JP2013132370A - 収納装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラック、キャビネットなどの収納棚と当該収納棚に収納される複数の収納物からなる収納装置、特に、収納物をその配置予定位置に適切に収納する収納装置に関し、区画部材や係止部材を用いずに、収納物を棚板に適切に配置させることができるとともに、振動や傾きによっても、収納物の位置ずれや落下を生じさせない収納装置を提供する。
【解決手段】配置予定位置に凹部5aが形成された棚板3を備えた収納装置1と、配置予定位置に配置され、且つ、凹部5aに実質的に緩みなく嵌め合わされる凸部を備えた収納物4とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】配置予定位置に凹部5aが形成された棚板3を備えた収納装置1と、配置予定位置に配置され、且つ、凹部5aに実質的に緩みなく嵌め合わされる凸部を備えた収納物4とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、収納装置、特に収納物をその配置予定位置に適切に収納する収納装置に関する。
ラック、キャビネットなどの収納棚と当該収納棚に収納される複数の収納物からなる収納装置は、家庭用、商用を問わず、様々な分野で用いられている。
そして、収納棚に収納物を整列して配置させるため、収納棚の棚板に区画部材を固定する技術(特許文献1参照)や、収納棚の棚板に収納物を挟んで押さえることができる係止部材を固定する技術(特許文献2参照)が報告されている。
そして、収納棚に収納物を整列して配置させるため、収納棚の棚板に区画部材を固定する技術(特許文献1参照)や、収納棚の棚板に収納物を挟んで押さえることができる係止部材を固定する技術(特許文献2参照)が報告されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の技術は、区画部材や係止部材を用いるため、収納装置のコストアップが避けられない。
一方、上記区画部材や上記係止部材を用いずに棚板に収納物を配置する場合、収納物をその配置予定位置に適切に配置することが容易ではない。また、収納装置は、自動車、船、または飛行機などの移動体に備え付けられる場合がありうるが、上記区画部材や上記係止部材を用いずに棚板に収納物を配置する場合、振動や傾きが収納装置に加えられることによって、収納物が棚板から落下等して破損する恐れもある。
そこで、本発明は、上記区画部材や上記係止部材を用いずに、収納物を棚板に適切に配置させることができるとともに、振動や傾きによっても、収納物を適切に収納することができる収納装置を提供することを目的とする。
一方、上記区画部材や上記係止部材を用いずに棚板に収納物を配置する場合、収納物をその配置予定位置に適切に配置することが容易ではない。また、収納装置は、自動車、船、または飛行機などの移動体に備え付けられる場合がありうるが、上記区画部材や上記係止部材を用いずに棚板に収納物を配置する場合、振動や傾きが収納装置に加えられることによって、収納物が棚板から落下等して破損する恐れもある。
そこで、本発明は、上記区画部材や上記係止部材を用いずに、収納物を棚板に適切に配置させることができるとともに、振動や傾きによっても、収納物を適切に収納することができる収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の収納装置は、配置予定位置に凹部が形成された棚板を備えた収納棚と、前記配置予定位置に配置され、且つ、前記凹部に実質的に緩みなく嵌め合わされる凸部を備えた収納物とを有することを特徴とする。
従って、棚板の凹部に棚板に配置される収納物の凸部が嵌め合わされることで、収納物を配置予定位置に適切に配置可能となる。また、収納装置に振動や傾きが生じても、収納物の凸部が棚板の凹部に嵌め合わされてひっかかることで、配置予定位置に収納物を維持することができる。
本発明の収納装置によれば、上記区画部材や上記係止部材を用いずに、収納物を棚板に適切に配置させることができるとともに、振動や傾きによっても、収納物を適切に収納することができる。
本発明の実施形態に係る収納装置は、収納棚に予め設けられた凹部に、収納物に予め設けられた凸部を嵌め込むことで、収納物を収納棚に適切に配置することを特徴の1つとしている。以下、図面を参照しながら、詳述する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による収納装置につき、図面を参照して説明する。なお、図中に示されるXYZ直交座標系は、いずれの図においても同一として説明する。
図1は、収納棚と複数の収納物4を備えた収納装置1の構成を示す図である。収納棚は、Z方向(すなわち、高さ方向)に延びる4つの支柱2とそれらに支えられる複数の棚板3を備えている。ここでは、略矩形の棚板3の4隅に各支柱2がそれぞれ配置され、ネジ止め又は溶接等により互いが固定されている。そして、3枚の棚板3が、互いにZ方向の間隔を寸法Hとして、配置されている。
図1及び図2(a)に示すように、1枚の棚板3は、X方向(すなわち、幅方向)に寸法W、Y方向(すなわち、奥行き方向)に寸法D、Z方向に寸法Tの略直方体形状の板である。そして、棚板3としての棚板3aには、収納物4としての収納物4aがその配置予定位置に配置されている。棚板3aには、それぞれの収納物4aに対応した凹部5aが、収納物4aの配置予定位置の内側に形成されている。
配置予定位置は、収納物4が棚板3に載せられる又は置かれる予定の位置であり、理解の促進のため図2(a)において一点鎖線で示されている。配置予定位置を示す一点鎖線は、XY平面における収納物4の形状と同一の形状である。ここでは、3つの収納物4aを寸法Iで等間隔にX方向に配置するので、配置予定位置も3つ記載されている。
なお、当該一点鎖線はあくまで理解の促進のために記載しているにすぎず、棚板3に実際にマーキングされているわけではない。ただし、収納物4の棚板3への配置を容易とするために、実際に色塗りする等して当該マーキングを行ってもよい。
本発明の第1実施形態による収納装置につき、図面を参照して説明する。なお、図中に示されるXYZ直交座標系は、いずれの図においても同一として説明する。
図1は、収納棚と複数の収納物4を備えた収納装置1の構成を示す図である。収納棚は、Z方向(すなわち、高さ方向)に延びる4つの支柱2とそれらに支えられる複数の棚板3を備えている。ここでは、略矩形の棚板3の4隅に各支柱2がそれぞれ配置され、ネジ止め又は溶接等により互いが固定されている。そして、3枚の棚板3が、互いにZ方向の間隔を寸法Hとして、配置されている。
図1及び図2(a)に示すように、1枚の棚板3は、X方向(すなわち、幅方向)に寸法W、Y方向(すなわち、奥行き方向)に寸法D、Z方向に寸法Tの略直方体形状の板である。そして、棚板3としての棚板3aには、収納物4としての収納物4aがその配置予定位置に配置されている。棚板3aには、それぞれの収納物4aに対応した凹部5aが、収納物4aの配置予定位置の内側に形成されている。
配置予定位置は、収納物4が棚板3に載せられる又は置かれる予定の位置であり、理解の促進のため図2(a)において一点鎖線で示されている。配置予定位置を示す一点鎖線は、XY平面における収納物4の形状と同一の形状である。ここでは、3つの収納物4aを寸法Iで等間隔にX方向に配置するので、配置予定位置も3つ記載されている。
なお、当該一点鎖線はあくまで理解の促進のために記載しているにすぎず、棚板3に実際にマーキングされているわけではない。ただし、収納物4の棚板3への配置を容易とするために、実際に色塗りする等して当該マーキングを行ってもよい。
一方、収納物4aは、本体部6と本体部6に固定された凸部7aを備えている。本体部6は、図1、図2(b)、及び図2(c)に示すように、X方向に寸法Wc、Y方向に寸法Dc、Z方向に寸法Hcの略直方体の形状である。また、凸部7aは、X方向に寸法Wcv、Y方向に寸法Dcv、Z方向に寸法Tまたは寸法Tより小さい寸法で本体部6から突出し、且つ凹部5aにその全体が実質的に緩みなく嵌め合わされる形状である。すなわち、凹部5aと凸部7aのXY平面における形状は相似形である。
ここでは、凹部5aと凸部7aの互いの嵌め合わせを容易とするために、凸部7aのXY平面における形状は角のない形状としている。具体的には長軸の寸法をDcv、短軸の寸法をWcvとする楕円形としている。また、凹部5aのXY平面における形状は、凸部7aと相似形であって且つこれら寸法と実質的に同一かつやや大きい長軸と短軸を持つ楕円形である。
ここでは、凹部5aと凸部7aの互いの嵌め合わせを容易とするために、凸部7aのXY平面における形状は角のない形状としている。具体的には長軸の寸法をDcv、短軸の寸法をWcvとする楕円形としている。また、凹部5aのXY平面における形状は、凸部7aと相似形であって且つこれら寸法と実質的に同一かつやや大きい長軸と短軸を持つ楕円形である。
収納物4aは、当該形状の容器であり、この容器の内部にさらに所定の物品を収納する構成としてよい。この場合には、凸部7aは、当該容器に当初から一体に形成されてもよいし、また、当該容器とは別体として形成された後、当該容器にネジ止め等で接続されてもよい。
また、収納物4aは、当該容器ではなく、当該物品それ自体であってもよい。具体的には、複数のリチウムイオン二次電池を電気的に接続した組電池(すなわち、上記物品に相当)を枠状の骨組み等からなる固定部材で緩みなく一体に固定することで、収納物4aとしてもよい。この場合には、凸部7aは、例えば当該固定部材を樹脂製とし且つ当該固定部材と1つの型で一体形成してもよいし、当該固定部材に別体の凸部7aを用意してこれらをネジ等で接続すればよい。
なお、ここでは、各寸法の関係は、0<3×Wc+2×I<W、0<Dcv<Dc<D、0<Hcv≦T、0<Hc+Hcv<H、0<Wcv<Wc、0<I、0<Hc、0<Hcvとしている。
また、収納物4aは、当該容器ではなく、当該物品それ自体であってもよい。具体的には、複数のリチウムイオン二次電池を電気的に接続した組電池(すなわち、上記物品に相当)を枠状の骨組み等からなる固定部材で緩みなく一体に固定することで、収納物4aとしてもよい。この場合には、凸部7aは、例えば当該固定部材を樹脂製とし且つ当該固定部材と1つの型で一体形成してもよいし、当該固定部材に別体の凸部7aを用意してこれらをネジ等で接続すればよい。
なお、ここでは、各寸法の関係は、0<3×Wc+2×I<W、0<Dcv<Dc<D、0<Hcv≦T、0<Hc+Hcv<H、0<Wcv<Wc、0<I、0<Hc、0<Hcvとしている。
凸部7aと凹部5aは、図1及び図2に示すように、棚板3とそれに配置される1つの収納物4aにおいて、互いに対応する位置にそれぞれ2つ用意されている。特に、図1及び図2では、棚板3に対して-Y側にユーザーが立ち、ユーザーがこの位置から収納物4aを棚板3へ配置することを想定しているので、1つの収納物4aに対応する2つの凹部5aは、棚板3のY方向の寸法Dの中点からX方向に引いた仮想線よりも−Y側に形成されている。ユーザーの立ち位置により近い位置に凹部5aが形成されることにより、ユーザーが収納物4aの凸部7aを対応する凹部5aへ嵌め込むことが容易となり、より早く収納を行うことが可能となる。
また、1つの収納物4aの2つの凸部7aが対応する2つの凹部5aに実質的に緩みなく嵌め合わされるので、設計された配置予定位置に適切に収納物4aを配置することができるのみならず、振動等によっても位置ズレ、特に収納物4aのXY平面における回転を防止することができる。
また、1つの収納物4aの2つの凸部7aが対応する2つの凹部5aに実質的に緩みなく嵌め合わされるので、設計された配置予定位置に適切に収納物4aを配置することができるのみならず、振動等によっても位置ズレ、特に収納物4aのXY平面における回転を防止することができる。
振動等による収納物4aの回転を防止するためには、1つの収納物4aに少なくとも2つの凸部7aが配置され、棚板3の当該収納物4aの配置予定位置内にこれらに対応する少なくとも2つの凹部5aが形成されていればよい。すなわち、この観点からは、凹部5aと凸部7aの形状は必ずしも楕円形でなくとも、円形や多角形(例えば、三角形や四角形)であってもよい。
従って、図3(a)に示す第1変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する2つの凹部5aを当該収納物4の配置予定位置におけるX方向の寸法Wcの中点からY方向に引いた仮想線よりも−X側に形成した棚板3bを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該2つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる2つの凸部7aがそれぞれ配置される。第1変形例においては、2つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置におけるX方向の寸法Wcの中点からY方向に引いた仮想線よりも−X側に形成したが、+X側に形成してもよい。
また、図3(b)に示す第2変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する2つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置内の対角線上に形成した棚板3cを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該2つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる2つの凸部7aがそれぞれ配置される。
従って、図3(a)に示す第1変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する2つの凹部5aを当該収納物4の配置予定位置におけるX方向の寸法Wcの中点からY方向に引いた仮想線よりも−X側に形成した棚板3bを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該2つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる2つの凸部7aがそれぞれ配置される。第1変形例においては、2つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置におけるX方向の寸法Wcの中点からY方向に引いた仮想線よりも−X側に形成したが、+X側に形成してもよい。
また、図3(b)に示す第2変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する2つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置内の対角線上に形成した棚板3cを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該2つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる2つの凸部7aがそれぞれ配置される。
また、凹部5aと凸部7aのXY平面における形状を上述した楕円形とすれば、1つの収納物4に複数の凸部7aを配置せずに、1つの凸部7aのみを1つの収納物4に配置する構成としても、上記回転を防止することができる。従って、図4に示す第3変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応するただ1つの凹部5aを当該収納物4の配置予定位置内の当該収納物4の重心に対応する位置に形成した棚板3dを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該ただ1つの凹部5aに実質的に緩みなく嵌め合わされるただ1つの凸部7aが配置される。
第3変形例の収納装置は、第1実施形態、第1変形例および第2変形例の収納装置に比べ、1つの収納物4に対応する凸部7aと凹部5aの数が少なくなるので、収納装置のコスト削減にも寄与することができる。
第3変形例の収納装置は、第1実施形態、第1変形例および第2変形例の収納装置に比べ、1つの収納物4に対応する凸部7aと凹部5aの数が少なくなるので、収納装置のコスト削減にも寄与することができる。
ただし、上述した第1実施形態およびその変形例では、収納物4を棚板3に配置する前、例えば収納物4を地面等に仮置きする際には、本体部6はXY平面から傾いた状態で仮置きされる可能性が高い。上記物品の性質上、本体部6の傾いた状態での配置が望ましくない場合には、収納物4に配置される凸部7aを3つ以上適切に配置することで、当該傾いた状態での配置を回避することができる。
従って、図5(a)に示す第4変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する4つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置内の4角付近にそれぞれ形成した棚板3eを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該4つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる4つの凸部7aがそれぞれ配置される。
また、図5(b)に示す第5変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する3つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置内であって且つ当該収納物4の重心に対応する位置から所定距離だけ互いに散らばらせて形成した棚板3fを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該3つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる3つの凸部7aがそれぞれ配置される。
従って、図5(a)に示す第4変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する4つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置内の4角付近にそれぞれ形成した棚板3eを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該4つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる4つの凸部7aがそれぞれ配置される。
また、図5(b)に示す第5変形例のように、収納装置1において、1つの収納物4に対応する3つの凹部5aを、当該収納物4の配置予定位置内であって且つ当該収納物4の重心に対応する位置から所定距離だけ互いに散らばらせて形成した棚板3fを、棚板3aに代えて採用してもよい。この場合には、収納物4には当該3つの凹部5aに実質的に緩みなく同時に嵌め合わされる3つの凸部7aがそれぞれ配置される。
以上の第1実施形態およびその変形例の収納装置によれば、特許文献1及び特許文献2に開示の区画部材や係止部材を用いることなく、収納物4を所定位置に適切に配置できるのみならず、複数の収納物4を互いに所定位置に整列させて容易に配置することができる。さらに、振動等によっても収納物4が棚板3で回転等して当該整列が乱れることを防止し、また、当該振動等によっても落下等することを防止することができる。
従って、低コストかつ安全性の高い収納装置を提供することができる。
従って、低コストかつ安全性の高い収納装置を提供することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による収納装置につき、図6を参照して説明する。なお、第1実施形態と異なる点は、棚板3として棚板3aに代わり棚板3gを用いる点及び収納物4として収納物4aに代わり収納物4bを用いる点である。このため、第1実施形態と同一構成については同一番号を付して、説明を省略する。
第1実施形態およびその変形例の収納装置では、棚板3に形成される凹部5はXY平面の形状が楕円形の凹部5aであったが、第2実施形態で用いる棚板3gには、略矩形の凹部5bが形成されている。収納物4bは、凸部7aと同様に、本体部6に2つの凸部7bが固定されている。凸部7bは、X方向に寸法Wcv、Y方向に寸法Dcv、Z方向に寸法Tまたは寸法Tより小さい寸法で本体部6から突出し、且つ凹部5bにその全体が実質的に緩みなく嵌め合わされる形状である。すなわち、凹部5bと凸部7bのXY平面における形状は相似形である。従って、凹部5bの形状は、凸部7bのXY平面上の寸法と実質的に同一かつやや大きい寸法の形状である。図6(a)では、理解の促進のため、凹部5bに嵌め合わされる凸部7bを二点鎖線で示している。
Y方向に(Dc/2)より大きい寸法Dcvの2つの凸部7bを、本体部6の重心を跨いで本体部6に形成し、結果として「ソリ」のような収納物4を形作ることで、実施形態1およびその変形例の収納装置に比べ、上記回転や脱落をより効果的に防止することができる。また、収納物4の仮置きの際においても、本体部6をXY平面と平行に配置することができる。
以上の第2実施形態の収納装置によれば、第1実施形態の収納装置と同様、低コストかつ安全性の高い収納装置を提供することができる。
本発明の第2実施形態による収納装置につき、図6を参照して説明する。なお、第1実施形態と異なる点は、棚板3として棚板3aに代わり棚板3gを用いる点及び収納物4として収納物4aに代わり収納物4bを用いる点である。このため、第1実施形態と同一構成については同一番号を付して、説明を省略する。
第1実施形態およびその変形例の収納装置では、棚板3に形成される凹部5はXY平面の形状が楕円形の凹部5aであったが、第2実施形態で用いる棚板3gには、略矩形の凹部5bが形成されている。収納物4bは、凸部7aと同様に、本体部6に2つの凸部7bが固定されている。凸部7bは、X方向に寸法Wcv、Y方向に寸法Dcv、Z方向に寸法Tまたは寸法Tより小さい寸法で本体部6から突出し、且つ凹部5bにその全体が実質的に緩みなく嵌め合わされる形状である。すなわち、凹部5bと凸部7bのXY平面における形状は相似形である。従って、凹部5bの形状は、凸部7bのXY平面上の寸法と実質的に同一かつやや大きい寸法の形状である。図6(a)では、理解の促進のため、凹部5bに嵌め合わされる凸部7bを二点鎖線で示している。
Y方向に(Dc/2)より大きい寸法Dcvの2つの凸部7bを、本体部6の重心を跨いで本体部6に形成し、結果として「ソリ」のような収納物4を形作ることで、実施形態1およびその変形例の収納装置に比べ、上記回転や脱落をより効果的に防止することができる。また、収納物4の仮置きの際においても、本体部6をXY平面と平行に配置することができる。
以上の第2実施形態の収納装置によれば、第1実施形態の収納装置と同様、低コストかつ安全性の高い収納装置を提供することができる。
なお、以上の第1実施形態およびその変形例、さらには第2実施形態の収納装置の特徴を適宜互いに融合させて、収納装置を形成してもよい。また、ここでは3枚の棚板による3段の収納棚の例を示したが、さらに多段の収納棚としてもよい。収納棚の段ごとに、異なる棚板およびこれに対応する収納物の組み合わせとして、収納装置を構成してもよい。
以上の支柱2、棚板3、凸部7は、プラスチック樹脂または金属で形成することができる。上記物品がリチウム二次電池のような電化製品である場合には、例えばこれらを強化プラスチックで形成すると、漏電を回避できるので、収納装置の安全性をより高めることができる。また、収納棚を構成する支柱2は総計4本使用したが、棚板3を支えることができればよいので、支柱2に代わり2枚の側板で棚板3を支える収納棚としてもよい。
以上の支柱2、棚板3、凸部7は、プラスチック樹脂または金属で形成することができる。上記物品がリチウム二次電池のような電化製品である場合には、例えばこれらを強化プラスチックで形成すると、漏電を回避できるので、収納装置の安全性をより高めることができる。また、収納棚を構成する支柱2は総計4本使用したが、棚板3を支えることができればよいので、支柱2に代わり2枚の側板で棚板3を支える収納棚としてもよい。
本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限りで種々の変形が可能である。例えば、棚板3に形成される凹部5は棚板3の表裏を貫通する貫通孔であってもよい。
また、棚板3や収納物4の形状は上述した形状に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、円形、多角形など、種々の形状とすることができる。
さらに、棚板3に配置する収納物4の数も3つに限定されるものではなく、設計に応じてそれ以上にもそれ以下にも設定することが可能である。
また、棚板3や収納物4の形状は上述した形状に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、円形、多角形など、種々の形状とすることができる。
さらに、棚板3に配置する収納物4の数も3つに限定されるものではなく、設計に応じてそれ以上にもそれ以下にも設定することが可能である。
1…収納装置、2…支柱、3(3a〜3g)…棚板、4(4a、4b)…収納物、
5(5a、5b)…凹部、6…本体部、7(7a、7b)…凸部
5(5a、5b)…凹部、6…本体部、7(7a、7b)…凸部
Claims (5)
- 配置予定位置に凹部が形成された棚板を備えた収納棚と、
前記配置予定位置に配置され、且つ、前記凹部に実質的に緩みなく嵌め合わされる凸部を備えた収納物と
を有することを特徴とする収納装置。 - 前記棚板は前記配置予定位置を複数備え、前記複数の配置予定位置に前記収納物がそれぞれ整列して配置されることを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
- 前記凸部は略矩形または楕円形であり、前記凹部は前記凸部と相似形の形状であることを特徴とする請求項2に記載の収納装置。
- 前記凹部は、前記棚板の表裏を貫通する貫通孔であることを特徴とする請求項3に記載の収納装置。
- 前記収納物は、組電池を固定部材で固定し、且つ、前記固定部材に前記凸部を形成した構造であることを特徴とする請求項4に記載の収納装置。
Priority Applications (3)
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Applications Claiming Priority (1)
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