JP2013126480A - アクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器 - Google Patents

アクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013126480A
JP2013126480A JP2011276823A JP2011276823A JP2013126480A JP 2013126480 A JP2013126480 A JP 2013126480A JP 2011276823 A JP2011276823 A JP 2011276823A JP 2011276823 A JP2011276823 A JP 2011276823A JP 2013126480 A JP2013126480 A JP 2013126480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
power
displacement
actuator
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011276823A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Izumi
智博 泉
Tomohiro Ota
智浩 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011276823A priority Critical patent/JP2013126480A/ja
Publication of JP2013126480A publication Critical patent/JP2013126480A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

【課題】ソフトなマッサージ感を付与することが可能なアクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器を提供する。
【解決手段】制御部82は、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力の大きさを制御することで、基礎電力の大きさをなめらかに増加または減少させる。また、制御部82は、コイルに基礎電力を供給するとき、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力のデューティー比を変化させることで、振動成分を含む付加電力を基礎電力に重畳する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイルと、コイルへの通電にともない磁力を生じる固定子と、固定子が生じる磁力の変化に応じて固定子に対して接近または離間する可動子と、固定子と可動子との間に位置するとともに内部に流体を有する袋状体と、コイルに供給する電力の大きさを制御する制御部とを有するアクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器に関する。
特許文献1は、上記アクチュエーターの一例を開示している。このアクチュエーターの制御部は、押圧力を発生させるとき、コイルに印加する電圧を「0」から所定電圧まで増加させる。
特開2010−227257号公報
上記アクチュエーターにおいては、押圧力を発生させるとき、コイルに印加される電圧が急激に増加する。また、発生した押圧力を小さくするとき、コイルに印加される電圧が急激に減少する。このため、ソフトなマッサージ感を付与することが難しい。
本発明は、上記課題を解決するため、ソフトなマッサージ感を付与することが可能なアクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器を提供することを目的とする。
・本発明のアクチュエーターは、コイルと、前記コイルへの通電にともない磁力を生じる固定子と、前記固定子が生じる磁力の変化に応じて前記固定子に対して接近または離間する可動子と、前記固定子と前記可動子との間に位置するとともに内部に流体を有する袋状体と、前記コイルに電力を供給する電力供給状態および前記コイルに電力を供給しない通電停止状態を切り替える制御部とを有し、前記袋状体は、前記固定子に対する前記可動子の移動にともない前記固定子に対して変位する変位部を有し、前記制御部は、前記アクチュエーターの出力である押圧力を前記変位部の変位により発生させるために前記コイルに供給する電力を基礎電力として、前記基礎電力の大きさを増加または減少させるとき、前記基礎電力をなめらかに変化させることを特徴とする。
・上記アクチュエーターにおいて、前記制御部は、前記コイルに前記基礎電力を供給するとき、振動成分を含む付加電力を前記基礎電力に重畳することが好ましい。
・本発明のアクチュエーターは、コイルと、前記コイルへの通電にともない磁力を生じる固定子と、前記固定子が生じる磁力の変化に応じて前記固定子に対して接近または離間する可動子と、前記固定子と前記可動子との間に位置するとともに内部に流体を有する袋状体と、前記コイルに電力を供給する電力供給状態および前記コイルに電力を供給しない通電停止状態を切り替える制御部とを有し、前記袋状体は、前記固定子に対する前記可動子の移動にともない前記固定子に対して変位する変位部を有し、前記制御部は、前記アクチュエーターの出力である押圧力を前記変位部の変位により発生させるために前記コイルに供給する電力を基礎電力として、前記コイルに前記基礎電力を供給するとき、振動成分を含む付加電力を前記基礎電力に重畳することを特徴とする。
・上記アクチュエーターにおいて、前記制御部は、前記基礎電力の大きさを増加または減少させるとき、前記基礎電力をなめらかに変化させることが好ましい。
・上記アクチュエーターにおいて、前記制御部は、不規則な振動成分を含む前記付加電力を前記基礎電力に重畳することが好ましい。
・上記アクチュエーターにおいて、前記アクチュエーターは、複数の前記コイル、複数の前記固定子、複数の前記可動子、および複数の前記変位部を有し、前記複数の変位部は、互いに隣り合う箇所に位置する第1変位部および第2変位部を含み、前記制御部は、前記第1変位部を対応する前記固定子に接近させるための前記基礎電力を前記第1変位部に対応する前記コイルに供給するとき、前記第2変位部を対応する前記固定子から離間させるための前記基礎電力を前記第2変位部に対応する前記コイルに供給することが好ましい。
・上記アクチュエーターにおいて、前記アクチュエーターは、複数の前記コイル、複数の前記固定子、複数の前記可動子、および複数の前記変位部を有し、前記複数の変位部は、一列に配置され、前記制御部は、前記複数の変位部において前記押圧力を発生する変位部を一方向において連続的に変化させるため、前記複数のコイルにおいて前記基礎電力を供給する対象とするコイルを順次変更することが好ましい。
・上記アクチュエーターにおいて、前記制御部は、前記変位部の変位状態に応じて変化するパラメーターに応じて前記コイルに供給する電力の大きさを補正することが好ましい。
・上記アクチュエーターにおいて、前記制御部は、スイッチング制御により前記コイルに供給する電力の大きさを制御することが好ましい。
・上記アクチュエーターにおいて、前記制御部は、不規則な高調波成分を含む複数の周波数のスイッチング制御により前記コイルに供給する電力の大きさを制御することが好ましい。
・本発明のマッサージデバイスは、上記アクチュエーターを有することを特徴とする。
・本発明のマッサージ機器は、上記アクチュエーターを有することを特徴とする。
本発明は、ソフトなマッサージ感を付与することが可能なアクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器を提供する。
(a)は本発明に係る実施形態のマッサージ機を顔に装着した状態を示す模式図、(b)は同マッサージ機におけるアクチュエータの平面図。 アクチュエーターの構成を示す平面図。 (a)はアクチュエーターの平面図、(b)は図3(a)のX−X平面におけるアクチュエーターの構造を示す断面図、(c)は図3(a)のY−Y平面におけるアクチュエーターの構造を示す断面図。 (a)はアクチュエーターの平面図、(b)はアクチュエーターの動作の一例を示す断面図、(c)はアクチュエーターの動作の一例を示す断面図。 (a)その他の実施形態であるアクチュエーターを示す平面図、(b)は図5(a)のアクチュエーターの断面構造を示す断面図、(c)は図5(a)のアクチュエーターの断面構造を示す断面図。
図1を参照して、マッサージ機器1の構成について説明する。
図1(a)に示されるように、マッサージ機器1は、アクチュエーター10と、入力装置80とを有する。入力装置80は、操作部81と、制御部82と、電源部83と、入力装置80とアクチュエーター10とを接続するケーブル84とを有する。
図1(b)に示されるように、アクチュエーター10は、変位部61A〜61Dを有する。変位部61A〜61Dは、アクチュエーター10の片側の面において、2行2列の状態で配置される。変位部61A〜61Dは、マッサージ機器1の使用時においてマッサージ対象部位である使用者Hの顔面Fに対向する。なお、変位部61A〜61Dの内の少なくとの一つは「第1変位部」に相当する。変位部61A〜61Dの内、「第1変位部」に相当しない残りの変位部は「第2変位部」に相当する。
操作部81は、マッサージ機器1の使用者Hにより操作される。制御部82は、操作部81での操作に応じてアクチュエーター10の動作を制御する。電源部83は、制御部82の制御の下、入力装置80の各部およびアクチュエーター10に電力を供給する。ケーブル84では、電源部83からアクチュエーター10への送電、および、制御部82とアクチュエーター10との間における所定の電気信号の伝送が行われる。
変位部61A〜61Dは、制御部82の制御に基づき、顔面Fに対して接近方向または離間方向に各々変位する。変位部61A〜61Dにおいて、接近方向に変位する変位部は、顔面Fに対して押圧力(マッサージ力)を出力する。
図2を参照して、アクチュエーター10の構成について説明する。
図2に示されるように、アクチュエーター10は、4つの固定子11A〜11Dと、固定子11A〜11Dの各々に対応する4つの可動子51A〜51Dと、袋状体60と、筐体70と、間詰材75および間詰材76とを有する。
固定子11A〜11Dは、4つの固定子コア21A〜21Dと、固定子コア21A〜21Dの各々に対応する4つのコイル31A〜31Dとを有する。各固定子コア21A〜21Dは、筐体70の基部71を四等分した形状よりもわずかに小さな四角形状を有する。各固定子コア21A〜21Dは、各コイル31A〜31Dの通電にともない励磁する金属製の箱状部材(図3(b)参照)により構成される。各コイル31A〜31Dは、中心孔41A〜41Dを有する。
各可動子51A〜51Dは、各固定子コア21A〜21Dよりもわずかに小さな四角形状を有する。各可動子51A〜51Dは、各固定子コア21A〜21Dに生じる磁力により引き付けられる金属製の板状部材(図3(b)参照)により構成される。
袋状体60は、基部71よりもわずかに小さな四角形状を有する。袋状体60は、シリコンゴムから構成される可撓性を有した扁平な袋である。袋状体60の内部にはコロイド溶液から構成される流体が封入されている。
基部71は、四角形状を有する箱状部材である(図3(b)参照)。基部71は、例えばプラスチックや金属、非伸縮性の合成繊維であるナイロンやフロロカーボン、グラスファイバー、金属線を網目状に組んだ構造体などから構成される非伸縮性素材により形成される。
筐体70の密着部72は、基部71と同じ大きさかつ環状の四角形状を有する。密着部72は、例えば含水状のゲル、シリコンゴム、シリコーン粘着剤、粘着シート等から構成される粘着パッドである。密着部72は、アクチュエーター10を顔面Fに接触させるとき、顔面Fに対して密着するように変形する。
間詰材75は、各固定子コア21A〜21Dの側壁上面と同一平面の上面を有する(図3(b)参照)。間詰材76は、基部71の側壁上面と同一平面の上面を有する。
図3を参照して、アクチュエーター10の構造について説明する。
図3(b)および図3(c)に示されるように、各固定子コア21A〜21Dは、基部71の内部において2行2列に並べられた状態で固定される。各コイル31A〜31Dは、固定子コア21A〜21Dの内部に各々収容される。
間詰材75は、基部71の内部において隣り合う固定子11A〜11D同士の間に配置される。間詰材76は、基部71の側壁の内側部分と各固定子コア21A〜21Dの側壁の外側部分との間に配置される。
袋状体60は、各固定子コア21A〜21Dの側壁上面および間詰材75の上面と、間詰材76の側面とにより支持される。各可動子51A〜51Dは、袋状体60の上面部分において2行2列に並べられた状態で固定される。各可動子51A〜51Dと各固定子11A〜11Dとは袋状体60を挟んで互いに対向する。
袋状体60の上面側において、各可動子51A〜51Dの固定位置と各々対応する4箇所の部位は、各変位部61A〜61Dを構成する。密着部72は、可動子51A〜51Dを取り囲んだ状態で、基部71の側壁上面および間詰材76の上面に固定される。
図4を参照して、アクチュエーター10の動作について説明する。
制御部82(図1)の制御の下、変位部61B〜変位部61Dの各々に対応するコイル31B〜31Dを通電させて固定子コア21B〜21Dを励磁させたとき(図4(a)参照)、可動子51B〜51Dは、固定子コア21A〜21Dに生じる磁力により、各固定子11B〜11Dに接近する方向に移動する。
このとき、各変位部61B〜変位部61Dは、可動子51B〜51Dの各々と一体に固定子11B〜11Dに接近する方向に変位する(図4(b),(c)参照)。このため、変位部61B〜変位部61Dに対応する袋状体60の3箇所の部位は、可動子51B〜51Dにより押圧変形する。その結果、押圧変形部分における流体の一部は、押圧変形していない部分に押し出される。
押圧変形部分から押し出された流体は、可動子51Aによる押圧変形が生じていない変位部61Aに対応する袋状体60の部位に移動する。このため、変位部61Aに対応する袋状体60の部位は、流体の体積の増加にともない膨張する。その結果、変位部61Aは、固定子11Aから離間する方向に変位する。このとき、可動子51Aは、変位部61Aと一体に固定子11Aから離間する方向に移動して、筐体70の外部に突出する。
上述した動作を繰り返すことで、アクチュエーター10において可動子51B〜51Dのいずれかが出力側(筐体70の外部側)に動作される。この出力側に動作される可動子51B〜51Dにより使用者の顔面F(図1)がマッサージされるようになっている。
アクチュエーター10の制御について説明する。
制御部82は、アクチュエーター10の出力である押圧力を変位部61A〜変位部61Dの内のいずれかの変位により発生させるとき、押圧力を発生させないコイルに対して電源部83より基礎電力を供給する。このとき、制御部82は、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力の大きさを制御することで、基礎電力の大きさをなめらかに増加させる。
また、制御部82は、変位部61A〜変位部61Dにおいて押圧力を発生する変位部を連続的に変化させるとき、各コイル31A〜31Dにおいて基礎電力を供給する対象とするコイルを順次変更する。このとき、制御部82は、電力供給状態にあるコイルのいずれか1つを通電停止状態に切り替えるとともに、通電停止状態にあるコイルを電力供給状態に切り替える。
また、制御部82は、電力供給状態から通電停止状態に切り替えるとき、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力の大きさを制御することで、基礎電力の大きさをなめらかに減少させる。
また、制御部82は、コイルに基礎電力を供給するとき、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力のデューティー比を変化させることで、振動成分を含む付加電力を基礎電力に重畳する。
(実施形態の効果)
本実施形態のマッサージ機器1は、以下の効果を奏する。
(1)制御部82は、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力の大きさを制御することで、基礎電力の大きさをなめらかに増加または減少させる。この構成によれば、アクチュエーター10において押圧力を発生させるとき、コイルに印加される電圧の急激な増加や減少が抑制される。このため、顔面Fに対してソフトなマッサージ感を付与することができる。これにより、マッサージ対象部位に対して指で押し始めるときの質感や、マッサージ対象部位から指を離すときの質感が再現できる。
(2)制御部82は、コイルに基礎電力を供給するとき、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力のデューティー比を変化させることで、振動成分を含む付加電力を基礎電力に重畳する。この構成によれば、アクチュエーター10において押圧力が振動的に変動する。このため、マッサージ対象部位を指で押圧するときに生じる指先の無意識な振動が再現できる。
(3)制御部82は、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する電力の大きさを制御する。このため、安価な回路構成でスイッチング制御を行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態以外の実施形態を含む。以下、本発明のその他の実施形態としての実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
・上記実施形態のアクチュエーター10では、制御部82は、コイルに基礎電力を供給するとき、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力のデューティー比を変化させることで、振動成分を含む付加電力を基礎電力に重畳する。一方、変形例のアクチュエーター10では、制御部82は、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する基礎電力のデューティー比を不規則に変化させることで、不規則な振動成分を含む付加電力を基礎電力に重畳する。これにより、機械的な振動を減少させるとともに、アクチュエーター10において押圧力を発生させるとき、指で押圧する質感に近づけることができる。
・上記実施形態のアクチュエーター10では、制御部82は、コイルに基礎電力を供給するとき、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する電力の大きさを制御したが、スイッチング制御の方式はこれに限定されない。例えば、制御部82は、不規則な高調波成分を含む複数の周波数のスイッチング制御によりコイルに供給する電力の大きさを制御することもできる。これにより、制御部82は、コイルに基礎電力を供給するとき、さらに複雑な振動成分を含む付加電力を基礎電力に重畳することができる。したがって、アクチュエーター10において押圧力を発生させるとき、指で押圧する質感により近づけることができる。また、コイルに供給する電力制御を、少数の部品で構成することができるため、アクチュエーター10のコストを安価にできるとともに、押圧力の変動を高精度に再現できる。
・上記実施形態のアクチュエーター10では、制御部82は、コイルに供給する基礎電力の大きさを制御することで、アクチュエーター10において顔面Fに対する押圧力を発生させる。一方、変形例のアクチュエーター10では、制御部82は、変位部の変位状態に応じて変化するパラメーターを計測する。そして、計測されたパラメーターに基づいて、顔面Fに対する押圧状態を判定するとともに、コイルに供給する電力の大きさを補正する必要がある場合は、判定結果に基づく電力制御を行う。これにより、アクチュエーター10の配置や顔面Fに対する接触状態に関わらず、押圧状態を判定できるので、より指の質感に近い押圧力を出力できる。
・上記実施形態のアクチュエーター10では、4つの固定子11A〜11Dと4つの可動子51A〜51Dとを備え、2行2列の状態で並設した(図3参照)。一方、変形例のアクチュエーター10(図5)では、固定子11A〜11Dを含む24個の固定子と、可動子51A〜51Dを含む24個の可動子とを備え、2行12列の状態で並設する。なお、図5では、変形例のアクチュエーター10における1行12列部分の断面のみ図示する。そして、制御部82は、複数の可動子に対応する変位部において押圧力を発生する変位部を一方向において連続的に変化させるため、複数のコイルにおいて基礎電力を供給する対象とするコイルを順次変更する。これにより、アクチュエーター10において、指で押す動きだけでなく、指を滑らす動きも再現することができる。
・上記実施形態のアクチュエーター10では、PWM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する電力の大きさを制御したが、スイッチング制御の方式はこれに限定されない。例えば、PFM方式のスイッチング制御によりコイルに供給する電力の大きさを制御することもできる。
1…マッサージ機器、10…アクチュエーター、11A〜11D…固定子、21A〜21D…固定子コア、31A〜31D…コイル、51A〜51D…可動子、60…袋状体、61A〜61D…変位部、80…入力装置、82…制御部、83…電源部。

Claims (12)

  1. コイルと、前記コイルへの通電にともない磁力を生じる固定子と、前記固定子が生じる磁力の変化に応じて前記固定子に対して接近または離間する可動子と、前記固定子と前記可動子との間に位置するとともに内部に流体を有する袋状体と、前記コイルに電力を供給する電力供給状態および前記コイルに電力を供給しない通電停止状態を切り替える制御部とを有し、前記袋状体は、前記固定子に対する前記可動子の移動にともない前記固定子に対して変位する変位部を有するアクチュエーターにおいて、
    前記制御部は、前記アクチュエーターの出力である押圧力を前記変位部の変位により発生させるために前記コイルに供給する電力を基礎電力として、前記基礎電力の大きさを増加または減少させるとき、前記基礎電力をなめらかに変化させる。
  2. 前記制御部は、前記コイルに前記基礎電力を供給するとき、振動成分を含む付加電力を前記基礎電力に重畳する
    請求項1に記載のアクチュエーター。
  3. コイルと、前記コイルへの通電にともない磁力を生じる固定子と、前記固定子が生じる磁力の変化に応じて前記固定子に対して接近または離間する可動子と、前記固定子と前記可動子との間に位置するとともに内部に流体を有する袋状体と、前記コイルに電力を供給する電力供給状態および前記コイルに電力を供給しない通電停止状態を切り替える制御部とを有し、前記袋状体は、前記固定子に対する前記可動子の移動にともない前記固定子に対して変位する変位部を有するアクチュエーターにおいて、
    前記制御部は、前記アクチュエーターの出力である押圧力を前記変位部の変位により発生させるために前記コイルに供給する電力を基礎電力として、前記コイルに前記基礎電力を供給するとき、振動成分を含む付加電力を前記基礎電力に重畳する。
  4. 前記制御部は、前記基礎電力の大きさを増加または減少させるとき、前記基礎電力をなめらかに変化させる
    請求項3に記載のアクチュエーター。
  5. 前記制御部は、不規則な振動成分を含む前記付加電力を前記基礎電力に重畳する
    請求項2〜4のいずれか一項に記載のアクチュエーター。
  6. 前記アクチュエーターは、複数の前記コイル、複数の前記固定子、複数の前記可動子、および複数の前記変位部を有し、
    前記複数の変位部は、互いに隣り合う箇所に位置する第1変位部および第2変位部を含み、
    前記制御部は、前記第1変位部を対応する前記固定子に接近させるための前記基礎電力を前記第1変位部に対応する前記コイルに供給するとき、前記第2変位部を対応する前記固定子から離間させるための前記基礎電力を前記第2変位部に対応する前記コイルに供給する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のアクチュエーター。
  7. 前記アクチュエーターは、複数の前記コイル、複数の前記固定子、複数の前記可動子、および複数の前記変位部を有し、
    前記複数の変位部は、一列に配置され、
    前記制御部は、前記複数の変位部において前記押圧力を発生する変位部を一方向において連続的に変化させるため、前記複数のコイルにおいて前記基礎電力を供給する対象とするコイルを順次変更する
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のアクチュエーター。
  8. 前記制御部は、前記変位部の変位状態に応じて変化するパラメーターに応じて前記コイルに供給する電力の大きさを補正する
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のアクチュエーター。
  9. 前記制御部は、スイッチング制御により前記コイルに供給する電力の大きさを制御する
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のアクチュエーター。
  10. 前記制御部は、不規則な高調波成分を含む複数の周波数のスイッチング制御により前記コイルに供給する電力の大きさを制御する
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のアクチュエーター。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のアクチュエーターを有する
    マッサージデバイス。
  12. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のアクチュエーターを有する
    マッサージ機器。
JP2011276823A 2011-12-19 2011-12-19 アクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器 Pending JP2013126480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276823A JP2013126480A (ja) 2011-12-19 2011-12-19 アクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276823A JP2013126480A (ja) 2011-12-19 2011-12-19 アクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013126480A true JP2013126480A (ja) 2013-06-27

Family

ID=48777383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011276823A Pending JP2013126480A (ja) 2011-12-19 2011-12-19 アクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013126480A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019503755A (ja) * 2015-12-22 2019-02-14 アモーレパシフィック コーポレーションAmorepacific Corporation 皮膚のリフティング機能を有するマッサージ機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148391U (ja) * 1974-10-08 1976-04-10
JPS53105087A (en) * 1977-02-24 1978-09-12 Matsushita Electric Works Ltd Massager
JP2000140060A (ja) * 1998-09-01 2000-05-23 Mitsubishi Electric Corp マッサ―ジ装置
JP2010075288A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 施療子及びそれを用いたマッサージ器
JP2010227257A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Panasonic Electric Works Co Ltd アクチュエータ及びマッサージ機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148391U (ja) * 1974-10-08 1976-04-10
JPS53105087A (en) * 1977-02-24 1978-09-12 Matsushita Electric Works Ltd Massager
JP2000140060A (ja) * 1998-09-01 2000-05-23 Mitsubishi Electric Corp マッサ―ジ装置
JP2010075288A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 施療子及びそれを用いたマッサージ器
JP2010227257A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Panasonic Electric Works Co Ltd アクチュエータ及びマッサージ機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019503755A (ja) * 2015-12-22 2019-02-14 アモーレパシフィック コーポレーションAmorepacific Corporation 皮膚のリフティング機能を有するマッサージ機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6106360B2 (ja) 触感フィードバックを有する入力装置及びその入力装置に搭載する電磁アクチュエータ
CN108124027B (zh) 电子设备
JP5620377B2 (ja) 触覚フィードバックの制御方法
JP5782917B2 (ja) 操作入力装置
KR102385970B1 (ko) 햅틱 효과 생성 방법 및 그 방법을 이용한 장치
JP2021058863A (ja) 制御装置
JP2021081876A (ja) 振動アクチュエータ及び振動呈示装置
JP2019101524A (ja) 触覚出力装置
JP2018088752A (ja) 振動発生装置及び電子機器
KR102188157B1 (ko) 촉각자극 제공 장치 및 그 구동 방법
JP2013126480A (ja) アクチュエーター、マッサージデバイス、およびマッサージ機器
JP2010183816A (ja) 超音波モータ
JP2021164923A (ja) 振動発生装置及び電子機器
JP2010227257A (ja) アクチュエータ及びマッサージ機
Kern et al. Actuator Design
JP6839970B2 (ja) 振動発生装置及び電子機器
JP5984119B2 (ja) 流体封入式アクチュエータおよび流体封入式アクチュエータを用いたマッサージ機
JP2024045017A (ja) 制御装置及び振動呈示装置
JP2024043871A (ja) 制御装置及び振動呈示装置
CN111538402B (zh) 一种仿形触觉反馈器件及其触觉反馈生成方法
Haus et al. Actuator design
KR101580685B1 (ko) 3차원 햅틱 구현 방법 및 이를 이용한 디스플레이 기기
TW202418723A (zh) 控制裝置以及振動呈現裝置
US11886640B2 (en) Operation device
Leonardis et al. A Miniature Direct-Drive Hydraulic Actuator for Wearable Haptic Devices based on Ferrofluid Magnetohydrodynamic Levitation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140709

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151117