JP2013140366A - Tftアレイ基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のゲートラインを同時駆動する際に適したTFTアレイ基板を提供する。
【解決手段】 1枚のガラス基板上に複数のゲートライン、複数のソースライン、複数のコモンライン、複数のピクセル及び複数のシールド電極を備え、前記ソースラインと前記ゲートラインが交差し、ガラス基板の上に多数の画素ブロックを構成し、前記画素ブロック内には画素電極を備えたピクセルが形成される。前記各画素電極が第1エッジを有し、隣り合っている2本のゲートラインの間にある第1エッジが一方のゲートラインに近接している。シールド電極は画素ブロック毎に画素電極とガラス基板の間に形成される。シールド電極は第1エッジを覆って画素電極を第1エッジが近接するゲートラインに対して静電シールドしており、複数のゲートラインを同時駆動する際に適したTFTアレイ基板を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】 1枚のガラス基板上に複数のゲートライン、複数のソースライン、複数のコモンライン、複数のピクセル及び複数のシールド電極を備え、前記ソースラインと前記ゲートラインが交差し、ガラス基板の上に多数の画素ブロックを構成し、前記画素ブロック内には画素電極を備えたピクセルが形成される。前記各画素電極が第1エッジを有し、隣り合っている2本のゲートラインの間にある第1エッジが一方のゲートラインに近接している。シールド電極は画素ブロック毎に画素電極とガラス基板の間に形成される。シールド電極は第1エッジを覆って画素電極を第1エッジが近接するゲートラインに対して静電シールドしており、複数のゲートラインを同時駆動する際に適したTFTアレイ基板を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明はディスプレイのデバイスに関する。より詳しくは、本発明はTFTアレイ基板に関するものである。
現在の大型あるいは高解像度のTFT液晶ディスプレイは多数のゲートラインを持っている。この様なTFT液晶ディスプレイを動作させる場合に、隣り合っている複数のゲートラインを同時に駆動し、複数のゲートラインに接続された多数のTFTを一度にオンにする方法が考えられる。この方法では、それぞれの画素電極が対応する液晶の静電容量の充電時間を増やし、液晶の静電容量の充電不足を減らすことが出来る。
一般にTFT液晶ディスプレイでは画素電極と近接するゲートラインの電極間に寄生容量が発生することによって、前記画素電極に印加する階調電圧が前記ゲートラインの駆動に伴う電圧変化に影響される。ゲートラインを一本ずつ順次駆動するTFT液晶ディスプレイでは、全ての画素で、画素電極に階調電圧を充電するタイミングに対して寄生容量で結合されたゲートラインが駆動されるタイミングが全て同じであり、画素に印加される階調電圧への影響は画素によって差が生じない。
隣り合っている複数のゲートラインを同時に駆動するTFT液晶ディスプレイでは、画素電極に階調電圧を充電するタイミングに対して前記寄生容量で結合されたゲートラインが駆動されるタイミングがゲートラインによって異なるため、対応するゲートラインによって画素に印加される階調電圧に差異が生じ、TFT液晶ディスプレイの画像品質を低下させてしまう。
本発明は隣り合っている複数のゲートラインを同時駆動する際に、画素電極とそれに近接するゲートラインの寄生容量が階調電圧に影響することを減らすTFTアレイ基板を提供する。
本発明はTFTアレイ基板の構造に関するものである。このTFTアレイ基板中には1枚のガラス基板、複数のゲートライン、複数のソースライン、複数のコモンライン、複数のピクセル、絶縁層及び複数のシールド電極が含まれる。前記ゲートライン、前記ソースライン及び前記コモンラインがすべて前記ガラス基板の一つの平面上に配置されている。前記ガラス基板の前記平面上に、前記ゲートラインが相互に並列し、前記ソースラインも相互に並列しており、なおかつ前記ゲートラインと前記ソースラインが交差し、前記ガラス基板の前記平面上に多数の画素ブロックを形成する。
前記コモンラインは前記ゲートラインと並列し、前記平面上に配置されている。ピクセルが画素ブロック毎に配置されており、前記ピクセルはそれぞれ一つのTFTスイッチ、一つの画素電極及び一つの導通ポストが含まれる。前記TFTスイッチのゲート電極が前記ゲートラインと、前記TFTスイッチのソース電極が前記ソースラインと電気接続している。前記導通ポストが前記TFTスイッチのドレイン電極と前記画素電極を電気接続している。前記画素電極のそれぞれが一つの第1エッジを有し、隣り合っている2本のゲートラインの間にある前記第1エッジが一方のゲートラインに近接している。
絶縁層が前記画素電極と前記ガラス基板の前記平面間に形成され、前記絶縁層は前記平面上の前記ゲートライン、前記ソースライン、前記コモンライン及び前記TFTスイッチを覆っている。前記導通ポストが前記絶縁層を貫通し、前記TFTスイッチのドレイン電極と前記画素電極を電気接続している。
前記シールド電極が前記画素ブロック毎に配置され、前記画素電極と前記平面の間に位置する。前記シールド電極が同一画素ブロック内の前記画素電極と部分的に重なり、前記第1エッジを覆っていて、且つ前記シールド電極が前記第1エッジに近接するゲートライン及び前記ソースラインとすべて電気絶縁されていることにより、前記画素電極を前記第1エッジに近接するゲートラインに対して静電シールドする。前記画素電極と前記第1エッジに近接するゲートライン間に発生する前記寄生容量は前記シールド電極による静電シールド効果により大幅に減少し、前記寄生容量によって画素に印加される階調電圧に発生する差異を大幅に減少させることにより、TFT液晶ディスプレイの画像品質の低下を防ぎ、複数のゲートラインを同時駆動する際に適したTFTアレイ基板を提供する。
本発明の一つの好ましい実施の形態では上述したTFTアレイ基板にさらに一つの保護層が含まれている。前記保護層は前記平面と前記絶縁層の間に位置し、前記保護層は前記平面上の前記ゲートライン及び前記コモンラインを覆っている。前記シールド電極及び前記ソースラインは前記保護層と前記絶縁層の間に配置されている。
本発明の他の好ましい実施の形態では上述したTFTアレイ基板にさらに一つの保護層が含まれている。前記保護層は前記平面と前記絶縁層の間に位置し、前記保護層は前記平面上の前記ゲートライン、前記コモンライン及び前記シールド電極を覆っている。前記ソースラインは前記保護層と前記絶縁層の間に配置されている。
本発明の他の好ましい実施の形態では、前記画素ブロック毎の前記シールド電極の数は一つである。
本発明の他の好ましい実施の形態では、前記画素ブロック毎の前記シールド電極の数は複数である。
本発明の他の好ましい実施の形態では、各画素電極が1セットのお互いに向かい合っている第2エッジを持ち、前記第1エッジが二つの前記第2エッジを繋いでいる。同一画素ブロック内のシールド電極が前記第2エッジの一部に重なっている。
本発明の他の好ましい実施の形態では、前記TFTアレイ基板が多数のストレージキャパシタ電極を備え、前記ストレージキャパシタ電極は前記画素ブロック毎に配置され、前記コモンラインに電気接続している。前記ストレージキャパシタ電極は前記絶縁層に覆われており、前記ストレージキャパシタ電極は同一画素ブロック内の前記画素電極と部分的に重なりストレージキャパシタを形成する。
本発明の他の好ましい実施の形態では、各画素電極がさらに1セットのお互いに向かい合っている第2エッジを持ち、前記第1エッジが二つの前記第2エッジを繋いでいる。前記ストレージキャパシタ電極が同一画素ブロック内の前記第2エッジの一部に重なっている。
本発明の他の好ましい実施の形態では、各画素ブロック内の前記ストレージキャパシタ電極の数は複数である。
本発明の他の好ましい実施の形態では、各コモンラインは二つのエッジを持ち、前記ストレージキャパシタ電極が前記コモンラインの片方のエッジに電気接続される。
本発明の他の好ましい実施の形態では、各コモンラインが二つのエッジを持ち、前記ストレージキャパシタ電極が前記コモンラインの両方のエッジに電気接続される。
本発明の他の好ましい実施の形態では、各画素ブロック内の前記シールド電極の数は複数であり、同一画素ブロック内で前記ストレージキャパシタ電極が前記シールド電極の間に配置される。
本発明の他の好ましい実施の形態では、各画素電極は1セットのお互いに向かい合っている第2エッジを持ち、前記第1エッジが二つの前記第2エッジを繋いでいる。前記シールド電極の形はすべで環状になっていて、且つ前記シールド電極が同一画素ブロック内の前記画素電極の前記第1エッジと前記第2エッジに重なっている。
本発明の他の好ましい実施の形態では、前記シールド電極が一定の電位に固定されている。
本発明の他の好ましい実施の形態では、前記シールド電極が前記コモンラインに電気接続されることにより一定の電位に固定されている。
本発明の他の好ましい実施の形態では、前記シールド電極が前記ストレージキャパシタ電極に電気接続されることにより一定の電位に固定されている。
以上の様に、本発明のTFTアレイ基板が作動している時にシールド電極が静電シールド効果を発生することが出来、よって、画素電極と第1エッジに近接するゲートライン間で発生する寄生容量の階調電圧に対する影響を減らして、画像品質が寄生容量の影響で低下することを減らすことが出来る。
上述した本発明の特徴とメリットをもっと分かりやすくするために実施例を挙げて、図面をあわせて詳しく説明する。図1は本発明の実施例のTFTアレイ基板の平面図、図2は図1の一点鎖線I‐Iでの断面図である。
図1と図2の様に、本実施例のTFTアレイ基板100が1枚のガラス基板110、複数のゲートライン120s、複数のソースライン120d及び複数のコモンライン120cを備える。ゲートライン120s、ソースライン120d及びコモンライン120cがすべてガラス基板110の平面112上に形成されている。平面112上に、ソースライン120dが相互に並列し、ゲートライン120sも相互に並列しており、なおかつソースライン120dとゲートライン120sが交差し、平面112上に多数の画素ブロックP1を形成する。詳しく述べるとソースライン120dとゲートライン120sが格子状に配列され、それぞれの格子内は図1で示した様に画素ブロックP1を形成する。
コモンライン120cとゲートライン120sが並列し、各ゲートライン120sが隣り合っている2本のコモンライン120cの間に形成され、コモンラインがそれぞれの画素ブロックP1を通っている。コモンライン120cとゲートライン120sの両方は製造プロセス上同じ成膜層で形成することが可能である。例えばコモンライン120c及びゲートライン120sの両方を同じ金属層でフォトリソグラフィ工程とエッチング工程で形成することが出来る。従ってコモンライン120c及びゲートライン120sの両方を同じ材料で構成することが出来る。
TFTアレイ基板100は多数のピクセル130と一つの絶縁層140(図2で示す)を含んでいる。ピクセル130が画素ブロックP1毎に一つ配置され、一つのTFTスイッチ132と一つの画素電極134と一つの導通ポスト136を含んでいる。絶縁層140は画素電極134と平面112の間に配置され、さらに絶縁層140は平面112上のゲートライン120s、ソースライン120d、コモンライン120c及びTFTスイッチ132を覆っている。コモンライン120cは図1で示す様に画素電極134と部分的に重なっている。導通ポスト136が絶縁層140を貫通し、TFTスイッチ132のドレイン電極D1と画素電極134を電気接続する。ゲートライン120sはTFTスイッチ132のゲート電極G1となり、TFTスイッチ132のソース電極S1はソースライン120dに電気接続される。詳しく述べると、各TFTスイッチ132は電界効果型トランジスタであり、一つのソース電極S1、一つのドレイン電極D1、一つのゲート電極G1及び一つのチャンネル層C1が含まれている。ソース電極S1、ドレイン電極D1及びチャンネル層C1はすべてゲート電極G1の上にあり、チャンネル層C1はゲート電極G1とソース電極S1の間にあり、同様にチャンネル層C1はゲート電極G1とドレイン電極D1の間にある。チャンネル層C1は半導体層で構成される。
ピクセル130の中ではゲート電極G1はゲートライン120sと電気接続され、且つゲートライン120sと一体に形成される。詳しく述べると、ゲート電極G1及びゲートライン120sは両方を同じ膜層より作製することが出来る。例えば、ゲート電極G1及びゲートライン120sは両方を同じ一つの金属層よりフォトリソグラフィ工程とエッチング工程で形成することが可能である。ソース電極S1はソースライン120dと電気接続され、ドレイン電極D1は導通ポスト136を通して画素電極134と電気接続される。
複数のゲートライン120sが駆動される時、駆動されたゲートライン120sが電気接続されている多数のTFTスイッチ132がオンにされる。この時、ソースライン120dに印加された階調信号電圧がオンにされた全てのTFTスイッチ132のソース電極S1を通じてチャンネル層C1を介し、ドレイン電極D1と導通ポスト136を通じて画素電極134に階調信号電圧が印加される。
TFTアレイ基板100は多数のシールド電極150を含み、シールド電極150は各画素ブロックP1内に配置され、画素電極134と平面112の間にある。(図2で示す。)図1の実施例では画素ブロックP1毎のシールド電極150の数は一つにすることが出来る。シールド電極150は同一画素ブロックP1内の画素電極134と部分的に重なる。各画素電極134は一つの第1エッジE1及び一セットの相対する第2エッジE2を有する。各画素電極134の第1エッジE1は二つの第2エッジE2と繋がっており、各シールド電極150が第2エッジE2に部分的に重なっている。シールド電極150はゲートライン120s及びソースライン120dと電気絶縁している。隣り合っている2本のゲートライン120sの間に位置する第1エッジE1が一方のゲートライン120sに近接しているので、シールド電極150はその一方のゲートライン120sと一つの画素電極134の間に第1エッジE1を覆うように配置される。
シールド電極150が無い場合、画素電極134と第1エッジE1が近接しているゲートライン120sの間には階調電圧に影響する寄生容量が発生するが、シールド電極150の静電シールド効果により寄生容量の発生を防ぎ、上述のような階調電圧に対する寄生容量の影響を減らし、画素電極134に適切な階調電圧を印加することが可能となり、寄生容量の影響による画像品質低下の影響を減らすことが出来る。
本実施例ではTFTアレイ基板100は一つの保護層160を含んでいる。以下に図2で示す。保護層160は平面112と絶縁層140の間に配置され、さらに保護層160は平面112上のゲートライン120s及びコモンライン120cを覆っている。シールド電極150、TFTスイッチ132のソース電極S1及びドレイン電極D1がすべて保護層160と絶縁層140の間に配置出来る。シールド電極150、ソース電極S1及びドレイン電極D1の三つを同じ一つの膜層で作製することが出来、例えば同じ一つの金属層でフォトリソグラフィ工程とエッチング工程で形成することが出来る。従ってシールド電極150、ソース電極S1及びドレイン電極D1の3つを同じ材料で構成することが出来る。
本実施例では、シールド電極150は保護層160と絶縁層140の間に配置したが、シールド電極150は保護層160と平面112の間に配置することも可能であり、この場合にはシールド電極150はコモンライン120c及びゲートライン120sと同じ一つの膜層で作製することが出来、例えば同じ一つの金属層でフォトリソグラフィ工程とエッチング工程で形成する。従ってシールド電極150、コモンライン120c及びゲートライン120sの3つを同じ材料で構成することが出来る。
本実施例ではTFTアレイ基板100は多数のストレージキャパシタ電極170を含んでいる。ストレージキャパシタ電極170がそれぞれの画素ブロックP1に配置され、画素ブロックP1毎のストレージキャパシタ電極170の数は複数個配置することが出来る。図1の例で見ると各画素ブロックP1のストレージキャパシタ電極170の数は2個である。さらに、各ストレージキャパシタ電極170は画素電極134の下方にあり、且つ画素電極134と部分的に重なり、各ストレージキャパシタ電極170がそれぞれ一つの第2エッジE2に重なっている。
各ストレージキャパシタ電極170は平面112の上に配置され、ストレージキャパシタ電極170及びコモンライン120cの二つを同じ一層の膜層で作製することが出来る。例えば、ストレージキャパシタ電極170及びコモンライン120cの二つが同じ一つの金属層でフォトリソグラフィ工程とエッチング工程で形成することが出来ることによって、ストレージキャパシタ電極170及びコモンライン120cを同じ材料で構成することが出来る。さらに絶縁層140はストレージキャパシタ電極170を覆っている。さらにゲートライン120s及びコモンライン120cの二つが同じ一層の膜層で作製出来ることによって、ストレージキャパシタ電極170、ゲートライン120s及びコモンライン120cの3つは同じ一層の膜層で作製することが出来る。
ストレージキャパシタ電極170はコモンライン120cに電気接続される。図1で示した実施例の中に、コモンライン120cはそれぞれ二つのエッジE3を有し、ストレージキャパシタ電極170がコモンライン120cの一方のエッジE3に繋がる。言い換えれば、同じ1本のコモンライン120cの中に、多数のストレージキャパシタ電極170が一方のエッジE3だけに電気接続し、もう一方のエッジE3には電気接続しない。
コモンライン120c及びストレージキャパシタ電極170は画素電極134と重なっていることにより、同一画素ブロックP1の中のコモンライン120c、ストレージキャパシタ電極170及び画素電極134の3つが階調電圧を維持するストレージキャパシタを形成する。また、上述のストレージキャパシタはコモンライン上に構成することが出来る。
図3は本発明の別の実施例のTFTアレイ基板の平面図である。図3の様に、本実施例のTFTアレイ基板200と図1及び図2のTFTアレイ基板100の両方の構築は似ていて、効果も同じ、例えばTFTアレイ基板200もゲートライン120s、ソースライン120d、コモンライン120c及びピクセル130などが含まれる。さらにTFTアレイ基板200と100の両方の断面構造は極めて似ている。従って、二つの実施例の同じ技術特徴と効果を再び説明せずにTFTアレイ基板100と200の違いを重点に、図3を用いて詳細を説明する。
TFTアレイ基板100と200の違いは各画素ブロックP1の中のシールド電極150の数量及びTFTアレイ基板200上の複数のストレージキャパシタ電極270と多数のコモンライン120cの両方の接続方式である。詳しくは図3の様に、画素ブロックP1毎のシールド電極150の数は2つであり、同一画素ブロックP1の中で一つのシールド電極150が画素電極134の二つの第2エッジE2に重なっていて、もう一つのシールド電極150が第一側辺E1に重なっている。
各ストレージキャパシタ電極270は画素電極134の下にあり、ストレージキャパシタ電極170とコモンライン120cの二つは同じ一つの膜層で作製することが出来る。ストレージキャパシタ電極270と画素電極134は部分的に重なっており、各ストレージキャパシタ電極270は第2エッジE2に部分的に重なっている。さらに同一画素ブロックP1の中に、ストレージキャパシタ電極270は図3に示すように二つのシールド電極150の間に配置することが出来る。
ストレージキャパシタ電極270とコモンライン120cの二つの電気接続方式は図1の実施例の中のストレージキャパシタ電極170とコモンライン120cの両方の間の電気接続方式と違う。詳しく説明すると、本実施例では、ストレージキャパシタ電極270がコモンライン120cの両方のエッジE3から出ている。言い換えると、同じコモンライン120cにおいて図3に示す様に、一部のストレージキャパシタ電極270は一方のエッジE3に電気接続し、残りのストレージキャパシタ電極270はもう一方のエッジE3に電気接続している。
図4は本発明の別の実施例のTFTアレイ基板の平面図である。図4の様に、本実施例のTFTアレイ基板300と図1及び図2のTFTアレイ基板100の両方の構築は似ていて、例えばTFTアレイ基板300もゲートライン120s、ソースライン120d、コモンライン120c及びピクセル130などが含まれる。さらにTFTアレイ基板300と100の両方の断面構造は極めて似ている。従って、TFTアレイ基板300の断面構造図を省略し、二つの実施例の同じ技術特徴と効果も再び説明せずにTFTアレイ基板100と300の違いを重点に、図4を用いて詳細を説明する。
TFTアレイ基板300と100の主な違いは、TFTアレイ基板300に含まれている多数のシールド電極350の形はすべて環状であり、シールド電極350は同一画素ブロック内の画素電極134と部分的に重なっているだけではなく、図4に示す様に画素電極134の第1エッジE1と二つの第2エッジE2を覆っていることである。
さらに図4で示した実施例では、TFTアレイ基板300は前述のいずれの実施例中のストレージキャパシタ電極170、270も含まれない。但し、コモンライン120cは画素電極134と部分に重なっている。従って、TFTアレイ基板300はストレージキャパシタ電極170,270に相当する電極が含まれていなくても、画素ブロックP1中のコモンライン120cと画素電極134は階調電圧を維持するストレージキャパシタを形成することが出来る。
以上の様に、本発明のTFTアレイ基板に含まれるシールド電極は画素電極と第1エッジに近接するゲートラインの二つで形成する寄生容量の発生を抑える静電シールド効果を発生することが出来る。従って、この発明は寄生容量が階調電圧に対する影響を減らすことが出来る。画素電極に適切な階調電圧が印加されることを助け、寄生容量の影響による画像品質の低下を減らすことが出来る。
本発明の実施例では、シールド電極はどこにも接続されず、電位は固定されていないが、静電シールド効果を高めるために任意の電位に固定することも可能である。この場合、シールド電極は画素電極との間に静電容量が発生し、ストレージキャパシタとしても働く。シールド電極をコモンラインと同じ一つの膜層で製作し、シールド電極とコモンラインを電気接続して電位を固定し、静電シールド効果を得ると共にストレージキャパシタの一部とすることも可能である。また、シールド電極とコモンラインの電気接続はコモンラインに電気接続されているストレージキャパシタ電極を介して行っても良い。
本発明は以上の様な実施例を用いて説明したが、これらの実施例に限定されず、いずれの熟練した技術者が本発明の精神と範囲を超えない限り、すべての変更と修正などの同等変更は本発明の特許の範囲内に属する。
100、200、300 TFTアレイ基板
110 ガラス基板
112 平面
120c コモンライン
120d ソースライン
120s ゲートライン
130 ピクセル
132 TFTスイッチ
134 画素電極
136 導通ポスト
140 絶縁層
150、350 シールド電極
160 保護層
170、270 ストレージキャパシタ電極
C1 チャンネル層
D1 ドレイン電極
E1 第1エッジ
E2 第2エッジ
E3 エッジ
G1 ゲート電極
P1 画素ブロック
S1 ソース電極
110 ガラス基板
112 平面
120c コモンライン
120d ソースライン
120s ゲートライン
130 ピクセル
132 TFTスイッチ
134 画素電極
136 導通ポスト
140 絶縁層
150、350 シールド電極
160 保護層
170、270 ストレージキャパシタ電極
C1 チャンネル層
D1 ドレイン電極
E1 第1エッジ
E2 第2エッジ
E3 エッジ
G1 ゲート電極
P1 画素ブロック
S1 ソース電極
Claims (12)
- 平面を有する1枚のガラス基板と、前記平面に配置され互いに並列した多数のソースラインと、前記平面に配置され互いに並列した多数のゲートラインと、前記平面に配置され前記ゲートラインと並列した多数のコモンラインと、前記ソースラインと前記ゲートラインが交差した格子により前記平面上に形成される多数の画素ブロックと、前記画素ブロック毎に一つずつ配置された多数のピクセルと、前記ピクセル毎に一つのTFTスイッチ、一つの画素電極及び一つの導通ポストを備え、前記TFTスイッチのゲート電極と前記ゲートラインを電気接続し、前記TFTスイッチのソース電極と前記ソースラインを電気接続し、前記導通ポストが前記TFTスイッチのドレイン電極と前記画素電極の間を電気接続し、前記画素電極はそれぞれ一つの第1エッジを有し、隣り合っている2本のゲートラインの間にある前記第1エッジはすべて一方のゲートラインに近接しており、一つの絶縁層が前記画素電極と前記平面の間に形成され、前記絶縁層は前記平面上の前記ゲートライン、前記ソースライン、前記コモンライン及び前記TFTスイッチを覆っており、前記導通ポストは前記絶縁層の中に形成され、前記画素ブロック毎にシールド電極が前記画素電極と前記平面の間に形成され、前記シールド電極は前記第1エッジを覆うように同一画素ブロック内の前記画素電極と部分的に重なり、前記画素電極が前記第1エッジに近接するゲートラインに対して静電シールドされていることを特徴とするTFTアレイ基板。
- 前記シールド電極は前記第1エッジに近接するゲートライン及び前記ソースラインと電気絶縁されていることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
- 一つの保護層が前記絶縁層と前記平面の間に形成され、前記保護層が前記平面上の前記ゲートライン及び前記コモンラインを覆っており、前記シールド電極は前記保護層と前記絶縁層の間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
- 一つの保護層が前記絶縁層と前記平面の間に形成され、前記ゲートライン、前記コモンライン及び前記シールド電極を覆っており、前記ソースラインは前記保護層と前記絶縁層の間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
- 前記画素電極が前記第1エッジ以外に、1セットのお互いに向かい合い前記第1エッジに繋がる第2エッジを持ち、前記画素ブロック毎にストレージキャパシタ電極が形成され、前記ストレージキャパシタ電極は前記第2エッジを覆うようにそれぞれ同一画素ブロック内の前記画素電極と部分的に重なっていることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
- 前記画素電極が前記第1エッジ以外に、1セットのお互いに向かい合い前記第1エッジに繋がる第2エッジを持ち、前記画素ブロック毎にストレージキャパシタ電極が形成され、前記ストレージキャパシタ電極は前記第2エッジを覆うようにそれぞれ同一画素ブロック内の前記画素電極と部分的に重なっていることを特徴とする請求項4に記載のTFTアレイ基板。
- 前記ストレージキャパシタ電極がコモン電極と電気接続され、前記ストレージキャパシタ電極は前記保護層に覆われていることを特徴とする請求項6に記載のTFTアレイ基板。
- 前記シールド電極が一定の電位に固定されていることを特徴とする請求項1〜7に記載のTFTアレイ基板。
- 前記シールド電極が前記コモンラインに電気接続されることにより一定の電位に固定されていることを特徴とする請求項4、6、7に記載のTFTアレイ基板。
- 前記シールド電極が前記ストレージキャパシタ電極に電気接続されることにより一定の電位に固定されていることを特徴とする請求項7に記載のTFTアレイ基板。
- 前記画素電極が前記第1エッジ以外に、1セットのお互いに向かい合い第1エッジに繋がる第2エッジを持ち、前記シールド電極の形はすべて環状になっており、前記シールド電極は前記第1エッジ及び第2エッジを覆うようにそれぞれ同一画素ブロック内の前記画素電極と部分的に重なっていることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
- 前記シールド電極が前記コモンラインに電気接続されることにより一定の電位に固定されていることを特徴とする請求項11に記載のTFTアレイ基板。
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