JP2013125735A - 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 Download PDF

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JP2013125735A JP2011275803A JP2011275803A JP2013125735A JP 2013125735 A JP2013125735 A JP 2013125735A JP 2011275803 A JP2011275803 A JP 2011275803A JP 2011275803 A JP2011275803 A JP 2011275803A JP 2013125735 A JP2013125735 A JP 2013125735A
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Abstract

【課題】反射シートの継ぎ目に起因する表示面の輝度ムラを防止できるとともに、反射シートの廃止によるコストダウンを図ること。
【解決手段】バックライト装置24は、底板22aを有するシャーシ22と、側面に設けられた入光面20aと、表面に設けられた出光面20bと、該出光面20bとは反対側に底板22aと対向するように設けられた反対板面20cと、を有し、入光面20aから入光した光を出光面20bへ導光する導光板20であって、反対板面20cの全面に光反射性を有するインク26が塗布された導光板20と、入光面20aと対向して配されたLED28とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
近年、テレビ受信装置をはじめとする画像表示装置の表示素子は、従来のブラウン管から液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどの薄型表示素子を適用した薄型表示装置に移行しつつあり、画像表示装置の薄型化を可能としている。液晶表示装置は、これに用いる液晶パネルが自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。このようなバックライト装置の一例として、導光板の側面に入光面が設けられ、導光板の側面側にLED等の光源が配されたエッジライト型のバックライト装置が知られている。
特許文献1に、エッジライト型のバックライト装置が開示されている。エッジライト型のバックライト装置では、導光板と筐体としてのシャーシの間に導光板の出光面とは反対側の面の全面に亘って反射シートが配されることがある。このような反射シートを配することにより、導光板から漏れた光を反射させて再び導光板内へと戻すことができる。このようなバックライト装置の一例として、例えば特許文献1のバックライト装置が開示されている。
特開2009−266636号公報
ところで、近年の大型のバックライト装置においては、導光板の出光面とは反対側の面の全面に亘って反射シートを敷設するために、反射シートを複数枚に分割する必要がある。しかしながら反射シートを分割すると、反射シートの継ぎ目部位(分割部分)において反射率が低下するため、当該継ぎ目部位と重畳する液晶パネルの表示面の部位において輝度が低下する。これにより、液晶パネルの表示面に輝度ムラが発生する。
本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものである。本明細書で開示される技術は、反射シートの継ぎ目に起因する表示面の輝度ムラを防止できるとともに、反射シートの廃止によるコストダウンを図ることができる照明装置を提供することを目的とする。
本明細書で開示される技術は、少なくとも板状部を有するシャーシと、側面に設けられた入光面と、一方の板面に設けられた出光面と、該出光面とは反対側に前記板状部と対向するように設けられた反対板面と、を有し、前記入光面から入光した光を前記出光面へ導光する導光板であって、前記反対板面の全面に光反射性を有するインクが塗布された導光板と、前記入光面と対向して配された光源と、を備える照明装置に関する。
このような照明装置によれば、導光板の反対板面側に反射シートを配しなくとも、反対板面の全面に塗布されたインクによって導光板から反対板面側に向かう光を出光面側に反射させることができる。これにより反射シートが不要となるため、大型の照明装置等であっても反射シートを配しなくともよく、反射シートの継ぎ目に起因する表示面の輝度ムラを防止できるとともに、反射シートの廃止によるコストダウンを図ることができる。
前記反対板面と前記板状部との間に両者の間の距離を規制するスペーサが配されている。
この構成によると、反対板面と板状部とが接することがないので、導光板が位置ずれすることによって摩擦でインクが削れてしまうことを防止ないし抑制することができる。
前記反対板面と前記板状部との間に複数の前記スペーサが配されていてもよい。
この構成によると、一つのスペーサが配されている場合に比して反対板面とスペーサとの間の接触面積を低減することができるので、導光板が位置ずれすることによって摩擦でインクが削れてしまうことを一層防止ないし抑制することができる。
複数の前記スペーサは、平面視におけるその配置分布が前記光源に近づくにつれて少なくなるものとされていてもよい。
この構成によると、光源に近づくにつれて反対板面とスペーサとの接触面積が少なくなるので、反対板面とスペーサとの間の摩擦によるインクの削れが光源に近づくほど少なくなる。このため、出光面側に反射される光の輝度を均一なものとすることができる。
前記スペーサが光反射性を有してもよい。
この構成によると、反対板面とスペーサとの間の摩擦によって反対板面のスペーサと当接する部位が削れてしまった場合であっても、スペーサによって光を出光面側に反射させることができる。
前記板状部から前記出光面側に突出するとともに、前記入光面と当接することで該入光面と前記光源との間の距離を規制する突出部とをさらに備えてもよい。
この構成によると、突出部によって導光板の位置ずれを防止できるので、導光板の移動によってインクが摩擦で削れてしまうことを防止できる。
前記出光面にパターン印刷が施されていてもよい。
この構成によると、印刷パターンを調整することによって反対板面で反射されて出光面から出光する光の輝度を均一化することができる。
前記反対板面の前記光源に近い側の部位において前記インクが二度塗りされていてもよい。
この構成によると、反対板面のうち光源に近い側の部位における反射率を上げることができるので、出光面側に反射される光の輝度を均一なものとすることができる。
前記反対板面に塗布されたインクはシルク印刷によって塗布されたものであってもよい。
この構成によると、反対板面にインクを塗布するための具体的な手法を実現することができる。
前記板状部の板面に沿って配され、その一部が前記反対板面と前記板状部との間に介在する底部と、該底部から前記出光面側に立ち上がる立ち上がり部と、を有し、前記立ち上がり部に前記光源が配されるとともに、放熱性を有する放熱板をさらに備えてもよい。
この構成によると、放熱板によって光源からの熱を効果的に放熱させることができる。さらに、底部によって反対板面と板状部とが接することがなくなるので、スペーサを配しなくとも、導光板が位置ずれすることによって摩擦でインクが削れてしまうことを防止ないし抑制することができる。
前記底部が光反射性を有してもよい。
この構成によると、反対板面と底部との間の摩擦によって反対板面の底部と当接する部位が削れてしまった場合であっても、底部によって光を出光面側に反射させることができる。
本明細書で開示される技術は、上記の照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備える表示装置として表現することもできる。また、当該表示パネルを、液晶を用いた液晶パネルとする表示装置も、新規で有用である。また、上記の表示装置を備えるテレビ受信装置も、新規で有用である。
本明細書で開示される技術によれば、反射シートの継ぎ目に起因する表示面の輝度ムラを防止できるとともに、反射シートの廃止によるコストダウンを図ることができる照明装置を提供することができる。
実施形態1に係るテレビ受信装置TVの分解斜視図 液晶表示装置10の分解斜視図 液晶表示装置10の断面図 導光板20とLEDユニット32を裏側から視た平面図 実施形態2に係る液晶表示装置110の断面図 導光板120とLEDユニット132を裏側から視た平面図 実施形態3に係る液晶表示装置210の断面図 実施形態4に係る液晶表示装置310の断面図
<実施形態1>
図面を参照して実施形態1を説明する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸およびZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちY軸方向は、鉛直方向と一致し、X軸方向は、水平方向と一致している。また、特に断りがない限りは、上下の記載については鉛直方向を基準とする。
図1は、実施形態1に係るテレビ受信装置TVの分解斜視図を示している。テレビ受信装置TVは、液晶表示装置(表示装置の一例)10と、当該表示装置Dを挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa、Cbと、電源Pと、チューナーTと、スタンドSと、を備えている。
図2は、液晶表示装置10の分解斜視図を示している。ここで、図2に示す上側を表側とし、同図下側を裏側とする。図2に示すように、液晶表示装置10は、全体として横長の方形を成し、表示パネルである液晶パネル16と、外部光源であるバックライト装置(照明装置の一例)24とを備え、これらが枠状を成すベゼル12などにより一体的に保持されるようになっている。
続いて、液晶パネル16について説明する。液晶パネル16は、透明な(高い透光性を有する)一対のガラス基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板間に液晶層(図示しない)が封入された構成とされる。一方のガラス基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板には、R(赤色),G(緑色),B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。このうち、ソース配線、ゲート配線および対向電極などには、図示しない駆動回路基板から画像を表示するのに必要な画像データや各種制御信号が供給されるようになっている。なお、両ガラス基板の外側には偏光板(図示しない)が配されている。
続いて、バックライト装置24について説明する。図3は、液晶表示装置10を鉛直方向(Y軸方向)に沿って切断した断面の断面図を示している。図2及び図3に示すように、バックライト装置24は、フレーム14と、光学部材18と、シャーシ22とを備えている。フレーム14は、枠状を成しており、導光板20の表面(出光面20b)の端縁側に沿って配され、内縁に沿って液晶パネル16を支持している。光学部材18は、導光板20の表側(出光面20b側)に載置されている。シャーシ22は、表側(光出射側、液晶パネル16側)に開口した略箱型を成している。
シャーシ22内には、一対のLED(Light Emitting Diode、光源の一例)ユニット32,32と、導光板20とが収容されている。一対のLEDユニット32,32は、それぞれシャーシ22の長辺方向に延びており、導光板20の入光面20a側に向かって光を出射する。導光板20の長手方向側面(入光面)20aは各LEDユニット32,32と対向する位置に配されており、当該LEDユニット32から出射される光を液晶パネル16側へ導く。そして、この導光板20の表側に光学部材18が載置されている。本実施形態に係るバックライト装置24では、導光板20および光学部材18が液晶パネル16の直下に配されていると共に光源であるLEDユニット32が導光板20の側端部に配されてなる、いわゆるエッジライト方式(サイドライト方式)を採用している。
シャーシ22は、例えばアルミ系材料などの金属製とされ、平面視矩形状を成す底板(板状部の一例)22aと、底板22aの両長辺の各外縁から立ち上がる側板22b、22cと、底板22aの両短辺の各外縁から立ち上がる側板とから構成されている。シャーシ22内において各LEDユニット32,32と対向する空間が、導光板20用の収容空間となっている。なお、底板22aの裏側には、LEDユニット32に電力を供給する電源回路基板(図示しない)等が取り付けられている。
光学部材18は、導光板20側から順に、拡散シート18a、レンズシート18b、反射型偏光板18cが積層されたものである。拡散シート18a、レンズシート18b、反射型偏光板18cは、LEDユニット32から出射され、導光板20を通過した光を面状の光とする機能を有している。反射型偏光板18dの上面側には液晶パネル16が設置されており、光学部材18は導光板20と液晶パネル16との間に配されている。
LEDユニット32は、樹脂製の矩形状を成すLED基板30に、白色発光するLED28が一列に並んだ構成となっている。LED基板30は、LED28が配された面とは反対側の面が放熱板36と当接した状態で配されている。なお、LED28は、青色発光素子に、黄色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、青色発光素子に、緑色と赤色の領域にそれぞれ発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、青色発光素子に、緑色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を塗布すると共に、赤色発光素子を組み合わせることにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、LED28は、青色発光素子と、緑色発光素子と、赤色発光素子と、を組み合わせることにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、紫外光発光素子と、蛍光体と、を組み合わせたものであってもよい。特に、紫外光発光素子に、青色と緑色と赤色にそれぞれ発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。
続いて本実施形態の要部である導光板20の構成について詳しく説明する。導光板20は、矩形状の板状部材とされ、アクリル等の透光性の大きい(透明度の高い)樹脂により形成されており、シャーシ22によって支持されている。導光板20は、図2及び図3に示すように、一対のLEDユニット32,32の間に、主板面である出光面20bを拡散シート18a側に向け、出光面20bとは反対側の板面である反対板面20cをシャーシ22側に向ける形で配されている。このような導光板20が配設されることにより、LEDユニット32から生じた光は、導光板20の入光面20aから入射して拡散シート18aと対向する出光面20bから出射することで、液晶パネル16をその背面側から照射する。
図3及び図4に示すように、導光板20の反対板面20cには、その全面に光反射性を有するインク26が塗布されている。インク26は反対板面20cにシルク印刷によって塗布されたものである。インク26は、図4に示すように、反対板面20cにおいてLED28に近い側の部位が二度塗りされており、これにより、LED28に近い側の部位がLED28に遠い側の部位よりも光反射性が高いものとなっている。このように反対板面20cの全面に光反射性を有するインク26が塗布されていることにより、反対板面20cと底板22aとの間に反射シート等を敷設しなくとも、導光板20から反対板面20cへ向かった光はこのインク26によって反射され、出光面20b側へと向かうこととなる(図3における一点鎖線参照)。また、輝度が高いLED28の近傍においては、二度塗りされたインク26aによって高い反射率で出光面20b側へ反射されることとなる。
一方、導光板20の出光面20bには、シルク印刷によってパターン印刷27が施されている。このパターン印刷27は、液晶パネル16の表示面においてLED28の近傍が過度に明るくならないようなパターンとされている。具体的には、パターン印刷27におけるパターンは、LED28の近傍において遮光パターンが多いものとされ、LED28から遠ざかるにつれて遮光パターンが減少するものとされている。出光面20bにこのようなパターン印刷27が施されていることにより、反対板面20cのインク26によって反射されて出光面20bから液晶パネル16に向かう光がパターン印刷27によって均一なものとされ、これにより、液晶パネル16の表示面における輝度分布が均一なものとなる。
以上のように本実施形態に係るバックライト装置24では、導光板20の反対板面20c側に反射シートを配しなくとも、反対板面20cの全面に塗布されたインク26によって導光板20から反対板面20c側に向かう光を出光面20b側に反射させることができる。これにより反射シート等が不要となるため、大型のバックライト装置24等であっても反射シート等を配しなくともよく、反射シートの継ぎ目に起因する液晶パネル16の表示面の輝度ムラを防止できるとともに、反射シートの廃止によるコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態に係るバックライト装置24では、出光面20bにパターン印刷が施されている。このため、印刷パターンを調整することによって反対板面20cで反射されて出光面20bから出光する光の輝度を均一化することができる。
また、本実施形態に係るバックライト装置24では、反対板面20cのLED28に近い側の部位においてインク26が二度塗りされている。これにより、反対板面20cのうちLED28に近い側の部位における反射率を上げることができるので、出光面20b側に反射される光の輝度を均一なものとすることができる。
<実施形態2>
図面を参照して実施形態2を説明する。実施形態2は、導光板とシャーシの底板との間にスペーサが配されている点で実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図5において、図3の参照符号に数字100を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態2に係るバックライト装置124では、図5に示すように、導光板120の反対板面120cに塗布されたインク126とシャーシ122の底板122aとの間に導光板120を支持する複数のスペーサ131が配されている。各スペーサ131は円柱状をなすとともに光反射性を有しており、図6に示すように、平面視においてその配置分布がLED128に近づくにつれて少なくなるものとされている。このような複数のスペーサ131が配されていることで、反対板面120cと底板122aとが接することがなくなるので、導光板120が振動などで位置ずれすることによって底板122aとの間の摩擦でインク126が削れてしまうことを防止ないし抑制することができる。また、各スペーサ131が上記のような配置分布とされていることで、LED128に近づくにつれて反対板面120cとスペーサ131との間の接触面積が少なくなるので、反対板面120cとスペーサ131との間の摩擦によるインク126の削れがLED128に近づくほど少なくなる。このため、輝度が高いLED128近傍においてインク126の削れによる影響を少なくすることができ、出光面120b側に反射される光の輝度を均一なものとすることができる。さらに、各スペーサ131が光反射性を有するので、反対板面120cとスペーサ131との間の摩擦によって反対板面120cのスペーサ131と当接する部位が削れてしまった場合であっても、スペーサ131によって光を出光面120b側に反射させることができる。
<実施形態3>
図面を参照して実施形態3を説明する。実施形態3は、シャーシに突出部が設けられている点で実施形態2のものと異なっている。その他の構成については実施形態1及び2のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図7において、図5の参照符号に数字100を加えた部位は、実施形態1及び2で説明した部位と同一である。
実施形態3に係るバックライト装置224では、図7に示すように、実施形態2と同様に導光板220の反対板面220cに塗布されたインク226とシャーシ222の底板222aとの間に導光板220を支持する複数のスペーサ231が配されている。さらに、シャーシ222の底板222a上には、導光板220の入光面220aと当接するようにシャーシ222の底板222aから突出する突出部222dが設けられている。この突出部222dによってLED228と導光板220との間の距離が規制されており、導光板220が位置ずれし難いものとなっている。このため、導光板220が位置ずれしまうことによってインク226が摩擦で削れてしまうことを防止することができる。
<実施形態4>
図面を参照して実施形態4を説明する。実施形態4は、放熱板を備える点で実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図8において、図3の参照符号に数字300を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態4に係るバックライト装置324では、図8に示すように、シャーシ322内に放熱性を有する一対の放熱板334,334が収容されている。一対の放熱板336,336は、それぞれシャーシ322の長辺方向に延びると共に断面L字状をなしており、底部334aと、立ち上がり部334bとから構成されている。底部334aは、底板322aの板面に沿って配されており、光反射性を有し、図8に示すように、その一部が反対板面320cと底板322aとの介在している。そして導光板320は、放熱板334の底部334aによって支持された構成となっている。立ち上がり部334bは、底部334aの外側の端縁から底部334aに対して垂直となるように板状をなして出光面320b側に立ち上がっており、その外側の板面がシャーシ322の長辺側の両側板322b、322cと当接するように配されている。また、各LEDユニット332,332は立ち上がり部322bの内側の板面に配された構成となっている。このような放熱板334が配されていることにより、放熱板334によってLED328からの熱をバックライト装置324の外部へと効果的に放熱させることができる。さらに、放熱板334の底部334aによって反対板面320cとシャーシ322の底板322aとが接することがなくなるので、反対板面320cと底板322aとの間にスペーサ等を配しなくとも、導光板320が位置ずれすることによって摩擦でインク326が削れてしまうことを防止ないし抑制することができる。また、底部334aが光反射性を有するため、反対板面320cと底部334aとの間の摩擦によって反対板面320cの底部334aと当接する部位が削れてしまった場合であっても、底部334aによって光を出光面320b側に反射させることができる。
上記の各実施形態の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の各実施形態では、導光板の反対板面においてLEDに近い側においてインクが二度塗りされた構成を例示したが、反対板面の全面にインクが塗布されていればよく、インクの塗布態様は限定されない。
(2)上記の各実施形態では、導光板の出光面上にシルク印刷によってパターン印刷が施された構成を例示したが、導光板の出光面上におけるパターン印刷の形成方法は限定されない。シルク印刷以外にも、例えば、レーザ加工、インクジェット、インジェクションの手法を用いることができる。
(3)上記の実施形態2乃至4では、反対板面とシャーシの底板との間にスペーサあるいは放熱板の底部が配された構成を例示したが、反対板面とシャーシの底板との間に配される部材については限定されない。
(4)上記の各実施形態以外にも、導光板の反対板面に塗布されるインクの塗布態様については、適宜に変更可能である。
(5)上記の各実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(6)上記の各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。
以上、本発明の各実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
TV…テレビ受信装置、Ca、Cb…キャビネット、T…チューナー、S…スタンド、10、110、210、310…液晶表示装置、12、112、222、312…ベゼル、14、114、214、314…フレーム、16、116、216、316…液晶パネル、18、118、218、318…光学部材、20、120、220、320…導光板、20a、120a、220a、320a…入光面、22、122、222、322…シャーシ、24、124、224、324…バックライト装置、26、126、226、326…インク、27、127、227、327…パターン印刷、28、128、228、328…LED、30、130、230、330…LED基板、32:LEDユニット、131、231…スペーサ、222d…突出部、334…放熱板

Claims (14)

  1. 少なくとも板状部を有するシャーシと、
    側面に設けられた入光面と、一方の板面に設けられた出光面と、該出光面とは反対側に前記板状部と対向するように設けられた反対板面と、を有し、前記入光面から入光した光を前記出光面へ導光する導光板であって、前記反対板面の全面に光反射性を有するインクが塗布された導光板と、
    前記入光面と対向して配された光源と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記反対板面と前記板状部との間に両者の間の距離を規制するスペーサが配されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記反対板面と前記板状部との間に複数の前記スペーサが配されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 複数の前記スペーサは、平面視におけるその配置分布が前記光源に近づくにつれて少なくなるものとされていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記スペーサが光反射性を有することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記板状部から前記出光面側に突出するとともに、前記入光面と当接することで該入光面と前記光源との間の距離を規制する突出部とをさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記出光面にパターン印刷が施されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記反対板面の前記光源に近い側の部位において前記インクが二度塗りされていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記反対板面に塗布されたインクはシルク印刷によって塗布されたものであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記板状部の板面に沿って配され、その一部が前記反対板面と前記板状部との間に介在する底部と、該底部から前記出光面側に立ち上がる立ち上がり部と、を有し、前記立ち上がり部に前記光源が配されるとともに、放熱性を有する放熱板をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 前記底部が光反射性を有することを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルを備えることを特徴とする表示装置。
  13. 前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルであることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の表示装置を備えることを特徴とするテレビ受信装置。
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WO2019039271A1 (ja) * 2017-08-23 2019-02-28 オリンパス株式会社 内視鏡用照明ユニット及び内視鏡

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