JP2013135266A - ヘッドホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耳の内部に挿入するイヤーパッドを備え、ケーブルを介して再生装置と電気的に接続し、再生装置から出力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置において、耳への装着性を向上すると共に、耳の内部に痛みを生じさせてしまうことを防止することができるヘッドホン装置を提供する。
【解決手段】 ハウジングに固着しオーディオ信号を放音する振動板を有するドライバーユニットと、一端が前記ハウジングに固着され他端にイヤーパッドを保持し、内部が空洞であって当該ハウジングに固着した部分から先端部分に亘って前記ハウジングに対して予め定めた角度だけ傾斜するよう形成されたノズル部とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ケーブルを介して再生装置と接続し、再生装置から出力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置に関する。
従来のヘッドホン装置として、耳の内部に挿入するイヤーパッドを備え、ケーブルを介して再生装置と電気的に接続し、再生装置から出力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置が知られている。
耳の内部にイヤーパッドを挿入するタイプの従来のヘッドホン装置においては、使用者の耳の内部へのヘッドホン装置の装着性を向上するために、ハウジングに対してイヤーパッドの突出角度を一定角度だけオフセットさせることによって耳への装着性を向上させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図5は、ハウジングに対してイヤーパッドの突出角度を一定角度だけオフセットさせた従来のヘッドホン装置をユーザの耳に装着した状態を示す上面図である。
図5においては、上方向を使用者の耳の外方向とし、また、右方向を使用者の前方とする。
図5に示すように、従来のヘッドホン装置100は、ハウジング200及びイヤーパッド4を備える。イヤーパッド4は、樹脂ゴム部材等の弾性体により形成され、ハウジング200に対して前方に一定角度だけオフセットした状態で配設されている。ヘッドホン装置100は、図示しない再生装置から出力されたオーディオ信号を図示しないケーブルを介してハウジング200の内部に備えるドライバーユニットに入力し、当該ドライバーユニットがオーディオ信号を音波として出力する。ドライバーユニットによって出力されたオーディオ信号の音波は、イヤーパッドの内部を伝達して使用者の耳の内部に放音される。
ヘッドホン装置100を耳50に装着する場合は、図5に示すように、イヤーパッド4の先端を耳甲介501から外耳道502に向けて挿入し、イヤーパッド4の外周部分が外耳道入り口503の内壁によって保持されるようにする。このとき、耳50の外耳道入り口503が耳甲介501の内側から前方に突出しており、ヘッドホン装置100は、ハウジング200に対してイヤーパッド4を使用者の前方にオフセットさせて配設させることによって、イヤーパッド4の外周部分が外耳道入り口503の内壁に適切に保持されることにより、ヘッドホン装置100の装着性が向上する。
特開2007−189468号公報
ハウジングに対してイヤーパッドの突出角度を一定角度だけオフセットさせた従来のヘッドホン装置は、使用者がヘッドホン装置100を耳50に装着している状態の場合、ハウジング200の外周の一部分が、図5において矢印Aで示す外耳道入り口503の膨らみ部分を部分的に押圧し、また、ハウジング200が、図5において矢印Bで示す耳珠504の膨らみ部分を押圧した状態となる。
このように、外耳道入り口503の膨らみ部分及び耳珠504の膨らみ部分をハウジング200が押圧した状態でヘッドホン装置100を長時間装着すると、外耳道入り口503及び耳珠504がハウジング200の外周部分に押圧された状態が長時間継続されるため、外耳道入り口503及び耳珠504に痛みが生じることがある。従来のヘッドホン装置100がハウジング200の外周部分が耳50の外耳道入り口503及び耳珠504を長時間押圧することによって耳50の内部に痛みが生じてしまうと、ヘッドホン装置100の装着性が損なわれてしまう。
本発明は、耳の内部に挿入するイヤーパッドを備え、ケーブルを介して再生装置と電気的に接続し、再生装置から出力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置において、耳への装着性を向上すると共に、耳の内部に痛みを生じさせてしまうことを防止することができるヘッドホン装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1記載の発明は、ケーブルを介して入力端子に入力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置において、ハウジングに固着しオーディオ信号を放音する振動板を有するドライバーユニットと、一端が前記ハウジングに固着され他端にイヤーパッドを保持し、内部が空洞であって当該ハウジングに固着した部分から先端部分に亘って前記ハウジングに対して予め定めた角度だけ傾斜するよう形成されたノズル部とを備えることを特徴とする。
本願の請求項2記載の発明は、請求項1記載のヘッドホン装置において、前記ノズル部は、一側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部を備えることを特徴とする。
本願の請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のヘッドホン装置において、前記ノズル部は、一側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部を備えることを特徴とする。
本願の請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のヘッドホン装置において、前記ヘッドホン装置は、前記ハウジングの上方に薄い板により形成される羽状板部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、耳の内部に挿入するイヤーパッドを備え、ケーブルを介して再生装置と電気的に接続し、再生装置から出力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置において、耳への装着性を向上すると共に、耳の内部に痛みを生じさせてしまうことを防止することができるヘッドホン装置を提供することができる。
本発明の一実施例のヘッドホン装置を示す側方断面図。 図1に示すヘッドホン装置1の上方断面図。 本実施例のヘッドホン装置1をユーザの耳に装着した状態を示す上面図。 本発明のヘッドホン装置の他の例を示す図で、図4(a)はヘッドホン装置の上面図で、図4(b)はヘッドホン装置の前面図。 ハウジングに対してイヤーパッドの突出角度を一定角度だけオフセットさせた従来のヘッドホン装置をユーザの耳に装着した状態を示す上面図。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、背景技術及び図5で示した構成要素と同一の部分については同符号を用いる。
図1は、本発明の一実施例のヘッドホン装置を示す側方断面図である。
ヘッドホン装置1は、ハウジング2、ノズル部3、イヤーパッド4、ケーブル6、ドライバーユニット7及び図示しない入力端子を備える。
図1に示すヘッドホン装置1においては、左方向をヘッドホン装置1の前方とし、上方向をヘッドホン装置1の上方とする。
図2は、図1に示すヘッドホン装置1の上方断面図である。
図2に示すヘッドホン装置1においては、下方向をヘッドホン装置1の前方とし、右方向をヘッドホン装置1の右側とし、左方向をヘッドホン装置1の左側とする。
図1及び図2に示すように、ハウジング2は、円筒型を形成し、前方に開口する凹部201を備え、下方に孔202を備える。ケーブル6は、一端がハウジング2の孔202を介してハウジング2の内部に挿入され、このハウジング2の内部で結び目601を形成する。ケーブル6は、この結び目601によってハウジング2の内部から下方に脱落しないように成されている。ハウジング2の内部で結び目601が形成されたケーブル6の一端からは、リード線602が突出した状態とされる。
ドライバーユニット7は、図示しない振動板を備え、ケーブル6のリード線602に電気的に接続される。ドライバーユニット7は、ハウジング2の前方部分の内壁に接着剤等により固着される。
ノズル部3は、図1に示すように、内部が空洞であって、後部302から前部301に亘って外形が小さくなる円錐形を形成する。また、ノズル部3は、図2に示すように、後部302から前部301に亘ってハウジング2に対して角度Cだけ右側にオフセットして傾斜するよう形成されている。本実施例においては、この傾斜角度を40度とする。ノズル部3は、後部302から前部301に亘ってハウジング2に対して角度Cだけ右側に傾斜していることに付随して、左の側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部306を備え、また、右の側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部307を備える。
ノズル部3の後部302は、ハウジング2の先端部分に接着剤等により固着される。ノズル部3は、前部301の前方部分に、円筒形を形成し、前後に貫通する孔304を備えた凸部303を備える。凸部303は、外周の中央部分に溝部305を備える。
イヤーパッド4は、ゴム部材等の弾性体により円筒型に形成され、前後に貫通する孔401を備える。イヤーパッド4は、後方の内側部分に鍔部402を備える。イヤーパッド4は、鍔部402が凸部303の溝部305にはめ込まれることによってノズル部3の前方に保持された状態となる。
ヘッドホン装置1は、ハウジング2に挿入されたケーブル6の他端に図示しない入力端子を備える。この入力端子は、図示しない再生装置の出力端子に接続される。ヘッドホン装置1は、再生装置の出力端子から出力されるオーディオ信号を入力端子によって入力し、入力端子から入力したオーディオ信号をケーブル6を介してドライバーユニット7から放音する。ヘッドホン装置1の使用者は、イヤーパッド4を耳にはめ込んだ状態で、再生装置からオーディオ信号を再生させる。このことにより、再生装置が再生したオーディオ信号が入力端子及びケーブル6を介してドライバーユニット7によって放音され、この放音されたオーディオ信号がノズル部3の内部を介してイヤーパッド4の孔401の内部に伝達する。これにより、使用者は、ヘッドホン装置1を耳に装着した状態で、ヘッドホン装置1から出力されるオーディオ信号を聴取することができる。
図3は、本実施例のヘッドホン装置1をユーザの耳に装着した状態を示す上面図である。
図3においては、上方向を使用者の耳の外方向とし、また、右方向を使用者の前方とする。
ヘッドホン装置1を耳50に装着する場合は、図3に示すように、イヤーパッド4の先端を耳甲介501から外耳道502に向けて挿入し、イヤーパッド4の外周部分が外耳道入り口503の内壁によって保持されるようにする。このとき、耳50の内部は、外耳道入り口503の内壁が耳甲介501の内側から前方に突出し、また、耳珠504の内壁が耳50の入り口から内部に亘って前方に傾斜しているが、ヘッドホン装置1は、ノズル部3が後部302から前部301に亘ってハウジング2に対して角度Cだけ右側に傾斜するよう形成されていることにより、ヘッドホン装置1の装着性を向上させることができる。
本実施例のヘッドホン装置1は、ノズル部3の左の側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部306を備えるため、イヤーパッド4が外耳道入り口503に保持されている状態の場合、ノズル部3及びハウジング2の外周の一部分が図3において矢印Aで示す外耳道入り口503の膨らみ部分を部分的に押圧せずに、ノズル部3の外方向湾曲部306の表面の広い面積の部分で外耳道入り口503の膨らみ部分と当接した状態となる。このように、ノズル部3の外方向湾曲部306の表面の広い面積の部分が外耳道入り口503の膨らみ部分と当接することにより、外耳道入り口503の一定面積当たりに掛かる押圧力が低くなるため、外耳道入り口503に痛みが生じることを防止することができる。また、本実施例のヘッドホン装置1は、ノズル部3の右の側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部307を備えるため、イヤーパッド4が外耳道入り口503に保持されている状態の場合、ノズル部3及びハウジング2の外周部分が図3において矢印Bで示す耳珠504の膨らみ部分を押圧することがない。
このように、本実施例のヘッドホン装置1は、ノズル部3の左側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部306を備え、また、ノズル部3の右側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部307を備えるため、使用者がヘッドホン装置1を長時間装着しても、外耳道入り口503の内壁部分や耳珠504の内壁部分がヘッドホン装置1に押圧され続けてしまい、耳50の内部に痛みが生じてしまうことを防止することができる。
また、本実施例のヘッドホン装置1は、ヘッドホン装置1を耳に挿入し、イヤーパッド4の外周部分が外耳道入り口503の内壁によって保持されている状態の場合、ノズル部3の外方向湾曲部306の表面の広い面積の部分が外耳道入り口503の膨らみ部分と当接すると共に耳珠504を押圧しないことから、イヤーパッド4の表面が外耳道入り口503の内壁に適切に当接した状態で、ドライバーユニット7から出力されたオーディオ信号がノズル部3及びイヤーパッド4の内部を介して適切に耳50の外耳道502に伝達するため、ヘッドホン装置1によって出力するオーディオ信号の音質を向上させることができる。
本実施例のヘッドホン装置1は、図2に示すように、ノズル部3が後部302から前部301に亘ってハウジング2に対して40度だけ右側に傾斜するよう形成されている構成としたが、この傾斜角度は、使用者の耳の形状に合わせて40度以外のどのような角度でも良いし、また、例えば、ノズル部3の傾斜角度を自由に変化させることができる構成とし、使用者の好みに合わせてノズル部3の傾斜角度を任意の角度に変更できる構成としても良い。
本実施例のヘッドホン装置1は、ノズル部3の左の側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部306を備え、また、ノズル部3の右の側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部307を備える構成としたが、耳50の耳珠504の膨らみにノズル部3の外周が当接することに使用者の違和感がない場合は、ノズル部3の右の側面の中間部分に内側方向に内方向湾曲部307を備えず、ノズル部3の左の側面の中間部分に外側方向に外方向湾曲部306のみを備える構成としても良い。
また、本実施例のヘッドホン装置1は、ノズル部3の左の側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部306を備え、また、ノズル部3の右の側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部307を備える構成としたが、耳50の外耳道入り口503の膨らみにノズル部3の外周の一部分が部分的に当接することに使用者の違和感がない場合は、ノズル部3の左の側面の中間部分に外側方向に外方向湾曲部306を備えず、ノズル部3の右の側面の中間部分に内側方向に内方向湾曲部307のみを備える構成としても良い。
本実施例のヘッドホン装置1は、再生装置からオーディオ信号を入力するケーブル6を備える構成としたが、ケーブル6を備えずに、例えば、再生装置からのオーディオ信号を無線によってドライバーユニット7が入力する構成としても良い。このように、再生装置からのオーディオ信号を無線によってドライバーユニット7が入力する構成とすることにより、ヘッドホン装置1にケーブル6を備える必要がなくなるため、使用者が歩行している場合や、ジョギングしている場合において、ヘッドホン装置1の装着性を一層向上させることができる。
次に、本発明のヘッドホン装置の他の例について説明する。
図4は、本発明のヘッドホン装置の他の例を示す図で、図4(a)はヘッドホン装置の上面図で、図4(b)はヘッドホン装置の前面図である。
図4(a)においては、下方向をヘッドホン装置の前方とし、右方向をヘッドホン装置の右側とし、左方向をヘッドホン装置の左側とする。
図4(b)においては、上方向をヘッドホン装置の上方とし、右方向をヘッドホン装置の右側とし、左方向をヘッドホン装置の左側とする。
本発明のヘッドホン装置の他の例においては、前述した一実施例のヘッドホン装置1の構成に後述する羽状板部を追加したのみの構成であるため、前述した各構成についての説明は省略する。
図4に示すように、ヘッドホン装置10は、前述したヘッドホン装置1の各構成に加えて羽状板部8を備える。
図4(b)に示すように、羽状板部8は、ゴム部材、プラスチック部材等の弾性体から成り、羽根型を成した薄い板により形成される。羽状板部8は、ハウジング2の前部の上方に配設されるように下方部分がハウジング2の前方部分に固着される。
ヘッドホン装置10を耳に装着する場合は、図3で説明したのと同様に、イヤーパッド4の先端を耳の内部に向けて挿入し、イヤーパッド4の外周部分が外耳道入り口の内壁によって保持されるようにすると共に、ハウジング2の上方に配設された羽状板部8を耳甲介の窪み部分に挿入する。このことにより、ヘッドホン装置10は、イヤーパッド4が耳の内部に挿入されると共に、羽状板部8が耳甲介の上方の内壁に当接した状態となる。このため、ヘッドホン装置10は、羽状板部8が耳甲介の上方の内壁に当接した状態となることにより、羽状板部8を介して耳甲介の窪み部分に正確に保持された状態となる。
このように、本実施例の他の例のヘッドホン装置10は、前述したヘッドホン装置1と同様に、ノズル部3の左の側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部306を備えるため、ノズル部3及びハウジング2の外周の一部分が外耳道入り口の膨らみ部分を部分的に押圧せずに、ノズル部3の外方向湾曲部306の表面の広い面積の部分で外耳道入り口の膨らみ部分と当接した状態となり、また、ノズル部3の右の側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部307を備えるため、ノズル部3及びハウジング2の外周部分が耳珠の膨らみ部分を押圧することなく耳に装着することができることに加えて、羽状板部8が耳甲介の上方の内壁に当接することによってヘッドホン装置10を耳甲介の窪み部分に正確に保持させることができる。このため、外方向湾曲部306及び内方向湾曲部307と耳の内部の内壁との間に隙間で生じてしまった場合でも、羽状板部8が耳甲介の上方の内壁に当接することによってヘッドホン装置10が耳甲介の窪み部分に正確に保持されることにより、ヘッドホン装置10を耳に装着している間にイヤーパッド4が耳の内部から抜け落ちてしまったり、イヤーパッド4の装着位置がズレてしまうことを防止することができる。
本実施例の他の例のヘッドホン装置10は、羽状板部8が羽根型を成した薄い板により形成されてハウジング2の前部の上方に配設されるようハウジング2に固着する構成としたが、耳甲介の窪み部分に挿入可能であれば羽根型以外にもどのような形状でも良く、また、羽状板部8をハウジング2に固着しないで、例えば、イヤーパッド4やノズル部3に固着する構成としても良い。
本実施例の他の例のヘッドホン装置10は、羽状板部8がハウジング2に固着する構成としたが、羽状板部8がヘッドホン装置10のハウジング2やノズル部3から着脱可能なように構成されていても良い。この場合、例えば、ハウジング2の上面部分に凹部を備えると共に羽状板部8の下方の根元部分に凸部を備え、羽状板部8の凸部をハウジング2の凹部に挿入可能とすることによって羽状板部8をハウジング2から着脱可能とする。このことによって、ユーザの好みに応じてヘッドホン装置10に羽状板部8を備えた状態と備えない状態に変化させることができるので、ユーザの用途、使い心地等に応じてヘッドホン装置10を装着する場合の利便性を向上させることができる。
本実施例の他の例のヘッドホン装置10は、羽状板部8が薄い板により形成されてこととしたが、薄い板の部材以外にも、例えば、薄いメッシュ素材によって形成されていても良いし、また、羽状板部8の表面に凹凸や複数の孔を備えた構成としても良い。このことにより、羽状板部8が耳に触れたときの装着感を向上させることができるので、ヘッドホン装置10を耳に装着した場合の装着性を一層向上させることができる。
本発明は、ケーブルを介して再生装置と接続し、再生装置から出力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置に有用に用いることができる。
1 ヘッドホン装置、2 ハウジング、201 凹部、202 孔、
3 ノズル部、301 前部、302 後部、303 凸部、304 孔、
305 溝部、306 外方向湾曲部、307 内方向湾曲部、
4 イヤーパッド、401 孔、402 鍔部、6 ケーブル、
601 結び目、602 リード線、7 ドライバーユニット、8 羽状板部、
50 耳、501 耳甲介、502 外耳道、503 外耳道入り口、504 耳珠、
10 ヘッドホン装置、100 ヘッドホン装置、200 ハウジング

Claims (4)

  1. ケーブルを介して入力端子に入力されたオーディオ信号を出力するヘッドホン装置において、
    ハウジングに固着しオーディオ信号を放音する振動板を有するドライバーユニットと、
    一端が前記ハウジングに固着され他端にイヤーパッドを保持し、内部が空洞であって当該ハウジングに固着した部分から先端部分に亘って前記ハウジングに対して予め定めた角度だけ傾斜するよう形成されたノズル部とを備えることを特徴とするヘッドホン装置。
  2. 請求項1記載のヘッドホン装置において、
    前記ノズル部は、一側面の中間部分に外側方向に膨らんだ外方向湾曲部を備えることを特徴とするヘッドホン装置。
  3. 請求項1または2記載のヘッドホン装置において、
    前記ノズル部は、一側面の中間部分に内側方向に膨らんだ内方向湾曲部を備えることを特徴とするヘッドホン装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のヘッドホン装置において、
    前記ヘッドホン装置は、前記ハウジングの上方に薄い板により形成される羽状板部を備えることを特徴とするヘッドホン装置。
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