JP2013136897A - 移動パネル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建物3の外部空間(例えば、ベランダや外廊下)3aの天井面3bにはガイド部4を取り付け、該ガイド部4にはルーバーBを移動自在かつ反転自在に支持させる。そして、該ルーバーBの羽板には、一側の面と他側の面とで光の反射率が異なるパネル部材を使用する。したがって、光の反射率が高い方の面を建物3の外側Aに向けるか内側(つまり、符号3aで示す側)に向けるかで、太陽光による温度変動をコントロールすることができる。
【選択図】図1
Description
該1枚のパネル部材(2)に連結された少なくとも3個の摺動子(5,…)と、
建物(3)の外部空間(3a)の天井面(3b)に取り付けられ、前記3個の摺動子(5,…)を係脱可能な状態で支持すると共に該摺動子(5,…)を係合した状態では前記建物(3)の外側(A)に向けて摺動可能となるように該摺動子(5,…)を支持する少なくとも1個のガイド部(4)と、
を備え、
前記パネル部材(2)は、少なくとも、前記1個のガイド部(4)に2個以上の摺動子(5,…)を支持させることにより前記建物(3)の外側(A)に庇状に略水平に突出されてなる第1位置、前記1個のガイド部(4)に1個の摺動子(5,…)を支持させることにより前記パネル部材(2)の一側の面が前記建物(3)の略外側(A)を向くような第2位置、及び前記1個のガイド部(4)に1個の摺動子(5,…)を支持させることにより前記パネル部材(2)の他側の面が前記建物(3)の略外側(A)を向くことにより前記第2位置から表裏反転及び上下反転の両方を行うことのできる第3位置、を選択的に取り得るように前記ガイド部(4)に移動自在に支持されたことを特徴とする。
該1枚のパネル部材(2)に連結された少なくとも3個の摺動子(5,…)と、
建物(3)の外部空間(3a)の天井面(3b)に取り付けられ、前記3個の摺動子(5,…)を係脱可能な状態で支持すると共に該摺動子(5,…)を係合した状態では前記建物(3)の外側(A)に向けて摺動可能となるように該摺動子(5,…)を支持する少なくとも1個のガイド部(4)と、
を備え、
前記パネル部材(2)は、少なくとも、前記1個のガイド部(4)に2個以上の摺動子(5,…)を支持させることにより前記建物(3)の外側(A)に庇状に略水平に突出されてなる第1位置(図3(b) 及び図6(a) 参照)、前記1個のガイド部(4)に1個の摺動子(5,…)を支持させることにより前記パネル部材(2)の前記高反射面が前記建物(3)の略外側(A)を向くような第2位置(図4(a)
(b) 参照)、及び前記1個のガイド部(4)に1個の摺動子(5,…)を支持させることにより前記パネル部材(2)の前記低反射面が前記建物(3)の略外側(A)を向くような第3位置(図6(b)
及び図7(a) 参照)、を選択的に取り得るように前記ガイド部(4)に移動自在に支持されたことを特徴とする移動パネル装置(1)に関する。
前記パネル部材(2)は、前記一対の縦枠部材(7a,7a)又は前記一対の横枠部材(7b,7b)に複数支持されて前記枠体(7)と共にルーバー(B)を構成することを特徴とする。
・ 少なくとも1枚のパネル部材2と、
・ 建物3の外部空間3aの天井面3bに取り付けられると共に前記パネル部材2を移動自在に支持する少なくとも1個のガイド部4と、
を備えている。そして、前記1枚のパネル部材2には、図2(b) に符号5,…で例示するように、少なくとも3個の摺動子が連結されており、該3個の摺動子5,…は、前記1個のガイド部4に係脱可能な状態で支持されるようになっていて、該1個のガイド部4に係合されている状態では前記建物3の外側(図3(a)
(b) の符号A参照)に向けて摺動可能となるように該ガイド部4により支持されるようになっていた。つまり、前記パネル部材2は、前記摺動子5を介して前記ガイド部4に移動自在に支持されている。
・ 前記1個のガイド部4に2個以上の摺動子5,…を支持させることにより前記建物3の外側Aに庇状に略水平に突出されてなる第1位置(図3(b) 及び図6(a) 参照)、
・ 前記1個のガイド部4に1個の摺動子5を支持させることにより前記パネル部材2の一側の面が前記建物3の略外側Aを向くような第2位置(図4(a) (b) 参照)、及び
・ 前記1個のガイド部4に1個の摺動子5を支持させることにより前記パネル部材2の他側の面が前記建物3の略外側Aを向くことにより前記第2位置から(つまり、前記第2位置にあるパネル部材2から)表裏反転及び上下反転の両方を行うことのできる第3位置(図6(b) 及び図7(a) 参照)、
を選択的に取り得るように構成されている。ここで、上述の“前記建物3の略外側Aを向く”状態には、前記パネル部材2が鉛直に配置されている状態だけでなく、該パネル部材2が所定の仰角を為すように配置されている状態をも含むものとする。また、前記パネル部材2を前記第2位置から前記第3位置に反転させるためには、図4(b) →図5(a) →図5(b) →図6(a) →図6(b) →図7(a) に示す順序でパネル部材2を移動させると良い。
・ 少なくとも1枚のパネル部材2と、
・ 建物3の外部空間3aの天井面3bに取り付けられると共に前記パネル部材2を移動自在に支持する少なくとも1個のガイド部4と、
を備えている。そして、前記1枚のパネル部材2には、図2(b) に符号5,…で例示するように、少なくとも3個の摺動子が連結されており、該3個の摺動子5,…は、前記1個のガイド部4に係脱可能な状態で支持されるようになっていて、該1個のガイド部4に係合されている状態では前記建物3の外側(図3(a)
(b) の符号A参照)に向けて摺動可能となるように該ガイド部4により支持されるようになっていた。つまり、前記パネル部材2は、前記摺動子5を介して前記ガイド部4に移動自在に支持されている。なお、前記建物3としては、集合住宅や戸建て住宅やオフィスビルや商業ビル等を挙げることができ、前記外部空間3aとは、ベランダや外廊下のように建物の外部に開放されている空間をいう。
・ 該高反射面の側に金属板を積層させる方法や、
・ 金属を含んだ塗料を該高反射面の側に塗布する方法や、
・ 前記低反射面を濃い色(例えば、黒色)にする方法や、
・ ハーフミラーやマジックミラーなどを使用する方法
などを挙げることが出来る。
・ 前記1個のガイド部4に2個以上の摺動子5,…を支持させることにより前記建物3の外側Aに庇状に略水平に突出されてなる第1位置(図3(b) 及び図6(a) 参照)、
・ 前記1個のガイド部4に1個の摺動子5を支持させることにより前記パネル部材2の前記高反射面が前記建物3の略外側Aを向くような第2位置(図4(a) (b) 参照)、及び
・ 前記1個のガイド部4に1個の摺動子5を支持させることにより前記パネル部材2の前記低反射面が前記建物3の略外側Aを向くような第3位置(図6(b) 及び図7(a) 参照)、
を選択的に取り得るように構成されている。ここで、上述の“前記建物3の略外側Aを向く”状態には、前記パネル部材2が鉛直に配置されている状態だけでなく、該パネル部材2が所定の仰角を為すように配置されている状態をも含むものとする。また、前記パネル部材2を前記第2位置から前記第3位置に反転させるためには、図4(b) →図5(a) →図5(b) →図6(a) →図6(b) →図7(a) に示す順序でパネル部材2を移動させると良い。図4(b) に示す状態で外側Aを向いている面に★印を付すと、該★印を付した面は、図5(b)
や図6(a) に示す状態では下方を向き、図7(a) に示す状態では外側Aではなく内側(つまり、外部空間3aの側)を向くこととなる。
・ 図9(a) に示すように溝部4aに配置される位置と、
・ 図9(b) に示すように凹部4bに侵入する位置と、
に移動可能に構成しておいて、必要に応じてその位置を変更できるようにしておくと良い。
→図4(a) →図4(b) →図5(a) →図5(b) →図6(a) のようにルーバーBを移動させて上下に反転させたとしても、各パネル部材2は図10のように配置されることとなり、上述の効果(つまり、外部空間3aへの雨の吹き込みや滴りを低減できるという効果)を維持できる。一方、上述の摺動子5,…は前記縦枠部材7aに取り付けておくと良い。上述のように前記パネル部材2によってルーバーBを構成した場合には、日差しだけでなく風の取り込みもコントロールすることができる。
2 パネル部材
3 建物
3b 天井面
4 ガイド部
5,… 摺動子
6 パネル支持部材
7 枠体
7a,7a 縦枠部材
7b,7b 横枠部材
A 建物の外側
B ルーバー
Claims (6)
- 少なくとも1枚のパネル部材と、
該1枚のパネル部材に連結された少なくとも3個の摺動子と、
建物の外部空間の天井面に取り付けられ、前記3個の摺動子を係脱可能な状態で支持すると共に該摺動子を係合した状態では前記建物の外側に向けて摺動可能となるように該摺動子を支持する少なくとも1個のガイド部と、
を備え、
前記パネル部材は、少なくとも、前記1個のガイド部に2個以上の摺動子を支持させることにより前記建物の外側に庇状に略水平に突出されてなる第1位置、前記1個のガイド部に1個の摺動子を支持させることにより前記パネル部材の一側の面が前記建物の略外側を向くような第2位置、及び前記1個のガイド部に1個の摺動子を支持させることにより前記パネル部材の他側の面が前記建物の略外側を向くことにより前記第2位置から表裏反転及び上下反転の両方を行うことのできる第3位置、を選択的に取り得るように前記ガイド部に移動自在に支持された、
ことを特徴とする移動パネル装置。 - 光の反射率が一側の面(以下、“低反射面"とする)よりも他側の面(以下、“高反射面"とする)の方が高くなるように構成された少なくとも1枚のパネル部材と、
該1枚のパネル部材に連結された少なくとも3個の摺動子と、
建物の外部空間の天井面に取り付けられ、前記3個の摺動子を係脱可能な状態で支持すると共に該摺動子を係合した状態では前記建物の外側に向けて摺動可能となるように該摺動子を支持する少なくとも1個のガイド部と、
を備え、
前記パネル部材は、少なくとも、前記1個のガイド部に2個以上の摺動子を支持させることにより前記建物の外側に庇状に略水平に突出されてなる第1位置、前記1個のガイド部に1個の摺動子を支持させることにより前記パネル部材の前記高反射面が前記建物の略外側を向くような第2位置、及び前記1個のガイド部に1個の摺動子を支持させることにより前記パネル部材の前記低反射面が前記建物の略外側を向くような第3位置、を選択的に取り得るように前記ガイド部に移動自在に支持された、
ことを特徴とする移動パネル装置。 - 前記第2位置又は前記第3位置を取る前記パネル部材が所定の仰角を為すように該パネル部材を傾斜した状態に支持するパネル支持部材、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の移動パネル装置。 - 一対の縦枠部材と一対の横枠部材とによって方形枠状に形成された枠体、を備え、
前記パネル部材は、前記一対の縦枠部材又は前記一対の横枠部材に複数支持されて前記枠体と共にルーバーを構成する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の移動パネル装置。 - 前記パネル部材は、前記一対の縦枠部材又は前記一対の横枠部材により回転自在に支持された羽板である、
ことを特徴とする請求項4に記載の移動パネル装置。 - 前記一対の縦枠部材に回転自在に支持されてなる前記複数のパネル部材の回転中心は、前記枠体が前記建物から略水平に突出された場合に、該建物から遠ざかるほど低くなるように配置された、
ことを特徴とする請求項5に記載の移動パネル装置。
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---|---|---|---|
JP2011287881A JP5762279B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 移動パネル装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017519852A (ja) * | 2014-12-31 | 2017-07-20 | 深▲セン▼先進技術研究院 | 薄ウェハー加工用の仮着接着剤及びその製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56121818U (ja) * | 1980-02-19 | 1981-09-17 | ||
JPS61216988A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-26 | 石原 則末 | ブラインド摺動装置 |
JPS6222241U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-10 | ||
JPH10317624A (ja) * | 1997-05-19 | 1998-12-02 | Bunka Shutter Co Ltd | 庇 |
-
2011
- 2011-12-28 JP JP2011287881A patent/JP5762279B2/ja active Active
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JP2017519852A (ja) * | 2014-12-31 | 2017-07-20 | 深▲セン▼先進技術研究院 | 薄ウェハー加工用の仮着接着剤及びその製造方法 |
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