JP2013125911A - マスク材組成物、不純物拡散層の形成方法、及び太陽電池 - Google Patents
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Abstract
Description
シロキサン樹脂(A)は、マスク材本体を構成する樹脂である。本実施の形態に係るマスク材組成物は、シロキサン樹脂(A)として、下記一般式(a1)で表される構成単位(以下、適宜この構成単位を構成単位(a1)と称する)を含むシロキサン樹脂(A1)を含有する。
界面活性剤(B)は、下記一般式(b1)で表されるジメチルシロキサン構成単位(b1)を有する。
溶剤(C)は、シロキサン樹脂(A)及び界面活性剤(B)を溶解できるものであればよい。溶剤(C)の具体例としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等のアルコール類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のグリコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールジプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールジメチルエーテルなどのグリコール誘導体類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルアミルケトン、3-ペンタノン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸ヘキシル、酢酸オクチル、酢酸2-エチルヘキシル、酢酸3-メトキシブチル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート等のエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N-メチル‐2-ピロリドン、γ-ブチロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン等の極性溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
マスク材組成物中に含まれる金属不純物の濃度は、約500ppb以下であることが好ましく、約100ppb以下であることがより好ましい。また、マスク材組成物は、その他の添加剤として一般的な増粘剤などを含有してもよい。
図1(A)〜図1(F)を参照して、不純物拡散層の形成方法と、当該方法により不純物拡散層が形成された半導体基板を備える太陽電池の製造方法の一例について説明する。図1(A)〜図1(F)は、実施の形態に係る不純物拡散層の形成方法及び太陽電池の製造方法を説明するための工程断面図である。
実施例1〜5,比較例3,4:シロキサン樹脂(A)(製品名「TOS−174H」、東レファインケミカル株式会社製、シルセスキオキサン樹脂(A1−2b)をメイン樹脂として含み、質量平均分子量4500)25.0質量%と、界面活性剤(B)としてのアルキレンオキサイド変性ポリジメチルシロキサン0.1質量%(1000ppm)と、溶剤(C)としてのプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)36.9質量%、及びジプロピレングリコールモノメチルエーテル(DPGME)(製品名「MFDG」、日本乳化剤株式会社製)37.5質量%と、添加剤としての密着剤0.5%とを混合してマスク材組成物を作製した。実施例1〜5は、本実施の形態の界面活性剤(B)を添加したマスク材組成物である。比較例3,4は、ジメチルシロキサン構成単位(b1)とアルキレンオキサイド構成単位(b2)の存在比が本実施の形態から外れた界面活性剤(B)を添加した点が実施例と異なるマスク材組成物である。
各実施例及び各比較例のマスク材組成物を、インクジェット吐出機(製品名「MID−500C」、武蔵エンジニアリング株式会社製)を用いてシリコンウェハ上に吐出し、ライン状のマスクを印刷した。射出周波数は8500Hzとし、インクジェット吐出機の7つのノズルからマスク材組成物を吐出した(ビットマップ7ピクセル)。ライン幅の設定値は420μmとした。ライン状マスクの形成後、各シリコンウェハをホットプレート上に載置し、200℃で1分間乾燥させた。
光学顕微鏡を用いて、各実施例及び各比較例のライン状マスクにおける乾燥前後のライン幅(μm)を計測した。乾燥前とは、ライン状マスクの形成後ホットプレート上に載置する前であり、乾燥後とは、200℃のホットプレート上で1分間放置した後である。ライン幅は、ライン状マスクの5箇所について測定した値の平均値とした。また、設定値(420μm)に対する乾燥後のライン幅の誤差を算出した。各実施例及び各比較例の結果を表1に示す。
上述した実施例3のマスク材組成物における界面活性剤(B)の添加量を表2に示すように異ならせた実施例3−1〜3−7、及び比較例5,6のマスク材組成物を作製した。なお、実施例3−4が上述した実施例3に相当する。作製したマスク材組成物を、上述した方法と同じ方法により、ライン幅の設定値を420μmとするライン状のマスクを形成した。そして、光学顕微鏡を用いて、実施例3−1〜3−7及び比較例5,6のライン状マスクにおける乾燥前後のライン幅(μm)を計測し、設定値(420μm)に対する乾燥後のライン幅の誤差を算出した。実施例3−1〜3−7、及び比較例5,6の結果を表2に示す。
Claims (8)
- 半導体基板への不純物拡散成分の拡散保護に用いられるマスク材組成物であって、
一般式(a1)で表される構成単位(a1)を含むシロキサン樹脂(A1)と、
一般式(b1)で表されるジメチルシロキサン構成単位(b1)、及びアルキレンオキサイド構成単位(b2)を有する界面活性剤(B)と、
溶剤(C)と、を含有し、
前記界面活性剤(B)は、含有量が5000ppm以下であり、ジメチルシロキサン構成単位(b1)とアルキレンオキサイド構成単位(b2)との存在比が35:65〜99:1であることを特徴とするマスク材組成物。
- 前記アルキレンオキサイド構成単位(b2)は、エチレンオキサイド構成単位及びプロピレンオキサイド構成単位の少なくとも一方を含む請求項1に記載のマスク材組成物。
- 前記シロキサン樹脂(A1)は、前記一般式(a1)で表される構成単位のみからなるシルセスキオキサン樹脂である請求項1又は2に記載のマスク材組成物。
- 前記溶剤(C)は、沸点が100℃以上の有機溶剤(C1)を含有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマスク材組成物。
- 前記溶剤(C)は、沸点が180℃以上の有機溶剤(C2)を含有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマスク材組成物。
- 半導体基板に、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のマスク材組成物を選択的に塗布する工程と、
前記半導体基板に塗布された前記マスク材組成物をマスクとして、不純物拡散成分を前記半導体基板に選択的に塗布し、拡散させる拡散工程と、
を含むことを特徴とする不純物拡散層の形成方法。 - 請求項7に記載の不純物拡散層の形成方法により不純物拡散層が形成された半導体基板を備えたことを特徴とする太陽電池。
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