JP2013136611A - 少なくとも2の非混和性化粧品用組成物を用いたケラチン基体を処理するための方法及び組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】睫及び唇をふっくらと見せるためのボリューム化などに加えて、耐移り性、長時間にわたる化粧持ち及び/又は快適感等の複数の美的利点を同時に付与することが可能な化粧システムの提供。
【解決手段】(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物。(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第二組成物。(c)ケラチン基体への適用前又は適用中に、(a)と(b)を組合せる;ことを含み、ここで、δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、ケラチン基体を処理するための方法。
【選択図】なし
【解決手段】(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物。(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第二組成物。(c)ケラチン基体への適用前又は適用中に、(a)と(b)を組合せる;ことを含み、ここで、δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、ケラチン基体を処理するための方法。
【選択図】なし
Description
(関連出願のクロスリファレンス)
この出願は、その開示を出典明示によりここに援用する2005年9月26日出願の米国仮特許出願第60/720420号の出願日の優先権を主張する。
この出願は、その開示を出典明示によりここに援用する2005年9月26日出願の米国仮特許出願第60/720420号の出願日の優先権を主張する。
(発明の背景)
美容的ケアの分野においては、マスカラ、リップスティック、ファンデーション等の化粧品用組成物が適切なケラチン表面に適用されることで美的利点がもたらされることはよく知られている。例えば、ボリューム化は、睫及び唇をふっくらと見せるため、睫及び唇にとっては所望される美的利点であり、耐移り性、長時間にわたる化粧持ち及び/又は快適感はリップスティック及びファンデーションに重要な特性である。残念なことに、多くの消費者が必要としているこれらのことを満足させる均質な組成物を調製することは難題であるため、これらの美的利点は、単一の化粧品の使用では、必ずしも同時には達成されていない。例えば、耐移り性を有するリップスティック製品は、典型的には良好な光沢を有しておらず、その逆もしかりであった。
よって、単一の適用工程システムを介して、複数の美的利点を同時に付与することが可能な化粧システムが、今もなお必要とされている。
美容的ケアの分野においては、マスカラ、リップスティック、ファンデーション等の化粧品用組成物が適切なケラチン表面に適用されることで美的利点がもたらされることはよく知られている。例えば、ボリューム化は、睫及び唇をふっくらと見せるため、睫及び唇にとっては所望される美的利点であり、耐移り性、長時間にわたる化粧持ち及び/又は快適感はリップスティック及びファンデーションに重要な特性である。残念なことに、多くの消費者が必要としているこれらのことを満足させる均質な組成物を調製することは難題であるため、これらの美的利点は、単一の化粧品の使用では、必ずしも同時には達成されていない。例えば、耐移り性を有するリップスティック製品は、典型的には良好な光沢を有しておらず、その逆もしかりであった。
よって、単一の適用工程システムを介して、複数の美的利点を同時に付与することが可能な化粧システムが、今もなお必要とされている。
(発明の概要)
本発明は、
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物を提供し;
(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第二組成物を提供し;及び
(c)ケラチン基体への適用前又は適用中に、(a)と(b)を組合せる
工程を含み、
ここで、δとδ'の差が12より大きく、11より大きく、10より大きく、9より大きく、8より大きく、7より大きく、6より大きく、5より大きく、4より大きく、3より大きく、2より大きく、1より大きく、0.5より大きく、0より大きく、かつ主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、ケラチン基体(keratinous substrate)を処理する方法に関する。
本発明は、
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物を提供し;
(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第二組成物を提供し;及び
(c)ケラチン基体への適用前又は適用中に、(a)と(b)を組合せる
工程を含み、
ここで、δとδ'の差が12より大きく、11より大きく、10より大きく、9より大きく、8より大きく、7より大きく、6より大きく、5より大きく、4より大きく、3より大きく、2より大きく、1より大きく、0.5より大きく、0より大きく、かつ主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、ケラチン基体(keratinous substrate)を処理する方法に関する。
本発明は、また、
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む組成物を収容する少なくとも一の第1のユニット;
(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む組成物を収容する少なくとも第2のユニット;
を含む多ユニット容器を具備し、
ここで、δとδ'の差が12より大きく、11より大きく、10より大きく、9より大きく、8より大きく、7より大きく、6より大きく、5より大きく、4より大きく、3より大きく、2より大きく、1より大きく、0.5より大きく、0より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、
一回の適用でケラチン基体に多くの美的利点を付与可能な化粧システムに関する。
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む組成物を収容する少なくとも一の第1のユニット;
(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む組成物を収容する少なくとも第2のユニット;
を含む多ユニット容器を具備し、
ここで、δとδ'の差が12より大きく、11より大きく、10より大きく、9より大きく、8より大きく、7より大きく、6より大きく、5より大きく、4より大きく、3より大きく、2より大きく、1より大きく、0.5より大きく、0より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、
一回の適用でケラチン基体に多くの美的利点を付与可能な化粧システムに関する。
実施例以外、又は他の定義がなされないならば、成分量及び/又は反応条件を表す全ての数字は、全ての場合に「約」なる用語により修飾されているものと理解されなければならない。
本発明は、適用工程が一回の製品を使用し、ケラチン基体を処理(トリートメント)するのに適した化粧システム及び方法に関する。驚くべきことに、本発明の発明者は、適用工程が一回で、多くの美的利点を付与可能な化粧システムを作製可能であることを見出した。化粧システムに必須の成分を以下に記載する。また、本発明の実施態様に有用な種々の任意成分及び好ましい成分の包括的記載も含まれる。
ここで使用される場合、「安全な有効量」とは、(適切であるならば)ポジティブな効果を有意に誘導する(例えば、顕著な美的効果を付与する)のに十分であるが、重篤な副作用(例えば過度の毒性又はアレルギー反応)を回避するのに十分に低い、すなわち適切な医療判断の範囲において、妥当なリスク対効果比を付与する、化合物、成分又は組成物の量を意味する。
ここで使用される場合、「化粧システム(化粧系)」とは、任意の有色化粧品又は皮膚の手入れ用製品を意味する。「化粧システム」には、限定されるものではないが、顔に色調を残す製品、特にメークアップ用液状ファンデーション、マスカラ、コンシーラー、アイライナー、ブローカラー、アイシャドウ、ほほ紅、リップスティック、リップバルム、フェイスパウダー、固形エマルションファンデーション、パウダーファンデーション等が含まれる。「ファンデーション」なる用語は、液状、クリーム状、ムース状、パンケーキ、コンパクト、コンシーラー状で、皮膚全体を均一に着色するために、化粧品会社により製造又は再導入された製品を意味する。さらに「化粧システム」には、保湿剤、サンスクリーン製品、自己サンタン製品、制汗組成物、シェービングクリーム、及び皮膚用洗浄剤が含まれてもよい。
「連続相」なる用語は、分散液/懸濁液、又は水性エマルション、又は非水性エマルションである組成物の場合には、当該分野で通常の意味を有し、単一相を有する組成物の場合には、唯一の相を意味することができる。
「主成分」なる用語は、親水性の極性液体、有機油又は無機油で、最も高い濃度で存在しているものを意味する。
「主成分」なる用語は、親水性の極性液体、有機油又は無機油で、最も高い濃度で存在しているものを意味する。
ここで、「含有する(含む)」とは、最終的な結果に影響を与えない他の工程及び他の成分を加えることができることを意味する。この用語には「からなる」と「から本質的になる」という用語を包含する。本発明の製品、組成物及び方法/プロセスは、ここに記載される発明の必須要素及び限定、並びに付加的な又は任意の成分、要素、工程、又はここに記載の限定を含み、それからなり、及びそれから本質的になりうる。
全てのパーセント、部及び比率は、別の定義を記載しない限りは、本発明の組成物の全重量基準である。列挙された成分に関するあらゆるそれらの重量は活性レベルに基づいており、よって、別の定義を記載しない限りは、商業的に入手可能な物質に含まれうる溶媒又は副産物を含まない。「重量パーセント」なる用語は、ここでは「wt.%」として表される。
別の定義を記載しない限りは、全ての測定は25℃で行った。
別の定義を記載しない限りは、全ての測定は25℃で行った。
本発明は、少なくとも2の組成物の使用を含んでおり、その各組成物は、少なくとも2の組成物を組合せたときに、それぞれの連続相は実質的に互いに非融和性であるように、主成分がその対応物に対して実質的に非融和性である連続相をそれぞれが有する。
一方の組成物の連続相が、他方の組成物の連続相と実質的に非融和性であるかどうかを決定するためには、まず、それぞれの連続相に存在する主成分の溶解パラメータを決定しなければならない。各主成分の溶解パラメータが特定されると、ついで、連続相が実質的に非融和性であるかどうかを決定するために、主成分の溶解パラメータの差が算出される。
一方の組成物の連続相が、他方の組成物の連続相と実質的に非融和性であるかどうかを決定するためには、まず、それぞれの連続相に存在する主成分の溶解パラメータを決定しなければならない。各主成分の溶解パラメータが特定されると、ついで、連続相が実質的に非融和性であるかどうかを決定するために、主成分の溶解パラメータの差が算出される。
本発明によれば、それぞれの連続相に存在する主成分の溶解パラメータの差が、12より大きく、好ましくは11より大きく、より好ましくは10より大きく、より好ましくは9より大きく、より好ましくは8より大きく、より好ましくは7より大きく、より好ましくは6より大きく、より好ましくは5より大きく、より好ましくは4より大きく、より好ましくは3より大きく、より好ましくは2より大きく、より好ましくは1より大きく、より好ましくは0.5より大きく、最も好ましくは0より大きいならば、連続相は実質的に非融和性であるとみなされる。溶解パラメータδ及びδ'は、その全内容が出典明示によりここに援用される「Polymer Handbook」 第3版、第VII章、519-559頁に記載のEric A. Grulkeの論文「Solubility Parameter Values」に定義されているハンセン溶解空間に従い、以下の関係:
δ(又はδ')=(dD 2+dP 2+dH 2)1/2
により決定される。ここで、
− dDは、分子衝撃の際に誘導される双極子の形成に起因するロンドン分散力を特徴付け、
− dPは、永久双極子間の相互作用のドバイ力を特徴付け、
− dHは、相互作用(水素、酸/塩基、又は供与体/受容体型等)の特異的な力を特徴付ける。ハンセンによる3次元溶解度空間における溶媒の定義は、C. M. Hansenの論文「The three-dimensional solubility parameters」 J. Paint Technol. 39, 105 (1967)に付与されており、その全内容は出典明示によりここに援用する。
δ(又はδ')=(dD 2+dP 2+dH 2)1/2
により決定される。ここで、
− dDは、分子衝撃の際に誘導される双極子の形成に起因するロンドン分散力を特徴付け、
− dPは、永久双極子間の相互作用のドバイ力を特徴付け、
− dHは、相互作用(水素、酸/塩基、又は供与体/受容体型等)の特異的な力を特徴付ける。ハンセンによる3次元溶解度空間における溶媒の定義は、C. M. Hansenの論文「The three-dimensional solubility parameters」 J. Paint Technol. 39, 105 (1967)に付与されており、その全内容は出典明示によりここに援用する。
1.親水性の極性物質
親水性の極性物質の例には、限定されるものではないが、水、アルコール、ポリオール等が含まれる。
ここで有用な親水性の極性物質のより特定の例には、限定されるものではないが、例えば尿素;グアニジン;グリコール酸及びグリコール酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);乳酸及び乳酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);様々な形態の任意のアロエベラ(例えば、アロエベラゲル);ポリヒドロキシアルコール、例えばソルビトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等;ポリエチレングリコール;糖類及びデンプン;糖及びデンプン誘導体(例えば、アルコキシル化グルコース);ヒアルロン酸;キチン、デンプングラフト化ポリアクリル酸ナトリウム、例えばサンウェット(Sanwet)RTMIM-1000、IM-1500及びIM-2500(セラニーズ・スーパーアブソーベント・マテリアル(Celanese Superabsorbent Materials)から入手可能);ラクタミドモノエタノールアミン;アセトアミドモノエタノールアミン;プロポキシル化グリセロール(米国特許第4976953号に記載);及びそれらの混合物のような物質が含まれる。
親水性の極性物質の例には、限定されるものではないが、水、アルコール、ポリオール等が含まれる。
ここで有用な親水性の極性物質のより特定の例には、限定されるものではないが、例えば尿素;グアニジン;グリコール酸及びグリコール酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);乳酸及び乳酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);様々な形態の任意のアロエベラ(例えば、アロエベラゲル);ポリヒドロキシアルコール、例えばソルビトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等;ポリエチレングリコール;糖類及びデンプン;糖及びデンプン誘導体(例えば、アルコキシル化グルコース);ヒアルロン酸;キチン、デンプングラフト化ポリアクリル酸ナトリウム、例えばサンウェット(Sanwet)RTMIM-1000、IM-1500及びIM-2500(セラニーズ・スーパーアブソーベント・マテリアル(Celanese Superabsorbent Materials)から入手可能);ラクタミドモノエタノールアミン;アセトアミドモノエタノールアミン;プロポキシル化グリセロール(米国特許第4976953号に記載);及びそれらの混合物のような物質が含まれる。
2.有機の非極性物質
適切な有機の非極性物質の非限定的例には、限定されるものではないが、以下のものが含まれる。
(1)流動ワセリンとしても知られている鉱物性油は、ペトロラタムから得られる液状炭化水素の混合物である。The Merck Index, 第10版, Entry 7048, p. 1033(1983)、及びInternational Cosmetic Ingredient Dictionary, 第5版, vol.1, p.415-417(1993)を参照。
(2)ワセリンとしても知られているペトロラタムは、非直鎖状鎖の固体状炭化水素と沸点が高い液状炭化水素のコロイド系であり、そのほとんどの液状炭化水素が、ミセル内部に保持されている。The Merck Index, 第10版, Entry 7047, p.1033(1983);Schindler, Drug. Cosmet. Ind., 89, 36-37, 76, 78-80, 82(1961);及びInternational Cosmetic Ingredient Dictionary, 第5版, vol.1, p.537(1993)を参照。
適切な有機の非極性物質の非限定的例には、限定されるものではないが、以下のものが含まれる。
(1)流動ワセリンとしても知られている鉱物性油は、ペトロラタムから得られる液状炭化水素の混合物である。The Merck Index, 第10版, Entry 7048, p. 1033(1983)、及びInternational Cosmetic Ingredient Dictionary, 第5版, vol.1, p.415-417(1993)を参照。
(2)ワセリンとしても知られているペトロラタムは、非直鎖状鎖の固体状炭化水素と沸点が高い液状炭化水素のコロイド系であり、そのほとんどの液状炭化水素が、ミセル内部に保持されている。The Merck Index, 第10版, Entry 7047, p.1033(1983);Schindler, Drug. Cosmet. Ind., 89, 36-37, 76, 78-80, 82(1961);及びInternational Cosmetic Ingredient Dictionary, 第5版, vol.1, p.537(1993)を参照。
(3)約7〜約40の炭素原子を有する直鎖状及び分枝状鎖の炭化水素。これらの炭化水素物質の非限定的例には、ドデカン、イソドデカン、スクアラン、コレステロール、水添(水素化)ポリイソブチレン、ポリブテン、ポリデセン、ドコサン(すなわち、C22炭化水素)、ヘキサデカン、イソヘキサデカン(プレスパース社(Presperse)からパーメチル(Permethyl)RTM101Aとして販売されている商業的に入手可能な炭化水素)が含まれる。また、C7-C40分枝状炭化水素であるC7-C40イソパラフィンも有用である。
(4)C1-C30カルボン酸とC2-C30ジカルボン酸のC1-C30アルコールエステル、特に直鎖状及び分枝状鎖の物質、並びに芳香族誘導体(疎水性成分に関してここで使用される場合、モノ-及びポリ-カルボン酸には、直鎖状鎖、分枝状鎖及びアリールカルボン酸が含まれる)。非限定的例には、セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸メチル、プロピオン酸ミリスチル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ネオペンタン酸イソデシル、マレイン酸ジ-2-エチルヘキシル、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸セチル、ベヘン酸ベヘニル、マレイン酸ジオクチル、セバシン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、オクタン酸セチル、ジリノール酸ジイソプロピルが含まれる。
(5)C1-C30カルボン酸のモノ-、ジ-及びトリ-グリセリド、例えばカプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、PEG-6カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、PEG-8カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド。
(6)C1-C30カルボン酸のアルキレングリコールエステル、例えばC1-C30カルボン酸のエチレングリコールモノ-及びジ-エステル、及びプロピレングリコールモノ-及びジ-エステル、例えばエチレングリコールジステアラート。
(7)上述した物質のプロポキシル化及びエトキシル化誘導体。
(6)C1-C30カルボン酸のアルキレングリコールエステル、例えばC1-C30カルボン酸のエチレングリコールモノ-及びジ-エステル、及びプロピレングリコールモノ-及びジ-エステル、例えばエチレングリコールジステアラート。
(7)上述した物質のプロポキシル化及びエトキシル化誘導体。
(8)糖類及び関連物質のC1-C30モノ-及びポリ-エステル。これらのエステルは、糖、又はポリオール部分及び一又は複数のカルボン酸部分から誘導される。構成する酸及び糖に応じて、これらのエステルは、室温で液状又は固形の形態でありうる。液状エステルの例には;テトラオレイン酸グルコース、大豆油脂肪酸(不飽和)のグルコーステトラエステル、混合大豆油脂肪酸のマンノーステトラエステル、オレイン酸のガラクトーステトラエステル、リノール酸のアラビノーステトラエステル、テトラリノール酸キシロース、ペンタオレイン酸ガラクトース、テトラオレイン酸ソルビトール、不飽和の大豆油脂肪酸のソルビトールヘキサエステル、ペンタオレイン酸キシリトール、テトラオレイン酸スクロース、ペンタオレイン酸スクロース、ヘキサオレイン酸スクロース、スクロースヘプタトレアート、オクタオレイン酸スクロース、及びそれらの混合物が含まれる。固形エステルの例には、カルボン酸エステル部分が、1:2のモル比のパルミトオレアート及びアラキダートである、ソルビトールヘキサエステル、カルボン酸エステル部分が、1:3のモル比のリノレアート及びベヘナートである、ラフィノースのオクタエステル;エステル化カルボン酸部分が、3:4のモル比のヒマワリ油脂肪酸及びリグノセリン酸エステル(lignocerate)である、マルトースのヘプタエステル;エステル化カルボン酸部分が、2:6のモル比のオレアート及びベヘナートである、スクロースのオクタエステル;エステル化カルボン酸部分が、1:3:4のモル比のラウラート、リノレアート及びベヘナートである、スクロースのオクタエステルが含まれる。好ましい固体状の物質は、エステル化度が7-8であり、脂肪酸部分がC18モノ-及び/又はジ-不飽和及びベヘンであり、不飽和:ベヘンのモル比が1:7〜3:5ある、スクロースポリエステルである。特に好ましい固形の糖ポリエステルは、分子中に、約7のベヘン脂肪酸部分と約1のオレイン酸部分が存在するスクロースのオクタエステルである。他の物質には、スクロースの綿実油又は大豆油脂肪酸エステルが含まれる。エステル物質は、さらに米国特許第2831854号;米国特許第4005196号;米国特許第4005195号;米国特許第5306516号;米国特許第5306515号;米国特許第5305514号;米国特許第4797300号;米国特許第3963699号;米国特許第4518772号;及び米国特許第4517360号に記載されている。
(9)植物性油及び水素化植物性油。植物性油及び水素化植物性油の例には、ベニバナ油、ヒマシ油、ココナツ油、綿実油、ニシン油、パーム核油、パーム油、ピーナッツ油、大豆油、菜種油、亜麻仁油、米糠油、松根油、ゴマ油、ヒマワリ種油、水素化ベニバナ油、硬化ヒマシ油、水素化ココナツ油、水素化綿実油、、水素化ニシン油、水素化パーム核油、水素化パーム油、水素化ピーナッツ油、水素化大豆油、水素化菜種油、水素化亜麻仁油、水素化米糠油、水素化ゴマ油、水素化ヒマワリ種油、及びそれらの混合物が含まれる。
(10)動物性脂肪及び油(例えば、ラノリン及びその誘導体、タラの肝油)。
(11)フッ素含有炭化水素流体。具体例には、限定されるものではないが、3M社からのヒドロフルオロエーテル、及びパーフルオロポリエーテル(モンテフルオス社(Montefluos)で製造されているフンブリン(Fomblin)シリーズ、ダイキン工業で製造されているデミューン(Demnum)シリーズ、及びデュポン社(DuPont Corporation)で製造されているクリトックス(Krytox)シリーズのもの)が含まれる。
(12)さらに、ポリプロピレングリコールのC4-C20アルキルエーテル、ポリプロピレングリコールのC1-C20カルボン酸エステル、及びジ-C8-C30-アルキルエーテルが有用である。これらの物質の非限定的例には、PPG-14ブチルエーテル、PPG-15ステアリルエーテル、ジオクチルエーテル、ドデシルオクチルエーテル、及びそれらの混合物が含まれる。
(11)フッ素含有炭化水素流体。具体例には、限定されるものではないが、3M社からのヒドロフルオロエーテル、及びパーフルオロポリエーテル(モンテフルオス社(Montefluos)で製造されているフンブリン(Fomblin)シリーズ、ダイキン工業で製造されているデミューン(Demnum)シリーズ、及びデュポン社(DuPont Corporation)で製造されているクリトックス(Krytox)シリーズのもの)が含まれる。
(12)さらに、ポリプロピレングリコールのC4-C20アルキルエーテル、ポリプロピレングリコールのC1-C20カルボン酸エステル、及びジ-C8-C30-アルキルエーテルが有用である。これらの物質の非限定的例には、PPG-14ブチルエーテル、PPG-15ステアリルエーテル、ジオクチルエーテル、ドデシルオクチルエーテル、及びそれらの混合物が含まれる。
3.無機の非極性物質:
適切な無機の非極性物質の非限定的例には、限定されるものではないが、以下のものが含まれる。
オルガノポリシロキサン油。適切なシリコーンの非限定的例は、米国特許第5069897号に開示されている。適切なオルガノポリシロキサン油の例には、ポリアルキルシロキサン類、環状ポリアルキルシロキサン類、及びポリアルキルアリールシロキサン類が含まれる。
適切な無機の非極性物質の非限定的例には、限定されるものではないが、以下のものが含まれる。
オルガノポリシロキサン油。適切なシリコーンの非限定的例は、米国特許第5069897号に開示されている。適切なオルガノポリシロキサン油の例には、ポリアルキルシロキサン類、環状ポリアルキルシロキサン類、及びポリアルキルアリールシロキサン類が含まれる。
ここで組成物に有用なポリアルキルシロキサン類には、25℃で約1000000センチストークスの粘度を有するポリアルキルシロキサン類が含まれる。このようなポリアルキルシロキサン類は、一般化学式、R3SiO[R2SiO]xSiR3により表すことができ、ここでRは約1〜約30の炭素原子を有するアルキル基であり(好ましくは、Rはメチル又はエチル、より好ましくはメチルであり;また混合アルキル基を同じ分子に使用可能である)、xは、約10000000を超える範囲とすることができる所望する分子量が達成されるように選択される、約0〜約10000の整数である。商業的に入手可能なポリアルキルシロキサン類には、ジメチコーンとして知られているポリジメチルシロキサン類が含まれ、その具体例には、ゼネラル・エレクトリック社(General Electric Company)から販売されているビスカシル(Vicasil)RTMシリーズ、及びダウ・コーニング社(Dow Corning Corporation)から販売されているダウ・コーニングRTMシリーズが含まれる。適切なポリジメチルシロキサン類の特定の例には、0.65センチストークスの粘度と100℃の沸点を有するダウ・コーニングRTM200フルイド、10センチストークスの粘度と200℃を越える沸点を有するダウ・コーニングRTM225フルイド、及びそれぞれ50、350及び12500センチストークスの粘度と200℃を越える沸点を有するダウ・コーニングRTM200フルイドが含まれる。適切なジメチコーンには、化学式(CH3)3SiO[(CH3)2SiOx[CH3RSiO]ySi(CH3)3により表されるものが含まれ、ここでRは、約2〜約30の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状鎖のアルキルであり、x及びyは、約10000000を超える範囲とすることができる所望する分子量が達成されるように選択される、1又はそれ以上の整数である。これらのアルキル置換されたジメチコーンの例には、セチルジメチコーン及びラウリルジメチコーンが含まれる。
組成物への使用に適した環状ポリアルキルシロキサン類には、化学式[SiR2-O]nにより表されるものが含まれ、ここでRはアルキル基であり(好ましくは、Rはメチル又はエチル、より好ましくはメチルである)、nは約3〜約8の整数であり、より好ましくはnは約3〜約7の整数であり、さらに好ましくはnは約4〜約6の整数である。Rがメチルである場合、これらの物質は典型的にはシクロメチコーンと称される。商業的に入手可能なシクロメチコーン類には、2.5センチストークスの粘度と172℃の沸点を有し、主として、シクロメチコーンテトラマー(すなわち、n=4)を含むダウ・コーニングRTM244フルイド、2.5センチストークスの粘度と178℃の沸点を有し、主として、シクロメチコーンペンタマー(すなわち、n=5)を含むダウ・コーニングRTM344フルイド、4.2センチストークスの粘度と205℃の沸点を有し、主として、シクロメチコーンテトラマーとペンタマー(すなわち、n=4及び5)の混合物を含むダウ・コーニングRTM245フルイド、及び4.5センチストークスの粘度と217℃の沸点を有し、主として、シクロメチコーンテトラマー、ペンタマー及びヘキサマー(すなわち、n=4、5及び6)の混合物を含むダウ・コーニングRTM345フルイドが含まれる。
また、ジメチコーンは組成物への使用に適している。このような化合物は、化学式R3SiO[R2SiO]xSiR2OH及びHOR2SiO[R2SiO]xSiR2OHにより表すことができ、ここでRはアルキル基であり(Rは、好ましくはメチル又はエチル、より好ましくはメチルである)、xは所望する分子量が達成されるように選択される、0〜約500の整数である。商業的に入手可能なジメチコーン類は、典型的にはジメチコーン又はシクロメチコーンの混合物(例えば、ダウ・コーニングRTM1401、1402及び1403フルイド)として販売されている。
またポリアルキルアリールシロキサン類も、組成物への使用に適している。本発明での使用に特に好ましいポリアルキルアリールシロキサンは、トリメチルペンタフェニルトリシロキサンである。
ここでの使用に好ましいのは、ポリアルキルシロキサン類、アルキル置換されたジメチコーン類、シクロメチコーン類、トリメチルシロキシシリカート類、ジメチコノール類、ポリアルキルアリールシロキサン類、及びそれらの混合物からなる群から選択されるオルガノポリシロキサン類である。ここでの使用にさらに好ましいのは、ポリアルキルシロキサン類及びシクロメチコーン類である。特に好ましいポリアルキルシロキサン類として、ジメチコーン類を挙げることができる。
ここでの使用に好ましいのは、ポリアルキルシロキサン類、アルキル置換されたジメチコーン類、シクロメチコーン類、トリメチルシロキシシリカート類、ジメチコノール類、ポリアルキルアリールシロキサン類、及びそれらの混合物からなる群から選択されるオルガノポリシロキサン類である。ここでの使用にさらに好ましいのは、ポリアルキルシロキサン類及びシクロメチコーン類である。特に好ましいポリアルキルシロキサン類として、ジメチコーン類を挙げることができる。
任意の成分
A.着色料
化粧システムは、さらに着色料を含有していてもよい。適切な着色料には、限定されるものではないが、D&Cイエロー7、D&Cレッド36、FD&Cレッド4、D&Cオレンジ4、D&Cレッド6、D&Cレッド34、FD&Cイエロー6、D&Cレッド33、FD&Cイエロー5、D&Cブラウン1、D&Cレッド17、FD&Cグリーン3、D&Cブルー4、D&Cイエロー8、D&Cオレンジ5、D&Cレッド22、D&Cレッド21、D&Cレッド28、D&Cオレンジ11、D&Cイエロー10、D&Cバイオレット2、D&Cバイオレット2、D&Cグリーン6、D&Cグリーン5、D&Cレッド30、D&Cグリーン8、D&Cレッド7、FD&Cブルー1、D&Cイエロー7、D&Cレッド27、D&Cオレンジ10、D&Cレッド31、FD&Cレッド40、D&Cイエロー11、アナトー抽出物、ベータカロテン、グアニン、カルミン、アルミニウムパウダー、ウルトラマリン、オキシ塩化ビスマス、酸化クロム緑、水酸化クロム緑、酸化鉄、フェロシアン化鉄、マンガンバイオレット、二酸化チタン、チタンマイカ(すなわち、二酸化チタンで被覆されたマイカ)、酸化鉄チタンマイカ、酸化亜鉛、カラメル着色料、マイカ、フェロシアン化鉄アンモニウム、ジヒドロキシアセトン、グアイアズレン、パイロフィライト、ブロンズパウダー、銅パウダー、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ラクトフラビン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、カプサンシン/カプソルビン(capsorubin)、ベントナイト、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、カーボンブラック、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、有色シリカ、シリカ(球状シリカ、水和シリカ及びシリカビーズを含む)、CI10020、CI11680、CI15630、CI15865、CI16185、CI16255、CI16255、CI45430、CI69825、CI73000、CI73015、CI74160、CI75100、CI77002、CI77346、CI77480、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、エチレンアクリラートコポリマーパウダー、メタクリラートパウダー、ポリスチレンパウダー、シルクパウダー、結晶性セルロース、デンプン、オキシ塩化ビスマス、グアニン、カオリン、チョーク、珪藻土、微小海綿体、窒化ホウ素等が含まれる。さらに、これらの着色料の混合物及びレーキ類を使用してもよい。ここで有用な付加的な着色料、顔料及びパウダーは、米国特許第5505937号に記載されている。
A.着色料
化粧システムは、さらに着色料を含有していてもよい。適切な着色料には、限定されるものではないが、D&Cイエロー7、D&Cレッド36、FD&Cレッド4、D&Cオレンジ4、D&Cレッド6、D&Cレッド34、FD&Cイエロー6、D&Cレッド33、FD&Cイエロー5、D&Cブラウン1、D&Cレッド17、FD&Cグリーン3、D&Cブルー4、D&Cイエロー8、D&Cオレンジ5、D&Cレッド22、D&Cレッド21、D&Cレッド28、D&Cオレンジ11、D&Cイエロー10、D&Cバイオレット2、D&Cバイオレット2、D&Cグリーン6、D&Cグリーン5、D&Cレッド30、D&Cグリーン8、D&Cレッド7、FD&Cブルー1、D&Cイエロー7、D&Cレッド27、D&Cオレンジ10、D&Cレッド31、FD&Cレッド40、D&Cイエロー11、アナトー抽出物、ベータカロテン、グアニン、カルミン、アルミニウムパウダー、ウルトラマリン、オキシ塩化ビスマス、酸化クロム緑、水酸化クロム緑、酸化鉄、フェロシアン化鉄、マンガンバイオレット、二酸化チタン、チタンマイカ(すなわち、二酸化チタンで被覆されたマイカ)、酸化鉄チタンマイカ、酸化亜鉛、カラメル着色料、マイカ、フェロシアン化鉄アンモニウム、ジヒドロキシアセトン、グアイアズレン、パイロフィライト、ブロンズパウダー、銅パウダー、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ラクトフラビン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、カプサンシン/カプソルビン(capsorubin)、ベントナイト、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、カーボンブラック、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、有色シリカ、シリカ(球状シリカ、水和シリカ及びシリカビーズを含む)、CI10020、CI11680、CI15630、CI15865、CI16185、CI16255、CI16255、CI45430、CI69825、CI73000、CI73015、CI74160、CI75100、CI77002、CI77346、CI77480、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、エチレンアクリラートコポリマーパウダー、メタクリラートパウダー、ポリスチレンパウダー、シルクパウダー、結晶性セルロース、デンプン、オキシ塩化ビスマス、グアニン、カオリン、チョーク、珪藻土、微小海綿体、窒化ホウ素等が含まれる。さらに、これらの着色料の混合物及びレーキ類を使用してもよい。ここで有用な付加的な着色料、顔料及びパウダーは、米国特許第5505937号に記載されている。
B.皮膜形成剤
化粧システムは、さらに皮膜形成剤を含有していてもよい。組成物は、組成物の重量に対して、好ましくは0%〜20%、さらに好ましくは0.05%〜10%、より好ましくは0.1%〜5%の皮膜形成剤を含有している。
本キットの組成物に有用である、適切な皮膜形成剤の例には、以下のものが含まれる:
a)スルホポリエステル樹脂、例えばAQスルホポリエステル樹脂、例えばAQ29D、AQ35S、AQ38D、AQ38S、AQ48S、及びAQ55S(イーストマン・ケミカル社(Eastman Chemicals)から入手可能);
b)ポリビニルアセタート/ポリビニルアルコールのポリマー、例えばエア・プロダクツ(Air Products)から入手可能なビネックス(Vinex)樹脂、例えばビネックス2034、ビネックス2144及びビネックス2019;
c)「ダルマクリル(Dermacryl)」の商品名で、ナショナル・スターチ社(National Starch)から入手可能な水分散性アクリル樹脂を含むアクリル樹脂、例えばダルマクリルLT;
化粧システムは、さらに皮膜形成剤を含有していてもよい。組成物は、組成物の重量に対して、好ましくは0%〜20%、さらに好ましくは0.05%〜10%、より好ましくは0.1%〜5%の皮膜形成剤を含有している。
本キットの組成物に有用である、適切な皮膜形成剤の例には、以下のものが含まれる:
a)スルホポリエステル樹脂、例えばAQスルホポリエステル樹脂、例えばAQ29D、AQ35S、AQ38D、AQ38S、AQ48S、及びAQ55S(イーストマン・ケミカル社(Eastman Chemicals)から入手可能);
b)ポリビニルアセタート/ポリビニルアルコールのポリマー、例えばエア・プロダクツ(Air Products)から入手可能なビネックス(Vinex)樹脂、例えばビネックス2034、ビネックス2144及びビネックス2019;
c)「ダルマクリル(Dermacryl)」の商品名で、ナショナル・スターチ社(National Starch)から入手可能な水分散性アクリル樹脂を含むアクリル樹脂、例えばダルマクリルLT;
d)ポリビニルピロリドン(PVP)、特にルビスコール(Luviskol)K17、K30及びK90(BASF社から入手可能)、例えばPVPの水溶性コポリマー、特にPVP/VA S-630及びW-735、及びPVP/ジメチルアミノエチルメタクリラートコポリマー、例えばISP社から入手可能なコポリマー845及びコポリマー937、並びにE.S. Barabas、Encyclopedia of Polymer Science and Engineering, 第2版、Vol.17, pp.198-257に開示されている他のPVPポリマー。
e)高分子量のシリコーン類、例えばジメチコーン及び有機置換されたジメチコーン、特に約50000mPasを越える粘度を有するもの。
f)約50000mPasを越える粘度を有する、高分子量の炭化水素ポリマー;
e)高分子量のシリコーン類、例えばジメチコーン及び有機置換されたジメチコーン、特に約50000mPasを越える粘度を有するもの。
f)約50000mPasを越える粘度を有する、高分子量の炭化水素ポリマー;
g)VS-70(3M)、SA-70(3M)、KP-545(信越)を含むシリコーン-アクリラートのコポリマー。
h)オルガノシロキサン樹脂、流動ジオルガノポリシロキサンポリマー、及びシリコーンエステルロウを含む、オルガノシロキサン類;
i)アルゾ社(Alzo Corp)からのポリマーのポリダーム(Polyderm)シリーズを含むポリウレタン類;及び
j)アクリラート/アルキルメタクリラートのコポリマー、リパクリル(Lipacryl)(ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas))又はその乳化したもの、アリアンズ(Allianz)OPT(ISP)バージョンの水性分散液を含む、疎水性アクリラートコポリマー。
h)オルガノシロキサン樹脂、流動ジオルガノポリシロキサンポリマー、及びシリコーンエステルロウを含む、オルガノシロキサン類;
i)アルゾ社(Alzo Corp)からのポリマーのポリダーム(Polyderm)シリーズを含むポリウレタン類;及び
j)アクリラート/アルキルメタクリラートのコポリマー、リパクリル(Lipacryl)(ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas))又はその乳化したもの、アリアンズ(Allianz)OPT(ISP)バージョンの水性分散液を含む、疎水性アクリラートコポリマー。
これらのポリマー及びそれらを含有する化粧品用組成物の例は、PCT出願国際公開第96/33689号、国際公開第97/17058号;及び米国特許第5505937号に見出される。ここでの使用に適した付加的な皮膜形成ポリマーには、PCT出願国際公開第98/18431号に記載されている、水溶性の皮膜形成ポリマー、及び水性エマルションに水に不溶のポリマー物質が入ったものが含まれる。約50000mPasを越える粘度を有する、高分子量の炭化水素ポリマーの例には、ポリブテン、テレフタル酸ポリブテン、ポリデセン、ポリシクロペンタジエン、及び類似した直鎖状及び分枝状の高分子量炭化水素が含まれる。
適切な皮膜形成ポリマーには、関係RnSiO(4−n)/2を満足させるように、互いに所定の比率で、R3SiO1/2「M」単位、R2SiO「D」単位、RSiO3/2「T」単位、SiO2「Q」単位を組合せて含有するオルガノシロキサン樹脂が含まれ、ここでnは1.0〜1.50の値であり、Rはメチル基である。5%までといった少量のシラノール又はアルコキシ官能基が、プロセシングの結果として、樹脂構造体に存在していてもよいことを記しておく。オルガノシロキサン樹脂は、25℃で固形であり、約1000〜約10000グラム/モルの範囲の分子量を有していなければならない。樹脂は、有機溶媒、例えばトルエン、キシレン、イソパラフィン、及びシクロシロキサン、又は揮発性担体に溶解しており、樹脂が揮発性担体に不溶となる程に架橋してはいないことが示される。米国特許第5330747号に開示されているような、「MQ」樹脂としても知られている、一官能基又はR3SiO1/2「M」単位、及び四官能性又はSiO2「Q」単位の繰り返しを含有する樹脂が、特に好ましい。本発明において、「Q」官能単位に対する「M」の比率は、好ましくは約0.7であり、nの値は1.2である。オルガノシロキサン樹脂、例えばワッカー・シリコーン・コーポレーション(Wacker Silicones Corporation)から入手可能なワッカー803及び804、及びゼネラル・エレクトリック社のG.E.1170-002が、商業的に入手可能である。
他の適切なシリコーン皮膜形成剤には、ポリアルキルシルセスキオキサン類、例えばポリメチルシルセスキオキサン(ワッカー社のMK樹脂)、及びポリプロピルシルセスキオキサン(ダウ・コーニング社のDC670)が含まれる。
適用性又は耐移り性を高めるための他の物質には、トリメチル化シリカが含まれる。この種の適切なシリカ、及びそれらを含有する化粧品用組成物は、米国特許第5800816号に記載されている。
適用性又は耐移り性を高めるための他の物質には、トリメチル化シリカが含まれる。この種の適切なシリカ、及びそれらを含有する化粧品用組成物は、米国特許第5800816号に記載されている。
C.吸収剤
本発明の組成物は、一又は複数の吸収物質を含有していてもよい。これらの吸収剤は、通常、皮膚上に存在している種々の流動体、例えば汗、油及び/又は皮脂の取込の達成に有用である。適切な吸収剤には、限定されるものではないが、シリカ、シリカート類、ポリアクリラート類、架橋シリコーン類、架橋炭化水素、活性化炭素、デンプンベースの物質(例えば、コーンスターチ(局所的にデンプン)、タルク、コメデンプン、オーツ麦デンプン、タピオカデンプン、ジャガイモデンプン、豆デンプン、大豆デンプン、カブデンプン)、マイクロクリスタリンセルロース(例えばアビセル(Avicel)RTM)、アルミニウムデンプンオクテニルスクシナート(ドライ・フロ(Dry Flo)RTMピュア、ドライ・フロRTMXT、ドライ・フロRTMPC、及び/又はドライ・フロRTMAF(アルミニウムを含有しない等級)として、ナショナル・スターチ&ケミカル社から販売されている)、カオリン、ケイ酸カルシウム、非晶質シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、又は炭酸亜鉛、及びそれらの混合物が含まれる。本発明で有用なシリカート類及びカルボナート類のいくつかの特定の例は、Van Nostrand Reinhold's Encyclopedia of Chemistry. 第4版. 155頁, 169, 556, 及び849(1984)に詳しく説明されている。
本発明の組成物は、一又は複数の吸収物質を含有していてもよい。これらの吸収剤は、通常、皮膚上に存在している種々の流動体、例えば汗、油及び/又は皮脂の取込の達成に有用である。適切な吸収剤には、限定されるものではないが、シリカ、シリカート類、ポリアクリラート類、架橋シリコーン類、架橋炭化水素、活性化炭素、デンプンベースの物質(例えば、コーンスターチ(局所的にデンプン)、タルク、コメデンプン、オーツ麦デンプン、タピオカデンプン、ジャガイモデンプン、豆デンプン、大豆デンプン、カブデンプン)、マイクロクリスタリンセルロース(例えばアビセル(Avicel)RTM)、アルミニウムデンプンオクテニルスクシナート(ドライ・フロ(Dry Flo)RTMピュア、ドライ・フロRTMXT、ドライ・フロRTMPC、及び/又はドライ・フロRTMAF(アルミニウムを含有しない等級)として、ナショナル・スターチ&ケミカル社から販売されている)、カオリン、ケイ酸カルシウム、非晶質シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、又は炭酸亜鉛、及びそれらの混合物が含まれる。本発明で有用なシリカート類及びカルボナート類のいくつかの特定の例は、Van Nostrand Reinhold's Encyclopedia of Chemistry. 第4版. 155頁, 169, 556, 及び849(1984)に詳しく説明されている。
D.抗座瘡活性剤
本発明で有用な抗座瘡活性剤の例には、限定されるものではないが、角質溶解剤、例えばサリチル酸(o-ヒドロキシ安息香酸)、サリチル酸誘導体、例えば5-オクタノイルサリチル酸、及びレゾルシノール;レチノイド類、例えばレチノイン酸及びその誘導体(例えば、シス及びトランス);硫黄含有D及びLアミノ酸及びその誘導体及び塩、特にそれらのN-アセチル誘導体、好ましい例ではN-アセチル-L-システイン;リポ酸;抗生物質及び抗菌剤、例えば過酸化ベンゾイル、オクトピロックス、テトラサイクリン、2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4'-トリクロロバニリド、アゼライン酸及びその誘導体、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、酢酸エチル、クリンダマイシン及びメクロサイクリン;セボスタット(sebostats)、例えばフラボノイド類;胆汁塩、例えば硫酸スクリムノール(scrymnol sulfate)及びその誘導体、デオキシコーラート、及びコーラートが含まれる。
本発明で有用な抗座瘡活性剤の例には、限定されるものではないが、角質溶解剤、例えばサリチル酸(o-ヒドロキシ安息香酸)、サリチル酸誘導体、例えば5-オクタノイルサリチル酸、及びレゾルシノール;レチノイド類、例えばレチノイン酸及びその誘導体(例えば、シス及びトランス);硫黄含有D及びLアミノ酸及びその誘導体及び塩、特にそれらのN-アセチル誘導体、好ましい例ではN-アセチル-L-システイン;リポ酸;抗生物質及び抗菌剤、例えば過酸化ベンゾイル、オクトピロックス、テトラサイクリン、2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4'-トリクロロバニリド、アゼライン酸及びその誘導体、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、酢酸エチル、クリンダマイシン及びメクロサイクリン;セボスタット(sebostats)、例えばフラボノイド類;胆汁塩、例えば硫酸スクリムノール(scrymnol sulfate)及びその誘導体、デオキシコーラート、及びコーラートが含まれる。
E.制汗活性剤
また、制汗活性剤を本発明の組成物に含めてもよい。適切な制汗活性剤には、収斂金属塩、特にアルミニウム、ジルコニウム及び亜鉛の無機及び有機塩、並びにそれらの混合物が含まれる。アルミニウム含有及び/又はジルコニウム含有物質又は塩、例えばアルミニウムハライド、アルミニウムクロロヒドラート、アルミニウムヒドロキシハライド、ジルコニルオキシハライド、ジルコニルヒドロキシハライド、及びそれらの混合物が、特に好ましい。
また、制汗活性剤を本発明の組成物に含めてもよい。適切な制汗活性剤には、収斂金属塩、特にアルミニウム、ジルコニウム及び亜鉛の無機及び有機塩、並びにそれらの混合物が含まれる。アルミニウム含有及び/又はジルコニウム含有物質又は塩、例えばアルミニウムハライド、アルミニウムクロロヒドラート、アルミニウムヒドロキシハライド、ジルコニルオキシハライド、ジルコニルヒドロキシハライド、及びそれらの混合物が、特に好ましい。
F.抗シワ及び抗皮膚萎縮剤
本発明に有用な抗シワ及び抗皮膚萎縮剤の例には、限定されるものではないが、レチノイン酸及びその誘導体(例えば、シス及びトランス);レチノール;レチニルエステル;ナイアシンアミド及びその誘導体;硫黄含有D及びLアミノ酸及びその誘導体及び塩、特にN-アセチル誘導体、好ましい例ではN-アセチル-L-システイン;チオール類(例えば、エタンチオール);テルペンアルコール(例えば、ファルネソール);ヒドロキシ酸、フィチン酸、リポ酸;リゾホスファチジン酸、アルファ-ヒドロキシ酸(例えば、乳酸及びグリコール酸)、ベータ-ヒドロキシ酸(例えば、サリチル酸)、及び皮膚剥離剤(例えばフェノール等)が含まれる。
本発明に有用な抗シワ及び抗皮膚萎縮剤の例には、限定されるものではないが、レチノイン酸及びその誘導体(例えば、シス及びトランス);レチノール;レチニルエステル;ナイアシンアミド及びその誘導体;硫黄含有D及びLアミノ酸及びその誘導体及び塩、特にN-アセチル誘導体、好ましい例ではN-アセチル-L-システイン;チオール類(例えば、エタンチオール);テルペンアルコール(例えば、ファルネソール);ヒドロキシ酸、フィチン酸、リポ酸;リゾホスファチジン酸、アルファ-ヒドロキシ酸(例えば、乳酸及びグリコール酸)、ベータ-ヒドロキシ酸(例えば、サリチル酸)、及び皮膚剥離剤(例えばフェノール等)が含まれる。
G.人工的なサンタン剤及び促進剤
本発明の組成物に有用な人工的なサンタン活性剤及び促進剤の例には、限定されるものではないが、ジヒドロキシアセトン、チロシン、チロシンエステル、例えばチロシン酸エチル、ホスホ-DOPA、及びそれらの混合物が含まれる。
本発明の組成物に有用な人工的なサンタン活性剤及び促進剤の例には、限定されるものではないが、ジヒドロキシアセトン、チロシン、チロシンエステル、例えばチロシン酸エチル、ホスホ-DOPA、及びそれらの混合物が含まれる。
H.収斂剤
本発明の組成物は、収斂剤を含有していてもよい。収斂剤は皮膚の孔を縮小させるのに有用である。適切な収斂剤には、限定されるものではないが、丁子油、媒介薬事抽出物(fomes officinalis extract)、spiraea ulmaria抽出物、メタノール、ショウノウ、ユーカリ油、ユージノール、乳酸メンチル、マンサク蒸留物、アルミニウム塩、タンニン、エタノール、及びそれらの組合せが含まれる。
本発明の組成物は、収斂剤を含有していてもよい。収斂剤は皮膚の孔を縮小させるのに有用である。適切な収斂剤には、限定されるものではないが、丁子油、媒介薬事抽出物(fomes officinalis extract)、spiraea ulmaria抽出物、メタノール、ショウノウ、ユーカリ油、ユージノール、乳酸メンチル、マンサク蒸留物、アルミニウム塩、タンニン、エタノール、及びそれらの組合せが含まれる。
I.親水性コンディショニング剤
また本発明は、一又は複数の親水性コンディショニング剤をさらに含有可能である。親水性コンディショニング剤の非限定的例には、多価アルコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、尿素、カルボン酸ピロリドン、エトキシル化及び/又はプロポキシル化C3-C6ジオール類及びトリオール類、アルファ-ヒドロキシC2-C6カルボン酸、エトキシル化及び/又はプロポキシル化糖類、ポリアクリル酸コポリマー、約12の炭素原子を有する糖類、約12の炭素原子を有する糖アルコール、及びそれらの混合物からなる群から選択されるものが含まれる。有用な親水性コンディショニング剤の特定の例には、尿素;グアニジン;グリコール酸及びグリコール酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);乳酸及び乳酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);スクロース、フルクトース、グルコース、エルスロース(eruthrose)、エリトリトール、ソルビトール、マンニトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等;ポリエチレングリコール、例えばPEG-2、PEG-3、PEG-30、PEG-50、ポリプロピレングリコール、例えばPPG-9、PPG-12、PPG-15、PPG-17、PPG-20、PPG-26、PPG-30、PPG-34;アルコキシル化グルコース;ヒアルロン酸;カチオン性皮膚用コンディショニングポリマー(例えば第4級アンモニウムポリマー、特にポリクアテルニウムポリマー);及びそれらの混合物等の物質が含まれる。特にグリセロールは、本発明で好ましい親水性コンディショニング剤である。さらに、種々の形態のアロエベラ(例えば、アロエベラゲル)、キトサン及びキトサン誘導体(例えば、乳酸キトサン、ラクタミドモノエタノールアミン);アセトアミドモノエタノールアミン;及びそれらの混合物等の物質も有用である。またさらに、米国特許第4976953号に記載されている、プロポキシル化グリセロールような、プロポキシル化グリセロールも有用である。
また本発明は、一又は複数の親水性コンディショニング剤をさらに含有可能である。親水性コンディショニング剤の非限定的例には、多価アルコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、尿素、カルボン酸ピロリドン、エトキシル化及び/又はプロポキシル化C3-C6ジオール類及びトリオール類、アルファ-ヒドロキシC2-C6カルボン酸、エトキシル化及び/又はプロポキシル化糖類、ポリアクリル酸コポリマー、約12の炭素原子を有する糖類、約12の炭素原子を有する糖アルコール、及びそれらの混合物からなる群から選択されるものが含まれる。有用な親水性コンディショニング剤の特定の例には、尿素;グアニジン;グリコール酸及びグリコール酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);乳酸及び乳酸塩(例えば、アンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム);スクロース、フルクトース、グルコース、エルスロース(eruthrose)、エリトリトール、ソルビトール、マンニトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等;ポリエチレングリコール、例えばPEG-2、PEG-3、PEG-30、PEG-50、ポリプロピレングリコール、例えばPPG-9、PPG-12、PPG-15、PPG-17、PPG-20、PPG-26、PPG-30、PPG-34;アルコキシル化グルコース;ヒアルロン酸;カチオン性皮膚用コンディショニングポリマー(例えば第4級アンモニウムポリマー、特にポリクアテルニウムポリマー);及びそれらの混合物等の物質が含まれる。特にグリセロールは、本発明で好ましい親水性コンディショニング剤である。さらに、種々の形態のアロエベラ(例えば、アロエベラゲル)、キトサン及びキトサン誘導体(例えば、乳酸キトサン、ラクタミドモノエタノールアミン);アセトアミドモノエタノールアミン;及びそれらの混合物等の物質も有用である。またさらに、米国特許第4976953号に記載されている、プロポキシル化グリセロールような、プロポキシル化グリセロールも有用である。
J.疎水性コンディショニング剤
組成物は、一又は複数の疎水性コンディショニング剤をさらに含有していてもよい。好ましい疎水性コンディショニング剤は、鉱物性油、ワセリン、レシチン、水素化レシチン、ラノリン、ラノリン誘導体、C7-C40の分枝状鎖炭化水素、C1-C30カルボン酸のC1-C30アルコールエステル、C2-C30ジカルボン酸のC1-C30アルコールエステル、C1-C30カルボン酸のモノグリセリド、C1-C30カルボン酸のジグリセリド、C1-C30カルボン酸のトリグリセリド、C1-C30カルボン酸のエチレングリコールモノエステル、C1-C30カルボン酸のエチレングリコールジエステル、C1-C30カルボン酸のプロピレングリコールモノエステル、C1-C30カルボン酸のプロピレングリコールジエステル、C1-C30カルボン酸モノエステルと糖類のポリエステル、ポリジアルキルシロキサン類、ポリジアリールシロキサン類、ポリアルキルアリールシロキサン類、3〜9の炭素原子を有するシクロメチコーン類、植物性油、水素化植物性油、ポリプロピレングリコールC4-C20アルキルエーテル、ジC8-C30アルキルエーテル、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
組成物は、一又は複数の疎水性コンディショニング剤をさらに含有していてもよい。好ましい疎水性コンディショニング剤は、鉱物性油、ワセリン、レシチン、水素化レシチン、ラノリン、ラノリン誘導体、C7-C40の分枝状鎖炭化水素、C1-C30カルボン酸のC1-C30アルコールエステル、C2-C30ジカルボン酸のC1-C30アルコールエステル、C1-C30カルボン酸のモノグリセリド、C1-C30カルボン酸のジグリセリド、C1-C30カルボン酸のトリグリセリド、C1-C30カルボン酸のエチレングリコールモノエステル、C1-C30カルボン酸のエチレングリコールジエステル、C1-C30カルボン酸のプロピレングリコールモノエステル、C1-C30カルボン酸のプロピレングリコールジエステル、C1-C30カルボン酸モノエステルと糖類のポリエステル、ポリジアルキルシロキサン類、ポリジアリールシロキサン類、ポリアルキルアリールシロキサン類、3〜9の炭素原子を有するシクロメチコーン類、植物性油、水素化植物性油、ポリプロピレングリコールC4-C20アルキルエーテル、ジC8-C30アルキルエーテル、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
K.散光剤
本発明の組成物は、散光剤を含有していてよい。散光剤は、孔及びコジワ等、きめの外観を最小にすることにより、皮膚の外観を改善するのに有用である。本システムの組成物に含有される適切な散光剤には、限定されるものではないが、シリカ、ナイロン、ポリエチレン、ポリメチルメタクリラート、ポリスチレン、メチルシロキサンコポリマー、ポリテトラフルオロエチレンコポリマー、窒化ホウ素、シリコーン樹脂パウダー、シリコーンゴムパウダー、アクリル酸エチレンコポリマー、マイカ、二酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、及びそれらの組合せ物が含まれる。
本発明の組成物は、散光剤を含有していてよい。散光剤は、孔及びコジワ等、きめの外観を最小にすることにより、皮膚の外観を改善するのに有用である。本システムの組成物に含有される適切な散光剤には、限定されるものではないが、シリカ、ナイロン、ポリエチレン、ポリメチルメタクリラート、ポリスチレン、メチルシロキサンコポリマー、ポリテトラフルオロエチレンコポリマー、窒化ホウ素、シリコーン樹脂パウダー、シリコーンゴムパウダー、アクリル酸エチレンコポリマー、マイカ、二酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、及びそれらの組合せ物が含まれる。
L.脂溶性ポリマーゲル化剤
本発明の組成物は、脂溶性で、組成物に含有せしめられた疎水性物質(例えば油)と共にゲルを形成する、一又は複数のポリマー物質を含有していてもよい。このようなポリマーは、これらの物質を、改善された安定性及び剪断抵抗を有する柔らかいゲルに構造化させるのに有用である。
特に、<160℃の軟化点を有し、少なくとも部分的に架橋した脂溶性ポリマー物質が適切である。適切な物質は、PE(ポリエチレン類)、PVA(ポリビニルアルコール)及び誘導体、PVP(ポリビニルピロリドン類)及び誘導体、PVP/アルケンコポリマー、PVP/VAコポリマー、PVM/MA(メチルビニルエーテル/無水マレイン酸)コポリマー及びそれらのエステル及びエーテル、特にポリ(アルキルビニルエーテル-コ-無水マレイン酸)コポリマー、エチレン/VAコポリマー、アクリラート/メタクリラートアルキルのコポリマー、スチレン/イソプレン、スチレン/エチレン/ブチレン、スチレン/エチレン/プロピレン、スチレン/エチレン/ブチレン/スチレン、スチレン/ブタジエンのコポリマー、ベノトナイト(benotnite)クレー、ヘクトライトクレー、オルガニックスロウ(organix waxes)及びシリコーンロウの化学グループに由来する。適切な物質は、例えばデュポン(エルバックス(ELVAX)RTM型)、BASF(ルビスコールRTM型)、シェル社(Shell)(クラトン(KRATON)RTMポリマー)、ISP(PVP、ガントレズ(GANTREZ)RTM、ガネックス(GANEX)RTM、及びアリアンズ(ALLIANZ)OPTRTM型)、及びローム・アンド・ハース社(リパクリル(LIPACRYL)RTM)から入手可能である。
本発明の組成物は、脂溶性で、組成物に含有せしめられた疎水性物質(例えば油)と共にゲルを形成する、一又は複数のポリマー物質を含有していてもよい。このようなポリマーは、これらの物質を、改善された安定性及び剪断抵抗を有する柔らかいゲルに構造化させるのに有用である。
特に、<160℃の軟化点を有し、少なくとも部分的に架橋した脂溶性ポリマー物質が適切である。適切な物質は、PE(ポリエチレン類)、PVA(ポリビニルアルコール)及び誘導体、PVP(ポリビニルピロリドン類)及び誘導体、PVP/アルケンコポリマー、PVP/VAコポリマー、PVM/MA(メチルビニルエーテル/無水マレイン酸)コポリマー及びそれらのエステル及びエーテル、特にポリ(アルキルビニルエーテル-コ-無水マレイン酸)コポリマー、エチレン/VAコポリマー、アクリラート/メタクリラートアルキルのコポリマー、スチレン/イソプレン、スチレン/エチレン/ブチレン、スチレン/エチレン/プロピレン、スチレン/エチレン/ブチレン/スチレン、スチレン/ブタジエンのコポリマー、ベノトナイト(benotnite)クレー、ヘクトライトクレー、オルガニックスロウ(organix waxes)及びシリコーンロウの化学グループに由来する。適切な物質は、例えばデュポン(エルバックス(ELVAX)RTM型)、BASF(ルビスコールRTM型)、シェル社(Shell)(クラトン(KRATON)RTMポリマー)、ISP(PVP、ガントレズ(GANTREZ)RTM、ガネックス(GANEX)RTM、及びアリアンズ(ALLIANZ)OPTRTM型)、及びローム・アンド・ハース社(リパクリル(LIPACRYL)RTM)から入手可能である。
M.親水性ゲル化剤
本発明の組成物は、親水性ゲル化剤を含有していてもよい。ゲル化剤は、(1%の水溶液、20℃、ブルックフィールド(Brookfeild)RVTで)少なくとも約4000mPas、好ましくは少なくとも約10000mPas、さらに好ましくは少なくとも50000mPasの粘度を有している。
本発明の組成物は、親水性ゲル化剤を含有していてもよい。ゲル化剤は、(1%の水溶液、20℃、ブルックフィールド(Brookfeild)RVTで)少なくとも約4000mPas、好ましくは少なくとも約10000mPas、さらに好ましくは少なくとも50000mPasの粘度を有している。
適切な親水性ゲル化剤は、一般的には、水溶性又はコロイド状の水溶性ポリマーとして記載することができ、セルロースエーテル(例えば、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、ベントナイトクレー、ヘクトライトクレー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリクアテルニウム-10、グアールガム、ヒドロキシプロピルグアールガム、及びキサンタンガムが含まれる。
適切な親水性ゲル化剤としては、アクリル酸/アクリル酸エチルのコポリマー、及びカルポポール(Carbopol)樹脂の商品名で、B.F.グッドリッチ社(Goodrich)から販売されているカルボキシビニルポリマーを挙げることができる。これらの樹脂は、本質的には、ポリアリルスクロース又はポリアリルペンタエリトリトール等の、約0.75%〜約2.00%の架橋剤で架橋したアクリル酸の、コロイド状の水溶性ポリアルケニルポリエーテル架橋ポリマーからなる。具体例には、カルボポール934、カルボポール940、カルボポール950、カルボポール980、カルボポール951及びカルボポール981が含まれる。カルボポール934は、各スクロース分子に平均で約5.8のアリル基を有するスクロースのポリアリルエーテル約1%で架橋したアクリル酸の水溶性ポリマーである。ここでの使用に適しているのは、カルボポール1382、カルボポール1342及びペムレン(Pemulen)TR-1(CTFA命名:アクリラート/10-30アクリル酸アルキルの架橋ポリマー)の商品名で入手可能な、両親媒性特性を有するアクリル酸の疎水変性された架橋ポリマーである。ポリアルケニルポリエーテル架橋アクリル酸ポリマーと疎水変性された架橋アクリル酸ポリマーの組合せ物も、ここでの使用に適している。ここでの使用に適した他の適切なゲル化剤はオレオゲル、例えばトリヒドロキシステアリン及びヒドロキシステアリン酸アルミニウムマグネシウムである。ここでゲル化剤は、通常の温度及び高温の双方において、優れた安定性を提供するために、特に価値がある。
適切な親水性ゲル化剤としては、アクリル酸/アクリル酸エチルのコポリマー、及びカルポポール(Carbopol)樹脂の商品名で、B.F.グッドリッチ社(Goodrich)から販売されているカルボキシビニルポリマーを挙げることができる。これらの樹脂は、本質的には、ポリアリルスクロース又はポリアリルペンタエリトリトール等の、約0.75%〜約2.00%の架橋剤で架橋したアクリル酸の、コロイド状の水溶性ポリアルケニルポリエーテル架橋ポリマーからなる。具体例には、カルボポール934、カルボポール940、カルボポール950、カルボポール980、カルボポール951及びカルボポール981が含まれる。カルボポール934は、各スクロース分子に平均で約5.8のアリル基を有するスクロースのポリアリルエーテル約1%で架橋したアクリル酸の水溶性ポリマーである。ここでの使用に適しているのは、カルボポール1382、カルボポール1342及びペムレン(Pemulen)TR-1(CTFA命名:アクリラート/10-30アクリル酸アルキルの架橋ポリマー)の商品名で入手可能な、両親媒性特性を有するアクリル酸の疎水変性された架橋ポリマーである。ポリアルケニルポリエーテル架橋アクリル酸ポリマーと疎水変性された架橋アクリル酸ポリマーの組合せ物も、ここでの使用に適している。ここでの使用に適した他の適切なゲル化剤はオレオゲル、例えばトリヒドロキシステアリン及びヒドロキシステアリン酸アルミニウムマグネシウムである。ここでゲル化剤は、通常の温度及び高温の双方において、優れた安定性を提供するために、特に価値がある。
ここで、親水性ゲル化剤を含有する酸性基の中和への使用に適した中和剤には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンが含まれる。
N.架橋シリコーンポリマー
本発明の組成物は、本来は直鎖状ではないポリマーを含有していてよい。上述した組成物に含まれる適切なポリマーには、限定されるものではないが、架橋オルガノポリシロキサンポリマーゲルの網状構造のポリシロキサン類が含まれる。例えば、特に適切な架橋オルガノポリシロキサンポリマーゲルの網状構造は、酸性触媒の存在下、エポキシ官能性オルガノシロキサンを重合することにより形成される。オルガノポリシロキサンポリマーは、非乳化ポリマーゲルの網状構造、乳化ポリマーゲルの網状構造、及びそれらの組合せから選択される、架橋したオルガノポリシロキサンポリマーゲルの網状構造をしている。このような特定の実施例は、米国特許第6531540B1号、米国特許第6538061B2号、米国特許第6444745B1号、米国特許第6346583B1号、米国特許第5654362号、米国特許第5811487号、米国特許第5880210号、米国特許第5889108号、米国特許第5929164号、米国特許第5948855号、米国特許第5969035号、米国特許第5977280号、米国特許第6080394号、米国特許第6168782号、米国特許第6177071号、米国特許第6200581号、米国特許第6207717号、米国特許第6221927号、米国特許第6221979号、米国特許第6238657号、及び米国特許第4987169号に記載されている。
本発明の組成物は、本来は直鎖状ではないポリマーを含有していてよい。上述した組成物に含まれる適切なポリマーには、限定されるものではないが、架橋オルガノポリシロキサンポリマーゲルの網状構造のポリシロキサン類が含まれる。例えば、特に適切な架橋オルガノポリシロキサンポリマーゲルの網状構造は、酸性触媒の存在下、エポキシ官能性オルガノシロキサンを重合することにより形成される。オルガノポリシロキサンポリマーは、非乳化ポリマーゲルの網状構造、乳化ポリマーゲルの網状構造、及びそれらの組合せから選択される、架橋したオルガノポリシロキサンポリマーゲルの網状構造をしている。このような特定の実施例は、米国特許第6531540B1号、米国特許第6538061B2号、米国特許第6444745B1号、米国特許第6346583B1号、米国特許第5654362号、米国特許第5811487号、米国特許第5880210号、米国特許第5889108号、米国特許第5929164号、米国特許第5948855号、米国特許第5969035号、米国特許第5977280号、米国特許第6080394号、米国特許第6168782号、米国特許第6177071号、米国特許第6200581号、米国特許第6207717号、米国特許第6221927号、米国特許第6221979号、米国特許第6238657号、及び米国特許第4987169号に記載されている。
適切なオルガノシロキサンポリマー網状構造パウダーには、ビニルジメチコーン/メチコーンシルセスキオキサンの架橋ポリマー、特に信越のKSP-100、KSP-101、KSP-102、KSP-103、KSP-104、KSP-105、フルオロアルキル基を有するハイブリッドシリコーンパウダー、特に信越のKSP-200、及びフェニル基を有するハイブリッドシリコーンパウダー、例えば信越のKSP-300;及びダウ・コーニングDC9506が含まれる。
好ましいオルガノポリシロキサン組成物は、ジメチコーン/ビニルジメチコーンの架橋ポリマーである。このようなジメチコーン/ビニルジメチコーン架橋ポリマーは、ダウ・コーニング社(DC9040及びDC9041)、ゼネラル・エレクトリック社(ベルベシル(Velvesil)125)、ゼネラル・エレクトリック社(SFE839)、信越(KSG-15、16、18[ジメチコーン/フェニルビニルジメチコーンの架橋ポリマー]及びKSG-21[ジメチコーンコポリオールの架橋ポリマー])、グラントインダストリー社(Grant Industries)(グランシル(Gransil)TMラインの物質)、信越から供給されているラウリルジメチコーン/ビニルジメチコーンの架橋ポリマー(例えば、KSG-41、KSG-42、KSG-43及びKSG-44)、信越から供給されているラウリルジメチコーン/ジメチコーンコポリオールの架橋ポリマー(例えば、KSG-31、KSG-32、KSG-33及びKSG-34)、及びワッカー社(ベルシル(Belsil)RG-100)を含む、様々な供給者から供給される。本発明での使用に適した信越の付加的なポリマーには、KSG-210、-310、-320、-330及び-340が含まれる。本発明において有用な架橋したオルガノポリシロキサンポリマーゲルの網状構造、及びそれらの作製方法は、米国特許第4970252号;米国特許第5760116号;米国特許第5654362号;及び日本国特許出願第61-18708号にさらに記載されている。
O.サンスクリーン活性剤
この発明の化粧品用組成物は、有害な紫外線を実質的に吸収するサンスクリーン剤をさらに含有していてよい。化学吸収剤は、それらが保護する光線の種類に応じて、UV-A又はUV-B吸収剤として分類されることはよく知られている。UV-A吸収剤は、一般的に320〜400nmの領域の紫外線スペクトルを吸収する。UV-A吸収剤には、アントラニラート類、ベンゾフェノン類、及びジベンゾイルメタン類が含まれる。UV-B吸収剤は、一般的に280〜320nmの領域の紫外線スペクトルを吸収する。UV-B吸収剤には、p-アミノ安息香酸誘導体、ショウノウ誘導体、シンナマート類、及びサリチラート類が含まれる。
この発明の化粧品用組成物は、有害な紫外線を実質的に吸収するサンスクリーン剤をさらに含有していてよい。化学吸収剤は、それらが保護する光線の種類に応じて、UV-A又はUV-B吸収剤として分類されることはよく知られている。UV-A吸収剤は、一般的に320〜400nmの領域の紫外線スペクトルを吸収する。UV-A吸収剤には、アントラニラート類、ベンゾフェノン類、及びジベンゾイルメタン類が含まれる。UV-B吸収剤は、一般的に280〜320nmの領域の紫外線スペクトルを吸収する。UV-B吸収剤には、p-アミノ安息香酸誘導体、ショウノウ誘導体、シンナマート類、及びサリチラート類が含まれる。
化学吸収剤を一般的にUV-A又はUV-B吸収剤として分類することは、当該産業において容認されている。しかしながら、より厳密な分類はサンスクリーン剤の化学的特性に基づいてなされる。サンスクリーン剤の化学的特性は主として8つに分類され、これは「Sunscreens-Development, Evaluation and Regulatory Aspects」, N. Shaathら, 第2版, 269-273頁, Marcel Dekker, Inc.(1997)の全編において検討されている。
本発明で有用なサンスクリーン剤は、典型的には化学吸収剤が含まれるが、物理的ブロッカーを含んでいてもよい。本発明の組成物に処方され得る例示的なサンスクリーン剤は、化学吸収剤、例えばp-アミノ安息香酸誘導体、アントラニラート類、ベンゾフェノン類、ショウノウ誘導体、ケイ皮酸誘導体、ジベンゾイルメタン類(例えば、パルソール(Parsol)(登録商標)1789としても知られているアヴォベンゾン)、ジフェニルアクリラート誘導体、サリチル酸誘導体、トリアジン誘導体、ベンゾイミダゾール化合物、ビス-ベンゾアゾリル誘導体、メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)化合物、サンスクリーンポリマー及びシリコーン類、又はそれらの混合物である。これらは、その全内容が参照としてここに導入される米国特許第2463264号、同4367390号、同5166355号及び同5237071号、及び欧州特許第863145号、欧州特許第517104号、欧州特許第570838号、欧州特許第796851号、欧州特許第775698号、欧州特許第878469号、欧州特許第933376号、欧州特許第893119号、欧州特許第669323号、英国特許第2303549号、独国特許第1972184号及び国際公開第93/04665号に記載されている。また、この発明の組成物に処方され得る例示的なサンスクリーン剤は物理的ブロッカー、例えば酸化セリウム、酸化クロム、酸化コバルト、酸化鉄、赤ペトロラタム、シリコーン処理された二酸化チタン、二酸化チタン、酸化亜鉛、及び/又は酸化ジルコニウム、又はそれらの混合物である。
多様なサンスクリーン剤は、その全内容が出典明示によりここに援用される米国特許第5087445号;同第5073372号;及びCosmetics and Science and Technology(1957)のチャプターVII, Segarinら, 189頁以下に記載されている。
適切なサンスクリーン剤の例には、限定されるものではないが:アミノ安息香酸、アミルジメチルPABA、シノキサート、ジエタノールアミン-p-メトキシシンナマート、トリオレイン酸ジガロイル、ジオキシベンゾン、2-エトキシエチル-p-メトキシシンナマート、4-ビス(ヒドロキシプロピル)アミノ安息香酸エチル、2-エチルヘキシル-2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリラート、エチルヘキシル-p-メトキシシンナマート、2-エチルヘキシルサリチラート、アミノ安息香酸グリセリル、ホモメンチルサリチラート、ホモサラート、3-イミダゾール-4-イルアクリル酸及びエチルエーテル、アントラニル酸メンチル、オクチルジメチルPABA、2-フェニルベンゾイミダゾール-5-スルホン酸及びその塩、赤ペトロラタム、スルイソベンゾン、二酸化チタン、トリエタノールアミンサリチラート、N,N,N-トリメチル-4-(2-オキソボルン-3-イリデンメチル)アニリニウムメチルスルファート、及びそれらの混合物が含まれる。
UV-A及び/又はUV-B領域に活性のあるサンスクリーン剤には、限定されるものではないが:
p-アミノ安息香酸、
オキシエチレン(25mol)p-アミノベンゾアート、
2-エチルヘキシル-p-ジメチルアミノベンゾアート、
N-オキシプロピレン-p-アミノ安息香酸エチル、
p-アミノ安息香酸グリセロール、
サリチル酸4-イソプロピルベンジル、
4-メトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、
ジイソプロピルケイ皮酸メチル、
4-メトキシケイ皮酸イソアミル、
4-メトキシケイ皮酸ジエタノールアミン、
3-(4'-トリメチルアンモニウム)-ベンジリデン-ボルナン-2-オンメチルスルファート、
2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、
2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホナート、
2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、
2,2',4,4'-テトラヒドロキシベンゾフェノン、
2,2'-ジヒドロキシ-4,4'-ジメトキシベンゾフェノン、
2-ヒドロキシ-4-n-オクトキシベンゾフェノン、
2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4'-メトキシベンゾフェノン、
-(2-オキソボルン-3-イリデン)-トリル-4-スルホン酸とその可溶塩、
3-(4'-スルホ)ベンジリデン-ボルナン-2-オンとその可溶塩、
3-(4'-メチルベンジリデン)-d,l-ショウノウ、
3-ベンジリデン-d,l-ショウノウ、
ベンゼン-1,4-ジ(3-メチリデン-10-ショウノウスルホン)酸とその塩(米国特許第4585597号に記載された製品メギゾリル(Mexoryl)SX)、
ウロカニン酸、
2,4,6-トリス[p-(2'-エチルヘキシル-1'-オキシカルボニル)-アニリノ]-1,3,5-トリアジン、
2-[(p-tertイオブチルアミド)アニリノ]-4,6-ビス[(p-(2'-エチルヘキシル-1'-オキシカルボニル)アニリノ]-1,3,5-トリアジン、
2,4-ビス{[4-(2-エチル-ヘキシルオキシ)]-2-ヒドロキシ]-フェニル}-6-(4-メトキシ-フェニル)-1,3,5-トリアジン(チバ社(Ciba)から販売されている「チノソーブ(TINOSORB)S」)、
N-(2及び4)-[(2-オキソボルン-3-イリデン)メチル]ベンジル]-アクリルアミドのポリマー、
1,4-ビスベンズイミダゾリル-フェニレン-3,3',5,5'-テトラスルホン酸とその塩、
ベンザルマロナート置換されたポリオルガノシロキサン類、
ベンゾトリアゾール置換されたポリオルガノシロキサン類(ドロメトリゾール-トリシロキサン)、
チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社(Ciba Specialty Chemicals Corp)(タリタウン、ニューヨーク州)からチノソーブ(TINOSORB)Mの商品名で市販されているマイクロ化された分散液形態のものとして、もしくはフェアマウント・ケミカル社(Fairmount Chemical)からミキシム(MIXXIM)BB/100の商品名で市販されている分散した2,2'-メチレン-ビス-[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール]、
フェアマウント・ケミカルからミキシムBB/200の商品名で市販されている、溶解した2,2'-メチレン-ビス-[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(メチル)フェノール]、
が含まれる。
p-アミノ安息香酸、
オキシエチレン(25mol)p-アミノベンゾアート、
2-エチルヘキシル-p-ジメチルアミノベンゾアート、
N-オキシプロピレン-p-アミノ安息香酸エチル、
p-アミノ安息香酸グリセロール、
サリチル酸4-イソプロピルベンジル、
4-メトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、
ジイソプロピルケイ皮酸メチル、
4-メトキシケイ皮酸イソアミル、
4-メトキシケイ皮酸ジエタノールアミン、
3-(4'-トリメチルアンモニウム)-ベンジリデン-ボルナン-2-オンメチルスルファート、
2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、
2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホナート、
2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、
2,2',4,4'-テトラヒドロキシベンゾフェノン、
2,2'-ジヒドロキシ-4,4'-ジメトキシベンゾフェノン、
2-ヒドロキシ-4-n-オクトキシベンゾフェノン、
2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4'-メトキシベンゾフェノン、
-(2-オキソボルン-3-イリデン)-トリル-4-スルホン酸とその可溶塩、
3-(4'-スルホ)ベンジリデン-ボルナン-2-オンとその可溶塩、
3-(4'-メチルベンジリデン)-d,l-ショウノウ、
3-ベンジリデン-d,l-ショウノウ、
ベンゼン-1,4-ジ(3-メチリデン-10-ショウノウスルホン)酸とその塩(米国特許第4585597号に記載された製品メギゾリル(Mexoryl)SX)、
ウロカニン酸、
2,4,6-トリス[p-(2'-エチルヘキシル-1'-オキシカルボニル)-アニリノ]-1,3,5-トリアジン、
2-[(p-tertイオブチルアミド)アニリノ]-4,6-ビス[(p-(2'-エチルヘキシル-1'-オキシカルボニル)アニリノ]-1,3,5-トリアジン、
2,4-ビス{[4-(2-エチル-ヘキシルオキシ)]-2-ヒドロキシ]-フェニル}-6-(4-メトキシ-フェニル)-1,3,5-トリアジン(チバ社(Ciba)から販売されている「チノソーブ(TINOSORB)S」)、
N-(2及び4)-[(2-オキソボルン-3-イリデン)メチル]ベンジル]-アクリルアミドのポリマー、
1,4-ビスベンズイミダゾリル-フェニレン-3,3',5,5'-テトラスルホン酸とその塩、
ベンザルマロナート置換されたポリオルガノシロキサン類、
ベンゾトリアゾール置換されたポリオルガノシロキサン類(ドロメトリゾール-トリシロキサン)、
チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社(Ciba Specialty Chemicals Corp)(タリタウン、ニューヨーク州)からチノソーブ(TINOSORB)Mの商品名で市販されているマイクロ化された分散液形態のものとして、もしくはフェアマウント・ケミカル社(Fairmount Chemical)からミキシム(MIXXIM)BB/100の商品名で市販されている分散した2,2'-メチレン-ビス-[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール]、
フェアマウント・ケミカルからミキシムBB/200の商品名で市販されている、溶解した2,2'-メチレン-ビス-[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(メチル)フェノール]、
が含まれる。
典型的には、一又は複数のこれらのサンスクリーン剤の組合せが使用される。
アヴォベンゾン以外のジベンゾイルメタン誘導体は、例えば仏国特許第2326405号、仏国特許第2440933号及び欧州特許第114607号に記載されている。
アヴォベンゾン以外の他のジベンゾイルメタンサンスクリーン剤には(単独であっても、又は任意の組合せであっても):
2-メチルジベンゾイルメタン
4-メチルジベンゾイルメタン
4-イソプロピルジベンゾイルメタン
4-tert-ブチルジベンゾイルメタン
2,4-ジメチルジベンゾイルメタン
2,5-ジメチルジベンゾイルメタン
4,4'-ジイソプロピルジベンゾイルメタン
4,4'-ジメトキシジベンゾイルメタン
2-メチル-5-イソプロピル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
2-メチル-5-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
2,4-ジメチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
2,6-ジメチル-4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
が含まれる。
2-メチルジベンゾイルメタン
4-メチルジベンゾイルメタン
4-イソプロピルジベンゾイルメタン
4-tert-ブチルジベンゾイルメタン
2,4-ジメチルジベンゾイルメタン
2,5-ジメチルジベンゾイルメタン
4,4'-ジイソプロピルジベンゾイルメタン
4,4'-ジメトキシジベンゾイルメタン
2-メチル-5-イソプロピル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
2-メチル-5-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
2,4-ジメチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
2,6-ジメチル-4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
が含まれる。
使用可能な付加的なサンスクリーン剤は、International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbookの2954-2955頁(第9版、2002)に記載されている。使用可能なサンスクリーン剤の厳密な量は、選択されるサンスクリーン剤、及び達成が所望される日光保護ファクター(SPF)に応じて変化する。SPFは、紅斑に対するサンスクリーン剤の光保護性を測定して使用される。
P.付加的な任意の成分
本発明の組成物は、落屑剤、皮膚用ライトニング剤、皮膚用鎮痛剤、及び皮膚の治癒用活性剤、ビタミン化合物及び前駆体、キレート剤、酵素、フラビノイド類(米国特許第5686082号及び同5686367号に広く開示されている)、及びステロール化合物に分類される成分を、さらに含有していてもよい。
本発明の組成物は、落屑剤、皮膚用ライトニング剤、皮膚用鎮痛剤、及び皮膚の治癒用活性剤、ビタミン化合物及び前駆体、キレート剤、酵素、フラビノイド類(米国特許第5686082号及び同5686367号に広く開示されている)、及びステロール化合物に分類される成分を、さらに含有していてもよい。
Q.乳化剤及び両親媒性分子
本発明の化粧システムは、乳化剤、両親媒性分子、又はそれらの混合物をさらに含有していてもよい。好ましい実施態様では、組成物は、個々の組成物の重量に基づき、0.05%〜10%、好ましくは0.1%〜7.5%、さらに好ましくは0.5%〜5%の乳化剤又は両親媒性分子を含有する。
本発明の化粧システムは、乳化剤、両親媒性分子、又はそれらの混合物をさらに含有していてもよい。好ましい実施態様では、組成物は、個々の組成物の重量に基づき、0.05%〜10%、好ましくは0.1%〜7.5%、さらに好ましくは0.5%〜5%の乳化剤又は両親媒性分子を含有する。
適切な乳化剤には、先の特許及び他の参考文献に開示されている、多種多様な非イオン性、カチオン性、アニオン性及び双性イオン性乳化剤の任意のものを含有可能である。Allured Publishing Corporationから出版されているMcCutcheon's Detergents and Emulsifiers, North American Edition(1986);米国特許第5011681号;米国特許第4421769号;及び米国特許第3755560号を参照。
適切な乳化剤の種類には、グリセリンのエステル、プロピレングリコールのエステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコールの脂肪酸エステル、ソルビトールのエステル、無水ソルビタンのエステル、カルボン酸コポリマー、グルコースのエステル及びエーテル、エトキシル化エーテル、エトキシル化アルコール、リン酸アルキル、ポリオキシエチレン脂肪エーテルホスファート、脂肪酸アミド、アシルラクチラート、石鹸、及びそれらの混合物が含まれる。ここでの使用に適したシリコーンを含有しない乳化剤の非限定的例には、ポリエチレングリコール20ソルビタンモノラウラート(ポリソルバート(Polysorbate)20)、ポリエチレングリコール5大豆ステロール、ステアレス(Steareth)-20、セテアレス(Ceteareth)-20、PPG-2メチルグルコースエーテルジステアラート、セテス(Ceteth)-10、ポリソルバート80、リン酸セチル、リン酸セチルカリウム、ジエタノールアミンセチルスルファート、ポリソルバート60、ステアリン酸グリセリル、PEG-100ステアラート、ポリオキシエチレン20ソルビタントリオレアート(ポリソルバート85)、モノラウリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン-4ラウリルエーテルステアリン酸ナトリウム、ポリグリセリル-4イソステアラート、ラウリン酸ヘキシル、ステアレス-20、セテアレス-20、PPG-2メチルグルコースエーテルジステアラート、セテス-10、ジエタノールアミンセチルホスファート、ステアリン酸グリセリル、PEG-100ステアラート、及びそれらの混合物が含まれる。
また適切な乳化剤には、シリコーン界面活性剤として当業者によく知られている、典型的には有機変性したオルガノポリシロキサン類である、シリコーン乳化剤が含まれる。有用なシリコーン乳化剤にはジメチコーンコポリオールが含まれる。これらの物質は、変性したポリジメチルシロキサン類であり、ポリエステル側鎖、例えばポリエチレンオキシド鎖、ポリプロピレンオキシド鎖、これらの鎖の混合物、及びエチレンオキシド及びプロピレンオキシドから誘導された部分を有するポリエーテル鎖を含む。他の例には、アルキル変性したジメチコーンコポリオール、すなわちC2-C30ペンダント側鎖を有する化合物が含まれる。さらに他の有用なジメチコーンコポリオールには、種々のカチオン性、アニオン性、両性、及び双性イオン性のペンダント部分を有する物質が含まれる。
ここで有用なジメチコーンコポリオール乳化剤は、次の一般的構造:
[上式中:Rは直鎖状、分枝状又は環状のC1-C30アルキルであり、R2は次の:
-(CH2)n-O-(CH2CHR3O)m-H、及び
-(CH2)n-O-(CH2CHR3O)m-(CH2CHR4O)o-H
からなる群から選択され、
ここでnは約3〜約10の整数であり;R3及びR4は、H及び直鎖状又は分枝状のC1-C6アルキル鎖からなる群から選択され、R3及びR4は同時に同じではなく;m、o、x及びyは、約200〜約10000000の全体分子量を有するように選択され、m、o、x及びyは独立して、0又はそれ以上の整数から選択され、m及びoは同時に双方0ではなく、zは独立して、1又はそれ以上の整数から選択される]
により記載されることができる。これらのコポリオールの位置異性体を得ることができることも認められている。R3及びR4基を含むR2部分について上述した化学的代表例は、限定することを意味しておらず、便宜的に示したものである。
-(CH2)n-O-(CH2CHR3O)m-H、及び
-(CH2)n-O-(CH2CHR3O)m-(CH2CHR4O)o-H
からなる群から選択され、
ここでnは約3〜約10の整数であり;R3及びR4は、H及び直鎖状又は分枝状のC1-C6アルキル鎖からなる群から選択され、R3及びR4は同時に同じではなく;m、o、x及びyは、約200〜約10000000の全体分子量を有するように選択され、m、o、x及びyは独立して、0又はそれ以上の整数から選択され、m及びoは同時に双方0ではなく、zは独立して、1又はそれ以上の整数から選択される]
により記載されることができる。これらのコポリオールの位置異性体を得ることができることも認められている。R3及びR4基を含むR2部分について上述した化学的代表例は、限定することを意味しておらず、便宜的に示したものである。
ここで有用であり、ジメチコーンコポリオールとして厳密には分類されないものは、R2が
-(CH2)n-O-R5
[上式中、R5はカチオン性、アニオン性、両性又は双性イオン性部分である]
である、上述したパラグラフの構造に表されているシリコーン界面活性剤である。
-(CH2)n-O-R5
[上式中、R5はカチオン性、アニオン性、両性又は双性イオン性部分である]
である、上述したパラグラフの構造に表されているシリコーン界面活性剤である。
ここで乳化剤として有用なジメチコーンコポリオール及び他のシリコーン界面活性剤の非限定的例には、ポリエチレンオキシドペンダント側鎖を有するポリジメチルシロキサンポリエーテルのコポリマー、ポリプロピレンオキシドペンダント側鎖を有するポリジメチルシロキサンポリエーテルのコポリマー、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドの混合ペンダント側鎖を有するポリジメチルシロキサンポリエーテルのコポリマー、ポリ(エチレン)(プロピレン)オキシドの混合ペンダント側鎖を有するポリジメチルシロキサンポリエーテルのコポリマー、オルガノベタインペンダント側鎖を有するポリジメチルシロキサンポリエーテルのコポリマー、カルボキシラートペンダント側鎖を有するポリジメチルシロキサンポリエーテルのコポリマー、第4級アンモニウムペンダント側鎖を有するポリジメチルシロキサンポリエーテルのコポリマー;及び直鎖状、分枝状又は環状のペンダントC2-C30アルキル部分を有する、上述したコポリマーのさらに変性したものが含まれる。ダウ・コーニング社から販売されており、ここで有用な商業的に入手可能なジメチコーンコポリオールの例は、ダウ・コーニングRTM190、193、Q2-5220、2501ロウ、2-5324フルイド、及び3225C(後者の物質はシクロメチコーンとの混合物として販売されている)である。セチルジメチコーンコポリオールは、ポリグリセリル-4イソステアラート(及び)ラウリン酸ヘキシルとの混合物として商業的に入手可能であり、商品名アビル(ABIL)RTMWE-09として販売されている(ゴールドシュミット社から入手可能)。また、セチルジメチコーンコポリオールは、ラウリン酸ヘキシル(及び)ポリグリセリル-3オレアート(及び)セチルジメチコーンとの混合物として商業的に入手可能であり、商品名アビルRTMWS-08として販売されている(ゴールドシュミット社から入手可能)。他の非限定的例には、クロンプトン(Crompton)/OSiから入手可能なシルウェット(SILWET)シリーズ及びシルソフト(SILSOFT)シリーズのものが含まれる。またジメチコーンコポリオールの他の非限定的例には、ラウリルジメチコーンコポリオール、ジメチコーンコポリオールアセタート、ジメチコーンコポリオールアジパート、ジメチコーンコポリオールアミン、ジメチコーンコポリオールベヘナート、ジメチコーンコポリオールブチルエーテル、ジメチコーンコポリオールヒドロキシステアラート、ジメチコーンコポリオールイソステアラート、ジメチコーンコポリオールラウラート、ジメチコーンコポリオールメチルエーテル、ジメチコーンコポリオールホスファート、及びジメチコーンコポリオールステアラートが含まれる。International Cosmetic Ingredient Dictionary,第5版, 1993を参照。
(化粧品及び/又は製薬的用途)
本発明の化粧システム及び方法は、様々な化粧品及び/又は製薬的用途に使用されてよい。その例には、限定されるものではないが、有色化粧品、例えばリップスティック、マスカラ、ファンデーション等、並びに抗加齢、UV保護等のものが含まれる。
理論に縛られることを意図しているわけではないが、個々の組成物それぞれの連続相が実質的に非混和性であり、実質的に非混和性であることで各連続相に存在する主成分の溶解パラメータに容易に差異が生じるため、一回の適用工程で、多くの美的特性及び感触を付与可能な化粧システムを、使用することができると考えられる。
本発明の化粧システム及び方法は、様々な化粧品及び/又は製薬的用途に使用されてよい。その例には、限定されるものではないが、有色化粧品、例えばリップスティック、マスカラ、ファンデーション等、並びに抗加齢、UV保護等のものが含まれる。
理論に縛られることを意図しているわけではないが、個々の組成物それぞれの連続相が実質的に非混和性であり、実質的に非混和性であることで各連続相に存在する主成分の溶解パラメータに容易に差異が生じるため、一回の適用工程で、多くの美的特性及び感触を付与可能な化粧システムを、使用することができると考えられる。
次は本発明の化粧システムの非限定的例である。実施例は、単に例証を目的として付与されるものであって、本発明を制限するものとは解釈されず、その多くの変形例は、当業者に認識されることろの、本発明の要旨及び範囲を逸脱することなく可能なものである。実施例において、特に記載しない限り、全ての濃度は重量パーセントとして列挙しており、希釈液、フィラー等の少量の物質は除外してもよい。よって、列挙された処方物は、列挙された成分、及びこのような成分に関連した任意の少量の物質を含有している。当業者に明らかなように、これらの少量の物質の選択は、ここに記載された本発明品を作製するために選択された、特定の成分の物理的及び化学的特徴に応じて変わるであろう。
本発明で組合せられるものの比率は、トリートメントされるケラチン基体の種類、及び/又はケラチン基体をトリートメントするための理由に依存する。このような決定は、当業者にとっては明らかであろう。
本発明で組合せられるものの比率は、トリートメントされるケラチン基体の種類、及び/又はケラチン基体をトリートメントするための理由に依存する。このような決定は、当業者にとっては明らかであろう。
唇用組成物
方法
1)水素化ポリシクロペンタジエン/カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド(コボガード(Koboguard)5400CCT)に顔料レッド7を分散。
2)トリプル・ローラー・ミル(Triple Roller Mill)を用いて混合物を十分に粉砕する(3回通す)。分散度合いをチェック。
3)分別ビーカーにおいて、SEQ A(コボガード5400CCTとDC555)を計量、プロペラ攪拌機下で透明になるまで十分に混合。
4)Seq B(オゾケライト)を添加し、溶解し透明になるまで90℃で加熱。
5)顔料の挽いたもの(Seq C)を添加し、ゆっくりとプロペラ攪拌機で混合。
6)真珠Seq Dを添加。
7)ゆっくりと混合しつつ、20℃まで冷却。
1)水素化ポリシクロペンタジエン/カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド(コボガード(Koboguard)5400CCT)に顔料レッド7を分散。
2)トリプル・ローラー・ミル(Triple Roller Mill)を用いて混合物を十分に粉砕する(3回通す)。分散度合いをチェック。
3)分別ビーカーにおいて、SEQ A(コボガード5400CCTとDC555)を計量、プロペラ攪拌機下で透明になるまで十分に混合。
4)Seq B(オゾケライト)を添加し、溶解し透明になるまで90℃で加熱。
5)顔料の挽いたもの(Seq C)を添加し、ゆっくりとプロペラ攪拌機で混合。
6)真珠Seq Dを添加。
7)ゆっくりと混合しつつ、20℃まで冷却。
同容量2つの唇用組成物A及びBを分配し、唇に適用する直前に、手のひらで混合した。得られた組成物は、優れた光沢を示した。
実施例以外、又は他の定義がなされないならば、成分量及び/又は反応条件を表す全ての数字は、全ての場合に「約」なる用語により修飾されているものと理解されなければならない。
ここで、本発明をまとめると、次の通りである。
(1)
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物を提供し;
(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第二組成物を提供し;
(c)ケラチン基体への適用前又は適用中に、(a)と(b)を組合せる
ことを含み、
ここで、δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、ケラチン基体の処理方法。
(2)
第一組成物の主成分が無機の非極性物質である(1)に記載の方法。
(3)
第一組成物の主成分がポリアルキルアリールシロキサンである(1)に記載の方法。
(4)
第一組成物の主成分がポリアルキルシロキサンである(1)に記載の方法。
(5)
第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンである(1)に記載の方法。
(6)
第二組成物の主成分が有機の極性物質である(2)に記載の方法。
(7)
第二組成物の主成分が炭化水素油である(2)に記載の方法。
(8)
第二組成物の主成分が親水性の極性物質である(2)に記載の方法。
(9)
第二組成物の主成分が水である(2)に記載の方法。
(10)
ケラチン基体が唇を含み、第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含む(3)に記載の方法。
(11)
ケラチン基体が唇を含み、第一組成物が皮膜形成ポリマーをさらに含む(3)に記載の方法。
(12)
ケラチン基体が唇を含み、第一組成物が着色料をさらに含む(3)に記載のシステム。
(13)
ケラチン基体が唇を含み、第二組成物の主成分が直鎖状又は分枝鎖状炭化水素を含む(3)に記載の方法。
(14)
炭化水素がポリブテンを含む(13)に記載の方法。
(15)
炭化水素が水添ポリイソブテンを含む(13)に記載の方法。
(16)
ケラチン基体が皮膚を含み、第二組成物が水中シリコーンエマルションである(9)に記載の方法。
(17)
第二組成物が架橋シリコーンポリマーをさらに含む(16)に記載の方法。
(18)
第一組成物がシリコーン中水エマルションである(16)に記載の方法。
(19)
第一組成物がシクロペンタシロキサンをさらに含む(18)に記載の方法。
(20)
第一組成物がジメチコーンコポリマーをさらに含む(18)に記載の方法。
(21)
第一組成物が着色料をさらに含む(18)に記載の方法。
(22)
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物;その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む組成物を収容する少なくとも第2のユニットの提供
を含む多ユニット容器を具備し、
(b)δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、
一回の適用でケラチン基体に複数の美的利点を付与可能な化粧システム。
(23)
第一組成物の主成分が無機の非極性物質である(22)に記載のシステム。
(24)
第一組成物の主成分がポリアルキルアリールシロキサンである(22)に記載のシステム。
(25)
第一組成物の主成分がポリアルキルシロキサンである(22)に記載のシステム。
(26)
第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンである(22)に記載のシステム。
(27)
第二組成物の主成分が有機の極性物質である(23)に記載のシステム。
(28)
第二組成物の主成分が炭化水素油である(23)に記載のシステム。
(29)
第二組成物の主成分が親水性の極性物質である(23)に記載のシステム。
(30)
第二組成物の主成分が水である(23)に記載のシステム。
(31)
第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含む(24)に記載のシステム。
(32)
第一組成物が皮膜形成ポリマーをさらに含有する(24)に記載のシステム。
(33)
第一組成物が着色料をさらに含有する(24)に記載のシステム。
(34)
第二組成物の主成分が直鎖状又は分枝鎖状炭化水素を含む(24)に記載のシステム。
(35)
炭化水素がポリブテンを含んでなる(34)に記載のシステム。
(36)
炭化水素が水添ポリイソブテンを含んでなる(34)に記載のシステム。
(37)
第二組成物が水中シリコーンエマルションである(30)に記載のシステム。
(38)
第二組成物が架橋シリコーンポリマーをさらに含む(37)に記載のシステム。
(39)
第一組成物がシリコーン中水エマルションである(37)に記載のシステム。
(40)
第一組成物がシクロペンタシロキサンをさらに含む(39)に記載のシステム。
(41)
第一組成物がジメチコーンコポリマーをさらに含む(39)に記載のシステム。
(42)
第一組成物が着色料をさらに含む(39)に記載のシステム。
ここで、本発明をまとめると、次の通りである。
(1)
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物を提供し;
(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第二組成物を提供し;
(c)ケラチン基体への適用前又は適用中に、(a)と(b)を組合せる
ことを含み、
ここで、δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、ケラチン基体の処理方法。
(2)
第一組成物の主成分が無機の非極性物質である(1)に記載の方法。
(3)
第一組成物の主成分がポリアルキルアリールシロキサンである(1)に記載の方法。
(4)
第一組成物の主成分がポリアルキルシロキサンである(1)に記載の方法。
(5)
第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンである(1)に記載の方法。
(6)
第二組成物の主成分が有機の極性物質である(2)に記載の方法。
(7)
第二組成物の主成分が炭化水素油である(2)に記載の方法。
(8)
第二組成物の主成分が親水性の極性物質である(2)に記載の方法。
(9)
第二組成物の主成分が水である(2)に記載の方法。
(10)
ケラチン基体が唇を含み、第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含む(3)に記載の方法。
(11)
ケラチン基体が唇を含み、第一組成物が皮膜形成ポリマーをさらに含む(3)に記載の方法。
(12)
ケラチン基体が唇を含み、第一組成物が着色料をさらに含む(3)に記載のシステム。
(13)
ケラチン基体が唇を含み、第二組成物の主成分が直鎖状又は分枝鎖状炭化水素を含む(3)に記載の方法。
(14)
炭化水素がポリブテンを含む(13)に記載の方法。
(15)
炭化水素が水添ポリイソブテンを含む(13)に記載の方法。
(16)
ケラチン基体が皮膚を含み、第二組成物が水中シリコーンエマルションである(9)に記載の方法。
(17)
第二組成物が架橋シリコーンポリマーをさらに含む(16)に記載の方法。
(18)
第一組成物がシリコーン中水エマルションである(16)に記載の方法。
(19)
第一組成物がシクロペンタシロキサンをさらに含む(18)に記載の方法。
(20)
第一組成物がジメチコーンコポリマーをさらに含む(18)に記載の方法。
(21)
第一組成物が着色料をさらに含む(18)に記載の方法。
(22)
(a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物;その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む組成物を収容する少なくとも第2のユニットの提供
を含む多ユニット容器を具備し、
(b)δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、
一回の適用でケラチン基体に複数の美的利点を付与可能な化粧システム。
(23)
第一組成物の主成分が無機の非極性物質である(22)に記載のシステム。
(24)
第一組成物の主成分がポリアルキルアリールシロキサンである(22)に記載のシステム。
(25)
第一組成物の主成分がポリアルキルシロキサンである(22)に記載のシステム。
(26)
第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンである(22)に記載のシステム。
(27)
第二組成物の主成分が有機の極性物質である(23)に記載のシステム。
(28)
第二組成物の主成分が炭化水素油である(23)に記載のシステム。
(29)
第二組成物の主成分が親水性の極性物質である(23)に記載のシステム。
(30)
第二組成物の主成分が水である(23)に記載のシステム。
(31)
第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含む(24)に記載のシステム。
(32)
第一組成物が皮膜形成ポリマーをさらに含有する(24)に記載のシステム。
(33)
第一組成物が着色料をさらに含有する(24)に記載のシステム。
(34)
第二組成物の主成分が直鎖状又は分枝鎖状炭化水素を含む(24)に記載のシステム。
(35)
炭化水素がポリブテンを含んでなる(34)に記載のシステム。
(36)
炭化水素が水添ポリイソブテンを含んでなる(34)に記載のシステム。
(37)
第二組成物が水中シリコーンエマルションである(30)に記載のシステム。
(38)
第二組成物が架橋シリコーンポリマーをさらに含む(37)に記載のシステム。
(39)
第一組成物がシリコーン中水エマルションである(37)に記載のシステム。
(40)
第一組成物がシクロペンタシロキサンをさらに含む(39)に記載のシステム。
(41)
第一組成物がジメチコーンコポリマーをさらに含む(39)に記載のシステム。
(42)
第一組成物が着色料をさらに含む(39)に記載のシステム。
Claims (42)
- (a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物を提供し;
(b)その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第二組成物を提供し;
(c)ケラチン基体への適用前又は適用中に、(a)と(b)を組合せる
ことを含み、
ここで、δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、ケラチン基体の処理方法。 - 第一組成物の主成分が無機の非極性物質である請求項1に記載の方法。
- 第一組成物の主成分がポリアルキルアリールシロキサンである請求項1に記載の方法。
- 第一組成物の主成分がポリアルキルシロキサンである請求項1に記載の方法。
- 第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンである請求項1に記載の方法。
- 第二組成物の主成分が有機の極性物質である請求項2に記載の方法。
- 第二組成物の主成分が炭化水素油である請求項2に記載の方法。
- 第二組成物の主成分が親水性の極性物質である請求項2に記載の方法。
- 第二組成物の主成分が水である請求項2に記載の方法。
- ケラチン基体が唇を含み、第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含む請求項3に記載の方法。
- ケラチン基体が唇を含み、第一組成物が皮膜形成ポリマーをさらに含む請求項3に記載の方法。
- ケラチン基体が唇を含み、第一組成物が着色料をさらに含む請求項3に記載のシステム。
- ケラチン基体が唇を含み、第二組成物の主成分が直鎖状又は分枝鎖状炭化水素を含む請求項3に記載の方法。
- 炭化水素がポリブテンを含む請求項13に記載の方法。
- 炭化水素が水添ポリイソブテンを含む請求項13に記載の方法。
- ケラチン基体が皮膚を含み、第二組成物が水中シリコーンエマルションである請求項9に記載の方法。
- 第二組成物が架橋シリコーンポリマーをさらに含む請求項16に記載の方法。
- 第一組成物がシリコーン中水エマルションである請求項16に記載の方法。
- 第一組成物がシクロペンタシロキサンをさらに含む請求項18に記載の方法。
- 第一組成物がジメチコーンコポリマーをさらに含む請求項18に記載の方法。
- 第一組成物が着色料をさらに含む請求項18に記載の方法。
- (a)その主成分がδに相当する溶解パラメータを有する連続相を含む少なくとも一の第一組成物;その主成分がδ'に相当する溶解パラメータを有する連続相を含む組成物を収容する少なくとも第2のユニットの提供
を含む多ユニット容器を具備し、
(b)δとδ'の差が12より大きく、主成分が、親水性の極性物質、有機の非極性物質、及び無機の非極性物質から選択される、
一回の適用でケラチン基体に複数の美的利点を付与可能な化粧システム。 - 第一組成物の主成分が無機の非極性物質である請求項22に記載のシステム。
- 第一組成物の主成分がポリアルキルアリールシロキサンである請求項22に記載のシステム。
- 第一組成物の主成分がポリアルキルシロキサンである請求項22に記載のシステム。
- 第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンである請求項22に記載のシステム。
- 第二組成物の主成分が有機の極性物質である請求項23に記載のシステム。
- 第二組成物の主成分が炭化水素油である請求項23に記載のシステム。
- 第二組成物の主成分が親水性の極性物質である請求項23に記載のシステム。
- 第二組成物の主成分が水である請求項23に記載のシステム。
- 第一組成物の主成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含む請求項24に記載のシステム。
- 第一組成物が皮膜形成ポリマーをさらに含有する請求項24に記載のシステム。
- 第一組成物が着色料をさらに含有する請求項24に記載のシステム。
- 第二組成物の主成分が直鎖状又は分枝鎖状炭化水素を含む請求項24に記載のシステム。
- 炭化水素がポリブテンを含んでなる請求項34に記載のシステム。
- 炭化水素が水添ポリイソブテンを含んでなる請求項34に記載のシステム。
- 第二組成物が水中シリコーンエマルションである請求項30に記載のシステム。
- 第二組成物が架橋シリコーンポリマーをさらに含む請求項37に記載のシステム。
- 第一組成物がシリコーン中水エマルションである請求項37に記載のシステム。
- 第一組成物がシクロペンタシロキサンをさらに含む請求項39に記載のシステム。
- 第一組成物がジメチコーンコポリマーをさらに含む請求項39に記載のシステム。
- 第一組成物が着色料をさらに含む請求項39に記載のシステム。
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