JP2013138326A - センサノード、センサノード制御方法、及び、センサノード制御プログラム - Google Patents

センサノード、センサノード制御方法、及び、センサノード制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】センサノードの密度が比較的高い場合において、通信負荷を低減することが可能なセンサノードを提供すること。
【解決手段】センサノード500は、ネットワークトポロジにおけるノードを構成する。センサノード500は、物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを上記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信するように構成される。センサノード500は、複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信する要求受信部501と、上記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する上記応答を送信する応答送信部502と、を備える。応答送信部502は、応答送信要求が受信された回数よりも、応答を送信する回数を少なくするように構成される。
【選択図】図9

Description

本発明は、ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードに関する。
ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードを複数備えるセンサネットワークシステムが知られている。各センサノードは、物理量(例えば、温度、湿度、又は、消費電力量等)を検出する。各センサノードは、検出された物理量を表すセンサデータを収容するパケットを他のセンサノードを介して、特定のノード(シンクノード)へ送信する。即ち、複数のセンサノードは、無線マルチホップネットワークを構成している。
ネットワークトポロジは、無線マルチホップネットワークに適したルーティングプロトコルを用いることにより構築されることが多い。無線マルチホップネットワークに適したルーティングプロトコルとして、プロアクティブ型のルーティングプロトコルと、リアクティブ型のルーティングプロトコルと、が知られている。
プロアクティブ型のルーティングプロトコルの代表例は、OLSR(Optimized Link State Routing)プロトコルである。OLSRプロトコルは、IETF(Internet Engineering Task Force)により規定されたプロトコルである(非特許文献1を参照)。
リアクティブ型のルーティングプロトコルの代表例は、AODV(Ad hoc On−Demand Distance Vector)プロトコル、又は、DSR(Dynamic Source Routing)プロトコルである。AODVプロトコル、及び、DSRプロトコルは、IETFにより規定されたプロトコルである(非特許文献2、及び、非特許文献3をそれぞれ参照)。
これらのルーティングプロトコルは、他のセンサノードから受信された無線信号の強度(受信強度)、及び/又は、センサノードからシンクノードまでのホップ数に基づいて、シンクノードまでの通信に要するコスト(パスコスト)を表すメトリック値を算出する。更に、これらのルーティングプロトコルは、算出されたメトリック値に基づいて、ネットワークトポロジを構築する。
また、この種のセンサノードの一つとして、特許文献1に記載のセンサノードは、所定の周期が経過する毎に、無線信号を送受信するための無線インタフェースを、起動するタイミング、及び、停止するタイミングを学習する。更に、センサノードは、学習されたタイミングに基づいて、データを送信するタイミングを調整する。これにより、データの衝突、又は、ネットワークの輻輳を回避することができる。
特開2008−099074号公報
IETF MANET RFC3626:Optimized Link State Routing Protocol (OLSR) IETF MANET RFC3561:Ad hoc On-Demand Distance Vector (AODV) Routing IETF MANET RFC4728:The Dynamic Source Routing Protocol (DSR)
ところで、上記センサノードは、応答としての通信状態情報の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信する。通信状態情報は、自ノードの通信状態を表す情報であり且つネットワークトポロジを形成するための情報である。例えば、通信状態情報は、受信強度、及び、ホップ数を表す情報である。
センサノードは、応答送信要求を受信すると、通信状態情報を送信元ノードへ送信する。即ち、上記センサノードは、応答送信要求が受信された回数と同じ回数だけ通信状態情報を送信する。従って、センサノードが比較的狭い領域内に比較的多く配置されている(即ち、センサノードの密度が比較的高い)場合、通信状態情報が送信される回数が過度に多くなるため、通信負荷が過大となってしまうという問題があった。
なお、このような問題は、複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する他の応答送信要求に対しても同様に生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「センサノードの密度が比較的高い場合において、通信負荷が過大となる場合が生じること」を解決することが可能なセンサノードを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるセンサノードは、ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードである。
更に、このセンサノードは、
物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを上記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信するように構成され、
複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信する要求受信手段と、
上記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する上記応答を送信する応答送信手段と、
を備え、
上記応答送信手段は、上記応答送信要求が受信された回数よりも、上記応答を送信する回数を少なくするように構成される。
また、本発明の他の形態であるセンサノード制御方法は、ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードに適用される方法である。
更に、このセンサノード制御方法は、
物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを上記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信し、
複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信し、
上記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する上記応答を送信するように構成され、
上記センサノード制御方法は、更に、
上記応答送信要求が受信された回数よりも、上記応答を送信する回数を少なくするように構成される。
また、本発明の他の形態であるセンサノード制御プログラムは、ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードが実行するプログラムである。
更に、このセンサノード制御プログラムは、
上記センサノードに、
物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを上記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信し、
複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信し、
上記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する上記応答を送信する、処理を実行させるように構成され、
上記処理は、更に、
上記応答送信要求が受信された回数よりも、上記応答を送信する回数を少なくするように構成される。
本発明は、以上のように構成されることにより、センサノードの密度が比較的高い場合において、通信負荷を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係るセンサネットワークシステムの概略構成を表す図である。 本発明の第1実施形態に係るセンサネットワークシステムにおいて形成されるネットワークトポロジの一例を示した図である。 本発明の第1実施形態に係るセンサノードの構成を表すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るセンサネットワークシステムの作動を説明する際に想定している状況を概念的に示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係るセンサネットワークシステムの作動を示したシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るセンサネットワークシステムの作動を説明する際に想定している状況を概念的に示した説明図である。 本発明の第2実施形態に係るセンサネットワークシステムの作動を示したシーケンス図である。 本発明の第3実施形態に係るセンサネットワークシステムの作動を示したシーケンス図である。 本発明の第4実施形態に係るセンサノードの構成を表すブロック図である。
以下、本発明に係る、センサノード、センサノード制御方法、及び、センサノード制御プログラム、の各実施形態について図1〜図9を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
(構成)
図1に示したように、第1実施形態に係るセンサネットワークシステム1は、1つのシンクノード101と、複数のセンサノード201,202,…と、を備える。
複数のセンサノード201,202,…は、互いに異なる位置に配置される。複数のセンサノード201,202,…のそれぞれは、他のセンサノード201,202,…との間で、無線による通信を行うように構成されている。本例では、複数のセンサノード201,202,…のそれぞれは、互いに無線信号を送受信することが可能な領域内に位置する他のセンサノード201,202,…との間で、無線による通信を行うように構成されている。
複数のセンサノード201,202,…のそれぞれは、物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを取得する。複数のセンサノード201,202,…のそれぞれは、取得されたセンサデータを収容するパケットを、他のセンサノード201,202,…を介して、シンクノード101へ送信する。即ち、複数のセンサノード201,202,…は、無線マルチホップネットワークを構成している。なお、複数のセンサノード201,202,…は、無線マルチホップネットワーク以外のネットワーク(例えば、無線ネットワーク等)を構成していてもよい。
シンクノード101は、複数のセンサノード201,202,…のそれぞれにより送信されたパケットを受信することにより、センサデータを収集する。
更に、センサネットワークシステム1は、シンクノード101、及び、複数のセンサノード201,202,…のそれぞれをノードとして用いる木構造を有するネットワークトポロジを形成するように、複数のセンサノード201,202,…のそれぞれに対して親ノードを決定する。シンクノード101は、ルートノードを構成する。
なお、センサネットワークシステム1は、木構造以外の構造を有するネットワークトポロジを形成するように構成されていてもよい。
加えて、複数のセンサノード201,202,…のそれぞれは、自ノードに対する親ノードとして決定されたセンサノード201,202,…へ、センサデータを収容するパケットを送信する。
図2は、センサネットワークシステム1により形成されるネットワークトポロジの一例を示した図である。図2において、2つのノードを結ぶ直線は、当該2つのノードが親子関係を有する(ネットワークトポロジにおいて接続されている)ことを表す。即ち、直線により結ばれた2つのノードのうちのルートノード側に位置するノードは、他方のノードを子ノードとして有している。換言すると、直線により結ばれた2つのノードのうちのルートノード側に位置するノードは、他方のノードに対する親ノードである。
図3に示したように、センサノード201は、無線通信部310と、ルーティング機能部320と、センサ部330と、アプリケーション機能部340と、を備える。
無線通信部310は、無線信号を送受信するためのアンテナ311を備える。無線通信部310は、他のノード(シンクノード101、及び、センサノード202,…)との間でアンテナ311を介して無線通信を行う。無線通信部310は、無線通信を行うことにより受信した無線信号が表す情報をルーティング機能部320へ出力する。更に、無線通信部310は、無線通信を行うことにより、ルーティング機能部320によって出力された情報を表す無線信号を他のノードへ送信する。
本例では、無線通信部310は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11により定められた方式に従って無線通信を行う。なお、無線通信部310は、他の方式(例えば、IEEE802.15.1により定められた方式、IEEE802.15.4により定められた方式、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、又は、省電力無線等)に従って無線通信を行うように構成されていてもよい。
ルーティング機能部320は、予め定められたルーティングプロトコルに従ってネットワークトポロジを形成するための機能を有する。ここでは、この機能のうちの本発明に係る部分を主として説明する。
ルーティング機能部320は、無線情報取得部321と、パケット送受信部322と、受信処理部(要求受信手段、情報送信手段)323と、タイマ管理部324と、ルーティング情報記憶部325と、を備える。
無線情報取得部321は、周辺ノードから無線信号を受信した場合、当該周辺ノードに対する通信状態情報を取得する。周辺ノードは、他のノード(シンクノード101、及び、センサノード202,…)のうちの、自ノード(センサノード201)と無線通信可能なノードである。
ここで、通信状態情報は、自ノードの通信状態を表す情報であり、且つ、ネットワークトポロジを形成するための情報である。本例では、通信状態情報は、周辺ノードから受信した無線信号の強度(受信強度)、当該無線信号の遅延時間(例えば、当該無線信号が送信されてから受信されるまでに要した時間等)、又は、ロス率(例えば、送信されたパケットの数に対する、受信されないパケットの数の割合、又は、データの誤り率等)等を表す情報である。
なお、通信状態情報は、自ノード又は周辺ノードからシンクノード101までのホップ数を表すホップ数情報を含んでいてもよい。
無線情報取得部321は、取得された通信状態情報を、当該通信状態情報を取得する基となった無線信号を送信してきた周辺ノード(送信元ノード)と対応付けて(本例では、周辺ノードを識別するためのノード識別情報と対応付けて)ルーティング情報記憶部325に記憶させる。
パケット送受信部322は、無線通信部310により受信された無線信号が表すパケットを取得する。パケット送受信部322は、取得されたパケットが情報送信要求である(即ち、パケットが、情報送信要求である旨を表す情報を含む)場合、又は、取得されたパケットが通信状態情報である(又は、通信状態情報を含む)場合、当該パケットを受信処理部323へ出力する。ここで、情報送信要求は、通信状態情報の送信を要求する情報である。
本例では、情報送信要求は、複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を構成している。なお、本例では、通信状態情報は、応答を構成している。
受信処理部323は、パケット送受信部322により取得されたパケットを受け付ける。受信処理部323は、受け付けられたパケットから、当該パケットの送信元であるノード(送信元ノード)を特定し、特定された送信元ノードと対応付けてルーティング情報記憶部325に記憶されている通信状態情報を取得する。
受信処理部323は、受け付けられたパケットが情報送信要求である場合において、所定の送信条件が成立したとき、取得された通信状態情報を、無線通信部310を介して送信元ノードへ送信する。一方、受信処理部323は、受け付けられたパケットが情報送信要求である場合において、上記送信条件が成立しないとき、通信状態情報を送信元ノードへ送信しない。
即ち、受信処理部323は、情報送信要求が受信された回数よりも、通信状態情報を送信する回数を少なくするように構成されている、と言うことができる。
本例では、送信条件は、パケット送受信部322により情報送信要求が取得(受信)されてから、待機時間だけ経過するまでの間に、当該情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノードへ送信された通信状態情報を受信していない、という条件である。
ここで、待機時間は、上記取得された通信状態情報が表す受信強度に応じて予め定められる。本例では、待機時間は、受信強度が小さくなるほど長くなるように定められる。例えば、待機時間は、受信強度が−60dBm以上である場合に5秒に設定され、受信強度が−60dBm未満であり且つ−70dBm以上である場合に10秒に設定され、受信強度が−70dBm未満であり且つ−80dBm以上である場合に15秒に設定され、受信強度が−80dBm未満である場合に20秒に設定される。
なお、受信処理部323は、センサノードの密度(単位面積あたりに配置されているセンサノードの数)、及び/又は、センサネットワークシステム1に要求される応答時間の上限値等に応じて、待機時間が変更可能に構成されていてもよい。
具体的には、受信処理部323は、情報送信要求を受け付けると、通信状態情報を取得し、取得された通信状態情報が表す受信強度に応じて定められた待機時間をタイマ管理部324へ出力する。
そして、受信処理部323は、後述するタイムアウト通知をタイマ管理部324から受け付けるまでの間(待機期間)に、上記情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノードへ送信された通信状態情報を受信したか否かを判定する。
受信処理部323は、待機期間内に、上記情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノードへ送信された通信状態情報を受信しなかった場合、通信状態情報を送信元ノードへ送信する。一方、受信処理部323は、上記情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノードへ送信された通信状態情報を受信した場合、通信状態情報を送信元ノードへ送信しない。
また、受信処理部323は、受け付けられたパケットが通信状態情報である場合において、当該パケットが、自ノードが送信した情報送信要求に対して他のノードから送信された通信状態情報である場合、受信通信状態情報としての当該通信状態情報を当該他のノードと対応付けてルーティング情報記憶部325に記憶させる。
タイマ管理部324は、時間を計測するタイマを有する。タイマ管理部324は、ルーティング機能部320又は受信処理部323により出力された待機時間を受け付ける。タイマ管理部324は、待機時間を受け付けた場合、タイマが時間を計測することにより、当該待機時間を受け付けた時点から当該待機時間だけ後の時点にて、タイムアウト通知を、当該待機時間の出力元(即ち、ルーティング機能部320又は受信処理部323)へ出力する。
ルーティング情報記憶部325は、無線情報取得部321により取得された通信状態情報と、受信処理部323により受け付けられた受信通信状態情報と、を記憶する。更に、ルーティング情報記憶部325は、形成されたネットワークトポロジに基づいた情報であり、且つ、パケットの転送先を表す情報であるルーティング情報(本例では、自ノードに対する親ノードを特定するための情報)を記憶する。
本例では、センサネットワークシステム1は、第1のノードにより送信された情報送信要求を受信した第2のノードが、当該情報送信要求の受信に係る通信状態情報を当該第1のノードへ送信した場合、当該第1のノードと当該第2のノードとをネットワークトポロジにおいて接続可能な接続候補組として特定する。
更に、センサネットワークシステム1は、接続候補組の中から、ネットワークトポロジにおいて接続されるノードの組を、受信通信状態情報に基づいて決定することにより、ネットワークトポロジを形成する。加えて、センサネットワークシステム1は、形成されたネットワークトポロジに基づくルーティング情報を各ノードのルーティング情報記憶部325に記憶させる。
なお、センサネットワークシステム1は、複数のセンサノード201,202,…のそれぞれが、ルーティング情報を決定し、決定されたルーティング情報を記憶するように構成されていてもよい。
センサ部330は、物理量(本例では、温度)を検出する。なお、センサ部330は、物理量として、湿度、消費電力量(単位時間あたりに消費された電力の量)、ガスの使用量、水道の使用量、又は、音声等を検出するように構成されていてもよい。
アプリケーション機能部340は、予め設定された取得周期が経過する毎に、センサ部330により検出された物理量を表すセンサデータを取得する。本例では、センサデータは、検出された物理量そのものを表すデータである。なお、アプリケーション機能部340は、予め設定された期間においてセンサ部330により検出された物理量に基づく値(例えば、平均値、及び、分散等)を表すセンサデータを取得するように構成されていてもよい。
アプリケーション機能部340は、取得されたセンサデータをルーティング機能部320へ出力する。
なお、アプリケーション機能部340は、センサノード201を用いてサービスを行う際にユーザーにより機能が追加されるように構成されていてもよい。例えば、センサノード201がスマートメータを構成する場合、アプリケーション機能部340は、電気機器を制御するように構成されていてもよい。
パケット送受信部322は、アプリケーション機能部340によりセンサデータが出力された場合、当該センサデータを収容するパケットである集成前パケットを生成する(即ち、センサデータをパケットにマッピング(変換)する)。パケット送受信部322は、無線通信部310を介して、生成された集成前パケットを自ノードに対する親ノードへ送信する。
パケット送受信部322は、無線通信部310を介して、自ノードが有する子ノードのそれぞれにより送信された集成前パケットを受信する。パケット送受信部322は、集成前パケットを受信した場合、受信された集成前パケットのそれぞれが収容するセンサデータを収容するパケットである集成後パケットを生成する。パケット送受信部322は、無線通信部310を介して、生成された集成後パケットを自ノードに対する親ノードへ送信する。
パケット送受信部322は、無線通信部310を介して、自ノードが有する子ノードのそれぞれにより送信された集成後パケットを受信する。パケット送受信部322は、集成後パケットを受信した場合、受信された集成後パケットを自ノードに対する親ノードへ無線通信部310を介して送信する。
なお、他のセンサノード202,203,…のそれぞれも、センサノード201と同様の構成を有している。
また、シンクノード101は、センサノード201と同様に、無線通信部と、ルーティング機能部と、アプリケーション機能部と、を備える。
更に、シンクノード101は、受信したセンサデータと、当該センサデータの送信元であるセンサノードを識別するためのノード識別情報と、を対応付けて記憶(蓄積)する。
なお、シンクノード101は、取得されたセンサデータを自ノードが備える記憶装置に記憶するように構成されていたが、当該センサデータを他の装置(例えば、サーバ等)へ送信するように構成されていてもよい。
また、シンクノード101は、センサ部330と同様の機能と、アプリケーション機能部340と同様の機能と、を有し、自ノードにおいてもセンサデータを取得するように構成されていてもよい。
(作動)
次に、上述したセンサネットワークシステム1の作動について説明する。
本例では、センサネットワークシステム1は、プロアクティブ型のルーティングプロトコルに従って作動する。即ち、各センサノード201,202,…が定期的に(即ち、予め設定された更新周期が経過する毎に)、ネットワークトポロジを形成するための処理を実行する。これにより、ネットワークトポロジが更新される。
いま、図4に示したように、シンクノード101、及び、3つのセンサノード201〜203に着目して説明を続ける。本例では、センサノード201に対する親ノードがシンクノード101である場合を想定する。更に、センサノード202、及び、センサノード203が新たに起動された(センサネットワークシステム1に追加された)場合を想定する。
先ず、図5に示したように、センサノード201は、ブロードキャスト方式に従って情報送信要求を送信する(ステップS101)。なお、情報送信要求は、周辺探索メッセージとも呼ばれる。また、ブロードキャスト方式は、メッセージに含まれる宛先アドレスとして、ブロードキャストアドレスを設定することにより、すべてのノードを宛先として設定する方式である。なお、センサノード201は、メッセージに含まれる宛先アドレスとして、複数のノードを特定するアドレスが設定された方式に従って情報送信要求を送信するように構成されていてもよい。
センサノード201により送信された周辺探索メッセージは、図4における破線の円R201内に位置するノード(本例では、シンクノード101、センサノード202、及び、センサノード203)により受信される。
図4における破線の円R201bは、センサノード201により送信された無線信号の受信強度が−60dBm以上である領域を示している。また、図4における破線の円R201aは、センサノード201により送信された無線信号の受信強度が−70dBm以上である領域を示している。図4における破線の円R201は、センサノード201により送信された無線信号の受信強度が−80dBm以上である領域を示している。
即ち、本例では、センサノード202は、センサノード201により送信された無線信号の受信強度が−60dBm未満であり且つ−70dBm以上である。また、シンクノード101、及び、センサノード203のそれぞれは、センサノード201により送信された無線信号の受信強度が−70dBm未満であり且つ−80dBm以上である。
なお、周辺探索メッセージは、ネットワークトポロジにおけるセンサノード201の状態、及び、シンクノード101までのホップ数等を表す情報を含んでいてもよい。
シンクノード101、センサノード202、及び、センサノード203のそれぞれは、センサノード201により送信された周辺探索メッセージを受信する。このとき、シンクノード101、センサノード202、及び、センサノード203のそれぞれは、通信状態情報を取得する。
上記仮定に従えば、センサノード202は、受信強度として、−60dBm未満であり且つ−70dBm以上の値を取得する。従って、センサノード202は、情報送信要求を受信してから、受信強度に応じて定められた待機時間としての10秒が経過するまでの間、待機する。
次いで、センサノード202は、情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノード201へ送信された通信状態情報を受信したか否かを判定する。本例では、センサノード202は、情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノード201へ送信された通信状態情報を受信していない。
従って、センサノード202は、通信状態情報を送信元ノードとしてのセンサノード201へ送信する(ステップS102)。なお、通信状態情報は、周辺探索応答メッセージとも呼ばれる。
センサノード202により送信された周辺探索応答メッセージは、図4における一点鎖線の円R202内に位置するノード(本例では、センサノード201、及び、センサノード203)により受信される。
また、センサノード203は、受信強度として、−70dBm未満であり且つ−80dBm以上の値を取得する。従って、センサノード203は、情報送信要求を受信してから、受信強度に応じて定められた待機時間としての15秒が経過するまでの間、待機する。
次いで、センサノード203は、待機中に、センサノード202がセンサノード201へ送信した通信状態情報を受信する。
その後、センサノード203は、情報送信要求を受信してから待機時間が経過した時点にて、情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノード201へ送信された通信状態情報を受信したか否かを判定する。本例では、センサノード203は、情報送信要求に対して、他のノード202から送信元ノード201へ送信された通信状態情報を受信している。
従って、センサノード203は、通信状態情報を送信元ノードとしてのセンサノード201へ送信しない。
一方、シンクノード101は、受信強度として、−70dBm未満であり且つ−80dBm以上の値を取得する。従って、シンクノード101は、情報送信要求を受信してから、受信強度に応じて定められた待機時間としての15秒が経過するまでの間、待機する。
その後、シンクノード101は、情報送信要求を受信してから待機時間が経過した時点にて、情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノード201へ送信された通信状態情報を受信したか否かを判定する。本例では、シンクノード101は、情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノード201へ送信された通信状態情報を受信していない。
従って、シンクノード101は、通信状態情報を送信元ノードとしてのセンサノード201へ送信する(ステップS103)。
シンクノード101により送信された周辺探索応答メッセージは、図4における一点鎖線の円R101内に位置するノード(本例では、センサノード201)により受信される。
これにより、センサノード201により送信された周辺探索メッセージに対して、他のノードにより送信される周辺探索応答メッセージの数を削減することができる。
ところで、本例では、センサノード201により送信された周辺探索メッセージを受信したすべてのノードが周辺探索応答メッセージを送信するように構成されたセンサネットワークシステムと比較して、センサノード203による周辺探索応答メッセージの送信のみが省略されている。
即ち、シンクノード101による周辺探索応答メッセージの送信は省略されない。この理由は、図4に示したように、センサノード202により送信された周辺探索応答メッセージが、シンクノード101によって受信されないためである。
このように、周辺探索メッセージを送信した送信元ノード(センサノード201)を挟むように配置された複数のノードの一方(本例では、シンクノード101)は、当該複数のノードの他方(本例では、センサノード202)により送信された周辺探索応答メッセージを受信しない場合がある。
即ち、周辺探索メッセージを送信した送信元ノード(センサノード201)を挟むように配置された2つのノード間の距離が比較的長い場合、当該2つのノードの両方が、周辺探索メッセージに対する周辺探索応答メッセージを送信する。従って、周辺探索応答メッセージを送信するノードが偏在することを回避しながら、送信される周辺探索応答メッセージの数を低減することができる。
特に、センサネットワークシステム1が比較的多数のセンサノード201,202,…を備える場合、無線信号が到達する範囲が重複する領域を小さくするように、ネットワークトポロジを形成することができる。従って、通信負荷をより一層確実に低減することができる。
ところで、センサノード203は、センサノード201及びセンサノード202のそれぞれから受信したメッセージから、周辺に存在するセンサノードとの通信状況を取得することができる。
以上、説明したように、第1実施形態に係るセンサノード201,202,…は、応答送信要求が受信された回数よりも少ない回数だけ、当該応答送信要求に対する応答を送信する。これにより、センサノード201,202,…の密度が比較的高い場合であっても、通信負荷を十分に低減することができる。
更に、第1実施形態に係るセンサノード201,202,…は、応答送信要求が受信された場合において、所定の送信条件が成立したとき、応答を送信元ノードへ送信する。更に、センサノード201,202,…は、応答送信要求に対して、他のノードから送信元ノードへ送信された応答を受信していない、という条件を送信条件として用いる。
ところで、センサノード(自ノード)は、比較的近くに他のノード(他ノード)が存在する場合、当該他ノードが送信元ノードへ送信した応答を受信する。また、複数のセンサノード201,202,…が比較的近くに配置されている場合、当該複数のセンサノード201,202,…により検出される物理量が比較的近い値である可能性が高い。従って、上記センサノード201,202,…によれば、物理量の空間的な分布を十分に高い精度にて取得可能なネットワークトポロジを形成しながら、通信負荷を十分に低減することができる。
加えて、第1実施形態に係るセンサノード201,202,…は、応答送信要求が受信されてから、当該受信された応答送信要求としての無線信号の強度である受信強度に応じて定められた待機時間だけ経過するまでの間に、当該応答送信要求に対して、他のノードから送信元ノードへ送信された応答を受信していない、という条件を送信条件として用いる。更に、センサノード201,202,…において、送信条件は、受信強度が小さくなるほど、待機時間が長くなるように定められる。
これによれば、受信強度が大きいセンサノードほど優先して、ネットワークトポロジにおいて送信元ノードと接続することができる。この結果、無線信号における誤り率を低減することができるので、通信負荷が無駄に過大となることを回避することができる。
なお、第1実施形態の変形例に係るセンサノードにおいて、情報送信要求が応答送信要求を構成し、通信状態情報が応答を構成していたが、応答送信要求は、通信状態情報以外の応答の送信を要求する情報であってもよい。
また、第1実施形態の変形例に係るセンサノードにおいて、待機時間は、受信強度に応じて定められていたが、受信強度以外の通信状態を表す情報に応じて定められていてもよい。また、第1実施形態の変形例に係るセンサノードは、待機時間を、乱数を用いることにより所定の範囲内においてランダムに選択された値に設定するように構成されていてもよい。
なお、第1実施形態の変形例に係るセンサノードにおいて、受信強度にかかわらず、待機時間が一定の値に設定されていてもよい。
また、第1実施形態の変形例に係るセンサノードは、情報送信要求を受信した時点にて、送信条件が成立しているか否かを判定し、通信状態情報を送信するか否かを決定するように構成されていてもよい。この場合、送信条件は、情報送信要求に対して、他のノードから送信元ノードへ送信された通信状態情報を受信していない、という条件である。
なお、第1実施形態の変形例に係るセンサノードは、情報送信要求を送信してきたノードが自ノードに対する子ノードとして既に設定されている場合、他のノードにより送信された通信状態情報を受信したか否かにかかわらず、通信状態情報を送信元ノード(子ノード)へ送信するように構成されていてもよい。
また、第1実施形態の変形例に係るセンサノードは、情報送信要求を送信してきたノードが自ノードに対する子ノードとして既に設定されている場合、情報送信要求を送信してきたノードが自ノードに対する子ノードとして設定されていない場合よりも短い待機時間を用いるように構成されていてもよい。
また、第1実施形態の変形例に係るノードは、情報送信要求を受信した場合、センサネットワークシステムにおける役割に基づいて、応答する際に用いられる待機時間を変更するように構成されていてもよい。例えば、シンクノードは、シンクノード以外のノードが用いる待機時間よりも短い時間内に、送信元ノードへ通信状態情報を送信するように構成されていてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るセンサネットワークシステムについて説明する。第2実施形態に係るセンサネットワークシステム1は、上記第1実施形態に係るセンサネットワークシステム1に対して、所定の集約時間毎に複数の応答を集約して送信する点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
第2実施形態に係るセンサノード201,202,…のそれぞれは、予め定められた集約時間(本例では、3分)が経過する毎に、直前の集約時間内に受信された応答送信要求(本例では、周辺探索メッセージ(情報送信要求))のそれぞれに対する応答(本例では、周辺探索応答メッセージ(通信状態情報))をすべて含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信する。なお、集約応答は、集約応答メッセージとも呼ばれる。
本例では、センサノード201,202,…のそれぞれは、集約応答をブロードキャスト方式に従って送信する。なお、センサノード201,202,…のそれぞれは、集約応答を、メッセージに含まれる宛先アドレスとして、複数のノードを特定するアドレスが設定された方式に従って送信するように構成されていてもよい。
即ち、センサノード201,202,…のそれぞれは、受信された複数の応答送信要求に対する複数の応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信する、と言うことができる。
本例では、センサノード201,202,…のそれぞれは、送信条件が成立しているか否かにかかわらず、受信された複数の応答送信要求のそれぞれに対する応答をすべて含む集約応答を送信する。なお、センサノード201,202,…のそれぞれは、送信条件が成立している応答送信要求に対する応答のみを含む集約応答を送信するように構成されていてもよい。
次に、上述したセンサネットワークシステム1の作動について説明する。
いま、図6に示したように、7つのセンサノード201〜207に着目して説明を続ける。本例では、センサノード202〜207のそれぞれが、センサノード201と無線通信可能な領域に配置されている場合を想定する。
本例では、更に、集約時間を有する第1の集約期間において、センサノード202〜204のそれぞれが周辺探索メッセージを送信し、集約時間を有し且つ第1の集約期間に後続する第2の集約期間において、センサノード205が周辺探索メッセージを送信し、集約時間を有し且つ第2の集約期間に後続する第3の集約期間において、センサノード206〜207のそれぞれが周辺探索メッセージを送信する場合を想定する。
この場合、図7に示したように、第1の集約期間において、センサノード202が周辺探索メッセージを送信する(ステップS201)。センサノード201は、センサノード202により送信された周辺探索メッセージを受信する。
次いで、第1の集約期間において、センサノード203が周辺探索メッセージを送信する(ステップS202)。センサノード201は、センサノード203により送信された周辺探索メッセージを受信する。
次いで、第1の集約期間において、センサノード204が周辺探索メッセージを送信する(ステップS203)。センサノード201は、センサノード204により送信された周辺探索メッセージを受信する。
そして、第1の集約期間が終了する時点にて、センサノード201は、第1の集約期間にて受信された周辺探索メッセージのそれぞれに対する周辺探索応答メッセージをすべて含む集約応答メッセージを、ブロードキャスト方式に従って送信する(ステップS204)。これにより、センサノード202〜204のそれぞれは、集約応答メッセージを受信する。
次に、第2の集約期間において、センサノード205が周辺探索メッセージを送信する(ステップS205)。センサノード201は、センサノード205により送信された周辺探索メッセージを受信する。
そして、第2の集約期間が終了する時点にて、センサノード201は、第2の集約期間にて受信された周辺探索メッセージのそれぞれに対する周辺探索応答メッセージをすべて含む(本例では、1つの周辺探索応答メッセージのみを含む)集約応答メッセージを、ブロードキャスト方式に従って送信する(ステップS206)。これにより、センサノード205は、集約応答メッセージを受信する。
次に、第3の集約期間において、センサノード206が周辺探索メッセージを送信する(ステップS207)。センサノード201は、センサノード206により送信された周辺探索メッセージを受信する。
次いで、第3の集約期間において、センサノード207が周辺探索メッセージを送信する(ステップS208)。センサノード201は、センサノード207により送信された周辺探索メッセージを受信する。
そして、第3の集約期間が終了する時点にて、センサノード201は、第3の集約期間にて受信された周辺探索メッセージのそれぞれに対する周辺探索応答メッセージをすべて含む集約応答メッセージを、ブロードキャスト方式に従って送信する(ステップS209)。これにより、センサノード206〜207のそれぞれは、集約応答メッセージを受信する。
ところで、センサノードが、周辺探索メッセージを受信する毎に周辺探索応答メッセージを送信するように構成されたセンサネットワークシステムにおいては、上述した例の場合、周辺探索応答メッセージが6回、送信される。一方、第2実施形態に係るセンサネットワークシステム1においては、集約応答メッセージが3回、送信される。
このように、センサノード201において、周期的に周辺探索応答メッセージを集約して送信することにより、送信されるメッセージの数を低減することができる。即ち、無線リソースが占有される時間を短縮することができる。
なお、本方式は、時間集約方式とも呼ばれる。
以上、説明したように、本発明の第2実施形態に係るセンサノード201,202,…によれば、センサノード201,202,…の密度が比較的高い場合であっても、通信負荷をより一層確実に低減することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係るセンサネットワークシステムについて説明する。第3実施形態に係るセンサネットワークシステム1は、上記第1実施形態に係るセンサネットワークシステム1に対して、所定の集約数の応答送信要求毎に複数の応答を集約して送信する点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
第3実施形態に係るセンサノード201,202,…のそれぞれは、応答送信要求(本例では、周辺探索メッセージ(情報送信要求))が、予め定められた集約数(本例では、3つ)の他のノードから受信される(即ち、集約数の応答送信要求が受信される)毎に、当該受信された応答送信要求のそれぞれに対する応答(本例では、周辺探索応答メッセージ(通信状態情報))をすべて含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信する。なお、集約応答は、集約応答メッセージとも呼ばれる。
本例では、センサノード201,202,…のそれぞれは、集約応答をブロードキャスト方式に従って送信する。なお、センサノード201,202,…のそれぞれは、集約応答を、メッセージに含まれる宛先アドレスとして、複数のノードを特定するアドレスが設定された方式に従って送信するように構成されていてもよい。
即ち、センサノード201,202,…のそれぞれは、受信された複数の応答送信要求に対する複数の応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信する、と言うことができる。
本例では、センサノード201,202,…のそれぞれは、送信条件が成立しているか否かにかかわらず、受信された複数の応答送信要求のそれぞれに対する応答をすべて含む集約応答を送信する。なお、センサノード201,202,…のそれぞれは、送信条件が成立している応答送信要求に対する応答のみを含む集約応答を送信するように構成されていてもよい。
次に、上述したセンサネットワークシステム1の作動について説明する。
いま、図6に示したように、7つのセンサノード201〜207に着目して説明を続ける。本例では、センサノード202〜207のそれぞれが、センサノード201と無線通信可能な領域に配置されている場合を想定する。
この場合、図8に示したように、センサノード202が周辺探索メッセージを送信する(ステップS301)。センサノード201は、センサノード202により送信された周辺探索メッセージを受信する。そして、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上であるか否かを判定する。
この時点では、受信された周辺探索メッセージの数が集約数よりも少ない。従って、センサノード201は、集約応答メッセージを送信しない。
次に、センサノード203が周辺探索メッセージを送信する(ステップS302)。センサノード201は、センサノード203により送信された周辺探索メッセージを受信する。そして、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上であるか否かを判定する。
この時点では、受信された周辺探索メッセージの数が集約数よりも少ない。従って、センサノード201は、集約応答メッセージを送信しない。
次に、センサノード204が周辺探索メッセージを送信する(ステップS303)。センサノード201は、センサノード204により送信された周辺探索メッセージを受信する。そして、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上であるか否かを判定する。
この時点では、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上である。従って、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において受信された周辺探索メッセージのそれぞれに対する周辺探索応答メッセージをすべて含む集約応答メッセージを、ブロードキャスト方式に従って送信する(ステップS304)。これにより、センサノード202〜204のそれぞれは、集約応答メッセージを受信する。
その後、センサノード205が周辺探索メッセージを送信する(ステップS305)。センサノード201は、センサノード205により送信された周辺探索メッセージを受信する。そして、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上であるか否かを判定する。
この時点では、受信された周辺探索メッセージの数が集約数よりも少ない。従って、センサノード201は、集約応答メッセージを送信しない。
次に、センサノード206が周辺探索メッセージを送信する(ステップS306)。センサノード201は、センサノード206により送信された周辺探索メッセージを受信する。そして、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上であるか否かを判定する。
この時点では、受信された周辺探索メッセージの数が集約数よりも少ない。従って、センサノード201は、集約応答メッセージを送信しない。
次に、センサノード207が周辺探索メッセージを送信する(ステップS307)。センサノード201は、センサノード207により送信された周辺探索メッセージを受信する。そして、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上であるか否かを判定する。
この時点では、受信された周辺探索メッセージの数が集約数以上である。従って、センサノード201は、前回、集約応答メッセージを送信した時点以降において受信された周辺探索メッセージのそれぞれに対する周辺探索応答メッセージをすべて含む集約応答メッセージを、ブロードキャスト方式に従って送信する(ステップS308)。これにより、センサノード205〜207のそれぞれは、集約応答メッセージを受信する。
ところで、センサノードが、周辺探索メッセージを受信する毎に周辺探索応答メッセージを送信するように構成されたセンサネットワークシステムにおいては、上述した例の場合、周辺探索応答メッセージが6回、送信される。一方、第3実施形態に係るセンサネットワークシステム1においては、集約応答メッセージが2回、送信される。
このように、センサノード201において、一定の数の周辺探索応答メッセージを集約して送信することにより、送信されるメッセージの数を低減することができる。即ち、無線リソースが占有される時間を短縮することができる。
なお、本方式は、台数集約方式とも呼ばれる。
以上、説明したように、本発明の第3実施形態に係るセンサノード201,202,…によれば、センサノード201,202,…の密度が比較的高い場合であっても、通信負荷をより一層確実に低減することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係るセンサノードについて図9を参照しながら説明する。
第4実施形態に係るセンサノード500は、ネットワークトポロジにおけるノードを構成する。
更に、このセンサノード500は、
物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを上記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信するように構成される。
加えて、センサノード500は、
複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信する要求受信部(要求受信手段)501と、
上記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する上記応答を送信する応答送信部(応答送信手段)502と、
を備える。
更に、応答送信部502は、上記応答送信要求が受信された回数よりも、上記応答を送信する回数を少なくするように構成される。
これによれば、センサノード500は、応答送信要求が受信された回数よりも少ない回数だけ、当該応答送信要求に対する応答を送信する。これにより、センサノードの密度が比較的高い場合であっても、通信負荷を十分に低減することができる。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細に、本願発明の範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、上記各実施形態においてセンサノードの各機能は、回路等のハードウェアにより実現されていた。ところで、センサノードは、処理装置と、プログラム(ソフトウェア)を記憶する記憶装置と、を備えるとともに、処理装置がそのプログラムを実行することにより、各機能を実現するように構成されていてもよい。この場合、プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードであって、
物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを前記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信するように構成され、
複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信する要求受信手段と、
前記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する前記応答を送信する応答送信手段と、
を備え、
前記応答送信手段は、前記応答送信要求が受信された回数よりも、前記応答を送信する回数を少なくするように構成されたセンサノード。
これによれば、センサノードは、応答送信要求が受信された回数よりも少ない回数だけ、当該応答送信要求に対する応答を送信する。これにより、センサノードの密度が比較的高い場合であっても、通信負荷を十分に低減することができる。
(付記2)
付記1に記載のセンサノードであって、
前記応答送信手段は、前記応答送信要求が受信された場合において、所定の送信条件が成立したとき、前記応答を前記送信元ノードへ送信するように構成されたセンサノード。
(付記3)
付記2に記載のセンサノードであって、
前記応答送信手段は、前記応答送信要求に対して、他のノードから前記送信元ノードへ送信された前記応答を受信していない、という条件を前記送信条件として用いるように構成されたセンサノード。
ところで、センサノード(自ノード)は、比較的近くに他のノード(他ノード)が存在する場合、当該他ノードが送信元ノードへ送信した応答を受信する。また、複数のセンサノードが比較的近くに配置されている場合、当該複数のセンサノードにより検出される物理量が比較的近い値である可能性が高い。従って、上記センサノードによれば、物理量の空間的な分布を十分に高い精度にて取得可能なネットワークトポロジを形成しながら、通信負荷を十分に低減することができる。
(付記4)
付記3に記載のセンサノードであって、
前記応答送信手段は、前記応答送信要求が受信されてから、当該受信された応答送信要求としての無線信号の強度である受信強度に応じて定められた待機時間だけ経過するまでの間に、当該応答送信要求に対して、他のノードから前記送信元ノードへ送信された前記応答を受信していない、という条件を前記送信条件として用いるように構成されたセンサノード。
(付記5)
付記4に記載のセンサノードであって、
前記送信条件は、前記受信強度が小さくなるほど、前記待機時間が長くなるように定められたセンサノード。
これによれば、例えば、受信強度が大きいセンサノードほど優先して、ネットワークトポロジにおいて送信元ノードと接続することができる。この結果、無線信号における誤り率を低減することができるので、通信負荷が無駄に過大となることを回避することができる。
(付記6)
付記1乃至付記5のいずれかに記載のセンサノードであって、
前記応答送信手段は、受信された複数の前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード。
これによれば、センサノードの密度が比較的高い場合であっても、通信負荷をより一層確実に低減することができる。
(付記7)
付記6に記載のセンサノードであって、
前記応答送信手段は、予め定められた集約時間が経過する毎に、直前の集約時間内に受信された前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード。
(付記8)
付記6に記載のセンサノードであって、
前記応答送信手段は、前記応答送信要求が、予め定められた集約数の他のノードから受信される毎に、当該受信された前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード。
(付記9)
付記1乃至付記8のいずれかに記載のセンサノードであって、
前記応答は、自ノードの通信状態を表す情報であり且つ前記ネットワークトポロジを形成するための情報である通信状態情報であるセンサノード。
(付記10)
ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードに適用されるセンサノード制御方法であって、
物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを前記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信し、
複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信し、
前記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する前記応答を送信するように構成され、
前記センサノード制御方法は、更に、
前記応答送信要求が受信された回数よりも、前記応答を送信する回数を少なくするように構成されたセンサノード制御方法。
(付記11)
付記10に記載のセンサノード制御方法であって、
前記応答送信要求が受信された場合において、所定の送信条件が成立したとき、前記応答を前記送信元ノードへ送信するように構成されたセンサノード制御方法。
(付記12)
付記10又は付記11に記載のセンサノード制御方法であって、
受信された複数の前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード制御方法。
(付記13)
ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードが実行するセンサノード制御プログラムであって、
前記センサノードに、
物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを前記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信し、
複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信し、
前記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する前記応答を送信する、処理を実行させるように構成され、
前記処理は、更に、
前記応答送信要求が受信された回数よりも、前記応答を送信する回数を少なくするように構成されたセンサノード制御プログラム。
(付記14)
付記13に記載のセンサノード制御プログラムであって、
前記応答送信要求が受信された場合において、所定の送信条件が成立したとき、前記応答を前記送信元ノードへ送信するように構成されたセンサノード制御プログラム。
(付記15)
付記13又は付記14に記載のセンサノード制御プログラムであって、
受信された複数の前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード制御プログラム。
本発明は、ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノード等に適用可能である。
1 センサネットワークシステム
101 シンクノード
201,202,… センサノード
310 無線通信部
311 アンテナ
320 ルーティング機能部
321 無線情報取得部
322 パケット送受信部
323 受信処理部
324 タイマ管理部
325 ルーティング情報記憶部
330 センサ部
340 アプリケーション機能部
500 センサノード
501 要求受信部
502 応答送信部

Claims (10)

  1. ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードであって、
    物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを前記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信するように構成され、
    複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信する要求受信手段と、
    前記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する前記応答を送信する応答送信手段と、
    を備え、
    前記応答送信手段は、前記応答送信要求が受信された回数よりも、前記応答を送信する回数を少なくするように構成されたセンサノード。
  2. 請求項1に記載のセンサノードであって、
    前記応答送信手段は、前記応答送信要求が受信された場合において、所定の送信条件が成立したとき、前記応答を前記送信元ノードへ送信するように構成されたセンサノード。
  3. 請求項2に記載のセンサノードであって、
    前記応答送信手段は、前記応答送信要求に対して、他のノードから前記送信元ノードへ送信された前記応答を受信していない、という条件を前記送信条件として用いるように構成されたセンサノード。
  4. 請求項3に記載のセンサノードであって、
    前記応答送信手段は、前記応答送信要求が受信されてから、当該受信された応答送信要求としての無線信号の強度である受信強度に応じて定められた待機時間だけ経過するまでの間に、当該応答送信要求に対して、他のノードから前記送信元ノードへ送信された前記応答を受信していない、という条件を前記送信条件として用いるように構成されたセンサノード。
  5. 請求項4に記載のセンサノードであって、
    前記送信条件は、前記受信強度が小さくなるほど、前記待機時間が長くなるように定められたセンサノード。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のセンサノードであって、
    前記応答送信手段は、受信された複数の前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード。
  7. 請求項6に記載のセンサノードであって、
    前記応答送信手段は、予め定められた集約時間が経過する毎に、直前の集約時間内に受信された前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード。
  8. 請求項6に記載のセンサノードであって、
    前記応答送信手段は、前記応答送信要求が、予め定められた集約数の他のノードから受信される毎に、当該受信された前記応答送信要求に対する複数の前記応答を含む集約応答を、複数のノードにより受信されるように送信するように構成されたセンサノード。
  9. ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードに適用されるセンサノード制御方法であって、
    物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを前記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信し、
    複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信し、
    前記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する前記応答を送信するように構成され、
    前記センサノード制御方法は、更に、
    前記応答送信要求が受信された回数よりも、前記応答を送信する回数を少なくするように構成されたセンサノード制御方法。
  10. ネットワークトポロジにおけるノードを構成するセンサノードが実行するセンサノード制御プログラムであって、
    前記センサノードに、
    物理量を検出し、当該検出された物理量を表すセンサデータを前記ネットワークトポロジにおいて接続された他のノードである接続ノードへ送信し、
    複数のノードにより受信されるように宛先が設定され且つ応答の送信を要求する応答送信要求を送信元ノードとしての他のノードから受信し、
    前記応答送信要求が受信された場合、当該応答送信要求に対する前記応答を送信する、処理を実行させるように構成され、
    前記処理は、更に、
    前記応答送信要求が受信された回数よりも、前記応答を送信する回数を少なくするように構成されたセンサノード制御プログラム。
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