JP2013125335A - コード読取装置、販売登録装置およびプログラム - Google Patents

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仁志 飯坂
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Abstract

【課題】複数のバーコードの読み取りを行うことができるコード読取装置、販売登録装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態のコード読取装置は、画像取込手段と、抽出手段と、情報読取手段と、出力手段とを備える。画像取込手段は、撮像手段が撮像した画像を取り込む。抽出手段は、前記画像取込手段が取り込んだ画像から、コードシンボルが含まれる領域を抽出する。情報読取手段は、前記領域に含まれる前記コードシンボルに対応するコード情報を読み取る。出力手段は、前記情報読取手段が前記画像から複数の前記コード情報を読み取った場合には、当該複数の前記コード情報をそれぞれ出力する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、コード読取装置、販売登録装置およびプログラムに関する。
スーパーマーケット等の店舗では、商品に付されたバーコードをCCD(Charge Coupled Device)カメラ等の撮像素子で撮像し、撮像画像に含まれるバーコードから商品コードをデコードしてPOS(Point Of Sales)装置に出力するコード読取装置が用いられている。
しかしながら、従来技術においては、一度に複数のバーコードを読み取る処理は行われておらず、複数のバーコードの読み取りを可能とすることが望まれていた。
実施形態のコード読取装置は、画像取込手段と、抽出手段と、情報読取手段と、出力手段とを備える。画像取込手段は、撮像手段が撮像した画像を取り込む。抽出手段は、前記画像取込手段が取り込んだ画像から、コードシンボルが含まれる領域を抽出する。情報読取手段は、前記領域に含まれる前記コードシンボルに対応するコード情報を読み取る。出力手段は、前記情報読取手段が前記画像から複数の前記コード情報を読み取った場合には、当該複数の前記コード情報をそれぞれ出力する。
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステムの一例を示す斜視図である。 図2は、POS装置及びコード読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、POS装置及びコード読取装置の機能的構成を示すブロック図である。 図4は、複数のバーコード領域を含む1フレームの画像を例示する図である。 図5は、コード読取装置が実行するコード読取処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、POS装置が実行する販売登録処理の手順を示すフローチャートである。
図1は、チェックアウトシステム1(店舗システム)の一例を示す斜視図である。図1に示すように、チェックアウトシステム1は、商品に関する情報を読み取るコード読取装置101と、一取引に係る商品の登録、精算を行うPOS装置11とを備える。以下では、コード読取装置101を本実施形態にかかるコード読取装置として適用する例について説明する。尚、以下では、複数の図面に示される同様の構成については同一の符号を付して示し、その重複する説明を省略する場合がある。
POS装置11は、チェックアウト台41上のドロワ21上面に載置されている。ドロワ21は、POS装置11によって開放動作の制御を受ける。POS装置11の上面には、オペレータ(店員)によって押下操作されるキーボード22が配置されている。キーボード22を操作するオペレータから見てキーボード22よりも奥側には、オペレータに向けて情報を表示する表示デバイス23が設けられている。表示デバイス23は、その表示面23aに情報を表示する。表示面23aには、タッチパネル26が積層されている。表示デバイス23よりもさらに奥側には、顧客用表示デバイス24が回転可能に立設されている。顧客用表示デバイス24は、その表示面24aに情報を表示する。なお、図1に示す顧客用表示デバイス24は、表示面24aを図1中手前側に向けているが、表示面24aが図1中奥側に向くように顧客用表示デバイス24を回転させることによって、顧客用表示デバイス24は顧客に向けて情報を表示する。
POS装置11が載置されているチェックアウト台41とL字を形成するようにして、横長テーブル状のカウンタ台151が配置されている。カウンタ台151の上面には、荷受け面152が形成されている。荷受け面152には、商品Gを収納する買物カゴ153が載置される。買物カゴ153は、顧客によって持ち込まれる第1の買物カゴ153aと、第1の買物カゴ153aからコード読取装置101を挟んだ位置に載置される第2の買物カゴ153bとに分けて考えることができる。なお、買物カゴ153は、いわゆるカゴ形状のものに限るものではなく、トレー等であってもよい。また、買物カゴ153(第2の買物カゴ153b)は、いわゆるカゴ形状のものに限らず、箱状や袋状等であってもよい。
カウンタ台151の荷受け面152には、POS装置11とデータ送受信可能に接続されたコード読取装置101が設置されている。コード読取装置101は、薄型矩形形状のハウジング102を備える。ハウジング102の正面には読取窓103が配置されている。ハウジング102の上部には、表示・操作部104が取り付けられている。表示・操作部104には、タッチパネル105が表面に積層された表示デバイス106が設けられている。表示デバイス106の右隣にはキーボード107が配設されている。キーボード107の右隣には、カードリーダのカード読取溝108が設けられている。オペレータから見て表示・操作部104の裏面左奥側には、顧客に情報を提供するための顧客用表示デバイス109が設置されている。
このようなコード読取装置101は、スキャナ110(図2参照)を備えている。スキャナ110は、読取窓103の奥側に撮像部164(図2参照)を配置している。
顧客によって持ち込まれた第1の買物カゴ153aには、一取引に係る商品Gが収納されている。第1の買物カゴ153a内の商品Gは、コード読取装置101を操作するオペレータにより第2の買物カゴ153bに移動される。この移動過程で、商品Gがコード読取装置101の読取窓103に向けられる。この際、読取窓103内に配置された撮像部164(図2参照)は商品G及び商品Gに付されたバーコードや二次元コード等のコードシンボルを撮像する。
図2は、POS装置11及びコード読取装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。POS装置11は、情報処理を実行する情報処理部としてのマイクロコンピュータ60を備える。マイクロコンピュータ60は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU(Central Processing Unit)61に、ROM(Read Only Memory)62とRAM(Random Access Memory)63とがバス接続されて構成されている。
POS装置11のCPU61には、前述したドロワ21、キーボード22、表示デバイス23、タッチパネル26、顧客用表示デバイス24がいずれも各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介して接続されている。これらは、CPU61による制御を受ける。
キーボード22は、「1」、「2」、「3」…等の数字や「×」という乗算の演算子が上面に表示されているテンキー22d、仮締めキー22e、及び締めキー22fを含む。
POS装置11のCPU61には、HDD(Hard Disk Drive)64が接続されている。HDD64には、プログラムや各種ファイルが記憶されている。HDD64に記憶されているプログラムや各種ファイルは、POS装置11の起動時に、その全部又は一部がRAM63にコピーされてCPU61により実行される。HDD64に記憶されているプログラムの一例は、商品販売データ処理用のプログラムPRである。HDD64に記憶されているファイルの一例は、ストアコンピュータSCから配信されて格納されているPLUファイルF1である。
PLUファイルF1は、店舗に陳列して販売する商品の各々について、商品の売上登録にかかる情報として、商品コード、商品名、商品価格等が設定された商品ファイルである。PLUファイルF1は、商品ごとに、ユニークに割り当てられた商品コード、商品が属する商品分類、商品名、単価等の商品に関する情報等の情報を、その商品の商品情報として格納するファイルである。
図2に戻り、POS装置11のCPU61には、ストアコンピュータSCとデータ通信を実行するための通信インターフェース25が入出力回路(図示せず)を介して接続されている。ストアコンピュータSCは、店舗のバックヤード等に設置されている。ストアコンピュータSCのHDD(図示せず)には、POS装置11に配信されるPLUファイルF1が格納されている。
さらに、POS装置11のCPU61には、コード読取装置101との間でデータ送受信を可能にする接続インターフェース65が接続されている。接続インターフェース65には、コード読取装置101が接続されている。また、POS装置11のCPU61には、レシート等に印字を行うプリンタ66が接続されている。POS装置11は、CPU61の制御の下、一取引の取引内容をレシートに印字する。
コード読取装置101も、マイクロコンピュータ160を備える。マイクロコンピュータ160は、CPU161にROM162とRAM163とがバス接続されて構成されている。ROM162には、CPU161によって実行されるプログラムが記憶されている。CPU161には、撮像部164、音声出力部165が各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介して接続されている。撮像部164、音声出力部165は、CPU161によって動作が制御される。表示・操作部104は接続インターフェース176を介して、スキャナ110及びPOS装置11に接続されている。表示・操作部104は、スキャナ110のCPU161、POS装置11のCPU61によって動作が制御される。
撮像部164は、カラーCCDイメージセンサやカラーCMOSイメージセンサ等であり、CPU161の制御の下で読取窓103からの撮像を行う撮像手段である。例えば撮像部164では30fpsの動画像の撮像を行う。撮像部164が所定のフレームレートで順次撮像したフレーム画像(撮像画像)はRAM163の画像保存エリアに保存される。
音声出力部165は、予め設定された警告音等を発生するための音声回路とスピーカ等である。音声出力部165は、CPU161の制御の下で警告音や音声による報知を行う。
さらに、CPU161には、POS装置11の接続インターフェース65に接続して、POS装置11との間でデータ送受信を可能にする接続インターフェース175が接続されている。また、CPU161は、接続インターフェース175を介して、表示・操作部104との間でデータ送受信を行う。
次に、CPU61、CPU161がそれぞれプログラムを実行することで実現されるPOS装置11、コード読取装置101の機能構成について、図3を参照して説明する。
図3は、POS装置11及びコード読取装置101の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように、コード読取装置101のCPU161は、ROM162が格納するプログラムを実行することにより、制御部50として機能する。制御部50は、画像取込部51と、領域抽出部52と、情報読取部53と、判定部54と、情報出力部55との機能を主に備えている。また、同様に、POS装置11のCPU61は、プログラムPRを実行することにより、制御部80として機能する。制御部80は、販売登録部81としての機能を主に備えている。
画像取込部51は、撮像部164に撮像オン信号を出力して撮像部164に撮像動作を開始させる。画像取込部51は、撮像動作開始後に撮像部164が撮像してRAM163に保存されたフレーム画像をワークメモリ内に順次取り込む。画像取込部51によるフレーム画像の取り込みは、RAM163に保存された順に行われる。
領域抽出部52は、画像取込部51が取り込んだ1フレームの画像において、バーコードが含まれる領域(以下では、単にバーコード領域と称する)を抽出する。一例として、領域抽出部52は、画像取込部51が取り込んだ1フレームの画像にエッジ抽出処理を施し、抽出されたエッジ画像からバーコード領域を抽出する。尚、バーコード領域の抽出処理の詳細は特に限定されない。また、バーコード領域の抽出方法は上述の方法に限られるものではない。その他の抽出方法として、領域抽出部52は、画像取込部51が取り込んだ1フレームの画像を黒色部分、白色部分に2値化し、2値化した画像から、バーコード領域を抽出してもよい。
また、領域抽出部52は、1フレームの画像にバーコード領域が複数含まれる場合にはそれら複数のバーコード領域をそれぞれ抽出する。
図4は、複数のバーコード領域を含む1フレームの画像を例示する図である。尚、図4ではバーコード領域が2つ抽出される例について説明するが、領域抽出部52は2つ以上の複数のバーコード領域を抽出可能である。
図4に示すように、領域抽出部52は、画像取込部51が取り込んだ1フレームの画像70内から、バーコードB1を含むバーコード領域R1と、バーコードB2を含むバーコード領域R2とを抽出する。尚、抽出処理時においては、バーコードB1、B2が異なるバーコードであるか、或いは同一のバーコードが撮像の都合上2つに分離して撮像されてしまっているかは不明であってよく、この点については後述の判定部54によって判定される。
情報読取部53は、領域抽出部52が抽出した各バーコード領域に含まれるバーコードをデコードして、そのバーコードに対応するコード情報をバーコード領域ごとに読み取る。バーコードに対応するコード情報としては商品コードや、値引率や値引額等の値引情報等がバーコードに記憶されて用いられることができる。また、コード情報としてその他の情報を用いてもよい。また、情報読取部53は、1フレームの画像内における各バーコード領域の位置情報(例えば、座標情報等)を読み取り、当該位置情報を各バーコード領域から読み取られたコード情報と対応付けてワーキングメモリ内に保存する。
判定部54は、情報読取部53が1フレームの画像内の複数のバーコード領域から同一のコード情報を複数読み取った場合には、当該同一のコード情報が読み取られた複数のバーコード領域間の位置関係に基づいて、それら同一のコード情報が同一のバーコードから読み取られたコード情報であるか、或いは異なるバーコードから読み取られたコード情報であるかを判定する。より具体的には、判定部54は情報読取部53が読み取った各バーコード領域の位置情報に基づいて上記判定を行う。
一例として、図4のバーコード領域R1、R2から同一のコード情報が読み取られた場合について説明する。判定部54は、例えばバーコード領域R1、R2の重心J1、J2の位置情報に基づいて、バーコード領域R1、R2の重心J1、J2同士が所定距離以上離れているか否かを判定する。重心J1、J2同士が所定距離以上離れている場合に、判定部54は、バーコード領域R1、R2から読み取られた各コード情報は互いに異なるバーコードB1、B2からそれぞれ読み取られたものであると判定する。また、判定部54は、重心J1、J2同士が所定距離よりも近い場合には、それらコード情報が同一のバーコードから読み取られたものであると判定する。
従来、照明の当たり具体やバーコード上の汚れ等の影響により、元来1つのバーコード画像が複数に分断されて、バーコードの読み取りが困難となる場合があった。従って、本実施形態では上述のように構成したことにより、コード情報が全桁読み取れる状態で(即ちバーが欠損していないような状態で)分断されたバーコード画像について、1つのバーコードのコード情報として読み取って出力することが可能となる。尚、コードシンボルとして二次元コードの画像が分断されている場合等には、コード情報が全桁読み取れない場合であっても分断された二次元コード画像からコード情報を読み取りやすくすることができる。
尚、複数のバーコード領域間の距離の比較方法については特に限定されるものではない。例えば、上述ではバーコード領域の重心間の距離を比較判定するとしたが、その他の例として、バーコード領域の重心以外の所定箇所同士の距離を比較判定するとしてもよい。
また、判定部54はバーコード領域間の距離判定を行う場合に、その他の構成を加味して当該判定を行うとしてもよい。一例として判定部54は、抽出されたバーコード領域の縦横比や面積等に応じて上述の所定距離を変化させて距離判定を行ってもよい。
情報出力部55は、情報読取部53が読み取ったコード情報を、接続インターフェース175を介してPOS装置11に出力する。また、情報出力部55は、複数のコード情報を出力する場合には、それらコード情報が同一であるか異なるかに応じて、以下の(1)または(2)のようにコード情報を出力する。
(1)異なるコード情報を出力する場合
情報出力部55は、情報読取部53が1フレームの画像において複数の異なるコード情報を読み取った場合には、それら各コード情報をそれぞれPOS装置11に出力する。
(2)同一のコード情報を出力する場合
情報出力部55は、情報読取部53が1フレームの画像において同一コードのコード情報を複数読み取った場合には、判定部54の判定結果に基づいて、以下の(2−1)または(2−2)のようにコード情報をPOS装置11に出力する。
(2−1)同一のコード情報が同一のバーコードから読み取られたと判定された場合
情報出力部55は、判定部54が同一コードである複数のコード情報は同一のバーコードから読み取られたものであると判定した場合には、当該コード情報を1出力として出力する。即ち、図4においてバーコード領域R1、R2から読み取られたコード情報が同一であり、判定部54によってバーコードB1、B2は同一のバーコードが2つに分離されて撮像されたものであると判定された場合に、情報出力部55はバーコードB1またはB2から読み取ったコード情報を1つ分出力する。
これにより、コード読取装置101は、撮影の具合等によって複数に分離して撮影されてしまったバーコードを1つのバーコードと見なして、その1つのバーコードに対応する1つのコード情報を出力することができる。従って、POS装置11において商品コード等のコード情報が重複して登録されてしまうことを回避することができる。
(2−2)同一のコード情報が異なるバーコードから読み取られたと判定された場合
また、情報出力部55は、判定部54が同一コードである複数のコード情報は異なるバーコードから読み取られたものであると判定した場合には、各コード情報を別出力としてそれぞれ出力する。
尚、情報出力部55は、上述のように各コード情報を別出力として出力する場合に、複数の領域から読み取られたコード情報とともに、当該コード情報が読み取られたバーコード領域の数を出力してもよい。例えば、図4においてバーコード領域R1、R2のコード情報が同一であり、判定部54によってバーコードB1、B2は互いに異なるバーコードであると判定された場合に、情報出力部55はバーコードB1またはB2から読み取ったコード情報と、個数「2」とを出力してもよい。
POS装置11の販売登録部81は、コード読取装置101の情報出力部55から入力されたコード情報を用いて商品の販売登録を行う。コード情報として商品コードが入力された場合には、販売登録部81は、PLUファイルF1から、入力された商品コードに対応する商品分類、商品名、単価等を、売上マスタファイル等に記録して当該商品の販売登録を行う。また、商品コードが上述のように複数個数分出力された場合には、売上マスタファイルに当該販売個数をさらに記録して、当該商品の複数個分の販売登録を行う。
さらに、コード情報として値引コードが入力された場合には、販売登録部81は当該値引コードに基づいて値引対象商品または取引金額から値引コードに対応する値引処理を行う。また、値引コードが上述のように複数個分出力された場合には、販売登録部81は当該複数個分の値引処理を行うとしてもよい。
次に、チェックアウトシステム1の動作について詳細に説明する。先ず、図5を参照してコード読取装置101の動作について説明する。図5は、コード読取装置101が実行するコード読取処理の手順を示すフローチャートである。
POS装置11が商品登録開始等のコマンドをコード読取装置101に送出し業務起動を指令すると、コード読取装置101の制御部50はステップS1以下のコード読取処理を開始する。画像取込部51は、撮像部164に撮像オン信号を出力して撮像部164に撮像動作を開始させる(ステップS1)。また、画像取込部51は、撮像部164が撮像したフレーム画像を順次取り込む(ステップS2)。
次に、領域抽出部52は、画像取込部51が取り込んだ1フレームの画像において、バーコードを含むバーコード領域を抽出する(ステップS3)。情報読取部53は、1フレームの画像において複数のバーコード領域が抽出されたか否かを判定する(ステップS4)。
バーコード領域が1つのみ抽出された場合(ステップS4:No)には、情報読取部53は、その1つのバーコード領域に含まれるバーコードからコード情報を読み取る(ステップS5)。そして、情報出力部55は、ステップS5で読み取られたコード情報をPOS装置11に出力し(ステップS6)、ステップS12に移行する。
一方、バーコード領域が複数抽出された場合(ステップS4:Yes)には、情報読取部53は、それら複数のバーコード領域に含まれる各バーコードからそれぞれのコード情報を読み取る(ステップS7)。また、情報読取部53は、各バーコード領域の画像フレーム内における位置情報を読み取る。
判定部54は、ステップS7で読み取られた複数のコード情報が、それぞれ異なるコード情報であるか或いは同一のコード情報であるかを判定する(ステップS8)。複数のコード情報がそれぞれ異なる場合(ステップS8:No)には、各コード情報をそれぞれPOS装置11に出力し(ステップS9)、ステップS12に移行する。
複数のコード情報が同一である場合(ステップS8:Yes)には、判定部54は、各バーコード領域間の距離(例えば、重心間の距離)が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS10)。所定値以上である場合(ステップS10:Yes)には、判定部54はこれら同一かつ複数のコード情報は、それぞれ異なるバーコードから読み取られたものであると判定する。そして、情報出力部55は、各コード情報をそれぞれPOS装置11に出力する(ステップS9)。
一方、バーコード領域間の距離が所定値以上ではない場合(ステップS10:No)には、判定部54はこれら同一かつ複数のコード情報は、1つのバーコードが分割されて複数のバーコード領域として抽出されたものであると判定する。そして、情報出力部55は、当該コード情報をPOS装置11に1回(1個分)出力する(ステップS11)。
ステップS12において、制御部50はPOS装置11から業務終了が指令されたか否かを判定する(ステップS12)。業務終了が指令されていない場合(ステップS12:No)には、ステップS2に戻ってステップS2以降の処理を続ける。業務終了が指令された場合(ステップS12:Yes)には、画像取込部51は、撮像部164に撮像オフ信号を出力して撮像部164に撮像動作を終了させて(ステップS13)、コード読取処理を終了する。
次に、図6を参照してPOS装置11の動作について説明する。図6は、POS装置11が実行する販売登録処理の手順を示すフローチャートである。
POS装置11の制御部80は、キーボード22からの入力等に基づいて、ステップS21以下の販売登録処理を開始する。販売登録部81は、コード読取装置101が図5のステップS6またはS9またはS11で出力したコード情報を受信する(ステップS21)。販売登録部81は、ステップS21で受信したコード情報に基づいて、PLUファイルF1から商品種別、商品名、単価等を読み出し、該当する商品の売上(販売)を売上マスタファイルに登録する(ステップS22)。続いて制御部80は、キーボード22からの入力等に基づいて、業務終了の指示が有りか否かを判定する(ステップS23)。業務終了の指示が無い場合(ステップS23:No)には、ステップS21に戻ってステップS21〜S23の処理を続ける。業務終了の指示が有った場合(ステップS23:Yes)には、制御部80はコード読取装置101に業務終了の指示を出力して、販売登録処理を終了する。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態ではPOS装置11とコード読取装置101との2台構成としたが、これに限らず、POS装置11及びコード読取装置101の機能を備えた1台構成の装置としてもよい。
また、上述では、コードシンボルとしてバーコードからコード情報を読み取って出力する例について説明したが、コードシンボルはバーコードに限定されるものではない。その他の例として二次元コード等のコードシンボルについて上述と同様の処理を行う形態としてもよい。
なお、本実施形態のコード読取装置101、POS装置11で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のコード読取装置101、POS装置11で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のコード読取装置101、POS装置11で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のコード読取装置101、POS装置11で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
以上説明したとおり、上記実施形態によれば、画像取込部51が取り込んだ一の画像から、コードシンボルが含まれる領域(例えば、バーコード領域)を複数抽出し、当該領域毎に読み取られた複数のコード情報をそれぞれ出力する。従って、本実施形態によれば、複数のバーコードの読み取りを行うことができるコード読取装置、販売登録装置およびプログラムを提供することができる。
1…チェックアウトシステム、11…POS装置、101…コード読取装置、21…ドロワ、22…キーボード、23…表示デバイス、23a、24a…表示面、24…顧客用表示デバイス、26…タッチパネル、41…チェックアウト台、102…ハウジング、103…読取窓、104…表示・操作部、105…タッチパネル、106…表示デバイス、107…キーボード、108…カード読取溝、109…顧客用表示デバイス、110…スキャナ、151…カウンタ台、G…商品、50…制御部、51…画像取込部、52…領域抽出部、53…情報読取部、54…判定部、55…情報出力部、60…マイクロコンピュータ、80…制御部、81…販売登録部、70…画像、B1、B2…バーコード、J1、J2…重心、R1、R2…バーコード領域。
特開2011−154409号公報

Claims (6)

  1. 撮像手段が撮像した画像を取り込む画像取込手段と、
    前記画像取込手段が取り込んだ画像から、コードシンボルが含まれる領域を抽出する抽出手段と、
    前記領域に含まれる前記コードシンボルに対応するコード情報を読み取る情報読取手段と、
    前記情報読取手段が前記画像から複数の前記コード情報を読み取った場合には、当該複数の前記コード情報をそれぞれ出力する出力手段と、
    を備えるコード読取装置。
  2. 前記情報読取手段は、前記画像における前記領域の位置情報を読み取り、
    前記出力手段は、前記情報読取手段が複数の前記領域から同一の前記コード情報を読み取った場合に、各領域の前記位置情報に基づいて、前記画像における前記複数の領域間の距離が所定距離より離れていれば前記同一のコード情報を別出力として出力し、前記複数の領域間の距離が所定距離以内であれば前記同一のコード情報を1出力として出力する、請求項1記載のコード読取装置。
  3. 前記出力手段は、前記コード情報と、当該コード情報が読み取られた前記領域の数とを出力することにより、前記同一のコード情報を別出力として出力する、請求項2記載のコード読取装置。
  4. 前記出力手段は、前記画像における前記複数の領域間の距離として、前記各領域の重心間の距離を用いる、請求項2または3に記載のコード読取装置。
  5. 請求項1ないし4に記載のコード読取装置が出力した前記コード情報を用いて商品の販売登録を行う販売登録手段を備える販売登録装置。
  6. コード読取装置を制御するコンピュータを、
    撮像手段が撮像した画像を取り込む画像取込手段と、
    前記画像取込手段が取り込んだ画像から、コードシンボルが含まれる領域を抽出する抽出手段と、
    前記領域に含まれる前記コードシンボルに対応するコード情報を読み取る情報読取手段と、
    前記情報読取手段が前記画像から複数の前記コード情報を読み取った場合には、当該複数の前記コード情報をそれぞれ出力する出力手段と、
    として機能させるためのプログラム。
JP2011272427A 2011-12-13 2011-12-13 コード読取装置、販売登録装置およびプログラム Pending JP2013125335A (ja)

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