JP2013141379A - 無停電電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無停電電源装置は、交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータ8と、コンバータ8によって変換された直流電力を蓄える蓄電池30と、交流電源の停電時、蓄電池30に蓄えられた直流電力を交流電力に変換して負荷32に供給するインバータ12と、蓄電池30からの放電電力の電圧を検出する電圧検出器20とを備える。電圧検出器20は、蓄電池30の放電電圧の検出値に基づいて蓄電池30の劣化モードを判別するとともに、判別した劣化モードにおける蓄電池20の内部状態値の使用に伴う劣化特性に基づいて蓄電池30の劣化を診断する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施の形態1に従う無停電電源装置の全体構成図である。
最初に、図2から図4を用いて、従来の無停電電源装置において実行されている蓄電池の劣化診断およびその課題について説明する。
図2を参照して、ステップS10による無停電電源装置の運転中において、交流電源に停電が発生すると(ステップS20のYES判定時)、蓄電池30からインバータ12に直流電力が供給される。この直流電力はインバータ12によって交流電力に変換されて負荷32に供給される。
図5は、交流電源に停電が発生したときの蓄電池30の放電電圧特性の一例を示す図である。図5の放電電圧特性は、蓄電池30に密閉型鉛蓄電池を適用した場合において、蓄電池30を一定電流(たとえば、放電電流I=0.65CAとする)で放電したときの電池セル当たりの放電電圧を測定したものである。なお、CAは、放電電流(A)/電池容量(Ah)で計算される値であり、CA=1の場合には1時間で電池容量全てを放電してしまうような放電電流である。
図6は、蓄電池30の放電開始直後における放電電圧の変化を模式的に示す図である。図6の放電電圧特性は、蓄電池30に密閉型鉛蓄電池を適用した場合において、蓄電池30を一定電流(たとえば、放電電流I=0.15CAとする)で短時間放電したときの電池セル当たりの放電電圧を測定したものである。図6においては、縦軸に電池セル当たりの電圧変化量が示され、横軸には放電時間が示される。なお、電圧変化量は、放電電圧の増加時に「正」の値に算出され、放電電圧の低下時に「負」の値に算出される。
図8を参照して、直線k21は拡散抵抗による電圧低下量が判定値を下回るときの内部抵抗と電池容量との間の相関関係を示し、直線k22は拡散抵抗による電圧低下量が判定値以上となるときの内部抵抗と電池容量との間の相関関係を示す。これら2つの相関関係を比較すると、拡散抵抗による電圧低下量が判定値以上となるときには、同じ内部抵抗に対する電池容量が小さくなる。このように、内部抵抗と電池容量との間の相関関係に拡散抵抗の大きさを反映させることにより、電池容量を精度良く推定することができる。そして、電池容量の推定値に基づいて、蓄電池30が寿命期であるか否かを正確に判定することができる。
図9は、この発明の実施の形態1による無停電電源装置における蓄電池の劣化診断を実現するための制御処理手順を示したフローチャートである。なお、図9は、図2のステップS70の処理をさらに詳細に説明するフローチャートである。
実施の形態1では、交流電源に停電が発生して蓄電池30からインバータ12に直流電力が供給されるときに、蓄電池30の放電電圧の検出値に基づいて蓄電池30の劣化を診断する構成について説明した。
図11を参照して、実施の形態2による無停電電源装置は、図1に示した実施の形態1による無停電電源装置と比較して、筐体1の内部にテスト信号発生回路50および直流電圧指令発生回路52をさらに備える。
Claims (5)
- 交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
前記コンバータによって変換された直流電力を蓄える蓄電池と、
前記交流電源の停電時、前記蓄電池に蓄えられた直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータと、
前記蓄電池からの放電電力の電圧を検出する電圧検出器と、
前記電圧検出器の検出値に基づいて前記蓄電池の劣化モードを判別するとともに、判別した前記劣化モードにおける前記蓄電池の内部状態値の使用に伴う劣化特性に基づいて前記蓄電池の劣化を診断する劣化診断部とを備える、無停電電源装置。 - 前記劣化診断部は、放電開始時点での前記電圧検出器の検出値と、放電が開始されてから所定時間経過した時点での前記電圧検出器の検出値との差分である前記蓄電池の電圧降下量に基づいて、前記蓄電池の劣化モードを判別する、請求項1に記載の無停電電源装置。
- 前記劣化診断部は、放電開始時点での前記電圧検出器の検出値に基づいて前記蓄電池の内部抵抗を推定し、かつ、判別した前記劣化モードにおける内部抵抗および電池容量の使用に伴なう劣化特性を参照することにより、前記内部抵抗の推定値に基づいて前記蓄電池の電池容量を推定する、請求項1または2に記載の無停電電源装置。
- 前記交流電源から交流電力が供給されている通常時、前記蓄電池の劣化診断の実行を指示する実行指令を所定周期で発生する実行指令発生部と、
前記実行指令発生部から前記実行指令を受けたときに、前記コンバータから供給される交流電圧の電圧が前記蓄電池の電圧よりも低くなるように、前記コンバータの出力電圧の電圧指令値を変更する電圧指令発生部とをさらに備える、請求項1に記載の無停電電源装置。 - 前記劣化診断部による診断結果を前記無停電電源装置の外部へ送信するための通信部をさらに備える、請求項1に記載の無停電電源装置。
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