JP2013136010A - ロータ分解装置 - Google Patents

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    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

Abstract

【課題】 家電製品等から取りだしたモータのロータアッセンブリから分離したロータから、容易に希土類磁石を取り出してリサイクルすることが可能になるロータ分解装置を提供することを課題とするものである。
【解決手段】 ロータ1を固定する治具4と、押さえ板2の表面2aにおける棒状の固着部材3の位置を検出する画像位置検出装置5と、発光部と受光部とを備えた一対の第1レーザセンサ6aおよび発光部と受光部とを備えた一対の第2レーザセンサ6bをロータ1の軸線方向に移動させることにより高さを検出するロータ高さ検出装置6と、位置情報および高さ情報を基に棒状の固着部材3を切削する切削装置7と、ロータ1を90°反転させた後に、高さ情報を基にロータ1の端部を取り外し位置までロータ1の軸線方向に移動させる反転装置10と、取り外し位置においてブラシ部材9をロータ1の径方向に移動させて押さえ板2を取り外す取り外し装置8とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、脱磁された希土類磁石素材をロータから回収するためのロータ分解装置に関するものである。
近年、レアアース(希土類元素)を用いた希土類磁石は、ハイブリッド車など次世代環境対応車のモータのロータだけでなく、先端技術を駆使するOA機器、家電製品にも使用されている。特に、上記家電製品においては、2000年以降に製造された比較的新しい形式のエアコンや冷蔵庫のコンプレッサ、または洗濯機のモータのロータに、希土類磁石が使用されている。
このようなレアアースは、国際的に生産地あるいは生産国に偏りがあり、国際政治あるいは為替変動等の要因に対して安定供給を図るために、使用後のリサイクルによる有効活用が要請されている。
ちなみに、上記家電製品の使用年数が概ね10年程度であることを踏まえると、既存の家電リサイクルルートにおいて、既に希土類磁石を使用した家電製品、特にエアコンや洗濯機が回収されていると推測される。そこで、当該家電リサイクルルートから希土類磁石を使用したエアコンや洗濯機などの家電製品を回収することにより、レアメタルやレアアースなどの再生資源を回収することが可能であると考えられる。
しかしながら、現在使用済みの家電製品を回収してリサイクルを行う過程は、複数業者によって事業化されているものの、もっぱら簡易な分別設備によって鉄、銅、珪素鋼板などの素材に大別して、比較的容積比の大きな金属類を再資源化するものであり、例えばエアコンや冷蔵庫のコンプレッサ、または洗濯機から、その部品であるモータを取り外し、さらに当該モータを分解して得られたロータアッセンブリからロータのみを分離して、これに組み込まれている希土類磁石を取り出して回収することは、多大の手間を要してリサイクルコストが合致しないことから、殆ど実施されていないのが現状である。
ところで、このような家電製品等から取りだしたモータを、さらに簡易的に分解することによって得られるロータアッセンブリは、一般に、図6(a)に示すような形状および構造を有している。
すなわち、このロータアッセンブリ15は、当該モータの出力軸となるシャフト16に一体化された回転体17を内包するシェル18と、シャフト16に焼き嵌めによって固定されている円筒状のロータ1とにより概略構成されている。
ここで、このロータ1は、図6(b)に示すように、中心にシャフト16を挿入して嵌合する孔部1aが軸線方向に穿設されるとともに、外周部には、円周方向に等間隔をおいた複数箇所(例えば図示のように4箇所)に貫通孔1bが穿設されている。そして、これら貫通孔1b間には、平板状の希土類磁石20aを挿入する磁石用貫通孔1cが軸線方向に貫通して穿設されている。
そして、上記磁石用貫通孔1c内に挿入された希土類磁石20aは、ロータ1の両端部に押さえ板2が配設され、これら押さえ板2の孔部2cとロータ1の貫通孔1bとに挿通されたピン3の両端部が加締められることにより、ロータ1内に収納されている。なお、挿入された希土類磁石20aは、ネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石などである。
したがって、ロータアッセンブリ15から希土類磁石20aを回収してリサイクルするためには、まずロータアッセンブリ15からロータ1を分離する必要がある。この分離する方法としては、ロータ1が、回転体17を内包したシェル18と一体化されたシャフト16に焼き嵌めにより固着されているため、当該シャフト16を切断する方法、あるいはロータ1を固定して、シャフト16を押し込む方法、さらにシェル18を固定し、ロータ1をシェル18から離間する方向に圧力を加えて押し上げる方法などによって、ロータアッセンブリ15からロータ1を分離する。
次いで、ロータアッセンブリ15から分離したロータ1を脱磁処理する。この脱磁処理は、常温脱磁(電気的な脱磁)でも対応可能であるが、樹脂などの除去が行えて後処理を必要としない熱脱磁が好ましい。そして、規定の時間経過後に、ロータ1を上記加熱炉から取り出して、冷却室に搬送して冷却する。
そして、冷却したロータ1内に収納された希土類磁石素材20を取出して回収することになるが、この時点においてロータ1は、当該希土類磁石素材20がロータ1内に収納され、押さえ板2がピン3によってロータ1に固定されて封止されているため、この状態では、取り出すことができない。そこで、この押さえ板2をロータ1から取り外す工程が必要となる。
ところで、押さえ板2をロータ1に固定しているピン3は、両端部が加締められているため、この加締めた部分を手動のグラインダなどによって、一つ一つを削って取り除き、全て取り除いた後に押さえ板2をロータ1から取り外すことになる。しかし、押さえ板2をロータ1に固定するピン3は、4箇所(この例においては)あるため、手作業によりこの加締めた部分を削り取ることは、作業効率が悪いとともに、切削の際に出る粉塵や火花などにより、人体への影響も懸念される。また、手動の上記グラインダにより削ったピン3の端部にバリなどが発生して、加締めた部分を切除しても、押さえ板2がロータ1から上手く外れないという問題がある。
そこで、従来、このようなピンやボルトまたは穴の位置を検出装置により検出することにより、この検出情報を基に締め付けや切削を機械によって行っていた。例えば、下記特許文献1においては、平面方向および垂直方向に移動可能な位置決めテーブルと、このテーブルに取付けられ被ねじ締め体にねじ締めを行うねじ締め付けヘッドと、このねじ締め付けヘッドに所定の距離をおいて取付けられ被ねじ締め体のねじ締め付け穴位置を検出するカメラと、前記テーブルおよびねじ締め付けヘッドの動作をコントロールする制御装置と、前記カメラでとらえたねじ締め付け穴位置およびねじ締め付け穴のずれ量を演算する穴位置検出制御装置とを備えたねじ締め装置が提案されている。
上記従来のねじ締め装置に用いられている検出方法を利用することにより、上記ロータ1と押さえ板2とを分解するには、ロータ1を治具などに固定して、押さえ板2の表面2aをカメラで撮影し、この画像を制御装置で演算処理することにより、押さえ板2を固定しているピン3の位置を検出して、この検出した情報を基に、ピン3の加締め部側からロータ1の端部内側までの切削深さにより、ドリルなどを用いてピン3を切削して取り除き、押さえ板2を取り外すことができる。
しかしながら、上記従来の締め付け装置に用いられているカメラでは、X軸とY軸の2次元の位置しか検出することができないため、例えば、ロータ1を汎用のものを用いた場合、図6(a)および(b)に示すように、押さえ板2の表面2aが平坦であれば、ピン3の位置を検出して、各々のピン3を切削する切削深さを予め設定することができるものの、図7(a)および(b)に示すように、ロータ1の種類によっては、押さえ板2の表面2aに非円形状押さえ板2bが設けられて、ロータ1の軸線方向に対して、非円形状押さえ板2bによる高い部分と、押さえ板2の表面2aによる低い部分とが形成されたものが存在する。
そのため、その非円形状押さえ板2bと押さえ板2の表面2aとを予め手動により計測して、その計測した数値を基に、非円形状押さえ板2bの高い部分および押さえ板2の表面2aの低い部分におけるピン3の切削深さを算出して切削する必要がある。これにより、数種類のロータ1を扱う場合には、計測ミスなどによって、切削工具の破損や摩耗によりコストが嵩むととともに、作業効率が悪いという問題がある。
また、上記切削深さによりピン3を削除した後に、この押さえ板2を機械により取り外す場合には、押さえ板2のみに衝撃を与えて取り外す必要があるため、図7(a)および(b)に示したロータ1の押さえ板2のように、ロータ1の軸線方向に対して、非円形状押さえ板2bによる高い部分と押さえ板2の表面2aによる低い部分とが形成されたものにおいては、衝撃を与える場所を予め手動により計測しないと、取り外しミスや取り外し部材がロータ1に当接して破損してしまうことにより、作業性の低下やメンテナンスコストなどが嵩むという問題もある。
特公平5−61059号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、家電製品等から取りだしたモータのロータアッセンブリから分離したロータから、容易に希土類磁石を取り出してリサイクルすることが可能になるロータ分解装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、希土類磁石素材を内装するロータから当該希土類磁石素材を回収するための前工程として、当該ロータと、このロータの両端部に配設されるとともに、当該ロータの軸線方向に穿設された貫通孔に挿通される棒状の固着部材の頭部により固定された押さえ板とを分解するロータ分解装置であって、上記ロータを固定する治具と、上記押さえ板の表面における上記棒状の固着部材の上記頭部の位置を画像により検出する画像位置検出装置と、発光部と受光部とを備えた一対の第1レーザセンサおよび発光部と受光部とを備えた一対の第2レーザセンサの各々受光部と発光部とが上記ロータの径方向に対向配置されて、当該第1レーザセンサおよび当該第2レーザセンサを上記ロータの軸線方向に移動させることにより各々のレーザセンサのレーザ光が遮断された位置により高さを検出するロータ高さ検出装置と、上記画像位置検出装置により検出した位置情報および上記ロータ高さ検出装置により検出した高さ情報を基に上記押さえ板の表面から上記ロータの端部内側までの切削深さを算出して上記棒状の固着部材を切削する切削装置と、上記ロータを90°反転させた後に、上記ロータ高さ検出装置により検出した高さ情報を基に上記ロータの上記切削装置により切削した側の端部を取り外し位置まで上記ロータの軸線方向に移動させる反転装置と、上記取り外し位置においてブラシ部材を上記ロータの径方向に移動させて上記押さえ板を取り外す取り外し装置とを備えていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の本発明によれば、押さえ板の表面における棒状の固着部材の頭部の位置を画像位置検出装置により検出するとともに、ロータの高さをロータ高さ検出装置により検出し、かつ切削装置により上記画像位置検出装置により検出した位置情報および上記ロータ高さ検出装置により検出した高さ情報を基に、上記押さえ板の表面から上記ロータの端部内側までの切削深さを算出して切削するため、上記押さえ板の表面に高い部分と低い部分とが形成され、各々に上記棒状の固着部材が配設されていても、各々の適切な上記切削深さにより、上記棒状の固着部材の頭部から上記ロータの端部内側まで切削することができる。これにより、上記切削深さの計測ミスによる切削工具の破損や摩耗頻度を軽減し、ランニングコストを低減させることができる。また、反転装置により上記ロータを90°反転させることにより、上記押さえ板が衝撃、もしくは上記押さえ板の自重により落下するため、作業効率を向上させることができる。
また、上記ロータを90°回転させた際に、上記押さえ板が外れずに、取り外し装置により上記押さえ板を取り外す場合、上記ロータを90°反転させた後、上記ロータ高さ検出装置により検出した高さ情報を基に、上記ロータの上記切削装置により切削した側の端部を、取り外し位置まで上記ロータの軸線方向に移動させ、さらにブラシ部材を上記ロータの径方向に移動させて、上記押さえ板を取り外すため、改めて押さえ板の位置を計測することなく、上記ブラシ部材を上記押さえ板に適切に当接させることができる。この結果、上記押さえ板の取り外しミスや上記ブラシ部材の破損を防ぎ、作業性を向上させることができるとともに、メンテナンスコストを抑えることができる。
本発明に係るロータ分解装置の一実施形態を示す正面図である。 図1のA−A右側面断面図である。 図1のロータ高さ検出装置の部分概略図を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図1のB−B右側面断面図である。 図1のC−C右側面断面図である。 使用済みのモータから分離された一般的なロータアッセンブリを示すもので、(a)は斜視図、(b)はロータの分解斜視図である。 使用済みのモータから分離された一般的なロータアッセンブリを示すもので、(a)は斜視図、(b)は押さえ板に非円形状押さえ板が設けられたロータの分解斜視図である。
以下、本発明を一実施形態に基づいて、具体的に説明する。なお、本実施形態において、ロータ1は図7に示した形状である。
図1に示すように、本発明のロータ分解装置21は、台座14の上に、搬送レール13を介してロータ1を固定する治具4と、ロータ1に押さえ板2を固定するピン(棒状の固着部材)3の加締め部の位置を画像により検出する画像位置検出装置5と、押さえ板2の表面2aに形成されたロータ1の軸線方向に対して設けられた非円形状押さえ板2bおよび押さえ板2の表面2aの各々の高さ位置を第1レーザセンサ6aおよび第2レーザセンサ6bにより検出するロータ高さ検出装置6と、ピン3の上記加締め部側を所定の切削深さにより切削する切削装置7と、反転用搬送レール13aを介してロータ1を固定する反転用治具44と、ロータ1の押さえ板2を取り外す取り外し装置8とが配設されているとともに、台座14の側部に操作盤12が設けられていることにより概略構成されている。
ここで、ロータ1は、図7(b)に示すように、中心にシャフト16を挿入して嵌合する孔部1aが軸線方向に穿設されるとともに、外周部には、円周方向に等間隔をおいた複数箇所(例えば図示のように4箇所)に貫通孔1bが穿設されている。そして、これら貫通孔1b間には、平板状の希土類磁石20aを挿入する磁石用貫通孔1cが軸線方向に貫通して穿設されている。
そして、磁石用貫通孔1c内に挿入された希土類磁石20aは、ロータ1の両端部に押さえ板2が配設され、これら押さえ板2の孔部2cとロータ1の貫通孔1bとに挿通されたピン3の両端部が加締められることにより、ロータ1内に収納されている。そして、押さえ板2の表面2a側に、非円形状押さえ板2bが設けられて、ロータの軸線方向に非円形状押さえ板2bと押さえ板2の表面2aとにより高低差が生じる。この非円形状押さえ板2bは、馬蹄状をなし、押さえ板2の孔部2cと同径の孔部2eが3箇所形成され、ピン3が挿通される。
なお、挿入された希土類磁石20aは、ネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石などである。
そして、搬送レール13上を搬送される治具4は、ロータ1の外周面を把持して固定する把持部材4aが設けられている。この把持部材4aは、一つのピニオンギアに対して、二つのラックが径方向に対峙して歯合された、当該ラックの各々に固定されている。これにより、一方側の把持部材4aがロータ1の外周面に向かって移動すると、他方側の把持部材4aも同時にロータ1の外周面に向かって移動し、様々な径寸法を有するロータ1を固定する場合でも、常に治具4の中心部に、ロータ1を配置して固定することができる。
また、画像位置検出装置5は、搬送レール13の上流側に配置されているとともに、搬送レール13上を移動する治具4に固定されたロータ1の軸線方向の上方に配置され、当該ロータ1に押さえ板2を固定するピン3の加締め部を含む当該押さえ板2の表面2aを撮影するカメラ5aと、押さえ板2の表面2aを照射するドーム状の照明装置5bとを備えている。
そして、この画像位置検出装置5の下方に、ロータ高さ検出装置6が配設されている。このロータ高さ検出装置6は、図3(a)および(b)に示すように、発光部と受光部とを備えた一対の第1レーザセンサ6aと、発光部と受光部とを備えた一対の第2レーザセンサ6bとが、正面視において門型状の支持部材6cに各々発光部と受光部とが対向配置されて取り付けられている。
なお、治具4は、第1レーザセンサ6aの発光部と受光部とが、押さえ板2の表面に形成された非円形状押さえ板2bを間に挟んで、ロータ1の径方向に対向配置されるとともに、第2レーザセンサ6bの発光部と受光部とが、非円形状押さえ板2bを除く押さえ板2の表面2aを間に挟んで、ロータ1の軸線方向に対向配置されるように、ロータ1を固定する。
また、画像位置検出装置5およびロータ高さ検出装置6は、取付盤22に配設されている。この取付盤22は、治具4に固定されたロータ1の軸線方向に移動自在に設けられている。
さらに、画像位置検出装置5およびロータ高さ検出装置6の下流側に、切削装置7が配設されている。この切削装置7には、ピン3の加締め部側を切削するドリル7aが設けられている。このドリル7aは、治具4に固定されたロータ1の軸線方向に移動可能であるとともに、画像位置検出装置5の位置情報を基に、各々のピン3の加締め部の位置に移動可能に設けられている。
そして、切削装置7の下流側に、ハンドリング装置11が配設されている。このハンドリング装置11には、治具4に固定されたロータ1を把持する把持部材11aが設けられている。この把持部材11aは、図5に示すように、治具4に固定されたロータ1の軸線方向に移動自在に設けられている。また、把持部材11aは、ロータ1の外周面を挟み込んで、治具4からロータ1を把持して、反転用搬送レール13aに設けられた反転用治具44に取り付けるために、搬送方向に移動可能に設けられている。
また、反転用搬送レール13aには、反転用治具44を反転した後、ロータ高さ検出装置6より検出した高さ情報を基に、ロータ1の切削装置7により切削した側の端部を、取り外し位置までロータ1の軸線方向に移動させる反転装置10が設けられている。なお、当該取り外し位置は、取り外し装置8に設けられているブラシ部材9が、ロータ1の径方向に移動して、押さえ板2に当接するのに最適な位置である。例えば、押さえ板2の表面2aから、板厚方向内側の位置である。
そして、反転装置10により反転用治具44を90°回転させる。また、反転用治具44は、治具4と同様に、ロータ1の外周面を挟んで固定する把持部材44aが設けられている。この把持部材44aは、一つのピニオンギアに対して、二つのラックが径方向に対峙して歯合された、当該ラックの各々に固定されている。また、反転用治具44の中心部は、ロータ1の中心にシャフト16が挿入される孔部1aに挿入されるロッド(図示なし)が設けられているとともに、このロッドにスプリングが挿入されて配設されている。
そして、反転装置10の下流側に取り外し装置8が配設されている。この取り外し装置8は、反転用治具44を反転装置10により90°反転させた際に、反転用治具44に把持されているロータ1の径方向に移動可能に設けられている。また、取り外し装置8には、ブラシ部材9が設けられており、このブラシ部材9は、円筒状の基台9aの外周面に、ブラシ9bが設けられている。またブラシ部材9は、反転用治具44を反転装置10により90°反転させた際に、反転用治具44に把持されているロータ1の軸線と同軸回りに回転するように設けられている。
さらに、台座14の側面には、操作盤12が配設されている。この操作盤12は、制御装置(図示なし)が内設されて、画像位置検出装置5、ロータ高さ検出装置6、切削装置7,ハンドリング装置11、反転装置10、取り外し装置8の設定および操作を行うことができる。
以上の構成からなるロータ分解装置21を用いて、ロータ1を分解するには、まず、コンプレッサのモータ部材からロータアッセンブリ15を機械および手作業によって分離させる。次いで、ロータアッセンブリ15からロータ1を分離する。分離するには、例えば、シャフト16を切断する方法、あるいはロータ1を固定して、シャフト16を押し込む方法、さらにシェル18を固定し、ロータ1をシェル18から離間する方向に圧力を加えて押し上げる方法などによって行う。
そして、ロータアッセンブリ15から分離されたロータ1を脱磁処理する。この脱磁処理は、常温脱磁(電気的な脱磁)でも対応可能であるが、樹脂などの除去が行えて後処理を必要としない熱脱磁が好ましい。そして、規定の時間経過後に、ロータ1を上記加熱炉から取り出して、冷却室に搬送して冷却する。
そして、冷却したロータ1を治具4に取り付ける。この際に、図3(a)および(b)に示すように、押さえ板2の表面2aに設けられた非円形状押さえ板2bを間に挟んで、ロータ1の径方向に第1レーザセンサ6aの発光部と受光部とが対向配置されるように、また、非円形状押さえ板2b以外の押さえ板2の表面2aを間に挟んで、ロータ1の径方向に第2レーザセンサ6bの発光部と受光部とが対向配置されるように、ロータ1を治具4に配置して固定する。
このときに、治具4は、ロータ1の外周面を把持して固定する把持部材4aが、一つのピニオンギアの径方向に対して対峙させて歯合された二つのラックの各々に取り付けられてるため、一方側の把持部材4aがロータ1の外周面に向かって移動すると、他方側の把持部材4aも同時にロータ1の外周面に向かって移動する。これにより、ロータ1を固定する場合、常に治具4の中心部に、ロータ1を配置して固定することができる。
次に、操作盤12を操作することにより、治具4に固定されたロータ1が、画像位置検出装置5とロータ高さ検出装置6の下方に、搬送レール13に沿って搬送される。そして、押さえ板2の表面2aが画像位置検出装置5に設けられた照明装置5bにより照射されるとともに、カメラ5aで撮影されて、ピン3の加締め部の位置を検出して、その位置情報が上記制御装置に送信される。
さらに、ロータ高さ検出装置6が、ロータ1の軸線方向に移動して、押さえ板2の表面2aに向かって下降することにより、図3(a)および(b)に示すように、支持部材6cに設けられたロータ1の径方向に対向配置された第1レーザセンサ6a、および第2レーザセンサ6bが、押さえ板2に向かって下降する。これにより、まず第1レーザセンサ6aの発光部と受光部の間を透過するレーザ光が、非円形状押さえ板2bの表面に達することにより遮断され、当該レーザ光が遮断された位置が、非円形状押さえ板2bの高さ位置として検出され、上記制御装置に高さ情報として送信される。さらに、下降することにより、第2レーザセンサ6bの発光部と受光部の間を透過するレーザ光が押さえ板2の表面2aに達することにより、当該レーザ光が遮断されて、この押さえ板2の表面2aの高さ位置が検出されて、上記制御装置に高さ情報として送信される。
そして、治具4は、搬送レール13に沿って、次工程である切削装置7に搬送される。この切削装置7では、ドリル7aにより、押さえ板2を固定している4本のピン3の加締め部側を切削する。この際に、ピン3の位置は、画像位置検出装置5により検出した位置情報を基に、上記制御装置がピン3の位置を特定する。そして、非円形状押さえ板2bの表面からロータ1の端部内側までの切削深さと、押さえ板2の表面2aからロータの1の端部内側までの切削深さを操作盤12に入力することにより、ロータ高さ検出装置6により検出した高さ情報を基に、ドリル7aにより各々のピン3の加締め部側が切削される。
この際に、各々の切削深さは、ロータ1が汎用のものであるため、押さえ板2の厚さ寸法および非円形状押さえ板2bの厚さ寸法を計測することなく、特定することができ、その押さえ板の厚さ寸法、および非円形状押さえ板2bと押さえ板との厚さ寸法に、2〜10mmの深さ寸法を加えたものを操作盤12に入力することになる。
そして、押さえ板2を固定していたピン3の加締め部側からロータ1の端部の2〜10mmの深さまで切削されたロータ1は、治具4に固定されたまま、ハンドリング装置11まで、搬送レール13に沿って搬送される。このハンドリング装置11では、把持部材11aがロータ1の軸線方向に下降して、ロータ1の外周面を把持するとともに、治具4の各々の把持部材4aがロータ1の外周面から離反される。そして、把持部材11aが上記軸線方向に上昇し、反転用搬送レール13aに設けられた反転用治具44に、把持部材11aが水平移動して取り付けられる。この際に、反転用治具44には、上記スプリングが介装された上記ロッドが設けられているため、ロータ1の中心の孔部1aに当該ロッドを挿入し、把持部材44aによりロータ1の外周面を把持して固定する。
そして、反転用治具44は、反転用搬送レール13aに設けられた反転装置10により、ロータ1の押さえ板2側が取り外し装置8側に向くように、90°反転される。そして、反転された反転用治具44は、反転用搬送レール13aに沿って、取り外し位置に搬送される。
なお、反転用治具44が90°反転する際の衝撃、または押さえ板2の自重によって、ロータ1から押さえ板2および非円形状押さえ板2bが外れる場合もある。その場合には、押さえ板2および非円形状押さえ板2bが資源回収される。しかし、反転の衝撃により、ロータ1から押さえ板2が外れない場合には、反転用治具44が反転用搬送レール13aに沿って、取り外し位置に搬送される。
そして、取り外し装置8に搬送されたロータ1は、ブラシ部材9が回転しながら、ロータ1の径方向に下降することにより、ブラシ部材9が押さえ板2に当接されて、当該押さえ板9が外れる。この際に、ブラシ部材9は、押さえ板2のみに当接されることになるが、ロータ1の種類によっては、ロータ1の高さおよび押さえ板2の厚さ寸法が異なるため、ロータ高さ検出装置6によって検出された高さ情報を基に、ロータ1の端部を取り外し位置までロータ1の軸線方向に移動して、ブラシ部材9が押さえ板2のみを確実に捉えることができる。
そして、押さえ板2が外れたロータ1は、反転用治具44の把持部材44aをロータ1の外周面から離反させることにより、上記ロッドに介装された上記スプリングの付勢によって、反転用治具44より抜け出すことにより回収されて、次工程に送られ、磁石用貫通孔1c内の希土類磁石素材20を取り出して、貴重な希土類磁石素材としてリサイクルされる。なお、ブラシ部材9によって外れた押さえ板2は、資源回収される。
上述の実施の形態によるロータ分解装置21によれば、押さえ板2の表面2aにおけるピン3の加締め部の位置を画像位置検出装置5により検出するとともに、押さえ板2の表面2aに設けられた非円形状押さえ板2bおよび押さえ板2の表面2aの高さをロータ高さ検出装置6により検出し、かつ切削装置7により画像位置検出装置5により検出した位置情報およびロータ高さ検出装置6により検出した高さ情報を基に、非円形状押さえ板2bの表面および押さえ板2の表面2aからロータ1の端部内側までの切削深さを算出して切削するため、押さえ板2の表面2aに非円形状押さえ板2bと当該押さえ板2の表面2aとに、ピン3が配設されていても、適切な上記切削深さにより、当該ピン3の加締め部からロータ1の端部内側まで切削して、ロータ1を反転装置10により反転させて、押さえ板2を容易に取り外すことができる。これにより、上記切削深さの計測ミスによる切削工具の破損や摩耗頻度を軽減することができるとともに、作業効率の向上とランニングコストを低減させることができる。
また、ロータ1を90°反転させた際に、押さえ板2が外れずに、取り外し装置8により押さえ板2を取り外す場合、ロータ1を90°反転させた後、ロータ高さ検出装置6により検出した高さ情報を基に、ロータ1の切削装置7により切削した側の端部を、取り外し位置までロータ1の軸線方向に移動させ、さらにブラシ部材9をロータ1の径方向に移動させて、押さえ板2を取り外すため、改めて押さえ板2の位置を計測することなく、ブラシ部材9を押さえ板2に適切に当接させることができる。この結果、押さえ板2の取り外しミスやブラシ部材9の破損を防ぎ、作業性を向上させることができるとともに、メンテナンスコストを抑えることができる。
なお、上記実施形態においては、押さえ板2をロータ1に固定するピン3の本数を4本用いる場合のみ説明したが、これに限定されるものでなく、例えば、3本でも、画像位置検出装置5によって、位置を検出することが可能である。
コンプレッサなどに用いられるモータ部材から分離させたロータに利用することができる。
1 ロータ
2 押さえ板
2a 表面
2b 非円形状押さえ板
3 ピン(棒状の固着部材)
4 治具
5 画像位置検出装置
6 ロータ高さ検出装置
6a 第1レーザセンサ
6b 第2レーザセンサ
7 切削装置
8 取り外し装置
9 ブラシ部材
9a 基台
9b ブラシ
10 反転装置
11 ハンドリング装置
20 希土類磁石素材
21 ロータ分解装置

Claims (1)

  1. 希土類磁石素材を内装するロータから当該希土類磁石素材を回収するための前工程として、当該ロータと、このロータの両端部に配設されるとともに、当該ロータの軸線方向に穿設された貫通孔に挿通される棒状の固着部材の頭部により固定された押さえ板とを分解するロータ分解装置であって、
    上記ロータを固定する治具と、上記押さえ板の表面における上記棒状の固着部材の上記頭部の位置を画像により検出する画像位置検出装置と、発光部と受光部とを備えた一対の第1レーザセンサおよび発光部と受光部とを備えた一対の第2レーザセンサの各々受光部と発光部とが上記ロータの径方向に対向配置されて、当該第1レーザセンサおよび当該第2レーザセンサを上記ロータの軸線方向に移動させることにより各々のレーザセンサのレーザ光が遮断された位置により高さを検出するロータ高さ検出装置と、上記画像位置検出装置により検出した位置情報および上記ロータ高さ検出装置により検出した高さ情報を基に上記押さえ板の表面から上記ロータの端部内側までの切削深さを算出して上記棒状の固着部材を切削する切削装置と、上記ロータを90°反転させた後に、上記ロータ高さ検出装置により検出した高さ情報を基に上記ロータの上記切削装置により切削した側の端部を取り外し位置まで上記ロータの軸線方向に移動させる反転装置と、上記取り外し位置においてブラシ部材を上記ロータの径方向に移動させて上記押さえ板を取り外す取り外し装置とを備えていることを特徴とするロータ分解装置。
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