JP2013126934A - 被成形ガラス素材の浮上搬送装置、及びガラス光学素子の製造方法 - Google Patents
被成形ガラス素材の浮上搬送装置、及びガラス光学素子の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】浮上皿分割体2a(20a,21a),2b(20b,21b)を有する浮上皿2(20,21)と、この浮上皿2(20,21)に浮上用ガスを供給するガス供給路35が内部に設けられ、かつ、対になる浮上皿分割体2a(20a,21a),2b(20b,21b)をそれぞれ接離可能に支持するアーム分割体3a,3bを有する支持アーム3とを備え、一方の浮上皿分割体20a,21aが一方のアーム分割体3a,3bに固定されるとともに、他方の浮上皿分割体20b、21bが、他方のアーム分割体3b,3aに、付勢部材6によって一方の浮上皿分割体20a,21a側に付勢された状態で摺動可能に取り付ける。
【選択図】 図8
Description
浮上皿分割体は、対向するアーム分割体を相互に突き合わせることにより浮上皿を構成し、一体化したアーム分割体を分割することによって、二つのアーム分割体及び各浮上皿分割体の隙間から浮上皿上の被成形ガラス素材を下型の成形面に落下供給するが、浮上皿上で被成形ガラス素材を安定して浮上させるためには、浮上皿内に安定した流量の浮上用ガスを供給する必要がある。このため、アーム分割体を互いに突き合せたときに、対向する浮上皿分割体が隙間なく突き合わされるようにして、浮上皿以外に浮上用ガスが漏れることを防止しなければならない。
具体的には、被成形ガラス素材を浮上状態で保持する浮上皿と、前記浮上皿に浮上ガスを供給する供給路を備え、かつ幅方向に分割可能な突合せ面を有する一対のアーム分割体から構成され、当該突合せ面で前記浮上皿を分割可能に支持するアームと、前記一対のアーム分割体の一端を支持し、前記一対のアーム分割体を相互に分割し、又は突き合わせるアーム駆動手段とを有する被成形ガラス浮上保持装置において、前記被成形ガラスの軟化温度において、前記一対のアーム分割体を突き合わせたとき、前記一対のアーム分割体の前記突合せ面どうしが隙間なく接触するように、室温において、前記一対のアーム分割体の前記アーム駆動手段に支持される側の末端が所定の隙間を有して前記アーム駆動手段に支持されることを特徴とする保持装置、およびそれを用いたガラス光学素子の製造方法を提案した。
つまり、同一のアームを用いて異なる硝材からなるガラス光学素子を製造(量産)する場合、硝材ごとにアーム分割体の突合せ面の隙間の調整が必要となり、生産性の向上を阻害していた。
まず、本実施形態に係る被成形ガラス素材の浮上搬送装置について説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る被成形ガラス素材の浮上搬送装置の要部について、その概略を示す平面図である。また、図3及び図4は、本実施形態に係る被成形ガラス素材の浮上搬送装置の動作を示す説明図であり、図3の浮上搬送装置1は、図1のA−A断面の概略を示し、図4の浮上搬送装置1は、図2のB−B断面の概略を示している。
なお、図1は、支持アーム3が閉じて近接した浮上皿分割体2a,2bが突き合わされた状態を示しおり、図2は、支持アーム3が開いて浮上皿分割体2a,2bが離間した状態を示している。
なお、特に図示しないが、浮上搬送装置1は、下型4a上に被成形ガラス素材Pを落下供給した後は、下型4aと上型4bとを近接させてプレス成形をする妨げとならないように、支持アーム3を閉じて退避し、次の成形に備える。
なお、図5は、浮上皿2と支持アーム3とを分離して示す説明図である。図5において、支持アーム3については、図1のA−A断面に相当する断面の概略を示しており、分割皿2については、その側面の概略を示している。
これにより、被成形ガラス素材Pを下型4a上に落下供給する際に、その落下距離を短くして被成形ガラス素材Pが反転してしまうなどの不具合を有効に回避し、下型4a上に被成形ガラス素材Pを正確に供給することが可能になる。
なお、下型4a上に落下供給される被成形ガラス素材Pの反転をより有効に回避するには、その落下距離D1が被成形ガラス素材Pの半径D2よりも短くなるように、各部の形状や寸法などを適宜調整するのが好ましい。
このような態様は、アーム分割体3a,3bの内部にガス供給路35を設けるにあたり、その混み合いを低減するとともに、両者の内部構造を近似させて熱的な影響を均等化することができるため好ましい。
なお、図6は、図2のC−C断面図である。
ここで、浮上皿分割体20b,21bの摺動可能な方向は、相互に平行であって、且つ、突き合わせ面22a,22bに対して直交するように構成されている。かかる構成により、温度環境や経時変化などに伴って支持アーム3に変形が生じたとしても、それぞれ対となる浮上皿分割体(20aと20b、21aと21b)は、付勢部材6によって互いに隙間なく密接するため、被成形ガラス素材Pの安定的な浮上を実現できる。
なお、図7は、図2のD−D断面図である。
なお、図8は、図1及び図2と同様に、本実施形態に係る被成形ガラス素材の浮上搬送装置の要部の概略を示す平面図であり、アーム分割体3a,3bの突き合わせ面に隙間Wが生じても、一方の浮上皿分割体20a,21aと、他方の浮上皿分割体20b,21bとの突き合わせ面22a,22bが互いに密着した状態にあることを示している。
したがって、本実施形態によれば、被成形ガラス素材Pを加熱する際の浮上用ガスの漏出をより確実に防止して、被成形ガラス素材Pを安定に浮上させた状態で保持しつつ、加熱により軟化させてから成形型4まで搬送することが可能になる。
次に、上記したような浮上搬送装置1を用いる本発明のガラス光学素子の製造方法の実施形態について説明する。
また、被成形ガラス素材Pに用いる硝材に特に制限はなく、通常、この種のプレス成形に用いられる各種のものを用いることができる。
なお、下型4aと上型4bを予熱する際の温度は同一でもよく、差を設けても良い。得ようとする光学素子の形状や、用いた硝材などに応じて適宜調整することができる。
一方の浮上皿分割体が、当該浮上皿分割体を支持する一方のアーム分割体に固定されるとともに、他方の浮上皿分割体が、当該浮上皿分割体を支持する他方のアーム分割体に、付勢部材によって一方の浮上皿分割体側に付勢された状態で、一対の浮上皿分割体が互いに接離する方向に沿って摺動可能に取り付けられていればよい。具体的には、支持アーム2に貫通孔32を設けるのを省略するとともに、浮上皿2にあっても底部24を設けるのを省略して、図9に示すような態様とすることもできる。
なお、図9は、上記態様について、前述した実施形態における図1のA−A断面に相当する断面の概略を示す断面図であり、前述した実施形態に対応する構成部位については、同じ符号を付すことで、その説明を省略する。
2(20,21) 浮上皿
2a(20a,21a) 浮上皿分割体
2b(20b、21b) 浮上皿分割体
22a,22b 突き合わせ面
23a,23b 張り出し部
24 底部
25 受け部
28 噴出口
29 ガス供給路
3 支持アーム
3a,3b アーム分割体
35 ガス供給路
6 付勢部材
P 被成形ガラス素材
Claims (6)
- 被成形ガラス素材を浮上させた状態で保持する一対の浮上皿分割体を有する浮上皿と、
前記浮上皿に浮上用ガスを供給するガス供給路が内部に設けられ、かつ、前記各浮上皿分割体を接離可能に支持する一対のアーム分割体を有する支持アームとを備え、
前記一対の浮上皿分割体のうち一方の浮上皿分割体が、当該浮上皿分割体を支持する一方のアーム分割体に固定されるとともに、
前記一対の浮上皿分割体のうち他方の浮上皿分割体が、当該浮上皿分割体を支持する他方のアーム分割体に、付勢部材によって前記一方の浮上皿分割体側に付勢された状態で、前記一対の浮上皿分割体が互いに接離する方向に沿って摺動可能に取り付けられていることを特徴とする被成形ガラス素材の浮上搬送装置。 - 前記浮上皿が、前記一対の浮上皿分割体を突き合わせた際に凹陥状に形成される受け部を有し、
前記ガス供給路が、前記一方のアーム分割体に固定された側の前記一方の浮上皿分割体と、当該一方のアーム分割体とに連通して形成され、前記受け部の底面側に開口する噴出口から前記浮上用ガスが噴出する請求項1に記載の被成形ガラス素材の浮上搬送装置。 - 前記浮上皿が、前記支持アームの長手方向に沿って複数支持され、前記アーム分割体に固定される側の前記浮上皿分割体の位置を、前記支持アームの長手方向に沿って交互に入れ替えた請求項1又は2に記載の被成形ガラス素材の浮上搬送装置。
- 前記浮上皿がカーボン材からなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の被成形ガラス素材の浮上搬送装置。
- 互いに対向する成形面を有する下型と上型とを用い、加熱により軟化した被成形ガラス素材を連続的にプレス成形する光学素子の製造方法において、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の被成形ガラス素材の浮上搬送装置により、
加熱により軟化した前記被成形ガラス素材を前記下型上に落下供給することを特徴とする光学素子の製造方法。 - 前記被成形ガラス素材の粘度で109〜1012dPa・sとなる温度に前記下型と前記上型とを予熱するとともに、
前記被成形ガラス素材の加熱温度を粘度が109dPa・s未満となる温度として、
加熱により軟化した前記被成形ガラス素材を前記下型上に落下供給し、前記下型と前記上型とを近接させることによりプレス成形した後に、前記被成形ガラス素材の粘度で1012dPa・sに相当する温度以下に冷却し、次いで、前記上型と前記下型とを離間して成形体を取り出す請求項5に記載の光学素子の製造方法。
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