JP2013125745A - メータ用切断リレー - Google Patents

Abstract

【課題】当技術分野のいくつかの課題を克服する切断リレー、接点材料およびシステムを提供する。
【解決手段】アクチュエータ１１２は、基部１２０内に位置することができ、基部１２０が、アクチュエータ１１２の固定部分１１２１の一部を保持し、アクチュエータ１１２のプランジャが基部１２０内で移動することを可能にする。シャトル１１６は、少なくとも部分的に非導電性材料から構成され、１つまたは複数の窓１１６２を有することができ、アクチュエータ１１２のプランジャに作動可能に接続され、アクチュエータ１１２のプランジャによって移動すると共に、基部１２０内を移動することができ、基部１２０の少なくとも一部分がシャトル１１６の移動に対して停止手段を提供する。１つまたは複数の切断スイッチ１０２は、シャトル１１６の移動によって開き、または閉じることができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、メータ用切断リレー等に関する。

今日、メータで使用される切断リレーは、多い部品点数、複雑性、銅含有量および貴金属含有量のために高価である。さらに、今日市場での切断リレーは典型的に、低い接触力（すなわち２〜３．５ニュートン（Ｎ）範囲内）を必要とする現実的な限界を有する可撓性導体「アーム（ａｒｍｓ）」／接点「アーム」などの方法を使用する。今日、メータサービス用切断リレーで一般的に使用される接点は、典型的に銀スズ合金を使用する。ある故障条件下の銀スズ接点は、銀を接触面の外側縁部に流す（または犠牲にする）ことになる。サージの苛酷度および頻度に依拠して、銅基板が露出され、接点の銀が不規則な面を有するようになる。これらの状況が、高い温度上昇およびプラスチック溶融、またはリレー接続の喪失のいずれかによって、切断リレーの故障を早める高い抵抗およびアーチ現象を生成する。さらに、今日、現場で一般的な切断リレーは、しばしば６電気サイクルに対して１つ〜２つの７０００アンペア（ａｍｐ）故障条件の後に溶着し、作動できないことがあり、または接点の寿命が非常に短くなることがある。さらに、今日、一般的に使用されるシステムは、典型的には４電気サイクルに対して１２０００アンペア故障条件を耐え抜くことはない。対照的に、今日のメータに使用される市場で入手可能なリレーは、一般に４電気サイクルの１２０００キロボルトアンペア（ＫＶＡ）試験で、接点を吹き飛ばし、しばしばその筺体／絶縁体を壊す。

したがって、上記に記載されている当技術分野のいくつかの課題を克服する切断リレーおよび接点材料が所望される。

米国特許出願公開第２０１１／００３７５４３号明細書

本明細書には、メータサービス用切断リレーの実施形態が記載される。

一態様では、メータ用切断リレーが、基部と、アクチュエータと、シャトルと、１つまたは複数の切断スイッチとからなると記載される。アクチュエータは基部内に位置することができ、基部が、アクチュエータの固定部分の一部を保持し、アクチュエータのプランジャが基部内で移動することを可能にする。シャトルは、少なくとも部分的に非導電性材料から構成され、１つまたは複数の窓を有することができ、アクチュエータのプランジャに作動可能に接続され、アクチュエータのプランジャによって移動すると共に、基部内を移動することができ、基部の少なくとも一部分がシャトルの移動に対して停止手段を提供する。１つまたは複数の切断スイッチが、シャトルの移動によって開き、または閉じることができ、各切断スイッチが、シャトルの１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第１の面に枢動可能に接続された剛性の導電性架橋区域であって、少なくとも２つの接点を備える架橋区域と、シャトルの１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第２の面に枢動可能に接続された板ばねであって、窓の第２の面が窓の第１の面の反対側にあり、板ばねが架橋区域に力を加える板ばねと、電源接点および負荷接点を有する導電性負荷部分を備える導電性電源部分であって、架橋部分の少なくとも２つの接点のうちの第１の接点および第２の接点が、シャトルの移動によって、実質的に同時に電源接点および負荷接点に接触し、電源接点および負荷接点から切断される導電性電源部分とからなる。

別の態様では、システムが記載される。そのシステムは、メータならびにメータに一体化されたメータ用切断リレーから構成される。メータ用切断リレーは、基部と、アクチュエータと、シャトルと、１つまたは複数の切断スイッチとからなる。アクチュエータは、基部内に位置することができ、基部が、アクチュエータの固定部の一部を保持し、アクチュエータのプランジャが基部内で移動することを可能にする。シャトルは、少なくとも部分的に非導電性材料から構成され、１つまたは複数の窓を有することができ、アクチュエータのプランジャに作動可能に接続され、アクチュエータのプランジャによって移動すると共に、基部内を移動することができ、基部の少なくとも一部分がシャトルの移動に対して停止手段を提供する。１つまたは複数の切断スイッチが、シャトルの移動によって開き、または閉じることができ、各切断スイッチが、シャトルの１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第１の面に枢動可能に接続された剛性の導電性架橋区域であって、少なくとも２つの接点を備える架橋区域と、シャトルの１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第２の面に枢動可能に接続された板ばねであって、窓の第２の面が窓の第１の面の反対側にあり、板ばねが架橋区域に力を加える板ばねと、電源接点および負荷接点を有する導電性負荷部分を備える導電性電源部分であって、架橋部分の少なくとも２つの接点のうちの第１の接点および第２の接点が、シャトルの移動によって、実質的に同時に電源接点および負荷接点に接触し、電源接点および負荷接点から切断される導電性電源部分とからなる。

追加の利点が以下の説明で、ある程度説明され、または実施によって習得され得る。添付の特許請求の範囲に具体的に指摘した要素および組合せによって、その利点が理解され、達成されることになろう。前述の一般的説明および以下の詳細な説明の双方は、例示的および説明的に過ぎず、特許請求されたように制限するものではないことを理解するべきである。

本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を成す添付の図面は、実施形態を例示し、説明と共に方法およびシステムの原理を説明する役目を果たす。

メータ用切断リレーの実施形態の図である。 メータ用切断リレーの実施形態を実施するために使用可能である基部の態様の図である。 メータ用切断リレーの実施形態によって使用可能であるシャトルの態様の側面（立面）図である。 メータ用切断リレーの実施形態によって使用可能であるシャトルの態様の側面（立面）図である。 図５Ａ、５Ｂおよび５Ｃは、メータ用切断リレーの実施形態の１つまたは複数の切断スイッチの導電性架橋区域および板ばねの様々な分解図および態様の図である。 図６Ａは、メータ用切断リレーで使用する実施形態で使用可能であるアクチュエータの態様の切欠図である。図６Ｂ、６Ｃおよび６Ｄは、メータ用切断リレーで使用する実施形態で使用可能であるアクチュエータの態様の分解図である。 公共料金収益メータをさらに備え、メータ用切断リレーが公共料金収益メータ内に一体化されている、メータ用切断リレーの実施形態の図である。

本発明の方法およびシステムを開示し、説明する前に、本方法およびシステムが、特定の統合的方法、特定の構成要素または具体的な構成物に限定されるわけではないことを理解するべきである。さらに、本明細書に使用する用語は具体的な実施形態のみを説明する目的のためであり、制限する意図はないことを理解するべきである。

本明細書および添付の特許請求の範囲で使用されるように、単数形の「１つの（ａ）」、「１つの（ａｎ）」および「その（ｔｈｅ）」は、文脈で明確にそうではないと述べない限り、複数の参照対象を含む。本明細書で、範囲は、「約（ａｂｏｕｔ）」１つの特定の値から、および／または「約（ａｂｏｕｔ）」別の特定値までと表現することがある。そのような範囲が表示されるとき、別の実施形態が１つの特定の値から、および／または別の特定の値までを含む。同様に、値が、先行する「約（ａｂｏｕｔ）」を使用して近似値として表示される場合は、特定の値が別の実施形態を形成すると理解されよう。さらに、それぞれの範囲の終点が、他の終点との関係により、ならびに他の終点から独立して重要であると理解されよう。

「任意選択の（ｏｐｔｉｏｎａｌ）」または「任意選択的に（ｏｐｔｉｏｎａｌｌｙ）」は、その後説明された事象または状況が起こることがある、あるいは起こらないことがあるという意味であり、かつその説明には、その事象または状況が起こる場合の例、およびその事象または状況が起こらない場合の例が含まれるという意味である。

本明細書の説明および特許請求の範囲の全体に亘って、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」、ならびに「備えている（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」および「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」など、その語の変化形は、「含むが、限定されない」という意味であり、例えば、他の添加物、構成要素、整数またはステップなどを除外する意図はない。「例示的（ｅｘｅｍｐｌａｒｙ）」は「〜の例」を意味し、好ましいまたは理想的な実施形態の表示を伝えようと意図するものではない。「などの（ｓｕｃｈ ａｓ）」は制限的な意味で使用するのではなく、説明の目的で使用する。

開示する方法およびシステムを実施するために使用可能な構成要素を開示する。これらのおよび他の構成要素は本明細書で開示され、これらの構成要素の組合せ、部分集合、相互作用、群などが開示されるとき、各様々な個々のおよび集合的組合せの特定の参照ならびにこれらの置換は明確には開示されないが、すべての方法およびシステムに対してそれぞれが具体的に考察され、本明細書に説明されると理解されたい。これは、限定されるわけではないが、開示される方法のステップを含む本出願のすべての態様に適用される。したがって、実施可能である様々な追加のステップが存在する場合、これらの追加のステップのそれぞれが、開示された方法のいずれかの特定の実施形態、または実施形態の組合せで実施することができると理解されたい。

本発明の方法およびシステムは、以下の好ましい実施形態の詳細な説明およびそれに含まれる実施例を参照し、かつ図面ならびに上述の、および以下の説明を参照することにより、より容易に理解することができる。

図１は、メータ用切断リレー１００の実施形態を図示する。図１に示す実施形態は、２つの切断スイッチ１０２からなるが、３つ以上または１つの切断スイッチ１０２が、本発明の実施形態の範囲内であることが意図されている。切断スイッチ１０２の各実施形態は、電源側１０４、負荷側１０６および架橋部分１０８からなる。一態様では、架橋部分１０８は、銅、銀、アルミニウムおよびその組合せなど、固体で、剛性の導電性の材料を備える。架橋部分１０８上の接点１１０は、スイッチ１０２が閉じるとき、電源区域１０４および負荷区域１０６上の接点１１０に接触する。同様に、スイッチ１０２が開くとき、接点１１０は分離する。一態様では、アクチュエータ１１２が１つまたは複数のスイッチ１０２を開き、および閉じるために使用される。一態様では、アクチュエータ１１２は電気ソレノイドを備えるが、油圧式または空気圧式アクチュエータなどの他の型のアクチュエータが、本発明の実施形態の範囲内であることが意図されている。一態様では、アクチュエータ１１２は、架橋区域１０８の接点１１０によって、電源１０４の接点１１０および負荷１０６の接点１１０に加えられる力を調節するために使用することができる。

一般的に、アクチュエータ１１２は、メータ用切断リレー１００の基部１２０によって定位置に固定され保持される固定部１１２１、ならびにアクチュエータ１１２の固定部１１２１の中に入り、および固定部１１２１から出るプランジャ１１２２からなる。一態様では、図１に示すように、アクチュエータ１１２はプランジャ１１２２によってシャトル１１６に接続される。シャトル１１６は一般に、基部１２０内を移動可能である。一般に、シャトル１１６は基部１２０内を直線的に移動する。一態様では、シャトル１１６の基部１２０内の移動を制御するために、シャトル１１６上のタブまたは翼１１６１が基部１２０の溝またはスロットに嵌合する。一態様では、シャトルの一部分１１６２が、シャトル１１６が最大程度に移動すると壁部分１２０１に接触するように構成されているので、壁部１２０１などの基部１２０の部分は、シャトル１１６の移動を停止させるための停止手段を提供することができるが、しかし、シャトル１１６の移動を停止させる他の手段が本発明の実施形態の範囲内であると考えられる。一般に、シャトル１１６は少なくとも部分的に非導電性材料からなり、１つまたは複数の窓（図１に図示せず）を有し、各切断スイッチ１０２向けに１つの窓が存在する。

プランジャ１１４が移動すると、それがシャトル１１６を動かし、それによって１つまたは複数の切断スイッチ１０２を開き、または閉じる。電源側１０４、負荷側１０６、および架橋部分１０８に加えて、各切断スイッチ１０２はさらに板ばね１２２からなる。一態様では、剛性の導電性架橋区域１０８は、シャトル１１６の１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第１の面に枢動可能に接続することができる。上記のように、架橋区域１０８は一般に少なくとも２つの接点１１０を備えるが、３つ以上または１つの接点１１０が本発明の実施形態の範囲内であることが意図されている。板ばね１２２は、シャトル１１６の１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第２の面に枢動可能に接続することができ、窓の第２の面は窓の第１の面の反対側にあり、板ばね１２２が架橋区域１０８に力を加える。

架橋部分１０８の少なくとも２つの接点のうちの第１のおよび第２の接点１１０には、シャトル１１６の移動によって、電源接点および負荷接点との接触、電源接点および負荷接点からの分離が実質的に同時に起こる。一態様では、シャトル１１６が、架橋部分１０８の少なくとも２つの接点のうちの第１の接点および第２の接点が最初に実質的に同時に電源接点および負荷接点に接触する地点を越えて移動し続ける。シャトル１１６のこの超過した移動は、板ばね１２２の圧縮により、架橋部分の少なくとも２つの接点によって電源接点および負荷接点に追加の力を加えることを可能にする。

図１に示すメータ用切断リレー１００の実施形態は、アクチュエータ１１２に対するエネルギー源を供給し、アクチュエータ１１２の動きを制御する動力および制御部１２４をさらに備える。例えば、アクチュエータ１１２が空気式の場合、エネルギー源はバルブの配置によって制御される圧縮空気となりうる。同様に、アクチュエータが電気ソレノイドである場合、エネルギー源は、ソレノイドのコイルを通る電流の方向を変えることによって制御される電力であることができ、それによりプランジャ１１２２は、電流の方向に応じて、ソレノイド本体１１２１から出たり、またはソレノイド本体１１２１の中に入ったりすることになる。

図２は、メータ用切断リレー１００の実施形態を実施するために使用することができる基部１２０の態様を図示する。本明細書に述べるように、一態様では、基部１２０の壁区域１２０１はシャトル１１６の移動を停止させるために使用することができる。基部１２０は、金属などの導電性材料、プラスチックまたは繊維ガラスなどの非導電性材料、あるいはその組合せからなることができる。メータ用切断リレーが、収益メータの基部の内部など、他の装置内に嵌合可能であるように構成することができる。一般に、基部１２０は底部１２０２および壁部１２０１を有するが、頂部開口型であるという点で、平なべのような形状である。一態様では、スロット２０２が、基部１２０の底部１２０２（図示する）または側壁１２０１（図示せず）を貫通し、電源区域１０４および負荷区域１０６と接続する導電性差し込み口用に提供される。

図３および４は、メータ用切断リレー１００の実施形態によって使用可能であるシャトル１１６の態様の側面（立面）図である。図３および４に示すように、各シャトル１１６は、１つまたは複数の窓１１６２からなる。各窓１１６２は、メータ用切断リレー１００の切断スイッチ１０２に対応する。各窓１１６２は少なくとも第１の面１１６２１および第２の面１１６２２を備える。一態様では、剛性の導電性架橋区域１０８は、シャトル１１６内の１つまたは複数の窓１１６２のうちの１つの第１の面１１６２１に枢動可能に接続されることができ、板ばね１２２がシャトル１１６の１つまたは複数の窓１１６２のうちの１つの第２の面１１６２２に枢動可能に接続されることができ、窓１１６２の第２の面１１６２２は窓１１６２の第１の面１１６２１の反対側にあり、板ばね１２２が架橋区域１０８に力を加える。一態様では、剛性の導電性架橋区域１０８は、窓１１６２の第１の面１１６２１から延在する１つまたは複数のピン１１６２３によって、シャトル１１６内の窓１１６２の第１の面１１６２１に枢動可能に接続されることができ、板ばね１２２が、窓１１６２の第２の面１１６２２から延在する１つまたは複数のピン１１６２３によって、シャトル１１６内の窓１１６２の第２の面１１６２２に枢動可能に接続されることができるが、より多くのまたは少ないピン１１６２３、あるいは導電性架橋１０８および板ばね１２２を窓１１６２に接続する他の手段が本発明の実施形態の範囲内であることが意図されている。

一態様では、シャトル１１６は、アクチュエータ１１２の本体１１２１がシャトル１１６内に固定されて保持されるように構成することができるが、プランジャ１１２２は移動することができ、したがってシャトル１１６を固定されたアクチュエータ本体１１２１の周囲で移動させる。一態様では、アクチュエータ本体１１２１は、基部１２０の壁部１２０１または底部１２０２から延在するフィンガー部またはタブによって固定して保持することができる。

図３および４に示すように、シャトル１１６は、１つまたは複数の窓１１６２を備えることができ、各窓１１６２は切断スイッチ１０２に対応する。したがって、シャトル１１６は、１つの窓１１６２、２つの窓１１６２（図３）、３つの窓１１６２（図４）および４つ以上の窓を有するように構成することができる。このように、メータ用切断リレー１００は、シャトル１１６の移動により単一のアクチュエータ１１２のみを使用して、複数の切断スイッチ１０２を実質的に同時に開き、または閉じるように構成することができる。

図５Ａ、５Ｂおよび５Ｃは、様々な分解図、ならびにメータ用切断リレー１００の実施形態の１つまたは複数の切断スイッチ１０２の導電性架橋区域１０８および板ばね１２２の態様を図示する。一態様では、板ばね１２２が架橋区域１０８に力を加えるために使用され、この板バネ１２２は、架橋区域１０８をシャトル１１６の窓１１６２内に保持し、また、切断スイッチ１０２が閉じると、架橋区域１０８の１つまたは複数の接点１１０を介して、電源区域１０４および負荷区域１０６の接点１１０にさらに力を加える。一態様では、この力は、５ニュートン（Ｎ）またはそれよりも大きいことがある。上記のように、一態様では、シャトル１１６は、電源区域１０４および負荷区域１０６の接点１１０が、先ず板ばね１２２と接触し、それにより板ばね１２２を圧縮して追加の力を導電性区域１０８に加える地点を越えて移動することができ、その追加の力は接点１１０に伝達される。超過した移動の量は、架橋区域１０８の接点１１０によって、電源接点１１０および負荷接点１１０に加えられる力を調節するために使用することができる。一態様では、１つまたは複数の接点１１０（架橋区域１０８、電源区域１０４および負荷区域１０６の接点１１０を含む）は、それらのそれぞれの導電性区域に少なくとも部分的に溶接することができる。別の態様では、１つまたは複数の接点１１０（架橋区域１０８、電源区域１０４および負荷区域１０６の接点１１０を含む）は、それらのそれぞれの導電性区域に少なくとも部分的にリベットで留めることができる。

図５Ａは、１つまたは複数の接点１１０および板ばね１２２を有する剛性の導電性架橋区域１０８の実施形態の分解側面図である。図５Ｂは、剛性の導電性架橋区域１０８および板ばね１２２の実施形態の上面図または平面図である。図５Ｂには、シャトルの窓１１６２のピン１１６２３に係合して、架橋区域１０８および板ばね１２２をシャトル１１６に枢動可能に接続するための穴５０２が示される。２つの穴５０２が示されるが、３つ以上または１つの穴５０２が本発明の実施形態の範囲内であると考えられ、架橋区域１０８および板ばね１２２をシャトル１１６に接続するための他の手段も本発明の実施形態の範囲内であることが意図されていることを理解するべきである。架橋区域１０８をピン１１６２３またはシャフト上で枢動または遊動可能とすることにより、架橋区域１０８は非常に小さい摩擦で移動または枢動することができる。

図５Ａ、５Ｂおよび５Ｃに示す枢動ばね１２２および接点架橋１０８の態様により、架橋区域１０８およびばね組立体１２２の全体は、枢動し、溶接部を破壊し、対合する接点位置のばらつきに対処する（すなわち、自己整合する）ことが可能になるが、ばね力は、やはり接点１１０が並んだ線上に最適に作用している。例えば、ばね１２２の「軌道」は、接点の反発力の制御をより高めるために、架橋区域１０８上の１つまたは複数の接点１１０のすぐ後ろで、かつ直線状とすることができる。この構成はまた、架橋区域１０８の１つの接点上に働く力がばね１２２を圧縮するばかりでなく、架橋１０８の他方の側の接点１１０に、より大きな力（ばね力が接点間の中央部に加えられ、低い性能の結果を有する他の短絡バー／接点架橋システムに比較して）を伝達するように、てこ作用を提供する。

図５Ｃは、架橋区域１０８を板ばね１２２から電気的に絶縁する絶縁材料５０４をさらに備える架橋区域１０８および板ばね１２２の組立体の代替実施形態を図示する。絶縁材料５０４は、架橋区域１０８を板ばね１２２から熱的に絶縁することにも役立つことができる。一態様では、絶縁材料は、Ｔｅｆｌｏｎ（商標）を備えるが、他の材料が本発明の実施形態の範囲内であることが意図されている。一態様では、板ばね１２２は、ステンレス鋼からなるが、他の材料が本発明の範囲内であることが意図されている。一態様では、板ばね１２２にステンレス鋼を使用することにより、メータ用切断リレー１００のタンパ保護を容易にすることができ、その理由は、ステンレス鋼が、タンパリングに使用される磁力によって受ける影響が最小限であるからである。板ばね１２２のばね定数は、幅、形状、厚さ、材料などを含む、板ばね１２２のパラメータを調節することにより所望されるように設定可能である。ばね定数は、架橋区域１０８の接点１１０によって、電源接点１１０および負荷接点１１０に加えられる力を調整するために使用することができる。ばねの形状により、広範囲の鋼鉄材料を使用することが可能となり、負荷印加前のばね形状の大きなばらつきを許容できるため、広範囲の接触力およびばね特性を拡大した製品への応用および様々な性能パラメータ向けに使用することができる。

一態様では、メータ用切断リレー１００の１つまたは複数の接点１１０が銀スズからなる。別の態様では、メータ用切断リレー１００の１つまたは複数の接点１１０が銀難溶性接点金属からなる。例えば、１つまたは複数のリレー接点１１０が、少なくとも部分的に銀／タングステン、銀モリブデン、銀タングステンカーバイド、銀チタニウム、チタニウムカーバイドなどからなることができる。

一態様では、接点１１０が少なくとも部分的に銀タングステンからなる。この材料は、実験では６サイクルで７キロボルトアンペア（ＫＶＡ）故障条件下で、標準的銀スズ接点よりも５Ｘ＋長い寿命を示した。銀タングステン接点は、やはり４サイクルで１２キロボルトアンペアのサージテストの後でもやはり機能するが、他の接点材料（典型的には銀スズ（ＡＧ／ＳＮ））は吹き飛び、もはや機能せず、リレーが故障する原因になる。一態様では、銀タングステンからなる接点１１０は、典型的には８８％＋の銀含有量を使用する他の材料に比較すると、４５％から４４％の範囲の銀での応用向けに、本発明の（銀スズ）接点に近い大きさで、使用することができる。したがって銀含有量は低減され、システム向けに重要な貴金属の節約をもたらす。今日、メータサービス切断リレーで一般的に使用される接点は、典型的には銀スズ合金を使用する。銀スズ接点は、ある故障条件下で、銀を接点面の外側縁部に流す（または犠牲にする）。サージの苛酷度および頻度に依拠して、銅基板が露出し、接点の銀が不規則な面を有することになる。これらの状況が、高い温度上昇およびプラスチック溶融、またはリレー接続の喪失のいずれかによって、切断リレーの故障を早める高い抵抗およびアーチ現象を生成する。銀タングステン接点は接点の縁部に銀を流すことはなく、または銀スズ接点が形状を喪失するような程度まで形状を喪失させることはない。その結果、同じ状況で接点の寿命は著しく増加する。接点１１０の実施形態は、限定はされないが、プレス焼結再プレス、液相焼結、溶浸、高温静水圧プレス成型を含む任意の工程から作成可能である。銀タングステンは、タングステンとの混合物の中に純銀に近い銀を使用する混合物の形態である。この混合物は、今日使用される材料（すなわち銀／スズ）に比較してはるかに溶接力が強く、吹き飛ばしに耐える、タングステンを有する硬質構造を提供する。技術的利点は、切断リレー１００の実施形態が現場でのより頻繁で、高い重要度の故障条件を耐え抜くことができることである。その結果、この状況に対するメータの故障の数が著しく減少し、費用を節約し、品質および現場での寿命が長いという利点を与える。

別の態様は、メータ用切断リレー１００の実施形態の中で接点１１０向けの接点材料として少なくとも部分的に、銀モリブデンの使用を備える。銀モリブデン材料は、典型的には８８％＋の銀含有量を使用する他の材料に比較すると、３５％から５０％の範囲の銀の応用向けに、本発明の接点に近い大きさで使用することができる。したがって接点１１０の銀含有量は低減され、システム向けに重要な貴金属の節約をもたらす。一般に、銀モリブデン接点は、接点の縁部に銀を流すことはなく、または一般の銀スズ接点の程度にまで形状を喪失させることがない。その結果、同じ状況で接点の寿命は著しく増加する。銀モリブデン接点１１０の実施形態は、限定はされないが、プレス焼結再プレス、液相焼結、溶浸、高温静水圧プレス成型を含む任意の工程から作成可能である。銀モリブデンは、モリブデンとの混合物の中に純銀に近い銀を使用する混合物の形態である。この混合物は、今日使用される材料（すなわち銀／スズ）に比較してはるかに溶接力が強く、吹き飛ばしに耐える硬質構造を提供する。技術的利点は、切断リレー１００の実施形態が現場でのより頻繁で、高い重要度の故障条件を耐え抜くことができることである。その結果、この状況に対するメータの故障の数が著しく減少し、費用を節約し、品質および現場での寿命が長いという利点を与える。

別の態様は、メータ用切断リレー１００の実施形態で接点１１０向けの接点材料として少なくとも部分的に、銀タングステンカーバイドを使用することである。この材料は、実験では６サイクルで７キロボルトアンペア（ＫＶＡ）の故障条件下で、５Ｘ＋長い寿命を有する。接点は、やはり４サイクルで１２キロボルトアンペアのサージテストの後でもやはり機能するが、そのようなテストレベルで他の接点材料（典型的には銀スズ（ＡＧ／ＳＮ））は吹き飛び、接点はもはや機能せず、リレーが故障する原因になる。さらに、この材料は、典型的には８８％＋の銀含有量（例えば、銀スズ）を使用する他の材料に比較すると、３５％から６０％の範囲の銀での応用向けに、本発明の接点に近い大きさで使用することができる。したがって、銀含有量は低減され、システム向けに相当な貴金属の節約をもたらす。今日、メータ切断リレーで一般に使用される接点は、典型的には銀スズ合金を使用する。銀スズ接点は、ある故障条件下で、銀を接点面の外側縁部に流す（または犠牲にする）。サージの苛酷度および頻度に依拠して、銅基板（バイメタル接点の場合）が露出し、接点の銀が不規則な面を有することになる。これらの状況が、高い温度上昇およびプラスチック溶融、またはリレー接続の喪失のいずれかによって、切断リレーの故障を早める高い抵抗およびアーチ現象を生成する。銀タングステンカーバイド接点は接点の縁部に銀を流すことはなく、または銀スズ接点が形状を喪失するような程度まで形状を喪失させることはない。その結果、同じ状況で接点の寿命は増加する。銀タングステンカーバイド接点１１０の実施形態は、限定はされないが、プレス焼結再プレス、液相焼結、溶浸、高温静水圧プレス成型を含む任意の工程から作成可能である。銀タングステンカーバイドは、タングステンとの混合物の中に純銀に近い銀を使用する混合物の形態である。この混合物は、今日使用される材料（すなわち銀／スズ）に比較してはるかに溶接力が強く、吹き飛ばしに耐える、タングステンを有する硬質構造を提供する。技術的利点は、切断リレー１００が現場でのより頻繁で、厳しい苛酷度の故障条件を耐え抜くことができることである。その結果、この条件に対するメータの故障の数が著しく減少し、費用を節約し、品質および現場での寿命が長いという利点を与える。

別の態様では、接点１１０が少なくとも部分的に銀チタニウムまたはチタニウムカーバイドからなることができる。そのような接点１１０は、限定はしないが、プレス焼結再プレス、液相焼結、溶浸、高温静水圧プレス成型を含む任意の工程から作成可能である。

図６Ａ、６Ｂ、６Ｃおよび６Ｄは、メータ用切断リレー１００内で使用するための実施形態で使用可能であるアクチュエータ１１２の態様の切欠図および分解図である。この態様では、アクチュエータ１１２は電気ソレノイド６００を備える。電気ソレノイド６００の一実施形態は、プランジャ６０２からなる。一態様では、プランジャは少なくとも部分的に強磁性材料からなる。ソレノイド６００の実施形態は、さらにソレノイド本体６０４を備え、ソレノイド本体６０４の領域は、プランジャ６０２の少なくとも一部および電気コイル６０６をソレノイド本体６０４内部に受けるように構成され、ソレノイド本体６０４はプランジャ６０２の少なくとも一部を受けるように構成された領域を実質的に取り囲み、電気コイル６０６を通る電流が、プランジャ６０２に力を加えて、プランジャ６０２をソレノイド本体６０４の外に移動させ、またはプランジャ６０２をソレノイド本体６０４の内部に引き込むようになる。ソレノイド６００の実施形態は、さらに、プランジャ６０２の少なくとも一部を受けるように構成された領域内、およびプランジャ６０２の一部内に最適に嵌合するばね６０８および磁石６１０を備える。磁石６１０は、プランジャ６０２の少なくとも一部を受けるように構成された領域近傍に嵌合するように構成することができる。一態様では、ばね６０８は、プランジャ６０２がソレノイド本体６０４の外に移動するとき、プランジャ６０２に追加の力を提供するために使用することができ、磁石６１０は、プランジャ６０２がソレノイド本体６０４内の磁石６１０の極めて近傍内に押し込まれるとき、プランジャ６０２をラッチするために使用することができる。一態様では、プランジャ６０２がソレノイド本体６０４の外に移動するとき、電気ソレノイド６００は５ニュートン（Ｎ）またはそれを超える力を生成することができる。一態様では、電気ソレノイド６００はさらに金属の保護体６１２およびピン６１４を備えることができる。金属の保護体６１２は、ばね６０８またはプランジャ６０２によって磁石６１０に加えられる力から磁石６１０を保護することができ、ピン６１４は、ばね６０８を位置合わせし、または強化するために使用することができる。一態様では、プランジャ６０２が外部に加えられた磁石の使用によりラッチされる場合、プランジャ６０２と磁石６１０との間の磁力に打ち勝つことが非常に困難であるので、磁石はメータ用切断リレー１００向けの耐タンパを提供することができる。

好ましい実施形態および特定の実施例に関連して方法、システムおよび装置を説明してきたが、その範囲は説明した具体的な実施形態に限定されると意図されるものではなく、本明細書の実施形態はすべての点で限定的ではなく例示的であるものと意図されている。

図７は、公共料金収益メータ７０２をさらに備えるメータ用切断リレー１００の実施形態の図であり、メータ用切断リレー１００は公共料金収益メータ７０２に一体化されている。一態様では、公共料金収益メータ７０２は電気公共料金収益メータである。

一態様では、公共料金収益メータ７０２はネットワーク７０４に接続することができ、ネットワーク７０４を通してメータ７０２によって受信された信号は、メータ用切断リレー１００の動力および制御部１２４を使用して、メータ用切断リレー１００を制御するために使用することができる。ネットワーク７０４は、有線（光ファイバを含む）、無線または有線および無線の組合せであることができる。一態様では、公共料金収益メータ７０２はスマートメータを備える。スマートメータは、スマートグリッド配置の重要な構成要素の中の１つである。それらは一日の時刻単位でエネルギー使用を追跡し、報告して、オフピーク時に使用される電気向けに、公共事業体が低い料金を請求することを可能にする。その結果、消費者は、エネルギー費用を節約するためにエネルギーが集中する活動を料金が低い時に変更することを選択することができる。一般に、スマート装置はスマートメータと通信するように構成可能であり、スマートメータはスマートグリッドと通信するように構成される。一般に、これらの通信は双方向である。スマートメータの１つの制限しない実施例は、Ｇｅｎｅｒａｌ Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ｃｏｍｐａｎｙ（Ｓｃｈｅｎｅｃｔａｄｙ，ＮＹ）から入手可能なＧＥＩ２１０＋ｃメータである。一態様では、ネットワーク７０４は先端メータリングインフラ（ＡＭＩ）を備えることができる。ＡＭＩは、エネルギー消費を測定、収集および分析し、要求（オンデマンド）または予め規定された予定のいずれかに応じて様々な通信媒体によって、電気メータ、ガスメータ、水道メータなどの先端装置と相互作用するシステムを指す。このインフラには、ハードウェア、ソフトウェア、通信装置、消費者エネルギー表示装置、制御装置、顧客関連システム、メータデータ管理（ＭＤＭ）ソフトウェア、供給者およびネットワーク分配ビジネスシステムなどが含まれる。測定装置（例えば、メータ７０２）とビジネスシステムとの間のネットワーク７０４により、顧客、供給者、公共事業会社およびサービス提供者は情報を収集および分配することができる。これにより、これらの事業者は、要求に答える解決策、製品、およびサービスに関与し、または提供することができる。顧客に情報を提供することにより、システムは、価格の変化に応じて、あるいはピーク需要時点または卸値価格が高い時点、または作動システムの信頼性が低い期間中にエネルギー使用量の使用を低減することを促進するように設計されたインセンティブとしてのいずれかによって、それらの通常の消費パターンからエネルギー消費が変化する手助けをする。

明確にそうではないと述べない限り、本明細書に述べた任意の方法が、そのステップが特定の順序で実施されることが必要であると解釈されるべきと意図するものではない。したがって、方法の請求項がそのステップが従うべき順序を実際に述べない場合、あるいは他の方法でステップが特定の順序に限定されるべきであると請求項または説明に具体的に述べない場合、いかなる点においても順序が推測されることを意図するものではない。これはすべての可能な解釈に対する表現されない原則に当てはまり、その原則には、ステップまたは操作の流れの構成に関する論理の問題、文法上の構成または句読点に由来する平易な意味、本明細書に記載した実施形態の数または型が含まれる。

この出願全体に亘って、様々な出版物が参照される。これらの出版物の開示はその全体が、参照としてこの出願の中に本明細書に組み込まれており、その目的は、方法およびシステムが関連する当技術分野の状態をより完全に説明するためである。

当業者にとって、様々な修正形態および変形形態が範囲および精神から離れずに作製できることは明白であろう。本明細書および本明細書に開示された実施を考察することにより、他の実施形態が当業者にとって明確になるであろう。本明細書および実施例は例示としてのみ考察され、本来の範囲および精神は添付の新規な概念によって示されると意図するものである。

１００ メータ用切断リレー
１０２ 切断スイッチ
１０４ 電源側
１０６ 負荷側
１０８ 架橋区域
１１０ 接点（代表例）
１１２ アクチュエータ
１１４ プランジャ
１１６ シャトル
１２０ 基部
１２２ 板ばね
１２４ 動力および制御部
１１２１ 固定部分
１１２２ プランジャ
１１６１ タブまたは翼
１１６２ 窓
２０２ スロット
１２０１ 側壁
１２０２ 底部
１１６２１ 第１の面
１１６２２ 第２の面
１１６２３ ピン（代表例）
５０２ 穴
５０４ 絶縁材料
６００ 電気ソレノイド
６０２ プランジャ
６０４ ソレノイド本体
６０６ コイル
６０８ ばね
６１０ 磁石
６１２ 保護体
６１４ ピン
７０２ 公共料金収益メータ
７０４ ネットワーク

Claims (47)

1. 基部と、
   前記基部内に位置するアクチュエータであって、前記基部が、アクチュエータの固定部の一部を保持し、アクチュエータのプランジャが前記基部内で移動することを可能にするアクチュエータと、
   少なくとも部分的に非導電性材料から構成され、１つまたは複数の窓を有するシャトルであって、前記アクチュエータの前記プランジャに作動可能に接続され、前記アクチュエータの前記プランジャによって移動すると共に、前記基部内を移動することができ、前記基部の少なくとも一部分がシャトルの移動に対して停止手段を提供するシャトルと、
   前記シャトルの移動によって開き、または閉じる１つまたは複数の切断スイッチであって、各切断スイッチが、
   前記シャトルの１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第１の面に枢動可能に接続された剛性の導電性架橋区域であって、少なくとも２つの接点を備える架橋区域と、
   前記シャトルの１つまたは複数の窓のうちの前記１つの窓の第２の面に枢動可能に接続された板ばねであって、前記窓の前記第２の面が前記窓の前記第１の面の反対側にあり、板ばねが前記架橋区域に力を加える板ばねと、
   電源接点を有する導電性電源部分および負荷接点を有する導電性負荷部分であって、前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの第１の接点および第２の接点が、前記シャトルの移動によって、実質的に同時に前記電源接点および前記負荷接点に接触し、前記電源接点および前記負荷接点から切断される導電性電源部分および導電性負荷部分と
   からなる１つまたは複数の切断スイッチと
   から構成される、メータ用切断リレー。
2. 前記１つまたは複数の切断スイッチを閉じると、前記シャトルが、前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの第１の接点および第２の接点が最初に実質的に同時に前記電源接点および前記負荷接点に接触する地点を越えて移動し続け、追加の力が前記板ばねの圧縮により、前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点によって前記電源接点および前記負荷接点に加えられることになるように構成される、請求項１記載のメータ用切断リレー。
3. 前記板ばねの圧縮により前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点によって前記電源接点および前記負荷接点に加えられる前記力が、５ニュートン（Ｎ）または５ニュートンを超える、請求項２記載のメータ用切断リレー。
4. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀スズ材料からなる、請求項３記載のメータ用切断リレー。
5. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀難溶性材料からなる、請求項３記載のメータ用切断リレー。
6. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に、銀タングステン、銀タングステンカーバイド、銀モリブデン、銀チタニウムまたはチタニウムカーバイドの１つまたは複数からなる、請求項５記載のメータ用切断リレー。
7. 前記１つまたは複数の切断スイッチが、前記導電性架橋区域が前記板ばねから電気的に絶縁されるように配置された絶縁層をさらに備える、請求項１記載のメータ用切断リレー。
8. 前記架橋区域の前記少なくとも２つの接点が、少なくとも部分的に前記架橋区域に溶接される、請求項１記載のメータ用切断リレー。
9. 前記架橋区域の前記少なくとも２つの接点が、少なくとも部分的に前記架橋区域にリベットで留められる、請求項１記載のメータ用切断リレー。
10. 公共料金収益メータをさらに備え、前記メータ用切断リレーが前記公共料金収益メータの中に一体化されている、請求項１記載のメータ用切断リレー。
11. 前記公共料金収益メータが電気公共料金収益メータである、請求項１０記載のメータ用切断リレー。
12. 前記剛性の導電性架橋区域が、前記シャトルの前記窓の前記第１の面に、前記窓の前記第１の面から延在する１つまたは複数のピンによって枢動可能に接続されている、請求項１記載のメータ用切断リレー。
13. 前記板ばねが、前記シャトルの前記窓の前記第２の面に、前記窓の前記第２の面から延在する１つまたは複数のピンによって枢動可能に接続されている、請求項１記載のメータ用切断リレー。
14. 前記板ばねが、少なくとも部分的にステンレス鋼からなる、請求項１記載のメータ用切断リレー。
15. 前記アクチュエータが電気ソレノイドである、請求項１記載のメータ用切断リレー。
16. 前記プランジャが少なくとも部分的に強磁性材料からなり、前記電気ソレノイドがソレノイド本体、ばね、および磁石を備え、前記ばねが、前記プランジャが前記ソレノイド本体の外に移動するとき前記プランジャに追加の力を提供するために使用され、前記磁石が、前記プランジャが前記ソレノイド本体内の前記磁石の極めて近傍内に引き込まれるとき、前記プランジャをラッチするために使用される、請求項１５記載のメータ用切断リレー。
17. 前記プランジャが前記ソレノイド本体内の前記磁石の極めて近傍内に引き込まれるとき、前記プランジャのラッチ固定が、前記メータ用切断リレーの前期導電性負荷部分に接続された装置向けに過電流保護を提供する、請求項１６記載のメータ用切断リレー。
18. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀スズ材料からなる、請求項１記載のメータ用切断リレー。
19. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀難溶性材料からなる、請求項１記載のメータ用切断リレー。
20. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に、銀タングステン、銀タングステンカーバイド、銀モリブデン、銀チタニウムまたはチタニウムカーバイドのうちの１つまたは複数からなる、請求項１９記載のメータ用切断リレー。
21. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に４０〜５０％の銀および５０〜６０％のタングステンからなる、請求項１９記載のメータ用切断リレー。
22. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に３５〜５０％の銀および５０〜６５％のモリブデンからなる、請求項１９記載のメータ用切断リレー。
23. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に３５〜５０％の銀および５０〜６５％のタングステンカーバイドからなる、請求項１９記載のメータ用切断リレー。
24. メータならびに前記メータに一体化されたメータ用切断リレーから構成されるシステムであって、前記メータ用切断リレーが、
    基部と、
    前記基部内に位置するアクチュエータであって、前記基部が、アクチュエータの固定部の一部を保持し、アクチュエータのプランジャが前記基部内で移動することを可能にするアクチュエータと、
    少なくとも部分的に非導電性材料から構成され、１つまたは複数の窓を有するシャトルであって、前記アクチュエータの前記プランジャに作動可能に接続され、前記アクチュエータの前記プランジャによって移動すると共に、前記基部内を移動することができ、前記基部の少なくとも一部分がシャトルの移動に対して停止手段を提供するシャトルと、
    前記シャトルの移動によって開き、または閉じる１つまたは複数の切断スイッチであって、各切断スイッチが、
    前記シャトルの１つまたは複数の窓のうちの１つの窓の第１の面に枢動可能に接続された剛性の導電性架橋区域であって、少なくとも２つの接点を備える架橋区域と、
    前記シャトルの１つまたは複数の窓のうちの前記１つの窓の第２の面に枢動可能に接続された板ばねであって、前記窓の前記第２の面が前記窓の前記第１の面の反対側にあり、板ばねが前記架橋区域に力を加える板ばねと、
    電源接点を有する導電性電源部分および負荷接点を有する導電性負荷部分であって、前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの第１の接点および第２の接点が、前記シャトルの移動によって、実質的に同時に前記電源接点および前記負荷接点に接触し、前記電源接点および前記負荷接点から切断される導電性電源部分および導電性負荷部分と
    からなる１つまたは複数の切断スイッチと
    を備える、システム。
25. ネットワークをさらに備え、前記ネットワークが前記メータに接続され、前記ネットワークを通して前記メータによって受信された信号が、前記メータ用切断リレーを制御するために使用され得る、請求項２４記載のシステム。
26. 前記メータがメータ基部を備え、前記基部の少なくとも一部分が前記メータ基部の部分を備える、請求項２４記載のシステム。
27. 前記１つまたは複数の切断スイッチを閉じると、前記シャトルが、前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの第１の接点および第２の接点が最初に実質的に同時に前記電源接点および前記負荷接点に接触して、追加の力が前記板ばねの圧縮により、前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点によって前記電源接点および前記負荷接点に加えられることになる地点を超えて移動し続けるように、前記メータ切断リレーが構成される、請求項２４記載のシステム。
28. 前記板ばねの圧縮により前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点によって前記電源接点および前記負荷接点に加えられる前記力が、５ニュートン（Ｎ）または５ニュートンを超える、請求項２７記載のシステム。
29. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀スズ材料からなる、請求項２８記載のシステム。
30. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀難溶性材料からなる、請求項２８記載のシステム。
31. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に、銀タングステン、銀タングステンカーバイド、銀モリブデン、銀チタニウムまたはチタニウムカーバイドの１つまたは複数からなる、請求項３０記載のシステム。
32. 前記１つまたは複数の切断スイッチが、前記導電性架橋区域が前記板ばねから電気的に絶縁されるように配置された絶縁層をさらに備える、請求項２４記載のシステム。
33. 前記架橋区域の前記少なくとも２つの接点が、少なくとも部分的に前記架橋区域に溶接される、請求項２４記載のシステム。
34. 前記架橋区域の前記少なくとも２つの接点が、少なくとも部分的に前記架橋区域にリベットで留められる、請求項２４記載のシステム。
35. 前記メータが電気公共料金収益メータである、請求項２４記載のシステム。
36. 前記剛性の導電性架橋区域が、前記シャトルの前記窓の前記第１の面に、前記窓の前記第１の面から延在する１つまたは複数のピンによって枢動可能に接続されている、請求項２４記載のシステム。
37. 前記板ばねが、前記シャトルの前記窓の前記第２の面に、前記窓の前記第２の面から延在する１つまたは複数のピンによって枢動可能に接続されている、請求項２４記載のシステム。
38. 前記板ばねが、少なくとも部分的にステンレス鋼からなる、請求項２４記載のシステム。
39. 前記アクチュエータが電気ソレノイドである、請求項２４記載のシステム。
40. 前記プランジャが少なくとも部分的に強磁性材料からなり、前記電気ソレノイドがソレノイド本体、ばね、および磁石を備え、前記ばねが、前記プランジャが前記ソレノイド本体の外に移動するとき前記プランジャに追加の力を提供するために使用され、前記磁石が、前記プランジャが前記ソレノイド本体内の前記磁石の極めて近傍内に引き込まれるとき、前記プランジャをラッチするために使用される、請求項３９記載のシステム。
41. 前記プランジャが前記ソレノイド本体内の前記磁石の極めて近傍内に引き込まれるとき、前記プランジャのラッチ固定が、前記メータ用切断リレーの導電性負荷部分に接続された装置向けに過電流保護を提供する、請求項４０記載のシステム。
42. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀スズ材料からなる、請求項２４記載のシステム。
43. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に銀難溶性材料からなる、請求項２４記載のシステム。
44. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に、銀タングステン、銀タングステンカーバイド、銀モリブデン、銀チタニウムまたはチタニウムカーバイドのうちの１つまたは複数からなる、請求項４３記載のシステム。
45. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に４０〜５０％の銀および５０〜６０％のタングステンからなる、請求項４３記載のシステム。
46. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に３５〜５０％の銀および５０〜６５％のモリブデンからなる、請求項４３記載のシステム。
47. 前記電源接点、前記負荷接点および前記架橋部分の前記少なくとも２つの接点のうちの１つまたは複数が、少なくとも部分的に３５〜５０％の銀および５０〜６５％のタングステンカーバイドからなる、請求項４３記載のシステム。