JP2012043160A - データ復元装置、データ復元方法およびデータ復元プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】データ復旧にかかる処理時間の短縮化を図ること。
【解決手段】データ復元装置100は、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付ける。データ復元装置100は、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110に記憶されているデータと、第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータとの差分を表す差分情報130を作成する。データ復元装置100は、作成された差分情報130と第2の記憶装置120のバックアップデータとに基づいて、第1の記憶装置110のデータを更新する。
【選択図】図1
【解決手段】データ復元装置100は、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付ける。データ復元装置100は、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110に記憶されているデータと、第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータとの差分を表す差分情報130を作成する。データ復元装置100は、作成された差分情報130と第2の記憶装置120のバックアップデータとに基づいて、第1の記憶装置110のデータを更新する。
【選択図】図1
Description
本発明は、データを復元するデータ復元装置、データ復元方法およびデータ復元プログラムに関する。
従来から、データ破壊やコンピュータウィルス感染などのデータ損失に備えて、ハードディスクや磁気テープなどの記憶装置に記憶されているデータのバックアップが行われている。また、バックアップ時間の短縮化のため、一度フルバックアップを行ったあとは、それ以降に更新されたデータのみの差分バックアップを行う技術がある。
しかしながら、上述した従来技術では、記憶装置の一部のデータを損失した場合であっても、データ復旧時にはバックアップされた全データを対象としてデータの復元処理が行われるため、データ復旧にかかる処理時間の増大化を招くという問題があった。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、データ復旧にかかる処理時間の短縮化を図ることができるデータ復元装置、データ復元方法およびデータ復元プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示のデータ復元装置、データ復元方法およびデータ復元プログラムは、第1の記憶装置のデータ復元指示を受け付け、第2の記憶装置に記憶されている前記第1の記憶装置のバックアップデータと、前記データ復元指示を受け付けた時点の前記第1の記憶装置に記憶されているデータとの差分を表す差分情報を作成し、作成された差分情報と前記バックアップデータとに基づいて、前記第1の記憶装置に記憶されているデータを更新する。
本データ復元装置、データ復元方法およびデータ復元プログラムによれば、データ復旧にかかる処理時間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータ復元装置、データ復元方法およびデータ復元プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(データ復元処理の一実施例)
図1は、本実施の形態にかかるデータ復元処理の一実施例を示す説明図である。図1において、データ復元装置100は、第1の記憶装置110のデータ復元処理を実行するコンピュータである。第1の記憶装置110は、バックアップ/リストア対象となる記憶装置である。第2の記憶装置120は、第1の記憶装置110のバックアップデータを記憶する記憶装置である。
図1は、本実施の形態にかかるデータ復元処理の一実施例を示す説明図である。図1において、データ復元装置100は、第1の記憶装置110のデータ復元処理を実行するコンピュータである。第1の記憶装置110は、バックアップ/リストア対象となる記憶装置である。第2の記憶装置120は、第1の記憶装置110のバックアップデータを記憶する記憶装置である。
第1の記憶装置110および第2の記憶装置120は、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ、磁気テープなどである。第1の記憶装置110および第2の記憶装置120は、データ復元装置100が含む構成としてもよく、また、データ復元装置100と通信可能な他のコンピュータ(不図示)が含む構成としてもよい。
ここで、バックアップとは、データ損失などの事態に備えて、データの複製情報(バックアップデータ)を予め保存しておくことである。また、リストアとは、データ損失時などに、バックアップデータを用いて損失したデータを復元することである。バックアップ/リストア対象となるデータは、例えば、ファイル、フォルダ、アプリケーション、OS(Operating System)などである。
データの損失要因としては、例えば、ハードウェア障害、人為的ミスによるファイル削除、コンピュータウィルス感染によるデータ改ざんなどがある。第1の記憶装置110のリストア時において、バックアップデータのすべてを対象としてリストアを実施しなくても、バックアップデータの一部を対象としてリストアを実施すればよい場合がある。
例えば、人為的ミスによるファイル削除やコンピュータウィルス感染によるデータ改ざんなどの発生時は、削除や改ざんされたファイルのみを対象としてリストアを実施すればよい。そこで、本実施の形態では、リストア時に、第1の記憶装置110に記憶されているデータと第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータとの差分を抽出し、抽出された差分についてのみリストアを実施する。
以下、データ復元装置100のデータ復元処理の一実施例について説明する。ここでは、第1の記憶装置110に記憶されているデータを『データd1’,d2〜d6』とし、第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータを『データd1〜d6』とする。
(1)データ復元装置100は、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付ける。ここで、リストア指示は、第1の記憶装置110に記憶されているデータの復元を指示するデータ復元指示である。
(2)データ復元装置100は、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110に記憶されているデータと、第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータとの差分を表す差分情報130を作成する。ここで、差分情報130は、例えば、バックアップが行われた時点以降に変更、追加、削除された第1の記憶装置110のファイル、フォルダ、アプリケーション、OSなどを表す情報である。
具体的には、例えば、データ復元装置100は、第1の記憶装置110に記憶されているデータd1’,d2〜d6と、第2の記憶装置120に記憶されているデータd1〜d6とを比較して差分情報130を作成する。図1の例では、第1の記憶装置110に記憶されているデータd1’と第2の記憶装置120に記憶されているデータd1とが異なることを表す差分情報130が作成される。
(3)データ復元装置100は、作成された差分情報130と第2の記憶装置120のバックアップデータとに基づいて、第1の記憶装置110のデータを更新する。具体的には、例えば、データ復元装置100は、第1の記憶装置110に対して、差分情報130から特定されるデータの変更、追加、削除を行う。
図1の例では、第1の記憶装置110に記憶されているデータd1’が削除され、第2の記憶装置120のデータd1が第1の記憶装置110に書き込まれる。この結果、第1の記憶装置110の記憶内容が、第2の記憶装置120の記憶内容と同一内容に復元される。
このように、本実施の形態では、第1の記憶装置110のリストア時に、第1の記憶装置110のデータと第2の記憶装置120のバックアップデータとの差分を抽出し、抽出された差分についてのみリストアを行う。これにより、バックアップされた全データd1〜d6を対象としてリストアを行う場合に比べて、復元対象となるデータ量を削減してリストアにかかる処理時間を短縮できる。
(データ復元装置100のハードウェア構成)
図2は、本実施の形態にかかるデータ復元装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、データ復元装置100は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(Interface)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
図2は、本実施の形態にかかるデータ復元装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、データ復元装置100は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(Interface)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、データ復元装置100の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク207に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F209は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク214に接続され、このネットワーク214を介して他の装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク214と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、例えばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取り、データ復元装置100内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。なお、上述した構成部201〜213のうち一部の構成部(例えば、スキャナ212、プリンタ213など)をデータ復元装置100から省略することにしてもよい。
(データ復元装置100の機能的構成)
図3は、本実施の形態にかかるデータ復元装置の機能的構成を示すブロック図である。図3において、データ復元装置100は、受付部301と、作成部302と、更新部303と、出力部304と、を含む構成である。各機能部(受付部301〜出力部304)は、例えば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F209により、その機能を実現する。各機能部(受付部301〜出力部304)の処理結果は、例えば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
図3は、本実施の形態にかかるデータ復元装置の機能的構成を示すブロック図である。図3において、データ復元装置100は、受付部301と、作成部302と、更新部303と、出力部304と、を含む構成である。各機能部(受付部301〜出力部304)は、例えば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F209により、その機能を実現する。各機能部(受付部301〜出力部304)の処理結果は、例えば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
受付部301は、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付ける。リストア指示には、例えば、リストア先のデバイス(第1の記憶装置110)とバックアップ先のデバイス(第2の記憶装置120)を特定するためのデバイス名やアドレスが含まれている。
具体的には、例えば、受付部301が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付ける。また、受付部301が、図2に示したネットワーク214を介して、他のコンピュータ(不図示)から第1の記憶装置110のリストア指示を受信することにしてもよい。
作成部302は、第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータと、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110に記憶されているデータとの差分を表す差分情報を作成する。第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータは、リストア指示を受け付けた時点よりも前の時点でバックアップされた第1の記憶装置110のデータである。
以下の説明では、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110に記憶されているデータを「第1のデータ群」とし、第2の記憶装置120に記憶されているバックアップデータを「第2のデータ群」とする。
具体的には、例えば、作成部302が、第1の記憶装置110の第1のデータ群と第2の記憶装置120の第2のデータ群とを比較する。そして、作成部302が、第1のデータ群と第2のデータ群との差分データを表す差分情報を作成する。ここで、差分データとは、例えば、以下の(i)〜(iii)のデータである。
(i)第1および第2のデータ群の両方に含まれ、かつ、互いに内容が異なるデータ(以下、「差分データX」という)
(ii)第1および第2のデータ群のうち、第2のデータ群にのみ含まれるデータ(以下、「差分データY」という)
(iii)第1および第2のデータ群のうち、第1のデータ群にのみ含まれるデータ(以下、「差分データZ」という)
(ii)第1および第2のデータ群のうち、第2のデータ群にのみ含まれるデータ(以下、「差分データY」という)
(iii)第1および第2のデータ群のうち、第1のデータ群にのみ含まれるデータ(以下、「差分データZ」という)
更新部303は、作成された差分情報と第2の記憶装置120に記憶されている第2のデータ群とに基づいて、第1の記憶装置110に記憶されている第1のデータ群を更新する。具体的には、例えば、差分情報から特定される差分データが上記(i)の場合、更新部303が、第2の記憶装置120の差分データXを第1の記憶装置110に書き込む。この結果、第1の記憶装置110の差分データXの内容が、第2の記憶装置120の差分データXの内容に更新される。
また、差分情報から特定される差分データが上記(ii)の場合、更新部303が、第2の記憶装置120の差分データYを第1の記憶装置110に書き込む。この結果、第1の記憶装置110に差分データYが追加される。また、差分情報から特定される差分データが上記(iii)の場合、更新部303が、第1の記憶装置110の差分データZを削除する。
出力部304は、作成された差分情報を出力する。出力形式としては、たとえば、ディスプレイ208への表示、プリンタ213への印刷出力、I/F209による外部装置への送信がある。また、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶することとしてもよい。
ここで、差分情報から特定される差分データの中には復元しなくてもよいものがある。例えば、ユーザが意図的に削除、追加、変更したデータについては復元しなくてもよい。そこで、上記更新部303による更新処理を実行する前に、差分情報から特定される差分データをユーザに提示して、復元対象となる差分データを選択させることにしてもよい。
具体的には、例えば、出力部304が、差分情報から特定される差分データの中から復元対象となる差分データを選択するための選択画面をディスプレイ208に表示することにしてもよい。この場合、受付部301は、例えば、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、選択画面に表示された差分データの中から復元対象となる差分データの選択を受け付ける。
そして、更新部303は、選択を受け付けた任意の差分データに基づいて、第1の記憶装置110の第1のデータ群を更新する。これにより、差分情報から特定される差分データのうち、所望のデータについてのみリストアを行うことができる。なお、復元対象となる差分データを選択するための選択画面の具体例については図13を用いて後述する。
(データ復元装置100のデータ復元処理手順)
図4は、本実施の形態にかかるデータ復元装置のデータ復元処理手順の一例を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、受付部301により、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS401)。
図4は、本実施の形態にかかるデータ復元装置のデータ復元処理手順の一例を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、受付部301により、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS401)。
ここで、リストア指示を受け付けるのを待って(ステップS401:No)、受け付けた場合(ステップS401:Yes)、作成部302により、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110の第1のデータ群と、第2の記憶装置120の第2のデータ群とを比較する(ステップS402)。
つぎに、作成部302により、第1のデータ群と第2のデータ群との差分データを表す差分情報を作成する(ステップS403)。そして、更新部303により、作成された差分情報と第2の記憶装置120の第2のデータ群とに基づいて、第1の記憶装置110の第1のデータ群を更新して(ステップS404)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
以上説明したデータ復元装置100によれば、第1の記憶装置110のリストア時に、第1の記憶装置110のデータと第2の記憶装置120のバックアップデータとの差分を抽出し、抽出された差分についてのみリストアを行うことができる。これにより、バックアップデータのすべてを対象としてリストアを行う場合に比べて、復元対象となるデータ量を削減してリストアにかかる処理時間の短縮化を図ることができる。
(ストレージシステム500の一実施例)
つぎに、本実施の形態にかかるデータ復元装置100を、ストレージシステム500内のサーバ501に適用した場合について説明する。すなわち、サーバ501は、上述したデータ復元装置100の受付部301と、作成部302と、更新部303と、出力部304と、を含む構成である。
つぎに、本実施の形態にかかるデータ復元装置100を、ストレージシステム500内のサーバ501に適用した場合について説明する。すなわち、サーバ501は、上述したデータ復元装置100の受付部301と、作成部302と、更新部303と、出力部304と、を含む構成である。
図5は、本実施の形態にかかるストレージシステムの一実施例を示す説明図である。図5において、ストレージシステム500は、サーバ501および情報処理装置502を含む構成である。ストレージシステム500において、サーバ501および情報処理装置502は、インターネット、LAN、WANなどのネットワーク214を介して接続されている。
ここで、サーバ501は、情報処理装置502を制御して、第1の記憶装置110のバックアップおよびリストアを行うコンピュータである。サーバ501は、第1の記憶装置110のバックアップデータを記憶する第2の記憶装置120を備えている。サーバ501は、例えば、ネットワーク214経由で利用されるデータを準備、配置して、ユーザが利用可能な状態にするデプロイメントサーバである。
情報処理装置502は、バックアップ/リストア対象の第1の記憶装置110を備えるコンピュータである。情報処理装置502は、例えば、データベースサーバ、Webサーバ、PC(パーソナル・コンピュータ)などである。なお、サーバ501および情報処理装置502は、例えば、図2に示したハードウェア構成により実現される。
以下、図6〜図10を用いて、本実施の形態にかかるストレージシステム500のバックアップ処理およびリストア処理について説明する。なお、以下の説明では、バックアップ/リストア対象となるデータの一例として、ファイルを例に挙げて説明する。
(ストレージシステム500のバックアップ処理)
図6は、ストレージシステムのバックアップ処理の一例を示す説明図である。図6において、(6−1)サーバ501は、第1の記憶装置110のバックアップ指示(初回)を受け付ける。具体的には、例えば、サーバ501が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、第1の記憶装置110のバックアップ指示(初回)を受け付ける。
図6は、ストレージシステムのバックアップ処理の一例を示す説明図である。図6において、(6−1)サーバ501は、第1の記憶装置110のバックアップ指示(初回)を受け付ける。具体的には、例えば、サーバ501が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、第1の記憶装置110のバックアップ指示(初回)を受け付ける。
(6−2)サーバ501は、バックアップ指示(初回)を受け付けると、第1の記憶装置110のフルバックアップを行う。ここで、フルバックアップとは、第1の記憶装置110に記憶されているバックアップ対象となる全ファイルのバックアップを一括して行うことである。
具体的には、例えば、サーバ501が、ネットワーク214経由で、バックアップ指示(初回)を受け付けた時点の第1の記憶装置110に記憶されているファイル群をイメージファイルIFとして第2の記憶装置120に記憶する。イメージファイルIFとは、第1の記憶装置110のデータを、ファイルやフォルダ構造を保ったまま複製したデータである。
(6−3)サーバ501は、イメージファイルIFに含まれるファイル群を示すバックアップリストBLを作成する。作成されたバックアップリストBLは、例えば、イメージファイルIFと関連付けて第2の記憶装置120に記憶される(後述の図11参照)。ここで、バックアップリストBLの具体例について説明する。
図7は、バックアップリストの具体例を示す説明図である。図7において、バックアップリストBLは、ファイル名、パス名、日付、サイズおよびCRC(Cyclic Redundancy Check)コードのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、ファイル情報700−1〜700−nがレコードとして記憶されている。
ここで、ファイル名は、本明細書において説明上使用するファイルFiの識別子である(i=1,2,…,n)。パス名は、第1の記憶装置110におけるファイルFiの格納場所を示すファイルパスである。日付は、ファイルFiの更新日時である。サイズは、ファイルFiのデータ量(単位:バイト)である。
CRCコードは、ファイルFi内のデータから生成されるファイルFi固有の冗長コードである。CRCコードは、同一のデータから同じコードが生成され、1バイトでもデータが異なると別のコードが生成される特徴を有している。したがって、ファイル間でCRCコードを比較することで、ファイルが同一のものであるか否かを判断できる。
ファイル情報700−1を例に挙げると、ファイルF1のパス名『c:¥aaa.txt』、日付『2009/02/25 11:09』、サイズ『94,380』、およびCRCコード『5A7F』が記憶されている。
図6の説明に戻り、上述した初回のバックアップが行われたあと、第1の記憶装置110に記憶されているいずれかのファイルの変更、削除が行われた場合を想定する。そして、以下(6−4)〜(6−6)に示す処理手順により、第1の記憶装置110の2回目のバックアップが行われる。
(6−4)サーバ501は、第1の記憶装置110のバックアップ指示(2回目)を受け付ける。(6−5)サーバ501は、バックアップ指示(2回目)を受け付けると、上記(6−3)において作成されたバックアップリストBLを参照して、差分バックアップリストSL1を作成する。
ここで、差分バックアップとは、前回のバックアップ時から変更、追加されたデータのみのバックアップを行うことである。すなわち、差分バックアップリストSL1は、バックアップ指示(2回目)を受け付けた時点の第1の記憶装置110のファイル群と、バックアップリストBL内のファイル群との差分ファイルを表す情報である。
作成された差分バックアップリストSL1は、例えば、バックアップリストBLと関連付けて第2の記憶装置120に記憶される(後述の図11参照)。ここで、差分バックアップリストSL1の具体例について説明する。
図8は、差分バックアップリストの具体例を示す説明図である。図8において、差分バックアップリストSL1は、ファイル名、パス名、日付、サイズ、CRCコードおよびアクションのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、差分ファイル情報800−1,800−2がレコードとして記憶されている。
ここで、ファイル名は、ファイルFiの識別子である。パス名は、第1の記憶装置110におけるファイルFiの格納場所を示すファイルパスである。日付は、ファイルFiの更新日時である。サイズは、ファイルFiのデータ量(単位:バイト)である。CRCコードは、ファイルFi内のデータから生成されるファイルFi固有の冗長コードである。
アクションは、バックアップ先の第2の記憶装置120に対して行われるファイルFiに関する処理内容である。例えば、ファイルFiが、第1の記憶装置110および第2の記憶装置120に記憶されており、かつ、互いに内容が異なる場合、アクションは『コピー』となる。
また、ファイルFiが、第1の記憶装置110および第2の記憶装置120のうち、第2の記憶装置120にのみ記憶されている場合、アクションは『削除』となる。また、ファイルFiが、第1の記憶装置110および第2の記憶装置120のうち、第1の記憶装置120にのみ記憶されている場合、アクションは『コピー』となる。
差分ファイル情報800−1を例に挙げると、ファイルF2のパス名『c:¥bbb.exe』、日付『2009/03/27 10:12』、サイズ『84,280』、CRCコード『B22F』、およびアクション『コピー』が記憶されている。
図6の説明に戻り、(6−6)サーバ501は、作成された差分バックアップリストSL1を参照して、第1の記憶装置110の差分バックアップを行う。図8に示した差分バックアップリストSL1の例では、サーバ501が、第1の記憶装置110のファイルF2を差分イメージファイルSIF1として第2の記憶装置120に記憶する。この際、差分イメージファイルSIF1は、イメージファイルIFと関連付けて第2の記憶装置120に記憶される(後述の図11参照)。
なお、3回目以降のバックアップを行う場合、上記(6−5)において、サーバ501は、例えば、バックアップリストBLと差分バックアップリストSL1をマージして、新たなバックアップリストBLを作成する。マージとは、差分バックアップリストSL1内の各ファイルのアクションに従って、バックアップリストBLを更新することである。
図7に示したバックアップリストBLと図8に示した差分バックアップリストSL1の例では、差分バックアップリストSL1内のファイルF2の日付、サイズおよびCRCコードが、バックアップリストBL内のファイルF2の各フィールドに書き込まれる。また、差分バックアップリストBLの中からファイルF8のレコードが削除される。
そして、サーバ501は、新たなバックアップリストBLを参照して、差分バックアップリストSL2を作成する。差分バックアップリストSL2は、バックアップ指示(3回目)を受け付けた時点の第1の記憶装置110のファイル群と、新たなバックアップリストBL内のファイル群との差分ファイルを表す情報である。
(ストレージシステム500のリストア処理)
図9は、ストレージシステムのリストア処理の一例を示す説明図である。ここでは、図6に示した2回目のバックアップ処理が行われたあとのリストア処理について説明する。
図9は、ストレージシステムのリストア処理の一例を示す説明図である。ここでは、図6に示した2回目のバックアップ処理が行われたあとのリストア処理について説明する。
図9において、(9−1)サーバ501は、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付ける。(9−2)サーバ501は、リストア指示を受け付けると、バックアップデータリストBLを参照して、第1の記憶装置110の差分リストアリストRLを作成する。
差分リストアリストRLとは、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110のファイル群と、バックアップリストBL内のファイル群との差分ファイルを表す差分情報である。また、上記(9−2)において参照するバックアップリストBLは、図7に示したバックアップリストBLと図8に示した差分バックアップリストSL1とをマージしたものである。ここで、差分リストアリストRLの具体例について説明する。
図10は、差分リストアリストの具体例を示す説明図である。図10において、差分リストアリストRLは、ファイル名、パス名およびアクションのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、差分ファイル情報(例えば、差分ファイル情報1000−1〜1000−4)がレコードとして記憶されている。
ここで、ファイル名は、ファイルFiの識別子である。アクションは、リストア先の第1の記憶装置110に対して行われるファイルFiに関する処理内容である。例えば、ファイルFiが、第1の記憶装置110および第2の記憶装置120に記憶されており、かつ、互いに内容が異なる場合、アクションは『コピー』となる。
また、ファイルFiが、第1の記憶装置110および第2の記憶装置120のうち、第2の記憶装置120にのみ記憶されている場合、アクションは『コピー』となる。また、ファイルFiが、第1の記憶装置110および第2の記憶装置120のうち、第1の記憶装置120にのみ記憶されている場合、アクションは『削除』となる。
差分ファイル情報1000−1を例に挙げると、ファイルF1のパス名『c:¥aaa.txt』、およびアクション『コピー』が示されている。また、差分ファイル情報1000−2を例に挙げると、ファイルF31のパス名『c:¥bbb¥ccc.doc』、およびアクション『削除』が示されている。
図9の説明に戻り、(9−3)サーバ501は、作成された差分リストアリストRLを参照して、第1の記憶装置110の差分リストアを行う。具体的には、例えば、サーバ501が、差分リストアリストRLを参照して、アクションが『コピー』となっているファイルを第2の記憶装置120の中から抽出し、差分リストアイメージファイルRIFを作成する。
そして、サーバ501が、差分リストアリストRLを参照して、アクションが『削除』となっているファイルを第1の記憶装置110の中から削除するとともに、作成された差分リストアイメージファイルRIFに含まれるファイルを第1の記憶装置110にコピーする。なお、図9の説明では、第1の記憶装置110の差分リストアを行う場合について説明したが、フルリストアまたは差分リストアのいずれを行うのかをユーザに選択させることにしてもよい。
(第2の記憶装置120の記憶内容)
つぎに、第2の記憶装置120の記憶内容について説明する。第1の記憶装置110の記憶内容は逐次更新されるため、第1の記憶装置110のバックアップは定期的(例えば、1週間、1月)に行われることが多い。そこで、第2の記憶装置120は、第1の記憶装置110のバックアップが行われた時点ごとに、第1の記憶装置110のバックアップデータをそれぞれ記憶することにしてもよい。ここで、第2の記憶装置120の記憶内容について説明する。
つぎに、第2の記憶装置120の記憶内容について説明する。第1の記憶装置110の記憶内容は逐次更新されるため、第1の記憶装置110のバックアップは定期的(例えば、1週間、1月)に行われることが多い。そこで、第2の記憶装置120は、第1の記憶装置110のバックアップが行われた時点ごとに、第1の記憶装置110のバックアップデータをそれぞれ記憶することにしてもよい。ここで、第2の記憶装置120の記憶内容について説明する。
図11は、第2の記憶装置の記憶内容の一例を示す説明図である。図11において、第2の記憶装置120は、バックアップデータBD1〜BD3ごとに、バックアップ日時、イメージファイルおよびバックアップリストを記憶している。
バックアップデータ名は、バックアップデータの識別子である。バックアップ日時は、第1の記憶装置110のバックアップが行われた時点を表す情報である。イメージファイルは、バックアップ時に作成されたイメージファイル、差分イメージファイルである。バックアップリストは、バックアップ時に作成されたバックアップリスト、差分バックアップリストである。
バックアップデータBD1を例に挙げると、バックアップ日時『2010/01/05 10:15』、イメージファイル『IF』、バックアップリスト『BL』が記憶されている。また、バックアップデータBD2を例に挙げると、バックアップ日時『2010/02/03 22:54』、イメージファイル『IF,SIF1』、バックアップリスト『BL,SL1』が記憶されている。
サーバ501は、第1の記憶装置110のリストア処理を実行する前に、例えば、バックアップデータBD1〜BD3をユーザに提示して、復元対象となるバックアップデータを選択させることにしてもよい。ここで、復元対象となるバックアップデータを選択するためのバックアップデータ選択画面について説明する。
(バックアップデータ選択画面)
図12は、バックアップデータ選択画面の具体例を示す説明図である。図12において、バックアップデータ選択画面1200には、バックアップデータBD1〜BD3ごとに、バックアップデータ名、説明、バックアップ日時およびイメージファイル名が表示されている。
図12は、バックアップデータ選択画面の具体例を示す説明図である。図12において、バックアップデータ選択画面1200には、バックアップデータBD1〜BD3ごとに、バックアップデータ名、説明、バックアップ日時およびイメージファイル名が表示されている。
ここで、バックアップデータ名は、バックアップデータの識別子である。説明は、バックアップが行われた時点の説明である。バックアップ日時は、第1の記憶装置110のバックアップが行われた時点を表す情報である。イメージファイル名は、バックアップ時に作成されたイメージファイル、差分イメージファイルの名称である。
また、バックアップデータ選択画面1200は、バックアップデータBD1〜BD3の中から復元対象となるバックアップデータを選択するためのボタンB1〜B3を有する。バックアップデータ選択画面1200において、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、カーソルCを移動させてボタンB1〜B3のいずれかをクリックすることにより、復元対象となるバックアップデータを選択することができる。
例えば、バックアップデータ選択画面1200において、バックアップデータBD1の選択を受け付けたとする。この場合、図9に示した(9−2)において、サーバ501は、バックアップデータBD1のバックアップリストBLを参照して、第1の記憶装置110の差分リストアリストRLを作成することになる。
このように、バックアップが行われた時点ごとのバックアップデータBD1〜BD3の中から復元対象のバックアップデータを選択可能にすることで、第1の記憶装置110の記憶内容をバックアップが行われた任意の時点の記憶内容に復元することができる。
(差分ファイル選択画面)
つぎに、リストア処理を実行する前に、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルの中から、復元対象となる差分ファイルを選択する差分ファイル選択画面について説明する。
つぎに、リストア処理を実行する前に、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルの中から、復元対象となる差分ファイルを選択する差分ファイル選択画面について説明する。
上述したように、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルの中には、ユーザが意図的に削除、追加、変更したファイルなど復元しなくてもよいファイルがある。そこで、リストア処理の実行前に、サーバ501のディスプレイ208に差分ファイル選択画面を表示して、復元対象となる差分ファイルを選択させる。
図13は、差分ファイル選択画面の具体例を示す説明図である。図13において、差分ファイル選択画面1300には、バックアップ対象となる総ファイル数(容量)と、差分リストアリストRLから特定される差分ファイル数(容量)が表示されている。これによれば、総ファイル数に対する差分ファイル数の割合を確認することができる。
また、差分ファイル選択画面1300には、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルがリスト化されて表示されている。具体的には、差分ファイルごとに、チェックボックス、ファイル名、パス名およびアクションが表示されている。ファイル名は、差分ファイルの識別子である。
パス名は、第1の記憶装置110におけるファイルFiの格納場所を示すファイルパスである。アクションは、リストア先の第1の記憶装置110に対して行われる差分ファイルに関する処理内容である。チェックボックスは、復元対象となる差分ファイルを選択するためのものである。各チェックボックスは、初期状態ではチェックが入っている。
差分ファイル選択画面1300において、カーソルCを移動させて任意の差分ファイルのチェックボックスをクリックすることにより、チェックを解除して復元対象から除外することができる。このように、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルの中から復元対象の差分ファイルを選択可能にすることで、ユーザが意図的に削除、追加、変更したファイルなど復元しなくてもよいファイルを復元対象から除外することができる。
また、差分ファイル選択画面1300において、カーソルCを移動させてリストア開始ボタンB1をクリックすることにより、リストア処理の実行を開始することができる。この場合、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルのうち、チェックボックスにチェックが入っている差分ファイルを復元対象としてリストア処理が行われる。
また、差分ファイル選択画面1300において、カーソルCを移動させてキャンセルボタンB2をクリックすることにより、リストア処理の実行をキャンセルすることができる。なお、差分ファイル選択画面1300には、リストア処理にかかる予測処理時間を表示することにしてもよい。予測処理時間は、例えば、チェックボックスにチェックが入っている差分ファイルの容量を足し合わせた値を、ネットワーク214の転送速度で除算することで求めることができる。
(サーバ501のバックアップ処理手順)
つぎに、サーバ501のバックアップ処理手順について説明する。
つぎに、サーバ501のバックアップ処理手順について説明する。
図14は、サーバのバックアップ処理手順の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートにおいて、まず、サーバ501により、第1の記憶装置110のバックアップ指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1401)。
ここで、バックアップ指示を受け付けるのを待って(ステップS1401:No)、受け付けた場合(ステップS1401:Yes)、サーバ501により、第2の記憶装置120の中に、第1の記憶装置110のバックアップリストBLがあるか否かを判断する(ステップS1402)。
ここで、バックアップリストBLがない場合(ステップS1402:No)、サーバ501により、第1の記憶装置110のフルバックアップを実行する(ステップS1403)。そして、サーバ501により、第1の記憶装置110のバックアップリストBLを作成して(ステップS1404)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
また、ステップS1402において、バックアップリストBLがある場合(ステップS1402:Yes)、サーバ501により、差分バックアップリスト作成処理を実行する(ステップS1405)。差分バックアップリスト作成処理は、バックアップ指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110のファイル群と、バックアップリストBL内のファイル群との差分ファイルを表す差分バックアップリストSLを作成する処理である。
そして、サーバ501により、作成された差分バックアップリストSLを参照して、第1の記憶装置110の差分バックアップを実行して(ステップS1406)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
つぎに、図14に示したステップS1405の差分バックアップリスト作成処理の具体的な処理手順について説明する。ここでは、バックアップ対象の第1の記憶装置110に記憶されているファイル群を「ファイルF1〜Fm」とし、ファイルF1〜Fmのうち任意のファイルを「ファイルFj」とする(ただし、j=1,2,…,n)。
図15は、差分バックアップリスト作成処理の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。図15のフローチャートにおいて、まず、サーバ501により、ファイルFjの「j」を「j=1」で初期化して(ステップS1501)、第1の記憶装置110に記憶されているファイルFjを選択する(ステップS1502)。
つぎに、サーバ501により、第1の記憶装置110のバックアップリストBLの中から、選択されたファイルFjを検索する(ステップS1503)。具体的には、例えば、サーバ501が、バックアップリストBLの中から、選択されたファイルFjのパス名と同一のパス名のファイルを検索する。
ここで、ファイルFjが検索されなかった場合(ステップS1504:No)、サーバ501により、ファイルFjの差分ファイル情報を差分バックアップリストSLに登録して(ステップS1505)、ステップS1509に移行する。
一方、ファイルFjが検索された場合(ステップS1504:Yes)、サーバ501により、選択されたファイルFjの日付と、検索されたファイルFjの日付とが一致するか否かを判断する(ステップS1506)。
ここで、ファイルFjの日付が不一致の場合(ステップS1506:No)、サーバ501により、ファイルFjの差分ファイル情報を差分バックアップリストSLに登録して(ステップS1505)、ステップS1509に移行する。
一方、ファイルFjの日付が一致する場合(ステップS1506:Yes)、サーバ501により、選択されたファイルFjのサイズと、検索されたファイルFjのサイズとが一致するか否かを判断する(ステップS1507)。
ここで、ファイルFjのサイズが不一致の場合(ステップS1507:No)、サーバ501により、ファイルFjの差分ファイル情報を差分バックアップリストSLに登録して(ステップS1505)、ステップS1509に移行する。
一方、ファイルFjのサイズが一致する場合(ステップS1507:Yes)、サーバ501により、選択されたファイルFjのCRCコードと、検索されたファイルFjのCRCコードとが一致するか否かを判断する(ステップS1508)。
ここで、ファイルFjのCRCコードが不一致の場合(ステップS1508:No)、サーバ501により、ファイルFjの差分ファイル情報を差分バックアップリストSLに登録して(ステップS1505)、ステップS1509に移行する。
一方、ファイルFjのCRCコードが一致する場合(ステップS1508:Yes)、サーバ501により、ファイルFjの「j」をインクリメントして(ステップS1509)、「j」が「m」より大きいか否かを判断する(ステップS1510)。
ここで、「j」が「m」以下の場合(ステップS1510:No)、ステップS1502に戻る。一方、「j」が「m」より大きい場合(ステップS1510:Yes)、サーバ501により、ステップS1503においてバックアップリストBLの中から検索されていない未検索のファイルがあるか否かを判断する(ステップS1511)。
ここで、未検索のファイルがある場合(ステップS1511:Yes)、未検索のファイルの差分ファイル情報を差分バックアップリストSLに登録して(ステップS1512)、図14に示したステップS1406に移行する。一方、未検索のファイルがない場合(ステップS1511:No)、図14に示したステップS1406に移行する。
これにより、第1の記憶装置110のバックアップを行うことができる。また、2回目以降のバックアップでは、第1の記憶装置110のファイル群と、バックアップリストBL内のファイル群との差分ファイルについての差分バックアップを行うことで、バックアップ処理にかかる処理時間の短縮化を図ることができる。
(サーバ501のリストア処理手順)
つぎに、サーバ501のリストア処理手順について説明する。
つぎに、サーバ501のリストア処理手順について説明する。
図16は、サーバのリストア処理手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、サーバ501の受付部301により、第1の記憶装置110のリストア指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1601)。
ここで、リストア指示を受け付けるのを待って(ステップS1601:No)、受け付けた場合(ステップS1601:Yes)、サーバ501の表示部により、復元対象となるバックアップデータを選択するためのバックアップデータ選択画面(図12参照)をディスプレイ208に表示する(ステップS1602)。
このあと、サーバ501の受付部301により、復元対象となるバックアップデータの選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS1603)。ここで、復元対象となるバックアップデータの選択を受け付けるのを待って(ステップS1603:No)、受け付けた場合(ステップS1603:Yes)、サーバ501の受付部301により、フルリストアの選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS1604)。
ここで、フルリストアの選択を受け付けた場合(ステップS1604:Yes)、更新部303により、第1の記憶装置110のフルリストアを実行して(ステップS1605)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
一方、ステップS1604において差分リストアの選択を受け付けた場合(ステップS1604:No)、サーバ501の作成部302により、差分リストアリスト作成処理を実行する(ステップS1606)。差分リストアリスト作成処理は、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110に記憶されているファイル群と、バックアップリストBL内のファイル群との差分ファイルを表す差分リストアリストRLを作成する処理である。
このあと、サーバ501の表示部により、復元対象となる差分ファイルを選択するための差分ファイル選択画面(図13参照)をディスプレイ208に表示する(ステップS1607)。そして、サーバ501の更新部303により、第1の記憶装置110の差分リストアを行うか否かを判断する(ステップS1608)。
具体的には、例えば、差分ファイル選択画面1300において、リストア開始ボタンB1がクリックされた場合、更新部303が、第1の記憶装置110の差分リストアを行うと判断する。一方、差分ファイル選択画面1300において、キャンセルボタンB2がクリックされた場合、更新部303が、第1の記憶装置110の差分リストアを行わないと判断する。
ここで、差分リストアを行う場合(ステップS1608:Yes)、サーバ501の更新部303により、ステップS1606において作成された差分リストアリストRLを参照して、差分リストアイメージファイルRIFを作成する(ステップS1609)。ただし、差分ファイル選択画面1300において、チェックボックスのチェックが解除された差分ファイルは、差分リストアリストRLから削除されている。
そして、サーバ501の更新部303により、差分リストアリストRLと差分リストアイメージファイルRIFに基づいて、第1の記憶装置110の差分リストアを実行して(ステップS1610)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
つぎに、図16に示したステップS1606の差分リストアリスト作成処理の具体的な処理手順について説明する。ここでは、バックアップリストBL内のファイル群を「ファイルF1〜Fn」とし、ファイルF1〜Fnのうち任意のファイルを「ファイルFi」とする(ただし、i=1,2,…,n)。
ただし、バックアップリストBLは、第1の記憶装置110のフルバックアップ時に作成された『バックアップリストBL』、または、フルバックアップ時に作成されたバックアップリストBLと差分バックアップ時に作成された差分バックアップリストSLとをマージして作成された『新たなバックアップリストBL』である。
例えば、図16に示したステップS1603において、復元対象のバックアップデータとして「バックアップデータBD1」が選択された場合、バックアップリストBLは、第1の記憶装置110のフルバックアップ時に作成されたバックアップリストBLとなる。
また、復元対象のバックアップデータとして「バックアップデータBD2」が選択された場合、バックアップリストBLは、フルバックアップ時に作成されたバックアップリストBLと差分バックアップ時に作成された差分バックアップリストSL1をマージしたものである。
また、復元対象のバックアップデータとして「バックアップデータBD3」が選択された場合、バックアップリストBLは、フルバックアップ時に作成されたバックアップリストBLと差分バックアップ時に作成された差分バックアップリストSL1,SL2をマージしたものである。
図17は、差分リストアリスト作成処理の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。図17のフローチャートにおいて、まず、サーバ501の作成部302により、ファイルFiの「i」を「i=1」で初期化して(ステップS1701)、バックアップリストBLの中からファイルFiを選択する(ステップS1702)。
つぎに、サーバ501の作成部302により、第1の記憶装置110の中から、選択されたファイルFiを検索する(ステップS1703)。具体的には、例えば、サーバ501の作成部302が、第1の記憶装置110の中から、選択されたファイルFiのパス名と同一のパス名のファイルを検索する。
ここで、ファイルFiが検索されなかった場合(ステップS1704:No)、サーバ501の作成部302により、ファイルFiの差分ファイル情報を差分リストアリストRLに登録して(ステップS1705)、ステップS1709に移行する。
一方、ファイルFiが検索された場合(ステップS1704:Yes)、サーバ501の作成部302により、選択されたファイルFiの日付と、検索されたファイルFiの日付とが一致するか否かを判断する(ステップS1706)。
ここで、ファイルFiの日付が不一致の場合(ステップS1706:No)、サーバ501の作成部302により、ファイルFiの差分ファイル情報を差分リストアリストRLに登録して(ステップS1705)、ステップS1709に移行する。
一方、ファイルFiの日付が一致する場合(ステップS1706:Yes)、サーバ501の作成部302により、選択されたファイルFiのサイズと、検索されたファイルFiのサイズとが一致するか否かを判断する(ステップS1707)。
ここで、ファイルFiのサイズが不一致の場合(ステップS1707:No)、サーバ501の作成部302により、ファイルFiの差分ファイル情報を差分リストアリストRLに登録して(ステップS1705)、ステップS1709に移行する。
一方、ファイルFiのサイズが一致する場合(ステップS1707:Yes)、サーバ501の作成部302により、選択されたファイルFiのCRCコードと、検索されたファイルFiのCRCコードとが一致するか否かを判断する(ステップS1708)。
ここで、ファイルFiのCRCコードが不一致の場合(ステップS1708:No)、サーバ501の作成部302により、ファイルFiの差分ファイル情報を差分リストアリストRLに登録して(ステップS1705)、ステップS1709に移行する。
一方、ファイルFiのCRCコードが一致する場合(ステップS1708:Yes)、サーバ501の作成部302により、ファイルFiの「i」をインクリメントして(ステップS1709)、「i」が「n」より大きいか否かを判断する(ステップS1710)。
ここで、「i」が「n」以下の場合(ステップS1710:No)、ステップS1702に戻る。一方、「i」が「n」より大きい場合(ステップS1710:Yes)、サーバ501の作成部302により、ステップS1703において第1の記憶装置110の中から検索されていない未検索のファイルがあるか否かを判断する(ステップS1711)。
ここで、未検索のファイルがある場合(ステップS1711:Yes)、未検索のファイルの差分ファイル情報を差分リストアリストRLに登録して(ステップS1712)、図16に示したステップS1607に移行する。一方、未検索のファイルがない場合(ステップS1711:No)、図16に示したステップS1607に移行する。
これにより、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルについてのみの差分リストアを行うことができ、全バックアップデータを対象としてリストアを行う場合に比べて、復元対象となるデータ量を削減してリストアにかかる処理時間を短縮できる。
以上説明したように、本実施の形態にかかるサーバ501によれば、リストア指示を受け付けた時点の第1の記憶装置110のファイル群と、第1の記憶装置110のバックアップリストBLとの差分ファイルを表す差分リストアリストRLを作成することができる。そして、サーバ501によれば、作成された差分リストアリストRLを参照して、第1の記憶装置110のファイル群を更新することができる。これにより、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルについてのみのリストアを行うことができ、フルリストアを行う場合に比べて、復元対象となるデータ量を削減してリストアにかかる処理時間を短縮できる。
また、サーバ501によれば、第1の記憶装置110のリストア時に、第1の記憶装置110のバックアップが行われた時点ごとのバックアップデータの中から復元対象となるバックアップデータの選択を受け付けることができる。これにより、第1の記憶装置110の記憶内容をバックアップが行われた任意の時点の記憶内容に復元することができる。
また、サーバ501によれば、第1の記憶装置110のリストア時に、差分リストアリストRLから特定される差分ファイルの中から復元対象となる差分ファイルの選択を受け付けることにより、所望の差分ファイルについてのみリストアを行うことができる。
また、サーバ501によれば、運用中のシステムに関するデータのリストアを実施する際に、オフラインで行う必要がある場合であっても、システムの停止時間を最小限にすることができる。また、サーバ501によれば、差分ファイルの内容によってはシステムを停止せずにリストアすることも可能となる。
なお、本実施の形態で説明したデータ復元方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本データ復元プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本データ復元プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
100 データ復元装置
110 第1の記憶装置
120 第2の記憶装置
301 受付部
302 作成部
303 更新部
304 出力部
500 ストレージシステム
501 サーバ
502 情報処理装置
1200 バックアップデータ選択画面
1300 差分ファイル選択画面
110 第1の記憶装置
120 第2の記憶装置
301 受付部
302 作成部
303 更新部
304 出力部
500 ストレージシステム
501 サーバ
502 情報処理装置
1200 バックアップデータ選択画面
1300 差分ファイル選択画面
Claims (6)
- 第1の記憶装置のデータ復元指示を受け付ける受付手段と、
第2の記憶装置に記憶されている前記第1の記憶装置のバックアップデータと、前記受付手段によって前記データ復元指示を受け付けた時点の前記第1の記憶装置に記憶されているデータとの差分を表す差分情報を作成する作成手段と、
前記作成手段によって作成された差分情報と前記バックアップデータとに基づいて、前記第1の記憶装置に記憶されているデータを更新する更新手段と、
を備えることを特徴とするデータ復元装置。 - 前記第2の記憶装置は、前記第1の記憶装置のバックアップが行われた時点ごとに、前記第1の記憶装置のバックアップデータをそれぞれ記憶しており、
前記受付手段は、
さらに、ユーザの操作入力により前記第2の記憶装置に記憶されている前記時点ごとのバックアップデータの中から任意のバックアップデータの選択を受け付け、
前記作成手段は、
前記受付手段によって選択を受け付けた前記任意のバックアップデータと、前記データ復元指示を受け付けた時点の前記第1の記憶装置に記憶されているデータとの差分を表す差分情報を作成することを特徴とする請求項1に記載のデータ復元装置。 - 前記データ復元指示を受け付けた時点の前記第1の記憶装置に記憶されているデータ(以下、「第1のデータ群」という)と前記バックアップデータとして前記第2の記憶装置に記憶されている第2のデータ群とを比較する比較手段をさらに備え、
前記作成手段は、
前記比較手段によって比較された比較結果に基づいて、前記第1のデータ群と前記第2のデータ群との差分データを表す前記差分情報を作成することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ復元装置。 - 前記差分情報から特定される前記第1のデータ群と前記第2のデータ群との差分データを表示画面に表示する表示手段をさらに備え、
前記受付手段は、
前記表示手段によって表示された差分データの中から、ユーザの操作入力により任意の差分データの選択を受け付け、
前記更新手段は、
前記受付手段によって選択を受け付けた前記任意の差分データに基づいて、前記第1の記憶装置に記憶されている前記第1のデータ群を更新することを特徴とする請求項3に記載のデータ復元装置。 - 第1の記憶装置のデータ復元指示を受け付ける受付工程と、
第2の記憶装置に記憶されている前記第1の記憶装置のバックアップデータと、前記受付工程によって前記データ復元指示を受け付けた時点の前記第1の記憶装置に記憶されているデータとの差分を表す差分情報を作成する作成工程と、
前記作成工程によって作成された差分情報と前記バックアップデータとに基づいて、前記第1の記憶装置に記憶されているデータを更新する更新工程と、
をコンピュータが実行することを特徴とするデータ復元方法。 - 第1の記憶装置のデータ復元指示を受け付ける受付工程と、
第2の記憶装置に記憶されている前記第1の記憶装置のバックアップデータと、前記受付工程によって前記データ復元指示を受け付けた時点の前記第1の記憶装置に記憶されているデータとの差分を表す差分情報を作成する作成工程と、
前記作成工程によって作成された差分情報と前記バックアップデータとに基づいて、前記第1の記憶装置に記憶されているデータを更新する更新工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ復元プログラム。
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