JP2013128689A - 交流定電流源及び生体電気インピーダンス測定装置 - Google Patents

交流定電流源及び生体電気インピーダンス測定装置 Download PDF

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匡志 西本
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Abstract

【課題】電気的に浮遊した測定対象物に電流を供給する際の交流定電流源の電圧振幅を抑制し、電源の低電圧化が可能な交流定電流源及び生体電気インピーダンス測定装置を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様である交流定電流源は、交流定電圧源11、演算増幅器12及び分圧回路13を有する。交流定電圧源11は、出力が電流供給用電極E1と接続される。演算増幅器12は、反転入力が電流供給用電極E1と接続され、出力が電流供給用電極E2と接続される。分圧回路13は、交流定電圧源11からの出力電圧V10を分圧した電圧を、演算増幅器12の非反転入力に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は交流定電流源及び生体電気インピーダンス測定装置に関する。
一般に、生体のインピーダンスを測定することで身体の組成を推定できることが知られている(非特許文献1)。この原理を利用し、身体に含まれている体脂肪量を測定する技術が確立されている。この体脂肪量測定技術では、身体の手足といった末端間のインピーダンスを四端子電極法で測定する。そして、被測定者の体重、身長、性別及び年齢などの個人身体情報と測定したインピーダンス値とから、体脂肪量を算出する。こうした体脂肪量測定技術を応用し、被測定者の体脂肪量と体重とを同時に測定する装置が広く普及している(特許文献1〜3)。
また、被測定者が靴下を着用したまま測定電極と接触することにより、接触インピーダンスにばらつきが生じても対応可能な体脂肪量計付き体重計が開示されている(特許文献4)。
以下、特許文献4で開示されている体脂肪量計付き体重計を例として、通常の生体電気インピーダンス測定装置300について説明する。図6は、通常の生体電気インピーダンス測定装置300の構成を示すブロック図である。通常の生体電気インピーダンス測定装置300では、被測定者の、身長、性別、体重などの身体的データを、キースイッチなどの入力装置31を介して入力し、記憶装置33に記憶する。そして、制御装置35によって、生体電気インピーダンス測定装置300を駆動し、生体のインピーダンス値をアナログ出力する。アナログ出力は、A/D変換器36によってデジタル値に変換され、演算装置32に取り込まれる。演算装置32は、取り込んだ生体インピーダンス値を示すデジタル値と、記憶装置33に記憶された身長などの身体的データと、から体内脂肪量を算出し、表示装置34に出力する。
体重は、他の身体的データと異なり、容易に変動するものであるから、測定の度に入力する必要がある。よって、重量測定装置39を設け、インピーダンスの測定の度に被測定者の体重値も測定するよう、体内脂肪量計付き体重計として構成される。
体内脂肪量計付き体重計は、生体電気インピーダンス測定装置300のアナログ出力と、A/D変換器36との間に切替スイッチSWが設けられる。切替スイッチSWの他端は、重量測定装置39のアナログ出力に接続され、切替スイッチSWの制御端子は、制御装置35に接続される。まず、切替スイッチSWは、重量測定装置39の出力をA/D変換器36と接続する。これにより、被測定者の体重値がデジタル値に変換され、記憶装置33にその値が記憶される。その後、切替スイッチSWを切り替え、インピーダンス測定部の出力をA/D変換器36と接続する。これにより、生体インピーダンスの測定値がデジタル値に変換される。すなわち、重量測定装置39とインピーダンス測定部とでA/D変換器を共有している。
なお、生体電気インピーダンス測定装置300では、電極と生体との接触抵抗のバラツキが測定値に与える影響を除去するため、四端子法が採用されている。また、被測定者の重量を測定する電子式体重計の載台に被測定者が載ったときに、両足の爪先部のそれぞれが電極A1及びA2と接触し、両足の踵部のそれぞれが電極B1及びB2と接触するように各電極が配置される。電極A1及びA2は、周波数50kHzで電流値が既知の測定電流I3を出力する交流定電流源40の出力端子と接続される。電極B1及びB2は、差動増幅器41と接続される。差動増幅器41は、半波整流器38及びローパスフィルタ37を介して、切替スイッチSWと接続される。なお、差動増幅器41、半波整流器38及びローパスフィルタ37は、交流電圧計を構成する。交流電圧計の測定端子、すなわち電極B1及びB2には、ほとんど電流が流れないように構成される。
次いで、交流定電流源40について説明する。図7は、通常の生体電気インピーダンス測定装置300の交流定電流源の構成を示すブロック図である。交流定電流源40は、交流定電圧源51、演算増幅器52及び抵抗R31で構成される。交流定電圧源51の出力が抵抗R31の一端に接続され、抵抗R31の他端は演算増幅器52の反転入力端子に接続される。反転入力端子は電極A1に、演算増幅器52の出力端子は電極A2に、非反転入力端子はGND(0V)に接続されている。演算増幅器52の反転入力端子は、出力端子が飽和しない限りは、非反転端子と同電位であり、また、反転入力端子から演算増幅器52内に電流が流れることはない。よって、抵抗R31に流れる電流(測定電流I3)は、そのまま電極A1に流れる。そして、測定電流I3は、生体を流れて電極A2に達し、演算増幅器52の出力端子に吸収される。交流定電圧源51の出力電圧をV30とすると、抵抗R31の両端の電圧はV30であるので、測定電流I3は、以下の式(1)で表される。

Figure 2013128689
出力電圧V30及び抵抗R31は既知であるので、既知の測定電流I3が得られることになる。
通常の生体電気インピーダンス測定装置300は、接触インピーダンスがある程度小さいこと、素足で使用することを前提に設計されている。通常の足の裏の接触インピーダンスは1kΩ以内であり、インピーダンス測定電流の最大値を1mA以下として設計される。交流定電圧源51のピーク電圧を0.8Vとし、抵抗R31の抵抗値を1kΩとすると、測定電流I3は、式(1)より、800μAとなる。生体インピーダンス(Rs)を500Ω、電極A1及びA2の接触インピーダンス(rA1及びrA2)をそれぞれ1kΩとすると、端子間インピーダンスRT3(RT3=Rs+rA1+rA2)は、2.5kΩとなる。よって、電極A2の電圧V32は、800μA×RT3=2Vとなる。
体脂肪計は、持ち運びを前提に作られている場合が多く、主に電池で回路を駆動している。そのため回路電圧は、±5V程度に限られている。定電流源に使用される演算増幅器
の出力端子の電圧も、その範囲内である。
特公平5−49050号公報 特開平7−51242号公報 米国特許第4008721号明細書 特開平11−113872号公報 特開平6−277191号公報
Henry C Lukaski et al., "Assessment of fat-free mass using bioelectrical impedance measurement of the human body", The American Journal of Clinical Nutrition, 41, April 1985, pp810-817.
家庭用などの通常の生体電気インピーダンス測定装置は、例えば、乾電池3〜4本で動作するのが一般的である。しかし、世界的なエコロジーの観点からは乾電池を減らすことが望ましいため、より低電力で生体電気インピーダンス測定装置を動作させる要求が高まっている。乾電池の本数を減らすためには、より低電圧で回路を動作させる必要がある。
ところが、通常の生体電気インピーダンス測定装置300では、交流定電流源の正電源と負電源との間の電源電圧の低電圧化が出来ないという問題がある。以下、その理由について説明する。生体電気インピーダンス測定装置300では、演算増幅器52の出力電圧である電圧V32が演算増幅器52の非反転端子に印加した固定電圧を中心として変化することで、被検体に電流が流れる。よって、電源電圧を(固定電圧+RT3×I3)以下まで低下させると、演算増幅器52の出力が飽和してしまう。その結果、正確な生体インピーダンスを測定することができなくなる。
上述のように、家庭用の体重・生体インピーダンス測定装置が被検体に流す電流としては、インピーダンスの線形性に対する影響が無い、周波数50kHz、振幅800μAの電流が用いられる(例えば、特許文献5)。図8は、通常の生体電気インピーダンス測定装置300において電極A1と電極A2との間の被検体に流れる振幅800μAの電流波形を示す波形図である。測定電流I3は、以下の式(2)で表される。

Figure 2013128689
図9は、通常の生体電気インピーダンス測定装置300において端子間インピーダンスRT3を2.5kΩとして振幅800μAの電流を流した場合の電圧波形を示す波形図である。電極A1の電圧をV31、電極A2の電圧をV32とすれば、電圧V31は演算増幅器52の非反転端子と仮想接地であるため、以下の式(3)で表される。

Figure 2013128689
電圧V32は、交流定電圧源の出力電圧V30と、抵抗R31と、端子間インピーダンスRT3から、以下の式(4)で表される。

Figure 2013128689
よって、式(4)で示すように、演算増幅器52の出力ダイナミックレンジは4Vp−p以上必要となり、電源電圧を4V以下とすることはできない。乾電池1本の電圧を1.5Vとすると、少なくとも3本の乾電池を直列接続して用いる必要がある。また、通常の生体電気インピーダンス測定装置300内の回路における電圧ドロップなどを考慮すると、確実に演算増幅器52の出力ダイナミックレンジ(4Vp−p)を確保しようとすると、4本以上の乾電池が必要となってしまう。
本発明の一態様である交流定電流源は、反転入力が電気的に浮遊した測定対象物に接触する第1の電極と接続され、出力が前記測定対象物に接触する第2の電極と接続される演算増幅器と、出力が前記第1の電極と接続される交流定電圧源と、前記交流定電圧源からの出力電圧を分圧した電圧を、前記演算増幅器の非反転入力に出力する分圧回路と、を備えるものである。本発明の一態様である交流定電流源は、演算増幅器の出力の電圧振幅を抑制することができるので、電源電圧を低減することができる。
本発明の一態様である生体電気インピーダンス測定装置は、電気的に浮遊した生体に接触する第1乃至第4の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間の前記生体に電流を流す交流定電流源と、前記第3の電極と前記第4の電極との間の前記生体の電圧を測定する交流電圧計と、前記電流及び測定した前記電圧から、前記生体のインピーダンスを算出するインピーダンス算出部と、を備え、前記交流定電流源は、反転入力が前記第1の電極と接続され、出力が前記第2の電極と接続される演算増幅器と、出力が前記第1の電極と接続される交流定電圧源と、前記交流定電圧源からの出力電圧を分圧した電圧を、前記演算増幅器の非反転入力に出力する分圧回路と、を備えるものである。本発明の一態様である生体電気インピーダンス測定装置は、演算増幅器の出力の電圧振幅を抑制することができるので、電源電圧を低減することができる。
本発明によれば、電気的に浮遊した測定対象物に電流を供給する際の交流定電流源の電圧振幅を抑制し、電源の低電圧化が可能な交流定電流源及び生体電気インピーダンス測定装置を提供することができる。
実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置100の構成を模式的に示す回路図である。 実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置の抵抗R2及びR3の抵抗比と電圧V12の振幅との関係を示すグラフである。 実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置100においてR2:R3=1:9かつ端子間インピーダンスRを2.5kΩとした場合の電圧V11及びV12の出力波形を示す波形図である。 実施の形態2にかかる生体電気インピーダンス測定装置200の構成を模式的に示す回路図である。 実施の形態2にかかる生体電気インピーダンス測定装置200においてR2:R3=1:9かつ端子間インピーダンスRを2.5kΩとした場合の電圧V21及びV22の出力波形を示す波形図である。 通常の生体電気インピーダンス測定装置300の構成を示すブロック図である。 通常の生体電気インピーダンス測定装置300の交流定電流源の構成を示すブロック図である。 通常の生体電気インピーダンス測定装置300において電極A1と電極A2との間の被検体に流れる振幅800μAの電流波形を示す波形図である。 通常の生体電気インピーダンス測定装置300において端子間インピーダンスRT3を2.5kΩとして振幅800μAの電流を流した場合の電圧波形を示す波形図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面においては、同一要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
まず、本発明の実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置100について説明する。図1は、実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置100の構成を模式的に示す回路図である。図1に示すように、生体電気インピーダンス測定装置100は、電流供給用電極E1及びE2、電圧測定用電極E3及びE4、交流電圧計1、制御装置2、演算装置3、表示装置4、記憶装置5、入力装置6及び交流定電流源10を有する。
生体電気インピーダンス測定装置の測定対象物は、生体である。なお、測定対象物である生体は、電気的に浮遊した状態である。つまり、生体電気インピーダンス測定装置は、電気的に浮遊した生体の生体電気インピーダンスを、四端子法を用いて測定する装置である。以下、生体の一例として、人体の生体電気インピーダンスを測定する場合について説明する。
生体電気インピーダンス測定装置100は、電極(電流供給用電極E1及びE2、電圧測定用電極E3及びE4)と生体との接触抵抗のバラツキによる測定値への影響を除去するため、四端子法を採用している。例えば、被測定者の重量を測定する電子式体重計の載台に被測定者が載ったとき、両足の爪先部のそれぞれと接触するように、電流供給用電極E1及びE2が配置される。また、両足の踵部のそれぞれと接触するように、電圧測定用電極E3及びE4が配置される。
制御装置2は、交流定電流源10を駆動し、電流供給用電極E1と電流供給用電極E2との間の被測定者に、測定電流I1を供給する。図1では、被測定者である生体の抵抗Rs、電流供給用電極E1の接触抵抗RE1及び電流供給用電極E2の接触抵抗RE2を、まとめて端子間インピーダンスRと表示している。
交流電圧計1は、制御装置2からの指令により、電圧測定用電極E3と電圧測定用電極E4との間の電圧を測定する。測定した電圧値の情報は、制御装置2に出力される。なお、交流電圧計1の測定端子間はハイインピーダンス状態であり、電流はほとんど流れない。すなわち電圧測定用電極E3と電圧測定用電極E4との間には、ほとんど電流が流れない。これにより、生体電気インピーダンスを正確に測定することが可能となる。
制御装置2は、測定した電圧値の情報を、演算装置3に出力する。なお、測定に先立ち、記憶装置5には、入力装置6を介して入力される被測定者の身長、性別、体重などの身体的特徴を示すデータが記憶されている。入力装置6は、例えばキースイッチなどを用いることができる。
演算装置3は、測定した電圧値、生体に流す電流値及び記憶装置5から読み出した身体的特徴を示すデータと、を用いて、体内脂肪量を算出する。そして、演算装置3は、算出した体内脂肪量の情報を、表示装置4に出力する。これにより、表示装置4は、例えばモニタ上に、被測定者が視認可能な状態で体内脂肪量を表示する。
上述のように、制御装置2、演算装置3及び記憶装置5は、交流電圧計1の測定電圧、生体に流す電流値及び記憶装置5に記憶されている情報を用いて、生体電気インピーダンを協働して算出する。すなわち、制御装置2、演算装置3及び記憶装置5は、一体としてインピーダンス算出部7を構成する。
交流定電流源10は、本実施の形態では、被測定者に対し、周波数50kHz、最大振幅1.0V(−1.0〜+1.0V)、電流値800μAの測定電流I1を出力する。以下、交流定電流源10の構成について説明する。交流定電流源10は、交流定電圧源11、演算増幅器12、分圧回路13及び抵抗R1を有する。
交流定電圧源11は、所定の周波数(50kHz)及び振幅(1.0V)を有する出力電圧V10を出力する。交流定電圧源11には、正電源から正電源電圧Vccが供給され、負電源から負電源電圧−Vccが供給されることにより、電源供給を受ける。また、出力電圧V10の基準電圧として、接地電圧電源から接地電圧が供給される。なお、本実施の形態では、Vcc=1.2Vであり、−Vcc=−1.2Vである。よって、出力電圧V10は、±1.0Vの範囲で変動する交流電圧である。
抵抗R1は、交流定電圧源11と演算増幅器12の反転入力との間に接続される。また、演算増幅器12の反転入力は、電流供給用電極E1と接続される。以下、演算増幅器12の反転入力に現れる電圧を、電圧V11とする。
演算増幅器12の出力は、電流供給用電極E2と接続される。演算増幅器12には、正電源から正電源電圧Vccが供給され、負電源から負電源電圧−Vccが供給される。よって、演算増幅器12の出力の電圧V12は、−Vcc〜Vccの間で変動することができる。
分圧回路13は、交流定電圧源11と接地電圧電源との間に接続され、出力電圧V10を分圧した電圧を演算増幅器12の非反転入力に出力する。分圧回路13は、抵抗R2及びR3を有する。抵抗R2及びR3は、交流定電圧源11と接地電圧電源との間に、この順で直列接続される。抵抗R2と抵抗R3との間の接続点は、演算増幅器12の非反転入力と接続される。
続いて、生体電気インピーダンス測定装置100の動作について説明する。演算増幅器12の反転入力、すなわち電流供給用電極E1の電圧V11は、以下の式(5)で表される。なお、抵抗R2の抵抗値をRとし、抵抗R3の抵抗値をnRとする。

Figure 2013128689
また、演算増幅器12の出力、すなわち電流供給用電極E2の電圧V12は、以下の式(6)で表される。

Figure 2013128689
但し、式(6)において、RE1は電流供給用電極E1の接触抵抗を表し、RE2は電流供給用電極E2の接触抵抗を表す。また、端子間インピーダンスRは、被測定者の抵抗Rs、電流供給用電極E1の接触抵抗RE1及び電流供給用電極E2の接触抵抗RE2の和を表す。
ここで、端子間インピーダンスRを2.5kΩとする。また、交流定電圧源11の出力電圧V10の中心値を0Vとすると、周波数は50kHz、振幅は1.0であるので、出力電圧V10は、以下の式(7)で表される。

Figure 2013128689
また、測定電流I1の電流振幅は800μA(800×10−6A)であるので、抵抗R1の抵抗値は125Ωとなる。このとき、測定電流I1は、以下の式(8)で表される。

Figure 2013128689
式(5)に式(7)を代入し、以下の式(9)が得られる。

Figure 2013128689
式(6)に式(8)及び(9)を代入し、以下の式(10)が得られる。

Figure 2013128689
図2は、実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置の抵抗R2及びR3の抵抗比と電圧V12の振幅との関係を示すグラフである。図2に示すように、抵抗R2と抵抗R3との抵抗比を調整することで、演算増幅器12の出力電圧である電圧V12のダイナミックレンジを調整することができる。図2に示すように、抵抗R2と抵抗R3との抵抗比を大きくすることにより、具体的には抵抗R3の抵抗値を抵抗R2の抵抗値よりも大きくすることにより、演算増幅器12の出力電圧である電圧V12のダイナミックレンジを小さくすることができる。電源として、電圧1.5Vの乾電池を2本直列に接続して使用する場合を想定する場合、内部回路により電圧ドロップを考慮すると、演算増幅器12のダイナミックレンジは2.4V以内に抑える必要がある。よって、n≧5とすることにより、電圧V12の電圧振幅を2.4Vp−p以内に収めることが可能となる。
続いて、抵抗R2と抵抗R3との抵抗比として、R2:R3=1:9(1kΩ:9kΩ)、すなわちn=9とした場合について説明する。この場合、式(9)及び(10)より、電圧V11及びV12は、それぞれ以下の式(11)及び(12)で表される。

Figure 2013128689
Figure 2013128689
図3は、実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置100においてR2:R3=1:9かつ端子間インピーダンスRを2.5kΩとした場合の電圧V11及びV12の出力波形を示す波形図である。すなわち、図3は、上述の式(11)及び(12)をグラフ化したものである。本実施の形態にかかる測定電流I1(式(8))と、通常の生体電気インピーダンス測定装置にかかる測定電流I3(式(2))とは、被測定者に流す交流電流は同じあるため、同一の式で表わされる。
ここで、本実施の形態にかかる電圧V11及びV12と、通常の生体電気インピーダンス測定装置300にかかる電圧V31及びV32と、の差異について検討する。本実施の形態は、交流電流出力用の演算増幅器12に差動で変化する信号を入力する。これにより、本実施の形態は、通常の生体電気インピーダンス測定装置と比べて、波形は相似しているものの、ダイナミックレンジを55%(1.1/2.0)程度に抑制することができる。
よって、電流供給用電極E1と電流供給用電極E2との間の電圧を(固定電圧+R×I1)以下まで下げると、演算増幅器の出力が飽和してしまい、正確な生体電気インピーダンスの測定ができなくなる問題を回避することできる。
すなわち、交流定電流源内において、交流電流出力用の演算増幅器の非反転入力へ抵抗分圧回路を介した交流定電圧信号を入力することで、電源電圧を通常の生体電気インピーダンス測定装置に対して55%まで下げても、正確な生体インピーダンスの測定に必要な800uAの測定電流を確保することが可能となる。その結果、生体電気インピーダンス測定装置の駆動電圧を低電圧化することができる。
換言すると、n=9の場合には、出力電圧ダイナミックレンジは4Vp−pから2.2Vp−pまで下げることができる。つまり、正電源電圧Vccと負電源電圧−Vccとの間の電源電圧も4V(Vcc=+2.0V、−Vcc=−2.0V)から2.2V(Vcc=+1.1V、−Vcc=−1.1V)に下げることが可能となる。電源電圧を下げることが可能となることにより、生体電気インピーダンス測定装置の電源として通常は乾電池が3〜4本必要だったのに対し、生体電気インピーダンス測定装置100及び交流定電流源10を用いることにより、乾電池の個数を2個以下に抑制することが可能となる。
上述のように、交流定電流源10は、電源電圧を下げることが可能である。従って、交流定電流源10を生体電気インピーダンス測定装置以外の装置やシステムに組み込むことは、低電圧化の観点から有利であることはいうまでもない。
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2にかかる生体電気インピーダンス測定装置200について説明する。図4は、実施の形態2にかかる生体電気インピーダンス測定装置200の構成を模式的に示す回路図である。生体電気インピーダンス測定装置200は、実施の形態1にかかる生体電気インピーダンス測定装置100の交流定電流源10を、交流定電流源20に置換した構成を有する。
交流定電流源20は、交流定電流源10と同様に、交流定電圧源11、演算増幅器12、分圧回路13及び抵抗R1を有する。但し、交流定電流源20は、交流定電流源10と比べ、各要素の接続及び電源供給が異なる。
交流定電圧源11は、所定の周波数(50kHz)及び振幅(1.0V)を有する出力電圧V20を出力する。交流定電圧源11には、正電源電圧Vccを出力する第1の正電源と接地電圧電との間に接続されることにより、電源供給を受ける。また、出力電圧V20の基準電圧として、第2の正電源から電圧Vcc/2が供給される。なお、本実施の形態では、Vcc=2.4Vであり、Vcc/2=1.2Vである。よって、出力電圧V20は、1.2±1.0Vの範囲で変動する交流電圧である。
演算増幅器12は、正電源電圧Vcc(2.4V)を出力する正電源と接地電圧電源(0V)との間に接続されることで、電源供給を受ける。よって、演算増幅器12の出力の電圧V22は、0〜2.4Vの間で変動することができる。
分圧回路13は、交流定電圧源11と電圧Vcc/2(1.2V)を出力する第2の正電源との間に接続され、出力電圧V20と電圧Vcc/2(1.2V)との間の電圧を分圧した電圧を演算増幅器12の非反転入力に出力する。すなわち、抵抗R3の一端は、電圧Vcc/2(1.2V)を出力する第2の正電源と接続される。交流定電流源20のその他の構成については、交流定電流源10と同様であるので、説明を省略する。
続いて、生体電気インピーダンス測定装置200の動作について説明する。ここで、実施の形態1と同様に、端子間インピーダンスRを2.5kΩとする。測定電流I2の電流振幅を800μAとする。
このとき、測定電流I2は、上述の式(8)と同様に、以下の式(13)で表される。

Figure 2013128689
抵抗R2の抵抗値をRとし、抵抗R3の抵抗値をnRとすると、電圧V21及び電圧V22は、それぞれ式(14)及び(15)で表される。

Figure 2013128689
Figure 2013128689
ここで、R2:R3=1:9(1kΩ:9kΩ)とすると、電圧V21及び電圧V22は、それぞれ式(14)及び(15)より、それぞれ式(16)及び(17)で表される。

Figure 2013128689
Figure 2013128689
図5は、実施の形態2にかかる生体電気インピーダンス測定装置200においてR2:R3=1:9かつ端子間インピーダンスRを2.5kΩとした場合の電圧V21及びV22の出力波形を示す波形図である。すなわち、図5は、上述の式(16)及び(17)をグラフ化したものである。
本実施の形態では、式(16)及び(17)で示すように、交流定電流源20の出力電圧、すなわち電圧V21及びV22は0.1〜2.3Vの間で変動する。つまり、電圧V21及びV22は、負の値を取ることがない。よって、生体電気インピーダンス測定装置200の交流定電流源20では、負電源(電圧−Vcc)を用いる必要がない。
よって、生体電気インピーダンス測定装置200及び交流定電流源20によれば、分圧回路13の抵抗の抵抗比を適切に設定することにより、交流定電流源において負電源回路を用いずに済む。これにより、生体電気インピーダンス測定装置を単一電源のみで動作させることが可能となる。
よって、本実施の形態にかかる生体電気インピーダンス測定装置200及び交流定電流源20によれば、生体電気インピーダンス測定装置100と比べて、負電源回路を用いることなく、生体電気インピーダンスの測定が可能となる。よって、生体電気インピーダンス測定装置の構成を簡素化することができ、より低コストで生体電気インピーダンス測定装置を実現できる。
上述のように、交流定電流源20は、電源電圧を下げることが可能である。従って、交流定電流源10と同様に、交流定電流源20を生体電気インピーダンス測定装置以外の装置やシステムに組み込むことは、低電圧化の観点から有利であることはいうまでもない。
その他の実施の形態
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の実施の形態においては、電源に用いる乾電池の数を減らすことが可能であるので、生体電気インピーダンス測定装置を小型することが可能である。例えば、手持ち式の体脂肪量計(例えば、特許文献2)などに生体電気インピーダンス測定装置が搭載される場合には、生体電気インピーダンス測定装置の小型化は製造コスト低減及び軽量化の観点から有利である。
上述の実施の形態では、測定対象物として人体を例に説明したが、人体以外の動物を測定対象物とすることも可能である。また、電気的に浮遊しているのであれば、生体以外の測定対象物にも、上述の実施の形態にかかる交流定電流源及び生体電気インピーダンス測定装置を適用することも可能である。
1 交流電圧計
2 制御装置
3 演算装置
4 表示装置
5 記憶装置
6 入力装置
7 インピーダンス算出部
10、20 交流定電流源
11 交流定電圧源
12 演算増幅器
31 入力装置
32 演算装置
33 記憶装置
34 表示装置
35 制御装置
36 A/D変換器
37 ローパスフィルタ
38 半波整流器
39 重量測定装置
40 交流定電流源
41 差動増幅器
51 交流定電圧源
52 演算増幅器
100、200 生体電気インピーダンス測定装置
300 通常の生体電気インピーダンス測定装置
A1、A2、B1、B2 電極
E1、E2 電流供給用電極
E3、E4 電圧測定用電極
I1〜I3 測定電流
R1、R2、R3、R31 抵抗
、RT3 端子間インピーダンス

Claims (19)

  1. 反転入力が電気的に浮遊した測定対象物に接触する第1の電極と接続され、出力が前記測定対象物に接触する第2の電極と接続される演算増幅器と、
    出力が前記第1の電極と接続される交流定電圧源と、
    前記交流定電圧源からの出力電圧を分圧した電圧を、前記演算増幅器の非反転入力に出力する分圧回路と、を備える、
    交流定電流源。
  2. 前記測定対象物は生体であり、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間の前記生体に電流を流すことを特徴とする、
    請求項1に記載の交流定電流源。
  3. 前記生体は人体であることを特徴とする、
    請求項2に記載の交流定電流源。
  4. 前記交流定電圧源は、第1の電圧を出力する第1の電源と、前記第1の電圧よりも低い第2の電圧を出力する第2の電源と、の間に接続されることにより電源供給を受け、
    前記演算増幅器は、前記第1の電源と前記第2の電源との間に接続されることにより電源供給を受け、
    前記分圧回路は、前記交流定電圧源からの前記出力電圧と、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の電圧を出力する第3の電源と、の間の電圧を分圧することを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の交流定電流源。
  5. 前記交流定電圧源には、前記第3の電圧が基準電圧として供給され、
    前記交流定電圧源は、前記基準電圧を基準として上下に変動する交流電圧を前記出力電圧として出力することを特徴とする、
    請求項4に記載の交流定電流源。
  6. 前記第1の電圧は、正の電圧であり、
    前記第2の電圧は、負の電圧であり、
    前記第3の電圧は、接地電圧であることを特徴とする、
    請求項4又は5に記載の交流定電流源。
  7. 前記第1及び第3の電圧は、正の電圧であり、
    前記第2の電圧は接地電圧であることを特徴とする、
    請求項4又は5に記載の交流定電流源。
  8. 前記分圧回路は、
    一端が前記交流定電圧源の前記出力と接続され、他端が前記演算増幅器の前記非反転入力と接続される第1の抵抗と、
    一端が前記第3の電源と接続され、他端が前記演算増幅器の前記非反転入力と接続される第2の抵抗と、を有することを特徴とする、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の交流定電流源。
  9. 前記第2の抵抗は、前記第1の抵抗よりも抵抗値が大きいことを特徴とする、
    請求項8に記載の交流定電流源。
  10. 前記演算増幅器の前記反転入力と前記交流定電圧源の前記出力との間に接続される第3の抵抗を有することを特徴とする、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の交流定電流源。
  11. 電気的に浮遊した生体に接触する第1乃至第4の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間の前記生体に電流を流す交流定電流源と、
    前記第3の電極と前記第4の電極との間の前記生体の電圧を測定する交流電圧計と、
    前記電流及び測定した前記電圧から、前記生体のインピーダンスを算出するインピーダンス算出部と、を備え、
    前記交流定電流源は、
    反転入力が前記第1の電極と接続され、出力が前記第2の電極と接続される演算増幅器と、
    出力が前記第1の電極と接続される交流定電圧源と、
    前記交流定電圧源からの出力電圧を分圧した電圧を、前記演算増幅器の非反転入力に出力する分圧回路と、を備える、
    生体電気インピーダンス測定装置。
  12. 前記生体は人体であることを特徴とする、
    請求項11に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  13. 前記交流定電圧源は、第1の電圧を出力する第1の電源と、前記第1の電圧よりも低い第2の電圧を出力する第2の電源と、の間に接続されることにより電源供給を受け、
    前記演算増幅器は、前記第1の電源と前記第2の電源との間に接続されることにより電源供給を受け、
    前記分圧回路は、前記交流定電圧源からの前記出力電圧と、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の電圧を出力する第3の電源と、の間の電圧を分圧することを特徴とする、
    請求項11又は12に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  14. 前記交流定電圧源には、前記第3の電圧が基準電圧として供給され、
    前記交流定電圧源は、前記基準電圧を基準として上下に変動する交流電圧を前記出力電圧として出力することを特徴とする、
    請求項13に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  15. 前記第1の電圧は、正の電圧であり、
    前記第2の電圧は、負の電圧であり、
    前記第3の電圧は、接地電圧であることを特徴とする、
    請求項13又は14に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  16. 前記第1及び第3の電圧は、正の電圧であり、
    前記第2の電圧は接地電圧であることを特徴とする、
    請求項13又は14に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  17. 前記分圧回路は、
    一端が前記交流定電圧源の前記出力と接続され、他端が前記演算増幅器の前記非反転入力と接続される第1の抵抗と、
    一端が前記第3の電源と接続され、他端が前記演算増幅器の前記非反転入力と接続される第2の抵抗と、を有することを特徴とする、
    請求項11乃至16のいずれか一項に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  18. 前記第2の抵抗は、前記第1の抵抗よりも抵抗値が大きいことを特徴とする、
    請求項17に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
  19. 前記演算増幅器の前記反転入力と前記交流定電圧源の前記出力との間に接続される第3の抵抗を有することを特徴とする、
    請求項11乃至18のいずれか一項に記載の生体電気インピーダンス測定装置。
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