JP2013134553A - 電子タグ - Google Patents

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Tetsuro Wada
哲朗 和田
Kenichi Bushida
健一 武士田
Katsuhiro Kawashima
克裕 川島
Takeo Okawa
丈男 大川
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Wada Tetsuro
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Unitika Ltd
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Abstract

【課題】 特に図書館において、書籍類の貸し出し、返却や移動の管理を非接触式のICタグを用いて行なうについて、書籍類はその非接触式ICタグの装着位置が限定されることとなるが、その限定された位置にフィットし、しかも隠蔽性を確保できるICタグが存在していなかったという点である。
【解決手段】 個体識別情報を有するICチップと送受信アンテナから構成され、その通信帯域としてUHF帯を使用する非接触式ICタグを用いた電子タグであって、その幅を3mm〜6mmとし、かつ、長さが63mm〜95mmとし、前記した電子タグの両面は、粘着層を有するとともに、離型性を有するキャリア層およびカバーフィルム層の間に挟持されていることとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子タグに関し、特に個体識別情報を有するICチップと送受信アンテナとから構成される非接触式ICタグとしての電子タグに関し、主として図書館における書籍類の貸し出し、返却や移動の管理、書店における書籍類の管理を専用的に目的とし、加えて退入館口に電子タグ専用のゲートを設定することで図書館や書店からの不正持ち出しの管理を目的とする電子タグに関する。
従来より、物品の個体管理のため、非接触式のICタグが使用されている。そして、この非接触式のICタグは形態がベース材としてのテープ上に搭載されるので、アパレルや雑貨、衣服類等の物品、商品には設置スペースが見出され、その装着は比較的容易となる。
しかしながら、対象が書籍類となると、印刷部分を覆うことはできず、その装着は工夫を要し、隠蔽されていないと剥離されてしまう虞もあり、場合によっては外観の見栄えも悪くなってしまう虞もある。加えて、書籍類は一般的なハードカバーのほか、文庫本や各社のノベルズ、辞典類、写真集、地図帳等、そのサイズも様々なものとなっている。
そして、選択される非接触式のICタグの装着部位は、ハードカバー等の場合、背と束の間のスペースであったり、束が背にダイレクトに付いている場合等はカバーと背の間であったり、あるいは見開きや、各ページ間の喉部分であったりする。
特開2008−134796号公報 特願2011−41413号出願書類
本発明が解決しようとする問題点は、特に図書館において、書籍類の貸し出し、返却や移動の管理を非接触式のICタグを用いて行なうについて、書籍類はその非接触式ICタグの装着位置が限定されることとなるが、その限定された位置にフィットし、しかも隠蔽性を確保できるICタグが存在していなかったという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る電子タグは、個体識別情報を有するICチップと送受信アンテナから構成され、その通信帯域としてUHF帯を使用する非接触式ICタグを用いた電子タグであって、その幅を3mm〜6mmとし、かつ、長さが63mm〜95mmとし、前記した電子タグの両面は、粘着層を有するとともに、離型性を有するキャリア層およびカバーフィルム層の間に挟持されていることを特徴としている。
また、本発明に係る電子タグは、前記したICチップの個体識別情報はROMによって構成されていることを特徴とし、前記した電子タグはベースとなるテープ材上に搭載もしくは二枚のテープ材間に挟持されていることを特徴としている。
さらに、本発明に係る電子タグは、前記した電子タグは、その一部分を構成する部材がベースを兼ねていることを特徴とし、前記した電子タグは装着前はロール状に巻かれているか、あるいは二次元的に短冊状のものを並列させているか、もしくは一枚ものの単品としてあることを特徴とし、前記した電子タグは二枚のテープ材間もしくはシート材間あるいはフィルム材間に挟持し、栞としてあることを特徴としている。
本発明に係る電子タグは上記のように構成されている。そのため、対象となる書籍類への装着が隠蔽性をもって良好に実行でき、本発明に係る電子タグ1が通信に使用する周波数が、主に800MHzから1GHzの範囲内の一部または全部で一般に使用が許可される所謂UHF帯を使用することで、必要とされるアンテナの大きさや、金属が近接した場合の通信電波への影響挙動等を勘案しても最も良好なタグとされる。
また、特に単行本、文庫本に関する大きさに配慮して、前記したキャリア層、及びカバーフィルム層の長さを規定することにより、書籍により装着し易い形態を提供するものである。
本発明を実施した電子タグを示す部分平面図である。 二枚のテープ材に挟持された形態を示す部分断面図である。 カバーフィルムを有する両面粘着タイプの形態を示す部分断面図である。 ロール状に巻かれた状態を示す図である。 短冊状としたものを並列した状態を示す図である。 栞とする場合を示す図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の例を図面を参照して説明する。図面にあって1は本願発明を実施した電子タグを示している。この電子タグ1の基本構成はフレキシブルなベースとなるテープ材2を有しており、このテープ材2の一方面に非接触式ICタグ4を搭載した構成となっている。
ここで、テープ材2は非接触式ICタグ4の一部分を構成する部材で兼ねることもでき、また、非接触式ICタグ4とテープ材2が物理的にひとつの基材で構成されるとしても本願発明の目的とする範疇から外れてしまうものではない。
本願発明を構成する非接触式のICタグ4は、ICチップ5と、そのICチップ5と電気的に接続されているアンテナ6とより構成され、接着手段、例えば0.17mm厚の両面テープによって固定されている。ここでアンテナ6はアルミニウムや銅等の金属もしくは合金の非磁性材料で形成されている。このアルミニウムや銅は安価でエッチング等の加工性がよく、良好な特性を得るためのアンテナ6の材料として好適である。
また、非接触式ICタグ4は、UHF帯のマイクロ波を使用する無線方式のものとされ、アンテナ6として形状が棒状となるダイポール状アンテナを用いることで良好な通信特性を得られるため、電子タグ1としての形状を細型化することができる。ICチップ5は個体識別情報をROMによって構成しておくことが好ましく、このICチップ5に固有のIDのみをROMによって構成入力しておくことで、この固有IDをネットワークで管理すれば、小型で安価な、改ざん不可能なICチップ5とすることができる。
さらに、この非接触式のICチップ4の上面に粘着層を有するカバーフィルムを装備することもできる。
ここで、本実施例にあって、この電子タグ1の幅は3mm〜6mm、かつ、長さは63mm〜95mmに設定される。この幅はテープ材2までを含めて考えた場合はW1が相当し、テープ材2を非接触式のICタグ4の一部を兼用したような場合W2が相当することとなる。この数値は装着対象となる書籍類のサイズから計出され、加えて隠蔽性も考慮して得られたものである。
また、図2として示すのは変形実施例であり、テープ材2の下面に粘着層8を備え、その粘着層8にキャリア層7を設けてあり、このキャリア層7を剥離することで対象物への粘着層8による貼装を可能としてある。また、非接触式のICタグ4のICチップ5の上面から、別異のテープ材2aによってテープ材2との間で非接触式のICタグ4を挟持する構成としてある。この場合、別異のテープ材2aの下面側に粘着層8を設けて、剥れてしまうことを防止している。
また、図3として示す実施例は、変形実施例(図2)のICタグをさらに応用したもので、テープ材2aの上面に更なる粘着層8aを設けて、さらに8aを覆うようにカバーフィルム9を設けた構成である。書籍への貼付時の使用方法の一例として、ベース材2を剥し、書籍の頁間にカバーフィルム9を用いて書籍に粘着層8で貼付する。その後、カバーフィルム9を取り除くことで粘着層8aを用いて書籍に貼付することにより、書籍頁間に本発明に係る電子タグ1を隠蔽した状態で容易に貼付することが可能となるものである。なお、貼付時の作業性を向上させるため、キャリア層7、及びカバーフィルム9の幅は、本発明に係る電子タグ1の幅に制約されるものではない。又、本発明に係る電子タグのキャリア層、およびカバーフィルム層の長さは適宜設定し、書籍に、より一層貼付しやすい形状とすることが出来る。
これらの電子タグ1は、装着前の形態として、ロール状に巻回されたもの(図4参照)や短冊状のものを二次元的に並列したもの(図5参照)とすることができる。これらを順次、一枚づつカットして使用することとなるが、必要に応じ、カット用のミシン目10を入れておくこともできる。
また、電子タグ1を一対のテープ材あるいはシート材もしくはフィルム材によって成形された挟持材11、11間に挟持し、パックすることで、栞として使用することも可能となる。特に、この栞とする場合、挟持材11、11には印刷を可能とすることで、様々な付加的効果を得ることもできる。
本実施例に係る電子タグ1は上記のように構成されているので、対象物を書籍類とした場合、その限定される装着部位に容易に対応することができ、正確な管理が実行できる。
本願発明は上記のように構成されており、図書館における書籍類の管理に使用されるが、対象物は書籍類に限らず、広く応用することができ、装着部位が狭く、細く限定される各種商品にも用いることができる。ここでいう装着とは必ずしも粘着層を有しての貼着のみを意味するものではなく、本発明にかかる電子タグを例えば書籍に挟み込むのみでの運用も可能とするものである。
また、本願発明は非接触式のICタグ4のみを用いた構成として対象物の個別情報を管理するのみにとどまるが、アモルファス等を用いた磁気式タグと併用し、応答するゲートを用いることで不正持ち出し等の犯罪行為もチェックすることができるようになり、書籍類を対象とすると書店にとっても大きな効果が得られることとなる。
1 電子タグ
2 テープ材
2a テープ材
4 非接触式のICタグ
5 ICチップ
6 アンテナ
7 キャリア層
8 粘着層
8a 粘着層
9 カバーフィルム
10 ミシン目
11 挟持材

Claims (6)

  1. 個体識別情報を有するICチップと送受信アンテナから構成され、その通信帯域としてUHF帯を使用する非接触式ICタグを用いた電子タグであって、その幅を3mm〜6mmとし、かつ、長さが63mm〜95mmとし、前記した電子タグの両面は、粘着層を有するとともに、離型性を有するキャリア層およびカバーフィルム層の間に挟持されていることを特徴とする電子タグ。
  2. 前記したICチップの個体識別情報はROMによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子タグ。
  3. 前記した電子タグはベースとなるテープ材上に搭載もしくは二枚のテープ材間に挟持されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子タグ。
  4. 前記した電子タグは、その一部分を構成する部材がベースを兼ねていることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載の電子タグ。
  5. 前記した電子タグは装着前はロール状に巻かれているか、あるいは二次元的に短冊状のものを並列させているか、もしくは一枚ものの単品としてあることを特徴とする請求項1から4のうち1項に記載の電子タグ。
  6. 前記した電子タグは二枚のテープ材間もしくはシート材間あるいはフィルム材間に挟持し、栞としてあることを特徴とする請求項1または3に記載の電子タグ。
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