JP2013136939A - サッシ用熱膨張性多層枠材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱膨張性樹脂組成物層が、樹脂成分100重量部、熱膨張性黒鉛3〜300重量部、無機充填材3〜200重量部および可塑剤20〜200重量部からなり、
熱膨張性樹脂組成物に含まれる樹脂成分が、塩素含有量が60〜72重量%の範囲である塩素化ポリ塩化ビニル樹脂およびEPDMの少なくとも一方からなり、
前記熱膨張性樹脂組成物層と前記熱可塑性樹脂組成物層とが、それぞれ同時共押出により成形されてなる、サッシ用熱膨張性多層枠材。
【選択図】図2
Description
熱膨張性樹脂組成物を含む成形体として、熱膨張性黒鉛を含むポリ塩化ビニル樹脂組成物を押出成形して得られる配管材が提案されている。
ポリ塩化ビニルの応用例の一つとして、塩素含有量60〜71重量%の塩素化ポリ塩化ビニル100重量部に対して、リン化合物と中和処理された熱膨張性黒鉛との合計量が20〜200重量部の範囲であり、無機充填材が30〜500重量部、リン化合物の重量と中和処理された熱膨張性黒鉛の重量との比が、9:1〜1:9の範囲である塩素化ポリ塩化ビニル樹脂組成物が提案されている(特許文献1、2)。
これらの先行技術文献によれば、前記塩素化ポリ塩化ビニル樹脂組成物を押出成形に使用できることが開示されている。
具体的な先行技術の一つとしてポリ塩化ビニル100重量部に対して熱膨張性黒鉛を1〜15重量部の割合で含む樹脂組成物により形成される耐火膨張層と、熱膨張性成分を含まないポリ塩化ビニル樹脂組成物により形成される被覆層とを備えた複層耐火配管材が提案されている(特許文献3、4)。
これらの先行技術によれば耐火膨張層、耐火膨張層の内側の被覆層、および耐火膨張層の外側の被覆層からなる三層構造が、三層共押出成形により得られる点について開示されている。
先の先行技術に開示されている多層構造の成形体の形状は円筒である。成形体の断面形状が押出方向の中心軸を基準として対称的な形状の場合には成形体に対して均等に熱がかかるため成形が可能である。
しかし円筒以外の形状に対して、熱膨張性樹脂組成物を用いて押出成形を実施した場合に製品として使用することのできる形状の成形体が得られるかどうかは先に示された先行技術では不明である。
前記成形品の外観が低下する問題は組成の異なる二以上の樹脂組成物のうち、少なくとも一方に熱膨張性黒鉛が含まれる二以上の樹脂組成物を同時に押し出して多層の成形物を成形した場合に大きくなる。
また木材からなるサッシ用枠材の場合は断熱性には優れるものの、火災等に対する耐火性に劣る問題があった。
[1]熱膨張性樹脂組成物層と熱可塑性樹脂組成物層とを少なくとも含む二以上の樹脂組成物層からなり、
前記熱膨張性樹脂組成物層を形成する熱膨張性樹脂組成物が、樹脂成分100重量部、熱膨張性黒鉛3〜300重量部、無機充填材3〜200重量部および可塑剤20〜200重量部からなり、
前記熱膨張性樹脂組成物に含まれる樹脂成分が、塩素含有量が60〜72重量%の範囲である塩素化ポリ塩化ビニル樹脂およびEPDMの少なくとも一方からなり、
前記熱膨張性樹脂組成物層と前記熱可塑性樹脂組成物層とが、それぞれ前記熱膨張性樹脂組成物と熱可塑性樹脂組成物とを用いた同時共押出により成形されてなる、サッシ用熱膨張性多層枠材を提供するものである。
[2]前記熱膨張性樹脂組成物が、熱安定剤、滑剤、加工助剤、熱分解型発泡剤、酸化防止剤、帯電防止剤、顔料、架橋剤および架橋促進剤からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む、上記[1]に記載のサッシ用熱膨張性多層枠材を提供するものである。
[3]前記熱可塑性樹脂組成物層が、ポリ塩化ビニル樹脂組成物、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂組成物およびEPDM樹脂組成物からなる群より選ばれる少なくとも一つからなる、上記[1]または[2]に記載のサッシ用熱膨張性多層枠材を提供するものである。
[4]前記サッシ用熱膨張性多層枠材が、長手方向に空洞を有し、
前記空洞の内壁面の一部または全部が、前記熱膨張性樹脂組成物層により形成されている、上記[3]に記載のサッシ用熱膨張性多層枠材を提供するものである。
[5]前記サッシ用熱膨張性多層枠材が、長手方向に空洞を有し、
前記サッシ用熱膨張性多層枠材の外壁面の一部または全部が、前記熱膨張性樹脂組成物層により形成されている、上記[3]または[4]に記載のサッシ用熱膨張性多層枠材を提供するものである。
[6]前記サッシ用熱膨張性多層枠材が、窓用板材支持部を有し、
前記窓用板材支持部の内壁面の一部または全部が、前記熱膨張性樹脂組成物層により形成されている、上記[3]〜[5]のいずれかに記載のサッシ用熱膨張性多層枠材を提供するものである。
[7]上記[1]〜[6]のいずれかに記載のサッシ用熱膨張性多層枠材と、窓用板材とを有し、
前記窓用板材の外周に、前記サッシ用熱膨張性多層枠材を備えた、耐火性サッシを提供するものである。
[8]上記[1]〜[6]のいずれかに記載のサッシ用熱膨張性多層枠材と、不燃枠材と、窓用板材とを有し、
前記窓用板材の外周に、前記不燃枠材を備え、
前記サッシ用熱膨張性多層枠材と、前記不燃枠材とが、互いに接着された、耐火性サッシを提供するものである。
[9]前記サッシ用熱膨張性多層枠材の熱膨張性樹脂組成物層と、前記不燃枠材とが、互いに接着された、上記[8]に記載の耐火性サッシを提供するものである。
本発明のサッシ用熱膨張性多層枠材は熱膨張性樹脂組成物層を有する。このため本発明のサッシ用熱膨張性多層枠材が火災等の熱にさらされた場合にはこの熱膨張性樹脂組成物層が膨張して膨張残渣を形成する。
前記膨張残渣は不燃性であり、前記サッシ用熱膨張性多層枠材が設置されたサッシの隙間を閉塞させることができる。この膨張残渣により火災等により生じた炎や煙がサッシの隙間を通って広がることを防止できることから、本発明のサッシ用熱膨張性多層枠材は耐火性に優れる。
本発明に使用する熱膨張性樹脂組成物は、樹脂成分100重量部、熱膨張性黒鉛3〜300重量部、無機充填材3〜200重量部および可塑剤20〜200重量部からなる。
前記ポリ塩化ビニル樹脂としては、例えば、塩化ビニル単独重合体、
塩化ビニルモノマーと前記塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーとの共重合体、
塩化ビニルモノマー以外の重合体または塩化ビニルモノマー以外の共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合したグラフト共重合体等が挙げられる。
前記ポリ塩化ビニル樹脂は一種もしくは二種以上を使用することができる。
酢酸ビニル、フロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、
ブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート等のアクリル酸エステル類、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート等のメタクリル酸エステル類、
スチレン、α‐メチルスチレン等の芳香族ビニル類、
N‐フェニルマレイミド、N‐シクロヘキシルマレイミド等のN‐置換マレイミド類などが挙げらる。
前記塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーは一種もしくは二種以上を使用することができる。
エチレン‐酢酸ビニル‐一酸化炭素共重合体、エチレン‐エチルアクリレート共重合体、エチレン‐ブチルアクリレート‐一酸化炭素共重合体、エチレン‐メチルメタクリレート共重合体、エチレン‐プロピレン共重合体、アクリロニトリル‐ブタジエン共重合体、ポリウレタン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレンなどが挙げられる。
これらは一種もしくは二種以上を使用することができる。
前記EPDMに用いられるび架橋用ジエンモノマーとしては特に限定されず、例えば、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−プロピリデン−5−ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、5−ビニル−2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、ノルボルナジエン等の環状ジエン類、
1,4−ヘキサジエン、4−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,5−ヘプタジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、6−メチル−1,7−オクタジエン等の鎖状非共役ジエン類等が挙げられる。
ムーニー粘度が4以上であると、柔軟性に優れる。またムーニー粘度が30以下の場合は硬くなりすぎるのを防止することができる。
なお、上記ムーニー粘度は、EPDMのムーニー粘度計による粘度の尺度のことをいう。
2.0重量%以上であれば、分子間の架橋が進むことから柔軟性に優れる、また5.0重量%以下の場合には耐候性に優れる。
前記脂肪族低級アミンとしては、例えば、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等が挙げられる。
前記アルカリ金属化合物及びアルカリ土類金属化合物としては、例えば、カリウム、ナトリウム、カルシウム、バリウム、マグネシウム等の水酸化物、酸化物、炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩等が挙げられる。
前記熱膨張性黒鉛の具体例としては、例えば、日本化成社製「CA−60S」等が挙げられる。
このため前記熱膨張性黒鉛の粒度は20〜200メッシュの範囲のものが好ましい。
前記塩素化ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対する前記熱膨張性黒鉛の添加量は、10〜200重量部の範囲であれば好ましい。
また酸化アンチモンは難燃性向上の効果があるので好ましい。
前記無機充填材は一種もしくは二種以上を使用することができる。
前記無機充填材の添加量は、前記塩素化ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対して、10〜150重量部の範囲であれば好ましい。
ジ‐2‐エチルヘキシルアジペート(DOA)、ジイソブチルアジペート(DIBA)、ジブチルアジペート(DBA)等の脂肪酸エステル可塑剤、
エポキシ化大豆油等のエポキシ化エステル可塑剤、
アジピン酸エステル、アジピン酸ポリエステル等のポリエステル可塑剤、
トリ‐2−エチルヘキシルトリメリテート(TOTM)、トリイソノニルトリメリテート(TINTM)等のトリメリット酸エステル可塑剤、
トリメチルホスフェート(TMP)、トリエチルホスフェート(TEP)等の燐酸エステル可塑剤、
鉱油等のプロセスオイルなどが挙げられる。
前記可塑剤は一種もしくは二種以上を使用することができる。
前記塩素化ポリ塩化ビニル含有熱膨張性樹脂組成物は燐酸エステル可塑剤を除くリン化合物を含有すると、押出成形性が低下する。このため燐酸エステル可塑剤を除くリン化合物を含有するものではない。なお、先に説明した可塑剤である燐酸エステル可塑剤を含有することができる。
赤リン、
トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホスフェート等の各種リン酸エステル、
リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸マグネシウム等のリン酸金属塩、
ポリリン酸アンモニウム類、
下記化学式で表される化合物等が挙げられる。
本発明においては、これらの押出成形性を阻害するリン化合物を使用するものではない。
有機錫メルカプト、有機錫マレート、有機錫ラウレート、ジブチル錫マレート等の有機錫熱安定剤、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸熱安定剤等が挙げられる。
前記熱安定剤は一種もしくは二種以上を使用することができる。
各種エステルワックス類、
ステアリン酸、リシノール酸等の有機酸類、
ステアリルアルコール等の有機アルコール類、
ジメチルビスアミド等のアミド系化合物等が挙げられる。
前記滑剤は一種もしくは二種以上を使用することができる。
本発明に使用される熱膨張性樹脂組成物の具体例は次の通りである。
(a)樹脂成分、熱膨張性黒鉛部、無機充填材部および可塑剤からなる樹脂組成物
(b)上記(a)の樹脂組成物に対し、熱安定剤、滑剤、加工助剤、熱分解型発泡剤、酸化防止剤、帯電防止剤、顔料、架橋剤および架橋促進剤からなる群より選ばれる少なくとも一つを添加してなる樹脂組成物
本発明に使用する熱可塑性樹脂組成物としては押出成形ができるものであれば特に限定はないが、前記熱可塑性樹脂組成物に含まれる樹脂成分としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂(CPVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン‐プロピレン‐ジエン共重合体(EPDM)、クロロプレン(CR)、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン共重合体(ABS)、アクリロニトリル‐スチレン‐アクリロニトリル共重合体(ASA)、アクリロニトリル/エチレン‐プロピレン‐ジエン/スチレン共重合体(AES)等が挙げらる。
前記樹脂としては、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂(CPVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン−架橋用ジエンモノマー共重合体(EPDM)、クロロプレン(CR)等が好ましい。
前記ポリ塩化ビニル樹脂としては、例えば、塩化ビニル単独重合体、
塩化ビニルモノマーと前記塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーとの共重合体、
塩化ビニルモノマー以外の重合体または塩化ビニルモノマー以外の共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合したグラフト共重合体等が挙げられる。
前記ポリ塩化ビニル樹脂は一種もしくは二種以上を使用することができる。
酢酸ビニル、フロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、
ブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート等のアクリル酸エステル類、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート等のメタアクリル酸エステル類、
スチレン、α‐メチルスチレン等の芳香族ビニル類、
N‐フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN‐置換マレイミド類などが挙げられる。
前記塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーは一種もしくは二種以上を使用することができる。
エチレン‐酢酸ビニル−一酸化炭素共重合体、エチレン‐エチルアクリレート共重合体、エチレン‐ブチルアクリレート‐一酸化炭素共重合体、エチレン‐メチルメタクリレート共重合体、エチレン‐プロピレン共重合体、アクリロニトリル‐ブタジエン共重合体、ポリウレタン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレンなどが挙げられる。
これらは一種もしくは二種以上を使用することができる。
前記塩素化ポリ塩化ビニル樹脂の塩素含有量は少なくなると溶融押出成形が容易となり、多くなると耐熱性が向上することから60〜72重量%の範囲であることが好ましい。
これらの具体例については先に例示したものと同様である。
本発明に使用される熱可塑性樹脂組成物の具体例は次の通りである。
(c)樹脂成分、および無機充填材からなる樹脂組成物
(d)樹脂成分、可塑剤および無機充填材からなる樹脂組成物
(e)上記(c)の樹脂組成物に対し、熱安定剤、滑剤、加工助剤、熱分解型発泡剤、酸化防止剤、帯電防止剤、顔料、架橋剤および架橋促進剤からなる群より選ばれる少なくとも一つを添加してなる樹脂組成物
(f)上記(d)の樹脂組成物に対し、熱安定剤、滑剤、加工助剤、熱分解型発泡剤、酸化防止剤、帯電防止剤、顔料、架橋剤および架橋促進剤からなる群より選ばれる少なくとも一つを添加してなる樹脂組成物
本発明に使用する熱可塑性樹脂組成物は、樹脂成分として塩化ビニル樹脂、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂、EPDM等の一種もしくは二種以上を選択することが好ましい。
樹脂成分として塩化ビニル樹脂、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂、EPDM等の一種もしくは二種以上を選択した場合には、得られるサッシ用熱膨張性多層枠材は柔軟性、気密性、水密性、強度に優れる。
前記ポリ塩化ビニル樹脂組成物には、軟質ポリ塩化ビニル樹脂組成物と硬質ポリ塩化ビニル樹脂組成物がある。
また前記軟質ポリ塩化ビニル樹脂組成物としては、例えば日本工業規格に定める軟質ポリ塩化ビニルコンパウンド(JIS K6723)等を使用することができる。
前記硬質ポリ塩化ビニル樹脂組成物としては、例えば日本工業規格に定める無可塑ポリ塩化ビニル−成形用及び押出用材料(JIS K6740−1〜2)等を使用することができる。
前記長尺のサッシ用熱膨張性多層枠材を用途に応じて適切な長さに切断することにより、本発明のサッシ用熱膨張性多層枠材が得られる。
また本発明のサッシ用熱膨張性多層枠材は、不燃枠材と組み合わせて使用することもできる。
前記不燃枠材の素材としては、例えば、アルミニウム合金、ステンレス等の金属、ガラス、セラミック等の無機物等を挙げることができる。
前記サッシ用熱膨張性多層枠材と不燃枠材とは、例えば接着剤、両面粘着テープ等により互いに接着することができる。
また前記サッシ用熱膨張性多層枠材と不燃枠材とは、例えば互いにスライドできるスライドレール部とスライドレール受部とをそれぞれ前記サッシ用熱膨張性多層枠材と不燃枠材とに設置しておき、前記スライドレール部とスライドレール受部とを組み合わせること等により固定することができる。
前記サッシ用熱膨張性多層枠材、前記不燃枠材および前記窓用板材とを組み合わせることにより耐火性サッシを得ることができる。
図1は実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材を説明するための模式断面図であり、実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材の長手方向に対する垂直面を基準とする断面形状を示したものである。図2は実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材を説明するための模式部分斜視図である。
図1に示される実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100は、熱膨張性樹脂組成物層11と、熱可塑性樹脂組成物層21とを有する。また窓用板材支持部40を有する。
また実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100は、長手方向に空洞30〜32を有する。図1に示される様に、本発明に使用するサッシ用熱膨張性多層枠材は一または二以上の空洞を有する。実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100は複数の空洞30〜32を有するが、これらの空洞30〜32を設置することにより、前記サッシ用熱膨張性多層枠材100の重量を軽減できることに加え、前記サッシ用熱膨張性多層枠材100に振動吸収機能、断熱機能等も与えることができる。
これに対し実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100の場合は、同時共押出により成形することができるため、成形と同時に前記サッシ用熱膨張性多層枠材100に前記熱膨張性樹脂組成物層10を設置することができる。このため単位時間当たりの生産性に優れる。
表1に示した所定量の塩素化塩化ビニル樹脂(徳山積水社製、「HA−53K」重合度1000、塩素含有量67.3重量%、以下「CPVC−1」と言う。)、塩化ビニル樹脂(徳山積水社製「TS−1000R」、重合度1000、以下「PVC」と言う。)、熱膨張性黒鉛(東ソ一社製「GREP−EG」)、炭酸カルシウム(白石カウシウム社製「ホワイトンBF300」)、ジイソデシルフタレート(ジェイ・プラス社製「DID P」、以下「DIDP」と言う。)、Ca−Zn複合安定剤(水沢化学社製「NT−231」)、ステアリン酸カルシウム(堺化学社製「SC−100」)、塩素化ポリエチレン(威海金弘社製「135A」)およびポリメチルメタクリレート(三菱レーヨン社製「P−530A」)からなる塩素化ポリ塩化ビニル含有熱膨張性樹脂組成物(前記熱膨張性樹脂組成物層10に対応する。)、ならびに、
PVC、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製「ホワイトンBF300」)、ジイソデシルフタレート(「DIDP」)、Ca−Zn複合安定剤(水沢化学社製「NT−231」)、ステアリン酸カルシウム(堺化学社製「SC−100」)、塩素化ポリエチレン(威海金弘社製「135A」)およびポリメチルメタクリレート(三菱レーヨン社製「P−530A」)からなるポリ塩化ビニル樹脂組成物(前記熱可塑性樹脂組成物層20に対応する。)を一軸押出機(池貝機販社製、65mm押出機)に供給し、150tで同時共押出を行うことにより、図1に示される断面形状の長尺異型成形体を1m/hrの速度で同時共押出成形することができる。
前記押出機および金型を観察し、樹脂組成物の付着が観察された場合を×、樹脂組成物の付着が観察されなかった場合を○として表1に結果を記載した。
得られる長尺異型成形体を、前記長尺異型成形体の長手方向に対して垂直方向に切断することにより、実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100が得られる。このサッシ用熱膨張性多層枠材100は外観に優れる。
図3は実施例2に係るサッシ用熱膨張性多層枠材を説明するための模式断面図である。
実施例2に係るサッシ用熱膨張性多層枠材110は、実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100の変形例である。
実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100の場合は、一つの空洞30の内壁面の一部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されていた。
これに対し実施例2に係るサッシ用熱膨張性多層枠材110は、図3の上下方向を基準として、前記サッシ用熱膨張性多層枠材110の複数の空洞30〜32の内壁面の全部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されている。
これに対し、実施例2に係るサッシ用熱膨張性多層枠材110の場合は、前記サッシ用熱膨張性多層枠材110の断面の任意の位置に前記熱膨張性樹脂組成物層10を設置することができる。
このため従来のサッシ用枠材と比較して、簡単に前記サッシ用熱膨張性多層枠材110の耐火性を高めることができる。
実施例2に係るサッシ用熱膨張性多層枠材110は、実施例1の場合と同様の同時共押出成形により製造することができる。具体的な配合例は表1に示す通りである。
前記同時共押出成形により得られた前記サッシ用熱膨張性多層枠材110は外観に優れる。
図4は実施例3に係るサッシ用熱膨張性多層枠材を説明するための模式断面図である。
実施例3に係るサッシ用熱膨張性多層枠材120は、実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100の変形例である。
実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100の場合は、一つの空洞30の内壁面の一部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されていた。
これに対し実施例3に係るサッシ用熱膨張性多層枠材120は、窓用板材支持部40の内壁面の全部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されている。
これに対し、実施例3に係るサッシ用熱膨張性多層枠材120の場合は、前記サッシ用熱膨張性多層枠材120の断面の任意の位置に前記熱膨張性樹脂組成物層10を設置することができる。
このため従来のサッシ用枠材と比較して、簡単に前記サッシ用熱膨張性多層枠材120の窓用板材支持部40の耐火性を高めることができる。
実施例3に係るサッシ用熱膨張性多層枠材120は、実施例1の場合と同様の同時共押出成形により製造することができる。具体的な配合例は表1に示す通りである。
前記同時共押出成形により得られた前記サッシ用熱膨張性多層枠材120は外観に優れる。
図5は実施例4に係るサッシ用熱膨張性多層枠材を説明するための模式断面図である。
実施例4に係るサッシ用熱膨張性多層枠材130は、実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100の変形例である。
実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100の場合は、一つの空洞30の内壁面の一部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されていた。
これに対し実施例4に係るサッシ用熱膨張性多層枠材130は、一つの空洞30の内壁面の一部を前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成したことに加え、窓用板材支持部40の内壁面の全部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されている。
これに対し、実施例4に係るサッシ用熱膨張性多層枠材130の場合は、前記サッシ用熱膨張性多層枠材130の断面の任意の位置に前記熱膨張性樹脂組成物層10を設置することができる。
このため従来のサッシ用枠材と比較して、簡単に前記サッシ用熱膨張性多層枠材130の窓用板材支持部40の耐火性を高めることができる。
実施例4に係るサッシ用熱膨張性多層枠材130は、実施例1の場合と同様の同時共押出成形により製造することができる。具体的な配合例は表1に示す通りである。
前記同時共押出成形により得られた前記サッシ用熱膨張性多層枠材130は外観に優れる。
図6は実施例5に係るサッシ用熱膨張性多層枠材を説明するための模式断面図である。
実施例5に係るサッシ用熱膨張性多層枠材140は、実施例3に係るサッシ用熱膨張性多層枠材120の変形例である。
実施例3に係るサッシ用熱膨張性多層枠材120の場合は、窓用板材支持部40の内壁面の全部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されていた。
これに対し、実施例5に係るサッシ用熱膨張性多層枠材140は、開口部41を有していて、前記開口部41の内壁面の一部が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されている。
この開口部41を窓用レール等に設置することができる。
これに対し、実施例5に係るサッシ用熱膨張性多層枠材140の場合は、前記サッシ用熱膨張性多層枠材140の断面の任意の位置に前記熱膨張性樹脂組成物層10を設置することができる。
このため従来のサッシ用枠材と比較して、簡単に前記サッシ用熱膨張性多層枠材140の窓用板材支持部40および開口部41の耐火性を高めることができる。
実施例5に係るサッシ用熱膨張性多層枠材140は、実施例3の場合と同様の同時共押出成形により製造することができる。具体的な配合例は表1に示す通りである。
前記同時共押出成形により得られた前記サッシ用熱膨張性多層枠材140は外観に優れる。
図7は実施例6に係るサッシ用熱膨張性多層枠材を説明するための模式断面図である。
実施例1に係るサッシ用熱膨張性多層枠材100は、前記熱膨張性樹脂組成物層11が塩素化ポリ塩化ビニル含有熱膨張性樹脂組成物により形成され、前記熱可塑性樹脂組成物層21がポリ塩化ビニル樹脂組成物により形成されていた。
これに対し、実施例6に係るサッシ用熱膨張性多層枠材150は、前記熱膨張性樹脂組成物層11がEPDM樹脂組成物により形成され、前記熱可塑性樹脂組成物層21がEPDM含有熱膨張性樹脂組成物により形成されている点が異なる。
実施例6に使用できる配合例を表2に示す。実施例1の場合と同様、表2における配合により、実施例6に係るサッシ用熱膨張性多層枠材150を得ることができる。
表1に示す配合により、実施例1の場合と同様に成形を試みた。ポリリン酸アンモニウムはクラリアントジャパン社製「AP422」を使用した。
比較例1および2のいずれの場合も押出機のスクリューおよび金型に樹脂組成物の付着が観察された。
図8は実施例1により得られたサッシ用熱膨張性多層枠材100の応用例を説明するための模式正面図であり、図9は実施例1により得られたサッシ用熱膨張性多層枠材100の応用例を説明するための模式断面図である。
実施例7では、窓用板材50として、窓用ガラスが使用されている。
本発明に使用される窓用板材50は、耐火性を有するものが好ましい。
また前記窓用板材50の外周を覆うように硬質ポリ塩化ビニル製のグレージングチャンネル60が設置されていて、さらに前記グレージングチャンネル60の外周には保護材51が設置されている。
また前記サッシ用熱膨張性多層枠材100の窓用板材支持部40に前記グレージングチャンネル60を介して前記窓用板材50が挿入されている。
前記本体部分と、前記グレージングチャンネル60の長手方向に対する垂直面を基準とした断面から観察した前記突起部分との接合面の境界線は、折線および曲線の少なくとも一方を含むことが好ましい。
前記境界線が折線および曲線の少なくとも一方を含む場合は、前記境界線が直線である場合と比較して前記本体部分と前記突起部分との接合面積が増えることから、前記本体部分と前記突起部分の境界面の剥離を軽減することができる。
図8に示される様に、実施例1により得られた横2本、縦2本、合計4本のサッシ用熱膨張性多層枠材100が前記窓用板材50の外周にそれぞれ設置されている。
このため、前記サッシ用熱膨張性多層枠材100を使用した耐火性サッシ160が火災等の熱にさらされた場合、前記窓用板材50の周囲と前記サッシ用熱膨張性多層枠材100との間に前記熱膨張性樹脂組成物層10による膨張残渣が形成される。
この膨張残渣が前記板材50を支持することから、前記窓用板材50、前記前記サッシ用熱膨張性多層枠材100、前記前記サッシ用熱膨張性多層枠材100が設置されている壁、ならびに前記膨張残渣が一体となって前記火災等の炎、煙を遮断することができる。
このため、前記サッシ用熱膨張性多層枠材100を使用した耐火性サッシ160は耐火性に優れる。
図10は実施例8に使用するサッシ用熱膨張性多層枠材170を説明するための模式斜視図である。
図10に示される様に、サッシ用熱膨張性多層枠材500は、前記サッシ用熱膨張性多層枠材170と、不燃枠材300とを組み合わされてなる。
実施例8に使用した前記不燃枠材300は、内部に空洞を有するアルミニウム合金からなる。また前記サッシ用熱膨張性多層枠材170は前記不燃枠材300と接する面が前記熱膨張性樹脂組成物層10により形成されている。また前記熱膨張性樹脂組成物層10と熱可塑性樹脂組成物層20とが同時共押出により形成されていて、内部に空洞30および31を有する。
実施例8に使用できる配合例は表1に示した実施例1の場合と同様であり、実施例8に使用するサッシ用熱膨張性多層枠材170を得ることができる。
前記スライドレール部とスライドレール受部とを組み合わせることにより、前記不燃枠材300と前記サッシ用熱膨張性多層枠材170とを互いに固定することができる。
図11に示される様に、前記サッシ用熱膨張性多層枠材170、前記不燃枠材300、およびガラスパネル200を組み合わせることにより耐火性サッシ600が得られる。
前記耐火性サッシ600が外壁に組み込まれる場合には、通常は前記サッシ用熱膨張性多層枠材170は室内側に、前記不燃枠材300は室外側に設置される。
20、21 熱可塑性樹脂組成物層
30〜32 空洞
40 窓用板材支持部
41 開口部
50 窓用板材
51 保護材
60 グレージングチャンネル
100、110、120、130、140、150、170、500 サッシ用熱膨張性多層枠材
160、600 耐火性サッシ
200 ガラスパネル
300 不燃枠材
Claims (9)
- 熱膨張性樹脂組成物層と熱可塑性樹脂組成物層とを少なくとも含む二以上の樹脂組成物層からなり、
前記熱膨張性樹脂組成物層を形成する熱膨張性樹脂組成物が、樹脂成分100重量部、熱膨張性黒鉛3〜300重量部、無機充填材3〜200重量部および可塑剤20〜200重量部からなり、
前記熱膨張性樹脂組成物に含まれる樹脂成分が、塩素含有量が60〜72重量%の範囲である塩素化ポリ塩化ビニル樹脂およびEPDMの少なくとも一方からなり、
前記熱膨張性樹脂組成物層と前記熱可塑性樹脂組成物層とが、それぞれ前記熱膨張性樹脂組成物と熱可塑性樹脂組成物とを用いた同時共押出により成形されてなる、サッシ用熱膨張性多層枠材。 - 前記熱膨張性樹脂組成物が、熱安定剤、滑剤、加工助剤、熱分解型発泡剤、酸化防止剤、帯電防止剤、顔料、架橋剤および架橋促進剤からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む、請求項1に記載のサッシ用熱膨張性多層枠材。
- 前記熱可塑性樹脂組成物層が、ポリ塩化ビニル樹脂組成物、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂組成物およびEPDM樹脂組成物からなる群より選ばれる少なくとも一つからなる、請求項1または2に記載のサッシ用熱膨張性多層枠材。
- 前記サッシ用熱膨張性多層枠材が、長手方向に空洞を有し、
前記空洞の内壁面の一部または全部が、前記熱膨張性樹脂組成物層により形成されている、請求項3のいずれかに記載のサッシ用熱膨張性多層枠材。 - 前記サッシ用熱膨張性多層枠材が、長手方向に空洞を有し、
前記サッシ用熱膨張性多層枠材の外壁面の一部または全部が、前記熱膨張性樹脂組成物層により形成されている、請求項3または4に記載のサッシ用熱膨張性多層枠材。 - 前記サッシ用熱膨張性多層枠材が、窓用板材支持部を有し、
前記窓用板材支持部の内壁面の一部または全部が、前記熱膨張性樹脂組成物層により形成されている、請求項3〜5のいずれかに記載のサッシ用熱膨張性多層枠材。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のサッシ用熱膨張性多層枠材と、窓用板材とを有し、
前記窓用板材の外周に、前記サッシ用熱膨張性多層枠材を備えた、耐火性サッシ。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のサッシ用熱膨張性多層枠材と、不燃枠材と、窓用板材とを有し、
前記窓用板材の外周に、前記不燃枠材を備え、
前記サッシ用熱膨張性多層枠材と、前記不燃枠材とが、互いに接着された、耐火性サッシ。 - 前記サッシ用熱膨張性多層枠材の熱膨張性樹脂組成物層と、前記不燃枠材とが、互いに接着された、請求項8に記載の耐火性サッシ。
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