JP2013126247A - 接続監視方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続状態確認機能が、所定の時間毎に、コンピュータとPLCとの間のコネクションの有無を判定する処理と、コネクションが存在する場合に、現在のコネクションのIDをメモリに記憶されているコネクションのIDと比較する処理と、現在のコネクションのIDとメモリに記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合に、前回の監視処理と今回の監視処理の間にコネクションの切断が発生したと判定する処理と、現在のコネクションのIDをメモリに格納する処理と、を実行する。
【選択図】図2
Description
から構成される産業用ネットワークシステムにより生産設備の制御が行われる。また、各生産ラインあるいは生産拠点に設置された産業用ネットワークシステムは情報系ネットワークを介して上位のコンピュータに接続されており、システム管理者やエンジニアはこのコンピュータを用いて各々の産業用ネットワークシステムの状態監視やメンテナンスなどを行うことが可能になっている。
、広く普及しているイーサネット(登録商標)の技術やデバイスをベースにしている。EtherNet/IPでは、標準プロトコルであるTCP/IPなどに加え、産業用に特化したプロトコルであるCIP(Common Industrial Protocol)が利用される。CIPはOSI参照モデルのアプリケーション層での通信手順を規定する規格であり、CIPによる通信を利用することで、上位のコンピュータで動作するアプリケーションプログラムはPLCから各種情報を収集したり、PLCに対して命令を送信したりすることができる。
していることがわかれば、ケーブルやネットワーク機器の交換といったノイズ対策を講じることで問題が解決する可能性もある。
されているコネクションのIDとが一致する場合と、コネクションが存在し、且つ、前記現在のコネクションのIDと前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合とで、前記ステイタス情報の表示を異ならせることが好ましい。これにより、ユーザは、コンピュータとPLCが「切断状態」にあるのか、「接続状態」が維持されているのか、「瞬断が発生」したのか、を容易に知ることができる。このようにコネクションの状態を適切に把握できることで、例えばコンピュータやPLCの動作に異常がみられたときにその原因箇所の究明が容易になる。
る処理と、コネクションが存在する場合に、現在のコネクションのIDを前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDと比較する処理と、前記現在のコネクションのIDと前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合に、前回の監視処理と今回の監視処理の間にコネクションの切断が発生したと判定する処理と、前記現在のコネクションのIDを前記記憶手段に格納する処理と、を含むことを特徴とする。
まず、図1(A)及び図1(B)を用いて、産業用ネットワークシステムの構成例を説明する。
00とスレーブ装置300の間は、制御系ネットワークNW2または内部バスにより接続されている。スレーブ装置300には、電源ユニット,モータユニット,カウンタユニット,画像ユニット,通信ユニット,I/Oユニット等がある。このような産業用ネットワークシステムINSは、工場の生産ライン等において、各種の生産設備(モータ、ロボット、センサなど)の制御やデータ収集などを行うために用いられる。
図2のフローチャートを参照して、コンピュータ100に実装される接続状態監視機能及び監視結果出力機能の処理の流れを説明する。これらの機能はコンピュータ100上で動作するプログラムにより提供される機能であり、図2に示される一連の監視処理は所定の時間(モニタ周期τと呼ぶ)毎に繰り返し実行される。モニタ周期τの値はユーザが任意に設定することができる。例えば、τは1秒〜60秒程度に設定すればよい。
01のNO)、及び、コネクションが張られていなかった場合(ステップS203のNO)には、メモリ内のコネクションIDを消去する(ステップS208)。
次に、図3及び図4を参照して、接続状態監視処理の具体的な動作例を説明する。図3は接続状態監視機能の動作例を示す図であり、図4は監視結果出力機能の表示例を示す図である。
以上述べた本実施形態の構成によれば、監視処理の実行時点におけるコネクションの有無の検知に加え、前回の監視処理と今回の監視処理の間に発生したコネクションの一時的
な切断(ネットワークの瞬断)をも検知することができる。また、監視処理の実行間隔τをそれほど短く設定する必要はないのでコンピュータ100等に処理負荷をかけることがない。しかも、特別なハードウェアの追加やネットワークプロトコルの改変・拡張などの必要がないので、実装が容易であるという利点もある。
101:表示装置
102:入力装置
200:PLC
201:PLC
300:スレーブ装置
400:コンピュータ
500:コンピュータ
INS:産業用ネットワークシステム
NW1:情報系ネットワーク
NW2:制御系ネットワーク
また、本発明に係る他の接続監視方法は、互いの間にコネクションを確立しデータ転送を行う2つのノードである2つのPLCのうちの一方のノードであるPLCが、前記2つのノードの間の接続状態を確認する監視処理を所定の時間毎に実行するステップを有しており、前記所定の時間毎に実行される監視処理は、前記2つのノードの間のコネクションの有無を判定する処理と、コネクションが存在する場合に、現在のコネクションのIDを記憶装置に記憶されているコネクションのIDと比較する処理と、前記現在のコネクションのIDと前記記憶装置に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合に、前回の監視処理と今回の監視処理の間にコネクションの切断が発生したと判定する処理と、
前記現在のコネクションのIDを前記記憶装置に格納する処理と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る他の接続監視方法は、互いの間にコネクションを確立しデータ転送を行う2つのノードである、2つのPLC、又は、コンピュータとPLCに対し、ネットワークを介して接続された接続監視装置が、前記2つのノードの間の接続状態を確認する監視処理を所定の時間毎に実行するステップを有しており、前記所定の時間毎に実行される監視処理は、前記2つのノードの間のコネクションの有無を判定する処理と、コネクションが存在する場合に、現在のコネクションのIDを記憶装置に記憶されているコネクションのIDと比較する処理と、前記現在のコネクションのIDと前記記憶装置に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合に、前回の監視処理と今回の監視処理の間にコネクションの切断が発生したと判定する処理と、前記現在のコネクションのIDを前記記憶装置に格納する処理と、を含むことを特徴とする。
Claims (9)
- ネットワークを介して接続されたPLCとの間にコネクションを確立しデータ転送を行うコンピュータにおいて、前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を監視する接続監視装置であって、
コネクションのIDを一時的に記憶するために用いられる記憶手段と、
前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を確認する監視処理を所定の時間毎に実行する接続状態確認手段と、を有しており、
前記接続状態確認手段により前記所定の時間毎に実行される監視処理は、
前記コンピュータと前記PLCとの間のコネクションの有無を判定する処理と、
コネクションが存在する場合に、現在のコネクションのIDを前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDと比較する処理と、
前記現在のコネクションのIDと前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合に、前回の監視処理と今回の監視処理の間にコネクションの切断が発生したと判定する処理と、
前記現在のコネクションのIDを前記記憶手段に格納する処理と、
を含むことを特徴とする接続監視装置。 - 前記接続状態確認手段の判定結果に基づいて前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を表すステイタス情報を表示装置に表示する出力手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の接続監視装置。 - 前記出力手段は、
前記コンピュータと前記PLCの間のコネクションが存在しない場合と、
コネクションが存在し、且つ、前記現在のコネクションのIDと前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDとが一致する場合と、
コネクションが存在し、且つ、前記現在のコネクションのIDと前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合とで、
前記ステイタス情報の表示を異ならせる
ことを特徴とする請求項2に記載の接続監視装置。 - 前記出力手段は、前記接続状態確認手段により監視処理が実行される毎に、前記監視処理が実行された時刻とともに前記ステイタス情報を表示する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の接続監視装置。 - 前記接続状態確認手段により実行される監視処理は、pingコマンドによって前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を確認する処理も含み、
前記出力手段は、pingコマンドの結果を表す情報も前記表示装置に表示する
ことを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか1項に記載の接続監視装置。 - 前記コンピュータと前記PLCとの間のデータ転送のプロトコルは、データパケットの到達保証がないプロトコルである
ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の接続監視装置。 - ネットワークを介して接続されたPLCとの間にコネクションを確立しデータ転送を行うコンピュータにおいて、前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を監視する接続監視方法であって、
接続監視装置が、前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を確認する監視処理を所定の時間毎に実行するステップを有しており、
前記所定の時間毎に実行される監視処理は、
前記コンピュータと前記PLCとの間のコネクションの有無を判定する処理と、
コネクションが存在する場合に、現在のコネクションのIDを記憶装置に記憶されているコネクションのIDと比較する処理と、
前記現在のコネクションのIDと前記記憶装置に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合に、前回の監視処理と今回の監視処理の間にコネクションの切断が発生したと判定する処理と、
前記現在のコネクションのIDを前記記憶装置に格納する処理と、
を含むことを特徴とする接続監視方法。 - ネットワークを介して接続されたPLCとの間にコネクションを確立しデータ転送を行うコンピュータにおいて、前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を監視するためのプログラムであって、
接続監視装置を、コネクションのIDを一時的に記憶するために用いられる記憶手段、及び、前記コンピュータと前記PLCとの間の接続状態を確認する監視処理を所定の時間毎に実行する接続状態確認手段、として機能させるものであり、
前記接続状態確認手段により前記所定の時間毎に実行される監視処理は、
前記コンピュータと前記PLCとの間のコネクションの有無を判定する処理と、
コネクションが存在する場合に、現在のコネクションのIDを前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDと比較する処理と、
前記現在のコネクションのIDと前記記憶手段に記憶されているコネクションのIDとが一致しない場合に、前回の監視処理と今回の監視処理の間にコネクションの切断が発生したと判定する処理と、
前記現在のコネクションのIDを前記記憶手段に格納する処理と、
を含むことを特徴とするプログラム。 - 請求項8に記載のプログラムを記憶していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|---|
JP2016031554A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-07 | 株式会社ベルチャイルド | データ収集装置及び産業用ネットワークシステム |
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WO2001015388A1 (fr) * | 1999-08-20 | 2001-03-01 | Fujitsu Limited | Moniteur de communications atm |
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