JP2013140443A - バックアップ制御プログラム、バックアップ制御方法およびバックアップ制御装置 - Google Patents

バックアップ制御プログラム、バックアップ制御方法およびバックアップ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】制御対象装置のバックアップ機能をバックアップデータの冗長化に利用すること。
【解決手段】バックアップ制御装置101は、記憶部120に格納されているバックアップ対象データのバックアップ指示132とともに、バックアップ対象データのバックアップデータの送信要求133を制御対象装置102に送信する。制御対象装置102は、バックアップ手段により、バックアップ対象データのバックアップデータの識別情報と関連付けて、バックアップ対象データのバックアップを行う。制御対象装置102は、バックアップ対象データのバックアップデータ150をバックアップ制御装置101に送信する。バックアップ制御装置101は、バックアップデータ150の識別情報と関連付けてバックアップデータ150を記憶部110に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックアップ制御プログラム、バックアップ制御方法およびバックアップ制御装置に関する。
従来から、データ破壊やコンピュータウィルス感染などのデータ異常に備えて、バックアップ対象マシンに格納されているデータのバックアップデータを別の装置に保存しておく技術がある。データ異常が発生した場合は、別の装置に保存されているバックアップデータを用いて、データ異常となったデータの修復作業が行われる。
なお、関連する先行技術としては、例えば、制御用データとチェック用データとを照合してどちらが異常であるかを判定し、異常である方のデータを修復する技術がある。
特開平8−95868号公報
しかしながら、従来技術によれば、別の装置に保存されているバックアップデータがデータ異常となると、例えば、バックアップ対象マシンに格納されているデータがデータ異常となった場合の修復作業を行うことが難しくなるという問題がある。
一側面では、本発明は、制御対象装置のバックアップ機能をバックアップデータの冗長化に利用することを目的とする。
本発明の一側面によれば、データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求と、前記複製データの識別情報とを送信し、前記バックアップ指示と前記送信要求と前記複製データの識別情報とを送信した結果、前記複製データを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶するバックアップ制御プログラム、バックアップ制御方法およびバックアップ制御装置が提案される。
また、本発明の一側面によれば、データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求とを送信し、前記バックアップ指示と前記送信要求とを送信した結果、前記複製データと前記複製データの識別情報とを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶するバックアップ制御プログラム、バックアップ制御方法およびバックアップ制御装置が提案される。
本発明の一態様によれば、制御対象装置のバックアップ機能をバックアップデータの冗長化に利用することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかるバックアップ制御方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、実施の形態1にかかるバックアップデータ修復方法の一実施例を示す説明図である。 図3は、実施の形態2にかかるバックアップシステム300のシステム構成例を示す説明図である。 図4は、バックアップ対象マシンMのバックアップ動作例を示す説明図である。 図5は、バックアップサーバ301のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図6は、バックアップ対象マシンMのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図7は、データ関連テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、ファイル情報テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、復元ポイントテーブル900の記憶内容の一例を示す説明図である。 図10は、退避情報テーブル1000の記憶内容の一例を示す説明図である。 図11は、バックアップサーバ301の機能的構成例を示すブロック図である。 図12は、バックアップ対象マシンMの機能的構成例を示すブロック図である。 図13は、バックアップサーバ301のバックアップ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、バックアップサーバ301の検証処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、バックアップ対象マシンMのバックアップ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、バックアップ対象マシンMの修復データ送信処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるバックアップ制御プログラム、バックアップ制御方法およびバックアップ制御装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(バックアップ制御方法の一実施例)
図1は、実施の形態1にかかるバックアップ制御方法の一実施例を示す説明図である。図1において、バックアップ制御装置101は、制御対象装置102に記憶されているバックアップ対象データのバックアップを制御するコンピュータである。また、バックアップ制御装置101は、記憶部110を備え、制御対象装置102に記憶されているバックアップ対象データのバックアップを行う機能を有する。
制御対象装置102は、記憶部120を備え、データのバックアップを行うバックアップ手段を有するコンピュータである。制御対象装置102は、バックアップ制御装置101から記憶部120に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示を受信した場合、バックアップ手段によりバックアップ対象データのバックアップを行う。
バックアップ手段は、データのバックアップデータの識別情報と関連付けてデータをバックアップする。バックアップ手段は、例えば、コピーオンライト方式を使用したスナップショット機能により、データのバックアップを行う。コピーオンライト方式とは、データの書き換え時に、書き換え前のデータのバックアップデータを作成して保存する方式である。
データのバックアップデータは、データを複製した複製データである。バックアップデータの識別情報は、例えば、バックアップデータを一意に識別するID(identification)であってもよく、また、データのバックアップが行われた時点を特定する時点情報であってもよい。
また、制御対象装置102は、バックアップ制御装置101からのバックアップ対象データのバックアップデータの送信要求に応じて、バックアップ対象データのバックアップデータをバックアップ制御装置101に送信する。送信されたバックアップデータは、バックアップ制御装置101の記憶部110に記憶される。
ここで、記憶部110に記憶されているバックアップデータは、何らかの理由により欠落や破損してデータ異常となる場合がある。この場合、記憶部120に記憶されているデータがデータ異常となった時に、記憶部110に記憶されているバックアップデータを用いて該データを復元することができなくなる。
例えば、バックアップ対象データの完全バックアップが定期的に行われているとする。この場合、最新の完全バックアップデータがデータ異常となると、データ異常となったデータを、最後にバックアップが行われた時点よりも前の時点にバックアップされたデータにしか復元できない。
また、増分または差分バックアップが行われる場合、最新の増分または差分バックアップデータがデータ異常となると、データ異常となったデータを、最後にバックアップが行われた時点よりも前の時点にバックアップされたデータにしか復元できない。さらに、最初に行われた完全バックアップデータがデータ異常となると、データ異常となったデータを復元することができない。
また、バックアップデータがデータ異常となることを想定して、バックアップ制御装置101側でバックアップデータを冗長化して保持することが考えられる。しかし、この場合は、バックアップ制御装置101のバックアップ処理にかかる処理時間および記憶容量の増大化を招いてしまう。
そこで、実施の形態1では、制御対象装置102が有するバックアップ機能を利用して、バックアップサーバ301側と制御対象装置102側の別々でバックアップデータを保持して冗長化する。これにより、バックアップサーバ301側でデータ異常となったバックアップデータの修復を可能にする。以下、実施の形態1にかかるバックアップ制御方法の処理手順例について説明する。
(1)バックアップ制御装置101は、制御対象装置102の記憶部120に格納されているバックアップ対象データのバックアップデータを一意に識別するID131を生成する。このID131は、後述するバックアップデータ150を一意に識別するものである。
(2)バックアップ制御装置101は、記憶部120に格納されているバックアップ対象データのバックアップ指示132とともに、バックアップ対象データのバックアップデータの送信要求133を制御対象装置102に送信する。ここで、バックアップ指示132には、例えば、バックアップ対象データのバックアップデータを識別するID131が含まれている。
(3)制御対象装置102は、バックアップ指示132と送信要求133とを受信した場合、バックアップ手段により、バックアップ対象データのバックアップデータの識別情報と関連付けて、バックアップ対象データのバックアップを行う。ここで、バックアップデータの識別情報とは、例えば、バックアップ指示132に含まれているID131である。
具体的には、例えば、制御対象装置102は、バックアップ手段により作成されるバックアップ対象データのバックアップデータ140をID131と関連付けて記憶部120に記憶する。より具体的には、例えば、バックアップ手段は、バックアップ指示132が受信された時点以降に、バックアップ対象データが最初に書き換えられた時に、書き換え前のデータを複製することによりバックアップデータ140を作成する。
(4)制御対象装置102は、バックアップ対象データのバックアップデータ150をバックアップ制御装置101に送信する。具体的には、例えば、制御対象装置102は、バックアップ指示132が受信された場合に、バックアップ対象データを複製することによりバックアップデータ150を作成してバックアップ制御装置101に送信する。
(5)バックアップ制御装置101は、バックアップデータ150を受信した場合、バックアップデータ150の識別情報と関連付けてバックアップデータ150を記憶部110に記憶する。ここで、バックアップデータ150の識別情報とは、例えば、バックアップ指示132に含まれているID131である。
このように、本バックアップ制御方法によれば、制御対象装置102が有するバックアップ手段を利用して、バックアップ制御装置101および制御対象装置102のそれぞれでバックアップデータ150,140を保持することができる。
これにより、制御対象装置102の記憶部120に記憶されているバックアップ対象データのバックアップデータを冗長化することができる。また、バックアップ制御装置101側でバックアップデータを冗長化して保持する場合に比べて、バックアップ制御装置101のバックアップ処理にかかる処理時間および記憶容量を削減することができる。
(バックアップデータ修復方法の一実施例)
つぎに、実施の形態1にかかるバックアップデータ修復方法の一実施例について説明する。図2は、実施の形態1にかかるバックアップデータ修復方法の一実施例を示す説明図である。以下、図1に示したバックアップ制御装置101の記憶部110に記憶されているバックアップデータ150がデータ異常となった場合を例に挙げて説明する。
(6)バックアップ制御装置101は、記憶部110に記憶されているデータ異常となったバックアップデータ150を検出する。ここで、データ異常とは、例えば、何らかの理由によりバックアップデータ150が欠落や破損、または読み出し不能となってバックアップ対象データを復元することができなくなった状態である。
(7)バックアップ制御装置101は、バックアップデータ150のデータ異常を検出した場合、バックアップデータ150と関連付けて記憶部110に記憶されているID131を制御対象装置102に送信する。ID131の送信は、バックアップデータ150を修復するための修復データの取得要求を表している。
(8)制御対象装置102は、ID131を受信した場合、記憶部120の中からID131と関連付けてバックアップされたバックアップデータを検索する。ここでは、ID131と関連付けて記憶部120に記憶されているバックアップデータ140が検索される。
(9)制御対象装置102は、検索したバックアップデータ140をバックアップ制御装置101に送信する。
(10)バックアップ制御装置101は、バックアップデータ140を受信した場合、バックアップデータ140を用いて、データ異常となったバックアップデータ150を修復する。
このように、本バックアップデータ修復方法によれば、バックアップデータ150がデータ異常となった場合に、制御対象装置102の記憶部120に記憶されているバックアップデータ140を用いて、バックアップデータ150を修復することができる。
これにより、以降において、例えば、記憶部120のバックアップ対象データがデータ異常となった場合に、バックアップデータ140を用いて修復された修復後のバックアップデータを用いて、バックアップ対象データを修復することができる。なお、上述した説明では、バックアップデータ150の識別情報として、バックアップ制御装置101によって生成されたID131を用いることにしたが、これに限らない。
例えば、バックアップデータ150の識別情報として、制御対象装置102がバックアップ指示132を受信した受信時刻を表す時点情報を用いることにしてもよい。この場合、上記(4)において、制御対象装置102は、該時点情報とともにバックアップデータ150をバックアップ制御装置101に送信する。そして、上記(5)において、バックアップ制御装置101は、該時点情報と関連付けてバックアップデータ150を記憶部110に記憶する。この結果、バックアップ指示132の受信時刻を表す時点情報を用いて、バックアップデータ140とバックアップデータ150とを対応付けることができる。この場合、上記(1)におけるID131の生成が不要となる。
例えば、バックアップ制御装置101と制御対象装置102との間で時刻が同期している場合、バックアップ制御装置101は、バックアップデータ150の識別情報として、バックアップ指示132の送信時刻を表す時点情報を用いることにしてもよい。また、制御対象装置102は、バックアップデータ150の識別情報として、バックアップ指示132の受信時刻を表す時点情報を用いることにしてもよい。ここで、バックアップ指示132の送信時刻と受信時刻はほぼ同一時刻であるとする。この結果、バックアップ指示132の送信時刻を表す時点情報および受信時刻を表す時点情報を用いて、バックアップデータ140とバックアップデータ150とを対応付けることができる。この場合、上記(1)におけるID131の生成が不要となる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2にかかるバックアップシステム300のシステム構成例について説明する。以下、図1および図2に示したバックアップ制御装置101を、図3に示すバックアップシステム300に含まれるバックアップサーバ301に、また、図1および図2に示した制御対象装置102を、図3に示すバックアップシステム300に含まれるバックアップ対象マシンMに、それぞれ適用した場合を例に挙げて説明する。なお、実施の形態1で説明した箇所と同様の箇所については説明を省略する。
図3は、実施の形態2にかかるバックアップシステム300のシステム構成例を示す説明図である。図3において、バックアップシステム300は、バックアップサーバ301と、複数のバックアップ対象マシンM(例えば、バックアップ対象マシンM1〜M3)と、を含む。
バックアップシステム300において、バックアップサーバ301およびバックアップ対象マシンMは、有線または無線のネットワーク310を介して通信可能に接続されている。ネットワーク310は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
ここで、バックアップサーバ301は、記憶装置302を備え、バックアップ対象マシンMの記憶装置D(例えば、記憶装置D1〜D3)に格納されているバックアップ対象データのバックアップを行うコンピュータである。具体的には、例えば、バックアップサーバ301は、バックアップ対象マシンMにバックアップデータの送信要求を行うことにより、バックアップ対象マシンMからバックアップデータを取得する。
バックアップ対象データは、例えば、記憶装置Dの記憶領域のうち、バックアップ対象マシンMのOS(Operating System)が使用する記憶領域に記憶されている情報である。具体的には、例えば、バックアップ対象データは、記憶装置Dの中でパーティションがどのように区切られているのかの情報、OS、アプリケーションなどを含む。
また、バックアップサーバ301は、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データのバックアップを制御する機能を有する。具体的には、例えば、バックアップサーバ301は、バックアップ対象マシンMにバックアップ対象データのバックアップ指示を送信することにより、バックアップ対象データのバックアップを指示する。
また、バックアップサーバ301は、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データをリストアする機能を有することにしてもよい。リストアとは、バックアップ対象データがデータ異常となった場合などに、バックアップデータを用いてデータ異常となったバックアップ対象データを復元することである。
なお、バックアップサーバ301のバックアップ方式は、例えば、完全バックアップ方式、増分バックアップ方式、差分バックアップ方式のいずれの方式を採用することにしてもよい。また、記憶装置302は、例えば、後述の図5に示すメモリ502、補助記憶装置503などにより実現される。
バックアップ対象マシンMは、記憶装置Dを備え、コピーオンライト方式を使用したスナップショット機能を有するコンピュータである。また、バックアップ対象マシンMは、記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データのバックアップデータを作成してバックアップサーバ301に送信する機能を有する。
記憶装置Dには、バックアップ用の記憶領域が設けられている。なお、記憶装置Dは、例えば、後述の図6に示すメモリ602、補助記憶装置604などにより実現される。また、記憶装置Dは、SAN(Storage Area Network)を介して、バックアップ対象マシンMがアクセス可能な記憶装置であってもよい。
ここで、バックアップ対象マシンMには、バックアップサーバ301と通信を行うためのソフトウェアであるエージェントA(例えば、エージェントA1〜A3)がインストールされている。
例えば、エージェントAは、バックアップサーバ301からバックアップデータの送信要求を受信した場合、記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データのバックアップデータを作成する。そして、エージェントAは、例えば、作成したバックアップデータを圧縮して、圧縮したバックアップデータをブロック単位でバックアップサーバ301に送信する。
この場合、バックアップサーバ301は、例えば、受信したブロック単位のバックアップデータをマージすることにより、バックアップイメージを作成して記憶装置302に格納してもよい。バックアップイメージとは、バックアップデータを圧縮した一つのファイルである。
また、例えば、エージェントAは、バックアップサーバ301からバックアップ指示を受信した場合、復元ポイントを作成する。復元ポイントとは、バックアップ対象マシンMの状態を、復元ポイントを作成した時点の状態に復元するためのものである。ここで、復元ポイントを用いて、データのバックアップを行うバックアップ対象マシンMの動作例について説明する。
図4は、バックアップ対象マシンMのコピーオンライト方式を使用したスナップショット機能によるバックアップ動作例を示す説明図である。図4において、バックアップ対象データとしてファイルFを例に、時間軸に沿ってその記憶内容の変遷が示されている。ファイルFは、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dの記憶領域401に格納されている情報である。
まず、時刻t1において、復元ポイント1が作成されると、コピーオンライト方式を使用したスナップショット機能は、復元ポイント1を作成した時刻t1のファイルFの状態を保持する。この機能をエージェントAが行ってもよい。ここで、時刻t2において、ファイルFの記憶内容aが記憶内容bに変更されて上書保存される場合を想定する。
この場合、時刻t2において、コピーオンライト方式を使用したスナップショット機能によって、時刻t1におけるファイルF(記憶内容a)のバックアップデータを、記憶装置Dのバックアップ用の記憶領域402に退避する。この機能をエージェントAが行ってもよい。これにより、以降において、復元ポイント1が作成された時刻t1におけるファイルF(記憶内容a)の復元が可能となる。
なお、ここでは複数の復元ポイントの間で変更されたファイルFの内容は復元することができないことにする。図4の例では、復元ポイント1が作成された時刻t1と復元ポイント2が作成された時刻t4との間の時刻t2,t3において、ファイルFの内容が2回変更されている。この場合、時刻t2,t3におけるファイルFの記憶内容b、cについては、復元ポイント1,2からは復元することができない。
(バックアップサーバ301のハードウェア構成例)
つぎに、バックアップサーバ301のハードウェア構成について説明する。図5は、バックアップサーバ301のハードウェア構成例を示すブロック図である。図5において、バックアップサーバ301は、CPU(Central Processing Unit)501と、メモリ502と、補助記憶装置503と、I/F(Interface)504と、ディスプレイ505と、キーボード506と、マウス507等を有している。また、各構成部は、バス500によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU501は、バックアップサーバ301の全体の制御を司る。メモリ502は、ROM(Read‐Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを含む。ROMおよびフラッシュROMは、例えば、アプリケーションなどの各種プログラムを記憶する。RAMは、CPU501のワークエリアとして使用される。
補助記憶装置503は、データを記憶する記憶装置であり、CPU501の制御にしたがってデータのリード/ライトを行う。補助記憶装置503は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ、フラッシュメモリなどにより実現される。
I/F504は、通信回線を通じてネットワーク310に接続され、ネットワーク310を介して他の装置に接続される。そして、I/F504は、ネットワーク310と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F504には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスプレイ505は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ505は、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
キーボード506は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。マウス507は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。なお、バックアップサーバ301は、上述した構成部のほか、例えば、スキャナ、プリンタ等を有することにしてもよい。
(バックアップ対象マシンMのハードウェア構成例)
つぎに、バックアップ対象マシンMのハードウェア構成について説明する。図6は、バックアップ対象マシンMのハードウェア構成例を示すブロック図である。図6において、バックアップ対象マシンMは、CPU601と、メモリ602と、I/F603と、補助記憶装置604等を有している。また、各構成部は、バス600によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU601は、バックアップ対象マシンMの全体の制御を司る。メモリ602は、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを含む。ROMおよびフラッシュROMは、例えば、アプリケーションなどの各種プログラムを記憶する。RAMは、CPU601のワークエリアとして使用される。
I/F603は、通信回線を通じてネットワーク310に接続され、ネットワーク310を介して他の装置に接続される。そして、I/F603は、ネットワーク310と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F603には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
補助記憶装置604は、データを記憶する記憶装置であり、CPU601の制御にしたがってデータのリード/ライトを行う。補助記憶装置604は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ、フラッシュメモリなどにより実現される。なお、バックアップ対象マシンMは、上述した構成部のほか、例えば、ディスプレイ、キーボード、マウス等を有することにしてもよい。
(データ関連テーブル700の記憶内容)
つぎに、バックアップサーバ301が用いるデータ関連テーブル700の記憶内容について説明する。データ関連テーブル700は、例えば、図5に示したバックアップサーバ301のメモリ502や補助記憶装置503により実現される。
図7は、データ関連テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、データ関連テーブル700は、マシンID、完全バックアップデータIDおよび増分バックアップデータIDのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することにより、関連情報(例えば、関連情報700−1,700−2)がレコードとして記憶されている。
マシンIDは、バックアップ対象マシンMの識別子である。図1および図2に示したバックアップ対象データのバックアップデータを一意に識別するID131を、バックアップデータのデータIDとして、適用した場合を例に挙げて説明する。完全バックアップデータIDは、完全バックアップデータであるバックアップデータのデータIDである。増分バックアップデータIDは、増分バックアップデータであるバックアップデータのデータIDである。なお、図中、「#」の後の数字は、何回目の増分バックアップであるかを示している。例えば、「#2」は2回目の増分バックアップを意味する。
一例として、関連情報700−2を例に挙げると、バックアップ対象マシンM1の完全バックアップデータID「123」と関連付けて、完全バックアップの後に行われた1回目〜3回目の増分バックアップデータの各データID「124,125,126」が示されている。
(ファイル情報テーブル800の記憶内容)
つぎに、バックアップサーバ301が用いるファイル情報テーブル800の記憶内容について説明する。ファイル情報テーブル800は、例えば、バックアップ対象マシンMのバックアップデータごとに作成される。ファイル情報テーブル800は、例えば、バックアップサーバ301のメモリ502や補助記憶装置503により実現される。
図8は、ファイル情報テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。図8において、ファイル情報テーブル800は、データID、ファイル名、パス名、日時、サイズおよびハッシュ値のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することにより、ファイルごとのファイル情報(例えば、ファイル情報800−1,800−2)がレコードとして記憶されている。これらのフィールドは例であり、ファイルを特定するために、他の情報を活用してもよい。
ここで、マシンIDは、バックアップ対象マシンMの識別子である。図1および図2に示したバックアップ対象データのバックアップデータを一意に識別するID131を、バックアップデータのデータIDとして、適用した場合を例に挙げて説明する。ファイル名は、バックアップデータに含まれるファイルの名前である。パス名は、バックアップ対象マシンM上でファイルが格納されている格納場所を示すパスの名前である。日時は、ファイルの最終更新日時である。サイズは、ファイルのデータサイズ(単位:バイト)である。ハッシュ値は、ファイルの記憶内容をハッシュ関数に与えることにより得られる固定長の疑似乱数である。
一例として、ファイル情報800−2を例に挙げると、バックアップ対象マシンM1のバックアップデータ125に含まれるファイルのファイル名「bbb.doc」、パス名「D:¥test¥pro¥」、日時「2011/07/10 09:37」、サイズ「126,889」およびハッシュ値「・・・」(ハッシュ関数にて与えられた値)が示されている。
(復元ポイントテーブル900の記憶内容)
つぎに、バックアップ対象マシンMが用いる復元ポイントテーブル900の記憶内容について説明する。復元ポイントテーブル900は、例えば、図6に示したバックアップ対象マシンMのメモリ602や補助記憶装置604により実現される。ここでは、バックアップ対象マシンM1が用いる復元ポイントテーブル900を例に挙げて説明する。
図9は、復元ポイントテーブル900の記憶内容の一例を示す説明図である。図9において、復元ポイントテーブル900は、復元ポイントID、データIDおよび日時のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することにより、復元ポイントごとの復元ポイント情報(例えば、復元ポイント情報900−1,900−2)がレコードとして記憶されている。
ここで、復元ポイントIDは、復元ポイントの識別子である。図1および図2に示したバックアップ対象データのバックアップデータを一意に識別するID131を、バックアップデータのデータIDとして、適用した場合を例に挙げて説明する。日時は、復元ポイントが作成された日時である。一例として、復元ポイント情報900−2を例に挙げると、復元ポイントID「P2」の復元ポイントに関連するバックアップデータのデータID「125」および復元ポイントが作成された日時「2011/07/23 18:01」が示されている。
(退避情報テーブル1000の記憶内容)
つぎに、バックアップ対象マシンMが用いる退避情報テーブル1000の記憶内容について説明する。退避情報テーブル1000は、例えば、図6に示したバックアップ対象マシンMのメモリ602や補助記憶装置604により実現される。ここでは、バックアップ対象マシンM1が用いる退避情報テーブル1000を例に挙げて説明する。
図10は、退避情報テーブル1000の記憶内容の一例を示す説明図である。図10において、退避情報テーブル1000は、復元ポイントID、ファイル名、パス名および退避先ファイル名のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することにより、復元ポイントごとの退避情報(例えば、退避情報1000−1,1000−2)がレコードとして記憶されている。
ここで、復元ポイントIDは、復元ポイントの識別子である。ファイル名は、退避対象ファイルの名前である。退避対象ファイルは、復元ポイントが作成された時点以降に更新されたバックアップ対象データである。パス名は、退避対象ファイルが格納されているバックアップ対象マシンM上の格納場所を示すパスの名前である。退避先ファイル名は、記憶装置D内のバックアップ用の記憶領域402(図4参照)に格納されている退避対象ファイルのファイル名である。
一例として、退避情報1000−2を例に挙げると、復元ポイントP2が作成された時点以降にファイル名「bbb.doc」のファイルが更新された結果作成された退避情報1000−2−1が含まれている。退避情報1000−2−1には、ファイル名「bbb.doc」のファイルのパス名「D:¥test¥pro¥」および退避先ファイル名「¥Snapshot¥P1_523」が示されている。
(バックアップサーバ301の機能的構成例)
つぎに、バックアップサーバ301の機能的構成例について説明する。図11は、バックアップサーバ301の機能的構成例を示すブロック図である。図11において、バックアップサーバ301は、受付部1101と、生成部1102と、送信部1103と、受信部1104と、作成部1105と、関連付け部1106と、検出部1107と、修復部1108と、を含む構成である。受付部1101〜修復部1108は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図5に示したメモリ502、補助記憶装置503などに記憶されたバックアップ制御プログラムをCPU501に実行させることにより、または、I/F504により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ502、補助記憶装置503などに記憶される。
受付部1101は、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データのバックアップ要求を受け付ける機能を有する。バックアップ要求には、例えば、バックアップ対象マシンMのマシンIDおよびバックアップ方式を示す情報が含まれている。以下の説明では、バックアップ方式として、増分バックアップ方式を用いる場合を例に挙げて説明する。
具体的には、例えば、受付部1101は、図5に示したキーボード506やマウス507等を用いたユーザの操作入力により、バックアップ対象データのバックアップ要求を受け付ける。また、受付部1101は、I/F504を介して、外部のコンピュータからバックアップ対象データのバックアップ要求を受け付けることにしてもよい。
生成部1102は、バックアップ対象データのバックアップデータを一意に識別するデータIDを生成する機能を有する。
送信部1103は、バックアップ対象データのバックアップ指示(以下、「バックアップ指示R1」という)とともに、バックアップ対象データのバックアップデータの送信要求(以下、「送信要求R2」という)をバックアップ対象マシンMに送信する。ここで、バックアップ指示R1には、例えば、生成されたデータID、バックアップ対象データを特定する情報、およびバックアップ方式を特定する情報などが含まれている。
また、送信要求R2には、バックアップ対象データを特定する情報、およびバックアップ方式を特定する情報などが含まれている。なお、バックアップ指示R1および送信要求R2の送信先となるバックアップ対象マシンMは、例えば、受け付けられたバックアップ要求から特定することができる。
受信部1104は、バックアップ指示R1と送信要求R2とが送信された結果、バックアップ対象データのバックアップデータをバックアップ対象マシンMから受信する機能を有する。具体的には、例えば、受信部1104は、圧縮されたバックアップデータをブロック単位でバックアップ対象マシンMから受信する。
作成部1105は、受信されたバックアップ対象データのバックアップデータに基づいて、バックアップ対象データのバックアップイメージを作成する機能を有する。具体的には、例えば、作成部1105は、受信されたブロック単位のバックアップデータをマージして一つのファイルを作成することにより、バックアップ対象データのバックアップイメージとして、データIDによる管理を可能とする。特に断りがない限り、後述するバックアップデータに、バックアップイメージの意味も含めて説明する。
また、作成部1105は、バックアップデータに基づいて、バックアップ対象データのファイル単位のファイル情報を作成する。ここで、ファイル情報とは、図8に示したように、ファイルのファイル名、パス名、日時、サイズおよびハッシュ値などを含む情報である。
関連付け部1106は、生成部1102によって生成されたデータIDと、バックアップデータを関連付ける機能を有する。具体的には、例えば、関連付け部1106は、作成されたファイル単位のファイル情報を、バックアップ対象マシンMのマシンIDと、バックアップデータのデータIDと関連付けてファイル情報テーブル800に記憶する。
また、関連付け部1106は、バックアップデータのデータIDと、該バックアップデータに関連する他のバックアップデータのデータIDとを関連付ける機能を有する。例えば、バックアップデータが完全バックアップの場合、増分バックアップデータは未作成のため、他のバックアップデータとの関連付けは行われない。
一方、作成されたバックアップデータが増分バックアップの場合、作成済みの完全バックアップデータと他の増分バックアップデータとの関連付けが行われる。具体的には、例えば、関連付け部1106が、増分バックアップのデータIDを、バックアップ対象マシンMのマシンIDと完全バックアップのデータIDと他の増分バックアップのデータIDと関連付けてデータ関連テーブル700に記憶する。
つぎに、バックアップデータに含まれるデータ異常となったデータを修復するための各機能部の処理内容について説明する。
検出部1107は、バックアップデータの中からデータ異常となったデータを検出する機能を有する。具体的には、例えば、検出部1107は、バックアップデータの中から、欠落、破損または読み出し不能となったデータをファイル単位で検出することにしてもよい。
ここで、バックアップ対象マシンM1のバックアップデータID「125」のバックアップデータが、データ異常となったデータを検出する場合を例に挙げて、検出部1107の具体的な処理内容の一例について説明する。なお、以下の説明において、例えばバックアップデータID「125」のバックアップデータを「バックアップデータ125」と表記する。
具体的には、例えば、まず、検出部1107は、図8に示したファイル情報テーブル800の中からファイル情報を選択する。つぎに、検出部1107は、バックアップデータ125の中から、選択したファイル情報のファイル名のファイルを検索する。ここで、ファイルが検索されなかった場合、検出部1107は、選択したファイル情報のファイル名のファイルを、データ異常となったデータとして検出する。
一方、ファイルが検索された場合、検出部1107は、選択したファイル情報の日時・サイズ・ハッシュ値と、検索したファイルの日時・サイズ・ハッシュ値を比較する。ここで、これらの値が不一致の場合、検出部1107は、選択したファイル情報のファイル名のファイルを、データ異常となったデータとして検出する。一方、これらの値が一致した場合、検出部1107は、選択したファイル情報のファイル名のファイルが正常であると判断する。データ異常となったデータの検出については、例であり他の手法や値で行ってもよい。
検出部1107は、例えば、バックアップデータ125の中から選択されていない未選択のファイル情報がなくなるまで、上述した一連の処理を繰り返す。これにより、バックアップデータ125の中からデータ異常となったデータをファイル単位で検出することができる。
また、検出部1107は、バックアップデータ125の中からデータ異常となったデータを検出した場合、バックアップデータ125に関連する他のバックアップデータを特定することにしてもよい。具体的には、例えば、検出部1107は、図7に示したデータ関連テーブル700を参照して、関連する他のバックアップデータを特定する。
一例として、データ異常となったデータが検出されたバックアップデータ125とする場合、検出部1107は、データ関連テーブル700を参照して、バックアップデータ125に関連する他のバックアップデータ123,124,126を特定する。
送信部1103は、データ異常となったデータが検出された場合、該データを修復するための修復データの取得要求(以下、「取得要求R3」という)をバックアップ対象マシンMに送信する。ここで、取得要求R3には、例えば、データ異常となったデータのファイル情報が含まれている。具体的には、例えば、取得要求R3には、バックアップデータのデータID、データ異常となったファイルのファイル名、パス名、日時、サイズおよびハッシュ値が含まれている。
また、取得要求R3には、例えば、データ異常となったデータが検出されたバックアップデータ125に関連する他のバックアップデータのデータID(以下、「関連データID」という)が含まれていてもよい。なお、取得要求R3の送信先となるバックアップ対象マシンMは、例えば、データ異常となったデータのファイル情報から特定することができる。
受信部1104は、取得要求R3が送信された結果、データ異常となったデータを修復するための修復データを受信する機能を有する。修復データは、例えば、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dの記憶領域402にバックアップされているデータのうち、取得要求R3から特定されるデータである。
具体的には、例えば、修復データは、取得要求R3に含まれるバックアップデータのデータIDと関連付けてバックアップされたデータのうち、取得要求R3に含まれるファイル名、パス名、日時、サイズおよびハッシュ値から特定されるデータである。
修復部1108は、修復データが受信された場合、データ異常となったデータを修復する機能を有する。具体的には、例えば、修復部1108は、データ異常となったデータが格納されている記憶装置302の記憶領域に修復データを上書きすることにより、データ異常となったデータを修復する。
(バックアップ対象マシンMの機能的構成例)
つぎに、バックアップ対象マシンMの機能的構成例について説明する。図12は、バックアップ対象マシンMの機能的構成例を示すブロック図である。図12において、バックアップ対象マシンMは、受信部1201と、複製部1202と、作成部1203と、送信部1204と、検索部1205と、を含む構成である。受信部1201〜検索部1205は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図6に示したメモリ602、補助記憶装置604などに記憶されたエージェントプログラムをCPU601に実行させることにより、または、I/F603により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ602、補助記憶装置604などに記憶される。
受信部1201は、バックアップサーバ301からバックアップ指示R1と送信要求R2とを受信する機能を有する。上述したように、バックアップ指示R1は、バックアップ対象データのバックアップ指示である。また、送信要求R2は、バックアップ対象データのバックアップデータの送信要求である。
複製部1202は、バックアップ指示R1が受信された場合、バックアップ指示R1に含まれるバックアップデータのデータIDと関連付けて、バックアップ対象データのバックアップを行う機能を有する。具体的には、例えば、複製部1202は、スナップショット機能により復元ポイントを作成する。この際、複製部1202は、作成した復元ポイントを一意に識別する復元ポイントIDを生成する。
そして、複製部1202は、生成した復元ポイントIDと、バックアップ指示R1に含まれるバックアップデータのデータIDと、復元ポイントを作成した日時とを関連付けて、図9に示した復元ポイントテーブル900に登録する。この結果、新たな復元ポイント情報がレコードとして復元ポイントテーブル900に記憶される。
また、複製部1202は、復元ポイントを作成した時点以降において、バックアップ対象データが更新されると、更新前のデータを複製した複製データを記憶装置Dの記憶領域402に記憶する。具体的には、例えば、複製部1202は、更新前のファイルを退避対象ファイルとして、退避対象ファイルを複製したものを記憶装置Dの記憶領域402に記憶する。
そして、複製部1202は、復元ポイントの復元ポイントIDと、退避対象ファイルのファイル名とパス名と退避先ファイル名とを関連付けて、図10に示した退避情報テーブル1000に登録する。この結果、新たな退避情報がレコードとして退避情報テーブル1000に記憶される。
作成部1203は、送信要求R2が受信された場合、バックアップ対象データのバックアップデータを作成する機能を有する。具体的には、例えば、作成部1203は、バックアップ対象データを記憶装置Dの中から抽出して圧縮することにより、ブロック単位のバックアップデータを作成する。
送信部1204は、作成されたバックアップ対象データのバックアップデータをバックアップサーバ301に送信する機能を有する。具体的には、例えば、送信部1204は、作成されたブロック単位のバックアップデータをバックアップサーバ301に順次送信する。
つぎに、データ異常となったデータを修復するための修復データを検索するための各機能部の処理内容について説明する。
受信部1201は、取得要求R3をバックアップサーバ301から受信する機能を有する。上述したように、取得要求R3は、データ異常となったデータを修復するための修復データの取得要求である。
検索部1205は、取得要求R3が受信された場合、取得要求R3から特定される修復データを記憶装置Dの中から検索する機能を有する。具体的には、例えば、検索部1205は、複製部1202によってバックアップされたデータのうち、取得要求R3に含まれるデータIDと関連付けてバックアップされたデータを記憶装置Dの中から検索する。
送信部1204は、検索された修復データをバックアップサーバ301に送信する機能を有する。また、修復データが検索されなかった場合は、検索部1205は、修復データが検索されなかったことを示す取得応答をバックアップサーバ301に送信することにしてもよい。
ここで、検索部1205の具体的な処理内容の一例について説明する。検索部1205は、以下に説明する第1〜第4の検索処理のうちの少なくともいずれかの検索処理を任意の順序で実行することにしてもよい。
ここでは、取得要求R3に、バックアップデータのデータID「125」、関連データID「123,124,126」、ファイル名「bbb.doc」、パス名「D:¥test¥pro¥」、日時「2011/07/10 09:37」、サイズ「126,889」およびハッシュ値「・・・」(ハッシュ関数にて与えられた値)が含まれている場合を想定する。
ただし、記憶装置D内の記憶領域402の容量には限りがあるため、復元ポイントを無制限に作成することができない。そこで、バックアップ対象マシンMは、例えば、記憶領域402の記憶容量が規定値を超えると、古い復元ポイントから削除することにする。
また、復元ポイントが削除されると、例えば、復元ポイントテーブル900の中から、該復元ポイントに対応する復元ポイント情報が削除される。同様に、復元ポイントが削除されると、例えば、退避情報テーブル1000の中から、該復元ポイントに対応する退避情報が削除される。
・第1の検索処理
まず、検索部1205は、記憶装置Dの記憶領域401の中から、ファイル名「bbb.doc」およびパス名「D:¥test¥pro¥」のファイルを検索する。ここで、ファイルが検索された場合、検索部1205は、例えば、検索したファイルのサイズおよびハッシュ値が、サイズ「126,889」およびハッシュ値「・・・」(ハッシュ関数にて与えられた値)とそれぞれ一致するか否かを判定する。
そして、サイズおよびハッシュ値が一致する場合、検索部1205は、検索したファイルを修復データとする。これにより、取得要求R3に含まれるファイル名およびパス名を手掛かりにして、記憶装置Dの記憶領域401の中から、データ異常となったファイル名「bbb.doc」のファイルを修復するための修復データを検索することができる。
・第2の検索処理
まず、検索部1205は、復元ポイントテーブル900を参照して、取得要求R3に含まれるバックアップデータのデータID「125」に対応する復元ポイントIDを特定する。図9の例では、データID「125」に対応する復元ポイントID「P2」が特定される。
つぎに、検索部1205は、退避情報テーブル1000の中から、復元ポイントIDフィールドに「P2」が設定され、かつ、ファイル名フィールドに「bbb.doc」が設定され、かつ、パス名に「D:¥test¥pro¥」が設定されている退避情報を検索する。図10の例では、退避情報1000−2−1が検索される。
そして、検索部1205は、記憶装置Dの記憶領域402の中から、検索した退避情報1000−2−1の退避先ファイル名のファイルを検索する。これにより、取得要求R3に含まれるデータIDを手掛かりにして、記憶装置Dの記憶領域402の中から、データ異常となったファイル名「bbb.doc」のファイルを修復するための修復データを検索することができる。
・第3の検索処理
検索部1205は、復元ポイントテーブル900を参照して、取得要求R3に含まれる関連データIDに対応する復元ポイントIDを特定する。ここで、復元ポイントIDが特定された場合、検索部1205は、退避情報1000の中から、復元ポイントIDフィールドに該復元ポイントIDが設定され、かつ、ファイル名フィールドに「bbb.doc」が設定され、かつ、パス名に「D:¥test¥pro¥」が設定されている退避情報を検索する。
そして、検索部1205は、記憶装置Dの記憶領域402の中から、検索した退避情報の退避先ファイル名のファイルを検索する。ここで、ファイルが検索された場合、検索部1205は、例えば、検索したファイルのサイズおよびハッシュ値が、サイズ「126,889」およびハッシュ値「・・・」(ハッシュ関数にて与えられた値)とそれぞれ一致するか否かを判定する。
そして、サイズおよびハッシュ値が一致する場合、検索部1205は、検索したファイルを修復データとする。これにより、取得要求R3に含まれる関連データIDを手掛かりにして、記憶装置Dの記憶領域402の中から、データ異常となったファイル名「bbb.doc」のファイルを修復するための修復データを検索することができる。
・第4の検索処理
第4の検索処理では、古い復元ポイントが削除されても、復元ポイントテーブル900の中から、該復元ポイントに対応する復元ポイント情報が削除されない場合を想定する。
検索部1205は、復元ポイントテーブル900を参照して、取得要求R3に含まれるデータIDに対応する復元ポイントIDの復元ポイントが作成された日時の直前または直後に作成された復元ポイントの復元ポイントIDを特定する。
ここで、復元ポイントIDが特定された場合、検索部1205は、退避情報1000の中から、復元ポイントIDフィールドに該復元ポイントIDが設定され、かつ、ファイル名フィールドに「bbb.doc」が設定され、かつ、パス名に「D:¥test¥pro¥」が設定されている退避情報を検索する。
そして、検索部1205は、記憶装置Dの記憶領域402の中から、検索した退避情報の退避先ファイル名のファイルを検索する。ここで、ファイルが検索された場合、検索部1205は、例えば、検索したファイルのサイズおよびハッシュ値が、サイズ「126,889」およびハッシュ値「・・・」(ハッシュ関数にて与えられた値)とそれぞれ一致するか否かを判定する。
そして、サイズおよびハッシュ値が一致する場合、検索部1205は、検索したファイルを修復データとする。これにより、取得要求R3に含まれるデータIDに対応する復元ポイントの直近に作成された復元ポイントの復元ポイントIDを手掛かりにして、記憶装置Dの記憶領域402の中から修復データを検索することができる。また、関連データIDも同様に、対応する復元ポイントの直近に作成された復元ポイントの復元ポイントIDを手掛かりにしてもよい。
なお、上述した説明では、複製部1202によって作成された復元ポイントを検索対象としたが、これに限らない。例えば、バックアップ対象マシンMのユーザやOSが作成した復元ポイントが存在する場合は、検索部1205は、ユーザやOSによって作成された復元ポイントを検索対象とすることにしてもよい。
(バックアップサーバ301の各種処理手順)
つぎに、バックアップサーバ301の各種処理手順について説明する。ここでは、まず、バックアップサーバ301のバックアップ処理手順について説明する。
図13は、バックアップサーバ301のバックアップ処理手順の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートにおいて、まず、バックアップサーバ301は、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データのバックアップ要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1301)。
ここで、バックアップサーバ301は、バックアップ要求を受け付けるのを待つ(ステップS1301:No)。そして、バックアップサーバ301は、バックアップ要求を受け付けた場合(ステップS1301:Yes)、バックアップ対象データのバックアップデータを一意に識別するデータIDを生成する(ステップS1302)。
つぎに、バックアップサーバ301は、バックアップ対象データのバックアップ指示R1とともに、バックアップ対象データのバックアップデータの送信要求R2をバックアップ対象マシンMに送信する(ステップS1303)。そして、バックアップサーバ301は、バックアップ対象データのバックアップデータをバックアップ対象マシンMから受信したか否かを判断する(ステップS1304)。
ここで、バックアップサーバ301は、バックアップデータを受信するのを待つ(ステップS1304:No)。そして、バックアップサーバ301は、バックアップデータを受信した場合(ステップS1304:Yes)、受信したバックアップデータに基づいて、バックアップ対象となるバックアップデータを記憶装置Dに格納する(ステップS1305)。このとき受信されたブロック単位のバックアップデータをマージして、バックアップイメージとしてファイル作成してもよい。
つぎに、バックアップサーバ301は、格納したバックアップデータのデータIDと、該バックアップデータに関連する他のバックアップデータのデータIDを関連付けてデータ関連テーブル700に登録する(ステップS1306)。そして、バックアップサーバ301は、格納したバックアップデータから、バックアップ対象データのファイル単位のファイル情報を作成する(ステップS1307)。
最後に、バックアップサーバ301は、作成したファイル単位のファイル情報を、バックアップ対象マシンMのマシンIDとバックアップデータのデータIDと関連付けてファイル情報テーブル800に登録して(ステップS1308)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データを記憶装置302に保持するとともに、バックアップ対象マシンMにバックアップ対象データのバックアップ指示R1を行うことができる。
つぎに、バックアップサーバ301の検証処理手順について説明する。検証処理は、あるデータIDのバックアップデータを検証する処理である。この検証処理は、例えば、定期的またはバックアップ処理の実行前またはリストア処理の実行前、または、ユーザの任意のタイミングで実行される。
図14は、バックアップサーバ301の検証処理手順の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートにおいて、まず、バックアップサーバ301は、ファイル情報テーブル800を参照して、該バックアップデータの中からデータ異常となったデータを検出する(ステップS1401)。
つぎに、バックアップサーバ301は、データ異常となったデータが検出されたか否かを判断する(ステップS1402)。ここで、データ異常となったデータが検出されなかった場合(ステップS1402:No)、バックアップサーバ301は、ステップS1413に移行する。
一方、データ異常となったデータが検出された場合(ステップS1402:Yes)、バックアップサーバ301は、データ関連テーブル700を参照して、該バックアップデータに関連する他のバックアップデータのデータIDを特定する(ステップS1403)。
つぎに、バックアップサーバ301は、ファイル情報テーブル800の中から、データ異常となったデータのファイル情報を選択する(ステップS1404)。そして、バックアップサーバ301は、選択したファイル情報に基づいて、データ異常となったデータを修復するための修復データの取得要求R3を生成する(ステップS1405)。
つぎに、バックアップサーバ301は、生成した修復データの取得要求R3をバックアップ対象マシンMに送信する(ステップS1406)。そして、バックアップサーバ301は、データ異常となったデータを修復するための修復データをバックアップ対象マシンMから受信したか否かを判断する(ステップS1407)。
ここで、修復データが受信された場合(ステップS1407:Yes)、バックアップサーバ301は、受信した修復データに基づいて、データ異常となったデータを修復する(ステップS1408)。一方、修復データが受信されなかった場合(ステップS1407:No)、バックアップサーバ301は、データ異常となったデータのファイル情報をメモリ502に保持する(ステップS1409)。
つぎに、バックアップサーバ301は、ファイル情報テーブル800の中から選択されていないデータ異常となったデータの未選択のファイル情報があるか否かを判断する(ステップS1410)。ここで、未選択のファイル情報がある場合(ステップS1410:Yes)、バックアップサーバ301は、ステップS1404に戻る。
一方、未選択のファイル情報がない場合(ステップS1410:No)、バックアップサーバ301は、データ異常となったデータのファイル情報がメモリ502に保持されているか否かを判断する(ステップS1411)。
ここで、データ異常となったデータのファイル情報が保持されている場合(ステップS1411:Yes)、バックアップサーバ301は、該バックアップデータの検証失敗を示す検証結果を出力して(ステップS1412)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
なお、バックアップサーバ301の検証結果の出力形式としては、例えば、ディスプレイ505への表示、不図示のプリンタへの印刷出力、I/F504による外部のコンピュータへの送信がある。また、メモリ502や補助記憶装置503などに記憶することとしてもよい。
一方、ステップS1411において、データ異常となったデータのファイル情報が保持されていない場合(ステップS1411:No)、バックアップサーバ301は、該バックアップデータの検証成功を示す検証結果を出力して(ステップS1413)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、検証対象とするバックアップデータの検証を行うことができる。また、該バックアップデータにデータ異常となったデータが含まれる場合、バックアップ対象マシンMから修復データを取得して、データ異常となったデータを修復することができる。
なお、該バックアップデータの検証失敗を示す検証結果には、例えば、データ異常となったデータのファイル情報が含まれていてもよい。これにより、例えば、バックアップサーバ301のユーザは、該バックアップデータに含まれるデータ異常となったデータをファイル単位で把握することができる。
(バックアップ対象マシンMの各種処理手順)
つぎに、バックアップ対象マシンMの各種処理手順について説明する。ここでは、まず、バックアップ対象マシンMのバックアップ処理手順について説明する。
図15は、バックアップ対象マシンMのバックアップ処理手順の一例を示すフローチャートである。図15のフローチャートにおいて、まず、バックアップ対象マシンMは、バックアップサーバ301からバックアップ指示R1と送信要求R2とを受信したか否かを判断する(ステップS1501)。
ここで、バックアップ対象マシンMは、バックアップ指示R1と送信要求R2とを受信するのを待つ(ステップS1501:No)。そして、バックアップ対象マシンMは、バックアップ指示R1と送信要求R2とを受信した場合(ステップS1501:Yes)、復元ポイントを作成する(ステップS1502)。
つぎに、バックアップ対象マシンMは、作成した復元ポイントを一意に識別する復元ポイントIDを生成する(ステップS1503)。そして、バックアップ対象マシンMは、生成した復元ポイントIDとバックアップ指示R1に含まれるバックアップデータのデータIDと復元ポイントを作成した日時とを関連付けて復元ポイントテーブル900に登録する(ステップS1504)。
つぎに、バックアップ対象マシンMは、バックアップ対象データのバックアップデータを作成する(ステップS1505)。そして、バックアップ対象マシンMは、作成したバックアップデータをバックアップサーバ301に送信して(ステップS1506)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dに格納されているバックアップ対象データのバックアップデータをバックアップサーバ301に送信するとともに、バックアップ対象データのバックアップを行うことができる。
つぎに、バックアップ対象マシンMの修復データ送信処理手順について説明する。
図16は、バックアップ対象マシンMの修復データ送信処理手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、バックアップ対象マシンMは、データ異常となったデータを修復するための修復データの取得要求R3をバックアップサーバ301から受信したか否かを判断する(ステップS1601)。
ここで、バックアップ対象マシンMは、取得要求R3を受信するのを待つ(ステップS1601:No)。そして、バックアップ対象マシンMは、取得要求R3を受信した場合(ステップS1601:Yes)、運用システムの中から、取得要求R3から特定される修復データを検索する(ステップS1602)。運用システムとは、バックアップ対象マシンMのOSが使用する記憶領域であり、例えば、記憶装置Dの記憶領域401である。
つぎに、バックアップ対象マシンMは、修復データが検索されたか否かを判断する(ステップS1603)。ここで、修復データが検索された場合(ステップS1603:Yes)、バックアップ対象マシンMは、ステップS1608に移行する。一方、修復データが検索されなかった場合(ステップS1603:No)、バックアップ対象マシンMは、復元ポイントテーブル900を参照して、取得要求R3に含まれるデータIDに対応する復元ポイントIDを特定する(ステップS1604)。
そして、バックアップ対象マシンMは、復元ポイントIDが特定されたか否かを判断する(ステップS1605)。ここで、復元ポイントIDが特定された場合(ステップS1605:Yes)、バックアップ対象マシンMは、退避情報テーブル1000の中から対応する退避情報を検索する(ステップS1606)。
つぎに、バックアップ対象マシンMは、検索した退避情報を参照して、記憶装置Dの記憶領域402の中から修復データを読み出す(ステップS1607)。そして、バックアップ対象マシンMは、読み出した修復データをバックアップサーバ301に送信して(ステップS1608)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
また、ステップS1605において、復元ポイントIDが特定されなかった場合(ステップS1605:No)、バックアップ対象マシンMは、復元ポイントテーブル900を参照して、取得要求R3に含まれる関連データIDに対応する復元ポイントIDを特定する(ステップS1609)。そして、バックアップ対象マシンMは、復元ポイントIDが特定されたか否かを判断する(ステップS1610)。
ここで、復元ポイントIDが特定されなかった場合(ステップS1610:No)、バックアップ対象マシンMは、本フローチャートによる一連の処理を終了する。一方、復元ポイントIDが特定された場合(ステップS1610:Yes)、バックアップ対象マシンMは、退避情報テーブル1000の中から対応する退避情報を検索する(ステップS1611)。そして、バックアップ対象マシンMは、退避情報が検索されたか否かを判断する(ステップS1612)。
ここで、退避情報が検索された場合(ステップS1612:Yes)、バックアップ対象マシンMは、ステップS1607に移行する。一方、退避情報が検索されなかった場合(ステップS1612:No)、バックアップ対象マシンMは、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、該バックアップデータに含まれるデータ異常となったデータを修復するための修復データを記憶装置Dの中から検索して、検索した修復データをバックアップサーバ301に送信することができる。
以上説明したように、実施の形態2にかかるバックアップサーバ301によれば、バックアップ対象データのバックアップ指示R1とともに、バックアップ対象データのバックアップデータの送信要求R2をバックアップ対象マシンMに送信することができる。そして、バックアップサーバ301によれば、バックアップ指示R1と送信要求R2とを送信した結果、バックアップデータを受信した場合、バックアップデータのデータIDと関連付けてバックアップデータを記憶装置302に記憶することができる。
また、実施の形態2にかかるバックアップ対象マシンMによれば、バックアップ指示R1と送信要求R2とを受信した場合、バックアップデータのデータIDと関連付けてバックアップ対象データのバックアップを行うとともに、バックアップデータをバックアップサーバ301に送信することができる。これにより、バックアップサーバ301側とバックアップ対象マシンM側の両方で、バックアップ対象マシンMの記憶装置Dに記憶されているバックアップ対象データを保持して冗長化することができる。
また、バックアップ対象マシンMによれば、コピーオンライト方式によるスナップショット機能を利用して、バックアップ対象データのバックアップを行うことにより、バックアップ対象データのバックアップにかかる記憶容量の増大化を抑制することができる。
また、バックアップサーバ301によれば、検証対象とするバックアップデータの中からデータ異常となったデータを検出した場合、該データを修復するための修復データの取得要求R3をバックアップ対象マシンMに送信することができる。また、バックアップ対象マシンMによれば、記憶装置Dの中から、取得要求R3から特定される修復データを検索してバックアップサーバ301に送信することができる。
例えば、バックアップ対象マシンMによれば、取得要求R3に含まれるファイル名、パス名、日時、サイズおよびハッシュ値を手掛かりにして、記憶装置Dの記憶領域401の中から修復データを検索することができる。これにより、バックアップサーバ301からのバックアップ指示R1を受信してから一度も更新されていないバックアップ対象データを運用システムの中から検索することができる。運用システムとは、バックアップ対象マシンMのOSが使用する記憶領域であり、例えば、記憶装置Dの記憶領域401である。
また、例えば、バックアップ対象マシンMによれば、取得要求R3に含まれるデータIDを手掛かりにして、記憶装置Dの記憶領域402の中から修復データを検索することができる。これにより、該バックアップデータのデータIDと関連付けてバックアップされたデータの中から修復データを検索することができる。
また、例えば、バックアップ対象マシンMによれば、取得要求R3に含まれる関連データIDを手掛かりにして、記憶装置Dの記憶領域402の中から修復データを検索することができる。これにより、バックアップ指示R1に応じて作成された復元ポイントが削除されている場合などに、該バックアップデータに関連する他のバックアップデータのデータIDと関連付けてバックアップされたデータの中から修復データを検索することができる。
これらのことから、バックアップサーバ301側でデータ異常となったバックアップデータを、バックアップ対象マシンM側で保持されているバックアップデータを用いて修復することができる。この結果、以降において、記憶装置Dのバックアップ対象データがデータ異常となった場合などに、バックアップサーバ301の修復後のバックアップデータを用いて、データ異常となったバックアップ対象マシンMのバックアップ対象データを修復することができる。
なお、本実施の形態で説明したバックアップ制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本バックアップ制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本バックアップ制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求と、前記複製データの識別情報とを送信し、
前記バックアップ指示と前記送信要求と前記複製データの識別情報とを送信した結果、前記複製データを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
処理を実行させることを特徴とするバックアップ制御プログラム。
(付記2)コンピュータに、
データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求とを送信し、
前記バックアップ指示と前記送信要求とを送信した結果、前記複製データと前記複製データの識別情報とを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
処理を実行させることを特徴とするバックアップ制御プログラム。
(付記3)前記コンピュータに、
前記記憶部に記憶されている前記複製データの異常を検出した場合、前記複製データと関連付けて記憶されている前記複製データの識別情報を前記制御対象装置に送信し、
前記バックアップ手段によってバックアップされたデータのうち、送信した前記複製データの識別情報と関連付けてバックアップされたデータを前記制御対象装置から受信する、処理を実行させることを特徴とする付記1または2に記載のバックアップ制御プログラム。
(付記4)前記コンピュータに、
前記複製データの識別情報と関連付けてバックアップされたデータを前記制御対象装置から受信した場合、当該データに基づいて前記複製データを修復する、処理を実行させることを特徴とする付記3に記載のバックアップ制御プログラム。
(付記5)前記コンピュータに、
前記複製データの識別情報と前記複製データに関連する他の複製データの識別情報とを対応付けて表す関連情報を参照して、前記複製データに関連する他の複製データの識別情報を特定し、
前記複製データの異常を検出した場合、特定した前記他の複製データの識別情報を前記制御対象装置に送信する、処理を実行させ、
前記受信する処理は、
前記バックアップ手段によってバックアップされたデータのうち、前記他の複製データの識別情報と関連付けてバックアップされたデータを前記制御対象装置から受信することを特徴とする付記3または4に記載のバックアップ制御プログラム。
(付記6)コンピュータが、
データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求と、前記複製データの識別情報とを送信し、
前記バックアップ指示と前記送信要求と前記複製データの識別情報とを送信した結果、前記複製データを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
処理を実行することを特徴とするバックアップ制御方法。
(付記7)コンピュータが、
データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求とを送信し、
前記バックアップ指示と前記送信要求とを送信した結果、前記複製データと前記複製データの識別情報とを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
処理を実行することを特徴とするバックアップ制御方法。
(付記8)データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求と、前記複製データの識別情報とを送信する送信部と、
前記送信部によって前記バックアップ指示と前記送信要求と前記複製データの識別情報とが送信された結果、前記複製データが受信された場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する関連付け部と、
を有することを特徴とするバックアップ制御装置。
(付記9)データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求とを送信する送信部と、
前記送信部によって前記バックアップ指示と前記送信要求とが送信された結果、前記複製データと前記複製データの識別情報とが受信された場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する関連付け部と、
を有することを特徴とするバックアップ制御装置。
101 バックアップ制御装置
102 制御対象装置
300 バックアップシステム
301 バックアップサーバ
1101 受付部
1102 生成部
1103,1204 送信部
1104,1201 受信部
1105,1203 作成部
1106 関連付け部
1107 検出部
1108 修復部
1202 複製部
1205 検索部
M バックアップ対象マシン

Claims (9)

  1. コンピュータに、
    データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求と、前記複製データの識別情報とを送信し、
    前記バックアップ指示と前記送信要求と前記複製データの識別情報とを送信した結果、前記複製データを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
    処理を実行させることを特徴とするバックアップ制御プログラム。
  2. コンピュータに、
    データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求とを送信し、
    前記バックアップ指示と前記送信要求とを送信した結果、前記複製データと前記複製データの識別情報とを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
    処理を実行させることを特徴とするバックアップ制御プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記記憶部に記憶されている前記複製データの異常を検出した場合、前記複製データと関連付けて記憶されている前記複製データの識別情報を前記制御対象装置に送信し、
    前記バックアップ手段によってバックアップされたデータのうち、送信した前記複製データの識別情報と関連付けてバックアップされたデータを前記制御対象装置から受信する、処理を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のバックアップ制御プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記複製データの識別情報と関連付けてバックアップされたデータを前記制御対象装置から受信した場合、当該データに基づいて前記複製データを修復する、処理を実行させることを特徴とする請求項3に記載のバックアップ制御プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記複製データの識別情報と前記複製データに関連する他の複製データの識別情報とを対応付けて表す関連情報を参照して、前記複製データに関連する他の複製データの識別情報を特定し、
    前記複製データの異常を検出した場合、特定した前記他の複製データの識別情報を前記制御対象装置に送信する、処理を実行させ、
    前記受信する処理は、
    前記バックアップ手段によってバックアップされたデータのうち、前記他の複製データの識別情報と関連付けてバックアップされたデータを前記制御対象装置から受信することを特徴とする請求項3または4に記載のバックアップ制御プログラム。
  6. コンピュータが、
    データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求と、前記複製データの識別情報とを送信し、
    前記バックアップ指示と前記送信要求と前記複製データの識別情報とを送信した結果、前記複製データを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
    処理を実行することを特徴とするバックアップ制御方法。
  7. コンピュータが、
    データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求とを送信し、
    前記バックアップ指示と前記送信要求とを送信した結果、前記複製データと前記複製データの識別情報とを受信した場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する、
    処理を実行することを特徴とするバックアップ制御方法。
  8. データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求と、前記複製データの識別情報とを送信する送信部と、
    前記送信部によって前記バックアップ指示と前記送信要求と前記複製データの識別情報とが送信された結果、前記複製データが受信された場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する関連付け部と、
    を有することを特徴とするバックアップ制御装置。
  9. データの複製データの識別情報と関連付けて前記データをバックアップするバックアップ手段を有する制御対象装置に、前記制御対象装置に記憶されているバックアップ対象データのバックアップ指示と、前記バックアップ対象データの複製データの送信要求とを送信する送信部と、
    前記送信部によって前記バックアップ指示と前記送信要求とが送信された結果、前記複製データと前記複製データの識別情報とが受信された場合、前記複製データの識別情報と関連付けて前記複製データを記憶部に記憶する関連付け部と、
    を有することを特徴とするバックアップ制御装置。
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