JP2013133373A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ゴム成分として共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体、補強用充填剤としてセチルトリメチルアンモニウムブロマイド(CTAB)吸着比表面積が60〜130m2/g、BET法による窒素吸着比表面積(N2SA)が70〜140m2/gであるシリカを少なくとも含むゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
【選択図】 なし
Description
従来から、ゴムの補強用充填剤としては、カーボンブラックが使用されている。これは、カーボンブラックがゴム組成物に高い耐摩耗性を付与し得るからである。カーボンブラックの単独使用で低発熱化を図ろうとする場合、カーボンブラックの充填量を減らす、或いは、粒径の大きいものを使用することが考えられるが、いずれの場合も耐摩耗性、湿潤路面でのグリップ性が低下するのを避けられないことが知られている。一方、低発熱性を向上させるために充填剤としてシリカが知られているが(例えば、特許文献1〜4)、シリカは、その表面官能基であるシラノール基の水素結合により粒子同士が凝集する傾向にあり、シリカ同士のこすれあいにより発熱性が大きくなる。また、ゴム分子との濡れ性も劣り、ゴム中へのシリカの分散は良くない。これをよくするためには混練時間を長くする必要がある。また、ゴム中へのシリカの分散が不十分であるとゴム組成物のムーニー粘度が高くなり、押出しなどの加工性に劣る。さらに、シリカ粒子の表面は酸性であることから、ゴム組成物を加硫する際に加硫促進剤として使用される塩基性物質を吸着し、加硫が十分行われず、弾性率が上がらないという問題も有していた。
さらに、将来共役ジエン化合物であるブタジエンの価格が高騰することが予想され、タイヤ材料に低価格なオレフィン資源の活用が必要とされている。共役ジエンとオレフィンの共重合体については、例えば、特許文献9〜13に開示されているが、耐摩耗性に優れたゴムが得られるとの教示はない。
本発明の空気入りタイヤに用いるゴム組成物は、ゴム成分として共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体及び共役ジエン系重合体などの他のゴムとを含む。
・共役ジエン化合物と非共役オレフィンとの共重合体の構成
本発明において使用する共役ジエン化合物と非共役オレフィンとの共重合体の共役ジエン化合物由来部分のシス−1,4−結合量は、25%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましい。さらに、共役ジエン化合物由来部分(共役ジエン部分)のシス−1,4−結合量は、好ましくは、92%超であり、さらに好ましくは95%以上である。共役ジエン化合物由来部分のシス−1,4結合量が25%以上であれば、低いガラス転移点(Tg)を保持することができ、これにより、耐亀裂成長性や耐摩耗性等の物性が改良される。
なお、共役ジエン化合物由来部分の共役ジエン化合物の1,2付加体部分(3,4付加体部分を含む)含量は、共役ジエン化合物がブタジエンの場合、1,2−ビニル結合量と同じ意味である。
ここで、平均分子量及び分子量分布は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によりポリスチレンを標準物質として求めることができる。
また、共役ジエン化合物と非共役オレフィンとが交互に配列する交互共重合体(共役ジエン化合物をaと、非共役オレフィンをbとした場合の、−abababab−の分子鎖構造)であってもよい。
テーパー共重合体の構造は、共役ジエン化合物成分と非共役オレフィン成分との組成が連続的又は不連続的に分布があることを示す。ここで、非共役オレフィン成分の連鎖構造としては、長鎖(高分子量)の非共役オレフィンブロック成分を多く含まず、短鎖(低分子量)の非共役オレフィンブロック成分を多く含むことが好ましい。
したがって、本発明では、共役ジエン化合物と非共役オレフィンとの共重合体は、ブロック共重合体及びテーパー共重合体から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
次に、本発明に係る共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体の製造方法を詳細に説明する。ただし、以下に詳述する製造方法は、あくまで例示に過ぎない。本発明に係る共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体は、重合触媒または重合触媒組成物の存在下、共役ジエン化合物と非共役オレフィンとを重合させて得ることができる。
重合方法としては、溶液重合法、懸濁重合法、液相塊状重合法、乳化重合法、気相重合法、固相重合法等の任意の方法を用いることができる。また、重合反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒は重合反応において不活性であればよく、例えば、トルエン、シクロヘキサン、ノルマルヘキサン、またそれらの混合物等が挙げられる。
さらに、下記式の関係を満たすことが好ましい。
非共役オレフィンの濃度/共役ジエン化合物の濃度 ≧ 1.3
さらに好ましくは、下記式の関係を満たすことが好ましい。
非共役オレフィンの濃度/共役ジエン化合物の濃度 ≧ 1.7
・第一重合触媒組成物
第一重合触媒組成物としては、下記一般式(I):
(式中、Mは、ランタノイド元素、スカンジウム又はイットリウムを示し、CpRは、それぞれ独立して無置換もしくは置換インデニルを示し、Ra〜Rfは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子を示し、Lは、中性ルイス塩基を示し、wは、0〜3の整数を示す)で表されるメタロセン錯体、及び下記一般式(II):
(式中、Mは、ランタノイド元素、スカンジウム又はイットリウムを示し、CpRは、それぞれ独立して無置換もしくは置換インデニルを示し、X’は、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシド基、チオラート基、アミド基、シリル基又は炭素数1〜20の炭化水素基を示し、Lは、中性ルイス塩基を示し、wは、0〜3の整数を示す)で表されるメタロセン錯体、並びに下記一般式(III):
(式中、Mは、ランタノイド元素、スカンジウム又はイットリウムを示し、CpR’は、無置換もしくは置換シクロペンタジエニル、インデニル又はフルオレニルを示し、Xは、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシド基、チオラート基、アミド基、シリル基又は炭素数1〜20の炭化水素基を示し、Lは、中性ルイス塩基を示し、wは、0〜3の整数を示し、[B]−は、非配位性アニオンを示す)で表されるハーフメタロセンカチオン錯体からなる群より選択される少なくとも1種類の錯体
を含む重合触媒組成物(以下、第一重合触媒組成物ともいう)が挙げられる。
なお、重合反応系において、第一重合触媒組成物に含まれる錯体の濃度は0.1〜0.0001mol/lの範囲であることが好ましい。
シクロペンタジエニル環を基本骨格とするCpR’として、具体的には、以下のものが例示される。
Xが表す炭素数1〜20の炭化水素基として、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、オクチル基等の直鎖又は分枝鎖の脂肪族炭化水素基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等の芳香族炭化水素基;ベンジル基等のアラルキル基;さらに、トリメチルシリルメチル基、ビストリメチルシリルメチル基等のケイ素原子を含有する炭化水素基等が挙げられ、これらの中でも、メチル基、エチル基、イソブチル基、トリメチルシリルメチル基等が好ましい。
次に、本発明に係る共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体の製造方法において用いられる第二重合触媒組成物について説明する。
第二重合触媒組成物としては、
(A)成分:希土類元素化合物又は該希土類元素化合物とルイス塩基との反応物であって、希土類元素と炭素との結合を有さない該希土類元素化合物又は反応物と、
(B)成分:非配位性アニオンとカチオンとからなるイオン性化合物(B−1)、アルミノキサン(B−2)、並びにルイス酸、金属ハロゲン化物とルイス塩基との錯化合物及び活性ハロゲンを含む有機化合物のうち少なくとも一種のハロゲン化合物(B−3)よりなる群から選択される少なくとも一種
とを含む重合触媒組成物(以下、第二重合触媒組成物ともいう)を好適に挙げることができる。
(C)成分:下記一般式(X):
YR1 aR2 bR3 c ・・・・(X)
(式中、Yは、周期律表第1族、第2族、第12族及び第13族から選択される金属であり、R1及びR2は、同一又は異なっていてもよく、炭素数1〜10の炭化水素基又は水素原子で、R3は炭素数1〜10の炭化水素基であり、但し、R3は上記R1又はR2と同一又は異なっていてもよく、また、Yが周期律表第1族から選択される金属である場合には、aは1で且つb及びcは0であり、Yが周期律表第2族及び第12族から選択される金属である場合には、a及びbは1で且つcは0であり、Yが周期律表第13族から選択される金属である場合には、a,b及びcは1である)で表される有機金属化合物を含む。
上記イオン性化合物(B−1)及び上記ハロゲン化合物(B−3)は、(A)成分へ供給するための炭素原子が存在しないため、(A)成分への炭素供給源として、上記(C)成分が必要となる。なお、上記重合触媒組成物が上記アルミノキサン(B−2)を含む場合であっても、該重合触媒組成物は、上記(C)成分を含むことができる。また、第二重合触媒組成物は、通常の希土類元素化合物系の重合触媒組成物に含有される他の成分、例えば助触媒等を含んでいてもよい。
下記一般式(XI)又は(XII):
M11X11 2・L11w ・・・・(XI)
M11X11 3・L11w ・・・・(XII)
(式中、M11は、ランタノイド元素、スカンジウム又はイットリウムを示し、X11は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシド基、チオラート基、アミド基、シリル基、アルデヒド残基、ケトン残基、カルボン酸残基、チオカルボン酸残基又はリン化合物残基を示し、L11は、ルイス塩基を示し、wは、0〜3を示す)で表されることができる。
YR1 aR2 bR3 c ・・・・(X)
(式中、Yは、周期律表第1族、第2族、第12族及び第13族から選択される金属であり、R1及びR2は、同一又は異なっていてもよく、炭素数1〜10の炭化水素基又は水素原子で、R3は炭素数1〜10の炭化水素基であり、但し、R3はR1又はR2と同一又は異なっていてもよく、また、Yが周期律表第1族から選択される金属である場合には、aは1で且つb及びcは0であり、Yが周期律表第2族及び第12族から選択される金属である場合には、a及びbは1で且つcは0であり、Yが周期律表第13族から選択される金属である場合には、a,b及びcは1である)で表される有機金属化合物であり、
下記一般式(Xa):
AlR1R2R3 ・・・・(Xa)
(式中、R1及びR2は、同一又は異なっていてもよく、炭素数1〜10の炭化水素基又は水素原子で、R3は炭素数1〜10の炭化水素基であり、但し、R3はR1又はR2と同一又は異なっていてもよい)で表される有機アルミニウム化合物であることが好ましい。
式(X)の有機アルミニウム化合物としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ−t−ブチルアルミニウム、トリペンチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリシクロヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム;水素化ジエチルアルミニウム、水素化ジ−n−プロピルアルミニウム、水素化ジ−n−ブチルアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム、水素化ジヘキシルアルミニウム、水素化ジイソヘキシルアルミニウム、水素化ジオクチルアルミニウム、水素化ジイソオクチルアルミニウム;エチルアルミニウムジハイドライド、n−プロピルアルミニウムジハイドライド、イソブチルアルミニウムジハイドライド等が挙げられ、これらの中でも、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、水素化ジエチルアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウムが好ましい。以上に述べた(C)成分としての有機アルミニウム化合物は、1種単独で使用することも、2種以上を混合して用いることもできる。
なお、上記第二重合触媒組成物における有機アルミニウム化合物の含有量は、(A)成分に対して1〜50倍モルであることが好ましく、約10倍モルであることが更に好ましい。
次に、本発明に係る共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体の製造方法において用いられる第三重合触媒組成物について説明する。
第三重合触媒組成物は、メタロセン系複合触媒と、ホウ素アニオンとを含むことを特徴とする。
重合触媒としては、共役ジエン化合物と非共役オレフィンとの重合用であり、
下記式(A):
R8 qMUrQZr ・・・・(A)
(式中、R8はそれぞれ独立して無置換もしくは置換インデニルを示し、該R8はMに配位しており、Mはランタノイド元素、スカンジウム又はイットリウムを示し、Uはそれぞれ独立して炭素数1〜20の炭化水素基を示し、UはM及びQにμ配位しており、Qは周期律表第13族元素を示し、Zはそれぞれ独立して炭素数1〜20の炭化水素基又は水素原子を示し、ZはQに配位しており、q及びrは2である)で表されるメタロセン系複合触媒が挙げられる。
(式中、M1は、ランタノイド元素、スカンジウム又はイットリウムを示し、CpRは、それぞれ独立して無置換もしくは置換インデニルを示し、RA及びRBは、それぞれ独立して炭素数1〜20の炭化水素基を示し、該RA及びRBは、M1及びAlにμ配位しており、RC及びRDは、それぞれ独立して炭素数1〜20の炭化水素基又は水素原子を示す)で表されるメタロセン系複合触媒が挙げられる。
上記メタロセン系重合触媒を用いることで、共役ジエン化合物と非共役オレフィンとの共重合体を製造することができる。また、上記メタロセン系複合触媒、例えば予めアルミニウム触媒と複合させてなる触媒を用いることで、共重合体合成時に使用されるアルキルアルミニウムの量を低減したり、無くしたりすることが可能となる。なお、従来の触媒系を用いると、共重合体合成時に大量のアルキルアルミニウムを用いる必要がある。例えば、従来の触媒系では、金属触媒に対して10当量以上のアルキルアルミニウムを用いる必要があるところ、上記メタロセン系複合触媒であれば、5当量程度のアルキルアルミニウムを加えることで、優れた触媒作用が発揮される。
(式中、M2は、ランタノイド元素、スカンジウム又はイットリウムを示し、CpRは、それぞれ独立して無置換もしくは置換インデニルを示し、RE〜RJは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子を示し、Lは、中性ルイス塩基を示し、wは、0〜3の整数を示す)で表されるメタロセン錯体を、AlRKRLRMで表される有機アルミニウム化合物と反応させることで得られる。
なお、反応温度は室温程度にすればよいので、温和な条件で製造することができる。また、反応時間は任意であるが、数時間〜数十時間程度である。反応溶媒は特に限定されないが、原料及び生成物を溶解する溶媒であることが好ましく、例えばトルエンやヘキサンを用いればよい。なお、上記メタロセン系複合触媒の構造は、1H−NMRやX線構造解析により決定することが好ましい。
また、上記式(XVI)で表されるメタロセン錯体は、単量体として存在していてもよく、二量体又はそれ以上の多量体として存在していてもよい。
第三重合触媒組成物は、上記メタロセン系複合触媒と、ホウ素アニオンとを含むことを特徴とし、更に、通常のメタロセン系触媒を含む重合触媒組成物に含有される他の成分、例えば助触媒等を含むことが好ましい。なお、上記メタロセン系複合触媒とホウ素アニオンとを合わせて2成分触媒ともいう。第三重合触媒組成物によれば、上記メタロセン系複合触媒と同様に、更にホウ素アニオンを含有するため、各単量体成分の共重合体中での含有量を任意に制御することが可能となる。
本発明のタイヤに用いるゴム組成物の共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体と併用されるゴム成分として、共役ジエン系ゴムが好ましい。
共役ジエン系ゴムとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、天然ゴム、各種ブタジエンゴム、イソプレンゴム、各種スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム、イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレンゴムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明で使用するゴム組成物には、補強用充填剤を配合する。補強用充填剤としては、少なくとも大粒径のシリカを含むものであり、必要に応じてその他の充填剤を配合する。大粒径のシリカを用いることで優れた低発熱性を得ることができる。シリカと併用できる補強用充填剤としては、カーボンブラックが好ましいが、シリカ以外の無機系補強性用充填剤を用いることもできる。
本発明において、補強用充填剤として用いるシリカは粒径の大きいシリカであり、市販のあらゆるものが使用でき、なかでも湿式シリカ、乾式シリカ、コロイダルシリカを用いるのが好ましく、湿式シリカを用いるのが特に好ましい。本発明で用いる大粒径のシリカは、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド(CTAB)吸着比表面積が60〜130m2/g、好ましくは80〜130m2/g、BET法による窒素吸着比表面積(N2SA)(ISO 5794/1に準拠して測定)が70〜140m2/g、好ましくは80〜130m2/gのものである。このようなシリカとしてはRhodia社製、商品名「Zeosil 1115MP」等を挙げることができる。シリカは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のタイヤに使用されるゴム組成物において、低発熱性、ウェット特性を満足させるためには、シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して20〜150質量部の範囲が好ましく、補強用充填剤中のシリカの割合は、20質量%以上が好ましく、40質量%以上がより好ましく、60質量%以上がさらに好ましい。
補強用充填剤として、シリカと共にカーボンブラックを併用することができる。カーボンブラックとては、特に制限はなく、例えばGPF、FEF、SRF、HAF、N339、IISAF、ISAF、SAF等が用いられ、窒素吸着比表面積(N2SA、JIS K 6217−2:2001に準拠して測定)が20〜250m2/gであることが好ましい。カーボンブラックは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
無機充填剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば水酸化アルミニウム、クレー、アルミナ、タルク、マイカ、カオリン、ガラスバルーン、ガラスビーズ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、チタン酸カリウム、硫酸バリウムなどが挙げられ、これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明に係るゴム組成物には、シリカのゴム成分への分散性をよくするシランカップリング剤を配合することができる。シランカップリング剤を配合することで、低発熱性、ウェット特性に優れたゴム組成物が得られる。
このようなシランカップリング剤としては、例えばデグッサ社製、商標「Si69」が挙げられる。
加硫剤としては、硫黄等が挙げられ、その使用量は、ゴム成分100質量部に対し、硫黄分として0.1〜10.0質量部が好ましく、0.5〜5.0質量部がより好ましい。
本発明で使用できる加硫促進剤は、特に限定されるものではないが、例えば、MBT(2−メルカプトベンゾチアゾール)、MBTS(ジベンゾチアジルジスルフィド)、CBS(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)等のチアゾール系、あるいはDPG(ジフェニルグアニジン)等のグアニジン系の加硫促進剤等を挙げることができ、その使用量は、ゴム成分100質量部に対し、0.1〜5.0質量部が好ましく、更に好ましくは0.2〜3.0質量部である。
本発明の空気入りタイヤは、前述のゴム組成物を用いて通常の方法によって製造される。すなわち、トレッドの場合、各種配合剤を含有させたゴム組成物が未加硫の段階でタイヤトレッドに加工され、タイヤ成型機上で通常の方法により貼り付け成型され、生タイヤが成型される。この生タイヤを加硫機中で加熱加圧して、タイヤが得られる。
以下の実施例、比較例において、各種測定、評価は、下記の方法に従って行なった。
サイズ195/65R15のタイヤを作製し、回転ドラムにより、80km/hの速度で回転させ、荷重4.4kNとして、転がり抵抗を測定した。比較例2のタイヤの転がり抵抗の逆数を100として、指数表示した。数値が大きい程、転がり抵抗が低いことを示す。
耐摩耗性
実車にて、舗装路面を1万km走行後、残溝を測定し、トレッドが1mm摩耗するのに要する走行距離を相対比較し、比較例2のタイヤを100(8000km/mmに相当)として、指数表示した。数値が大きい程、耐摩耗性が良好なことを示す。
<エチレン−ブタジエン共重合体(EBR)の分析方法>
・共重合体のミクロ構造(1,2−ビニル結合量、シス−1,4結合量)
共重合体中のブタジエン部分のミクロ構造(1,2−ビニル結合量)を、1H−NMRスペクトル(100℃、d−テトラクロロエタン標準:6ppm)による1,2−ビニル結合成分(5.0−5.1ppm)と全体のブタジエン結合成分(5−5.6ppm)の積分比より求めた。また、共重合体中のブタジエン部分のミクロ構造(シス−1,4結合量)を、13C−NMRスペクトル(100℃、d−テトラクロロエタン標準:73.8ppm)によるシス−1,4結合成分(26.5−27.5ppm)と全体のブタジエン結合成分(26.5−27.5ppm+31.5−32.5ppm)の積分比より求めた。
共重合体中のエチレン部分の含有率(mol%)を、 13C−NMRスペクトル(100℃、d−テトラクロロエタン標準:73.8ppm)による全体のエチレン結合成分(28.5−30.0ppm)と全体のブタジエン結合成分(26.5−27.5ppm+31.5−32.5ppm)の積分比より求めた。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー[GPC:東ソー製HLC−8121GPC/HT、カラム:東ソー製GMHHR−H(S)HT×2本、検出器:示差屈折率計(RI)]で単分散ポリスチレンを基準として、重合体のポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)及び分子量分布(Mw/Mn)を求めた。なお、測定温度は140℃である。
JIS K7121−1987に準拠して示差走査熱量測定(DSC)を行い、DSC曲線を描き、ブロックポリエチレン融解温度(DSCピーク温度)を測定した。なお、測定は、単体ポリマーや触媒残渣等の不純物の影響を避けるため、共重合体を大量のテトラヒドロフランに48h浸漬し、テトラヒドロフランに溶解する成分を全て取り除いた後、乾燥したゴム成分をサンプルとして使用した。
文献(「高分子学会予稿集Vol.42, No.4, Page1347」)のオゾン分解−GPC法を応用して、連鎖分布の解析を行った。なお、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーは[GPC:東ソー製HLC−8121GPC/HT、カラム:昭和電工製GPC HT−803×2本、検出器:示差屈折率計(RI)、単分散ポリスチレンを基準、測定温度は140℃]を用いて測定した。
十分に乾燥した400ml耐圧ガラス反応器に、トルエン溶液160mlを添加した後、エチレンを0.8MPaで導入した。一方、窒素雰囲気下のグローブボックス中で、ガラス製容器にビス(2−フェニルインデニル)ガドリニウムビス(ジメチルシリルアミド)[(2−PhC9H6)2GdN(SiHMe2)2]28.5μmol、ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート[Me2NHPhB(C6F5)4]34.2μmol、及びジイソブチルアルミニウムハイドライド1.43mmolを仕込み、トルエン8mlに溶解させて触媒溶液とした。その後、グローブボックスから触媒溶液を取り出し、ガドリニウム換算で28.2μmolとなる量をモノマー溶液へ添加し、室温で5分間重合を行った。その後、エチレンの導入圧力を0.2MPa/minの速度で低下させながら、1,3−ブタジエン15.23g(0.28mol)を含むトルエン溶液100mlを添加した後、さらに90分間重合を行った。重合後、2,2’−メチレン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)(NS−5)5質量%のイソプロパノール溶液1mlを加えて反応を停止させ、さらに大量のメタノールで共重合体を分離し、70℃で真空乾燥し、共重合体A(ブロック共重合体)を得た。得られた共重合体Aの収量は12.50gであった。
共重合体A中のブタジエン部分のミクロ構造として、シス−1,4−結合量は98%、1,2−ビニル結合量は1.2%、重量平均分子量Mwは350,000であり、分子量分布Mw/Mnは、2.2であった。また、エチレン含有率は7mol%、ブロックポリエチレン融解温度(DSCピーク温度)は、121℃であり、連鎖構造はブロックであった。
製造例1で得られた共役ジエン化合物と非共役オレフィンとの共重合体EBRまたはブタジエンゴム(BR)とSBR及び各種配合剤とを、表1に示す配合内容に従ってバンバリーミキサーにより混練し、実施例1〜2と、比較例1〜3の5種類のゴム組成物を調製し、各未加硫ゴム組成物を使用して、常法により、サイズ195/65R15のタイヤを作製し、160℃、15分間の条件で加硫し、上記方法で転がり抵抗及び耐摩耗性を測定、評価した。
結果を表1に示す。
*1:BR01〔JSR社製〕
*2:製造例1で製造したEBR
*3:SBR#1500〔JSR社製〕
*4:N234、シーストHM〔東海カーボン社製〕
*5:ニップシールAQ〔東ソーシリカ工業社製〕
CTAB158m2/g、BET217m2/g
*6:Zeosil 1115MP〔Rhodia社製〕
CTAB112m2/g、BET112m2/g
*7:Si69(ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
〔Degussa社製〕
*8:ノクセラー6C〔大内新興化学工業社製〕
*9:ノクセラーD〔大内新興化学工業社製〕
*10:ノクセラーCZ〔大内新興化学工業社製〕
*11:ノクセラーDM〔大内新興化学工業社製〕
Claims (12)
- ゴム成分として共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体、補強用充填剤としてセチルトリメチルアンモニウムブロマイド(CTAB)吸着比表面積が60〜130m2/g、BET法による窒素吸着比表面積(N2SA)が70〜140m2/gであるシリカを少なくとも含むゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中の共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体において、共役ジエンの割合が30mol%〜80mol%である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中の共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体において、共役ジエン化合物部分のシス−1,4結合量が、50%以上である請求項1又2に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中の共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体は、ポリスチレン換算重量平均分子量が、10,000〜10,000,000である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中の共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体は、分子量分布(Mw/Mn)がは、10以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中の共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体において、非共役オレフィンが、非環状オレフィンである請求項1乃至5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中の共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体において、非共役オレフィンの炭素数は、2〜10である請求項1又は6に記載の空気入りタイヤ。
- 非共役オレフィンが、エチレン、プロピレン及び1−ブテンよりなる群から選択される少なくとも一種である請求項6又は7に記載の空気入りタイヤ。
- 非共役オレフィンが、エチレンである請求項8に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中のゴム成分として、共役ジエン系ゴムを含む請求項1乃至9のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物のゴム成分100質量部に対して、共役ジエン化合物−非共役オレフィン共重合体の配合量が5〜60部である請求項10に記載の空気入りタイヤ。
- ゴム組成物中のシリカ配合量がゴム成分100質量部に対して、20〜150質量部である請求項1乃至11のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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