JP2013136398A - 試験紙収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】試験紙収納容器内から試験紙を摘んで容易に取り出すことができる試験紙収納容器を提供する。
【解決手段】試験紙100を収容するための試験紙収納容器1は、開口部3を有し、試験紙100を収容する容器部2と、容器部2に着脱可能に取り付けられて開口部3を閉じる蓋部材4とを有し、容器部2の開口部3は、容器部2の高さ方向CLに対して傾斜して形成され、例えば容器部2には、蓋部材4の端部に当たることで容器部2と蓋部材4の間を密閉する密閉部材8が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば血糖試験紙等の試験紙を収容するための試験紙収納容器に関する。
使用者が在宅で例えば血糖試験紙に尿を付着させて尿中の成分を検査することによって、使用者は体内の変化や異常を定期的にチェックすることができ、糖尿病や腎臓病の早期発見が可能になる。試験紙は、例えば帯状の部材(短冊状の薄い試験片)であり、試験紙の先端部分には試験薬が付着されている。使用者は、試験紙に含まれる試験薬に尿をかける、あるいはコップの中の尿に所定時間つけることで、試験薬の色が変わる。そこで、血糖試験紙の試験薬の色と色調表とを比較することにより、例えば尿糖、あるいは尿糖と尿たん白の両方を素早く判定することができる。
この種の複数枚の試験紙は、ボトル状の容器に収容されている。収納容器は、複数枚の試験紙を収容する容器部と、この容器部の円形状の開口部を閉じるための蓋と、を有している(たとえば特許文献1を参照)。
実開平6−18280号公報
ところが、上述した従来の試験紙収納容器を用いると次のような問題がある。
容器部の開口部は円形状であるので、特に容器部が細いと開口部の開口面積が小さく、使用者が開口部に指を入れるスペースが狭い。このため、特に容器部が細いと複数枚の試験紙の中から1枚の試験紙を指で摘んで取り出すのが容易ではない。
そこで本発明は上記課題を解消し、試験紙収納容器内から使用する試験紙を1ケずつ摘んで容易に取り出すことができる試験紙の容器を提供することを目的としている。
本発明は、試験紙を収容する試験紙用の容器であって、開口部を有し、前記試験紙を収容する容器部と、前記容器部に着脱可能に取り付けられて前記開口部を閉じる蓋部材と、を有し、前記容器部の前記開口部は、前記容器部の高さ方向に対して傾斜して形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、容器内から試験紙を摘んで容易に取り出すことができる。すなわち、容器部の開口部は、容器部の高さ方向に対して傾斜して形成されていることにより、容器部の太さを変えることなく、開口部の開口面積を従来の容器部の高さ方向に対して垂直に形成されている開口部の面積に比べて大きくすることができる。このため、使用者は、この大きな開口部を通じて、試験紙を指で摘んで取り出し易くすることができる。
好ましくは、前記容器部には、前記蓋部材の端部に当たることで前記容器部と前記蓋部材の間を密閉する密閉部材が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、容器部に蓋部材を取り付けるだけで、密閉部材が容器部と蓋部材との間を密閉することができ、収容されている試験紙が湿気などにより悪影響を受けない。
好ましくは、前記容器部の内部には、突起部が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、容器部の内部の突起部は、複数枚の試験紙の間に割り込んで試験紙同士に隙間を作るので、試験紙を取り出す際に1枚ずつ試験紙を摘みやすくなる。
好ましくは、前記容器部は、前記蓋部材を取り付けるための取付け部を有し、前記取付け部の上端部には、前記開口部が形成されており、前記蓋部材は、前記取付け部をはめ込むための挿入口を形成している周囲部分と、前記挿入口とは反対側の前記周囲部分の端部側に形成された端面部と、を有し、前記周囲部分は、前記周囲部分の前記挿入口側から前記端面部にかけて外寸法が大きくなるように形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、周囲部分は、周囲部分の挿入口側から端面部にかけて外寸法が大きくなるように形成されているので、容器部と蓋部材が細いものであっても、使用者は、蓋部材の周囲部分を指でしっかり摘んで、容器部の取付け部から蓋部材を滑ることなく取り外すことができる。
以上説明したように、本発明によれば、収納容器内から試験紙を摘んで容易に取り出すことができる試験紙収納容器を提供できる。
本発明の試験紙収納容器の好ましい実施形態を示す斜視図。 図1の試験紙収納容器を示す側面図。 試験紙の試験紙収納容器の容器部を示す斜視図。 本発明の試験紙収納容器の別の実施形態を示す図。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明の試験紙収納容器の好ましい実施形態を示す斜視図である。図2は、図1の試験紙のケースを示す側面図である。図3は、試験紙収納容器の容器部を示す斜視図である。
図1に示す試験紙収納容器1は、試験紙のボトルとも呼ぶことができ、全体的に縦長の円筒状とされている。この試験紙収納容器1は、例えば複数枚の血糖試験紙100を立てた状態で密封し、しかも取出し可能に収容することができる。
図1に示す血糖試験紙100は検査用のスティックあるいは試験片とも呼ぶことができ、短冊状あるいは帯状の薄い試験片である。血糖試験紙100の下端部には、試験薬101が付着されている。試験薬101の試験前の当初の色は、例えば尿糖を測る血糖試験紙の場合はピンク色であり、試験薬101に尿をかける、あるいはコップの中の尿につけて、所定時間後(例えば30秒後)に変わった色を色調表と比較するようになっている。
図1と図2に示すように、試験紙収納容器1は、複数枚の試験紙100を収容するための容器部2と、この容器部2の開口部3を開閉可能に閉じる蓋部材4と、により構成されている。容器部2と蓋部材4は、同じ材質により作ることができるが、異なる材質で作っても良い。容器部2と蓋部材4の材質としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)や、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PP(ポリプロピレン)、ABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合樹脂)、PVC(ポリ塩化ビニル)などの熱可塑性樹脂により作られている。
図2と図3に示すように、試験紙収納容器1の容器部2は、底面部5と、円筒状の周囲部分6と、蓋部材の取付け部7と、リング状の密閉部材8と、開口部3を有している。容器部2の内部は、複数枚の試験紙100を収容するための収容空間部9であり、収容空間部9の水平断面形状が円形状である。収容空間部9は、底面部5と円筒状の周囲部分6と円筒状の蓋部材の取付け部7とにより形成されている円柱状の空間である。
図1に示すように、この周囲部分6には、外装フィルム10が配置されている。図2と図3では、この外装フィルム10の図示は省略している。図1に例示するように、外装フィルム10には、色調表120が表示されている。この色調表120を用いることで、使用者が検査結果を判定する際に、試験薬101の色の変化を、色調表120を見て比較して判定することができる。すなわち、血糖試験紙の試験薬101の変化した色と、試験紙のケース1に記載されている色調表と、を比較することにより、例えば「ほとんど尿糖は検出されませんでした。」、「少し尿糖が検出されました。」、「多めの尿糖が検出されました。」等のいずれかの検査結果を、使用者は素早く目視で判定することができるようになっている。
図2と図3に示すように、底面部5は周囲部分6の下端部分を形成しており、蓋部材の取付け部7は、周囲部分6の上部において高さ方向(容器2の軸方向)CLに沿って突出して形成されている。蓋部材の取付け部7は、周囲部分6の外周よりも小さな外周を有するように形成され、後で説明する蓋部材4を着脱可能に固定することで、開口部3を密閉するために設けられている。取付け部7の上端部には、開口部3が形成されている。この開口部3は、収容空間部9内に配置されている複数枚の試験紙100を取り出すための取出し口である。
図2と図3に示すように、開口部3の形成方向は、容器部2の高さ方向CLの直角(水平方向)に対して直角ではなく、高さ方向CLに対して傾斜角度θ、言い換えれば高さ方向CLの直角(水平方向)方向TTに対して予め定めた傾斜角度θ1だけ斜めに形成されている。
この傾斜角度θ1の好ましい範囲としては、20度から30度である。傾斜角度θ1が30度より大きいと、開口部3の傾斜は大きくなるので、指で1枚の試験紙100を取り出す際に、14側の開口部3に手があたり視界が遮られ、取出しがそれほど容易ではないので、好ましくはない。また、傾斜角度θ1が20度より小さいと、開口部3の開口面積が、従来の水平方向に形成された開口部の開口面積に比べてさほど変わらず、指で1枚の試験紙100を取り出す際に、試験紙100の飛び出し部分の長さが短くなり、取り出しがさほど容易ではないので、好ましくはない。
図2と図3に示す開口部3は、予め定めた傾斜角度θだけ斜めに形成されている。このため、開口部3を形成している傾斜した開口縁部13は、正対した場合に楕円形の開口形状になっている。このような開口部3の楕円形形状を採用することで、次のようなメリットがある。すなわち、従来の試験紙収納容器の開口部の形状は、試験紙収納容器の容器部の高さ方向に対して直角方向に沿って形成されているので円形(水平断面で見て円形)である。試験紙収納容器の容器部の外形寸法、つまり容器部の太さが同じであれば、本発明の実施形態における容器部2の開口部3の開口面積は、従来の容器部の開口部の開口面積に比べて、大きく設定することができる。
これにより、使用者が容器部2内の複数枚の試験紙100の中から1枚の試験紙100を指で摘んで取り出す場合に、指を入れるための開口部3のスペースが大きく取れることから、開口部3から容器部2内の試験紙10を1枚ずつ取り出し易い。しかも、本実施形態では、開口縁部13の最上端部13aは試験紙100の高さと同等或いはそれ以上であり、開口縁部13の最下端部13bについては、試験紙100の上端部102を傾斜した開口縁部13から上方に向けて外部に露出させている。このため、使用者が容器部2内の複数枚の試験紙100の中から1枚の試験紙100を指で摘んで取り出し易い。
図1と図3に示すように、容器部2の内周面には、好ましくは底面部5から開口縁部13にかけて、高さ方向CLと平行になるように、突起部104が複数本形成されている。これらの内部の突起部14が設けられていることにより、容器部2内に収容されている複数枚の試験紙100の中から1枚の試験紙100を取り出す際に、突起部104が試験紙100同士の間に隙間を作ることができ、試験紙100を一枚ずつ指で摘んで取出し易くなる。図示例では、内部の突起部14は2本形成されているが、3本以上であっても良い。また、本実施形態の突起部104は、図3に示すように最上端部13a側(試験紙100の上端部102が露出しない領域)にのみ配置され、かつ、互いの間隔Wが試験紙100の幅に比べて小さくなるように配置されている。これにより、最上端部13a側の内面に試験紙100を押し付けた際、試験紙100の主面全体が容器部2の内面に密着することを防止している。
図3に示すように、蓋部材の取付け部7の周囲には、蓋部材4を止めるためのらせん状のおねじ部11が形成されている。蓋部材の取付け部7の外形寸法D1は、周囲部分6の外形寸法D2に比べて小さくなっていることで、周囲部分6の上端部は段差部分12になっている。この段差部分12には、リング状の密閉部材8が固定されている。この密閉部材8は、例えば弾性変形可能なプラスチック製あるいはゴム製のO−リング状のシール材である。
図2に示すように、密閉部材8は、蓋部材4の端面部24を当接することで、蓋部材4と蓋部材の取付け部7の開口部3との間の密閉状態を確保するために配置されている。蓋部材の取付け部7の開口部3が傾斜して形成されているので、蓋部材3の内部にパッキンを配置したとしても、蓋部材3による開口部3の密閉が難しくなる。しかし、密閉部材8は、容器部2の段差部分12に配置されているので、蓋部材4を蓋部材の取付け部7に取り付けてねじると、密閉性が担保でき、収容空間部9内に収容された複数枚の試験紙100は、試験紙収納容器1の外側から湿気等が侵入するのを防止することができる。
次に、図1と図2を参照して、蓋部材4の構造を説明する。
図1と図2に示すように、蓋部材4は、端面部20と、周囲部分21と、雌ねじ部22と、端面部24を有している。蓋部材4は、取付け部7をはめ込むための挿入口23を形成している周囲部分21と、挿入口23とは反対側の周囲部分21の端面部20と、を有している。端面部(上端面部ともいう)20と周囲部分21は、蓋部材の取付け部7を収容する挿入口23を形成している。挿入口23の内周面には、らせん状のめねじ部22が形成されている。この雌ねじ部22は、蓋部材4を蓋部材の取付け部7に被せて右回りに回転させると、蓋部材の取付け部7のおねじ部11にかみ合うことで、蓋部材4は蓋部材の取付け部7に対して着脱可能に固定することができる。このように固定した状態では、密閉部材8は、蓋部材4の端面部24と当接するので、蓋部材4と蓋部材の取付け部7との間の密閉状態を確保できる。
また、図2に示すように、蓋部材4の外形形状にはさらに特徴がある。蓋部材4の端面部20は、平坦な形状ではなく、わずかに膨らんだ形状部分20A有している。蓋部材4の周囲部分21は、端面部24から端面部(上端面部)20にかけて外側に徐々に広がるように傾斜して形成されている。すなわち、周囲部分21は、周囲部分21の挿入口23側から端面部20にかけて外寸法が大きくなるように形成されている。
このような蓋部材4の外形形状を採用することにより、使用者は、試験紙収納容器1の外径寸法が小さく試験紙収納容器1が細い場合でも、使用者は、指を蓋部材4の周囲部分21にしっかりとかけることができ、指が滑るのを防止できる。このため、使用者は、蓋部材4を取り付けたり外したりする操作が容易に行える。
次に、上述した試験紙収納容器1の使用例を説明する。
図1に示すように、使用者が試験紙のケース1の中から試験紙100を取り出す際には、蓋部材4を左方向に回転することで、蓋部材の取付け部7から取り外すことができる。蓋部材4を取り外すと、図2と図3に示すように、複数枚の試験紙100の上端部102が開口部3から出ている。これは、開口部3が傾斜して形成されているためである。
従来の試験紙収納容器の開口部は、すでに説明したように円形の開口形状である。試験紙収納容器の容器部の外形寸法、つまり太さが同じであれば、本発明の実施形態における容器部2の開口部3の開口面積は楕円形状であり、従来の容器部の開口部の円形の開口面積に比べて、大きい。これにより、使用者が容器部2内の複数枚の試験紙100の中から1枚の試験紙100を指で摘んで取り出す場合に、開口部3から指を入れるスペースが大きいことから試験紙10を取り出し易い。しかも、図2と図3に示すように、試験紙100の上端部102は開口部3を形成している開口縁部13から外部に露出させることができるので、使用者は、容器部2内の複数枚の試験紙100の中から、1枚の試験紙100を指で摘んで取り出し易い。
図1と図3に示すように、容器部2の内周面には、内部の突起部14が複数本形成されているので、容器部2内に収容されている複数枚の試験紙100の中から1枚の試験紙100を取り出す場合に、内部突起部104は試験紙100同士の間に隙間を作ることができ、試験紙100を一枚ずつ指で摘んで取出し易くなる。さらに、試験紙100の上端部102が開口縁部13から外部に露出しない領域においては、需要者は試験紙100を容器部2の内面に指で押し当てながら引き抜こうとするが、この際、突起部104により試験紙100の容器部内面への密着を防止して、引き抜き易くしている。
そして、使用者が、試験紙100を指で取り出した後、使用者は蓋部材4を蓋部材の取付け部7に被せて、蓋部材4を右方向に回転すれば、蓋部材4の端面部24は密閉部材8に押し付けられる。これにより、蓋部材4と蓋部材の取付け部7との間の密閉性が担保でき、容器部2の収容空間部9内に収容された複数枚の試験紙100に対して、試験紙のケース1の外側から湿気等が侵入するのを防止することができる。
本発明の実施形態の試験紙収納容器1は以上のように構成され、試験紙収納容器内から試験紙を摘んで容易に取り出すことができる。すなわち、容器部2の開口部3は、容器部2の高さ方向CLに対して傾斜して形成されていることにより、容器部2の開口部3の開口面積は、従来の容器部の高さ方向に対して垂直に形成されている開口部の面積に比べて、大きくすることができる。このため、使用者は、この開口部3を通じて、試験紙100を指で摘んで取り出し易くすることができる。容器部2に蓋部材4を取り付けるだけで、密閉部材8が容器部2と蓋部材4との間を密閉することができ、収容されている試験紙が湿気などにより悪影響を受けない。
図4は、本発明の試験紙収納容器の別の実施形態を示している。
図4(A)の試験紙収納容器1Aでは、容器部2Aの開口部3Aを蓋部材4Aにより密閉している状態を示している。図4(B)では、蓋部材4Aを外して開口部3Aが解放されている状態を示している。
図4に示す試験紙収納容器1Aの容器部2Aの構造は、図1から図3に示す試験紙収納容器1の容器部2の構造とほぼ同じであるが、図4に示す蓋部材の取付け部7Aの構造が、図2に示す蓋部材の取付け部7の構造とは異なる。
図4に示すように、蓋部材の取付け部7Aには、プラスチック材料で作られており、おねじ部は形成されておらず、傾斜して形成された開口部3Aを有しているだけである。蓋部材4Aは、蓋部材の取付け部7Aに対して連結部分4Bを用いて取れないように連結されている。
これに対して、蓋部材4Aは、容器部2Aのプラスチック材料の材質よりは柔軟性のある密閉性の高いプラスチック材料により作られており、必要に応じて内部には密閉部材8Aが配置されている。これにより、蓋部材4Aは、斜めに形成された開口縁部13Aに対してはめ込むことにより、開口部3Aを密閉状態で閉じることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、図1から図3に示す蓋部材4は、容器部の取付け部7に対しておねじ部を用いて着脱可能に固定する構造だけでなく、蓋部材を取付け部に対して押し付けることによりワンタッチで固定できる構造を採用しても良い。この場合には、例えば蓋部材の内側に凸部を設け、容器部の取付け部7の外側に凹部を設けて、凸部と凹部を噛み合わせるようにすれば良い。
また、容器部の水平断面形状は円形状であり、開口部は容器部の高さ方向CLに対して傾斜して形成されていることで、開口部の形状は、楕円形状になっている。しかし、これに限らず、容器部の水平断面形状は円形状の他の形状、例えば矩形形状であり、開口部は容器部の高さ方向CLに対して傾斜して形成されていることで、開口部の形状は、長方形状になっていても良い。
必要に応じて、蓋部材4の内底部分には、乾燥剤等を配置しても良い。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
1・・・試験紙収納容器、2・・・容器部、3・・・開口部、4・・・蓋部材、7・・・容器部の取付け部、8・・・密閉部材、14・・・内部の突起部、20・・・端面部、21・・・周囲部分、100・・・試験紙、101・・・試験薬

Claims (4)

  1. 試験紙を収容する試験紙収納容器であって、
    開口部を有し、前記試験紙を収容する容器部と、
    前記容器部に着脱可能に取り付けられて前記開口部を閉じる蓋部材と、
    を有し、
    前記容器部の前記開口部は、前記容器部の高さ方向に対して傾斜して形成されている
    ことを特徴とする試験紙収納容器。
  2. 前記容器部には、前記蓋部材の端部に当たることで前記容器部と前記蓋部材の間を密閉する密閉部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の試験紙収納容器。
  3. 前記容器部の内部には、突起部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の試験紙収納容器。
  4. 前記容器部は、前記蓋部材を取り付けるための取付け部を有し、前記取付け部の上端部には、前記開口部が形成されており、
    前記蓋部材は、前記取付け部をはめ込むための挿入口を形成している周囲部分と、前記挿入口とは反対側の前記周囲部分の端部側に形成された端面部と、を有し、
    前記周囲部分は、前記周囲部分の前記挿入口側から前記端面部にかけて外寸法が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の試験紙収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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