイド部材52側)とがそれぞれ異なる摺動レール53と摺接することによって受ける力で、被ガイド部52aが単に摺動レール53間に位置するのではなく、摺動レール53、53からそれぞれ力を受けて位置決めされ、ガイド部材52の位置決めを確固たるものとしており、シート50の斜行抑制性が向上するようになっている。
<実施形態2>
さらに図10に示すように、ガイド部材52のシート搬送方向で下流側の端部に弾性を有する補助位置規制部材70を設けることでさらに斜行を抑制できる。図中71はガイドリブである。シート50の端部を面で受けると、シート50を搬送するために必要な力が増すため、不給紙などの不具合が出ることがあり、ガイドリブ71は接触面を減らし、そのような不具合の発生を防ぐために設けてある。本例では、補助位置規制部材70が弾性体のため、押し込まれると変形してしまい、そのためにシート50の位置が完全に決まらず、搬送品質が低下する原因になるので、ガイドリブ71をいわばストッパとして設けている。
なお本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 :原稿
1 :原稿束
2 :原稿テーブル
3 :可動原稿テーブル
4 :セットフィラー
5 :セットセンサ
7 :ピックアップローラ
8 :テーブル上昇検知センサ
9 :給紙ベルト
10 :リバースローラ
11 :センサ
12 :プルアウトローラ
13 :原稿幅センサ
14 :中間ローラ
15 :読取入口センサ
16 :読取入口ローラ
17 :レジストセンサ
20 :読取位置
21 :コンタクトガラス
23 :出口ローラ
24 :排紙センサ
25 :第2読取部
26 :第2読取ローラ
27 :CIS出口ローラ
28 :排紙ローラ
29 :排紙トレイ
30 :検知センサ
50 :シート(シート束)
51 :呼出コロ
52 :ガイド部材
52a :被ガイド部
53 :摺動レール
54 :部材
55 :位置決めレール
57 :原稿台
59 :突き当て部
60 :凹凸部
61 :溝
70 :補助位置規制部材
71 :ガイドリブ
特開2007−246188号公報

Claims (7)

  1. 原稿台上に載せたシートの送り方向あるいはシート束からのシートの送り方向に沿う一の縁に沿って平行に位置を固定し、前記シートあるいはシート束の前記一の縁を突き当てる突き当て部と、
    前記シートあるいはシート束の前記一の縁と平行な他の縁に沿って位置し、該他の縁をガイドするガイド部材と、
    前記シートあるいはシート束の幅方向における前記ガイド部材の位置を可変とするとともに、前記シートあるいはシート束の幅寸法に合わせた位置で固定する位置決め部材とを備え、
    前記位置決め部材と前記ガイド部材の位置を可変しかつ固定するために両部材が凹凸係合部をそれぞれ有し、
    前記位置決め部材を、前記シートの送り方向下流側で前記ガイド部材との間でなす角度が鋭角となるように斜めに配置したことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 請求項1に記載の原稿搬送装置において、
    前記凹凸係合部をなす凹凸部を前記位置決め部材と前記ガイド部材とにそれぞれ一定間隔で複数設けてなる、
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  3. 請求項1または2に記載の原稿搬送装置において、
    前記ガイド部材に、前記位置決め部材と平行に被ガイド部を斜行させて設け、 該被ガイド部と平行に一対の規制部材を設け、
    該一対の規制部材の間に前記被ガイド部を入れ、前記ガイド部材の前記位置決めのための移動時に前記ガイド部材の移動ガイドとする、
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の原稿搬送装置において、
    前記ガイド部材を移動させる際には、前記位置決め部材との前記凹凸係合を解消して前記ガイド部材を移動させる、
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の原稿搬送装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の原稿搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5に記載の原稿搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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