JP2013140649A - 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク用ガラス基板、及び化学強化用かご - Google Patents

磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク用ガラス基板、及び化学強化用かご Download PDF

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Abstract

【課題】ガラス基板の境界エッジにおいて、磁気ヘッドの浮上距離を乱す原因となるODチップ等の部分的な表面凹凸の発生を抑制することができる磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク用ガラス基板、及び化学強化用かごを提供する。
【解決手段】磁気ディスク用ガラス基板の製造方法は、ガラス素板の外側端部に形成されている少なくとも面取り面の研磨を行う工程と、この研磨の後、前記ガラス素板の主表面の研削を、固定砥粒を用いて行う工程と、研削した前記ガラス素板を、化学強化用かごに収容して化学強化処理を行う工程と、を有する。前記化学強化用かごは、前記ガラス素板の外側端部を支持する溝であって、前記溝の両側の側壁が前記主表面及び前記面取り面に対して凸となるように湾曲した溝により、前記ガラス素板を支持する。磁気ディスク用ガラス基板には、このガラス素板の主表面に、少なくとも磁性層が形成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク用ガラス基板、及び化学強化用かごに関する。
今日、パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)記録装置等には、データ記録のためにハードディスク装置が内蔵されている。このハードディスク装置では、ガラス基板に磁性層が設けられた磁気ディスクが用いられ、磁気ディスクの面上を僅かに浮上させた磁気ヘッド(DFH(Dynamic Flying Height)ヘッド)で磁性層に磁気記録情報が記録され、あるいは読み取られる。この磁気ディスクの基板には、ガラス基板が他の金属基板等に比べて塑性変形をしにくい性質を持つことから、ガラス基板が好適に用いられる。
また、ハードディスク装置における記憶容量の増大の要請を受けて、磁気ディスクには磁気記録の高密度化が図られている。例えば、磁性層における磁化方向を基板の面に対して垂直方向にする垂直磁気記録方式を用いて、磁気記録情報エリアの微細化が行われている。これにより、1枚のディスク基板における記憶容量を増大させることができる。しかも、記憶容量の一層の増大化のために、磁気ヘッドの磁気記録面からの浮上距離を極めて短くして磁気記録情報エリアを微細化することも行われている。このような磁気ディスクの基板においては、磁性層の磁化方向が基板面に対して略垂直方向に向くように、磁性層が平らに形成される。このために、ガラス基板の表面粗さは可能な限り小さく形成されている。
また、磁気ヘッドの浮上距離が短いことによりヘッドクラッシュ障害やサーマルアスペリティ障害を引き起こし易い。これらの障害は磁気ディスクの主表面上の局部的な微小な凹凸の他に微細なパーティクル等の欠陥によっても発生するため、磁気ディスクの主表面の他に磁気ディスクの端面にある欠陥も可能な限り小さく、かつ少なくなるようにガラス基板は作製されている。なお、以降で説明する磁気ディスクの端面とは、磁気ディスク端部の半径方向に向く、すなわち主表面に対して垂直方向を向く側壁面と、磁気ディスク端部が面取りされている場合、面取り面を含む面をいう。例えば、後述する図1(c)において、符号2Aが側壁面、符号2Bが面取り面に対応する。
このような磁気ディスク用ガラス基板は、例えば、円板形状のガラスブランクを作製した後、ガラスブランクを磁気ディスク用ガラス基板のガラス素板として用いて、ラッピング、コアリング、チャンファリング、端面研磨、研削、第1研磨、化学強化、第2研磨、洗浄の各工程を行って所定の表面凹凸を有するガラス基板を作製する。
なお、上記化学強化の工程では、ガラス基板となる前の複数枚のガラス素板をガラス保持具に配置して、高温の化学強化液中に浸漬する。この化学強化の際に用いられるガラス素板を保持する保持具であって、ガラス基板にひびや割れの生じない保持具が知られている(特許文献1)。また、情報記録媒体用ガラス基板の化学強化用保持具として、
ガラス基板の歪みの発生を低減することができる化学強化用ホルダーが知られている(特許文献2)。当該化学強化用ホルダーでは、ガラス基板を支持する支持部材に側面視U字状の溝部が形成されている。
特開2010−113783号公報 特開2003−137605号公報
ところで、磁気ヘッドの浮上距離に悪影響を与えないために、ガラス基板の主表面の表面凹凸は勿論、主表面とガラス基板の外周端面(面取り面)が接する外周の境界エッジまで表面凹凸が小さいことが望まれている。上記境界エッジに表面凹凸として点欠陥のように部分的に凹部や凸部が存在すると、磁性層の表面にもこの表面凹凸が反映されて、磁気ヘッドの浮上距離に悪影響を与えるからである。
しかし、ガラス基板を作製したとき、境界エッジ近傍では、部分的に点欠陥のような表面凹凸が存在し必ずしも目標どおりの面が形成されない場合がある。このようなガラス基板は、磁気ヘッドの浮上距離を乱す原因となる虞がある。
そこで、本発明は、ガラス基板の境界エッジにおいて、磁気ヘッドの浮上距離を乱す原因となる部分的な表面凹凸の形成を抑制することができる磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスク用ガラス基板を提供することを目的とする。
本発明者らは、磁気ディスク用ガラス基板の境界エッジを詳細に検討したところ、境界エッジに部分的に点状に欠ける微細な凹部の欠陥(以降、ODチップという)が発生することを見出した。しかも、発明者らは、このODチップは、化学強化工程で用いる保持具(化学強化用かご)の支持部がガラス基板の境界エッジが点接触して破損することによって生じる欠けであることを知見した。これにより、本発明者らは、下記発明を想到した。
本発明の一態様は、磁気ディスク用ガラス基板の製造方法である。当該製造方法は、
ガラス素板の外側端部に形成されている少なくとも面取り面の研磨を行う工程と、
前記面取り面の研磨の後、前記ガラス素板の主表面の研削を、固定砥粒を用いて行う工程と、
研削した前記ガラス素板を、化学強化用かごに収容して化学強化処理を行う工程と、を有する。
前記化学強化用かごは、前記ガラス素板の外側端部を前記外側端部の両側から支持する溝であって、前記溝の両側の側壁が前記主表面及び前記面取り面に対して凸となるように湾曲した溝により、前記ガラス素板を支持する。
本発明の他の一態様は、前記磁気ディスク用ガラス基板の製造方法により製造された磁気ディスク用ガラス基板の前記主表面に、少なくとも磁性層を成膜することを特徴とする磁気ディスク用ガラス基板である。
さらに、本発明の他の一態様は、ガラス素板を化学強化するために前記ガラス素板を収容する化学強化用かごである。
その際、前記ガラス素板は、外側端部に形成されている少なくとも面取り面の研磨を行った後、前記ガラス素板の主表面の研削を、固定砥粒を用いて行ったガラス板であり、
前記化学強化用かごは、前記ガラス素板の外側端部を前記外側端部の両側から支持する溝であって、前記溝の両側の側壁が前記主表面及び前記面取り面に対して凸となるように湾曲した溝により、前記ガラス素板を支持する。
上述の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク用ガラス基板、及び化学強化用かごによれば、ガラス基板の境界エッジにおいて、磁気ヘッドの浮上距離を乱す原因となる部分的な表面凹凸の形成を抑制することができる。
(a)〜(c)は、本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板を用いて作製される磁気ディスクを説明する図である。 本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法のフローの一例を説明する図である。 本実施形態におけるガラス素板の端面研磨を説明する図である。 (a),(b)は、本実施形態のガラス素板の固定砥粒による研削を説明する図である。 (a)〜(c)は、本実施形態の化学強化においてガラス素板を収納する化学強化用かごを説明する図である。 (a),(b)は、ガラス基板の端部形状のダブオフ値の算出方法を概念的に説明する図である。
以下、本発明の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク用ガラス基板、及び化学強化用かごについて詳細に説明する。
図1(a)〜(c)は、本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板を用いて作製される磁気ディスクを説明する図である。
(磁気ディスク及び磁気ディスク用ガラス基板)
図1(a)に示す、ハードディスク装置に用いる磁気ディスク1は、円環状のガラス基板2の主表面に、図1(b)に示すように少なくとも磁性層(垂直磁気記録層)等を含む層3A,3Bを成膜している。より具体的には、層3A,3Bには、例えばガラス基板2の主表面上に、主表面に近いほうから順に、少なくとも付着層、下地層、磁性層(磁気記録層)、保護層、潤滑層が積層された構成になっている。
例えばガラス基板2を、真空引きを行った成膜装置内に導入し、DCマグネトロンスパッタリング法にてAr雰囲気中で、ガラス基板の主表面上に付着層から磁性層まで順次成膜する。付着層としては例えばCrTi、下地層としては例えばCrRuを用いることができる。さらに、例えばCoTaZr/Ru/CoTaZrの軟磁性層、CoCrSiO2の非磁性グラニュラー下地層、CoCrPt−SiO2・TiO2のグラニュラー磁性層等が形成される。上記成膜後、例えばCVD法によりCを用いて保護層を成膜し、同一チャンバ内で、表面に窒素を導入する窒化処理を行うことにより、磁気記録媒体を形成することができる。その後、例えばPFPE(ポリフルオロポリエーテル)をディップコート法により保護層上に塗布することにより潤滑層が形成される。
磁気ディスク1は、図1(c)に示すように、ハードディスク装置の磁気ヘッド4A,4Bのそれぞれが、磁気ディスク1の高速回転、例えば7200rpmの回転に伴って磁気ディスク1の表面から10nm以下、例えば5nm浮上する。すなわち、図1(c)中の距離Hが10nm以下、例えば5nmである。この状態で、磁気ヘッド4A,4Bは、磁性層に情報を記録し、あるいは読み出しを行う。この磁気ヘッド4A,4Bの浮上によって、磁気ヘッド4A,4Bは、磁気ディスク1に対して摺動することなく、しかも近距離で磁性層に対して記録あるいは読み出しを行うので、磁気記録情報エリアの微細化と磁気記録の高密度化を実現する。
このとき、磁気ディスク1のガラス基板2の中央部から境界エッジ5まで、目標とする表面精度で正確に加工され、距離Hを10nm以下に保った状態で磁気ヘッド4A,4Bを正確に動作させることができる。
このような磁気ディスク1に用いるガラス基板2は、後述する工程を経て得られるが、ガラス基板2の主表面の表面粗さ、すなわち算術平均粗さRa(JIS B 0601:2001)は0.15nm以下、例えば0.03〜0.15nmであることが、距離Hを10nm以下に保って磁気ヘッド4A,4Bを正確に動作させる上で好ましい。なお、算術平均粗さRaは、ガラス基板2の表面の1μm×1μmの計測エリアについて、原子間力顕微鏡を用いて256点×256点の計測を行うことにより得られる値である。
本実施形態における磁気ディスクに用いるガラス基板2の材料として、アルミノシリケートガラス、ソーダライムガラス、ボロシリケートガラス、アルカリアルミノシリケートガラス、アルカリボロシリケートガラスなどを用いることができる。特に、化学強化を施すことができ、また主表面の平坦度及びガラス基板の強度において優れた磁気ディスク用ガラス基板を作製することができるという点で、アルカリアルミノシリケートガラスを好適に用いることができる。
本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板の組成は限定するものではないが、本実施形態のガラス基板2は好ましくは、酸化物基準に換算し、モル%表示で、
・SiO:50〜75%、
・Al:1〜20%、
・LiO、NaO及びKOから選択される少なくとも1種の成分:合計で12〜35%、
・MgO、CaO、SrO、BaO及びZnOから選択される少なくとも1種の成分:合計で0〜20%、
・ZrO、TiO、La、Y、Ta、Nb及びHfOから選択される少なくとも1種の成分:合計で0〜10%、
を有する組成からなるアルミノシリケートガラスである。なお、アモルファスのアルミノシリケートガラスであることが好ましい。
また、ガラス基板2は、円環状の薄板のガラス基板である。ガラス基板2のサイズは限定されないが、例えば、公称直径2.5インチの磁気ディスク用ガラス基板に好適である。
以下、ガラス基板2の製造工程について説明する。図2は、本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法のフローの一例を説明する図である。
(1)ガラスブランクの作製
板状のガラスブランクの作製(ステップS10)では、例えばフロート法が用いられる。板状ガラスの作製では先ず、錫などの溶融金属の満たされた浴槽内に、溶融ガラスを連続的に流し入れることで例えば上述した組成の板状ガラスを得る。溶融ガラスは厳密な温度操作が施された浴槽内で進行方向に沿って流れ、最終的に所望の厚さ、幅に調整された板状ガラスが形成される。この板状ガラスから、磁気ディスク用ガラス基板の元となる所定形状の板状のガラスブランクが切り出されて作製される。浴槽内の溶融錫の表面は水平であるために、フロート法により得られる板状のガラスブランクは、その表面の平坦度が十分に高いものとなる。
また、板状ガラスブランクの作製は、フロート法の他に、例えばプレス成形法を用いることもできる。プレス成形による板状のガラスブランクの作製では、受けゴブ形成型である下型上に、溶融ガラスからなるガラスゴブ(ガラス塊)が供給され、下型と対向するゴブ形成型である上型を使用してガラスゴブがプレス成形される。これにより、磁気ディスク用ガラス基板の元となる円板状のガラスブランクが作製される。
なお、板状のガラスブランクは、上述した方法に限らず、ダウンドロー法、リドロー法、フュージョン法などの公知の製造方法を用いて製造することができる。フロート法やダウンドロー法、リドロー法、フュージョン法などの公知の製造方法で作られた板状ガラスから、磁気ディスク用ガラス基板の元となる円板状のガラスブランクが切り出されて作製される。
以下の工程については、プレス法で作製された円板状のガラスブランクの場合について記載する。
(2)コアリング工程
次に、円板状のガラスブランクを、磁気ディスク用ガラス基板のガラス素板として用いて、このガラス素板に対してコアリング工程が行われる(ステップS20)。すなわち、円筒状のダイヤモンドドリルを用いて、円板状のガラス素板の中心部に内孔を形成することにより、円環状で板状のガラス素板がつくられる。
(3)ラッピング工程
次に、ガラス素板12の両主表面に対して、必要に応じて、アルミナ系遊離砥粒を用いたラッピング加工を行う(ステップS30)。具体的には、ガラス素板12の両面に上下からラップ定盤を押圧させ、上記遊離砥粒を含む研削液をガラス素板12の主表面上に供給し、これらを相対的に移動させてラッピング加工を行う。なお、フロート法でガラス素板を作製した場合には、作製後の主表面が精度高く形成されるので、このラッピング加工を省略してもよい。
(4)チャンファリング工程
コアリング工程の後、円板状のガラス素板の外側端部及び内側端部の面(外周端面及び内周端面)に面取り面を形成するチャンファリング工程が行われる(ステップS40)。チャンファリング工程では、コアリング工程によって円環状に加工されたガラス素板の外周端面および内周端面に対して、例えば、ダイヤモンド砥粒を用いたメタルボンド砥石等によって面取りが施される。このチャンファリング工程により、ガラス素板の端部には、磁気ディスク端部の半径方向に向く、すなわち主表面に対して垂直方向を向く側壁面と、面取り面を含む面が外周端面、内周端面として形成される。
(5)端面研磨工程
次に、円環状のガラス素板の端面研磨(エッジポリッシング)が行われる(ステップS50)。
端面研磨では、円環状のガラス素板の内周端面及び外周端面をブラシ研磨により鏡面仕上げを行う。このとき、図3に示すように、スペーサ10をガラス素板12間に挟んで積層した複数のガラス素板12を、研磨ブラシ14を用いて研磨を行う。さらに、研磨に用いる研磨液は、酸化セリウム等の微粒子を遊離砥粒として含む。端面研磨を行うことにより、ガラス素板12の端面での塵等が付着した汚染、ダメージあるいは傷等の損傷の除去を行うことにより、サーマルアスペリティの発生の防止や、NaやK等のコロージョンの原因となるイオン析出の発生を防止することができる。
(6)固定砥粒による研削工程
固定砥粒による研削工程では、研削装置を用いて円環状で板状のガラス素板12の両側の主表面に対して研削加工を行う(ステップS60)。研削装置は、上下一対の定盤(上定盤および下定盤)を有しており、上定盤および下定盤の間に円環状のガラス素板12が狭持される。そして、上定盤または下定盤のいずれか一方、または、双方を移動操作することにより、円環状のガラス素板12と各定盤とを相対的に移動させることで、固定砥粒によってガラス素板の両主表面を研削することができる。例えばダイヤモンド砥粒(粒子サイズ:直径1〜20μm)を固定砥粒として用いたダイヤモンドシートが、ガラス素板12と接触する上定盤及び下定盤の面に設けられて研削が行われる。研削量は(両面合わせて)10〜200μmである。
図4(a)に示すようなガラス素板12の主表面が固定砥粒により研削されて主表面の表層部分が除去されることにより、図4(b)に示すように、ガラス素板12の主表面と外周端面の面取り面とが接する境界エッジ12a,12bが角張って形成される。境界エッジ12a,12bを角張って形成するのは、主表面の中央部分の領域から外周の境界エッジ12a,12bまで、磁気ヘッドが目標とする距離浮上することができ、境界エッジ12a,12bまで、磁性層の書き込み、読み出しの動作を安定して行わせるためである。
(7)第1研磨(主表面研磨)工程
次に、円環状のガラス素板12の主表面に第1研磨が施される(ステップS70)。第1研磨を行う研磨装置は、固定砥粒による研削と同様に、上下一対の定盤(上定盤および下定盤)を有しており、上定盤および下定盤の間に円環状のガラス素板12が狭持される。そして、上定盤または下定盤のいずれか一方、または、双方を移動操作することにより、円環状のガラス素板12と各定盤とを相対的に移動させることで、各定盤に設けられた研磨パッドを用いて、ガラス素板の両主表面を研磨することができる。第1研磨は、この研磨装置を用いて遊離砥粒で行われる。研磨剤である遊離砥粒には、粒子サイズ(直径)が略0.5〜2.0μmの酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン等の微粒子が用いられる。この粒子サイズは、(6)の研削に用いるダイヤモンド砥粒の粒子サイズに比べて小さい。第1研磨は、(6)の研削により主表面に残留した傷、歪みの除去、うねり、微小うねりの調整を目的とする。
(8)化学強化工程
次に、第1研磨後の円環状のガラス素板12は化学強化される(ステップS80)。化学強化液として、例えば硝酸カリウム(60重量%)と硝酸ナトリウム(40重量%)の混合液等を用いることができる。化学強化では、化学強化液が、例えば300℃〜500℃に加熱され、洗浄した複数のガラス素板12が化学強化用かごに収容されて、例えば200℃〜300℃に予熱された後、複数のガラス素板12が化学強化用かごに収容された状態で化学強化液中に、例えば1時間〜4時間浸漬される。このように、ガラス素板12を化学強化液に浸漬することによって、ガラス素板12の表層にあるLiイオン及びNaイオンが、化学強化液中のイオン半径が相対的に大きいNaイオン及びKイオンにそれぞれ置換され、ガラス素板12の表面に圧縮層が形成されることにより強化される。なお、化学強化処理された円環状のガラス素板12は洗浄される。例えば、硫酸で洗浄された後に、純水等で洗浄される。
なお、ガラス素板12を収納する化学強化用かごについては後述する。
(9)第2研磨(最終研磨)工程
次に、化学強化されて十分に洗浄されたガラス素板12に第2研磨が施される(ステップS90)。第2研磨は、主表面の鏡面研磨を目的とする。第2研磨では例えば、第1研磨と同様の構成の研磨装置を用いる。このとき、第1研磨と異なる点は、遊離砥粒の種類及び粒子サイズが異なることと、パッドの硬度が異なることである。パッドは、発泡ウレタン等のウレタン製研磨パッド、スエードパッド等が用いられる。
第2研磨に用いる遊離砥粒として、例えば、研磨液に混濁させたシリカからなるコロイダルシリカ等の微粒子(粒子サイズ:直径10〜50nm程度)が用いられる。この微粒子は、第1研磨で用いる遊離砥粒に比べて細かい。シリカからなるコロイダルシリカ等の微粒子が混濁した研磨液(スラリー)には、スラリーに対してシリカが例えば0.1〜40質量%、好ましくは、3質量%〜30質量%含むことが、研磨の加工効率を確保し、表面粗さを高める点で好ましい。
(10)洗浄工程
研磨されたガラス素板12は洗浄される(ステップS100)。洗浄では、中性洗浄液あるいはアルカリ性洗浄液を用いた洗浄であることが、洗浄によってガラス表面に傷等の欠陥を形成せず、さらに表面粗さを粗くさせない点で好ましい。これにより、主表面の算術平均粗さRaを0.15nm以下、例えば0.03〜0.15nmとすることができる。中性洗浄液の他に、純水、酸(酸性洗浄液)、IPA(イソプロピルアルコール)等を用いた複数の洗浄処理を施すこともできる。こうして、ガラス素板12を洗浄することにより、磁気ディスク用ガラス基板2が作製される。
(化学強化用かご)
図5(a)〜(c)は、ガラス素板12を収納する化学強化用かご20を説明する図である。化学強化用かご20は、複数のガラス素板12を並べて収容して化学強化液中に浸漬するために用いられる。化学強化用かご20は、ステンレス製の側板22,24の間に3つのステンレス製の支持部材26,28,30が設けられている。支持部材26,28,30は、ガラス素板12それぞれを所定位置に収容するように支持する。支持部材26,28,30には、ガラス素板12の外側端部を外側端部の両側から支持する溝32が設けられている。溝32の両側の側壁は、ガラス素板12の主表面及び面取り面に対して凸となるように湾曲している。図5(b)に示すように、溝32内にガラス素板12が位置決めされて、ガラス素板12は化学強化用かご20にて支持される。すなわち、ガラス素板12は、支持部材26,28,30それぞれの溝32によって支持される。
溝32の溝幅は最も狭いところでもガラス素板12の板厚に対してわずかに大きくなるように溝32が形成されている。また、ガラス素板12の両側から支持する支持部材26,28の溝32の溝底間の距離は、ガラス素板12の直径より大きくなっている。これは、300℃〜500℃の化学強化液にガラス素板12が浸漬されて、ガラス素板12が熱膨張しても、化学強化処理後、化学強化用かご20からガラス素板12を容易に取り出せるようにするためである。したがって、図5(c)に示すようにガラス素板12が化学強化用かご20に収容されたとき、3つの溝32のいずれかにおいて奥行き方向及び幅方向に隙間ができるため、ガラス素板12は、溝32の底部に対して僅かに傾く。このとき、溝32の側壁は、ガラス素板12の主表面と接触し易くなる。溝32の側壁は、湾曲しているので、ガラス素板12の主表面が溝32の側壁と接触し、さらにぶつかっても、ODチップが発生する可能性は少なくなる。また、溝32の側壁は湾曲しているので、ガラス素板12が溝32の側壁と接触する部分は変動するので、境界エッジ12a,12bの近傍でODチップが発生し難い。すなわち、ガラス素板12の最終製品形態であるガラス基板2の境界エッジ12a,12bにおいて、磁気ヘッドの浮上距離を乱す原因となる部分的な表面凹凸、すなわち上記ODチップの発生を抑制することができる。また、本実施形態では、境界エッジ12a,12bが溝32の側壁と接触してもよい。境界エッジ12a,12bが溝32の側壁と接触し、あるいはぶつかっても、側壁は湾曲しているので、上記ODチップは発生し難い。
このように、本実施形態は、上記ODチップのような微細な欠けを抑制することができる。なお、ODチップのような微細な欠けが発生し易い場合、製造するガラス基板の歩留まりに影響を与える大きな欠けも発生し易くなる。本実施形態は、ODチップのような微細な欠けに比べて大きな欠けの発生も抑制するので製造するガラス基板の歩留まりの低下を抑制することができる。
なお、上述したように、ガラス素板12の端面研磨を行った後、固定砥粒による研削を行うので、端面研磨の際にガラス素板12の主表面を支持するとき主表面に傷が付いても、この傷を固定砥粒による研削で除去することができる。しかし、このような工程の順番では、ガラス素板12の境界エッジ12a,12bが角張って形成されるので、従来の化学強化用かごに収容して化学強化を行う場合、境界エッジ12a,12bの欠け(ODチップ)が発生しやすい。一方、ガラス素板12の固定砥粒による研削の後、端面研磨を行った場合、境界エッジ12a,12bは角張らないので、化学強化用かごに収容して化学強化を行っても境界エッジ12a,12bの欠け(ODチップ)が発生しにくい。しかし、境界エッジ12a,12bは丸まっている他、端面研磨時に主表面の端部形状がダレてしまう(ロールオフ傾向となる)ため、主表面の中央領域から境界エッジ12a,12bの端まで、磁気ヘッド4A,4Bによる読み取り、書き込みの機能を安定して行い難い。
本実施形態のように、化学強化用かご20の溝32がガラス素板12の外側端部を外側端部の両側から支持し、この溝32の両側の側壁がガラス素板12の主表面及び面取り面に対して凸となるように溝32の側壁を湾曲形状に形成することにより、ガラス素板12の角張った境界エッジ12a,12bの欠け(ODチップ)が発生し難くなる。しかも、境界エッジ12a,12bは角張っているので、境界エッジ12a,12bの端まで、磁気ヘッドによる読み取り、書き込みの機能が安定して行われる。
なお、今日、ガラス基板3の主表面の算術平均粗さRaが0.15nm以下になるように、主表面の表面加工精度が高く要求されている。このため、従来問題とはならなかったODチップの発生が、DFHヘッド等の磁気ヘッド4A,4Bにおいて問題となっている。本実施形態の方法は、このような問題に対して有効な解決手段となっている。
(実施例、比較例1,2)
本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法の効果を確認するために、上述した実施形態の製造方法を一部変更して外径65mmの磁気ディスク用のガラス基板2を種々作製した。作製したガラス基板2のガラス組成は、上述した本実施形態のガラス組成を満たす。
下記表1には、ガラス基板の製造方法の工程の順番と、化学強化用かごの溝の側壁の形状と、ODチップの発生の有無と、ガラス基板の端部形状の評価結果を示している。ODチップの発生の有無は、ビデオスコープにより検査し、ODチップの有無を目視で評価した。
端部形状とは、ガラス基板の主表面のうち境界エッジを含む縁部において、境界エッジまで平坦に形成されているか否かを表す表面形状をいう。ここで、端部形状はダブオフ値を用いて評価した。図6(a),(b)は、ダブオフ値の算出方法を概念的に説明するために、ガラス基板の端部の断面を拡大して表した図である。ダブオフ値を算出するためには、ガラス基板の中心点と、その中心点から外縁に向けて30mm離れた主表面上の位置(X1とする。)と、その中心点から外縁に向けて31.5mm離れた主表面上の位置(X2とする。)とが、図6(a),(b)に示すように定義される(外径65mmのガラス基板の場合)。なお、ガラス基板の中心点とX1とX2は、ガラス基板を上から見たときには同一線上にある。このとき、X1とX2を結ぶ基準線Lに対して主表面が突出している場合には、ガラス基板の端部はロールオフ形状(図6(a)の場合)であり、その最大突出量をダブオフ値D(プラス値)とする。逆に、X1とX2を結ぶ基準線に対して主表面が凹んでいる場合には、ガラス基板の端部はスキージャンプ形状(図6(b)の場合)であり、その最大凹み量をダブオフ値D(マイナス値)とする。ダブオフ値の測定には表面形状測定装置(Phase Shift社製、MicroXAM)を用いた。
1枚の円環状のガラス基板に対するダブオフ値の算出は以下のようにして行う。一方の面について90度間隔で4点(X1とX2について4個の組合せ)のダブオフ値を算出し、得られた4個のダブオフ値のうち絶対値が最も大きい値をその面のダブオフ値(プラス値またはマイナス値である)とする。同様にして、他方の面についてもダブオフ値を算出する。そして、両面のダブオフ値の平均値を、そのガラス基板のダブオフ値(プラス値またはマイナス値である)とする。得られたガラス基板のダブオフ値が21nm以下である場合、端部における主表面の表面形状は略平坦であるので、ガラス基板を合格と評価し、21nmより大きい場合、図6(a)のようなロールオフ形状が顕著となるので、ガラス基板を不合格と評価した。下記実施例、比較例1,2では、ダブオフ値Dはいずれも正であった。
Figure 2013140649
実施例及び比較例1では、化学強化用かごの支持部材の溝の側壁を、主表面及び面取り面に対して凸となるように湾曲した形状とし、比較例2では、化学強化用かごの支持部材の溝の側壁を、溝底の面の垂直方向に対して傾めに傾斜した直線形状とした。一方、実施例及び比較例2の工程では、端面研磨の後、固定砥粒による研削を行い、比較例1の工程では、固定砥粒による研削の後、端面研磨を行った。実施例、比較例1,2では成形直後のガラスブランクの成形直後の板厚を1.1mmとし、洗浄後のガラス素板12の板厚を0.8mmとした。その際、ラッピングにおける取り代は200μmとし、固定砥粒における取り代は60μmとし、第1研磨における取り代は37μmとし、第2研磨における取り代は3μmとした。
表1より明らかなように、端面研磨の後、固定砥粒による研削を行い、かつ、化学強化用かごの支持部材の溝の側壁を、主表面及び面取り面に対して凸となるように湾曲した形状とすることで、ガラス基板の端部形状のダレがなく、ODチップも発生しない、磁気ヘッド4A,4Bに最適な磁気ディスク用ガラス基板2を作製できることがわかる。
以上、本発明の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク用ガラス基板、及び化学強化用かごについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
1 磁気ディスク
2 ガラス基板
2A 側壁面
2B 面取り面
3A,3B 層
4A,4B 磁気ヘッド
5,12a,12b 境界エッジ
10 スペーサ
12 ガラス素板
14 研磨ブラシ
20 化学強化用かご
22,24 側板
26,28,30 支持部材
32 溝

Claims (5)

  1. 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法であって、
    ガラス素板の外側端部に形成されている少なくとも面取り面の研磨を行う工程と、
    前記面取り面の研磨の後、前記ガラス素板の主表面の研削を、固定砥粒を用いて行う工程と、
    研削した前記ガラス素板を、化学強化用かごに収容して化学強化処理を行う工程と、を有し、
    前記化学強化用かごは、前記ガラス素板の外側端部を前記外側端部の両側から支持する溝であって、前記溝の両側の側壁が前記主表面及び前記面取り面に対して凸となるように湾曲した溝により、前記ガラス素板を支持する、ことを特徴とする磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  2. 前記溝の側壁は、前記ガラス素板の前記主表面と前記面取り面との間の境界エッジと接触するように湾曲している、請求項1に記載の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  3. 前記磁気ディスク用ガラス基板の前記主表面の算術平均粗さRaが0.15nm以下である、請求項1または2に記載の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法により製造された磁気ディスク用ガラス基板の前記主表面に、少なくとも磁性層を成膜することを特徴とする磁気ディスク用ガラス基板。
  5. ガラス素板を化学強化するために前記ガラス素板を収容する化学強化用かごであって、
    前記ガラス素板は、外側端部に形成されている少なくとも面取り面の研磨を行った後、前記ガラス素板の主表面の研削を、固定砥粒を用いて行ったガラス板であり、
    前記化学強化用かごは、前記ガラス素板の外側端部を前記外側端部の両側から支持する溝であって、前記溝の両側の側壁が前記主表面及び前記面取り面に対して凸となるように湾曲した溝により、前記ガラス素板を支持する、ことを特徴とする化学強化用かご。
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