JP2013133115A - 樹脂製液体容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 押圧による液体排出後の容器内の液体残量を低減し、一度の押圧で容易に所定容量の液体を排出することが可能な樹脂製液体容器を提供する。
【解決手段】 内部に液体を収容する弾性変形可能な樹脂製の内袋部と、該内袋部の内部と連通して一体に設けられた液体排出用の口部と、該内袋部の一部又は全部の外側を所定の間隙を有して覆う弾性変形可能な樹脂製の外殻部とを有し、該内袋部と該外殻部との間隙において気体又は液体が充填・密封されており、該外殻部の外壁面部分が外側から押圧されることによって該内袋部内に収容された液体が該口部から排出する樹脂製液体容器であって、前記内袋部が扁平状であり、且つ扁平面を水平に置いた際の垂直方向の断面がいずれも略紡錘形状をなしていることを特徴とする樹脂製液体容器
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部からの押圧によって内部に収容された液体を排出する樹脂製液体容器、特に押圧による液体排出後の容器内の液体残量を低減し、一度の押圧で容易に所定容量の液体を排出することが可能な樹脂製液体容器に関する。
従来、注射器としてはシリンジ型のものが広く用いられており、通常、別途アンプルやバイアル等に保存された注射用薬剤を所定量吸い上げて注射器内へと移し替えてから使用されているものの、注射用薬剤の移し換えの際の異物の混入や、ピストン可動部の潤滑剤の混入等、衛生面での問題が指摘されている。これに対し、例えば、注射用薬剤を収容した容器に直接注射針を取付けた形状の注射器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような形状の注射器では、外部から押圧することで内部に収容された薬剤を排出する構造であり、押圧が少しでも不均一になると容器内に薬剤が残存してしまうため、薬剤を残さずに排出することが困難であった。特に、注射用薬剤は適切な投与量を守る必要があることから、注射器における薬剤残量を10%以下とすることが定められており、このため、注射器内に収容された所定量の薬剤を残さず排出することが求められる。
他方、チューブ容器を二重構造とし、且つ内外の間隙に流体を封入することで、内容物の保護をより確実にするとともに、排出後の内容物残量を少量に抑える技術が提案されている(特許文献2参照)。しかしながら、注射器においては、片手で安定した排出操作を行なう必要があり、例えば、歯磨き粉用チューブ等のように、押圧と押圧解除とを何度も繰り返し行なったり、あるいは両手を用いてチューブの末端から絞り出すようにして内容物を排出することはできない。そして、特許文献2に記載されているような二重構造の容器であっても、一度の押圧で内容物を残さずに排出することは困難であり、特に注射器としての使用を鑑みると十分に満足のいくものとは言えない。
実開昭55−62336号公報 特開2010−83577号公報
本発明は上記従来技術の課題に鑑みて行なわれたものであり、その解決すべき課題は、押圧による液体排出後の容器内の液体残量を低減し、一度の押圧で容易に所定容量の液体を排出することが可能な樹脂製液体容器を提供することにある。
上記従来技術の課題に鑑み、本発明者らが鋭意検討を行なった結果、二重構造の液体注出容器において、内容器の形状を扁平状とし、且つその断面を略紡錘形状とすることで、外部から押圧した際に、内容器において対向する二つの扁平面が互いに貼り合わされた重ね板状となるように変形するため、外部からの押圧力を内容器へと均一に伝えることができるとともに、最後まで押圧した後の内容器中の液体残量を極めて少なくすることができ、この結果、一度の押圧で容易に所定容量の液体を排出することが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる樹脂製液体容器は、内部に液体を収容する弾性変形可能な樹脂製の内袋部と、該内袋部の内部と連通して一体に設けられた液体排出用の口部と、該内袋部の一部又は全部の外側を所定の間隙を有して覆う弾性変形可能な樹脂製の外殻部とを有し、該内袋部と該外殻部との間隙において気体又は液体が充填・密封されており、該外殻部の外壁面部分が外側から押圧されることによって該内袋部内に収容された液体が該口部から排出する樹脂製液体容器であって、前記内袋部が扁平状であり、且つ扁平面を水平に置いた際の鉛直方向の断面がいずれも略紡錘形状をなしていることを特徴とするものである。
また、前記樹脂製液体容器は、前記内袋部において対向する二つの扁平面が、前記外殻部の外壁面部分が外側から押圧されることによって、互いに貼り合わされた重ね板状となるように弾性変形可能であることが好適である。
また、本発明にかかる注射用容器は、前記樹脂製液体容器からなり、前記内袋部の内部に注射用薬剤が収容され、且つ前記口部が注射針を備えているか、あるいは注射針を取付け可能であることを特徴とするものである。
本発明にかかる樹脂製液体容器によれば、二重構造の液体注出容器において、内容器の形状を扁平状とし、且つその断面を略紡錘形状とすることで、外部から押圧した際に、内容器において対向する二つの扁平面が互いに貼り合わされた重ね板状となるように変形するため、外部からの押圧力を内容器へと均等かつ効果的に伝えることができるとともに、最後まで押圧した後の内容器中の液体残量を極めて少なくすることができ、この結果、一度の押圧で容易に所定容量の液体を排出することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる樹脂製液体容器10の(a)正面図,(b)側面図及び(c)平面図である。 本発明の一実施形態にかかる樹脂製液体容器10の使用時の説明図である。 本発明の一実施形態にかかる注射用容器110の平面図である。 本発明の一実施形態にかかる注射用容器210の(a)平面図及び(b)側面図である。 本発明の一実施形態にかかる樹脂製液体容器10の部品構成の説明図である。 本発明の一実施形態にかかる樹脂製液体容器20の側面図である。 本発明の一実施形態にかかる樹脂製液体容器30の側面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本発明の一実施形態にかかる樹脂製液体容器10((a)正面図,(b)側面図,(c)平面図)を示す。
本実施形態にかかる樹脂製液体容器10は、内部に液体を収容する弾性変形可能な樹脂製の内袋部12と、該内袋部12の内部と連通して設けられた液体排出用の口部14と、該内袋部12の一部又は全部の外側を所定の間隙を有して覆う弾性変形可能な樹脂製の外殻部16とを備えている。
内袋部12は、樹脂からなり、内部に液体が収容される。また、内袋部12は外部圧力に応じて弾性変形が可能な必要があり、材料として使用する樹脂は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレン等の軟質プラスチックが望ましい。また、内袋部12の壁厚は、弾性変形が可能であれば特に限定されるものではなく、通常、0.1〜1.0mm程度である。
また、内袋部12は扁平状であり、扁平面を水平に置いた際の鉛直方向の断面がいずれも略紡錘形状をなしている。ここで、図1に示す樹脂製液体容器10の(a)正面図及び(b)側面図は、扁平面を水平に置いた状態である。すなわち、図1(a)正面図,(b)側面図に示されるように、本実施形態にかかる樹脂製液体容器10は、扁平面を水平に置いた際の鉛直方向の断面が、いずれも略紡錘形状をなしている。なお、紡錘形状とは、楕円形に類似した形状で中央が太く末端が次第に細くなって尖った形状であり、当業者において公知である。他方、図1に示す樹脂製液体容器10の(c)平面図は、扁平面を上方から見た状態であって、内袋部12は、外殻部16に包囲されているため図示されていないものの、円形をなしている。なお、扁平面の形状は、円形に限定されるものではなく、例えば、口部14から見て横長あるいは縦長の楕円形等であってもよいが、角部を有さない円形あるいは楕円形であることが好ましい。
口部14は、内袋部12の内部と連通するように設けられており、内袋12内に収容された液体の外部への排出を可能とする。なお、本実施形態において、口部14は、略扁平楕円体状の内袋部12の長軸方向側に設けられている。このように、口部14を内袋部12の長軸方向側に設けることで、液体排出の際に外部から押圧する方向を短軸方向とすることができる。
また、口部14が設けられた内袋部12には、内部に液体が収容される。ここで、内袋部12及び口部14の成形方法は特に限定されるものではないが、内袋部12の成形と内部への液体充填、及び口部14の密封を同時に行なうブローフィルシール成形が好ましい。特に、内袋部12内に収容する液体が医薬品や飲料である場合、ブローフィルシール成形によって無菌充填を容易に行なうことができるため、充填工程での異物の混入や容器の洗浄殺菌といった問題を避けることができる。
外殻部16は樹脂からなり、内袋部12と同様、外部圧力に応じて弾性変形が可能な必要がある。また、該外殻部16の外壁面は使用者の指等によって直接押圧して変形させるため、より弾性変形時の抵抗が少ないことが望ましい。一方で、押圧の際に樹脂材料に延びが生じると、外部からの押圧力が逃げてしまい、押圧力を内袋部12へと適切に伝えることができなくなってしまう。外殻部16の材料として使用する樹脂は、特に限定されるものではないが、上述の弾性変形や伸び等の物性の点からはポリプロピレンが望ましく、あるいは多層シートを用いる等して容器としてのバリア性能を向上させてもよい。また、外殻部16の壁厚は、弾性変形が可能であれば特に限定されるものではなく、通常、0.1〜1.0mm程度であるが、前記内袋部12の壁厚よりも薄くすることが望ましい。
また、外殻部16は、内袋部12の一部又は全部の外側を所定の間隙を有して覆うように設けられている。図5に、本実施形態にかかる樹脂製液体容器10の部品構成の説明図を示す。樹脂製液体容器10においては、内袋部12と、該内袋部12に一体に設けられた口部14とを中心として、該内袋部12の扁平面における上半面12aと下半面12bとをそれぞれ両側から覆うように、外殻部16aと外殻部16bが互いに貼り付けられ、これによって外殻部16が構成されている。ここで、内袋部12a,12bと外殻16a,16bとの間には所定の間隙が形成されており、該間隙においては気体又は液体が充填・密封されている必要がある。通常の場合、内袋部12a,12bを覆った状態で外殻16a,16bの外周囲面を溶着あるいは接着して張り付けることで、所定の間隙が形成されるとともに、該間隙内に空気が充填・密封される。また、窒素雰囲気下で成形を行なうことで前記間隙内に窒素を充填したり、あるいは外殻部16を貼り付けた樹脂製液体容器10を成形した後、前記間隙内に水等の液体を置換充填してもよい。窒素等の不活性ガスを充填・密封することで、容器としてのバリア性能を向上させることができる。
図2に、本実施形態にかかる樹脂製液体容器10の使用時の説明図を示す。樹脂製液体容器10においては、内袋部12が扁平状で、且つその断面を略紡錘形状とした二重構造の容器とすることで、外殻部16の外部から押圧された際、内袋部12の全体に押圧力を均等且つ効果的に伝えられ、内袋部12内に収容された液体を、一度の押圧で容易に最後まで排出することができる。すなわち、内袋部12を扁平状とし、且つその断面を略紡錘形状とすることによって、外部からの押圧方向に対して中央が厚く末端が薄い湾曲面となっており、液体が口部14へ向けて移動する際に内袋部12内の一部に留まることがないため、抵抗が少なく、より軽い力で容易に内袋部12内の液体を排出することができる。また、外部からの押圧によって内袋部12が潰れる際に、厚みのある中央部から徐々に変形を生じていくため、例えば、内袋部12の末端(口部14)付近で部分的に変形して液体の排出を妨げることがなく、内袋部12内の液体を一度の押圧で容易に最後まで排出することができる。
さらに、内袋部12の形状を扁平状、且つその断面を略紡錘形状とすることで、図2に示すように、外部から押圧した際に内袋部12が中心方向に向けて潰れる。この際、内袋部12の断面が末端の尖った略紡錘形状をしているため、内袋部12において上下に対向する二つの扁平面が、あたかも2枚のシートを上下方向から互いに貼り合わせたような重ね板状となる。これによって、外部から押圧した後の内袋部12内の空間体積が非常に小さくなり、押圧後の液体残量を極めて少なくすることができる。また、これによって、内袋部12内に収容された所定容量の液体を残さずに排出することが容易に可能となり、例えば、薬剤の投与量を順守する必要のある注射用容器として使用する場合、非常に有用である。なお、内袋部12の扁平面の厚さ(偏平面を水平方向に置いた際の鉛直方向の内袋部12の上面及び下面の最大幅)があまりにも厚すぎると、外殻部16を含めた全体の厚さが厚くなることで、樹脂製液体容器10を外側から指で押さえることが困難になり、一方で、あまりにも薄すぎると液体の収容量が少なくなってしまう。このため、内袋部12の扁平面の厚さは、通常、4〜25mm程度とすることが望ましい。
本実施形態にかかる樹脂製液体容器10においては、内袋部12の外側に、気体又は液体が充填・密封され所定の間隙を有して外殻部16を備えた二重構造の容器とすることで、外殻部16の外部から押圧された際、内袋12全体に対して押圧力を均等且つ効果的に伝えることができるため、内袋部12内に収容された液体を、一度の押圧で容易に最後まで排出することができる。すなわち、図2に示すように、樹脂製液体容器10が外殻部16の外側から指によって押圧されると、外殻部16と内袋部12との間隙の気体又は液体において圧力が発生し、この際、内袋部12の全面に均等に圧力が伝わる。また、内袋部12の形状が扁平状で、且つその断面が略紡錘形状となっているため、外殻部16から押圧した際、内袋部12内の液体の移動において生じる抵抗が少なく、外殻部16からの押圧力を最後まで均等且つ効果的に伝えることができ、内袋部12内に収容された液体を連続的に安定して排出することができる。また、外殻部16の厚さ(水平方向に置いた際の鉛直方向の外殻部16の上面及び下面の最大幅)は、通常、10〜50mm程度とすることが望ましい。
なお、内袋部12と外殻部16との間隙の体積は、特に限定されるものではないが、外殻部16を指で押さえた際の変形量が内袋部12内の容積を上回る必要があり、該間隙の体積が内袋部12内に収容された液体の容積の1.0〜1.5倍であることが望ましい。前記間隙の体積が液体容積の1.0倍未満であると、液体を最後まで排出することが困難となる場合があり、一方で1.5倍を超えると液体収容体積に対して容器体積が大きくなりすぎてしまい保管効率が悪いほか、温度等による間隙内の気体又は液体の体積変化が大きくなり、液体の漏出が生じる恐れもある。なお、本実施形態にかかる樹脂製液体容器10においては、内袋部12と外殻部16との間隙の体積が内袋部12内に収容された液体の容積の約1.2倍となっている。
また、本実施形態において、口部14は開口した状態として示されているものの、通常、製造時には該口部14の開口部には栓が固定されて密閉されており、使用時に該栓を開封して使用する。なお、本発明にかかる樹脂製液体容器を注射用容器として使用する場合、使用時に口部14に注射針を取り付けて使用したり、あるいは予め口部14に注射針が取り付けられていてもよい。図3に、口部114に液体注射針118を取り付けた注射容器110の平面図を示す。なお、図中116は外殻部を示している。また、図4に、ブローフィルシール製法で作成した注射容器210の(a)平面図及び(b)側面図を示す。注射容器210においては、内袋部212の一端から延在する口部214の上方に開口部を密封する蓋部220がブローフィルシール成形によって一体に設けられている。さらに、内袋部212を外殻部216で覆っており、特に、注射容器210においては、使用時に蓋部220を折り曲げることで口部214を開口することができ、さらに該口部214の開口部分に市販の液体注射針を取り付けることで、図3に示す液体注射針110と同様にして使用することができる。
なお、内袋部12の形状は、扁平状、且つその断面が略紡錘形状をなしていればよく、例えば、扁平面において凹凸形状が設けられていてもよい。図6に、内袋部22の扁平面に凹凸形状を設けた樹脂製液体容器20の側面図を示す。図6に示す樹脂製液体容器20においては、内袋部22の扁平面が凹凸形状とされていることで、外部圧力に応じて弾性変形し易くなる。さらに、図6に示すように、内袋部22の二つの扁平面の凹凸形状を互いに対応させることによって、外殻部26から押圧した際に該二つの扁平面がぴったりと重なって貼り合わされ、より密着した形状となり、口部24から液体が排出され、押圧後の液体残量を著しく低減することができる。
また、本実施形態にかかる樹脂製液体容器10において、外殻部16は、内袋部12と同様に扁平状をなしているものの、外殻部16の形状はこれに限定されるものではない。また、外殻部16は、内袋部12の全面でなく一部の面を覆うように設けられていてもよい。図7に、内袋部32の扁平面の上半面32aのみに外殻部36を設けた樹脂製液体容器30の側面図を示す。また、樹脂製液体容器30のように、内袋部32の片面のみに外殻部36が設けられている場合、反対側の扁平面の下半面分32bについて壁厚を厚くしたり、あるいは硬質の樹脂シートを貼り付ける等によって、外部からの押圧に対して弾性変形しないようにすることで、口部34から液体を連続的に安定して排出できるという樹脂製液体容器10とほぼ同等の効果が得られる。
10 樹脂製液体容器
12 内袋部
14 口部
16 外殻部

Claims (3)

  1. 内部に液体を収容する弾性変形可能な樹脂製の内袋部と、該内袋部の内部と連通して一体に設けられた液体排出用の口部と、該内袋部の一部又は全部の外側を所定の間隙を有して覆う弾性変形可能な樹脂製の外殻部とを有し、該内袋部と該外殻部との間隙において気体又は液体が充填・密封されており、該外殻部の外壁面部分が外側から押圧されることによって該内袋部内に収容された液体が該口部から排出する樹脂製液体容器であって、
    前記内袋部が扁平状であり、且つ扁平面を水平に置いた際の鉛直方向の断面がいずれも略紡錘形状をなしている
    ことを特徴とする樹脂製液体容器。
  2. 請求項1に記載の樹脂製液体容器において、前記内袋部において対向する二つの扁平面が、前記外殻部の外壁面部分が外側から押圧されることによって、互いに貼り合わされた重ね板状となるように弾性変形可能であることを特徴とする樹脂製液体容器。
  3. 請求項1又は2に記載の樹脂製液体容器からなり、前記内袋部の内部に注射用薬剤が収容され、且つ前記口部が注射針を備えているか、あるいは注射針を取付け可能であることを特徴とする注射用容器。
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